JP2000012988A - 集合基板 - Google Patents
集合基板Info
- Publication number
- JP2000012988A JP2000012988A JP10180747A JP18074798A JP2000012988A JP 2000012988 A JP2000012988 A JP 2000012988A JP 10180747 A JP10180747 A JP 10180747A JP 18074798 A JP18074798 A JP 18074798A JP 2000012988 A JP2000012988 A JP 2000012988A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- shaped groove
- slit
- main
- substrates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】切断後の本体基板にバリが生じることを防止す
る。 【解決手段】V字形溝3にスリット2が突き当たる箇所
では、V字形溝3が、スリット2を横切るように形成す
る。この箇所では、V字形溝3がスリット2によって分
断された状態となる。スリット2の半円形の先端2a
は、切り離される本体基板4以外の捨て基板5に形成さ
れる。これにより、切断後の本体基板4側には、V字形
溝3の部分によるバリは生じなくなる。
る。 【解決手段】V字形溝3にスリット2が突き当たる箇所
では、V字形溝3が、スリット2を横切るように形成す
る。この箇所では、V字形溝3がスリット2によって分
断された状態となる。スリット2の半円形の先端2a
は、切り離される本体基板4以外の捨て基板5に形成さ
れる。これにより、切断後の本体基板4側には、V字形
溝3の部分によるバリは生じなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の基板の間の
切断箇所にV字形溝およびスリットが形成されてなる集
合基板に関する。詳しくは、V字形溝にスリットが突き
当たる箇所では、V字形溝が、スリットを横切るように
形成される構造とすることによって、切断された本体基
板にバリが生じることを防止するようにした集合基板に
係るものである。
切断箇所にV字形溝およびスリットが形成されてなる集
合基板に関する。詳しくは、V字形溝にスリットが突き
当たる箇所では、V字形溝が、スリットを横切るように
形成される構造とすることによって、切断された本体基
板にバリが生じることを防止するようにした集合基板に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の集合基板10(要部)を
示している。
示している。
【0003】この集合基板10は、本体基板13と、捨
て基板14、15を備え、本体基板13および捨て基板
15と捨て基板14の間の切断箇所にはV字形溝12が
形成され、本体基板13と捨て基板15の間の切断箇所
にはスリット11が形成されてなるものである。V字形
溝12は、基板の表裏の一方または双方に回転カッタ等
を使用して形成される。スリット11は、プレス打ち抜
き加工やルータ加工等によって形成される。また、V字
形溝12にスリット11が突き当たる箇所では、スリッ
ト11の先端11aがV字形溝12の中央の溝底線に接
するようにV字形溝12が形成される。なお、この本体
基板13は、集合基板10上のV字形溝等を切断するこ
とで得られる。
て基板14、15を備え、本体基板13および捨て基板
15と捨て基板14の間の切断箇所にはV字形溝12が
形成され、本体基板13と捨て基板15の間の切断箇所
にはスリット11が形成されてなるものである。V字形
溝12は、基板の表裏の一方または双方に回転カッタ等
を使用して形成される。スリット11は、プレス打ち抜
き加工やルータ加工等によって形成される。また、V字
形溝12にスリット11が突き当たる箇所では、スリッ
ト11の先端11aがV字形溝12の中央の溝底線に接
するようにV字形溝12が形成される。なお、この本体
基板13は、集合基板10上のV字形溝等を切断するこ
とで得られる。
【0004】ここで、集合基板10のスリット11は、
穴の加工上、その先端11aが、例えば、半円形等とな
っている。そのため、スリット11の先端11aとV字
形溝12の溝底線の間には、先端11aの左右に、例え
ば、2つの尖った形状の部分が形成される。
穴の加工上、その先端11aが、例えば、半円形等とな
っている。そのため、スリット11の先端11aとV字
形溝12の溝底線の間には、先端11aの左右に、例え
ば、2つの尖った形状の部分が形成される。
【0005】上述したV字形溝12やスリット11等の
加工は、本体基板13に部品を搭載する前に行われる。
そして、本体基板13に部品を搭載し、例えば、半田デ
ィッピングにより接合した後に、V字形溝12やスリッ
ト11等を利用して本体基板13、捨て基板14、15
の切断が行われて、部品の搭載された本体基板13が得
られる。
加工は、本体基板13に部品を搭載する前に行われる。
そして、本体基板13に部品を搭載し、例えば、半田デ
ィッピングにより接合した後に、V字形溝12やスリッ
ト11等を利用して本体基板13、捨て基板14、15
の切断が行われて、部品の搭載された本体基板13が得
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した集合基板10
おいては、スリット11の先端11aが、V字形溝12
の中央の溝底線に接するようにV字形溝12が形成され
ている。そのため、本体基板13には、図5に示すよう
に、切断後にV字形溝12の上述した尖った形状の部分
によるバリ16を生じて、本体基板13における取り付
け作業等に不具合を起こすという問題点があった。
おいては、スリット11の先端11aが、V字形溝12
の中央の溝底線に接するようにV字形溝12が形成され
ている。そのため、本体基板13には、図5に示すよう
に、切断後にV字形溝12の上述した尖った形状の部分
によるバリ16を生じて、本体基板13における取り付
け作業等に不具合を起こすという問題点があった。
【0007】そこで、この発明では、上述した点に鑑
み、切断後の本体基板に、バリが生じないようにした集
合基板を提供することを目的とする。
み、切断後の本体基板に、バリが生じないようにした集
合基板を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集合基板
は、複数の基板を備え、複数の基板の切断箇所に少なく
ともV字形溝およびスリットが形成されてなる集合基板
において、V字形溝にスリットが突き当たる箇所では、
V字形溝が、スリットを横切るように形成される。そし
て、少なくとも、一の基板(本体基板)には、直線状の
切断箇所にV字形溝が、そして、非直線状の切断箇所に
スリットが、他の基板との間に形成されている。
は、複数の基板を備え、複数の基板の切断箇所に少なく
ともV字形溝およびスリットが形成されてなる集合基板
において、V字形溝にスリットが突き当たる箇所では、
V字形溝が、スリットを横切るように形成される。そし
て、少なくとも、一の基板(本体基板)には、直線状の
切断箇所にV字形溝が、そして、非直線状の切断箇所に
スリットが、他の基板との間に形成されている。
【0009】この発明においては、スリットとV字形溝
とが突き当たる箇所でV字形溝がスリットを横切るよう
に形成される。そのため、切断後の本体基板にはV字形
溝によるバリが生じない。これにより、本体基板におけ
る取り付け作業等での不都合を避けることが可能とな
る。
とが突き当たる箇所でV字形溝がスリットを横切るよう
に形成される。そのため、切断後の本体基板にはV字形
溝によるバリが生じない。これにより、本体基板におけ
る取り付け作業等での不都合を避けることが可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。
発明の実施の形態について説明する。
【0011】図1および図2は、実施の形態としての集
合基板1を示している。図2は、図1の要部を拡大して
示したものである。なお、この図示された要部は、V字
形溝3における要部であって、V字形溝8における要部
(省略)も同様である。
合基板1を示している。図2は、図1の要部を拡大して
示したものである。なお、この図示された要部は、V字
形溝3における要部であって、V字形溝8における要部
(省略)も同様である。
【0012】この集合基板1は、本体基板4と、捨て基
板5、6、7を備え、本体基板4および捨て基板6と捨
て基板5の間の切断箇所にはV字形溝3が形成され、そ
して本体基板4および捨て基板6と捨て基板7の間の切
断箇所にはV字形溝8が形成され、本体基板4と捨て基
板6の間の切断箇所にはスリット2が形成されてなるも
のである。V字形溝3、8は、基板の表裏の一方または
双方に回転カッタ等によりV溝形の切り込みを入れて形
成される。なお、この本体基板4は、集合基板1上のV
字形溝3、8のみを切断することで得られる。
板5、6、7を備え、本体基板4および捨て基板6と捨
て基板5の間の切断箇所にはV字形溝3が形成され、そ
して本体基板4および捨て基板6と捨て基板7の間の切
断箇所にはV字形溝8が形成され、本体基板4と捨て基
板6の間の切断箇所にはスリット2が形成されてなるも
のである。V字形溝3、8は、基板の表裏の一方または
双方に回転カッタ等によりV溝形の切り込みを入れて形
成される。なお、この本体基板4は、集合基板1上のV
字形溝3、8のみを切断することで得られる。
【0013】ここで、V字形溝3、8にスリット2が突
き当たる箇所では、V字形溝3、8がスリット2を横切
るように形成される。なお、スリット2は、穴の加工
上、先端2aは、例えば、半円形等となっているが、こ
の先端2aは、従来の集合基板10(図4参照)とは異
なり、本体基板4以外の捨て基板5、7に形成される。
そのため、V字形溝3、8にスリット2が突き当たる箇
所では、V字形溝3、8はスリット2によって分断され
た状態となる。
き当たる箇所では、V字形溝3、8がスリット2を横切
るように形成される。なお、スリット2は、穴の加工
上、先端2aは、例えば、半円形等となっているが、こ
の先端2aは、従来の集合基板10(図4参照)とは異
なり、本体基板4以外の捨て基板5、7に形成される。
そのため、V字形溝3、8にスリット2が突き当たる箇
所では、V字形溝3、8はスリット2によって分断され
た状態となる。
【0014】上述したV字形溝3、8やスリット2の加
工は、本体基板4に部品を搭載する前に行われる。そし
て、本体基板4に部品を搭載し、例えば、半田ディッピ
ングにより接合した後に、V字形溝3、8やスリット2
を利用して本体基板4、捨て基板5、6、7の切断が行
われて、部品の搭載された本体基板4が得られる。
工は、本体基板4に部品を搭載する前に行われる。そし
て、本体基板4に部品を搭載し、例えば、半田ディッピ
ングにより接合した後に、V字形溝3、8やスリット2
を利用して本体基板4、捨て基板5、6、7の切断が行
われて、部品の搭載された本体基板4が得られる。
【0015】以上説明した本実施の形態においては、V
字形溝3、8にスリット2が突き当たる箇所でV字形溝
3、8がスリット2を横切るように形成され、V字形溝
3はスリット2によって分断された状態となる。そのた
め、切断後の本体基板4には、バリ(尖った形状の部
分)は生じない。
字形溝3、8にスリット2が突き当たる箇所でV字形溝
3、8がスリット2を横切るように形成され、V字形溝
3はスリット2によって分断された状態となる。そのた
め、切断後の本体基板4には、バリ(尖った形状の部
分)は生じない。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、V字形溝にスリット
が突き当たる箇所で、V字形溝がスリットを横切るよう
に形成されるため、切断された本体基板にV字形溝の部
分によるバリを生じることを防止できる。これにより、
集合基板の分割によって得られた本体基板において、取
り付け作業等に不具合を生じることがなく安定し、ま
た、バリの取除き工程も不要となり作業が合理化され
る。
が突き当たる箇所で、V字形溝がスリットを横切るよう
に形成されるため、切断された本体基板にV字形溝の部
分によるバリを生じることを防止できる。これにより、
集合基板の分割によって得られた本体基板において、取
り付け作業等に不具合を生じることがなく安定し、ま
た、バリの取除き工程も不要となり作業が合理化され
る。
【図1】集合基板の全体を示す平面図である。
【図2】集合基板の要部の平面図である。
【図3】切断後の本体基板を説明するための図である。
【図4】従来の集合基板の要部の平面図である。
【図5】従来における切断後の本体基板を説明するため
の図である。
の図である。
1 集合基板 2 スリット 2a 先端 3、8 V字形溝 4 本体基板 5、6、7 捨て基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 勝実 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 Fターム(参考) 5E338 AA00 BB35 BB47 CC01 EE32
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の基板を備え、上記複数の基板の切
断箇所に少なくともV字形溝およびスリットが形成され
てなる集合基板において、 上記V字形溝に上記スリットが突き当たる箇所では、上
記V字形溝が、上記スリットを横切るように形成される
ことを特徴とする集合基板。 - 【請求項2】 少なくとも、第1より第4までの基板を
備え、 上記第1の基板と上記第2の基板の間にはスリットが形
成され、 上記第1の基板および上記第2の基板と上記第3の基板
の間には第1のV字形溝が形成され、 上記第1の基板および上記第2の基板と上記第4の基板
の間には第2のV字形溝が形成され、 上記第1のV字形溝および上記第2のV字形溝のみの切
断で上記第1より第4の基板が分割されることを特徴と
する請求項1に記載の集合基板。 - 【請求項3】 上記複数の基板のうち、少なくとも、一
の基板が直線状の切断箇所および非直線状の切断箇所を
有し、上記直線状の切断箇所に対応する上記一の基板と
他の基板との間にはV字形溝が形成され、上記非直線状
の切断箇所に対応する上記一の基板と他の基板との間に
はスリットが形成されることを特徴とする請求項1に記
載の集合基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180747A JP2000012988A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 集合基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180747A JP2000012988A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 集合基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000012988A true JP2000012988A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16088617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180747A Pending JP2000012988A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 集合基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000012988A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011089806A1 (ja) * | 2010-01-25 | 2011-07-28 | 三洋電機株式会社 | 基板およびそれを用いた回路装置の製造方法 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180747A patent/JP2000012988A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011089806A1 (ja) * | 2010-01-25 | 2011-07-28 | 三洋電機株式会社 | 基板およびそれを用いた回路装置の製造方法 |
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