JP2000012453A - 露光装置及びその使用方法、露光方法、並びにマスクの製造方法 - Google Patents

露光装置及びその使用方法、露光方法、並びにマスクの製造方法

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JP2000012453A
JP2000012453A JP10188322A JP18832298A JP2000012453A JP 2000012453 A JP2000012453 A JP 2000012453A JP 10188322 A JP10188322 A JP 10188322A JP 18832298 A JP18832298 A JP 18832298A JP 2000012453 A JP2000012453 A JP 2000012453A
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exposure apparatus
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optical system
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Masatoshi Ikeda
正俊 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光装置本体の小型軽量化及びフットプリン
トの低減を実現する。 【解決手段】 マスクRを下方から照明する照明系14
と、マスクRを投影光学系PLの下方で水平に保持する
マスクステージRSTと、投影光学系PLの上方で基板
Wを水平に保持して2次元移動する基板ステージWST
とを備える。この場合、照明系14は、マスクRを下方
から照明するので、マスクステージRST、投影光学系
PL、及び基板ステージ等を含む露光装置本体12とは
分離して配置することが可能になる。従って、従来のよ
うに露光装置本体に照明光学系が含まれない分、露光装
置本体の小型・軽量化及びフットプリントの低減が可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光装置及びその
使用方法、露光方法、並びにマスクの製造方法に係り、
更に詳しくは半導体素子、液晶表示素子等の製造に際し
てリソグラフィ工程で用いられる露光装置及びその使用
方法、露光方法、並びに前記露光装置で用いられるマス
クの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子等の製造のためのフォトリソ
グラフィ工程では、マスク(又はレチクル)に形成され
たパターンを投影光学系を介してウエハ等の基板上に転
写する露光装置が使用されている。この露光装置として
は、逐次移動型の静止露光装置であるステッパやスリッ
ト・スキャンあるいはステップ・アンド・スキャン等の
走査露光型の露光装置が用いられている。
【0003】従来のこの種の装置では、露光光としてg
線(波長:436nm),i線(波長:365nm)等
が使用され、最近ではKrFエキシマレーザ光(波長:
248nm)等が用いられている。これらの波長帯域の
露光光を用いる場合には、投影光学系として屈折光学系
を用いても十分な縮小率が得られるとともに投影光学系
自体がそれほど大型化しないことから屈折光学系が用い
られていた。
【0004】図4には、従来のKrFエキシマレーザを
光源とする投影露光装置の一例が概略的に示されてい
る。この投影露光装置は、床面に防振パッド100を介
して水平に保持された支持部材101、この支持部材1
01上に固定された本体フレーム102、本体フレーム
102に保持された屈折光学系から成る投影光学系10
3、前記支持部材101の上面でウエハWを保持して2
次元移動するウエハステージ104、前記本体フレーム
102の上面に載置されレチクル105を保持するレチ
クルステージ106、前記支持部材101上に固定され
レチクルステージ106の上方まで延びる照明光学系1
07、該照明光学系107にビームマッチングユニット
108を介して光学的に接続されたエキシマレーザ光源
109等を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半導体集積回路の高密
度化は年々進み、16メガバイトのDRAMから64メ
ガバイトのDRAMへ、64メガバイトから256メガ
バイトへ、さらに将来的には1ギガバイト時代になるで
あろうと言われている。256メガバイト時代に入る
と、回路パターンの線幅は、ますます微細化し、0.2
ミクロン以下まで細くなる。
【0006】このため、露光光の波長もパターン線幅に
応じて短くする必要が生じ、従来のKrFエキシマレー
ザ露光装置であってもこれに対応することは困難とな
る。そこで、次世代機としては、ArFエキシマレーザ
光(波長:193nm)あるいはこれより短い波長の光
を露光光として用いる露光装置の開発が期待されてい
る。
【0007】しかるに、波長200nm以下のArFエ
キシマレーザ光を露光光として用いる場合、十分な縮小
率を有する高精度な投影光学系を屈折光学系により構成
しようとすると、多くの光学素子(レンズ)を必要とす
るため、その投影光学系が非常に大きなものとなって実
用上その使用が困難となる。そこで、このような露光装
置では、例えば特公平7−111512号公報に開示さ
れるような鏡筒部を2本有する反射屈折型の光学系を投
影光学系として採用しようとの動きがある。
【0008】しかしながら、かかる反射屈折型の投影光
学系を備えた投影露光装置を、図4に示されるような従
来の投影露光装置と同様に構成しようとすると、露光装
置(露光装置本体及びこれを収納するチャンバ)が大型
化するとともに、次のような種々の不都合が生ずる。
【0009】すなわち、反射屈折型の投影光学系を用い
る場合、これを保持する本体フレーム(本体コラム)、
更には該本体フレームが照明光学系とともに搭載される
支持部材が大型化し、結果的に露光装置本体及びチャン
バが大型化する。このため、装置が設置されるクリーン
ルームの床にかかる負荷が大きくなるとともに、装置の
フットプリントの増加、クリーンルームコストの上昇を
招く。
【0010】また、装置の大型化、重量化は、装置自身
の固有振動数を低下させるため、ウエハステージ等の可
動部品の制御性能に悪影響が生じる恐れがあった。すな
わち、装置自身の固有振動数が低下して例えば空調ファ
ン等の制御周波数に近くなった場合に、運転中に装置が
不用意に共振する等の恐れがあった。
【0011】特に、スキャニング・ステッパ等の走査型
の露光装置の場合、レチクルステージとウエハステージ
の同期精度が非常に重要であるが、本体フレーム等の大
型化により、同期移動時の装置振動が同期精度を悪化さ
せる要因となり、これに加えてハイスループットを要求
されるため、レチクルステージ、ウエハステージ等の調
整に要する装置開発者の負担が増加するという不都合も
ある。
【0012】更には、昨今の広フィールド化、投影光学
系の高N.A.化に対応し、照明光学系のサイズもます
ます大きくなる傾向がある。
【0013】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その目的は、露光装置本体の小型軽量化及びフット
プリントの低減を実現することができる露光装置、及び
その露光装置の好適な使用方法等を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る露光装置
は、マスク(R)に形成されたパターンを投影光学系
(PL)を介して基板(W)に転写する露光装置であっ
て、前記マスクを下方から照明する照明系(14)と;
前記マスクを前記投影光学系の下方で水平に保持するマ
スクステージ(RST)と;前記投影光学系の上方で前
記基板を水平に保持して2次元移動する基板ステージ
(WST)とを備える。
【0015】これによれば、照明系は、マスクを下方か
ら照明するので、マスクステージ、投影光学系、及び基
板ステージとは分離して配置することが可能になる。す
なわち、マスクステージ、投影光学系、基板ステージ及
びこれらを保持するフレーム等によって露光装置本体が
構成され、従来のように露光装置本体に照明光学系が含
まれない分、露光装置本体の小型・軽量化及びフットプ
リントの低減が可能である。
【0016】この場合において、前記照明系(14)
は、前記投影光学系(PL)、前記マスクステージ(R
ST)及び前記基板ステージ(WST)等を含む露光装
置本体(12)とは分離して、当該露光装置本体が設置
される室内(クリーンルーム内)の床(F1)下に配置
することが望ましい。かかる場合には、装置のフットプ
リントを減少させることができるのに加え、隣室等に照
明系を配置する場合に比べて照明光の光路を短くするこ
とができ、ひいては照明光学系の構成の簡略化、光学部
品点数の削減が可能である。
【0017】本発明に係る露光装置の使用方法として
は、前記マスクステージに保持された第1マスクのパタ
ーンを前記投影光学系を介して前記基板ステージに保持
されたマスク用基板に転写して第2マスクを製造するこ
とが挙げられる。すなわち、このようにすれば、第2マ
スク製造のための露光工程において、そのマスク用基板
は基板ステージにパターン面が下向きで保持された状態
で第1マスク(親マスク)のパターンが転写される。従
って、この第2マスクを、前述した従来例と同様の通常
の露光装置(マスクステージが上で基板ステージが下の
露光装置)のマスク(レチクル)として用いることによ
り、その製造時と同様に第2マスクがパターン形成面が
下向きでマスクステージに保持された状態で露光が行わ
れ、第2マスクの製造時にその自重により生じる撓みの
状態と、第2マスクをマスクとして露光を行う際のその
撓み状態を近づけることができ、マスクの撓みの影響の
少ない高精度な露光が可能になる。
【0018】かかる意味で、上記の第2マスクの製造の
際には、通常の露光装置のマスクの保持と同様に、前記
基板ステージは、パターン形成面を下向きにして少なく
とも3点で前記マスク用基板を支持することが望まし
い。このようにすると、第2マスクの製造時にその自重
により生じる撓みの状態と、第2マスクをマスクとして
露光を行う際のその撓み状態とをほぼ一致させることが
可能になる。
【0019】本発明の露光方法は、上記の使用方法によ
って製造された第2マスクをそのパターン形成面を下向
きにして保持し、前記第2マスクのパターンを感光基板
上に転写することを特徴とするものである。
【0020】また、本発明に係る露光装置に用いられる
マスクの製造方法は、感光材塗布面が上向きの状態で基
板保持部材に保持されたマスク用基板の前記感光材をパ
ターニングすることを特徴とする。この製造方法によっ
て製造されるマスクは、その製造時に感光材塗布面が上
向きの状態で基板保持部材に保持されるので、このマス
クを本発明に係る露光装置のマスクステージ上に載置す
る場合、該マスクは製造時と同様にパターン面が上向き
でマスクステージに保持されることとなる。従って、マ
スクの製造時にその自重により生じる撓みの状態と、そ
のマスクをマスクとして露光を行う際のその撓み状態を
近づけることができ、マスクの撓みの影響の少ない高精
度な露光が可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図2に基づいて説明する。図1には、一実施形態の露
光装置10の構成が概略的に示されている。この露光装
置10は、ステップ・アンド・スキャン方式の縮小投影
露光装置、すなわちいわゆるスキャニング・ステッパで
ある。
【0022】この投影露光装置10は、クリーンルーム
の床F1上に設置された露光装置本体12と、前記クリ
ーンルームの床F1下に位置するサービスルーム内に配
置された照明系14との2部分から構成されている。
【0023】前記照明系14は、サービスルームの床上
に設置されたエキシマレーザ光源(例えば波長248n
mのKrFエキシマレーザ、波長193nmのArFエ
キシマレーザ、波長157nmのF2 エキシマレーザ
等)16と、該エキシマレーザ光源16から射出される
レーザ光を整形するシリンドリカルレンズ、ビームエキ
スパンダ等を含むビームマッチングユニット18と、リ
レーレンズ,コンデンサレンズ,ブラインド等を含み、
ビームマッチングユニット18で整形後のレーザビーム
を照度均一化、スペックル低減及びビーム断面形状の制
限等を行って該レーザビーム(露光用照明光)により後
述するレチクルR上の所定の照明領域IARを下方から
照明する照明光学系20とを備えている。
【0024】前記露光装置本体12は、複数の防振パッ
ド22によってクリーンルームの床F1上に水平に保持
された定盤24と、この定盤24上に固定された本体フ
レーム26と、この本体フレーム26の高さ方向(Z方
向)のほぼ中央位置に保持された反射屈折光学系から成
る投影光学系PLと、前記定盤24の上面に載置され、
不図示のリニアモータ等によって所定の走査方向(ここ
ではY方向とする)に駆動されるマスクステージとして
のレチクルステージRSTと、前記本体フレーム26の
天板部の下面に沿ってXY2次元移動する基板ステージ
としてのウエハステージWSTとを備えている。
【0025】前記投影光学系PLとしては、特公平7−
111512号公報等に開示されるものと同様の光学系
が用いられているが、公知であるからその詳細な説明に
ついては省略する。また、この投影光学系PLでは十分
な縮小率が得られており、ここではその投影倍率は1/
α(αは例えば4、5、あるいは6)であるものとす
る。
【0026】前記レチクルステージRST上には、マス
クとしてのレチクルRがそのパターン面を上方に向けて
不図示のバキュームチャックを介して真空吸着され保持
されている。
【0027】図2には、前記ウエハステージWSTの構
成(駆動部を含む)の一例が示されている。この図2に
示されるように、ウエハステージWSTは、一対のYリ
ニアガイド32A、32Bに沿ってY方向に移動するY
ステージ34と、このYステージ34の底面に設けられ
た一対のXリニアガイド36A、36Bに沿ってX方向
に移動するXステージ38とを備えている。Yステージ
34の上面には、前記Yリニアガイド32A、32Bに
対応して一対のYリニアモータの可動子33A、33B
が一体的に設けられている。また、Xステージ38の上
面には、前記Xリニアガイド36A、36Bに対応して
一対のXリニアモータの可動子37A、37Bが設けら
れている。また、この場合、図示は省略したが、Xステ
ージ38の底面側には不図示のZ駆動機構を介して基板
としてのウエハWを吸着保持するウエハホルダが設けら
れている。
【0028】ここで、Yリニアガイド32A、32B
は、図1の本体フレーム26の天板部の下面側に固定し
ても良く、あるいは天板部内に埋設しても良い。いずれ
にしても、このような構成によって不図示のウエハホル
ダに吸着保持されたウエハWのXY2次元移動及びZ位
置の調整が可能となっている。
【0029】なお、ウエハステージWSTの構成及び駆
動方法は、これに限らず、例えば次のようにしても良
い。本体フレーム26の天板部に不図示の永久磁石(あ
るいは電磁石)を所定間隔でXY2次元方向に配置し、
これらの磁石の磁気的吸引力によってウエハステージW
STの自重を支持し、ウエハステージWSTの底面(図
1における上面)に複数のエアパッド(図示省略)を固
定して、該エアパッドの浮上力により天板部下面から下
方に数μmのクリアランスを介してウエハステージWS
Tを浮上支持する。そして、この浮上支持された状態の
ウエハステージWSTを不図示の平面型モータ等の駆動
装置によってXY2次元方向に駆動するようにしても良
い。
【0030】上述のようにして構成された露光装置10
によると、ウエハWとレチクルRのアライメントが行わ
れた状態で、光源16からレーザビーム(露光光)が射
出されると、このレーザビームはビームマッチングユニ
ット18及び照明光学系20を通り、この際に照明光学
系20内のブラインドによってその断面形状が制限され
る。そして、この露光光がリレーレンズ、コンデンサレ
ンズ等を介して回路パターンが描画されたレチクルR上
のスリット状の照明領域IARを均一な照度で照明す
る。次に、レチクルRを透過した露光光は投影光学系P
Lに入射し、これによりレチクルRの回路パターンが1
/α倍に縮小されて照明領域IARと共役なウエハW上
の露光領域IAに投影される。この際に、レチクルRと
ウエハWとがY軸方向に沿って互いに逆向きに投影倍率
に応じた速度比で同期走査され、このようにしてレチク
ルRのパターンの全体がウエハW上の1ショット領域に
転写される。このような走査露光がウエハWを順次ステ
ップ移動しながら行われ、レチクルRのパターンがウエ
ハW上の全ショット領域に転写される。
【0031】以上説明した本実施形態の露光装置10に
よると、照明系14が露光装置本体12から分離されて
いるので、図4の従来例と比較すると明らかなように、
露光装置本体14、すなわちクリーンルームの床F1上
に露出した露光装置10の構成部分の高さが低くなると
ともに、定盤24上に照明光学系を搭載しない分装置の
フットプリントを減少させることができる。また、装置
重量も軽くなっている。このように装置高さが低く、装
置重量が軽くなると、クリーンルームの床F1にかかる
負荷も小さくなり、クリーンルームのコストダウンにつ
ながっている。
【0032】また、露光装置本体12の固有振動数が高
くなるので、レチクルステージRST、ウエハステージ
WST等の可動部品の制御性能に悪影響が生じにくくな
っている。
【0033】また、露光装置本体12が小型・軽量化
し、かつ高さ寸法が低くなっているので、ステージ駆動
時の振動も低減され、レチクルステージRSTとウエハ
ステージWSTとの同期誤差も低減され、ハイスループ
ットのレチクルステージRST、ウエハステージWST
等の開発の負担も軽減している。
【0034】さらに、昨今の広フィールド化、高N.
A.化に対応し、照明光学系のサイズがますます大きく
なっても、照明光学系を定盤24の下側、具体的には床
F1下に配置するので露光装置本体12を収納したチャ
ンバ、ひいては該チャンバが設置されるクリーンルーム
スペースを増加させることもない。
【0035】また、本実施形態によると、照明光学系を
含む照明系14は、露光装置本体12とは分離して、当
該露光装置本体12が設置される室内(クリーンルーム
内)の床下に配置されているので、隣室等に照明系を配
置する場合に比べて照明光の光路を短くすることがで
き、しかも照明光学系内に露光光の折り返し部分がない
ので、その分照明光学系の構成を簡略化することがで
き、光学部品の部品点数の削減が可能である。
【0036】《露光装置の使用方法及び露光方法》上記
実施形態の露光装置10は、図4に示されるようなレチ
クルステージが上でウエハステージが下のステッパ、あ
るいはスキャニング・ステッパ(以下、適宜「通常の露
光装置」と呼ぶ)に用いられるワーキングレチクル(第
2マスク)の製造装置として使用しても良い。以下、露
光装置10をレチクル製造装置として用いる場合につい
て説明する。
【0037】まず、最初にワーキングレチクルの製造に
用いられる第1マスク(親マスク)としてのマザーレチ
クルを次の〜のようにして製造する。 ワーキングレチクル上に形成すべきパターン(以
下、「原版パターン」と呼ぶ)をα倍(αは、上記の如
く露光装置10の投影倍率の逆数である)した親パター
ンをコンピュータの画像データ上で作成し、その親パタ
ーンを一例として縦横にそれぞれ分割して、α×α個の
親パターンP1 ,P2 ,…,PN (N=α2)を画像デ
ータ上で作成する。その後、それらの親パターンP
i (i=1〜N)よりそれぞれ電子ビーム描画装置(又
はレーザビーム描画装置等)用の描画データを生成す
る。 石英ガラス等から成る光透過性の基板上に、クロム
(Cr)、ケイ化モリブデン(MoSi2 )等のマスク
材料の薄膜を形成して成るN枚のマザーレチクル用基板
を用意し、各マザーレチクル用基板のマスク材料膜上に
電子線レジストを塗布した後、例えば電子線ビーム描画
装置を用いてその電子線レジスト上に親パターンP
i (i=1〜N)の等倍像を、それぞれ描画する。 そして、各親パターンが描かれた各マザーレチクル
用基板に対し、レジスト現像、エッチング、及びレジス
ト剥離等を施すことによって、親パターンPi (i=1
〜N)がそれぞれ形成される。この際、各マザーレチク
ルRi 上には、親パターンPi に対して所定の位置関係
でアライメントマークも形成しておく。これにより、N
枚のマザーレチクルRi が完成する。
【0038】次に、露光装置10のウエハステージWS
T上に、石英ガラス等から成る光透過性の基板上に、ク
ロム(Cr)、ケイ化モリブデン(MoSi2 )等のマ
スク材料の薄膜が形成され、その上にフォトレジストが
塗布されたワーキングレチクル用基板(マスク用基板)
を載置する。この場合、ワーキングレチクル用基板に
は、予め所定の位置にアライメントマークが形成されて
いるものとし、またワーキングレチクル用基板を保持す
るためのウエハホルダとしては、通常のステッパ等のレ
チクルステージと同様に、そのワーキングレチクル用基
板の周囲の複数箇所(少なくとも3点)を下方から吸着
保持あるいは機械的保持するような構造のものが用いら
れるものとする。
【0039】そして、レチクルステージRST上に各マ
ザーレチクルRi (i=1〜N)を順次搭載しながら、
ウエハステージWSTを上記ワーキングレチクル用基板
上のアライメントマーク位置及びウエハ干渉計の計測値
に基づいて順次ステップ移動して、ワーキングレチクル
用基板(マスク用基板)上に各マザーレチクルのパター
ンを、順次所定の位置関係で縮小転写(投影倍率1/
α)することにより、いわゆるスティッチング露光(繋
ぎ合せ露光)を行う。これにより、ワーキングレチクル
用基板のフォトレジストには、各マザーレチクルの1/
αの縮小像が所定の順序でNショット繋ぎ合された前述
した原版パターンの転写像(潜像)が形成される。
【0040】そして、このワーキングレチクル用基板に
対し、レジスト現像、エッチング、及びレジスト剥離等
を施すことによって、ワーキングレチクルが完成する。
【0041】また、本発明に係る露光方法は、例えば次
のようにして行われる。すなわち、上述のようにして製
造された第2マスクとしてのワーキングレチクルをその
パターン形成面(上記原版パターンが形成された面)を
下向きにして、通常の露光装置のレチクルステージに保
持し、そのワーキングレチクルの原版パターンを感光基
板としてのウエハ上に所定の投影倍率1/β(βは4、
5あるいは6等)で順次転写する。
【0042】上述したように、露光装置10をワーキン
グレチクル(第2マスク)の製造装置として使用した場
合には、ワーキングレチクルの製造のための露光工程に
おいて、そのマスク用基板はウエハステージWSTにパ
ターン面が下向きで保持された状態でマザーレチクルの
パターンが転写される。従って、このワーキングレチク
ルを上記のように通常の露光装置のレチクルとして用い
ることにより、ワーキングレチクルは、製造時と同様に
そのパターン形成面が下向きでレチクルステージ上に保
持された状態で露光が行われるので、ワーキングレチク
ルの製造時にその自重により生じる撓みの状態と、ワー
キングレチクルをレチクルとして露光を行う際のその撓
み状態とが近似しており、レチクルの撓みの影響の少な
い高精度な露光が可能になる。特に、ワーキングレチク
ルの製造の際に、通常の露光装置のレチクルの保持と同
様に、ウエハステージWSTは、パターン形成面を下向
きにして少なくとも3点でワーキングレチクル用基板を
支持するようにしたので、ワーキングレチクルの製造時
にその自重により生じる撓みの状態と、それをレチクル
として露光を行う際のその撓み状態とをほぼ一致させる
ことが可能になる。
【0043】また、露光装置10をワーキングレチクル
の製造装置として用いる場合の各マザーレチクルのパタ
ーンはワーキングレチクルに形成されるべき、原版パタ
ーンをα倍した親パターンの一部であるため、各マザー
レチクルのパターンの描画データ量は、基板上に電子ビ
ーム描画装置等を用いて原版パターンを描画する従来の
ワーキングレチクル(フォトマスク)の製造方法に比べ
て描画データが1/α2 程度に減少し、最小線幅はα倍
となる。従って、各マザーレチクルのパターンはそれぞ
れ例えば従来の電子ビーム描画装置、又はこれより精度
の低いレーザビーム描画装置を用いて、短時間に、少な
いドリフトで高精度に描画できる。また、描画装置によ
る描画誤差は、1/αに減少するため、原版パターンの
精度がより向上する等の数々の利点がある。
【0044】また、いわゆるASICやシステムLSI
等の多品種少量生産の複数種類のデバイス用のワーキン
グレチクルを製造する場合を考えた場合、各デバイス
は、品種毎に、転写するパターンが全て完全に異なる訳
ではなく、異品種間でも共通のCPU部やRAM部とい
った回路ブロックを有していることが多い。かかる点を
考慮して、露光装置10をワーキングレチクルの製造装
置として用いる場合の原版パターンの親パターンの分割
方法として、上記のような単純分割ではなく、所定の回
路ブロックに対応するユニットパターン毎、あるいはそ
れらの組み合わせパターンに着目した分割方法を採用し
ても良い。このようにすれば、全体として少ない枚数の
マザーレチクルを用いて多くの種類のワーキングレチク
ルを短時間に製造することも可能である。
【0045】《マスクの製造方法》次に、露光装置10
に用いられるレチクルRの製造方法の一例について説明
する。
【0046】まず、石英ガラス等から成る光透過性の基
板上に、クロム、ケイ化モリブデン等のマスク材料の薄
膜を形成したマスク用基板を用意し、このマスク用基板
のマスク材料膜上に電子線レジストを塗布する。次に、
このレジスト塗布後のマスク用基板を電子ビーム描画装
置の基板ホルダ(基板保持部材)上にレジスト塗布面
(感光材塗布面)が上向きの状態で吸着保持させる。そ
して、予め作成した原版パターン描画用データを用いて
電子線レジスト上に原版パターンの等倍像を描画(パタ
ーニング)する。
【0047】そして、原版パターンが描かれたマスク用
基板に対し、レジスト現像、エッチング、及びレジスト
剥離等を施すことによって、原版パターンが形成され
る。この際、レチクルR上には、原版パターンに対して
所定の位置関係でアライメントマークも形成しておく。
これにより、レチクルRが完成する。
【0048】かかる製造方法によって製造されたレチク
ルRは、その製造時にレジスト面すなわちマスク材料形
成面(パターン形成面)が上向きの状態で基板保持部材
に保持されてパターンのパターニングが行われるので、
このマスクを露光装置10のレチクルステージRST上
に載置する場合、該レチクルRは製造時と同様にパター
ン面が上向きで保持される。従って、前述と同様に、レ
チクルRの撓みの影響の少ない高精度な露光が可能にな
る。
【0049】勿論、通常の露光装置をレチクルRの製造
装置として用いて、前述と同様にスティッチング露光に
より、レチクルRを製造しても良い。かかる場合にも、
マスク用基板は、そのマスク材料形成面(パターン面)
が上向きの状態でパターン転写が行われるので、結果的
にレチクルRの撓みの影響の少ない高精度な露光が可能
になる。
【0050】なお、上記実施形態では、投影光学系とし
て2本の鏡筒部を有する反射屈折光学系を備えたステッ
プ・アンド・スキャン方式の露光装置(スキャニング・
ステッパ)に本発明が適用された場合について説明した
が、本発明の適用範囲がこれに限定されないことは勿論
である。例えば、図3に示されるように、投影光学系P
Lとして屈折光学系を備えた露光装置にも好適に適用で
き、上記実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0051】また、上記実施形態では露光光としてエキ
シマレーザ光を用いるスキャニング・ステッパについて
説明したが、これに限らず、本発明は、G線、i線を露
光光として用いるスキャニング・ステッパは勿論、ステ
ップアンドリピート方式のウエハステッパや、その他の
液晶露光装置等にも好適に適用できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る露光
装置によれば、露光装置本体の小型軽量化及びフットプ
リントの低減を実現することができ、これに伴いクリー
ンルームのコスト低減、露光装置本体の固有振動数の低
下防止、ステージ制御性能の向上等の種々の効果を得る
ことができる。
【0053】また、本発明に係る露光装置の使用方法及
び露光方法、並びにマスクの製造方法によれば、露光時
のマスクの撓みに起因する転写誤差を抑制してより高精
度な露光を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の露光装置の概略構成を示す図であ
る。
【図2】図1の装置のウエハステージ(駆動系)を含む
の具体的構成例を示す図である。
【図3】変形例を示す図であって、屈折光学系を投影光
学系として用いた露光装置を示す図である。
【図4】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…露光装置、12…露光装置本体、14…照明系、
R…レチクル(マスク)、PL…投影光学系、W…ウエ
ハ(基板)、RST…レチクルステージ(マスクステー
ジ)、WST…ウエハステージ(基板ステージ)、F1
…床。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクに形成されたパターンを投影光学
    系を介して基板に転写する露光装置であって、 前記マスクを下方から照明する照明系と;前記マスクを
    前記投影光学系の下方で水平に保持するマスクステージ
    と;前記投影光学系の上方で前記基板を水平に保持して
    2次元移動する基板ステージとを備える露光装置。
  2. 【請求項2】 前記照明系は、前記投影光学系、前記マ
    スクステージ及び前記基板ステージ等を含む露光装置本
    体とは分離して、当該露光装置本体が設置される室内の
    床下に配置されることを特徴とする請求項1に記載の露
    光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の露光装置の使用方法で
    あって、前記マスクステージに保持された第1マスクの
    パターンを前記投影光学系を介して前記基板ステージに
    保持されたマスク用基板に転写して第2マスクを製造す
    ることを特徴とする露光装置の使用方法。
  4. 【請求項4】 前記基板ステージは、パターン形成面を
    下向きにして少なくとも3点で前記マスク用基板を支持
    することを特徴とする請求項3に記載の露光装置の使用
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4の方法によって製造され
    た前記第2マスクをそのパターン形成面を下向きにして
    保持し、前記第2マスクのパターンを感光基板上に転写
    することを特徴とする露光方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の露光装置に用いられる
    マスクの製造方法であって、 感光材塗布面が上向きの状態で基板保持部材に保持され
    たマスク用基板の前記感光材をパターニングすることを
    特徴とするマスクの製造方法。
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