JP2000012102A - 電池容量計の制御装置 - Google Patents

電池容量計の制御装置

Info

Publication number
JP2000012102A
JP2000012102A JP10170274A JP17027498A JP2000012102A JP 2000012102 A JP2000012102 A JP 2000012102A JP 10170274 A JP10170274 A JP 10170274A JP 17027498 A JP17027498 A JP 17027498A JP 2000012102 A JP2000012102 A JP 2000012102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
discharge
charge
power
internal resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10170274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3697897B2 (ja
Inventor
Norihiko Hirata
典彦 枚田
Kenichi Sakai
健一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP17027498A priority Critical patent/JP3697897B2/ja
Publication of JP2000012102A publication Critical patent/JP2000012102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3697897B2 publication Critical patent/JP3697897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電気自動車に搭載される電池容量
計の精度向上に寄与することができる電池容量計の制御
装置を提供することにある。 【解決手段】 車両の走行時には、電池の内部抵抗Rを
算出して放電深度DODに対応する電池の内部抵抗Rを
内部RAMに記憶しておく。一方、電池の充電時には、
内部抵抗Rに対応する充放電効率φを予め内部ROMに
記録しておき、走行を停止した時点での放電深度DOD
に対応する電池の内部抵抗Rを参照し、さらに、この内
部抵抗Rに対応する充放電効率φを参照する。次に、こ
の参照された充放電効率φに基づいて、電力積算方式で
算出される充電時のWh積算値を補正することで、補正
後のWh積算値を用いて電力積算方式による電池の残存
容量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
電池の残存容量を算出し、メータパネル上の電池容量計
に提示する電池容量計の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車においては、電力源と
なる電池の残存容量をメータパネル上の電池容量計に提
示していた。電池の残存容量を推定する場合、
【数1】 (残存容量)=(推定電池容量)−(放電電力量) …(1) により算出される。ここで、式(1)に示す放電電力量
を推定するには、Wh−P特性から算出するパワー演算
方式を用いる場合と、放電電力を実測し積算するWh積
算方式を用いる場合とがある。
【0003】また、充電時には、充電途中で刻々に変化
する放電深度DOD毎に決まる充電電圧と電流を用いて
Wh積算を行うように制御装置によって制御されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図14を参照
して、電池の放電深度(DOD)と放電電力量の推定誤
差との関係を定性的に説明する。なお、同図において、
L1はパワー演算方式の場合を示し、L2はWh積算方
式の場合を示している。パワー演算方式の場合、電池の
電流,電圧を測定した時の測定誤差に起因してパワー演
算誤差を生じ、そのパワー演算誤差が推定放電電力量に
反映されて推定誤差となる。この誤差は、電池の内部抵
抗が小さい(電池性能が良い)ほど大きくなるととも
に、図14に示すように、放電深度(DOD)が浅いほ
ど大きくなる。
【0005】一方、Wh積算方式の場合、放電電力量が
大きくなるにつれて、すなわち放電深度(DOD)が深
くなるにつれて電流,電圧を測定した時の測定誤差が累
積するため、放電深度(DOD)が深いほど誤差が大き
くなる。このように、パワー演算方式を用いた場合には
放電深度(DOD)が浅い領域で、Wh積算方式を用い
た場合には放電深度(DOD)が深い領域でそれぞれ所
定の残存容量指示精度より誤差が大きくなるといった欠
点があった。
【0006】また、電池は低温状態や劣化状態では充放
電効率が低下するため、従来のように、放電深度DOD
毎に決まる充電電圧と電流を用いてのみ充電時のWh積
算を行う場合には、Wh積算値に誤差が蓄積されるとい
った欠点があった。この結果、メータパネル上に提示さ
れる電池容量計が示す値にズレが生じるといった問題が
あった。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、電気自動車に搭載される電池容量計
の精度向上に寄与することができる電池容量計の制御装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、車両に搭載される電池の放電
深度を求め、この放電深度が浅い領域では電力積算方式
を用いて電池の残存容量を算出する一方、この放電深度
が深い領域ではパワー演算方式を用いて残存容量を算出
し、メータパネル上の電池容量計に残存容量を提示する
ように制御する制御装置であって、車両の走行時には、
前記電池の内部抵抗を算出する内部抵抗算出手段と、前
記放電深度に対応する電池の内部抵抗を記憶する記憶手
段とを備え、前記電池の充電時には、内部抵抗に対応す
る充放電効率を予め記録する充放電効率記録手段と、走
行を停止した時点での放電深度に対応する電池の内部抵
抗を前記記憶手段から参照する第1の参照手段と、この
内部抵抗に対応する充放電効率を前記充放電効率記録手
段から参照する第2の参照手段と、この参照手段により
参照された充放電効率に基づいて、前記電力積算方式で
算出される充電時の電力積算値を補正する電力積算値補
正手段とを備えることを要旨とする。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記充放電効率記録手段は、内部抵抗に対応す
る充放電効率を電池の温度毎に記録し、前記第2の参照
手段は、現在の電池温度に応じて、内部抵抗に対応する
充放電効率を前記充放電効率記録手段から参照すること
を要旨とする。
【0010】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記電力積算値補正手段は、電池の劣化状態に
応じて、充放電効率を補正することを要旨とする。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、車両の
走行時には、電池の内部抵抗を算出しておき、放電深度
に対応する電池の内部抵抗を記憶しておく。一方、電池
の充電時には、内部抵抗に対応する充放電効率を予め記
録しておき、走行を停止した時点での放電深度に対応す
る電池の内部抵抗を参照し、さらに、この内部抵抗に対
応する充放電効率を参照する。次に、この参照された充
放電効率に基づいて、電力積算方式で算出される充電時
の電力積算値を補正することで、補正後の電力積算値を
用いて電力積算方式による電池の残存容量を算出するの
で、電気自動車に搭載される電池容量計の精度向上に寄
与することができる。
【0012】また、請求項2記載の本発明によれば、内
部抵抗に対応する充放電効率を電池の温度毎に記録して
おき、現在の電池温度に応じて、内部抵抗に対応する充
放電効率を参照するようにしているので、電池温度に応
じる最適な充放電効率を用いて電力積算方式で算出され
る充電時の電力積算値を補正することで、補正後の電力
積算値を用いて電力積算方式による電池の残存容量を算
出するので、電気自動車に搭載される電池容量計の精度
向上に寄与することができる。
【0013】また、請求項3記載の本発明によれば、電
池の劣化状態に応じて、充放電効率を補正することで、
電池の劣化状態に応じる最適な充放電効率を用いて電力
積算方式で算出される充電時の電力積算値を補正するこ
とで、補正後の電力積算値を用いて電力積算方式による
電池の残存容量を算出するので、電気自動車に搭載され
る電池容量計の精度向上に寄与することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る電池容量計の制御装置1の構成を示す図である。図
1に示すように、電池3には、インバータ27を介して
負荷となるモータ29が接続されており、電池3からの
直流電流がインバータ27によって所望の三相交流電流
に変換されモータ29が駆動される。
【0015】電圧検出器5は、電池3からインバータ2
7に供給される直流電圧Vを検出する。電流検出器7
は、電池3からインバータ27に供給される直流電流I
を検出する。温度検出器8は、電池3の電池温度Tを検
出する。電池制御部9は、CPU、ROM、RAM(メ
モリ部)、タイマ等を有し、電流検出器7で検出される
電池3の直流電流I、電圧検出器5で検出される電池3
両端の直流電圧Vに基づいて、電池3の出力パワー演算
やWh積算演算を行い残存容量を求め、メータパネル上
の電池容量計11に残存容量を出力する。
【0016】充電器13は、充電時に例えば商用電源A
C100Vからの電力を直流に変換して電池3に供給し
充電を行う。車速センサ15は、車輪に取り付けられた
ロータリーエンコーダからなり、車速パルス信号をモー
タ制御部25および電池制御部9に出力する。
【0017】また、モータ制御部25は、運転者の操作
量としてアクセル21からのアクセル開度や変速レバー
23からのシフトポジションに対応するトルク指令値に
応じてPWM信号を生成してPWM(パルス幅変調)制
御を行う。インバータ27は、内部に複数のスイッチン
グ素子を有し、このスイッチング素子をモータ制御部2
5から出力されたPWM信号に応じてON・OFF制御
することで、電池3からの直流電流を三相交流電流に変
換するものであり、スイッチング素子の駆動制御により
モータ29の出力トルク等の制御を行うことができる。
このインバータ27には、モータ制御部25が接続され
ており、モータ制御部25からのPWM信号に応じてイ
ンバータ27内のスイッチング素子がON・OFF制御
され、所望の三相交流電流がモータ25に供給される。
モータ29は、インバータ27から供給される三相交流
電流に応じて車両を駆動する。なお、モータ29等は、
本実施の形態においては、単なる負荷として考えること
とし、詳細な説明を省略する。
【0018】次に、図2(a),(b)を参照して電池
3の放電特性について説明する。
【0019】一般に、電池3の出力パワーPは、図2
(a)に示すように、電池3の放電可能出力Pに対し
て、現在の放電度合いを表す放電深度DODに依存す
る。また、電池3の出力パワーPは、図2(b)に示す
ように、例えば放電深度DODが50%未満の場合に
は、内部抵抗Rが小さく各放電深度DOD毎の差が少な
いため、信頼度が低くなっており、放電深度DODが5
0%以上の場合には、内部抵抗Rが大きく各放電深度D
OD毎の差が大きいため、信頼度が高くなる。
【0020】一方、電池3のWh積算量は、放電深度D
ODが50%未満の場合には、リセット後の積算誤差が
少ないため、信頼度が高く、放電深度DODが50%以
上の場合には、積算誤差が増加していくため、信頼度が
低くなってくる。
【0021】次に、図3を参照して電池の放電電力演算
値の誤差について定性的に説明する。なお、図3(a)
はWh積算方式を用いた場合、図3(b)はパワー演算
方式を用いた場合を示す。図では縦軸に放電電力演算値
(Wh演算値)を、横軸に放電電力Whの真値をそれそ
れとり、a1,a2は誤差範囲を示している。
【0022】図3(a)に示すWh積算方式では、放電
電力測定時の電流,電圧誤差の累積が誤差の要因である
ため、Wh演算値が大きくなるにつれて誤差がおおきく
なる。図の例でほWh演算値が大きいところ(放電深度
DODがほば100%となったところ)では誤差が±8
%程度となる。通常、この演算精度は、±5%程度が要
求される。そのため、放電深度DODが深いところ、す
なわち放電末期では要求精度を満たすことができない。
【0023】一方、図3(b)に示すパワー演算方式の
場合には、Wh演算値が小さい(放電深度が浅い)とこ
ろで誤差が大きく、Wh演算値が大きくなるにつれて誤
差が小さくなって行く。図の例ではWh演算値がほぼ零
の所では誤差が±10%程度となっており、放電深度D
ODの浅いところでは要求精度を満たしていないことが
分かる。
【0024】次に、図6〜図13を参照しつつ、図4,
図5に示すフローチャートを用いて、電池容量計の制御
装置1の動作を説明する。なお、本フローチャートに示
す制御プログラムは、電池制御部9内部に設けられたR
OMに記憶されており、タイマによる所定のサンプリン
グ時間毎に処理されることとする。
【0025】まず、ステップS10では、電池制御部9
は、車速センサ15から出力される車速パルス信号が
「0」となり車両が停車したか否かを判断する。車両が
停車中ではなく、走行中の場合にはステップS20に進
む。一方、車両が停車中の場合にはステップS50に進
む。
【0026】車両が走行中の場合、ステップS20で
は、残存容量算出処理を行うため、サブルーチンS20
0をコールする。図5に移り、サブルーチンS200の
各ステップが処理される。まず、ステップS210で
は、走行中の電池の電流変化を捉えて放電電流Iおよび
放電電圧Vをサンプリングして、図6に示すように、内
部RAMに放電深度DOD毎に格納する。
【0027】ステップS220では、サンプリングした
放電電流I,放電電圧Vに基づいて、電池の最大出力P
maxを算出する。パワー演算方式では、測定した複数の
放電電流I,放電電圧Vから図7(a)に示すようにI
V特性を一次回帰演算してそのIV特性と放電終止電圧
Vminとの交点からその時の電池の最大出力Pmaxを算出
する。
【0028】そのため、電圧Vに±△Vの誤差が生じる
と、図7(b)に示すように、回帰直線から得られる電
流Imaxに誤差±△Imaxが生じることになり、その結
果、最大出力Pmaxに誤差として、 △P=Vmin × △Imax が生じる。図7(a)において、直線B1で示される電
池の内部抵抗Rは、直線B2で示される電池の内部抵抗
Rより小さく電池性能が良いが、図からもわかるように
内部抵抗Rが小さいほど誤差±△Imaxが大きくなる。
誤差±△Imaxが生じると、図7(c)に示すように、
Wh−P特性から得られる放電電力にも誤差△Pに応じ
て誤差△Whが生じる。ここで、放電深度DODが浅い
領域C1と深い領域C2とを比較すると、DODが浅い
方が誤差△Whが大きいことが分かる。
【0029】なお、最大出力Pmaxとは、車両における
放電可能パワー(パワー演算値)のことであり、電池単
独での最大出力P’maxとは同義ではない。すなわち、
電池のパワーは、放電電流Iと放電電圧Vにより次式で
表される。
【0030】
【数2】 P=IV =I(E−V)/R =−(V2−EV)/R ={−I(V−E/2)2 /R}+E2/4R …(2) ただし、Eは電池の開放電圧、Rは電池の内部抵抗であ
る。
【0031】従って、電池単独の最大出力は、V=E/
2におけるパワー P’max=E2/4R で一義的に決定される。
【0032】一方、車両での電池の使用電圧範囲はV=
E/2以上とし、電池の最大出力P’maxを使用しないこ
ととする。しかし、車両としての使用電圧の下限値Vmi
nが、(a)電池の寿命を考慮した使用電圧範囲の下限
電圧(放電終止電圧)、(b)車両搭載ユニットの性
能,機能を保証可能な使用電圧範囲の下限電圧、という
要因から決定されており、この電圧Vminに到達するパ
ワーが車両としての最大出力、 Pmax=Imax × Vmin となる。ただし、ImaxはVmin時の電流値である。
【0033】そして、ステップS230では、電池特性
に応じて放電電力Whのパワー演算値Pmaxに対する特
性式Wh(Pmax)が算出される。なお、放電電力量W
h(Pmax)を算出する際には、電池の充電および回生
充電の場合を考慮して次式(3)により算出する。
【0034】
【数3】 Wh(Pmax)=Wh(Pmax1)−(∫Idt × Vec × φ)…(3) すなわち、充電前の最新の放電電力量Wh(Pmaxl)を
基準値として、充電分を減算する。式(3)において第
2項の積分は充電電流積算であってVecは放電電力換算
用電圧(放電深度に応じた定数)、φは充放電効率(電
流に応じた定数)である。なお、充電時の放電電力量W
h(Pmax)は暫定値である。
【0035】そして、ステップS240では、最低保証
パワーPminが算出されるとともに、フル容量Wh(Pm
in)が算出される。なお、フル容量Wh(Pmin)は、
図8に示すWh−P特性を表す式Wh(P)に最低保証
パワーPminを代入した値である。
【0036】そして、ステップS250では、残存容量
計のEMPTYランプ点灯時の容量WhCを次式(4)
のように算出する。
【0037】
【数4】WhC=Wh(Pmin)−△Wh …(4) なお、△Whは、残存容量計がEMPTYを表示しても
図8,図9に示す△WhだけEMPTY点灯後に保証す
る電力量である。
【0038】そして、ステップS260では、常時IV
を実測積算して現在までの放電電力量WhRを積算す
る。そして、ステップS270では、新たなPmax1が
得られる毎に特性式Wh(Pmax)に代入して現在まで
の放電電力量Wh(Pmaxl)を算出する。
【0039】なお、放電電力量Wh(Pmax)を算出す
る際には、電池の充電および回生充電の場合を考慮して
上述した式(3)により算出する。また、充電時の放電
電力量Wh(Pmax)は暫定値であり、再度放電開婚後
パワー演算が得られた時点で更新(リセット)される。
また、車両が停止した際の充電時に、満充電条件を終了
した場合には、 Wh(Pmax)=0 として残存容量計をリセットすることとする。
【0040】そして、ステップS280では、平均処理
された放電電力量WhEが算出される。なお、放電電力
量WhEは、Wh積算方式で求められた放電電力量WhR
とパワー演算方式で算出されたWh(Pmax)とを併用
して、次式(5)のように算出される。
【0041】
【数5】 WhE=WhR × M(DOD)+Wh(Pmax)×{1−M(DOD)} …(5) ここで、重みM(DOD)は放電深度DODの関数であ
り、Wh(Pmax)はパワー演算方式で算出された現在
までの放電電力量である。例えば、
【数6】M(DOD)=1−DOD …(6) とすれば、図10(a)に示すように重みMは放電深度
DODが深くなるにつれて1から零へと小さくなり、図
10(b)のように放電電力量WhEはWhRからWh
(Pmax)へと移行する。
【0042】なお、図10(b)において、縦軸は放電
電力量、横軸はパワーPである。また、図10(c)は
図11に示したように所定の放電深度DODでWh積算
方式からパワー演算方式に切り換えた場合のDODとM
(DOD)の関係を示している。
【0043】よって、上述したような残存容量推定方法
では、パワー演算方式とWh積算方式とを併用して放電
電力量を算出する。一例として、図11に示すように放
電深度(DOD)が50%を境にWh積算方式からパワ
ー演算方式に切り換える。すなわち、放電深度(DO
D)が0〜50%までをWh積算方式で算出し、放電深
度(DOD)が50〜100%まではパワー演算方式で
算出する。図11のように算出方式を切り換えることに
より、Wh演算値の誤差を一番大きいところでも目標と
する±5%程度に抑えることができる。
【0044】図11では、放電深度(DOD)が50%
を境にWh積算方式からパワー演算方式に切り換えた
が、この2つの方式を併用する際のそれぞれの重み付け
は、各方式の誤差の状況に応じて選択される。このと
き、切り換えの要因として以下の2つの要因が考えられ
る。
【0045】そして、ステップS290では、電池の残
存容量を次式(7)により算出し、本サブルーチンから
メインルーチンに復帰する。
【0046】
【数7】(残存容量)=WhC−WhE …(7) なお、残存容量計11の満充電ランプ点・消灯に関して
は、普通充電制御の正常終了条件成立時(これを浦充電
と定義する)に放電電力量を WhR=0 にして滞充電ランプを点灯し、WhR>規定放電電力量
となった時に消灯する。ここで、WhRを用いる理由
は、満充電に近い状態ではパワー演算方式を用いるWh
(Pmax)では分解能不足だからである。
【0047】図4に戻り、ステップS30では、図6に
示す放電深度DOD毎の電池の電流変化を捉えた電流I
および電圧Vに基づいて、電池の内部抵抗Rを算出し、
図12に示すように、放電深度DOD毎の内部抵抗Rを
内部RAMに記憶する。
【0048】なお、内部抵抗Rは、上述したステップS
210において、内部RAMに格納しておいた放電深度
DOD毎の変化量ΔIおよびΔVから、
【数8】R=ΔV/ΔI …(8) 求められる。
【0049】そして、ステップS40では、電池制御部
9は、パネルメータ上に設けられた電池容量計11にス
テップS290で算出された残存容量を出力して提示さ
せた後、ステップS10に戻る。
【0050】一方、車両が停車中の場合、ステップS5
0では、充電器13を用いて電池3に補充電を行うため
に充電開始スイッチ14が押されSW信号がオン状態か
否かを判断する。SW信号がオン状態となった場合に
は、ステップS60では、充電器13により電池3に補
充電が開始される。
【0051】そして、ステップS70では、停車直前の
放電深度DODに対応する内部抵抗Rを内部RAMに格
納されている変換テーブル(図12)から読み出す。そ
して、ステップS80では、この内部抵抗Rと現在の電
池温度Tに対応する充放電効率φを内部ROMに予め記
録されている変換テーブル(図13)から読み出して求
める。
【0052】なお、図13は、予め実験データとして収
集された電池温度毎の内部抵抗Rに対応する充放電効率
φを記録した変換テーブルを示す図である。内部抵抗R
に対応する充放電効率φを電池の温度毎に変換テーブル
に記録しておき、現在の電池温度Tに応じて、内部抵抗
Rに対応する充放電効率φを参照すれば、電池温度Tに
応じる最適な充放電効率を用いて電力積算方式で算出さ
れる充電時の電力積算値を補正することができる。
【0053】また、電池状態として電池の劣化状態に応
じて充放電効率φに劣化係数k(0<k<1)乗じて補
正するようにしてもよい。電池の劣化状態に応じて、充
放電効率φを補正することで、電池の劣化状態に応じる
最適な充放電効率φを用いて電力積算方式で算出される
充電時の電力積算値を補正することができる。
【0054】ここで、電池の劣化係数kは、放電時の放
電電力量Whdと、放電電力量Whdまで充電するのに
必要な充電電力量Whcとから、
【数9】k=Whd/Whc として求める。そして、ステップS90では、この充放
電効率φを用いて充電時の電力積算を次式(10)によ
り算出する。
【0055】
【数10】 電力積算値=∫Idt × Vec × φ …(10) この積分は、充電電流積算であってVecは放電電力換算
用電圧(放電深度に応じた定数)、φは充放電効率であ
る。
【0056】そして、ステップS100では、充電時の
電力積算値がステップS240で算出されたフル容量W
h(Pmin)まで到達したかを判断し、この条件を満足
するまでステップS90に戻り、電力積算を繰り返す。
一方、満充電時にはステップS110に進み、充電器1
3による電池3への充電を終了する。
【0057】このように、車両の走行時には、電池の内
部抵抗Rを算出して放電深度DODに対応する電池の内
部抵抗Rを内部RAMに記憶しておく一方、電池の充電
時には、内部抵抗Rに対応する充放電効率φを予め内部
ROMに記録しておき、走行を停止した時点での放電深
度DODに対応する電池の内部抵抗Rを参照し、さら
に、この内部抵抗Rに対応する充放電効率φを参照す
る。次に、この参照された充放電効率φに基づいて、電
力積算方式で算出される充電時の電力積算値Whを補正
することで、補正後の電力積算値Whを用いて電力積算
方式による電池の残存容量を算出する。この結果、電気
自動車に搭載される電池容量計の精度向上に寄与するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電池容量計の制御
装置の構成を示す図である。
【図2】電池の放電特性を示す図(a)と、電池のパワ
ー容量と電力積算量との信頼性を説明するための図
(b)である。
【図3】放電電力演算値の誤差を定性的に示す図であ
り、(a)はWh積算方式を用いた場合、(b)はパワ
ー演算方式を用いた場合を示す。
【図4】電池容量計の制御装置の動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】電池の残存容量算出処理を行うためのサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図6】走行中の電池の電流変化を捉えて放電電流Iお
よび放電電圧Vをサンプリングした図である。
【図7】パワー演算方式の誤差要因を説明する図であ
り、(a)はIV特性の一次回帰直線を示す図、(b)
は誤差△Pを説明する図、(c)は誤差△Whを説明す
る図である。
【図8】パワー特性に対する放電電力量を示す図であ
る。
【図9】放電深度DODと残存容量計の原点(EMPTY)
との関係を示す図である。
【図10】平均処理を説明する図であり、(a)は放電
深度DODと重みMとの関係を示し、(b)はWhEの
変化を定性的に示す図、(c)は放電深度DODと重み
Mとの関係の他の例を示す。
【図11】パワー演算方式とWh積算方式とを併用して
放電電力量を説明するための図である。
【図12】放電深度DOD毎の内部抵抗Rの変化を示す
図である。
【図13】予め実験データとして収集された電池温度毎
の内部抵抗Rに対応する充放電効率φを記録した変換テ
ーブルを示す図である。
【図14】放電深度DODと放電電力量の推定誤差との
関係を示す図である。
【符号の説明】
3 電池 5 電圧検出器 7 電流検出器 8 温度検出器 9 電池制御部 11 電池容量計 13 充電器 14 充電開始スイッチ 15 車速センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G016 CA03 CB06 CB22 CB32 CC02 CC03 CC04 CC06 CC10 CC23 CC24 CC27 CC28 CD02 CD03 CE08 5G003 BA01 CA01 CA11 CB01 EA05 FA06 GB06 GC05 5H030 AA01 AS08 BB01 BB21 FF42 FF43 FF44 5H111 BB06 CC01 CC16 DD03 FF05 GG09 HA02 HA05 HA06 HB01 HB09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される電池の放電深度を求
    め、この放電深度が浅い領域では電力積算方式を用いて
    電池の残存容量を算出する一方、この放電深度が深い領
    域ではパワー演算方式を用いて残存容量を算出し、メー
    タパネル上の電池容量計に残存容量を提示するように制
    御する制御装置であって、 車両の走行時には、 前記電池の内部抵抗を算出する内部抵抗算出手段と、 前記放電深度に対応する電池の内部抵抗を記憶する記憶
    手段とを備え、 前記電池の充電時には、 内部抵抗に対応する充放電効率を予め記録する充放電効
    率記録手段と、 走行を停止した時点での放電深度に対応する電池の内部
    抵抗を前記記憶手段から参照する第1の参照手段と、 この内部抵抗に対応する充放電効率を前記充放電効率記
    録手段から参照する第2の参照手段と、 この参照手段により参照された充放電効率に基づいて、
    前記電力積算方式で算出される充電時の電力積算値を補
    正する電力積算値補正手段とを備えることを特徴とする
    電池容量計の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記充放電効率記録手段は、内部抵抗に
    対応する充放電効率を電池の温度毎に記録し、 前記第2の参照手段は、現在の電池温度に応じて、内部
    抵抗に対応する充放電効率を前記充放電効率記録手段か
    ら参照することを特徴とする請求項1記載の電池容量計
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電力積算値補正手段は、 電池の劣化状態に応じて、充放電効率を補正することを
    特徴とする請求項1記載の電池容量計の制御装置。
JP17027498A 1998-06-17 1998-06-17 電池容量計の制御装置 Expired - Fee Related JP3697897B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17027498A JP3697897B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 電池容量計の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17027498A JP3697897B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 電池容量計の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000012102A true JP2000012102A (ja) 2000-01-14
JP3697897B2 JP3697897B2 (ja) 2005-09-21

Family

ID=15901916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17027498A Expired - Fee Related JP3697897B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 電池容量計の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3697897B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003061055A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-24 Panasonic Ev Energy Co., Ltd. Evaluation de la capacite restante d'un accumulateur et dispositif a cet effet, systeme de bloc-batterie, et vehicule electrique
JP2005188965A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 二次蓄電池の残存容量を判定する方法、および、判定結果を用いて車両に搭載された二次電池の残存容量を検出する方法と装置
WO2009022542A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 電源システムおよびそれを備えた車両、ならびに電源システムの制御方法
JP2010110187A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Honda Motor Co Ltd 電動車両
JP6276445B1 (ja) * 2016-12-19 2018-02-07 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. エネルギー貯蔵システムの充放電効率値更新装置
JP2020109720A (ja) * 2019-01-04 2020-07-16 株式会社東芝 蓄電池評価装置、蓄電池評価方法及び蓄電池評価システム
KR102491189B1 (ko) * 2022-09-05 2023-01-20 (주) 아하 컨트롤 보드에 통합된 누전 차단기와 적산 전력계를 포함하는 전기차 충전 장치

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7339351B2 (en) 2001-12-27 2008-03-04 Panasonic Ev Energy Co., Ltd. Method and apparatus for estimating remaining capacity of secondary battery
WO2003061055A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-24 Panasonic Ev Energy Co., Ltd. Evaluation de la capacite restante d'un accumulateur et dispositif a cet effet, systeme de bloc-batterie, et vehicule electrique
JP4514449B2 (ja) * 2003-12-24 2010-07-28 古河電気工業株式会社 二次蓄電池の残存容量を判定する方法、および、判定結果を用いて車両に搭載された二次電池の残存容量を検出する方法と装置、並びに、二次蓄電池の残存容量を判定するための端子電圧を演算するために使用する傾きと切片とを求める方法と装置
JP2005188965A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 二次蓄電池の残存容量を判定する方法、および、判定結果を用いて車両に搭載された二次電池の残存容量を検出する方法と装置
US8655524B2 (en) 2007-08-10 2014-02-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power supply system, vehicle provided with the same and control method of power supply system
JP2009044930A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toyota Motor Corp 電源システムおよびそれを備えた車両
JP4640391B2 (ja) * 2007-08-10 2011-03-02 トヨタ自動車株式会社 電源システムおよびそれを備えた車両
WO2009022542A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 電源システムおよびそれを備えた車両、ならびに電源システムの制御方法
JP2010110187A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Honda Motor Co Ltd 電動車両
JP6276445B1 (ja) * 2016-12-19 2018-02-07 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. エネルギー貯蔵システムの充放電効率値更新装置
JP2018102109A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. エネルギー貯蔵システムの充放電効率値更新装置
US10330733B2 (en) 2016-12-19 2019-06-25 Lsis Co., Ltd. Apparatus for updating charging/discharging efficiency factor of energy storage system
JP2020109720A (ja) * 2019-01-04 2020-07-16 株式会社東芝 蓄電池評価装置、蓄電池評価方法及び蓄電池評価システム
JP7096775B2 (ja) 2019-01-04 2022-07-06 株式会社東芝 蓄電池評価装置、蓄電池評価方法及び蓄電池評価システム
KR102491189B1 (ko) * 2022-09-05 2023-01-20 (주) 아하 컨트롤 보드에 통합된 누전 차단기와 적산 전력계를 포함하는 전기차 충전 장치
KR102508481B1 (ko) * 2022-09-05 2023-03-09 (주) 아하 컨트롤 보드와 rcd 회로로부터 적산 전력계를 물리적으로 구획하는 봉인 장치를 구비한 전기차 충전 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3697897B2 (ja) 2005-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3736268B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
US6107779A (en) Apparatus for detecting remaining capacity of battery
EP0713101B1 (en) Remaining battery capacity meter and method for computing remaining capacity
JP5493407B2 (ja) 組電池の容量調整装置
WO2001018938A1 (fr) Appareil pour la mesure de la capacite d'une batterie et pour le calcul de la capacite restante
JP2003224901A (ja) 電池容量管理方法及びその装置、並びに車両動力用電池の容量管理装置
JP2000261901A (ja) 二次電池の電池容量劣化算出方法
JP2008179284A (ja) 二次電池の劣化判定装置
JP3767150B2 (ja) 電池の残存容量検出装置
JP2005261034A (ja) 蓄電機構の制御装置
JP3104483B2 (ja) ハイブリッド車用電池残存容量検出装置
JP2013083525A (ja) 車両用制御装置および残容量推定方法
JP2000012102A (ja) 電池容量計の制御装置
JP4145448B2 (ja) 蓄電装置の残容量検出装置
JP3687463B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP3879261B2 (ja) 電池容量計の制御装置
JP4030261B2 (ja) 電池の残存量演算回路と残存量演算方法
JPH08163705A (ja) 電気自動車のバッテリ残容量表示装置
JP3702172B2 (ja) ハイブリッドカーの充放電制御方法
JP3346182B2 (ja) 電気車用電池の残存容量推定方法
JP2000221249A (ja) バッテリ充電状態検出装置
JPH10142302A (ja) 電池残容量検出装置
JP3503313B2 (ja) バッテリパワー演算装置
JP3791425B2 (ja) 電池の満充電容量計測装置、計測方法、その計測装置を搭載した車両の制御装置および制御方法
US20230158915A1 (en) Charge control device

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees