JP2000013244A - 増幅装置 - Google Patents
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- JP2000013244A JP2000013244A JP10179226A JP17922698A JP2000013244A JP 2000013244 A JP2000013244 A JP 2000013244A JP 10179226 A JP10179226 A JP 10179226A JP 17922698 A JP17922698 A JP 17922698A JP 2000013244 A JP2000013244 A JP 2000013244A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構成でありながら、安定的に動作可能
とする。 【解決手段】 起動時にスイッチ制御回路１７は、送受
切換スイッチ１３をパワーアンプ１２を選択する状態に
切り換えるとともに、スイッチ１４をオンとしてプリア
ンプ１４を起動したのち、若干の時間を遅らせてスイッ
チ１５，１６をオンとしてパワーアンプ１２を起動す
る。動作停止時にスイッチ制御回路１７は、スイッチ１
５，１６をオフとしてパワーアンプ１２を停止させたの
ち、スイッチ１４をオフとしてプリアンプ１４を停止さ
せるとともに、送受切換スイッチ１３をパワーアンプ１
２を選択しない状態に切り換える。
とする。 【解決手段】 起動時にスイッチ制御回路１７は、送受
切換スイッチ１３をパワーアンプ１２を選択する状態に
切り換えるとともに、スイッチ１４をオンとしてプリア
ンプ１４を起動したのち、若干の時間を遅らせてスイッ
チ１５，１６をオンとしてパワーアンプ１２を起動す
る。動作停止時にスイッチ制御回路１７は、スイッチ１
５，１６をオフとしてパワーアンプ１２を停止させたの
ち、スイッチ１４をオフとしてプリアンプ１４を停止さ
せるとともに、送受切換スイッチ１３をパワーアンプ１
２を選択しない状態に切り換える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信高周波信号を
増幅するために用いられる増幅装置に関する。
増幅するために用いられる増幅装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の増幅装置の従来の構成例を図４
に示す。
に示す。
【０００３】この図に示すようにこの種の増幅装置は、
信号源４１から与えられる信号を、プリアンプ４２で増
幅したのち、さらにパワーアンプ４４により増幅する。
信号源４１から与えられる信号を、プリアンプ４２で増
幅したのち、さらにパワーアンプ４４により増幅する。
【０００４】さて、ＴＤＭＡ端末装置などにおいては、
送信動作は間欠的に行われるため、上記の増幅装置もバ
ースト動作するものとなっている。
送信動作は間欠的に行われるため、上記の増幅装置もバ
ースト動作するものとなっている。
【０００５】すなわち、送受切換スイッチ４６によっ
て、低ノイズアンプ４７などを含む受信系と選択的に切
り換えられて使用される。そして送信の非動作期間に
は、電力消費の低減を図るなどの目的から、スイッチ４
８，４９によりプリアンプ４２およびパワーアンプ４４
への電力供給をオフしておく。送信の動作期間になった
ならば、送受切換スイッチ４６を増幅装置側に切り替え
ると同時に、スイッチ４８，４９をオンする。
て、低ノイズアンプ４７などを含む受信系と選択的に切
り換えられて使用される。そして送信の非動作期間に
は、電力消費の低減を図るなどの目的から、スイッチ４
８，４９によりプリアンプ４２およびパワーアンプ４４
への電力供給をオフしておく。送信の動作期間になった
ならば、送受切換スイッチ４６を増幅装置側に切り替え
ると同時に、スイッチ４８，４９をオンする。
【０００６】ところで、増幅装置の起動時には、プリア
ンプ４２の起動にともなってパワーアンプ４４の入力に
インピーダンス変化が生じたり、送受切換スイッチ４６
の動作やそれにともなう負荷変動の影響をパワーアンプ
４４が受けたりして動作が不安定となるおそれがある。
ンプ４２の起動にともなってパワーアンプ４４の入力に
インピーダンス変化が生じたり、送受切換スイッチ４６
の動作やそれにともなう負荷変動の影響をパワーアンプ
４４が受けたりして動作が不安定となるおそれがある。
【０００７】そこで、プリアンプ４２とパワーアンプ４
４との間に減衰器４３を設けることで、パワーアンプ４
４の入力におけるインピーダンス変化を抑えるようにし
ている。
４との間に減衰器４３を設けることで、パワーアンプ４
４の入力におけるインピーダンス変化を抑えるようにし
ている。
【０００８】また、パワーアンプ４４と送受切換スイッ
チ４６との間にアイソレータ４５あるいは方向性結合器
を設けることで、送受切換スイッチ４６の動作やそれに
ともなう負荷変動がパワーアンプ４４に影響しないよう
にしている。
チ４６との間にアイソレータ４５あるいは方向性結合器
を設けることで、送受切換スイッチ４６の動作やそれに
ともなう負荷変動がパワーアンプ４４に影響しないよう
にしている。
【０００９】しかしながら、このように部品を追加する
ことでパワーアンプ４４の動作の安定化を図っている
と、構成の複雑化を招くという不具合があった。
ことでパワーアンプ４４の動作の安定化を図っている
と、構成の複雑化を招くという不具合があった。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の増
幅装置では、パワーアンプの動作の安定化を部品を追加
することで図っているため、部品点数の増加による構成
の複雑化を招き、当該増幅装置が適用されるＰＨＳ端末
装置などの小型化の妨げになるという不具合があった。
幅装置では、パワーアンプの動作の安定化を部品を追加
することで図っているため、部品点数の増加による構成
の複雑化を招き、当該増幅装置が適用されるＰＨＳ端末
装置などの小型化の妨げになるという不具合があった。
【００１１】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、簡易な構成で
ありながら、安定的に動作することができる増幅装置を
提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、簡易な構成で
ありながら、安定的に動作することができる増幅装置を
提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、入力信号を増幅するプリアンプと、この
プリアンプで増幅された入力信号をさらに増幅するパワ
ーアンプと、このパワーアンプの出力を有効とするか否
かの切り換え（例えば、パワーアンプの出力を、その出
力に応じた電波を放射するためのアンテナに供給するか
否かの切り換え）を行う例えば送受切換スイッチなどの
切換スイッチと、前記プリアンプの動作への電力供給を
オン／オフするプリアンプ用スイッチと、前記パワーア
ンプの動作への電力供給をオン／オフする例えば２つの
スイッチからなるパワーアンプ用スイッチと、例えばス
イッチ制御回路などのスイッチ制御手段とを備え、この
スイッチ制御手段が、起動指示がなされたことに応じ、
前記プリアンプ用スイッチをオンするとともに、前記切
換スイッチを前記パワーアンプの出力を有効とする状態
にしたのち、前記パワーアンプ用スイッチをオンとする
こととした。
めに本発明は、入力信号を増幅するプリアンプと、この
プリアンプで増幅された入力信号をさらに増幅するパワ
ーアンプと、このパワーアンプの出力を有効とするか否
かの切り換え（例えば、パワーアンプの出力を、その出
力に応じた電波を放射するためのアンテナに供給するか
否かの切り換え）を行う例えば送受切換スイッチなどの
切換スイッチと、前記プリアンプの動作への電力供給を
オン／オフするプリアンプ用スイッチと、前記パワーア
ンプの動作への電力供給をオン／オフする例えば２つの
スイッチからなるパワーアンプ用スイッチと、例えばス
イッチ制御回路などのスイッチ制御手段とを備え、この
スイッチ制御手段が、起動指示がなされたことに応じ、
前記プリアンプ用スイッチをオンするとともに、前記切
換スイッチを前記パワーアンプの出力を有効とする状態
にしたのち、前記パワーアンプ用スイッチをオンとする
こととした。
【００１３】また本発明は、前記スイッチ制御手段が、
所定の動作停止タイミングとなったことに応じても、前
記パワーアンプ用スイッチをオフしたのち、前記プリア
ンプ用スイッチをオフするとともに、前記切換スイッチ
を前記パワーアンプの出力を無効とする状態にするべく
各スイッチを制御するようにした。
所定の動作停止タイミングとなったことに応じても、前
記パワーアンプ用スイッチをオフしたのち、前記プリア
ンプ用スイッチをオフするとともに、前記切換スイッチ
を前記パワーアンプの出力を無効とする状態にするべく
各スイッチを制御するようにした。
【００１４】このような手段を講じたことにより、プリ
アンプが起動されるとともに、切換スイッチがパワーア
ンプの出力を有効とする状態に切り換えられた状態でパ
ワーアンプが起動される。またパワーアンプが停止され
たのちに、プリアンプが停止されるとともに、切換スイ
ッチがパワーアンプの出力を無効とする状態に切り換え
られる。
アンプが起動されるとともに、切換スイッチがパワーア
ンプの出力を有効とする状態に切り換えられた状態でパ
ワーアンプが起動される。またパワーアンプが停止され
たのちに、プリアンプが停止されるとともに、切換スイ
ッチがパワーアンプの出力を無効とする状態に切り換え
られる。
【００１５】すなわち、プリアンプの起動あるいは停止
および切換スイッチの切り換えは、パワーアンプの停止
中に行われ、その動作がパワーアンプに影響することが
防止される。
および切換スイッチの切り換えは、パワーアンプの停止
中に行われ、その動作がパワーアンプに影響することが
防止される。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
実施形態につき説明する。
【００１７】図１は本実施形態に係る増幅装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【００１８】この図において、符号１を付してあるもの
が本実施形態の増幅装置であり、プリアンプ１１、パワ
ーアンプ１２、送受切換スイッチ１３、スイッチ１４，
１５，１６およびスイッチ制御回路１７を有している。
が本実施形態の増幅装置であり、プリアンプ１１、パワ
ーアンプ１２、送受切換スイッチ１３、スイッチ１４，
１５，１６およびスイッチ制御回路１７を有している。
【００１９】プリアンプ１１は、コイルＬ１１，Ｌ１
２、抵抗器Ｒ１１，Ｒ１２，Ｒ１３、コンデンサＣ１
１，Ｃ１２，Ｃ１３，Ｃ１４，Ｃ１５およびトランジス
タＴｒ１１を有してなる周知の構成のものである。そし
てこのプリアンプ１１は、信号源２から与えられる高周
波信号を増幅した上でパワーアンプ１２へと与える。
２、抵抗器Ｒ１１，Ｒ１２，Ｒ１３、コンデンサＣ１
１，Ｃ１２，Ｃ１３，Ｃ１４，Ｃ１５およびトランジス
タＴｒ１１を有してなる周知の構成のものである。そし
てこのプリアンプ１１は、信号源２から与えられる高周
波信号を増幅した上でパワーアンプ１２へと与える。
【００２０】パワーアンプ１２は、コイルＬ２１，Ｌ２
２、コンデンサＣ２１，Ｃ２２，Ｃ２３および増幅素子
ＡＭＰ１，ＡＭＰ２，ＡＭＰ３，ＡＭＰ４を有してなる
周知の構成のものである。そしてこのパワーアンプ１２
は、プリアンプ１１で増幅されたのちの高周波信号をさ
らに増幅する。
２、コンデンサＣ２１，Ｃ２２，Ｃ２３および増幅素子
ＡＭＰ１，ＡＭＰ２，ＡＭＰ３，ＡＭＰ４を有してなる
周知の構成のものである。そしてこのパワーアンプ１２
は、プリアンプ１１で増幅されたのちの高周波信号をさ
らに増幅する。
【００２１】送受切換スイッチ１３は、図２に示すよう
にコンデンサＣ３１およびスイッチＳＷ１，ＳＷ２，Ｓ
Ｗ３，ＳＷ４を有してなる周知の構成のものである。そ
してこの送受切換スイッチ１３は、バンドパスフィルタ
３に、パワーアンプ１２および受信系に含まれる低ノイ
ズアンプ４を選択的に接続する。すなわち、この送受切
換スイッチ１３がパワーアンプ１２を選択しているとき
にパワーアンプ１２で増幅された高周波信号が有効とさ
れるのであって、送受切換スイッチ１３はパワーアンプ
１２で増幅された高周波信号を有効とするか否かを選択
する機能を有する。
にコンデンサＣ３１およびスイッチＳＷ１，ＳＷ２，Ｓ
Ｗ３，ＳＷ４を有してなる周知の構成のものである。そ
してこの送受切換スイッチ１３は、バンドパスフィルタ
３に、パワーアンプ１２および受信系に含まれる低ノイ
ズアンプ４を選択的に接続する。すなわち、この送受切
換スイッチ１３がパワーアンプ１２を選択しているとき
にパワーアンプ１２で増幅された高周波信号が有効とさ
れるのであって、送受切換スイッチ１３はパワーアンプ
１２で増幅された高周波信号を有効とするか否かを選択
する機能を有する。
【００２２】さらに、バンドパスフィルタ３はアンテナ
５に接続されている。従って送受切換スイッチ１３は、
パワーアンプ１２で増幅された高周波信号をアンテナ５
に供給するか否かを切り換えるものであるとも言える。
５に接続されている。従って送受切換スイッチ１３は、
パワーアンプ１２で増幅された高周波信号をアンテナ５
に供給するか否かを切り換えるものであるとも言える。
【００２３】スイッチ１４は、プリアンプ１１に対する
電力供給をオン／オフする。
電力供給をオン／オフする。
【００２４】スイッチ１５は、パワーアンプ１２が有す
る増幅素子ＡＭＰ１〜ＡＭＰ４のうちの増幅素子ＡＭＰ
１，ＡＭＰ２に対する電力供給をオン／オフする。
る増幅素子ＡＭＰ１〜ＡＭＰ４のうちの増幅素子ＡＭＰ
１，ＡＭＰ２に対する電力供給をオン／オフする。
【００２５】スイッチ１６は、パワーアンプ１２が有す
る増幅素子ＡＭＰ１〜ＡＭＰ４のうちの増幅素子ＡＭＰ
３，ＡＭＰ４に対する電力供給をオン／オフする。
る増幅素子ＡＭＰ１〜ＡＭＰ４のうちの増幅素子ＡＭＰ
３，ＡＭＰ４に対する電力供給をオン／オフする。
【００２６】スイッチ制御回路１７は、外部から起動指
示が与えられたことに応じて、送受切換スイッチ１３お
よびスイッチ１４，１５，１６を後述するタイミングで
制御する。
示が与えられたことに応じて、送受切換スイッチ１３お
よびスイッチ１４，１５，１６を後述するタイミングで
制御する。
【００２７】次に以上のように構成された増幅装置の動
作につき説明する。
作につき説明する。
【００２８】この増幅装置１は、バースト動作を行う。
そして非動作期間にスイッチ制御回路１７は、送受切換
スイッチ１３を受信（Ｒｘ）状態、すなわち低ノイズア
ンプ４を選択する状態にしている。また非動作期間にス
イッチ制御回路１７は、スイッチ１４，１５，１６をそ
れぞれオフとしている。
そして非動作期間にスイッチ制御回路１７は、送受切換
スイッチ１３を受信（Ｒｘ）状態、すなわち低ノイズア
ンプ４を選択する状態にしている。また非動作期間にス
イッチ制御回路１７は、スイッチ１４，１５，１６をそ
れぞれオフとしている。
【００２９】この状態において外部から起動指示が与え
られると、スイッチ制御回路１７はまず、送受切換スイ
ッチ１３を送信（Ｔｘ）状態、すなわちパワーアンプ１
２を選択する状態に切り換える（図３中のＴ１時点）。
られると、スイッチ制御回路１７はまず、送受切換スイ
ッチ１３を送信（Ｔｘ）状態、すなわちパワーアンプ１
２を選択する状態に切り換える（図３中のＴ１時点）。
【００３０】そしてスイッチ制御回路１７は、このＴ１
時点から若干の時間を遅延させて、スイッチ１４をオン
とし、プリアンプ１１を起動する（図３中のＴ２時
点）。
時点から若干の時間を遅延させて、スイッチ１４をオン
とし、プリアンプ１１を起動する（図３中のＴ２時
点）。
【００３１】さらにスイッチ制御回路１７は、このＴ２
時点から若干の時間を遅延させて、スイッチ１５、１６
をそれぞれオンとし、パワーアンプ１２を起動する（図
３中のＴ３時点）。
時点から若干の時間を遅延させて、スイッチ１５、１６
をそれぞれオンとし、パワーアンプ１２を起動する（図
３中のＴ３時点）。
【００３２】これにより増幅を行える状態となり、信号
源２から出力される高周波信号がプリアンプ１１および
パワーアンプ１２によって増幅されて、送受切換スイッ
チ１３を介してバンドパスフィルタ３へと与えられる。
そして高周波信号は、バンドパスフィルタ３で特定周波
数帯のみが抽出されて、アンテナ５に供給される。
源２から出力される高周波信号がプリアンプ１１および
パワーアンプ１２によって増幅されて、送受切換スイッ
チ１３を介してバンドパスフィルタ３へと与えられる。
そして高周波信号は、バンドパスフィルタ３で特定周波
数帯のみが抽出されて、アンテナ５に供給される。
【００３３】さて、例えば所定の送信期間が終了するな
どして動作停止タイミングとなると、スイッチ制御回路
１７は、まずスイッチ１５、１６をそれぞれオフとし、
パワーアンプ１２を停止する（図３中のＴ４時点）。
どして動作停止タイミングとなると、スイッチ制御回路
１７は、まずスイッチ１５、１６をそれぞれオフとし、
パワーアンプ１２を停止する（図３中のＴ４時点）。
【００３４】続いてスイッチ制御回路１７は、このＴ４
時点から若干の時間を遅延させて、スイッチ１４をオフ
とし、プリアンプ１１を停止する（図３中のＴ５時
点）。
時点から若干の時間を遅延させて、スイッチ１４をオフ
とし、プリアンプ１１を停止する（図３中のＴ５時
点）。
【００３５】さらにスイッチ制御回路１７は、このＴ５
時点から若干の時間を遅延させて、送受切換スイッチ１
３を受信（Ｒｘ）状態に戻す（図３中のＴ６時点）。
時点から若干の時間を遅延させて、送受切換スイッチ１
３を受信（Ｒｘ）状態に戻す（図３中のＴ６時点）。
【００３６】これにより、増幅装置１は非動作状態に戻
る。
る。
【００３７】このように本実施形態によれば、送受切換
スイッチ１３がパワーアンプ１２を選択した状態にあ
り、かつプリアンプ１１が起動された状態にあるときに
パワーアンプ１２が起動される。また、パワーアンプ１
２が停止されて状態で、プリアンプ１１の停止および送
受切換スイッチ１３の切り換えが行われる。
スイッチ１３がパワーアンプ１２を選択した状態にあ
り、かつプリアンプ１１が起動された状態にあるときに
パワーアンプ１２が起動される。また、パワーアンプ１
２が停止されて状態で、プリアンプ１１の停止および送
受切換スイッチ１３の切り換えが行われる。
【００３８】従って、パワーアンプ１２が動作している
最中には、プリアンプ１１のオン／オフおよび送受切換
スイッチ１３の切り換えは行われず、これらの動作がパ
ワーアンプ１２の動作に悪影響を与えることはない。
最中には、プリアンプ１１のオン／オフおよび送受切換
スイッチ１３の切り換えは行われず、これらの動作がパ
ワーアンプ１２の動作に悪影響を与えることはない。
【００３９】そして本実施形態では、これを送受切換ス
イッチ１３の切り換えタイミングおよびスイッチ１４，
１５，１６のオン／オフタイミングの制御によって実現
しているので、部品追加などを行うことなく、簡易な構
成で実現できる。これにより、本増幅装置１が適用され
る例えばＰＨＳ端末装置などの小型化の妨げとなること
がない。
イッチ１３の切り換えタイミングおよびスイッチ１４，
１５，１６のオン／オフタイミングの制御によって実現
しているので、部品追加などを行うことなく、簡易な構
成で実現できる。これにより、本増幅装置１が適用され
る例えばＰＨＳ端末装置などの小型化の妨げとなること
がない。
【００４０】なお本発明は上記実施形態に限定されるも
のではない。例えば上記実施形態では、パワーアンプ１
２は２つのスイッチ１５，１６によりオン／オフするも
のとしているが、１つまたは３つ以上のスイッチにより
オン／オフするものであっても良い。
のではない。例えば上記実施形態では、パワーアンプ１
２は２つのスイッチ１５，１６によりオン／オフするも
のとしているが、１つまたは３つ以上のスイッチにより
オン／オフするものであっても良い。
【００４１】また、送受切換スイッチ１３の切り換えタ
イミングおよびスイッチ１４，１５，１６のオン／オフ
タイミングは、スイッチ１５，１６がオンとなっている
期間内に送受切換スイッチ１３の切り換えおよびスイッ
チ１４のオン／オフがなされければ任意であって良い。
すなわち例えば、送受切換スイッチ１３の切り換えタイ
ミングとスイッチ１４のオン／オフタイミングとが同時
であっても良い。あるいは、スイッチ１５のオン／オフ
タイミングとスイッチ１６のオン／オフタイミングとが
異なっていても良い。
イミングおよびスイッチ１４，１５，１６のオン／オフ
タイミングは、スイッチ１５，１６がオンとなっている
期間内に送受切換スイッチ１３の切り換えおよびスイッ
チ１４のオン／オフがなされければ任意であって良い。
すなわち例えば、送受切換スイッチ１３の切り換えタイ
ミングとスイッチ１４のオン／オフタイミングとが同時
であっても良い。あるいは、スイッチ１５のオン／オフ
タイミングとスイッチ１６のオン／オフタイミングとが
異なっていても良い。
【００４２】また上記実施形態では、切換スイッチとし
て送受切換スイッチ１３を用いているが、後段の回路へ
のパワーアンプの接続をオン／オフするものであれば、
別のスイッチであっても良い。
て送受切換スイッチ１３を用いているが、後段の回路へ
のパワーアンプの接続をオン／オフするものであれば、
別のスイッチであっても良い。
【００４３】また、パワーアンプ１３の出力の最終的な
供給先はアンテナ５には限定されない。
供給先はアンテナ５には限定されない。
【００４４】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
で種々の変形実施が可能である。
【００４５】
【発明の効果】本発明は、入力信号を増幅するプリアン
プと、このプリアンプで増幅された入力信号をさらに増
幅するパワーアンプと、このパワーアンプの出力を有効
とするか否かの切り換えを行う切換スイッチと、前記プ
リアンプの動作への電力供給をオン／オフするプリアン
プ用スイッチと、前記パワーアンプの動作への電力供給
をオン／オフするパワーアンプ用スイッチと、スイッチ
制御手段とを備え、このスイッチ制御手段が、起動指示
がなされたことに応じ、前記プリアンプ用スイッチをオ
ンするとともに、前記切換スイッチを前記パワーアンプ
の出力を有効とする状態にしたのち、前記パワーアンプ
用スイッチをオンすることとした。
プと、このプリアンプで増幅された入力信号をさらに増
幅するパワーアンプと、このパワーアンプの出力を有効
とするか否かの切り換えを行う切換スイッチと、前記プ
リアンプの動作への電力供給をオン／オフするプリアン
プ用スイッチと、前記パワーアンプの動作への電力供給
をオン／オフするパワーアンプ用スイッチと、スイッチ
制御手段とを備え、このスイッチ制御手段が、起動指示
がなされたことに応じ、前記プリアンプ用スイッチをオ
ンするとともに、前記切換スイッチを前記パワーアンプ
の出力を有効とする状態にしたのち、前記パワーアンプ
用スイッチをオンすることとした。
【００４６】また本発明はさらに、所定の動作停止タイ
ミングとなったことに応じても、前記パワーアンプ用ス
イッチをオフしたのち、前記プリアンプ用スイッチをオ
フするとともに、前記切換スイッチを前記パワーアンプ
の出力を無効とする状態にするべく各スイッチを制御す
るようにした。
ミングとなったことに応じても、前記パワーアンプ用ス
イッチをオフしたのち、前記プリアンプ用スイッチをオ
フするとともに、前記切換スイッチを前記パワーアンプ
の出力を無効とする状態にするべく各スイッチを制御す
るようにした。
【００４７】これらにより、プリアンプの起動あるいは
停止および切換スイッチの切り換えは、パワーアンプの
停止中に行われ、その動作がパワーアンプに影響するこ
とが防止され、この結果、簡易な構成でありながら、安
定的に動作することができる増幅装置となる。
停止および切換スイッチの切り換えは、パワーアンプの
停止中に行われ、その動作がパワーアンプに影響するこ
とが防止され、この結果、簡易な構成でありながら、安
定的に動作することができる増幅装置となる。
【図１】本発明の一実施形態に係る増幅装置の構成を示
す図。
す図。
【図２】図１中の送受切換スイッチ１３の詳細構成例を
示す図。
示す図。
【図３】送受切換スイッチ１３の切り換えタイミングお
よびスイッチ１４，１５，１６のオン／オフタイミング
の関係を示すタイミング図。
よびスイッチ１４，１５，１６のオン／オフタイミング
の関係を示すタイミング図。
【図４】従来の増幅装置の構成例を示す図。
１…増幅装置 ２…信号源 ３…バンドパスフィルタ ４…低ノイズアンプ １１…プリアンプ １２…パワーアンプ １３…送受切換スイッチ １４，１５，１６…スイッチ １７…スイッチ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5J069 AA01 AA41 AA54 AC03 AC04 CA00 FA10 FA18 HA02 HA25 HA29 HA32 HA33 HA38 KA44 KA48 MA08 MA22 SA14 5K060 BB07 CC04 CC12 FF07 FF09 HH04 HH06 HH09 HH39 JJ02 JJ03 JJ04 JJ23 LL04
Claims (3)
- 【請求項１】 入力信号を増幅するプリアンプと、 このプリアンプで増幅された入力信号をさらに増幅する
パワーアンプと、 このパワーアンプの出力を有効とするか否かの切り換え
を行う切換スイッチと、 前記プリアンプの動作への電力供給をオン／オフするプ
リアンプ用スイッチと、 前記パワーアンプの動作への電力供給をオン／オフする
パワーアンプ用スイッチと、 起動指示がなされたことに応じ、前記プリアンプ用スイ
ッチをオンするとともに、前記切換スイッチを前記パワ
ーアンプの出力を有効とする状態にしたのち、前記パワ
ーアンプ用スイッチをオンし、かつ所定の動作停止タイ
ミングとなったことに応じて、前記パワーアンプ用スイ
ッチをオフしたのち、前記プリアンプ用スイッチをオフ
するとともに、前記切換スイッチを前記パワーアンプの
出力を無効とする状態にするスイッチ制御手段とを具備
したことを特徴とする増幅装置。 - 【請求項２】 入力信号を増幅するプリアンプと、 このプリアンプで増幅された入力信号をさらに増幅する
パワーアンプと、 このパワーアンプの出力を有効とするか否かの切り換え
を行う切換スイッチと、 前記プリアンプの動作への電力供給をオン／オフするプ
リアンプ用スイッチと、 前記パワーアンプの動作への電力供給をオン／オフする
パワーアンプ用スイッチと、 起動指示がなされたことに応じ、前記プリアンプ用スイ
ッチをオンするとともに、前記切換スイッチを前記パワ
ーアンプの出力を有効とする状態にしたのち、前記パワ
ーアンプ用スイッチをオンとするスイッチ制御手段とを
具備したことを特徴とする増幅装置。 - 【請求項３】 前記切換スイッチは、前記パワーアンプ
の出力を、その出力に応じた電波を放射するためのアン
テナに供給するか否かの切り換えを行うものであること
を特徴とする請求項１または請求項２に記載の増幅装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10179226A JP2000013244A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10179226A JP2000013244A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 増幅装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000013244A true JP2000013244A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16062154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10179226A Pending JP2000013244A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 増幅装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000013244A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009506695A (ja) * | 2005-08-30 | 2009-02-12 | テールズ | 広帯域ガウス形パルス高出力ｒｆ送信機のピーク電力及びパルス幅を制御するための方法及びデバイス |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP10179226A patent/JP2000013244A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009506695A (ja) * | 2005-08-30 | 2009-02-12 | テールズ | 広帯域ガウス形パルス高出力ｒｆ送信機のピーク電力及びパルス幅を制御するための方法及びデバイス |
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