JP2001338866A - 露光装置、デバイスの製造方法および露光装置における精度測定方法 - Google Patents

露光装置、デバイスの製造方法および露光装置における精度測定方法

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JP2001338866A
JP2001338866A JP2000160893A JP2000160893A JP2001338866A JP 2001338866 A JP2001338866 A JP 2001338866A JP 2000160893 A JP2000160893 A JP 2000160893A JP 2000160893 A JP2000160893 A JP 2000160893A JP 2001338866 A JP2001338866 A JP 2001338866A
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Kenichiro Kaneko
謙一郎 金子
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度測定に要する時間を短縮することによ
り、精度測定に起因するスループットの低下を最小限に
抑える。 【解決手段】 マスク12以外の位置であって該マスク
12のパターン面と実質的に共役となる共役位置である
例えば視野絞り34の位置に計測マークを配置可能とす
ることで、計測マークの配置をマスク12の交換と無関
係とする。これにより、例えば、精度測定時に、例えば
マスク12の退避と並行して計測マークを配置するとと
もに、次のマスク12の配置と並行して計測マークを退
避させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体素
子や液晶表示素子等のデバイスの製造工程で用いられる
露光装置、デバイスの製造方法および露光装置における
精度測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子や液晶表示素子等のデバイス
の製造工程で用いられる露光装置においては、装置自体
の精度を常に高く維持することが要求されている。この
ため、定期的に装置自体の精度を測定し、精度を許容範
囲に収めるために必要に応じて可動部を制御する指令デ
ータをオフセットする等の処理が従来から行われてい
る。
【0003】従来は、このような装置自体の精度測定
は、製造用マスクとガラス板からなる精度測定用部材と
を交換し、この精度測定用部材に記されたマークを用い
て行われている。
【0004】すなわち、精度測定用部材に形成されたマ
ークをウエハに転写して、直交度やステッピング精度等
のステージ精度を測定したり重ね合わせ露光の精度等を
測定したり、あるいは、精度測定用部材に形成されたマ
ークをウエハ位置に配置された空間像センサで検出して
その位置データからディストーションがどのように発生
しているか等を検出したりする。そして、このような検
出結果に基づいて、可動部を制御する指令データをオフ
セットする等の処理を行うのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の露光装置の場合、製造用マスクに代えて精度測定用
部材を配置するようになっているため、これらの交換に
かかる時間がスループットの低下の一因となっていた。
すなわち、精度測定時には、製造用のマスクの退避、精
度測定用のマスクの配置、精度測定、精度測定用のマス
クの退避、次の製造用のマスクの配置という工程が必要
で、しかもこれらの工程は並行して行うことができない
ため、時間がかかり、スループットが低下してしまうの
である。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、精度測定に要する時間を短縮することにより、精
度測定に起因するスループットの低下を最小限に抑える
ことができる露光装置、デバイスの製造方法および露光
装置における精度測定方法の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、以下の構成を採用した。すなわち、実施の形態に対
応づけて説明すると、本発明の請求項1記載の露光装置
は、マスク12のパターンの像を基板13上に転写する
ものであって、前記マスク12以外の位置であって該マ
スク12のパターン面と実質的に共役となる共役位置に
計測マークMを配置可能であることを特徴としている。
【0008】このように、マスク12以外の位置であっ
て該マスク12のパターン面と実質的に共役となる共役
位置に計測マークMを配置可能であるため、計測マーク
Mの配置がマスク12の交換と無関係にできる。よっ
て、精度測定時に、例えばマスク12の退避と並行して
計測マークMを配置するとともに、次のマスク12の配
置と並行して計測マークMを退避させることができる。
【0009】本発明の請求項2記載の露光装置は、請求
項1記載のものに関し、前記共役位置は、照明の視野に
設けられる視野絞り34の配置位置であり、該視野絞り
34の開口34a内に前記計測マークMが設けられるこ
とを特徴としている。
【0010】このように、マスク12以外の位置であっ
て該マスク12のパターン面と実質的に共役となる共役
位置として、照明の視野に設けられる視野絞り34の配
置位置を採用し、視野絞り34の開口34a内に計測マ
ークMを設けるため、計測マークMの配置が比較的簡易
な装置変更で実現できる。
【0011】本発明の請求項3記載の露光装置は、請求
項1または2記載のものに関し、前記計測マークMを液
晶素子で表示することを特徴としている。
【0012】このように、計測マークMを液晶素子で表
示するため、計測マークMが記されたガラス板を共役位
置に進入・退避させる場合に比して計測マークMの配置
が容易となる。しかも、視野絞り34を同じ液晶素子で
構成することも可能となる。
【0013】本発明の請求項4記載の露光装置は、請求
項1乃至3のいずれか一項記載のものに関し、前記計測
マークMは、光学系の光軸上に配置されていることを特
徴としている。
【0014】このように、計測マークMを光学系の光軸
上に配置するため、光学系の収差による影響を最小限に
抑えることができる。
【0015】本発明の請求項5記載の露光装置は、請求
項1乃至4のいずれか一項記載のものに関し、前記マス
ク12のパターンの像を基板13上に転写するための光
を照射する照明系16がオプティカルインテグレータ2
3,27を有しており、該オプティカルインテグレータ
23,27の角度を調整可能なチルト機構55を具備す
ることを特徴としている。
【0016】このように、オプティカルインテグレータ
23,27の角度を調整可能なチルト機構55を具備し
ているため、上記した計測マークMによる精度測定結果
に基づいて、照明系の傾斜成分の補正が必要となったと
きに、このチルト機構55でオプティカルインテグレー
タ23,27の角度を調整し、照明系16の傾斜成分を
補正することができる。
【0017】本発明の請求項6記載のデバイスの製造方
法は、デバイスパターンを、請求項1乃至5のいずれか
一項に記載の露光装置を用いて前記基板上に露光する工
程を有することを特徴としている。
【0018】このように、デバイスパターンを、請求項
1乃至5のいずれか一項に記載の露光装置を用いて基板
上に露光するため、露光精度を高精度に維持した上で、
スループットの低下を最小限に抑えることができる。
【0019】本発明の請求項7記載の露光装置における
精度測定方法は、マスク12のパターンの像を基板13
上に転写する露光装置における精度測定方法であって、
前記マスク12以外の位置であって該マスク12のパタ
ーン面と実質的に共役となる共役位置に計測マークMを
配置し該計測マークMの像から精度測定を行うことを特
徴としている。
【0020】このように、マスク12以外の位置であっ
て該マスク12のパターン面と実質的に共役となる共役
位置に計測マークMを配置し該計測マークMの像から精
度測定を行うため、計測マークMの配置がマスク12の
交換と無関係にできる。よって、精度測定時に、例えば
マスク12の退避と並行して計測マークMを配置すると
ともに、次のマスク12の配置と並行して計測マークM
を退避させることができる。
【0021】本発明の請求項8記載の露光装置における
精度測定方法は、請求項7記載の方法に関し、前記共役
位置は、照明の視野に設けられる視野絞り34の配置位
置であり、該視野絞り34の開口34a内に前記計測マ
ークMを設けることを特徴としている。
【0022】このように、マスク12以外の位置であっ
て該マスク12のパターン面と実質的に共役となる共役
位置として、照明の視野に設けられる視野絞り34の配
置位置を採用し、視野絞り34の開口34a内に計測マ
ークMを設けるため、計測マークMの配置が比較的簡易
な装置変更で実現できる。
【0023】本発明の請求項9記載の露光装置における
精度測定方法は、請求項7または8記載の方法に関し、
前記計測マークMを液晶素子で表示することを特徴とし
ている。
【0024】このように、計測マークMを液晶素子で表
示するため、計測マークMが記されたガラス板を共役位
置に進入・退避させる場合に比して計測マークMの配置
が容易となる。しかも、視野絞り34を同じ液晶素子で
構成することも可能となる。
【0025】本発明の請求項10記載の露光装置におけ
る精度測定方法は、請求項7乃至9のいずれか一項記載
の方法に関し、前記計測マークMを光学系の光軸上に配
置することを特徴としている。
【0026】このように、計測マークMを光学系の光軸
上に配置するため、光学系の収差による影響を最小限に
抑えることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の露光装置、デバイ
スの製造方法および露光装置における精度測定方法の第
1の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。
【0028】図1は、露光装置を示すものであり、ま
ず、この露光装置の全体構成について説明する。
【0029】この露光装置は、レチクル(マスク)12
に形成されたパターンの像を、感光剤が塗布されたウエ
ハ(基板)13上に転写し露光するものであって、具体
的には、レチクル12とウエハ13とを同期移動してレ
チクル12のパターンをウエハ13上に露光する走査型
の露光装置である。この露光装置は、光源15、照明光
学系16、投影光学系17、レチクルステージ18およ
びウエハステージ19から概略構成されている。
【0030】光源15は、露光光としてのビームBを発
するものであり、例えばKrFエキシマレーザ光源等で
構成されている。光源15から射出されたビームBは、
照明光学系16に入射する。
【0031】照明光学系16は、図2に示すように、複
数の反射ミラー20と、光源15からのビームBを減光
する減光ユニット21と、ビームBを広げるためのビー
ムエキスパンダ22と、ビームBを均一化するための第
1フライアイレンズ(オプティカルインテグレータ)2
3が複数、交換配置可能に設けられたフライアイタレッ
ト24と、ウエハ13上に生じる干渉縞を防ぐ振動ミラ
ー26と、ビームBを均一化するための第2フライアイ
レンズ(オプティカルインテグレータ)27とを有して
いる。
【0032】また、照明光学系16は、σ絞り28が複
数、交換配置可能に設けられたσ絞りレボルバ29と、
リレーレンズ31,32と、視野絞り34と、コンデン
サ光学系35とを有している。
【0033】そして、第1フライアイレンズ23および
第2フライアイレンズ27で照度が均一化され振動ミラ
ー26で干渉縞の発生が防止されるように処理されたビ
ームBは、リレーレンズ31、32を通った後、コンデ
ンサ光学系35で集光され、視野絞り34の開口34a
によって規定されるレチクルR上の照明領域を重畳的に
照明する。
【0034】図1に示すように、レチクルステージ18
には、レチクルホルダ39を介してレチクル12が保持
固定されている。レチクルホルダ39には、移動鏡40
が配設されている。そして、レチクルステージ18の位
置(ひいてはレチクル12の位置)は、レーザ干渉計4
1から出射されたレーザ光が移動鏡40で反射され、レ
ーザ干渉計41に入射し、その反射光と入射光との干渉
に基づいて計測される。計測された位置情報は、駆動用
モータ42を介してレチクル12の位置および走査露光
中のレチクル12の速度制御等に用いられる。
【0035】投影光学系17は、レチクル12の照明領
域に存在するパターンの像をウエハ13上に結像させ
る。そして、ウエハ13上に塗布されたレジストが感光
して、ウエハ13上にパターン像が転写される。
【0036】ウエハステージ19は、ウエハホルダ43
を介してウエハ13を保持固定するものであって、互い
に直交する方向へ移動自在とされている。このウエハス
テージ19上には、移動鏡44が配設されている。そし
て、ウエハステージ19の位置(ひいてはウエハ13の
位置)は、レーザ干渉計45から出射されたレーザ光が
移動鏡44で反射され、レーザ干渉計45に入射し、そ
の反射光と入射光との干渉に基づいて計測される。計測
された位置情報は、駆動用モータ46を介してウエハ1
3の位置および走査露光中のウエハ13の速度制御等に
用いられる。また、ウエハステージ19には表面に開口
(例えばスリットパターン)が形成され、後述する計測
マークMなどの投影像を検出する空間像計測用センサA
Sが設けられている。
【0037】したがって、レチクル12を透過したビー
ムBは、投影光学系17を介してウエハ13に結像す
る。そして、ウエハ13上の所定の露光領域には、レチ
クル12の照明領域にあるパターン像が転写される。そ
して、レチクルステージ18およびウエハステージ19
の位置を検出しつつ、レチクルステージ18およびウエ
ハステージ19によってレチクル12およびウエハ13
をビームBに対して同期移動させる。これにより、レチ
クル12に形成されたパターンがウエハ13上の所定の
露光領域に転写される。そして、この動作をウエハ13
上の複数のショット領域に対して行う。
【0038】ここで、第1の実施の形態の露光装置にお
いては、製造用マスクであるレチクル12以外の位置で
あって該レチクル12のパターン面と実質的に共役とな
る共役位置に、この露光装置の精度測定に用いられる計
測マークMを配置可能となっている。
【0039】具体的には、この共役位置として、照明光
学系16に設けられる視野絞り34の配置位置が採用さ
れており、該視野絞り34の開口34a内に計測マーク
Mが配置可能となっている。すなわち、図3に示すよう
に、計測マークMが片面に形成されたガラス板からなる
精度測定用部材50と、該精度測定用部材50を、その
計測マークMを視野絞り34の開口34a内における上
記共役位置に配置するように視野絞り34の隣接位置に
進入させる進入状態と、視野絞り34の開口34aから
退避させるように該視野絞り34の隣接位置から退避さ
せる退避状態との間で進退させる進退機構51とを有し
ている。
【0040】そして、計測マークMは、精度測定用部材
50が進退機構51により進入状態とされた状態におい
て、精度測定の内容に応じた位置に配置されるように精
度測定用部材50の所定位置に形成されている。
【0041】ここでは、例えば、図4に示すように、進
入状態にある精度測定用部材50上で照明光学系の光軸
上となる位置に、実際にウエハ13に投影されることに
より、直交度やステッピング精度等のステージ精度や、
重ね合わせ露光の精度等を測定するために用いられるレ
ジストレーション計測マークM(M1)が形成されてい
る。
【0042】また、進入状態にある精度測定用部材50
の視野絞り34の開口34aの周辺部近傍となる位置
に、ウエハステージ19に配置された空間像計測用セン
サASで検出されることにより、ディストーション等を
測定するために用いられる複数の空間像計測マークM
(M2)が形成されている。そして、本実施形態では計
測マークMをウエハ上に転写して得られる潜像、又はレ
ジスト像の位置情報を検出する、あるいは空間像計測用
センサASによって計測マークMの投影像の位置情報を
検出し、この検出結果に基づいて前述した各種精度や投
影光学系17の結像特性などを求める。
【0043】以上に述べた第1の実施の形態の露光装置
によれば、レチクル12以外の位置であって該レチクル
12のパターン面と実質的に共役となる共役位置に計測
マークMを配置可能であるため、その精度測定時に、計
測マークMの配置がレチクル12の交換と無関係にでき
る。よって、精度測定時に、例えばレチクル12の退避
と並行して計測マークMを配置するとともに、次のレチ
クル12の配置と並行して計測マークMを退避させるこ
と等ができる。すなわち、例えばレチクル12の退避に
並行して精度測定用部材50を視野絞り34に隣接する
共役位置に配置するとともに、精度測定を行った後に
は、精度測定用部材50の視野絞り34に隣接する共役
位置からの退避に並行して、次のレチクル12を配置す
ること等ができるのである。
【0044】なお、このとき測定する精度の種類および
各測定した精度に基づく可動部の指令データの補正等の
処理については、レチクル12の位置に計測マークを配
置していた従来と同様である。例えば、精度測定用部材
50に形成されたレジストレーション計測マークM(M
1)を実際にウエハ13に投影露光し現像後のマークを
使用して、直交度やステッピング精度等のステージ精度
や、重ね合わせ露光の精度等をアライメントセンサを使
用して測定し、このような測定データに基づいて、可動
部を制御する指令データをオフセットする等の処理を行
うのである。あるいは、精度測定用部材50に形成され
た空間像計測マークM(M2)を空間像計測用センサA
Sで検出してそのX,Y座標の位置データ等からコント
ラストを測定し、ディストーション、倍率およびローテ
ーション等を測定して、このような測定データに基づい
て、可動部(投影光学系17の光学素子を駆動するアク
チュエータを含む)を制御する指令データをオフセット
する等の処理を行うのである。
【0045】以上により、従来は別々に行っていたレチ
クル12の退避・進入および精度測定用部材50の進入
・退避を並行して行うことができるため、精度測定に要
する時間を短縮することができ、精度測定に起因するス
ループットの低下を最小限に抑えることができる。
【0046】しかも、レチクル12以外の位置であって
レチクル12のパターン面と実質的に共役となる共役位
置として、照明光学系内に設けられる視野絞り34の配
置位置を採用し、視野絞り34の開口34a内に計測マ
ークMを設けるため、計測マークMの配置が比較的簡易
な装置変更で実現できる。
【0047】ここで、上記のように、計測マークMは、
精度計測の内容に応じた位置に配置されるように精度測
定用部材50に形成されることになるが、光学系の光軸
上となる位置に配置された計測マークM(M1)で測定
できる精度については該計測マークM(M1)を用いる
のが、光学系の収差による影響を最小限に抑えることが
できることから好ましい。なお、精度測定用部材50と
ウエハ13との間に投影光学系17以外の光学系(本例
では、照明光学系の一部32、20、35に相当)が配
置されるときは、その光学系の光学特性を予め計測して
おき、この計測結果をも用いて各種精度や投影光学系1
7の結像特性などを求めるようにしてもよい。この場
合、その光学系の影響を除いて各種精度や結像特性を求
めることが可能となり、その測定精度の向上を図ること
ができる。
【0048】なお、上記精度測定用部材50および進退
機構51に代えて、計測マークMを表示・消滅可能な図
示せぬ液晶素子を位置固定で視野絞り34に隣接配置す
ることも可能である。このようにして計測マークMを液
晶素子で表示すれば、上記のように計測マークMが記さ
れた精度測定用部材50を共役位置に進入・退避させる
場合に比して計測マークMの配置が容易となる。しか
も、視野絞り34を同じ液晶素子で構成することも可能
となる。
【0049】また、以上においては視野絞り34の位置
に計測マークMを配置する場合を例にとり説明したが、
この位置に限らず、レチクル12以外の位置であって該
レチクル12のパターン面と実質的に共役となる共役位
置に計測マークMを配置可能であればよい。例えば、投
影光学系17内に中間像をつくってそれを再結像するタ
イプのものの場合、この中間像の形成位置がレチクル1
2のパターン面と共役となる共役位置となるため、この
位置に計測マークMを配置してもよい。
【0050】そして、上記の露光装置およびその精度測
定方法を用いてデバイスパターンをウエハ13上に露光
する工程を有するデバイスの製造方法においては、露光
精度を高精度に維持した上で、スループットの低下を最
小限に抑えることができることになる。
【0051】次に、本発明の露光装置、デバイスの製造
方法および露光装置における精度測定方法の第2の実施
の形態を、上記した第1の実施の形態との相違部分を中
心に以下に説明する。なお、第1の実施の形態と同様の
部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0052】図5に示す第2の実施の形態において、照
明光学系16のフライアイタレット24に設けられた各
第1フライアイレンズ23と、第2フライアイレンズ2
7とには、図6および図7に示すように、それぞれの角
度を調整可能なチルト機構55が付設されている。
【0053】第1フライアイレンズ23に設けられるチ
ルト機構55は、第1フライアイレンズ23の周囲を保
持するケース56とタレット板57との間に介在するよ
うに、周方向に複数(具体的には三つ)が等ピッチで配
置されたピエゾ素子58と、隣り合うピエゾ素子58の
間に配置されてタレット板57とケース56との距離を
検出する複数(具体的には三つ)の非接触センサ59と
を有している。そして、非接触センサ59でタレット板
57に対する第1フライアイレンズ23の角度を検出し
つつピエゾ素子58でタレット板57に対する第1フラ
イアイレンズ23の角度を所望の角度に調整する。
【0054】第2フライアイレンズ27に設けられるチ
ルト機構55は、第2フライアイレンズ27の周囲を保
持するケース61と支持部材62との間に介在するよう
に、周方向に複数(具体的には三つ)が等ピッチで配置
されたピエゾ素子58と、隣り合うピエゾ素子58の間
に配置されて支持部材62とケース61との距離を検出
する複数(具体的には三つ)の非接触センサ59とを有
している。そして、非接触センサ59で支持部材62に
対する第2フライアイレンズ27の角度を検出しつつピ
エゾ素子58で支持部材62に対する第2フライアイレ
ンズ27の角度を所望の角度に調整する。
【0055】また、第2の実施の形態では、σ絞りレボ
ルバ29とリレーレンズ31との間に光束の傾きである
テレセントリシティを補正するためのテレセン補正系6
4が設けられている。
【0056】そして、第2の実施の形態の露光装置およ
びその精度測定方法によれば、第1の実施の形態と同様
に、精度測定用部材50を視野絞り34に隣接する共役
位置に進入させたり、該共役位置に配置した液晶素子で
表示させる等して、レチクル12以外の位置であって該
レチクル12のパターン面と実質的に共役となる共役位
置に計測マークMを配置する。
【0057】この計測マークMを照明し、その像をウエ
ハ13の位置に設けられた空間像計測用センサASでそ
のZ方向位置を変えながら計測し、結像値をプロットし
て、光束の傾斜成分であるテレセントリシティを計測す
る。そして、このテレセントリシティを補正するよう
に、第1フライアイレンズ23の角度を調整したり、第
2フライアイレンズ27の角度を調整したり、あるい
は、第1フライアイレンズ23の角度および第2フライ
アイレンズ27の角度を共に調整したりする。
【0058】ここで、第1フライアイレンズ23の角度
を調整する場合は、非接触センサ59でタレット板56
に対する第1フライアイレンズ23の角度を検出しつつ
ピエゾ素子58でタレット板56に対する第1フライア
イレンズ23の角度を調整する。同様に、第2フライア
イレンズ27の角度を調整する場合は、非接触センサ5
9で支持部材62に対する第2フライアイレンズ27の
角度を検出しつつピエゾ素子58で支持部材62に対す
る第2フライアイレンズ27の角度を調整する。
【0059】このようにして、計測マークMによる精度
測定結果に基づいて、照明系の傾斜成分であるテレセン
トリシティの補正が必要となったときに、チルト機構5
5で第1フライアイレンズ23あるいは第2フライアイ
レンズ27の角度を調整し、テレセントリシティを補正
することができる。
【0060】加えて、例えば、照明光学系16に設けら
れたすべての絞りに対し、それぞれ、第1フライアイレ
ンズ23を対応設定し図示せぬメモリに記憶するととも
に最適なテレセントリシティが得られる第1フライアイ
レンズ23のチルト機構55の調整後の値および第2フ
ライアイレンズ27のチルト機構55の調整後の値を設
定値として図示せぬメモリに記憶しておく。
【0061】そして、オペレータによって使用する絞り
の選択設定がなされた場合には、図示せぬ制御装置が、
照明光学系16において設定された絞りをセットすると
ともに、フライアイタレット24の中から設定された絞
りに応じた第1フライアイレンズ23をセットする。さ
らに、設定された絞りに応じた第1フライアイレンズ2
3および第2フライアイレンズ27の各設定値をメモリ
から読み出し、読み出した各設定値で第1フライアイレ
ンズ23のチルト機構55および第2フライアイレンズ
27のチルト機構55を自動的に調整する。
【0062】このように構成すれば、複数の絞りのそれ
ぞれに対し、第1フライアイレンズ23および第2フラ
イアイレンズ27を常に最適な状態で使用することがで
きる。
【0063】なお、この第2の実施の形態の露光装置に
おいて、計測マークMを用いずに、ウエハ13の位置に
照度センサおよび該照度センサへの照射領域を制限する
ピンホールを設け、このピンホールを移動させることに
よって照明むらを検出し、この照明むらを補正するよう
に、チルト機構55によって、第1フライアイレンズ2
3の角度を調整したり、第2フライアイレンズ27の角
度を調整したり、あるいは、第1フライアイレンズ23
の角度および第2フライアイレンズ27の角度を共に調
整したりすることも可能である。
【0064】また、この第2の実施の形態の露光装置に
おいて、レチクル12のパターン面と同位置に計測マー
クMを設けて、精度測定を行い、これに基づいて第1フ
ライアイレンズ23の角度を調整したり、第2フライア
イレンズ27の角度を調整したり、あるいは、第1フラ
イアイレンズ23の角度および第2フライアイレンズ2
7の角度を共に調整したりすることも可能である。
【0065】ところで、上記のような走査型の露光装置
においては、ウエハ13上での位置に応じて、照明光学
系の瞳面上での露光光の光量分布、即ち第2フライアイ
レンズ27によって形成される多数の光源像からなる面
光源(2次光源)の大きさや形状などの照明条件を変更
することも可能である。具体的には、レチクルパターン
を転写すべきウエハ13上のショット領域単位でその照
明条件を変更してもよいし、それに加えて、あるいは単
独で、1つのショット領域の走査露光中にその照明条件
を変更してもよい。このとき、図2又は図5中のσ絞り
レボルバ29を駆動してσ絞り8の交換を行うようにし
てもよいが、例えばσ絞り28として液晶素子等の形状
変更可能なものを用いて、走査露光中、または走査方向
が変わる際に照明条件を変更する。また、予め各ショッ
ト領域毎に、それに対応して設定された最適な露光量で
その走査露光が行われるように、走査露光中、または走
査露光前に、レチクル12及びウエハ13の走査速度、
露光光の強度、ウエハ13上での露光光の走査方向に関
する幅、及び光源15の発振周波数の少なくとも1つを
変更する。
【0066】例えば、レチクル12上のパターンが、走
査方向において分割できる場合は、走査露光中にパター
ンが変わる際に照明条件を液晶のσ絞り28により変更
するとともに、各パターンに対しそれぞれ最適な露光量
で露光を行うことで、線幅の異なるパターンを同一工程
で露光したりできる。
【0067】あるいは、パターンとパターンとの間が狭
い場合には、一方のパターンのみを+方向走査で所定の
照明条件で露光し、−方向走査で照明条件を変更して他
方のパターンのみを露光する。そして、これを繰り返す
ことにより線幅の異なるパターンを同一工程で露光した
りできる。
【0068】なお、上記した第1および第2の実施の形
態の露光装置として、マスクと基板とを静止した状態で
マスクのパターンを露光し、基板を順次ステップ移動さ
せるステップ・アンド・リピート型の露光装置にも適用
することができる。
【0069】また、第1および第2の実施の形態の露光
装置として、投影光学系を用いることなくマスクと基板
とを密接させてマスクのパターンを露光するプロキシミ
ティ露光装置にも適用することができる。
【0070】さらに、露光装置の用途としては半導体製
造用の露光装置に限定されることなく、例えば、角型の
ガラスプレートに液晶表示素子パターンを露光する液晶
用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、CCD、マイクロマ
シン、及びDNAチップなどを製造するための露光装置
にも広く適当できる。
【0071】加えて、第1および第2の実施の形態の露
光装置の光源は、g線(436nm)、i線(365n
m)、KrFエキシマレーザ(248nm)、ArFエ
キシマレーザ(193nm)、F2レーザ(157n
m)のみならず、X線(波長13.4nm又は11.5
nmEUV光を含む)、または電子線やイオンビームな
どの荷電粒子線を用いることができる。
【0072】さらに、投影光学系17の倍率は縮小系の
みならず等倍および拡大系のいずれでもよい。また、投
影光学系17は屈折系、反射系、及び反射屈折系のいず
れでもよい。
【0073】また、ウエハステージやレチクルステージ
にリニアモータを用いる場合は、エアベアリングを用い
たエア浮上型およびローレンツ力またはリアクタンス力
を用いた磁気浮上型のどちらを用いてもいい。また、ス
テージは、ガイドに沿って移動するタイプでもいいし、
ガイドを設けないガイドレスタイプでもよい。
【0074】さらに、ステージの駆動装置として平面モ
−タを用いる場合、磁石ユニットと電機子ユニットのい
ずれか一方をステージに接続し、磁石ユニットと電機子
ユニットの他方をステージの移動面側(ベース)に設け
ればよい。
【0075】加えて、ウエハステージの移動により発生
する反力は、特開平8−166475号公報に記載され
ているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大
地)に逃がしてもよい。本発明は、このような構造を備
えた露光装置においても適用可能である。
【0076】また、レチクルステージの移動により発生
する反力は、特開平8−330224号公報に記載され
ているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大
地)に逃がしてもよい。本発明は、このような構造を備
えた露光装置においても適用可能である。
【0077】上記第1および第2の実施の形態の露光装
置は、本願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含
む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精
度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造さ
れる。これら各種精度を確保するために、この組み立て
の前後には、各種光学系については光学的精度を達成す
るための調整、各種機械系については機械的精度を達成
するための調整、各種電気系については電気的精度を達
成するための調整が行われる。各種サブシステムから露
光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、
機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続
等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への
組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工
程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露
光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行わ
れ、露光装置全体としての各種精度が確保される。な
お、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理さ
れたクリーンルームで行うことが望ましい。
【0078】加えて、半導体デバイスは、図8に示すよ
うに、デバイスの機能・性能設計を行うステップ20
1、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を
製作するステップ202、シリコン材料からウエハを製
造するステップ203、前述した実施形態の露光装置に
よりレチクルのパターンをウエハに露光するウエハ処理
ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシン
グ工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)2
05、検査ステップ206等を経て製造される。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の露光装置によれば、マスク以外の位置であって該
マスクのパターン面と実質的に共役となる共役位置に計
測マークを配置可能であるため、計測マークの配置がマ
スクの交換と無関係にできる。よって、精度測定時に、
例えばマスクの退避と並行して計測マークを配置すると
ともに、次のマスクの配置と並行して計測マークを退避
させることができる。
【0080】したがって、精度測定に要する時間を短縮
することができ、精度測定に起因するスループットの低
下を最小限に抑えることができる。
【0081】本発明の請求項2記載の露光装置によれ
ば、マスク以外の位置であって該マスクのパターン面と
実質的に共役となる共役位置として、照明の視野に設け
られる視野絞りの配置位置を採用し、視野絞りの開口内
に計測マークを設けるため、計測マークの配置が比較的
簡易な装置変更で実現できる。
【0082】本発明の請求項3記載の露光装置によれ
ば、計測マークを液晶素子で表示するため、計測マーク
が記されたガラス板を共役位置に進入・退避させる場合
に比して計測マークの配置が容易となる。しかも、視野
絞りを同じ液晶素子で構成することも可能となる。
【0083】本発明の請求項4記載の露光装置によれ
ば、計測マークを光学系の光軸上に配置するため、光学
系の収差による影響を最小限に抑えることができる。
【0084】本発明の請求項5記載の露光装置によれ
ば、オプティカルインテグレータの角度を調整可能なチ
ルト機構を具備しているため、上記した計測マークによ
る精度測定結果に基づいて、照明系の傾斜成分の補正が
必要となったときに、このチルト機構でオプティカルイ
ンテグレータの角度を調整し、照明系の傾斜成分を補正
することができる。
【0085】本発明の請求項6記載のデバイスの製造方
法によれば、デバイスパターンを、請求項1乃至5のい
ずれか一項に記載の露光装置を用いて基板上に露光する
ため、露光精度を高精度に維持した上で、スループット
の低下を最小限に抑えることができる。
【0086】本発明の請求項7記載の露光装置における
精度測定方法によれば、マスク以外の位置であって該マ
スクのパターン面と実質的に共役となる共役位置に計測
マークを配置し該計測マークの像から精度測定を行うた
め、計測マークの配置がマスクの交換と無関係にでき
る。よって、精度測定時に、例えばマスクの退避と並行
して計測マークを配置するとともに、次のマスクの配置
と並行して計測マークを退避させることができる。
【0087】したがって、精度測定に要する時間を短縮
することができ、精度測定に起因するスループットの低
下を最小限に抑えることができる。
【0088】本発明の請求項8記載の露光装置における
精度測定方法によれば、マスク以外の位置であって該マ
スクのパターン面と実質的に共役となる共役位置とし
て、照明の視野に設けられる視野絞りの配置位置を採用
し、視野絞りの開口内に計測マークを設けるため、計測
マークの配置が比較的簡易な装置変更で実現できる。
【0089】本発明の請求項9記載の露光装置における
精度測定方法によれば、計測マークを液晶素子で表示す
るため、計測マークが記されたガラス板を共役位置に進
入・退避させる場合に比して計測マークの配置が容易と
なる。しかも、視野絞りを同じ液晶素子で構成すること
も可能となる。
【0090】本発明の請求項10記載の露光装置におけ
る精度測定方法によれば、計測マークを光学系の光軸上
に配置するため、光学系の収差による影響を最小限に抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の露光装置を示す
全体構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の露光装置におけ
る照明光学系等を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の露光装置におけ
る視野絞りおよび精度測定用部材を示す側面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の露光装置におけ
る精度測定用部材の計測マークを示す正面図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態の露光装置におけ
る照明光学系等を示す斜視図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態の露光装置におけ
るチルト機構等を示す正面図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態の露光装置におけ
るチルト機構等を示す側断面図である。
【図8】 半導体デバイスの製造工程の一例を示すフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
12 レチクル(マスク) 13 ウエハ(基板) 23 第1フライアイレンズ(オプティカルインテグレ
ータ) 27 第2フライアイレンズ(オプティカルインテグレ
ータ) 34 視野絞り 34a 開口 55 チルト機構 M 計測マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA07 AA14 BB01 BB28 CC20 DD00 DD06 FF01 FF61 GG04 HH13 LL00 LL10 LL30 LL59 MM02 PP12 RR02 RR08 UU07 5F046 BA05 CB05 CB13 CB17 CB23 DA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクのパターンの像を基板上に転写す
    る露光装置において、前記マスク以外の位置であって該
    マスクのパターン面と実質的に共役となる共役位置に計
    測マークを配置可能であることを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記共役位置は、照明の視野に設けられ
    る視野絞りの配置位置であり、該視野絞りの開口内に前
    記計測マークが設けられることを特徴とする請求項1記
    載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記計測マークを液晶素子で表示するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記計測マークは、光学系の光軸上に配
    置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か一項記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記マスクのパターンの像を基板上に転
    写するための光を照射する照明系がオプティカルインテ
    グレータを有しており、該オプティカルインテグレータ
    の角度を調整可能なチルト機構を具備することを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか一項記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 デバイスパターンを、請求項1乃至5の
    いずれか一項に記載の露光装置を用いて前記基板上に露
    光する工程を有することを特徴とするデバイスの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 マスクのパターンの像を基板上に転写す
    る露光装置における精度測定方法であって、前記マスク
    以外の位置であって該マスクのパターン面と実質的に共
    役となる共役位置に計測マークを配置し該計測マークの
    像から精度測定を行うことを特徴とする露光装置におけ
    る精度測定方法。
  8. 【請求項8】 前記共役位置は、照明の視野に設けられ
    る視野絞りの配置位置であり、該視野絞りの開口内に前
    記計測マークを設けることを特徴とする請求項7記載の
    露光装置における精度測定方法。
  9. 【請求項9】 前記計測マークを液晶素子で表示するこ
    とを特徴とする請求項7または8記載の露光装置におけ
    る精度測定方法。
  10. 【請求項10】 前記計測マークを光学系の光軸上に配
    置することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項
    記載の露光装置における精度測定方法。
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