JP2000011241A - 電子マネー対応自動販売機 - Google Patents
電子マネー対応自動販売機Info
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- JP2000011241A JP2000011241A JP10179880A JP17988098A JP2000011241A JP 2000011241 A JP2000011241 A JP 2000011241A JP 10179880 A JP10179880 A JP 10179880A JP 17988098 A JP17988098 A JP 17988098A JP 2000011241 A JP2000011241 A JP 2000011241A
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Abstract
送信時に、送信したデータを印字出力しておいて、後で
照合できるようにするとともに、送信元の自動販売機の
確認及び本来のICカードリーダライタとセキュリティ
チップとがそれに取り付けられていたかを確認できるよ
うにする。 【解決手段】 ICカードリーダライタ2が集計し保持
していた売上集計データをPHS電話機12を介してカ
ード発行機関のデータ収集装置15へ送信する。その際
に、送信した売上集計データとともに当該自動販売機の
機械番号,ICカードリーダライタ2の識別番号及びI
Cカードリーダライタ2に取り付けられているセキュリ
ティチップ2bの識別番号を、プリンタ8により印字出
力する。
Description
データとして記録されているICカード型電子マネーを
使用して商品購入が可能な電子マネー対応自動販売機に
関するものである。
達に伴って、金銭的価値を電子データに換えて取引を行
う電子マネーの導入が検討され、各地で試行実験も行わ
れるようになっている。そのような状況下において、自
動販売機においても、電子マネーを使えるようにする必
要性が高まっている。
を投入して商品を購入する方式のものが大部分である
が、一部に磁気記録式のプリペイドカードを使って商品
を購入できるものも開発されている。そのような自動販
売機では、磁気記録式のプリペイドカードが使用された
場合は、プリペイドカードに記録されている残金から商
品の価格分を引き去り、カード残金をその値に書き換え
るとともに商品を排出する。
ード発行機関に請求するため、売上金額をメモリに記録
しておき、集計時にそれをプリンタで打ち出してカード
発行機関に送るようにしている。
にICカード型電子マネー対応にする場合、カード発行
機関との間の精算を、上記プリペイドカード対応の自動
販売機と同様な方式を適用することが考えられる。しか
しながら、今後電子マネーが普及して取引量が多くなる
と、売上データをいちいちプリントアウトして請求する
方式では対応しきれなくなる。そこで、各自動販売機と
カード発行機関とを電話回線等で接続し、売上データを
直接送信する方式が検討されている。
ー対応にする場合、自動販売機にICカードリーダライ
タを設け、それにセキュリティチップを取り付けて、I
Cカードのデータの読み書きをセキュリティチップを介
して行うようにしてセキュリティが確保されるようにす
る必要がある。
電子マネー対応自動販売機において、ICカード型電子
マネーによる売上金額を電話回線等を通して送信する場
合、送信した金額がカード発行機関から振り込まれたと
きに照合を行うため、送信時に送信結果をプリントアウ
トできるようにすることが望まれる。一方、ICカード
リーダライタは、通常取り替え可能になっており、セキ
ュリティチップもICカードリーダライタから容易に取
り外し可能になっている。したがって、場合によって
は、故意又は錯誤によりICカードリーダライタやセキ
ュリティチップが入れ替えられてしまい、エラーが発生
する可能性もあるという問題点があった。
動販売機におけるICカード型電子マネーでの売上集計
データのカード発行機関への送信時に、送信した売上集
計データをプリントアウトして、送信した金額がカード
発行機関から振り込まれたときに照合できるようにする
と同時に、自動販売機,ICカードリーダライタ及びセ
キュリティチップの固体識別もできるようにすることを
目的とするものである。
め、請求項1に記載の電子マネー対応自動販売機は、自
動販売機各部をそれぞれ個別に制御する複数の端末制御
部と、それらの端末制御部を統括して制御する主制御部
と、金銭的価値が電子データとして記録されているIC
カードを受け入れて、セキュリティチップを介して前記
ICカードのデータの読み書きを行い、前記ICカード
のデータから販売商品の価格を引き去り、ICカードの
データを引き去り後の値に書き換えるとともに、前記販
売商品の価格を売上集計データとして蓄積するICカー
ドリーダライタと、指令により遠隔地にあるデータ収集
装置に対して通信回線を介して前記売上集計データを送
信する通信手段と、プリンタとを具えた電子マネー対応
自動販売機であって、前記ICカードリーダライタが集
計し保持していた売上集計データの前記データ収集装置
への送信時に、前記プリンタから前記売上集計データと
ともに前記主制御部に設定されている当該自動販売機の
機械番号,前記ICカードリーダライタの識別番号及び
前記セキュリティチップの識別番号を印字出力すること
を特徴とする。このようにすると、送信した金額がカー
ド発行機関から振り込まれたときに照合できるようにな
るとともに、自動販売機,ICカードリーダライタ及び
セキュリティチップの固体識別もできるようになる。
自動販売機は、売上集計データの送信指令があった直後
に印字データの一部を印字し、売上集計データの送信完
了後に残りの印字データを印字することを特徴とする。
このようにすると、集計動作の開始と終了をプリンタの
動作で確認できるようになる。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のシステム
図である。図1において、2はICカードリーダライ
タ、3はインターフェース、4はコネクタ、7は入力装
置、8はプリンタ、9は光アダプタ、10はハンディー
ターミナル、11はICカード、12はPHS電話機、
13はPHS基地局、14は公衆回線、15はデータ収
集装置である。
部5,販売制御部6等の端末制御部を統括して制御す
る。この主制御部1には、自動販売機ユーザにより、自
動販売機の固体識別に用いる機械番号が設定されてい
る。入力装置7は、商品価格,商品選択ボタンの設定等
各種のデータを入力して主制御部1に設定するためのも
のである。プリンタ8は、売上データ等を印字出力する
ためのものである。ハンディーターミナル10は、赤外
線により通信を行う光アダプタ9を介して売上データ等
を収集するためのものである。
リーダライタ2とインターフェース3を設けている。I
Cカードリーダライタ2は、カード挿入口2aを有して
おり、ICカード11のデータの読み書きが可能になっ
ている。ICカード11には、金銭的価値が電子データ
として記録されており、ICカード型電子マネーとして
機能する。また、ICカードリーダライタ2には、セキ
ュリティチップ2bが組み込まれており、ICカード1
1に対するデータの読み書きは、セキュリティチップ2
bを介して行われる。その結果、正規のICカード11
のみ使用が可能になり、それ以外のものは全て拒絶され
る。そのようにして、システムのセキュリティが確保さ
れるようにしている。
2aにICカード11が挿入されると、ICカードリー
ダライタ2は、ICカード11に記録されているデータ
を読み込んで残金を確認し、インターフェース3を介し
て主制御部1に通知する。それを受けて、ICカード1
1の残金で購入可能な商品の販売可のランプを点灯させ
る。そして、販売可の商品の内から商品選択ボタンで選
択された商品を販売制御部6により搬出する。
に、選択された商品の価格を、ICカード11の残額か
ら引き去ってデータを書き替える。また、その商品の価
格を、ICカードリーダライタ2内のメモリにカード売
上集計データファイルとして蓄積しておく。
内容の一例を示す図である。このデータファイルは、蓄
積データ数が所定数になったとき、または、所定期間が
経過したとき等に閉じられる。その後は、別のデータフ
ァイルが開かれて、その後の売上データは、そちらに蓄
積される。そのようにして、ICカードリーダライタ2
内のメモリには、複数のカード売上集計データファイル
が保持されることになり、それぞれのファイルには、連
続番号が付されていく。
ダライタID」は、当該ICカードリーダライタ2に付
与されている固有の番号であり、「セキュリティチップ
ID」は、当該ICカードリーダライタ2に組み込まれ
ているセキュリティチップ2bに付与されている固有の
番号である。「集計データファイル番号」は、そのカー
ド売上集計データファイルの番号であり、「集計データ
ステータス」は、当該ファイルをカード発行機関に送信
済か否か、当該ファイルが現在開かれているか否か等、
そのファイルの現在の状態を示している。
よる売り上げ金額を蓄積した結果の合計金額である。
「カード挿入回数」は、当該ファイルが開いている期間
にICカードリーダライタ2にICカード11が挿入さ
れた累計の回数、「拒絶回数」は、当該ファイルが開い
ている期間中にICカード11が挿入されたが、カード
の不正,通信異常等により受入れが拒絶された累計の回
数である。したがって、「カード挿入回数」−「拒絶回
数」が、実際にICカードにより売上があった回数にな
る。そして、「ファイルクローズ時刻」は、当該ファイ
ルが閉じられた時刻を記録している。
4を介してPHS電話機12が接続可能になっており、
ICカードリーダライタ2に保持されているカード売上
集計データファイルは、送信指令に基づきICカードリ
ーダライタ2からインターフェース3,PHS電話機1
2,PHS基地局13及び公衆回線14を介して、カー
ド発行機関のデータ収集装置15に送られる。
グメントLEDよりなる表示器3aと複数の設定ボタン
3bとを具えており、データ収集装置15の電話番号や
通信状態がよくない時のリトライ回数等の設定ができる
ようにしている。
との接続は、移動可能なPHS電話機12を用いれば、
特別な配線工事が不要になる上、他の自動販売機と共通
に用いることができてコスト的に有利になるが、各自動
販売機に固定式のPHS無線機を設けてもよい。そのよ
うにすれば、各自動販売機毎にPHS無線機が必要にな
る分コストは高くなるが、操作が簡単になる。なお、電
話機としては、PHSに限らず携帯電話でもよい。ま
た、ICカードリーダライタ2と公衆回線14との接続
をインターフェース3やPHS電話機12等を介さずに
有線の電話回線で直接接続してもよい。そのようにすれ
ば、電話線を引く配線工事が必要になるが、操作が簡単
になり、通信も安定的に行える。
ィーターミナル10又はプリンタ8に設けられている集
計(クリア)キーを押すことにより、自動販売機の通常
の集計動作の開始指令と連動して行われる。すなわち、
入力装置7やハンディーターミナル10あるいはプリン
タ8の集計(クリア)キーが押されると、通常の集計動
作を行った後、電子マネーの集計動作が連続して行わ
れ、ICカードリーダライタ2に保持されている未送信
のカード売上集計データファイルが全てデータ収集装置
15に送られる。
うための集計開始ボタン3cをインターフェース3に別
途設けている。PHSの通信状況が悪くて通信エラーが
頻繁に起きるような場合、入力装置7やハンディーター
ミナル10、あるいはプリンタ8の集計(クリア)キー
を使ってリトライすると、電子マネーの集計動作に加え
て通常の集計動作も無駄に繰り返すことになるが、電子
マネーの集計動作を単独で行うための集計開始ボタンを
使ってリトライすれば、そのような不都合がなくなる。
イルがデータ収集装置15に送信され、それが完了する
と、データ収集装置15から受領確認データが返送され
てくる。受領確認データは、「受信したデータは正常に
受領したのでICカードリーダライタ2から消去してよ
い」ことを通知するための更新情報である。そして、カ
ード発行機関は、受領したカード売上集計データに基づ
いて、商品販売者(自動販売機の運営機関)に売上金の
振り込みを行うことになる。
った時に照合できるように、前記集計動作の実行時に、
カード発行機関へ送信したカード売上集計データの内の
必要部分をプリンタ8により印字出力する。
す図である。最初にタイトルを印字する。次にプリント
番号と集計動作を開始した日時とを印字する。プリント
番号は、印字の度にインターフェース3が連番で付与す
る。その次に、自動販売機の固体識別を行えるように、
当該自動販売機の主制御部1にユーザが設定している機
械番号を、主制御部1から読み込んで印字する。その後
に、データ収集装置15との接続を、ICカードリーダ
ライタ2からインターフェース3経由で接続している
か、ICカードリーダライタ2から直接接続しているか
を示すため、前者であれば「ジハンキ」を印字し、後者
であればカードリーダライタを意味する「CRW」を印
字する。
らICカードリーダライタIDとセキュリティチップI
Dとを読み出して印字した後、今回データ収集装置15
に送信した全てのカード売上集計データファイルの集計
データファイル番号,売上件数及びファイル合計金額を
それぞれ印字する。それらの内、集計データファイル番
号及びファイル合計金額は、各カード売上集計データフ
ァイルから読み出してそのまま印字するが、売上件数
は、各カード売上集計データファイル中のカード挿入回
数から拒絶回数を差し引いた値を印字する。
の取扱い件数とファイル合計金額の合計を印字し、最後
に、処理結果を印字する。すなわち、集計動作が正常に
完了した場合は、「シュウリョウ」を印字する。一方、
集計動作の途中で異常が発生した場合は、図4に示すよ
うに、「エラー」の文字とともに、エラーの内容を印字
する。
信指令があったら、直ちに印字データの一部、例えば、
タイトル部分、あるいは、タイトルからセキュリティチ
ップIDまでの部分を印字して、一旦停止させる。そし
て、売上集計データの送信が完了した後に残りの部分を
印字する。そのようにすれば、集計動作の開始と終了を
プリンタの動作で確認できるようになる。
ているので、次に記載するような効果を奏する。すなわ
ち、請求項1に記載の電子マネー対応自動販売機は、売
上集計データのデータ収集装置への送信時に、売上集計
データとともに当該自動販売機の機械番号,ICカード
リーダライタの識別番号及びセキュリティチップの識別
番号をプリンタで印字出力するようにした。その結果、
送信した金額がカード発行機関から振り込まれたときに
照合できるようになるとともに、自動販売機,ICカー
ドリーダライタ及びセキュリティチップの固体識別も可
能になる。
自動販売機は、売上集計データの送信指令があった直後
に印字データの一部を印字し、売上集計データの送信完
了後に残りの印字データを印字するようにしたので、集
計動作の開始と終了をプリンタの動作で確認できるよう
になる。
示す図である。
示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 自動販売機各部をそれぞれ個別に制御す
る複数の端末制御部と、それらの端末制御部を統括して
制御する主制御部と、金銭的価値が電子データとして記
録されているICカードを受け入れて、セキュリティチ
ップを介して前記ICカードのデータの読み書きを行
い、前記ICカードのデータから販売商品の価格を引き
去り、ICカードのデータを引き去り後の値に書き換え
るとともに、前記販売商品の価格を売上集計データとし
て蓄積するICカードリーダライタと、指令により遠隔
地にあるデータ収集装置に対して通信回線を介して前記
売上集計データを送信する通信手段と、プリンタとを具
えた電子マネー対応自動販売機であって、前記ICカー
ドリーダライタが集計し保持していた売上集計データの
前記データ収集装置への送信時に、前記プリンタから前
記売上集計データとともに前記主制御部に設定されてい
る当該自動販売機の機械番号,前記ICカードリーダラ
イタの識別番号及び前記セキュリティチップの識別番号
を印字出力することを特徴とする電子マネー対応自動販
売機。 - 【請求項2】 売上集計データの送信指令があった直後
に印字データの一部を印字し、売上集計データの送信完
了後に残りの印字データを印字することを特徴とする請
求項1記載の電子マネー対応自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17988098A JP3624697B2 (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 電子マネー対応自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17988098A JP3624697B2 (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 電子マネー対応自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000011241A true JP2000011241A (ja) | 2000-01-14 |
JP3624697B2 JP3624697B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=16073525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17988098A Expired - Fee Related JP3624697B2 (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 電子マネー対応自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3624697B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002297902A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 携帯電話対応代金支払システム |
US6882398B2 (en) | 2001-04-17 | 2005-04-19 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Liquid-crystal display device and method of fabricating same |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP17988098A patent/JP3624697B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002297902A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 携帯電話対応代金支払システム |
US6882398B2 (en) | 2001-04-17 | 2005-04-19 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Liquid-crystal display device and method of fabricating same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3624697B2 (ja) | 2005-03-02 |
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