JP2000012195A - セラミックヒータ - Google Patents

セラミックヒータ

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JP2000012195A
JP2000012195A JP10182883A JP18288398A JP2000012195A JP 2000012195 A JP2000012195 A JP 2000012195A JP 10182883 A JP10182883 A JP 10182883A JP 18288398 A JP18288398 A JP 18288398A JP 2000012195 A JP2000012195 A JP 2000012195A
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layer
electrode layer
heater electrode
hole
heater
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JP10182883A
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English (en)
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Yasutaka Ito
康隆 伊藤
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極の外部取り出し位置に制約を受けにく
く、ヒータ電極層のマルチチャンネル化にも好適な静電
チャックを提供すること。 【解決手段】 ヒータ電極層4がある層L2 とは異なる
層L3 に、引き回し用導体層5,6を形成する。第1の
スルーホール11a,11bにより、引き回し用導体層
5,6とヒータ電極層4とを層間接続する。第1のスル
ーホール11a,11bとは異なる位置に形成された第
2のスルーホール12a,12bにより、引き回し用導
体層5と非チャック側面S2 とを層間接続する。その結
果、ヒータ電極層4の正負両極が実質的に非チャック側
面S2 から取り出される。スルーホール11a,11
b,12a,12bを介してヒータ電極層4へ通電を行
えば、被吸着物W1 の加熱を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電チャック等に
用いられるセラミックヒータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおいては、シリコ
ン等からなる半導体ウェハを固定した状態でエッチング
やスパッタリング等の工程が行われる。そして、かかる
場合にはチャック装置と呼ばれる固定手段が用いられ
る。チャック装置の例としては、従来より、半導体ウェ
ハを把持具で機械的に把持するものや、半導体ウェハを
真空引きにより吸着するものが知られている。しかしな
がら、機械式チャックには半導体ウェハにおいて把持具
が当接している箇所に傷が付きやすいという欠点があ
り、真空チャックには真空環境下での使用に適さないと
いう欠点がある。このため、近年では静電気の力を利用
して半導体ウェハを吸着することにより、上記の欠点を
解消せんとした静電チャックが提案されるに至ってい
る。
【0003】静電チャックを構成する基板の材料として
は、以前まではポリイミド等の樹脂が用いられていた。
しかしながら、近年では耐熱性の向上のためにアルミナ
等のセラミックス焼結体が用いられるようになってきて
いる。
【0004】図6には、従来における静電チャック41
の一例が示されている。この静電チャック41を構成す
るセラミックス焼結体製の多層基板42の内層には、チ
ャック電極層43が形成されている。従って、直流電源
44からチャック電極層43に通電を行うことにより、
被吸着物であるシリコンウェハW1 がチャック側面(こ
こでは上側面)S1 に静電的にチャックされるようにな
っている。多層基板42においてチャック電極層43の
下層側には、図6(b)に示されるように略C字状のヒ
ータ電極層45が形成されている。ヒータ電極層45の
一方の端部にはスルーホール46が接続されており、他
方の端部には別のスルーホール47が接続されている。
その結果、ヒータ電極層45の正負両極が、実質的に非
チャック側面S2 から外部に取り出されている。正極側
のスルーホール46のランドは別の直流電源48のプラ
ス側に接続され、負極側のスルーホール47のランドは
前記直流電源48のマイナス側に接続されている。従っ
て、かかる直流電源48からヒータ電極層45への通電
により、ヒータ電極層45が発熱し、シリコンウェハW
1 が数百℃に加熱されるようになっている。
【0005】また、前記静電チャック41は以下のよう
な手順で製造することができる。セラミックス粒子を含
むスラリーを調製するとともに、そのスラリーを用いて
グリーンシートをシート成形する。得られたグリーンシ
ートに必要に応じてスルーホール形成用孔を透設した
後、タングステン(W)粒子を含む導電性ペーストP1
を印刷・充填する。その結果、グリーンシートにスルー
ホール内導体層やヒータ電極層45等を形成する。印刷
・充填工程を経た複数枚のグリーンシートを積層して一
体化した後、そのグリーンシート積層体を脱脂及び仮焼
成する。その後、ホットプレスによる本焼成を行った
後、外形加工、面出し、コーティング、ピンのろう付け
等の諸工程を経て、所望の静電チャック41が完成す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の静電
チャック41では、ヒータ電極層45の両端部に対応し
た位置以外の位置にスルーホール46,47を形成する
ことができないため、電極の外部取り出し位置に制約を
受けやすい、という構造的な欠点があった。ゆえに、多
層基板42の非チャック側面S2 における任意の位置に
て電極の外部取り出しを行いたいような場合に不便であ
った。
【0007】また、近年においては半導体の高品質化へ
の要求が強く、静電チャック41のチャック側面S1 の
温度をより多様にかつ細かく制御したいとの要望も高ま
りつつある。基板内における温度ばらつきが大きいと処
理ムラ等が生じやすくなり、半導体の品質低下につなが
るからである。そのため、最近では例えばヒータ電極層
45を複数パターンに分割することによるマルチチャン
ネル化などが提案されている。
【0008】しかし、マルチチャンネル化されたヒータ
電極層45に各々スルーホール46,47を形成した場
合、電極の外部取り出し位置が非チャック側面S2 にお
ける特定の一箇所に集中せず、多数の箇所にばら付くこ
とが避けられない。また、電極の外部取り出し位置はパ
ターン分割数が増えるほど多数になるため、かかる場合
でも外部取り出し位置がより少ない数で済む構造が望ま
れていた。
【0009】本発明は上記の課題を解決するためなされ
たものであり、その目的は、電極の外部取り出し位置に
制約を受けにくく、ヒータ電極層のマルチチャンネル化
にも好適なセラミックヒータを提供することにある。
【0010】また、本発明の別の目的は、ヒータ電極層
をマルチチャンネル化したときでも電極の外部取り出し
位置の数が少なくて済むセラミックヒータを提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、セラミックス焼結体
製の多層基板の内層に形成されたヒータ電極層と、その
ヒータ電極層の正負両極を取り出すべく同ヒータ電極層
にそれぞれ接続されたスルーホールとを備え、これらの
スルーホールを介した前記ヒータ電極層への通電により
被吸着物の加熱を行うセラミックヒータであって、前記
ヒータ電極層がある層とは異なる層に引き回し用導体層
を形成するとともに、第1のスルーホールにより前記引
き回し用導体層と前記ヒータ電極層とを層間接続し、か
つ前記第1のスルーホールとは異なる位置に形成された
第2のスルーホールにより前記引き回し用導体層と外部
露出面とを層間接続したことを特徴とするセラミックヒ
ータをその要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記ヒータ電極層は同一層内において複数のパター
ンに分割され、各分割パターンと前記引き回し用導体層
とは前記第1のスルーホールにより層間接続されている
とした。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、前記引き回し用導体層は正極側の引き回し
用導体層及び負極側の引き回し用導体層の2種であり、
それらは互いに異なる層に形成されているとした。
【0014】以下、本発明の「作用」を説明する。請求
項1に記載の発明によると、第1のスルーホール、引き
回し用導体層及び第2のスルーホールを介してヒータ電
極層に通電を行った場合、ヒータ電極層の発熱によって
被吸着物が加熱される。また、引き回し用導体層の形成
領域内であれば、第1のスルーホールの形成位置とは異
なる任意の位置に第2のスルーホールを形成することが
可能である。従って、そのような引き回された位置から
外部露出面に電極を取り出すことが可能となり、電極の
外部取り出し位置に制約を受けにくくなる。
【0015】また、本発明のような構造であると、例え
ばヒータ電極層を複数のパターンに分割したとしても、
正負両極となる複数の第2のスルーホールを比較的容易
に非チャック側面の一箇所に集中して配置することがで
きる。よって、本発明はヒータ電極層のマルチチャンネ
ル化に好適な構造を備えたものとなっている。
【0016】請求項2に記載の発明によると、同一層内
において複数のパターンに分割されたヒータ電極層への
通電により、多層基板内の温度を細かく制御することが
できる。また、各々のヒータ電極層に対応する第1のス
ルーホールはヒータ電極層の分割数だけ必要であるもの
の、引き回し用導体層と外部露出面とを層間接続する第
2のスルーホールは正負両極の一対で足りる。従って、
マルチチャンネル化構造を採用したときでも電極の外部
取り出し位置が少なくて済み、外部露出面の煩雑化が未
然に防止される。
【0017】請求項3に記載の発明によると、第1のス
ルーホールのうち正極用に割り当てられたものにより、
ヒータ電極層の一端と正極側の引き回し用導体層とが層
間接続される。さらに、その正極側の引き回し用導体層
と外部露出面とは、第2のスルーホールのうち正極用に
割り当てられたものにより層間接続される。一方、第1
のスルーホールのうち負極用に割り当てられたものによ
り、ヒータ電極層の他端と負極側の引き回し用導体層と
が層間接続される。さらに、その負極側の引き回し用導
体層と外部露出面とは、第2のスルーホールのうち負極
用に割り当てられたものにより層間接続される。
【0018】正極用及び負極側の引き回し用導体層は、
互いに異なる層に形成されているので、それらが同一層
内に形成されている場合とは異なり、個々に広い領域を
確保することができる。従って、第2のスルーホールの
形成位置、つまり電極の外部取り出し位置をよりいっそ
う広い範囲で任意に選択することが可能になる。
【0019】そして、マルチチャンネル化構造を採用し
たときには、外部取り出し位置の数を最小限にできるば
かりでなく、その集中化も容易に行うことができる。即
ち、本発明はヒータ電極層のマルチチャンネル化に極め
て好適な構造を備えたものとなっている。
【0020】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]以下、本発明
のセラミックヒータを具体化した一実施形態の静電チャ
ック1を図1,図2に基づき詳細に説明する。
【0021】図1,図2には、本実施形態の静電チャッ
ク1が示されている。この静電チャック1を構成してい
る多層基板2は、円盤状をした窒化アルミニウム製の焼
結体からなる。なお、説明の便宜上、この多層基板2は
4層L1 ,L2 ,L3 ,L4からなるものとして図示さ
れている。多層基板2の内層には、チャック電極層3、
ヒータ電極層4及び引き回し用導体層5,6が形成され
ている。
【0022】導電性ペーストP1 を用いて形成されるチ
ャック電極層3は、多層基板2において最もチャック側
面S1 (図1においては上側面)に、具体的には層L2
の上面に存在している。前記チャック電極層3は、櫛歯
状に形成された正極部と櫛歯状に形成された負極部とを
互い違いに配置したものである。このようなチャック電
極層3には、チャック用の直流電源7から配線を介して
直流電流が通電される。その結果生じる静電チャック力
により、静電チャック1のチャック側面S1 に被吸着物
としてのシリコンウェハW1 が吸着されるようになって
いる。
【0023】同じく導電性ペーストP1 を用いて形成さ
れるヒータ電極層4は、略C字状であって層L3 の上面
(即ちチャック電極層3とは異なる層L3 の上面)に存
在している。なお、本実施形態のヒータ電極層4は、同
一層L2 内において複数パターンに分割されることな
く、1つのみ形成されている。
【0024】同じく導電性ペーストP1 を用いて形成さ
れる2種の引き回し用導体層5,6は、ともに矩形かつ
同形状であって、互いに隣接している。両引き回し用導
体層5,6は、チャック電極層3がある層L2 及びヒー
タ電極層4がある層L3 とは異なる層L4 の上面、つま
り同一面内に存在している。正極側の引き回し用導体層
5はヒータ電極層4の一端に対応する箇所にあり、負極
側の引き回し用導体層6はその他端に対応する箇所にあ
る。
【0025】多層基板2の層L3 には、スルーホール形
成用孔13内に導電性ペーストP1を充填してなる第1
のスルーホール11a,11bが一対形成されている。
正極用として割り当てられた第1のスルーホール11a
は、ヒータ電極層4の一端と、正極側の引き回し用導体
層5の外周側端とを層間接続している。一方、負極用と
して割り当てられた第1のスルーホール11bは、ヒー
タ電極層4の他端と、負極側の引き回し用導体層6の外
周側端とを層間接続している。
【0026】また、多層基板2の層L4 には、スルーホ
ール形成用孔14内に導電性ペーストP1 を充填してな
る第2のスルーホール12a,12bが一対形成されて
いる。正極用として割り当てられた第2のスルーホール
12aは、引き回し用導体層5の形成領域内には存在す
るものの、前記第1のスルーホール11aとは異なる位
置に存在している。同様に、負極側として割り当てられ
た第2のスルーホール12bは、引き回し用導体層6の
形成領域内には存在するものの、前記第1のスルーホー
ル11bとは異なる位置に存在している。
【0027】なお、第2のスルーホール12aによって
引き回し用導体層5と非チャック側面S2 とが層間接続
され、第2のスルーホール12bによって引き回し用導
体層6と非チャック側面S2 とが層間接続されている。
【0028】そして、正極側である第2のスルーホール
12aのランドT1 には、配線を介してヒータ用の直流
電源8のプラス側が接続されている。負極側であるスル
ーホール12bのランドT2 には、同じく配線を介して
直流電源8のマイナス側が接続されている。
【0029】従って、直流電源8のプラス側から供給さ
れる直流電流は、配線、第2のスルーホール12a、引
き出し用導体層5及び第1のスルーホール11aを経
て、ヒータ電極層4に供給される。ヒータ電極層4はパ
ターン全体として高抵抗に設計されているため、通電に
より発熱するようになっている。つまり、ヒータ電極層
4の通過時に多くの電気エネルギーが熱エネルギーに変
換される。ヒータ電極層4を通過した直流電流は、第1
のスルーホール11b、引き回し用導体層6、第2のス
ルーホール12b及び配線を経て、直流電源8のマイナ
ス側に戻される。そして、以上のような通電を行うこと
で静電チャック1全体の温度が上昇し、チャック側面S
1 にチャックされているシリコンウェハW1 が加熱され
るようになっている。スパッタリング装置用である本実
施形態の静電チャック1は、通電により500℃程度の
温度まで加熱される。これがCVD用である場合には、
通電により800℃程度の温度まで加熱される。
【0030】次に、本実施形態の静電チャック1を製造
する手順の一例を紹介する。多層基板2の材料となるグ
リーンシートは、セラミックス粉末を主成分として含む
スラリーをドクターブレード法にてシート成形すること
により作製される。得られたグリーンシートの所定位置
には、必要に応じて、ドリル加工あるいは打ち抜き加工
等によりスルーホール形成用孔13,14が形成され
る。
【0031】グリーンシート用のセラミックス粉末とし
ては、窒化アルミニウム、アルミナ、窒化ほう素、窒化
珪素等の粉末が用いられる。そのなかでも特に窒化アル
ミニウム粉末を選択することが望ましい。窒化アルミニ
ウムからなる焼結体は、耐熱性に優れるばかりでなく、
熱伝導性や耐プラズマ性に優れるため、静電チャック1
用の材料として極めて好都合だからである。
【0032】穴あけ加工を経たグリーンシートには、導
電性粒子としてのタングステン(W)粒子、分散溶媒、
分散剤等を含む導電性ペーストP1 が印刷される。前記
W粒子としては平均粒径が0.5μm〜10μm程度の
ものが使用される。前記分散溶媒としては、α−テルピ
ネオールやグリコール等が挙げられる。これらの物質
は、単独で使用されてもよいほか、二種以上混合して使
用されてもよい。前記分散剤としては、例えば脂肪族ア
ミン塩、芳香族アミン塩、複素環アミン塩、アルキルア
ミン、ポリアルキレンポリアミン誘導体等のアニオン系
分散剤や、エステル型、エステルエーテル型、エーテル
型、含窒素型等のノニオン系分散剤が挙げられる。これ
らの物質は、単独で使用されてもよいほか、二種以上混
合して使用されてもよい。そして、W粒子、分散溶媒、
分散剤等を均一に混合してなる混合物は、三本ロール混
合機等で混練されることにより、所定の粘度及び密度の
範囲に調製された導電性ペーストP1 となる。もっと
も、W粒子の代わりに一炭化一タングステン(WC)粒
子を含む導電性ペーストP1 とすることで、ヒータ電極
層4等の抵抗値の基板内ばらつきを低減させることも可
能である。
【0033】引き続いて行われるペースト印刷工程で
は、まず穴あけ工程を経たグリーンシートを一枚ずつ印
刷装置にセットして、印刷面にメタルマスクを配置す
る。この状態で上記の導電性ペーストP1 を印刷する。
その結果、スルーホール形成用孔13,14内にスルー
ホール内導体層が充填されてなるスルーホール11a,
11b,12a,12bを形成する。次いで、スルーホ
ール印刷がなされたグリーンシートを今度はスクリーン
印刷機にセットし、印刷面にスクリーンマスクを配置す
る。この状態で上記の導電性ペーストP1 をパターン印
刷することにより、グリーンシート表面にチャック電極
層3、ヒータ電極層4、引き回し用導体層5,6を形成
する。なお、導電性ペーストP1 はスルーホール印刷用
のものとパターン印刷用のものとで同じ組成・密度でも
よいほか、若干異なる組成・密度であっても構わない。
【0034】次に、ペースト印刷工程を経た複数枚のグ
リーンシートを位置決めして重ね合わせ、この状態で所
定圧力にて真空プレスを行う。その結果、各グリーンシ
ートが一体化し、グリーンシート積層体が形成される。
そして、得られたグリーンシート積層体を、常圧下にて
数十℃〜百数十℃の温度で所定時間加熱することにより
乾燥させる。もっとも、乾燥工程は積層工程の実施前に
行われてもよい。
【0035】乾燥工程を経たグリーンシート積層体は、
本焼成工程の前にあらかじめ下記のような熱処理工程に
付すことにより、脱脂及び仮焼成される。脱脂は真空下
または窒素等の非酸化性雰囲気下にて250℃〜700
℃の温度で行われる。250℃未満の温度であると、脱
脂が不十分になって残炭量の低減につながらないからで
ある。
【0036】仮焼成は窒素等の非酸化性雰囲気下にて9
00℃〜1600℃の温度で行われる。900℃未満で
あると、窒化アルミニウムがネック焼結できず、脆弱な
グリーンシート仮焼体となるおそれがある。なお、仮焼
成時の最高温度は、一炭化二タングステン(W2 C)の
安定生成温度域よりも低い温度(即ち1220℃以下)
であることが好ましい。W2 Cの安定生成を回避するた
めである。
【0037】その後、熱処理工程を経て得られたグリー
ンシート仮焼体をるつぼ内に入れるとともに、必要に応
じてその周囲をセッターで包囲する。この状態のるつぼ
を焼成炉内にセットし、常法に従い1700℃以上の温
度にて所定時間かつ所定圧力でのホットプレス焼成を実
施する。その結果、窒化アルミニウム及び導電性ペース
トP1 が完全に同時焼結し、チャック電極層3、ヒータ
電極層4、引き回し用導体層5,6等を備える窒化アル
ミニウム製の多層基板2が形成される。
【0038】この後、研削機等を用いて多層基板2の外
形加工及び面出し加工を行うとともに、常法に従ってコ
ーティング及びI/Oピンのろう付け等の諸工程を実施
する。その結果、図1,図2に示されるような所望の静
電チャック1が完成する。
【0039】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)本実施形態の静電チャック1では、ヒータ電極層
4がある層L3 とは異なる層L4 に引き回し用導体層
5,6を形成している。また、第1のスルーホール11
a,11bにより、引き回し用導体層5,6とヒータ電
極層4とが層間接続されている。さらに、第1のスルー
ホール11a,11bとは異なる位置に形成された第2
のスルーホール12a,12bにより、引き回し用導体
層5,6と非チャック側面S2 とが層間接続されてい
る。
【0040】このような構成であると、引き回し用導体
層5,6の形成領域内であれば、第1のスルーホール1
1a,11bの形成位置とは異なる任意の位置に第2の
スルーホール12a,12bを形成することが可能であ
る。従って、そのような引き回された位置から非チャッ
ク側面S2 に実質的に電極を取り出すことが可能とな
り、電極の外部取り出し位置に制約を受けにくくなる。
【0041】また、このような構造であると、例えばヒ
ータ電極層4を複数のパターンに分割したとしても、正
負両極となる複数の第2のスルーホール12a,12b
を比較的容易に非チャック側面S2 の一箇所に集中して
配置することができる。よって、ヒータ電極層4のマル
チチャンネル化に好適な構造を備えたものとなってい
る。
【0042】(2)本実施形態の静電チャック1は、窒
化アルミニウム製の多層基板2からなる。従って、基板
材料を樹脂製とした場合やアルミナ製とした場合に比べ
て格段に耐熱性に優れており、500℃以上の高温にも
耐えることができる。また、窒化アルミニウム製の多層
基板2は樹脂やアルミナ等に比べて熱伝導率が大きいた
め、シリコンウェハW1 を均一にムラなく加熱でき、高
品質の半導体を得ることができる。さらに、窒化アルミ
ニウムは樹脂やアルミナ等に比べて熱膨張係数が小さく
てシリコンの熱膨張係数に近いため、ヒートサイクルに
遭遇してもパーティクルを発生させにくい。従って、半
導体の製造時にウェハを汚染することもなく、このこと
により歩留まり向上及び高品質化が図られる。
【0043】(3)本実施形態の静電チャック1では、
正極側の引き回し用導体層5及び負極側の引き回し用導
体層6の2種を、多層基板2における同一層L4 の上面
に形成している。従って、異なる層の上面にそれら5,
6を設けた構成に比べ、層数が少なくて済み、多層基板
2の肉薄化を図ることができる。 [第2の実施形態]次に、本発明を具体化した実施形態
2の静電チャック21を図3,図4に基づいて説明す
る。ここでは実施形態1と相違する点を主に述べ、共通
する点については同一部材番号を付すのみとしてその説
明を省略する。
【0044】図3,図4に示されるように、本実施形態
の静電チャック21は、5層L1 〜L5 からなる多層基
板22を構成要素とし、かつマルチチャンネル化構造を
採用している点で前記実施形態1と異なっている。
【0045】即ち、導電性ペーストP1 を用いて形成さ
れる2つのヒータ電極層4A,4Bは、層L3 の上面
(即ちチャック電極層3とは異なる層L3 の上面)に存
在している。これらのヒータ電極層4A,4Bは、図4
に示されるように実施形態1の略C字状のヒータ電極層
4を同一形状の2つのパターンに分割したような形状と
なっている。なお、両ヒータ電極層4A,4Bは同一の
形状、厚さ、材質であるため、抵抗値も等しくなってい
る。
【0046】本実施形態において正極用の引き回し用導
体層5は層L4 の上面に存在し、負極側の引き回し用導
体層6は層L5 の上面に存在している。つまり、両者
5,6が互いに異なる層L5 ,L6 に形成されている点
で、実施形態1と相違する。
【0047】これらの引き回し用導体層5,6はともに
略円形状であって、多層基板22の面積に匹敵する広い
面積で形成されている。図3,図4に示されるように、
正極用として割り当てられた第1のスルーホール11a
は2つある。前記第1のスルーホール11aは、2つの
ヒータ電極層4の一端と正極側の引き回し用導体層5と
を2箇所で層間接続している。一方、負極用として割り
当てられた第1のスルーホール11bも2つある。前記
第2のスルーホール11bは、2つのヒータ電極層4の
他端と負極側の引き回し用導体層6の外周側端とを2箇
所で層間接続している。なお、正極側の引き回し用導体
層5において第2のスルーホール11bに対応する位置
には、第2のスルーホール11bよりも大径でかつ円形
状をした抜き穴H1 がそれぞれ形成されている。
【0048】図3,図4に示されるように、この多層基
板22にも、第2のスルーホール12a,12bが一対
形成されている。正極用として割り当てられた第2のス
ルーホール12aは、引き回し用導体層5の形成領域内
には存在するものの、前記2つの第1のスルーホール1
1aとは異なる位置に存在している。同様に、負極側と
して割り当てられた第2のスルーホール12bは、引き
回し用導体層6の形成領域内には存在するものの、前記
2つの第1のスルーホール11bとは異なる位置に存在
している。
【0049】層L4 ,L5 に形成された第2のスルーホ
ール12aは、引き回し用導体層5と非チャック側面S
2 とを層間接続している。層L5 に形成された第2のス
ルーホール12bは、引き回し用導体層6と非チャック
側面S2 とを層間接続している。負極側の引き回し用導
体層6において第2のスルーホール12aに対応する位
置には、第2のスルーホール12aよりも大径でかつ円
形状をした抜き穴H1が形成されている。
【0050】そして、直流電源8からの通電を行うと、
同一電圧・電流が2つのヒータ電極層4A,4Bに印加
され、両ヒータ電極層4A,4Bが同一の発熱量で発熱
する。その結果、静電チャック21全体の温度が上昇
し、チャック側面S1 にチャックされているシリコンウ
ェハW1 が加熱されるようになっている。
【0051】従って、本実施形態によれば、前記第1の
実施形態における上記(1)(2)に記載の効果に加え
て、以下のような効果を得ることができる。 (4)本実施形態の静電チャック21では、ヒータ電極
層4A,4Bは同一層L3 の上面において2つのパター
ンに分割され、各分割パターンと引き回し用導体層5,
6とは第1のスルーホール11a,11bにより層間接
続されている。従って、各々のヒータ電極層4A,4B
への通電により、多層基板22内の温度を細かく制御す
ることも可能である。また、各々のヒータ電極層4A,
4Bに対応する第1のスルーホール11a,11bはヒ
ータ電極層4A,4Bの分割数だけ必要であるものの、
引き回し用導体層5,6と非チャック側面S2 とを層間
接続する第2のスルーホール12a,12bは正負両極
の一対で足りる。従って、マルチチャンネル化構造を採
用したときでも電極の外部取り出し位置が少なくて済
み、非チャック側面S2 の煩雑化が未然に防止される。
ゆえに、この静電チャック21は、マルチチャンネル化
に極めて好適な構造を備えたものとなっている。
【0052】(5)本実施形態の静電チャック21で
は、正極側の引き回し用導体層5及び負極側の引き回し
用導体層6の2種が設けられ、それら5,6は互いに異
なる層L4 ,L5 の上面に形成されている。このため、
正極用及び負極側の引き回し用導体層5,6を同一層内
に形成した実施形態1とは異なり、個々に広い領域を確
保することができる。従って、第2のスルーホール12
a,12bの形成位置、つまり電極の外部取り出し位置
をよりいっそう広い範囲で任意に選択することが可能に
なる。
【0053】それゆえ、マルチチャンネル化構造を採用
した本実施形態では、外部取り出し位置の数を最小限
(即ち2つ)にできるばかりでなく、その集中化も容易
に行うことができる。即ち、この静電チャック21は、
ヒータ電極層4A,4Bのマルチチャンネル化に極めて
好適な構造を備えたものとなっている。
【0054】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図5に示される別例の静電チャック31のような構
成にしてもよい。この静電チャック31を構成する多層
基板32は、7層L1 〜L7 からなる。正極用として割
り当てられた第1のスルーホール11bのうち図5の左
側のものは、いわば層L5 内にて途中で分断された状態
となっている。この多層基板32の内部には、導体層3
3,37及びスルーホール34,36が導電性ペースト
P1 を用いて形成されている。また、多層基板32にお
ける非チャック側面S2 には、抵抗値微調整用の導体層
35が導電性ペーストP1 を用いて形成されている。
【0055】よって、ヒータ電極層4Aを通過した直流
電流は、第1のスルーホール11bの上半部、導体層3
3、スルーホール34、抵抗値微調整用の導体層35、
スルーホール36、導体層37、第1のスルーホール1
1bの下半部、引き回し用導体層6、第2のスルーホー
ル12b及び配線を経て、直流電源8のマイナス側に戻
されるようになっている。このように構成したものであ
ると、外部に露出している抵抗値微調整用の導体層35
を例えばトリミングすることで、抵抗値の微調整を事後
的にかつ簡単に行うことが可能である。
【0056】・ 前記実施形態1,2では、引き回し用
の導体層5,6が、ヒータ電極層4,4A,4Bと非チ
ャック側面S2 との間にある層L4 ,L5 の上面に存在
していた。しかし、引き回し用の導体層5,6を、ヒー
タ電極層4,4A,4Bと非チャック側面S2 との間に
ない層に形成することも許容される。
【0057】・ 実施形態2のようなマルチチャンネル
化構造を採用した場合、ヒータ電極層4のパターン分割
数を2ではなく、3以上(3,4,5,6,7,8,9,10…)にして
もよい。
【0058】・ チャック電極層3を2層以上形成した
構成を採用することで、チャック力の増大を図ってもよ
い。 ・ 本発明を具体化した静電チャック1,21,31
は、使用温度が−50℃〜250℃である実施形態のよ
うなエッチング装置用の静電チャック1,21,31に
のみ具体化されるに止まらない。即ち、使用温度が15
0℃〜250℃のアッシング装置用、使用温度が室温〜
500℃のスパッタリング装置用、使用温度が400℃
〜1000℃のCVD装置用としても具体化されること
も可能である。特に、多層基板2,22,32の内層に
RF電極層を形成しておけば、プラズマCVD装置用に
好適な静電チャック1,21,31とすることができ
る。
【0059】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほか、前述した実施形態によって把握される技術
的思想を、必要に応じその効果とともに以下に列挙す
る。 (1) 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、前記多
層基板は窒化アルミニウム焼結体製であること。従っ
て、この技術的思想1に記載の発明によれば、耐熱性や
耐久性に優れ、かつ熱伝導率が大きいため均熱性にも優
れ、しかもシリコンと熱膨張係数が近いためパーティク
ルが発生しにくいものとすることができる。
【0060】(2) 請求項1〜3、技術的思想1のい
ずれか1つにおいて、前記引き回し用導体層は、前記ヒ
ータ電極層と外部露出面との間に層にあること。 (3) 請求項1〜3、技術的思想1,2のいずれか1
つにおいて、前記多層基板は、前記ヒータ電極層よりも
チャック側面の層にチャック電極層を備えること。
【0061】(4) 技術的思想1〜3のいずれか1つ
において、前記多層基板は、前記ヒータ電極層よりもチ
ャック側面の層にRF電極層を備えること。従って、こ
の技術的思想4に記載の発明によれば、例えばプラズマ
の安定化が必要なプラズマCVDに用いる静電チャック
として好適なものとなる。
【0062】(5) 請求項1,2において、前記引き
回し用導体層は正極側の引き回し用導体層及び負極側の
引き回し用導体層の2種であり、それらは同一層内に形
成されていること。従って、この技術的思想5に記載の
発明によれば、少ない層数で済むので多層基板の肉薄化
を図ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、電極の外部取り出し位置に制約を受
けにくく、ヒータ電極層のマルチチャンネル化にも好適
なセラミックヒータを提供することができる。
【0064】請求項2,3に記載の発明によれば、上記
効果に加え、ヒータ電極層をマルチチャンネル化したと
きでも電極の外部取り出し位置の数が少なくて済むた
め、マルチチャンネル化に極めて好適なセラミックヒー
タとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施形態の静電チャッ
クの概略分解斜視図。
【図2】同じくその概略断面図。
【図3】第2実施形態の静電チャックの概略断面図。
【図4】同じくその概略分解斜視図。
【図5】別例の静電チャックの概略断面図。
【図6】(a)は従来の静電チャックの概略断面図、
(b)は(a)のA−A線における断面図。
【符号の説明】
1,21,31…静電チャック、2,22,32…多層
基板、4,4A,4B…ヒータ電極層、5…正極側の引
き回し用導体層、6…負極側の引き回し用導体層、11
a,11b…第1のスルーホール、12a,12b…第
2のスルーホール、S2 …非チャック側面、W1 …被吸
着物としてのシリコンウェハ。
フロントページの続き Fターム(参考) 3K034 AA02 AA34 AA37 BB06 BB13 BC12 BC23 CA34 CA39 EA01 HA01 HA10 JA01 3K092 PP20 QA05 QB02 QB31 QB47 QB74 QB76 QC02 QC25 QC62 RF02 RF11 RF17 RF22 VV03 VV19 VV22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックス焼結体製の多層基板の内層に
    形成されたヒータ電極層と、そのヒータ電極層の正負両
    極を取り出すべく同ヒータ電極層にそれぞれ接続された
    スルーホールとを備え、これらのスルーホールを介した
    前記ヒータ電極層への通電により被吸着物の加熱を行う
    セラミックヒータであって、 前記ヒータ電極層がある層とは異なる層に引き回し用導
    体層を形成するとともに、第1のスルーホールにより前
    記引き回し用導体層と前記ヒータ電極層とを層間接続
    し、かつ前記第1のスルーホールとは異なる位置に形成
    された第2のスルーホールにより前記引き回し用導体層
    と外部露出面とを層間接続したことを特徴とするセラミ
    ックヒータ。
  2. 【請求項2】前記ヒータ電極層は同一層内において複数
    のパターンに分割され、各分割パターンと前記引き回し
    用導体層とは前記第1のスルーホールにより層間接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のセラミック
    ヒータ。
  3. 【請求項3】前記引き回し用導体層は正極側の引き回し
    用導体層及び負極側の引き回し用導体層の2種であり、
    それらは互いに異なる層に形成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載のセラミックヒータ。
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