JP2005011310A - Icタグ及びicタグ処理システム、並びに利用形態変換型記録媒体、利用形態変換方法、利用形態変換システム、利用形態変換装置 - Google Patents

Icタグ及びicタグ処理システム、並びに利用形態変換型記録媒体、利用形態変換方法、利用形態変換システム、利用形態変換装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 商品販売後も機能するICカードの提供。
【解決手段】 薄板状で縦型のカード形状を成し、内部にIC13を有すると共に外部からの電力供給及び情報交換が可能なアンテナ部14を有して非接触にて外部と情報の交換が可能なカード本体1と、
表面に全域に亙り商品の形態を表示可能な商品表示領域11と、
商品表示領域下方或は上方に、書き換え可能な表示領域を設けた商品情報表示欄12とからなり、商品表示領域11には添付する商品の形態を表示し、商品情報表示欄12には展示時には添付する商品に関する顧客への情報を表示し、販売時は購入者に関する情報に書き換えて表示する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、商品に添付して商品の情報を記録可能な商品情報記録媒体及び商品の値段等を表す商品タグカード等の専用情報記録媒体に関すると共に、専用情報記録媒体を用いた専用情報記録媒体の処理装置及び同処理システムに関する。
パソコン等の汎用装置にてフロッピー(登録商標)ディスク等の汎用記録媒体に第1の利用形態としてゲームプログラムを記録しそのゲームプログラムを起動して利用し、その後、パソコン第2の利用形態として映画の映像や音声情報を再生して利用可能である。しかしながら、例えば大勢の客が利用する売り場において、汎用のパソコンで汎用のフロッピー(登録商標)ディスクを用いて第1の利用形態として記録された商品情報、例えば価格情報を読み込み、第2の利用形態として保証書としての商品販売時に購入に関する情報、例えば購入日時と購入店と購入商品情報に書き換える場合、数ある処理プログラムや書換え可能な情報からの選択する手順を必要とし、時間がかかりすぎるので、客を待たせることのない専用カードとその専用カードの記録情報によって定まる専用機能の処理装置やシステムが必要であった。最近のPOSレジスタ装置はパソコンを改造し、入金額の入力、購入商品のバーコード読込による価格情報の入力、そして専用カードであるポイントカードに記録されたポイント情報を読み込む専用装置であり、もともとパソコンとしての各種機能を汎用的に用いることが禁止されている。
従来専用カードとしては、例えば、商品の価格情報を記録した商品タグ、電車や電話機の使用料金を記録したプリペイドカード、入場許可情報を記録した入場券、ポイント情報を記録したポイントカードなどが例示できる。例えば商品タグは、カード形状の比較的厚い紙に、商品の名称、メーカー名、製造場所、種類、大きさ、型番、価格等の商品に関する情報を表示すると共に、POSシステムによって商品管理を行うために必要なバーコードが表示されている。
そして、被服は勿論のこと、バッグ、宝飾品、時計類と、殆どの商品に添付されている。
商品タグは、販売時に前記商品の情報を客が一目で分かるようにしているもので、客は商品を購入すると破棄してしまうのが一般的である。
出願人は、平成15年2月13日出願の『非接触型データキャリア読取用ハンディアンテナ』(特願2003−035539号)によって、ICタグを読み取る装置を提案した。
同装置によれば、ICを内蔵した非接触型のタグに記録されている内容を同アンテナにより効率よく読み取ることが出来る。
他方、商品には保証書を添付して販売するものがあった。例えば、電化製品などでは保証する商品と保証期間と販売店とを記載することで購入者に対し一定期間商品の保証をしている。また、宝飾類等高級品には同商品の品質を保証する保証書が添付されて販売されるケースがあった。
また、商品購入時にその購入金額に見合ったポイントを発生し、会員カードに該発生したポイントを会員カード所有者に特典としてあたえるものがあった。即ち、一般にスーパーマーケット等で用いられる磁気カードからなるポイントカードであり、商品購入金額に見合ったポイントが加算され、次回精算時にポイントを金額に換算して商品代金から減算して特典とするものである。また、別の特典の付与の例としては、『商品販売データ処理装置,駐車時間管理装置および駐車時間管理システム』(特開2002−203260、以下従来例1という)があり、上記特典として与えられるポイントを駐車場利用可能時間に変換してリライトカード(会員カード)に書込み、該リライトカードを駐車場出庫時に用いることでリライトカードに書込まれた時間の駐車場利用料金がサービスされるものである。
特願2003−035539号 特開2002−203260号公報
しかしながら、従来から一般的に用いられてきた印刷が施されている紙の商品タグでは、商品に商品タグを添付するのは人手によって行われていたため商品と異なる商品タグを添付してしまうミスが多く発生していた。又、纏まった商品を一度に管理するには、個々の商品に添付されている商品タグを店員が一つ一つ確認していたので、商品管理に手間が掛かってしまうという問題点を有した。
他方、ICタグでも、従来は販売するまでの商品管理に用いられていただけであり、商品販売後は取り外されて破棄されるか或は再び他の商品用にIC内の情報を書き換えて使用されるのが一般的であり、比較的高価なICタグを利用するにはコストがかかるのであまり利用されていなかった。又、ICタグにしても商品に取付ける際には、店員がタグに記載された商品の名前やコード番号等と商品とを照合して商品に添付していたので、紙の商品タグ同様ICタグに記録された情報と一致しない商品に添付してしまうミスが発生するという問題点を有した。
更に、輸入商品等為替レートの変動によって商品価格が変動する商品では、価格が変化するたびに商品タグ或はICタグの価格表示を変更しなければならず、これに伴いタグの添付変更を余儀なくされており、タグ変更の作業が必要であるという問題点を有すると共に、ICタグにおいてはICタグ自身が高価であるため、変更に要する費用が浪費されてしまうという問題点を有した。
更にまた商品の保証書については、販売店が故意に販売日時を記載しないで客に渡し、メーカー側は保証期間をすぎて保証するケースがしばしばあった。
更にまた、従来例1では、第1の利用形態であるポイントカードから、ポイントを読込んで駐車利用可能時間への変換はするものの、第2の利用形態としての駐車券に変換されるものではなく、ポイントカードとしても駐車カードとしても両方とも利用されているので、リライトカードの表示部は、ポイントと駐車可能時間とを両方記録するスペースを必要とし、ポイントと駐車可能時間とを両方記憶するメモリ容量を必要とする。このため、携帯性や処理装置の汎用性を考慮に入れて名刺サイズのカード形状を採用する場合において、第1の利用形態である商品タグとして、価格、製造メーカ、製造国、材料、定格を記載した商品タグのように多くを表示部に表示し多くをメモリに記録する場合、第2の利用形態である購入商品の情報として販売日、販売店名、販売した商品名、販売商品の製造番号、連絡先として電話番号等を記載した保証書のように多くを表示部に表示し多くをメモリに記録する場合には両方を記録するスペースに不足が生じ、両方を記録するメモリ増加分、特に非接触交信するRFID(Radio Frequency Indentification)を採用すると価格が高いものになる。そしてポイントカードを駐車カードに変換する操作を要するなど汎用的にする分選択のための操作が増え、売り場においての処理時間が増加する。
この発明は、これら問題点に鑑み、商品に添付する際の添付ミスを少なくできると共に、商品販売後も利用可能なICタグを提供することを目的とする。
更にこの発明では、1枚の記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態へと変換して利用可能な利用形態変換型記録媒体、及び、該記録媒体の利用形態を変換可能な変換装置、及び、同変換システム、並に、同利用形態変換方法を提供する。
本発明に至る経緯として、まず発明者は、商品タグやプリペイドカードなどの専用カード等の記録媒体がその専用使命を終えると廃棄されて不経済であるので、再利用可能とすることに着目した。しかしながら単に再利用可能にするのみでは、その専用カード毎に、同じ客に対し同数の複数種の専用カード、例えば、商品タグと、保証書を用意する必要があり、更に専用カード処理装置も複数種を限られた店舗スペースに設ける必要があり不経済であると気が付いた。そこでさらに発明者は、1つの専用カードと専用カード処理装置に汎用性を持たせ、複数の専用機能を併設することに着目した。しかしながら専用カードと専用カード処理装置に汎用性を持たせると操作が複雑になり処理時間が増え、専用カードの表示部に表示できる内容が少なくなるとか、記憶容量が増加して高価になるということに更に気が付いた。そこで熟考の末、ついに専用カードの記録エリア(メモリエリアや表示エリア)の範囲内で他の専用カードにとって必要な情報に書換えて、その書き換えられた他の専用カードを専用カード処理装置に挿入すれば専用カードの専用機能を処理するので、少ない記録エリアで対応可能であり、かつ操作が煩雑とならず、短時間で処理可能であるという抜群の効果を発揮することに創達した。
そこで発明者は、専用カードとして下記利用形態変換型記録媒体を提案し、又、専用装置として下記利用形態変換装置を、同様に専用カードを処理可能なシステム及び方法として下記利用形態変換システム及び利用形態変換方法を提供する。
即ちそこでこの発明は、
情報を記録可能であり、予め記録された情報によって定まる第1の利用形態として利用可能であり、第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能なことを特徴とする利用形態変換型記録媒体、
を提供する。
これにより、利用形態変換型記録媒体は、記録される情報が書換えられることで第1の利用形態から第2の利用形態となり、2通りの利用形態で使用可能な記録媒体となり、しかも携帯可能な限られたカード面積に設けられた表示エリアを2通り必要としないし、メモリ容量も増加しない。即ち、該利用形態変換型記録媒体は、例えば商品タグカードとしての第1の利用形態から、従来は商品購入後に別途発行されていた保証書等としての第2の利用形態へ変換されて使用され、1枚の利用形態変換型記録媒体で2通りの利用形態として利用できる。そして、利用形態変換型記録媒体の第1の利用形態において記録される情報は、例えば第1の利用形態が商品タグカードである場合には、商品の種別、商品の名称、商品の価格、商品の仕入れ先等の商品に関する情報である。
尚、ここで利用形態変換型記録媒体は、例えば、リライトカードが例示でき、磁気層や非接触で情報交信可能なRFIDを設けなくてもよい。そして記録された或いは記録するとはリライト可能、視認可能な表示エリアを設ける場合には、表示エリアに視認可能な文字や絵が書き込まれた状態や書き込むことを含む。そして書換えとは限られた表示エリアへの視認可能な文字や絵のリライトを含む。
尚、上記利用形態変換型記録媒体は、情報を記録可能であり、予め記録された情報によって定まる第1の利用形態として利用可能であり、予め記録された情報が記録されたエリア(メモリエリアおよび/または表示エリア)に対し、第2の利用形態として利用可能な情報を有した書き込み装置が第1の利用形態としての記録媒体を受け入れて、予め記録された情報から第2の利用形態として利用可能な情報に書換えることで第2の利用形態として利用可能とすることで実現してもよい。
また尚、エリアとは、まったく同一のものとは限定しない。一部のエリアが重複して予め記録された情報から第2の利用形態として利用可能な情報に書き換えられればよい。特にエリアが表示エリアである場合には、例えば表示する文字が複数行となる場合、予め記録された情報を略消してその行間に第2の利用形態として利用可能な情報に書き換えるようにしてもよい。
そして更にこの発明では、
情報を記録可能であり、予め記録された情報を読み出し可能であって該情報によって定まる第1の利用形態として処理可能であり、第1の利用形態を第2の利用形態として利用可能な情報に書換えられ、書換えられた以後は書換えられた情報が読み出し可能であって該書換えられた情報によって定まる第2の利用形態として処理可能であることを特徴とする利用形態変換型記録媒体、
を提供する。
これにより、利用形態変換型記録媒体は、記録される情報が書換えられることで第1の利用形態から第2の利用形態となり、2通りの利用形態で使用可能な記録媒体となり、しかも携帯可能な限られたカード面積に設けられた表示エリアを2通り必要としないし、メモリ容量も増加しない。即ち、該利用形態変換型記録媒体は、例えば商品タグカードとしての第1の利用形態から、従来は商品購入後に別途発行されていた保証書等としての第2の利用形態へ変換されて使用され、1枚の利用形態変換型記録媒体で2通りの利用形態として利用できる。そして、利用形態変換型記録媒体の第1の利用形態において記録される情報は、例えば第1の利用形態が商品タグカードである場合には、商品の種別、商品の名称、商品の価格、商品の仕入れ先等の商品に関する情報である。
尚、上記利用形態変換型記録媒体は、情報を記録可能であり、予め記録された情報を第1の利用形態処理装置が読み出し、この第1の利用形態処理装置が読み出した予め記録された情報によって定まる第1の利用形態として処理可能であり、予め記録された情報が記録されたエリア(メモリエリアおよび/または表示エリア)に対し、第2の利用形態として利用可能な情報を有した書き込み装置が第1の利用形態としての記録媒体を受け入れて、予め記録された情報から第2の利用形態として利用可能な情報に書換え、他の第2の利用形態として処理可能な処理装置が書き換えられた情報を読み出し、この書き換えられた情報によって定まる第2の利用形態として処理することで実現してもよい。
また、例えば、第1の利用形態としては、遊園地における1万円分のアトラクション利用券であれば、アトラクションを利用する毎に減算される利用可能な金額情報や、利用可能なアトラクションを特定する情報等の遊園地のアトラクション利用に関する情報が記録され、第2の利用形態としては、割引券であり次回の割引内容と割引可能な有効期限などを記録される。
また例えば、第1の利用形態としては、遊園地における入場券であり発券機もしくは各地のチケット売り場で入場許可情報を記録した入場券を販売し、その入場券の入場許可情報を入場ゲートのリード装置で読み込み、その入場許可情報が正しければ入場ゲートを開ける入場券が例示でき、第2の利用形態としてはアトラクションの予約券であり、遊園地内の予約機において好みのアトラクションをボタン入力して指定するとアトラクション参加可能な利用可能時間帯情報を記録され、その指定されたアトラクション場入場ゲートのリード装置で利用可能時間帯情報を読み込み、現在時刻が利用可能時間帯であれば入場ゲートを開くようにしてもよい。
また例えば、第1の利用形態としては、ある製品の一部品の特定情報が記録され、第2の利用形態としてはその部品の購入代金を暗号化した電子マネーの形態で記録した有価カードとしてその部品の製造会社へ返送されるようにしてもよい。
また例えば、第1の利用形態としては暗号化した電子マネーの形態で記録した有価カードであり、第2の利用形態としては音楽情報、映像情報、ゲームプログラム、雑誌や書籍等の文書情報、あるいはインターネット上のこれら情報源からダウンロードするための非公開リンク情報、あるいはインターネット上のこれら情報源に接続した際にダウンロードを許可するための認証情報が記録されることを例示できる。
また例えば、第1の利用形態としてはホテルの電子錠を開錠可能な情報を記録した電子キーカードであり、第2の利用形態としてはそのホテルの次回宿泊の際宿泊料金を割り引くための会員カードとしての会員認定情報が記録されることを例示できる。
本発明では記録する情報は利用形態変換型記録媒体を利用する形態によって適宜定めることで利用形態変換型記録媒体を種々の分野における記録媒体として利用できる。
またこの発明では更に第1の利用形態が商品タグカードに特定した発明として、上記利用形態変換型記録媒体を、
情報を記録可能であり、予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と、第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能なことを特徴とする利用形態変換型記録媒体、
を提供する。
これにより、利用形態変換型記録媒体は、記録される情報が書換えられることで第1の利用形態から第2の利用形態となり、二通りの利用形態で使用可能な記録媒体となる。即ち、該利用形態変換型記録媒体は、例えば商品タグカードとしての第1の利用形態から、従来は商品購入後に別途発行されていた保証書等としての第2の利用形態へ変換されて使用され、1枚の利用形態変換型記録媒体で2通りの利用形態として利用できる。そして、利用形態変換型記録媒体の第1の利用形態において記録される情報は、例えば第1の利用形態が商品タグカードである場合には、商品の種別、商品の名称、商品の価格、商品の仕入れ先等の商品に関する情報であり、また、例えば第1の利用形態が遊園地における1万円分のアトラクション利用券であれば、アトラクションを利用する毎に減算される利用可能な金額情報や、利用可能なアトラクションを特定する情報等の遊園地のアトラクション利用に関する情報であり、記録する情報は利用形態変換型記録媒体を利用する形態によって適宜定めることで利用形態変換型記録媒体を種々の分野における記録媒体として利用できる。
そして更にこの発明では、第2の利用形態となった利用形態変換型記録媒体以後の処理を第2の利用形態として行われるものとして、
情報を記録可能であり、予め記録された情報によって定まる第1の利用形態として利用可能であり、第1の利用形態を第2の利用形態として利用可能な情報に書換えられ、書換えられた以後は書換えられた情報が読み出され第2の利用形態として処理可能であることを特徴とする利用形態変換型記録媒体、
を提供するので、該利用形態変換型記録媒体は、第2の利用形態となった後は第2の利用形態、例えば商品タグカードとしての第1の利用形態から、保証書等としての第2の利用形態として利用可能となり、以後、保証書として処理されることとなる。
上記利用形態変換型記録媒体では、第1の利用形態は商品タグカードに限定されるものではなく、例えば第1の利用形態を遊園地等の1日利用券として発行され、遊園地利用終了時に、遊園地出口で利用形態変換装置によって駐車場出庫券として発行される等、他の利用形態としての利用が可能となるが、この発明では更に第1の利用形態が商品タグカードに特定した発明として、上記利用形態変換型記録媒体を、
第1の利用形態が商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録媒体に記録され、第2の利用形態では商品販売時に購入に関する情報が記録される利用形態変換型記録媒体、
とすることで、例えば、第1の利用形態では商品タグカード等商品に添付する商品情報としてその商品の絵、価格、材質、品質等の記載が表示され、その商品情報としての価格情報やその価格情報が特定可能なID等の情報が記録されたタグとすることができ、第2の利用形態では商品販売時に購入に関する情報が記録されるので、その購入に関する情報として購入日時情報、購入価格情報、購入商品の特定情報によって商品故障時に保証する保証書としての運用や、或はこれら情報によって駐車可能な時間帯が決められる駐車カードとしての運用が可能となる。
尚、該記録媒体に表示される商品の情報は、添付する商品が例えば毛皮のコートであれば、コートの名称、毛皮の種類、値段等であり、例えば添付する商品が家電製品であれば、商品名、商品の値段、商品の性能等であり、商品について顧客が視覚によって得る情報であればよく、該記録媒体を添付する商品によって適宜定めれば足りる。また商品情報は、例えば第1の利用形態が家電製品に添付される或は同封される商品タグカードである場合には、商品の種別、商品の名称、商品の価格、商品の仕入れ先等の商品に関する情報であり、また例えば第1の利用形態が宝石に添付する商品タグカードであれば、対象商品の加工形態、商品の品質等級、商品の特徴、商品の金額等の対象商品の品質等に関する情報であり、利用形態変換型記録媒体を添付する或は同封する或は貼付する商品によって適宜定めることで利用形態変換型記録媒体を種々の商品に対して利用できる。
そして更にこの発明では、利用形態変換型記録媒体を商品購入時に会員カードとして利用可能とするものとして、
第1の利用形態が商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録媒体に記録され、第2の利用形態では商品販売時に特典情報が記録される利用形態変換型記録媒体、
を提供することで、第2の利用形態では会員カード等のように商品販売時に特典情報が記録することができ、以後、第2の利用形態としては会員カード等の特典情報を記録した状態で利用可能となる。尚特典は、例えば購入したことによってその購入金額に見合って得られポイントで次回利用時にポイント相当の金額として利用可能なポイントや、所定期間中に所定ポイント以上獲得することで商品券や商品等と交換可能なポイント等の特典である。そして、特典情報は、特典を表す情報そのものでもよく、また、特典を表す情報を特定するための情報でもよく、特典を表す情報そのものと特典を表す情報を特定するための情報とからなる情報でもよく、特典を特定可能な情報のことをいう。
また、第2の利用形態を保証書とするものとして、
情報を記録可能であり、商品販売前は予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録媒体に記録された第1の利用形態として利用可能であり、商品販売時には保証可能かを判別して通知させるか保証情報を表示させる情報が記録されて第2の利用形態である保証書として利用可能な情報に書換えられ、書換えられた以後は書換えられた情報が読み出され保証書として処理可能であることを特徴とする利用形態変換型記録媒体、
を提供する。利用形態変換型記録媒体では、商品販売時には第1の利用形態をとり商品に関する情報が記録され、商品販売時には記録されていた商品情報を保証書として利用可能な情報に書換えるので商品販売後は商品購入者が保管して故障等の際に用いる保証書となる。商品販売時に書換える情報は、保証書として必要な事項、即ち、購入年月日・保証対象となる商品番号や型式番号等が記録され、商品販売以降は、利用形態変換型記録媒体を保証書として用いることが可能となる。そして、この発明においていう保証情報は、保証商品や保証期間を表す情報そのものでもよく、また、保証商品や保証期間を表す情報を特定するための情報でもよく、保証商品や保証期間を表す情報そのものと保証商品や保証期間を表す情報を特定するための情報とからなる情報でもよく、保証商品や保証期間である保証書として必要な事項を特定可能な情報のことをいう。
また、この発明では前記利用形態変換型記録媒体への情報の読み書きを可能とする利用形態変換装置として、
予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に対し情報を書き込み可能な書込み手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる情報を書き込み第2の利用形態とさせることを特徴とする利用形態変換装置、
を提供する。この利用形態変換装置では、利用形態変換型記録媒体に記録される情報を第1の利用形態から第2の利用形態に書換えることで、該記録媒体を二通りの利用形態で使用可能となる。即ち、該利用形態変換装置は、利用形態変換型記録媒体を例えば商品タグカードとしての第1の利用形態から、従来は商品購入後に別途発行されていた保証書等としての第2の利用形態へ変換して使用可能とし、1枚の利用形態変換型記録媒体を2通りの利用形態として利用可能とさせる。
そして更にこの発明では、
予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に対し情報を読込み及び書込み可能なリードライト手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる情報を書き込み第2の利用形態とさせ、第2の利用形態である記録媒体から情報を読込み第2の利用形態として処理する処理手段を具備することを特徴とする利用形態変換装置、
を提供するので、前記利用形態変換装置に加え、第2の利用形態の情報が記録された利用形態変換型記録媒体から第2の利用形態の情報を読込み第2の利用形態として該記録媒体を処理可能となる。これにより第2の利用形態が、例えば保証書の場合には、保証内容・保証期限等の保証対象商品の情報を読込み、別途該変換装置に接続される装置へ読込んだ情報を送信すると共に該装置から処理の指示を受信して保証書に見合った処理、例えば保証書の内容が保証可能かどうかを判断するために表示するとか、その判断を行い保証可能と表示するとか、を可能とする。
更に請求項8に記載の発明では、第1の利用形態の利用形態変換型記録媒体を受付け、利用形態変換型記録媒体から読出した情報を他の装置等へ送信し、他装置等から受信する情報によって受付けた利用形態変換型記録媒体に記録させる情報を第2の利用形態とさせる情報に書換えて第2の利用形態として処理可能とさせる利用形態変換装置として
予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体を受付可能であり、
受け付けた利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリード手段と、
リード手段の読込んだ情報を出力する情報出力手段と、
情報出力手段が出力した情報に基づいて生成された処理判断情報を入力可能であり処理判断情報によって第2の利用形態として処理するか否かを判断する処理判断手段と、
第2の利用形態とさせる情報を受領して利用形態変換型記録媒体へ書込むライト手段とからなり、
受領した処理判断情報により処理判断手段が第2の利用形態として処理すると判断した場合に、受領した第2の利用形態とさせる情報をライト手段が利用形態変換型記録媒体へ書き込むことを特徴とする利用形態変換装置、
を提供するので、該変換装置では、リードライト手段が読込んだ利用形態変換型記録媒体に記録されている利用形態情報を情報出力手段が出力する。そして、処理判断手段では出力した情報に基づいて生成された処理判断情報を入力し該記録媒体を第2の利用形態として処理するか否かを判断する。この判断は、例えば、リード手段が読込んだ情報によって該記録媒体が第1の利用形態であって以後第2の利用形態としての処理対象とする場合には、第2の利用形態として利用可能とする情報を受領しライト手段によって該記録媒体へ書込むよう判断し、ライト手段が処理判断手段が該記録媒体へ第2の利用形態とさせる情報を記録する旨の判断をした場合に受領する第2の利用形態とさせる情報を書込む。また、受付けた利用形態変換型記録媒体が第1の利用形態であるが、処理判断手段が受付けた処理判断情報が該記録媒体を以後第2の利用形態として利用しないと判断する情報であれば、つまり例えば第2の利用形態が保証書であれば保証の対象とならない食べ物のような商品であれば、ライト手段は受付けた利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態として利用可能とする、例えば保証書としての情報の記録を行わない。従って、該変換装置では外部から受信する情報に基づいて受付けた利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態として処理可能とする情報を書込み可能とするので、受付けた利用形態変換型記録媒体を第2の利用形態として利用可能とさせるか否かを選択的に行える。
尚、この発明における第1の利用形態であるか第2の利用形態であるかを特定する利用形態情報は、例えば第1の利用形態が商品タグカードである場合には該情報そのものが商品名や商品の価格等である第1の利用形態そのものの情報でもよく、また第1の利用形態を特定するための情報、即ち所定の情報記録領域に第1の利用形態である旨を例えば「01」というように記録したフラグ情報でもよく、更にまた前記2通りの情報の両方からなる情報でもよい。そして、所定の情報記録領域に記録された第1の利用形態を特定するための情報は、その情報自身によって直ちに第1の利用形態であることが判別可能な情報でもよく、またID情報を読出し記載していない他の記録装置等に照会することで該IDが第1の利用形態であるかを判断可能な情報であってもよく、最終的に該変換装置が第1の利用形態の場合に第1の利用形態に於ける情報を特定可能である情報ならばよい。第2の利用形態における利用形態情報も同様である。
また、該変換装置が入力する処理判断情報は、他の装置等から受信するよう構成してもよいが、受付ける利用形態変換型記録媒体に予め処理判断情報が書込まれている場合にリード手段が該記録媒体から読取ってもよく、この場合には利用形態変換装置自身のみによって受付けた利用形態変換型記録媒体を第2の利用形態として利用可能にするか否かの判断を行える。そしてこの場合には、ライト手段が書込む第2の利用形態とさせる情報は、例えばPOSシステムのレジスタ装置や入力端末装置から購入者の住所・氏名等の購入者に関する情報(POS端末から入力されたデータや、カード決済時のカードに記録された情報でよい。)と購入年月日のデータ(年月日のデータは利用形態変換装置自身にカレンダ機能がある場合には装置自身のデータでもよい。)を受領して書込むことで行えばよい。
そして、第1の利用形態では商品情報が記録されている利用形態変換型記録媒体を処理可能な上記利用形態変換装置として、
前記利用形態変換装置において、利用形態変換型記録媒体は第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、該第1の利用形態である記録媒体を第2の利用形態とさせるために記録する情報が購入に関する情報を含む利用形態変換装置、
を提供するので、該変換装置では、第1の利用形態では商品情報が記録されており該変換装置によって受付けた際には商品情報を読込んで支払うべき代金の集計等に利用可能とさせ、第2の利用形態としては購入に関する情報が記録されているので、例えば購入に関する情報に基づき保証する保証書として利用できる。
同様に第1の利用形態では商品情報が記録される利用形態変換型記録媒体を第2の利用形態では特典情報を含む情報を記録される装置として、
前記利用形態変換装置において、利用形態変換型記録媒体は第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、該第1の利用形態である記録媒体を第2の利用形態とさせるために記録する情報が特典情報を含む利用形態変換装置、
を提供するので、該変換装置では、第1の利用形態では商品情報が記録されており該変換装置によって受付けた際には商品情報を読込んで支払うべき代金の集計等に利用可能とさせ、第2の利用形態とさせた後には、例えば購入したことによってその購入金額に見合って得られるポイント等の特典情報を記録可能とさせる所謂ポイントカードとして利用可能とさせることができる。
更に同様に、第1の利用形態では商品情報が記録される利用形態変換型記録媒体を第2の利用形態では保証情報を含む情報を記録される装置として、
前記利用形態変換装置において、利用形態変換型記録媒体は第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、該第1の利用形態である記録媒体を第2の利用形態とさせるために記録する情報が保証情報を含む利用形態変換装置、
を提供するので、該変換装置では、第1の利用形態では商品情報が記録されており該変換装置によって受付けた際には商品情報を読込んで支払うべき代金の集計等に利用可能とさせ、第2の利用形態とさせた後には、例えば保証書として利用するための保証情報(購入年月日、保証期間、保証対象商品の型式等)を記録可能とさせる所謂保証書として利用可能とさせることができる。
更にこの発明では、第1の利用形態で商品情報を記録された利用形態変換型記録媒体から情報を読込み、読込んだ情報によっては該記録媒体に保証書として必要な情報を書込み可能な利用形態変換装置として、
商品販売前は予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録された第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に対し情報を読込み及び書込み可能なリードライト手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体から商品情報を読込み、読込んだ商品情報が第2の利用形態である保証書として利用させる保証対象商品である場合にはリードライト手段が保証情報に書換え第2の利用形態とさせることを特徴とする利用形態変換装置、
を提供するので、該変換装置では、リードライト手段が利用形態変換型記録媒体から商品情報を読込み、読込んだ商品情報に該記録媒体を第2の利用形態で保証書として利用する保証対象商品である旨の情報を含んでいた場合に、リードライト手段が該記録媒体に保証書として利用するための保証情報を記録するので、情報を書換えられた利用形態変換型記録媒体は書換えた以後は保証書として利用可能な状態となる。従って、該利用形態変換装置は、他の装置を必要とせずに保証情報を該記録媒体に書込み可能であり、保証情報は保証対象商品の型式番号等第1の利用形態で記録されていた情報を継承し更に例えば該変換装置が予め有しているカレンダ機能によって得られる購入年月日の情報とで保証対象商品及び保証対象期間を特定可能にできる。この場合、同じ記録エリアの第1の利用形態であると特定するフラグ情報を、第2の利用形態であると特定するフラグ情報に書き換えることで実現してもよい。そしてこの場合、大部分の情報を継承し、加えてカレンダ機能によって購入年月日情報が他の記憶エリアに記録されようにするとよい。
尚、購入年月日については、該変換装置が予めカレンダ機能を有していなくてもよく、該変換装置に入力部を設け、入力部から入力する情報によって特定させて記録するようにしてもよく、特に年月日の取得方法が特定されるものではない。また、購入年月日は保証情報に必須の情報でもなく、例えば、保証する対象商品が宝飾品等その品質を保証する対象商品であれば、その品質の情報があればよく、この場合などには第1の利用形態で記録されている情報を継承すると共に第2の利用形態で利用可能とさせる任意の情報を書込むことで以後保証書として利用可能にできる。
同様に、請求項13では利用形態変換装置が保証書として利用可能な利用形態変換型記録媒体を受付けたときに保証書として処理可能なものとして、
商品販売前は予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録された第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に対し情報を読込み及び書込み可能なリードライト手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体から商品情報を読込み、読込んだ商品情報が第2の利用形態である保証書として利用させる保証対象商品である場合にはリードライト手段が保証情報に書換え第2の利用形態とさせ、リードライト手段が該書換えられた情報を読込むと保証書として処理することを特徴とする利用形態変換装置、
を提供する。これによって利用形態変換装置は、リードライト手段が書換えられた第2の利用形態である保証情報を読込み、読込んだ保証情報を別途設ける表示部へ表示させたり、POSシステムに予め登録されている保証対象商品の情報と比較した結果を表示したりすることが可能となり、保証書を受付ける機能を有することとなる。
また、この発明では、上記利用形態変換型記録媒体を用いて利用形態を第1の利用形態から第2の利用形態へ変換させる方法を提供する。
即ち、
予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる情報を書込むライトステップを有することを特徴とする利用形態変換方法、
であり、利用形態変換型記録媒体に対し、情報を書込むライトステップを有し、第1の利用形態の利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる情報を記録する。この時記録させる第2の利用形態とさせる情報は、例えば上記利用形態変換装置のような装置あるいはカードリードライト装置等のPOSシステム端末装置をPOSシステムと接続させておき、該POSシステムの持つ情報を該端末装置によって利用形態変換型記録媒体に書込むことで行う等である。また、該端末装置自身が書込む情報を予め備えられていてもよく、この場合にはPOSシステムと接続されている必要は必ずしもない。
更に、前記方法に第2の利用形態とさせる情報を書込むか否かを判断させ、その結果によっては第2の利用形態とさせる情報を書込み利用形態変換型記録媒体を第2の利用形態とさせる方法として、
予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリードステップと、リードステップによって読込んだ利用形態情報が第1の利用形態であるか第2の利用形態であるかを判断する判断ステップと、判断ステップによって第1の利用形態であると判断された場合には第2の利用形態とさせる情報に書換えるライトステップとからなり、記録媒体の利用形態を第1の利用形態から第2の利用形態へ書換えることを特徴とする利用形態変換方法、
を提供する。これにより該利用形態変換方法では、リードステップによって利用形態変換型記録媒体に記録された情報を読込み、判断ステップが該読込んだ情報から利用形態変換型記録媒体が第1の利用形態であるか第2の利用形態であるかを判断し、第1の利用形態であると判断した場合に第1の利用形態から第2の利用形態となるよう情報を書換えることで該記録媒体の利用形態を第1の利用形態から第2の利用形態へと変換可能となる。尚、第1の利用形態から第2の利用形態とする場合の判断ステップにおける判断は、該記録媒体が第1の利用形態であることが条件であるが、例えば、記載しない入力部から第2の利用形態として利用希望する入力があった場合であり、且つ、該記録媒体が第1の利用形態であった場合等、他の条件との組合わせによって判断手段が判断してもよい。
更にこの発明では、
予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリードステップと、読込んだ情報が第2の利用形態である場合に読込んだ情報に基づいて第2の利用形態として処理する処理ステップとを有することを特徴とする利用形態変換方法、
を提供する。この方法では、リードステップによって読込んだ情報が第2の利用形態であれば、処理ステップによって第2の利用形態として処理されるので、例えば、利用形態変換型記録媒体が第1の利用形態では商品に添付されたICタグであり、第2の利用形態が保証書の場合では、第1の利用形態として利用されていたICタグが、情報を書換えられることで保証書としての第2の利用形態で利用されていると、第2の利用形態である保証書としてその記録されている情報から保証対象として持ち込まれた商品と保証期間とを照合可能となったり、あるいは、宝飾品のような品質を保証する商品の場合には、該品質を特定できる等、種々の利用が考えられる。
そして、上記各方法による場合の利用形態変換方法を、
前記利用形態変換型記録媒体に記録される情報は、第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録される利用形態変換方法、
とすることで、商品タグとしての利用を可能とする。
同様に、利用形態変換方法を、
前記利用形態変換型記録媒体に記録される情報は、第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に特典情報が記録される利用形態変換方法、
とすることで、第1の利用形態が商品に関する商品情報が記録され、商品販売時には商品を購入することに対して与えられるポイントやくじ引きの権利等の特典情報を記録して該記録媒体を第2の利用形態として利用可能とできるので、例えば、商品に添付されていた商品タグ(第1の利用形態)が商品購入後にはポイントカード(第2の利用形態)として利用可能とできる。
また、この発明では、
情報を記録可能な記録媒体に利用形態情報が記録され商品販売の前後において第1の利用形態及び保証書として利用する第2の利用形態として使用可能な利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリードステップと、リードステップによって読込んだ利用形態情報から第2の利用形態とする情報を書込むか否かを判断する判断ステップと、判断ステップが第2の利用形態の情報を書込むと判断した場合には第2の利用形態とさせる情報に書換えるライトステップとからなり、利用形態変換型記録媒体の利用形態を第1の利用形態から保証書として使用する第2の利用形態へ書換えることを特徴とする利用形態変換方法、
を提供する。この方法によれば、情報を記録可能な記録媒体が商品販売の前後において第1の利用形態から保証書としての第2の利用形態に書換可能となり、リードステップによって読込まれた情報を判断ステップが判断し、第2の利用形態とさせると判断した場合にライトステップが保証書として利用可能とさせる情報、例えば、購入年月日や保証対象商品名及び型式番号等を該記録媒体に記録するので、該記録媒体は商品購入以後保証書として機能可能となる。
更にまた、
情報を記録可能な記録媒体に利用形態情報が記録され商品販売の前後において第1の利用形態及び会員カードとしての第2の利用形態として使用可能な利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリードステップと、利用形態変換型記録媒体に会員カードとしての第2の利用形態とする情報を書込むか否かを判断する書込み判断ステップと、該判断ステップによって第2の利用形態とする情報を書込むと判断した場合に会員カードとしての第2の利用形態とさせる情報に書換えるライトステップとからなり、
第1の利用形態の利用形態変換型記録媒体を会員カードとしての第2の利用形態に書換えることを特徴とする利用形態変換方法、
を提供するので、前記同様に記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態である会員カードとして利用可能にでき、例えば、第1の利用形態が商品に必ず添付される商品タグであった場合には、情報を書換えることで商品タグを商品販売後には会員カードとして発行でき、商品を購入した顧客である情報を記録して顧客をいつでも特定可能となるばかりでなく、顧客に対して発生したポイント等を記録可能にできる。
更に、この発明では上記記録媒体、装置、及び方法を備えるシステムとして、
予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に対し利用形態情報を書き込み可能な書込み手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる利用形態情報を書込み第2の利用形態とさせる利用形態変換装置と、
利用形態変換装置と相互に通信可能に接続され、利用形態変換装置に対して読込み及び書込みの指示を行う管理装置とからなり、
利用形態変換装置が該記録媒体から利用形態情報を読込んで前記管理装置に送信し、
前記管理装置では、受信した利用形態情報が第1の利用形態である場合に利用形態変換装置に対し情報の書換えを指示する書換指示情報を送信し、
利用形態変換装置では、書換指示情報を受信すると指示情報に従い前記記録媒体に記録された情報を書き換え、前記記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態とさせることを特徴とする利用形態変換システム、
を提供する。これにより利用形態変換システムは、利用形態変換型記録媒体に対し書込み及び読込を行う利用形態変換装置へ管理装置が読込み及び書込みの指示を行う。該指示は、利用形態変換装置から送信される利用形態変換型記録媒体に記録されている情報に基づき行われ、利用形態変換装置が該記録媒体から第1の利用形態である情報を読込んで送信した場合には利用形態を第2の利用形態とする情報を書込むように指示する。利用形態変換装置では該指示情報を受信し、該指示情報の指示に基づき該記録媒体への書込みを行い、第1の利用形態から第2の利用形態へと変換する。利用形態変換装置が該記録媒体を第2の利用形態とするために書換記録する情報は、予め利用形態変換装置に持っており、指示情報を受信することで該書換記録する情報を該記録媒体へ記録させてもよく、指示情報そのものが該記録媒体へ書換記録する情報を含んでいてもよい。更には指示情報そのものが書換記録する情報でもよい。そして、書換記録する情報は他の装置から利用形態変換装置が受信するように構成してもよい。即ち、該変換システムでは、利用形態の変換は読込んだ情報によって利用形態変換装置が書換えるが、利用形態変換装置が第1の利用形態時の商品情報を読込み、該情報を管理装置へ出力するが、管理装置は、例えば、広く一般に利用されているPOSシステムの一部として機能してもよくPOSシステムの制御装置が管理装置の機能を有するようにしてもよい。この場合には、POSシステムにおいて保証対象商品であるか否かの判断が行われ、利用形態変換装置にPOSシステムから保証対象商品である情報を受領した場合に第2の利用形態とするための情報を書込むことで、第2の利用形態である保証書としての利用が可能となる。
そして、前記利用形態変換システムの構成例として、
前記管理装置は、商品の数量及び価格に関する商品情報を読取り売上げ情報を集計するレジスタ装置からなる利用形態変換システム、
を提供し、該システムにおける管理装置の機能をPOSシステム等の端末であるレジスタ装置に持たせて動作可能なシステムを提供する。
また、該システムに用いて処理される利用形態変換型記録媒体の第2の利用形態における処理を可能とする機能を記載したシステムとして、
利用形態変換装置及び第2利用形態処理装置並びに管理装置が相互に通信可能に接続されたシステムであり、
利用形態変換装置は、情報を記録可能であり予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に記録される利用形態情報を読込み及び書き換え可能であると共に読込んだ利用形態情報を管理装置へ送信可能な装置であり、
第2利用形態処理装置は、第2の利用形態とさせる情報が書込まれた利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むと共に管理装置へ送信可能な読込手段と、管理装置から受信する処理指示情報に基づいて該記録媒体を第2の利用形態として処理する第2処理手段とを具備する装置であり、
管理装置は、利用形態処理装置及び第2利用形態処理装置から利用形態情報を受信可能であり、受信した利用形態情報に基づいて利用形態変換装置及び第2利用形態処理装置に対し読込み及び書込みの指示を行う装置であり、
利用形態変換装置が該記録媒体から利用形態情報を読込んで前記管理装置に送信すると、前記管理装置では受信した利用形態情報が第1の利用形態である場合に利用形態変換装置に対し情報の書換えを指示する書換指示情報を送信し、利用形態変換装置では、管理装置から書換指示情報を受信すると指示情報に従い前記記録媒体に記録された情報を書換え、前記記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態とさせ、
第2利用形態処理装置が利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込み、読込んだ利用形態情報を管理装置に送信すると、管理装置では受信した利用形態情報に応じて前記第2利用形態処理装置に対し第2の利用形態として処理を行うか否かを判別可能な処理指示情報を送信し、第2利用形態処理装置では第2処理手段が受信した処理指示情報に従い第2の利用形態として処理することを特徴とする利用形態変換システム、
を提供する。該システムによれば、少なくとも利用形態変換装置は第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体から該利用形態の情報を読込み管理装置へ出力可能であり、且つ、管理装置の指示により該記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態とさせる情報を該記録媒体へ記録可能であるので、利用形態変換装置によって該記録媒体は第1の利用形態から第2の利用形態へ書換えることができる。そして、第2の利用形態となった利用形態変換型記録媒体は、第2利用形態処理装置によって第2の利用形態である情報を読取られ管理装置へ送信される。管理装置では該情報に基づいて第2の利用形態として処理するか否かの処理指示信号を第2利用形態処理装置へ出力し、該処理装置が該処理指示信号を受信し、該信号も指示に基づいて第2利用形態として処理可能となる。
そして、該システムの利用形態変換装置と第2利用形態処理装置とを一体としたシステムとして、
利用形態変換装置と第2利用形態処理装置とが一体に設けられた装置からなる利用形態変換システム、
を提供し、該変換システムにおいて、同一の装置で第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体及び第2の利用形態である利用形態変換型記録媒体を受付け可能とし、管理装置からの指示により、第1の利用形態の該記録媒体を第2の利用形態として処理可能なように情報を書換えたり、第2の利用形態の該記録媒体から第2の利用形態の情報を読取り該情報を管理装置へ送信して管理装置から第2の利用形態としての処理の指示を受けて該指示に従い第2の利用形態として処理可能としている。
そして、
前記利用形態変換システムにおいて、
利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に購入に関する情報が記録され、
管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から購入に関する情報へ書き換える指示情報であり、該指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を購入に関する情報へ書き換える利用形態変換システム、
を提供することで、第1の利用形態が商品販売前出会い商品情報が記録され、第2の利用形態とする情報を購入に関する情報として書換可能としている。これにより該システムでは、第1の利用形態において商品情報が記録されている該記録媒体を該システムが受付けた際には、商品情報を読込んで会計等に利用可能とさせることができる。
更にそして、
前記利用形態変換システムにおいて、
利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に特典情報が記録され、
管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から特典情報へ書き換える指示情報であり、該指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を特典情報へ書き換える利用形態変換システム、
を提供することで、前記システムにおいて、利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態では特典情報を記録し、商品販売以後は特典情報が書込まれた記録媒体として利用可能としている。これにより該システムでは、第1の利用形態において商品情報が記録されている該記録媒体を該システムが受付けた際には、商品情報を読込んで例えば会計等に利用可能とさせることができるのに加え、会計後には該記録媒体に対し会計の額に見合ったポイント情報や利用回数に見合ったプレミアム情報等の特典情報を記録して利用可能となる。
そして第2利用形態処理装置が設けられたシステムであり、利用形態変換型記録媒体の第2の利用形態が特典情報を記録されるシステムとして、
前記利用形態変換システムにおいて、
利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に特典情報が記録され、
管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から特典情報へ書き換える指示情報であり、処理指示情報は該記録媒体に記録された特典情報に対する処理を指示する指示情報であり、利用形態変換装置が該書換指示情報を受信すると商品情報を特典情報へ書き換え、第2利用形態処理装置が処理指示情報を受信すると、受信した処理指示情報に従い第2処理手段が第2の利用形態として特典付与に係わる処理することを特徴とする請求項23または請求項24に記載の利用形態変換システム、
を提供するので、第1の利用形態は商品販売前であって商品情報が記録され、商品販売後に第2の利用形態に情報を書換えられて特典情報を記録した利用形態とすることができる。
更に、上記各システムにおいて利用形態変換型記録媒体の第2の利用形態が保証書として利用可能なものとして、
前記利用形態変換システムにおいて、
利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に保証書として処理可能な保証情報が記録され、
管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から保証情報へ書き換える指示情報であり、該指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を保証情報へ書き換える利用形態変換システム、
を提供するので、第1の利用形態が商品販売前であり商品情報が記録された利用形態変換型記録媒体の第2の利用形態を保証情報へ書換え、保証書としての機能を持たせることが可能となる。第2の利用形態として利用される際の保証情報は、例えば保証書として利用するための購入年月日、保証期間、保証対象商品の型式等が考えられるが、購入年月日は保証情報に必須の情報でもなく、例えば、保証する対象商品が宝飾品等その品質を保証する対象商品であれば、その商品を特定する情報と商品の品質の情報があればよく、この場合などには第1の利用形態で記録されている商品を特定可能な情報を継承すると共に第2の利用形態で利用可能とさせる任意の情報を書込むことで以後保証書として利用可能にできる。
更に、前記各システムのうち第2利用形態処理装置を設けるシステムを、
利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録媒体に記録され、第2の利用形態では商品販売時に保証書として処理可能な保証情報が記録され、
管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から保証情報へ書き換える指示情報であり、該指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を保証情報へ書き換え、第2利用形態処理装置が処理指示情報を受信すると、受信した処理指示情報に従い第2処理手段が第2の利用形態として保証書が有効である旨の表示処理を行うこと利用形態変換システム、
とすることにより、利用形態変換型記録媒体の第1の利用形態を商品情報を記録した、例えば商品タグのような利用形態とさせ、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体から利用形態変換装置が記録されていた情報を読込み管理装置へ送信すると、管理装置では該受信した情報から第2の利用形態である保証情報となるように書換えるよう指示する指示信号を送信して該変換装置によって情報を書き換えさせるので、利用形態変換型記録媒体を第2の利用形態である保証書としての機能を持たせることが可能となる。また、第2利用形態処理装置が管理装置から処理示情報受信すると該記録媒体を第2の利用形態である保証書として機能可能に記録内容を書換えることが可能となる。従って、例えば、第1の利用形態では商品情報を記録した記録媒体として、例えば商品タグのような利用が可能となり、第2の利用形態として保証書として機能するので保証書として利用可能となり、商品タグの有効利用が可能となる。
そして、前記各利用形態変化の装置においては、該装置に利用形態変換型記録媒体を回収可能な回収部を設け、
第2の利用形態とさせない場合に読込み手段が読込んだ利用形態変換型記録媒体を回収可能な回収部を設け、回収部に該記録媒体を回収可能である利用形態変換装置、
とすることで、該装置が受付けた利用形態変換型記録媒体が、例えば保証対象商品でない商品が記録されていたりエラー表示される不良の記録媒体であったりした場合に該記録媒体を回収部に回収できる装置を提供する。
更に、回収部を設けた該装置に、回収した記録媒体を再発行可能な機能を持たせたて、
回収部に回収した該記録媒体に新たに情報を書き込み再発行可能である利用形態変換装置、
とすることで、回収部に回収した不要となった該記録媒体を再発行し、有効利用可能とできる。
同様に、前記各方法においても、各方法を
判断ステップが第2の利用形態の情報を書込まないと判断した場合には該記録媒体を回収させる回収ステップを有する利用形態変換方法、
とすることで、利用形態変換型記録媒体が例えば保証対象商品でない商品が記録されていたりエラー表示される不良の記録媒体であったりした場合で第2の利用形態を書込まないと判断した場合に、回収ステップが該記録媒体を回収させ、例えば前記装置における回収部へ利用形態変換型記録媒体を回収可能となり、前記装置に該記録媒体回収をさせることができ、回収した利用形態変換型記録媒体を後に回収する等して有効利用可能となる。更には、該変換方法を、
回収ステップによって回収された利用形態変換型記録媒体に新たに情報を書き込み再発行させる再発行ステップを設ける利用形態変換方法、
として回収した利用形態変換型記録媒体を再発行させる再発行ステップを設け、回収した利用形態変換型記録媒体を自動的に再発行可能とし、同様に利用形態変換型記録媒体を有効利用できる。
更にまた同様に前記各利用形態変換システムにおいても、該システムを
利用形態変換装置には回収部を設け、利用形態変換型記録媒体を第2の利用形態とさせない場合に該記録媒体を回収部に回収する利用形態変換システム、
として、該利用形態変換システムに設ける利用形態変換装置に回収部を設けて該記録媒体を回収可能とし、回収した利用形態変換型記録媒体を後に回収する等して有効利用可能となる。そして更に該システムに該記録媒体を再発行可能にしたシステムとして、
回収部に回収した利用形態変換型記録媒体に新たに情報を書き込み再発行させる再発行手段を設ける利用形態変換システム、
とすることで、前記同様に回収した利用形態変換型記録媒体を自動的に再発行可能とし、同様に利用形態変換型記録媒体を有効利用できる。
尚、上記本発明の種別変換型記録媒体は第1の利用形態として、例えば商品券としてのプリペイドカードと駐車カードの複数の利用形態を有して、プリペイドカードとしての有価情報と駐車可能時間情報を記録され、これら複数の利用形態の情報の内少なくとも一方例えば有価情報を書き換えて、第2の利用形態例えばポイントカードとして利用可能としてもよい。この場合には駐車可能時間情報の記録は残る。しかしながら、第1の利用形態も第2の利用形態も複数の利用形態でなく単一の利用形態とする方が、記憶容量や表面記載面積が多くならないのでより好ましい。同様に、利用形態変換装置、利用形態変換方法、利用形態変換システムについても、第1の利用形態及び第2の利用形態を単一の利用形態とする方がより好ましい。
更にこの発明では、展示時及び販売時において異なる情報を表示させるICタグとして、
内部にICを有すると共に外部からの電力供給及び情報交換が可能なアンテナ部を有して非接触にて外部と情報の交換が可能なICタグであって、ICタグ表面に、展示時には商品情報を表示し、販売時には購入に関する情報に書き換えて表示可能な第1表示領域を有することを特徴とするICタグ、
を提供する。従って、ICタグの第1表示領域には、展示時には商品情報が表示され、販売時には第1表示領域を書換えて購入に関する情報が表示されるので、例えば展示時には随時簡単に変更可能な値段情報とし、販売後は商品の購入年月日、購入店、購入者等を必要に応じて表示した保証書として使用可能である。
尚、展示時とは例えば第1表示領域への表示初回の場合とか、ICタグの第1表示領域書込装置のスイッチにて展示と指定した場合、展示用第1表示領域書込装置を用いる場合等が例示できる。販売時とは例えば第1表示領域への表示2回目の場合とか、ICタグの第1表示領域書込装置のスイッチにて販売とした場合、販売用第1表示領域書込装置を用いる場合等が例示できる。即ち販売の前後において本発明のICタグの第1表示領域がなんらかの装置により、商品情報から購入に関する情報に書き換えられれば本発明に含まれる。
更に、この発明は、
内部にICを有すると共に外部からの電力供給及び情報交換が可能なアンテナ部を有して非接触にて外部と情報の交換が可能なICタグであって、ICタグ表面には、表示する情報を書き換えて表示可能な第1表示領域を有すると共に、情報を表示する第2表示領域を有することを特徴とするICタグ、
を提供し、第2表示領域に書換可能な表示を行えると共に、第1表示領域にも情報を表示可能とするので、表示領域毎に異なる情報の表示が可能となる。第2表示領域には、商品の形態として商品の写真、商品名、商品説明の文言等の情報を適宜表示可能である。
そして、この発明が提供する、
内部にICを有すると共に外部からの電力供給及び情報交換が可能なアンテナ部を有して非接触にて外部と情報の交換が可能なICタグであって、
ICタグ表面に、展示時には商品情報を表示し販売時には購入に関する情報に書き換えて表示可能な第1表示領域を有すると共に、商品情報を表示可能な第2表示領域を有することを特徴とするICタグ、
によって、第1表示領域には商品販売時に商品情報を表示させておき、販売時には第1表示領域に表示させる情報を購入者に関する情報に書換えて表示させ、又、第2表示領域にはICタグを添付する商品の形態を表示させるので、ICタグを商品に添付する際に、商品を誤って添付することが回避可能となる。
又、この発明では、上記の発明において、
前記第2表示領域は、ICタグ表面の中央部に商品情報を表示する、
ので、商品の形態を大きく表示し、商品への誤った添付を回避可能となる。
更に又、
前記ICタグは薄型状で縦型のカード形状を成し、前記第1表示領域は、前記第2表示領域下方或いは上方に配置されることを特徴とする、
ので、横型のICタグに第1表示領域を上下に配置した場合に比し、表示面の縦横の長さを近づけることが出来るので、商品の形態をより大きく、又、的確に表示できる。
上述のように、ICタグに設けたICには予め商品に関する情報を予め記録しておくと共に、ICタグ表面に設けた第2表示領域には、商品の形態を予め表示しておく。即ち、ICに記録される情報は、商品の名称、金額、仕入れルート等の商品を販売するに当たって必要な情報を含んでおり、又、第1表示領域に表示する情報は表品の形態を含む情報とする。
このようにICに記録する情報と第1表示領域に表示した情報とを一致させておくことで、どの商品に添付するべきICタグであるか特定しておく。これにより、容易に添付すべき商品に添付可能である。
又、第1表示領域には商品の標準価格や商品の販売価格等顧客が購入するに当たり必要な情報を表示しておく。第1表示領域は書き換え可能なため、輸入品等時々刻々とその輸入時の価格が変動しても、既にICに記録された情報を変動した情報に書き換える際に、第1表示領域の情報も書き換えることで、価格の変動に対しても、容易に対応可能である。
そして、商品を顧客に販売した会計時には、商品を買った顧客に関する情報や販売日等の情報を記録してから顧客に渡す。これにより商品を購入した顧客を、商品に添付されていたICタグによって特定可能となる。このように商品に添付してあるICタグで購入した顧客を特定可能となり、ICタグに保証書等購入した顧客を識別するIDカードの様な作用を持たせることが可能となる。
更にまた、前記ICタグを処理するシステムであって、
ICタグのICに記録されている内容を読み込み及び書き換え可能で有ると共に、ICタグの第1表示領域に表示されている表示を書き換え可能であるリーダライタと、
前記リーダライタと接続され、リーダライタによって読み書き可能なICタグ毎に情報を記録可能であるか、リーダライタに対して読み込み及び書き込みの指示を行うか少なくともどちらか一方を有する管理コンピュータとからなり、
前記リーダライタによって前記第1表示領域に、展示時には商品情報を表示させ、販売時には購入に関する情報に書き換えて表示させると共に、ICには管理コンピュータの指示によってカードリーダライタで、展示時には商品情報を記録させておき、販売時には購入に関する情報に書き換えて記憶させることを特徴とするICタグ処理システム、
を提供することで、販売前である展示時には商品に関する情報を管理コンピュータを操作することで管理コンピュータからカードリーダライタへ書き込みの指示がなされ、ICカードに商品情報を書き込む。この時、第1表示領域にも同様の商品の価格等、商品に関する情報を表示するように書き込む。同時に、管理コンピュータでは、ICカードのICに記録した商品に関する情報をICカード毎に対応させて記録する。
販売時には、管理コンピュータの指示によりカードリーダライタによってICカードのICに記録した情報を、商品に関する情報、及び、購入した顧客の名前並びに購入日等の顧客に関する情報に書き換えると共に、ICカードの商品情報表示欄に表示されている価格等の商品に関する情報を、購入した顧客の名前並びに購入日や保証期間満了日等に書き換えて表示させる。
そして、カードリーダライタによって書き換えられたICカードを顧客に商品と共に渡すことで、確かにその商品を購入した顧客であるということをICカードによって認証出来るようにする。
従って、この発明によれば、利用形態変換型記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態へと利用形態の変換を行えるので、1枚の利用形態変換型記録媒体によって2通りの利用形態をとることが可能となり、第1の利用形態としての利用後破棄されていた利用形態変換型記録媒体を更に第2の利用形態として有効利用が可能となる。例えば第1の利用形態を商品タグとして利用する場合、添付する商品に関する情報を記録した商品タグカードとして利用され、商品購入時に記録する内容を書換え保証書等の他の利用形態を第2の利用形態とすることで、従来は商品購入後に破棄されていた商品タグを保証書としての第2の利用形態として利用可能となる。
即ち、利用形態変換型記録媒体を商品タグカードとし、電化製品等では不可欠な保証書としての利用形態を第2の利用形態とすれば、商品タグカードが添付されていた商品の保証書として必要な事項を該カードの記録媒体に記録することが出来、保証時の照合が容易に行え、不用な期間や商品に対する誤った保証をすることを防止可能となる。
また、商品タグカードの第2の利用形態を顧客が会員としての特典を受けられる会員となり該会員が所持する会員カードとすることで、商品購入時に、購入した商品の情報を読み込んだ商品タグカードをそのまま会員カードとして発行可能となるので、やはり購入後商品タグカードを廃棄することなく利用でき無駄を省ける。
更にまた、利用形態変換装置をPOSシステムの端末であるPOSレジスタに接続してPOSシステムとの間で情報通信可能とすることで、利用形態変換型記録媒体から読込んだ情報をPOSシステム側へ送信し、利用形態変換型記録媒体に記録されている情報、例えば、商品の金額情報をPOSレジスタに送信して金額の集計に寄与できると共に、同時に購入会計した他の購入商品の金額との合計金額の情報、或は、合計金額の情報に対して付与されるポイントの情報をPOSレジスタから受信して該情報によるポイント情報を記録させてポイントカードとしての第2の利用形態とさせることができ、既にあるPOSシステムに接続しての利用が可能となる。また、利用形態変換方法、利用形態変換システムにおいても、同様にPOSシステムと連動させることで、店舗にとって有効な利用形態を提供可能となる。
また、ICカードを利用形態変換型記録媒体として用いた場合、ICカードに商品表示領域を設けると共に商品情報表示欄を設けるので、商品表示領域に商品の形態を表示可能であると共に、商品を販売するべく店舗に展示しているときには商品情報表示欄に商品の名称、販売価格等添付している商品に関する情報を表示するので商品に関する情報を一目で識別できると共に、販売時には商品情報表示欄を購入した店舗、商品の名称、購入日等の購入者に関する情報に書き換えて表示可能とするので、購入者が購入店舗、保証期間中であるか否か等を一目で判断可能となる。そして、商品表示領域及び商品情報表示欄を設けるので、商品に関する情報と商品等を一目で結びつけて認識可能となる。
又、販売時に購入者の氏名を商品情報表示欄に表示することで、商品表示領域に表示された商品が確かに購入者のものであることを証することが出来るので、例えば、高級ブランド商品や宝飾類、高級時計、絵画、アンティーク商品等数少ない商品や一品しか存在しない商品にICカードを付けて販売することで、商品表示領域に購入した商品が表示されたICカードを購入者が所持でき、友人等に該ICカードを見せる等購入者に購入した満足感、優越感を与えることが可能となり、販売する商品に付加価値を付与することが出来るという効果を有する。
更に、商品販売時にICカードの商品情報表示欄へ購入者に関する情報として購入者が希望する情報、例えば贈答品であれば贈答先の「〜様へ」等のコメントを添えることで更に商品に付加価値を与えることが可能となる。
更に又、高級ブランド商品等が偽造品に対する対策として、この発明にかかるICカードを添付して販売し、修理等の際には顧客にICカードを持参してもらうことで商品の真贋を容易に判別可能となる。
更に又、商品が輸入品等為替レートによって商品の価格が変動する商品でも、商品に添付しているICカードをカードリーダライタに差し込みカードリーダライタによって商品情報表示欄の価格表示を容易に書き換えることが可能であると共にICへも容易に書換が出来るので、煩わしい商品タグの付け替えを行う必要がなく、ICタグに至っては付け替えによるICタグの出費を無くすことが出来る。
更に又、商品情報表示欄に購入者の情報が表示されていると共に、商品表示領域に購入した商品の形態が表示されているので、商品を購入してICカードを収集するという意識を芽生えさせることが出来、商品の販売促進に結びつくという効果を有する。
上述のように、商品販売前に機能していたタグとしての機能に加え、商品販売後も保証書等商品を購入したことを証する媒体として機能するという効果を有すると共に、商品販売後も商品を購買する意欲を持たせる等の付加価値を持たせるという効果を有する。
利用形態変換型記録媒体では、記録媒体としてICを内蔵した非接触型ICカードを用いる。
利用形態変換装置では、POSシステムのPOSレジスタ装置に通信可能に接続した非接触型ICカード用のカードリーダライタ機能を有し、ICからの利用形態情報を読込んでPOSレジスタへ送信し、POSレジスタから利用形態変換型記録媒体に対する処理の指示を受け、利用形態情報の書換えを行う。
そして、利用形態変換システムでは、利用形態変換装置は前記同様非接触型ICカード様の用のカードリーダライタ機能を有してICカードと通信して利用形態情報の通信を行い、管理装置の機能は前記POSレジスタが有し、第2利用形態処理装置は前記利用形態変換装置内に同一の装置として有する。
また、利用形態変換方法では、前記利用形態変換システムが機能するため、ICカードから情報を読込むリードステップを有し、該リードステップによって読込んだ情報に基づいて第1の利用形態であるICカードを第2の利用形態にするか否かを判断する判断ステップを有し、更に該判断ステップの判断に従ってICカードに第2の利用形態として昨日可能な利用形態情報を記録させるライトステップを有する。
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1はこの発明の実施の形態であるICカードを表す説明図であり、図2は図1の一部拡大断面説明図であり、図3は販売管理システムの構成を表す説明図であり、図4はこの発明の実施時の説明図である。
1は、この発明にかかる利用形態変換型記録媒体である。利用形態変換型記録媒体1は、図1に表すように、縦型形状を成すICカードからなり、その表面には第2表示領域である商品表示領域11を有し、商品表示領域11の下部には第1表示領域である商品情報表示欄12を設ける。利用形態変換型記録媒体1(ICカード1という)は、この実施の形態では商品に添付して用いる商品タグカードとする。従って商品表示領域11には、添付する商品の情報、即ち、商品の画像、商品の名称、商品の価格、商品の素材等が表示される。更にICカード1は、記録IC13を内蔵し、IC13に外部から供給される電力の授受及び外部との情報の授受を行うためのアンテナ14を内蔵する。従って、ICカード1は、非接触型のICカードで有り、ICカード1に設けるIC13及びアンテナ14は、通常用いられる方法、例えば、ペット樹脂にて2枚の薄型板状のものに、これらIC13及びアンテナ14を挟んでプレス成型し、内蔵されている。又、ICカード1は、各カード毎に異なるIDが付与されている。従って、ICカード1はIDによって識別可能に形成される。
商品表示領域11は、ICカード1表面の広範囲に亙り設けられる。そして、ICカード1の商品表示領域11には、ICカード1専用のカラー印刷機(図示せず)によって商品の形態を表す画像である商品情報を印刷される。このことにより、ICカード1を添付する商品を容易に特定可能となる。勿論、ICカード1の商品表示領域11には、パソコン等に用いるカラープリンタ(図示せず)によって印字可能な裏面にのり付け部を有する用紙に予め印刷した商品の画像を貼り付ける等によって商品の形態を表す画像を表示してもよい。またICカード1には薄型板状の薄圧端部に紙片を挿入可能な凹部を有し、この凹部を形成する樹脂には透明で視認可能なものを用い、その凹部に商品の形態を表す画像が表示された紙片を挿入するようにしてもよい。またこの発明では、商品情報はICカードを添付する商品の形態であるが、遊園地等の1万円プリペイドカードにICカード1を利用する場合においては、商品情報はその遊園地のアトラクション参加料金等の情報を表示しても良い。このように商品表示領域11に表示させる商品情報を変えることにより、ICカード1は種々の利用形態で利用可能となる。
商品情報表示欄12は、商品情報表示欄12の断面説明図である図2に表すように、カード表面側には透明なフィルム15によって覆い、底部は外部からの磁化作用によって着磁される表示部底部16によって形成し、フィルム15と表示部底部16との間には着磁された表示部底部16に磁着(磁力によって着く)される鉄粉17が封入されてなる表示部付きICカードである。そして、封入された鉄粉17は、ICカード1を振った際にフィルム15と表示部底部16とが作る空間部18内を移動可能である。表示部底部16は、図3に表すカードリーダライタ2によって図1に表すように「¥208,000−」の文字を形成する所定部分が部分的に着磁されることで、ICカード1を振って空間部18内の鉄粉17が着磁された「¥208,000−」部分に磁着して外部から「¥208,000−」の文字を視認できるようにしている。尚、この実施の形態では、商品情報表示欄12は鉄粉によって表示を保持する方法を用いたが、予め商品情報表示欄12を熱作用によって変色するように形成しておき、カードリーダライタ2によって商品情報表示欄12に所定文字を形成する部分を加熱させて文字を形成する等他の方法によって表示可能に形成しても良い。この場合例えば、ペット樹脂にて2枚の薄型板状のものの少なくとも1枚の一部をロイコ層(白濁でも可)を塗布し、これらIC13及びアンテナ14を挟んでプレス成型して製造する。又、商品情報表示欄12は、ICカードを遊園地等の1万円プリペイドカード等に利用する場合には、当初待つことなしにアトラクション参加可能な予約後待ち時間、予約した場合の予約時間の情報を表示しておき、アトラクション終了後はあとで精算した際払い戻されるプリペイドカード残金の情報を表示する。このように商品情報表示欄12に表示させる情報を変えることにより、ICカード1は種々の利用形態で利用可能となる。
次いで、ICカード1を用いた販売管理システムの実施の形態を説明する。
販売管理システムは、図3に表すように、ICカード1、カードリーダライタ2、管理装置である管理コンピュータ3、カードプリンタ4から構成される。
カードリーダライタ2は、ICカード1の表示部底部16の所望する部位を着磁することで商品情報表示欄12に商品に関する情報を視認可能に表示させると共に、ICカード1内に有るIC13に対してアンテナ14を介して電力の供給を行うと共にIC13との間で情報交換が可能である。
管理コンピュータ3は、カードリーダライタ2及びカードプリンタ4を制御可能に接続され、カードリーダライタ2に挿入されたICカード1の商品情報表示欄12に所望の文字等を表示可能に着磁させるよう指示を行えると共に、ICカード1のIC13にアンテナ14を介して情報を書き込む或は情報を読み出す等の指示を行うことが可能である。具体的には商品販売前には、ICカード1を添付している商品に関する情報、例えば商品の名称、販売価格、仕入れ価格、仕入れ先、流通経路、担当者等の情報を記録しておく。又、商品販売時には、ICカード1が添付されている商品を購入した顧客に関する情報、例えば顧客名、顧客住所、顧客の年齢、購入日、購入店、保証期間等をカードリーダライタ2によってICカード1のIC13に記録させる。
尚、この実施の形態では、管理コンピュータ3にICカード1のIDに紐付けて情報を記録しないが、ICカード1が販売時に添付されていたICカード1で有るかどうかをICカード1毎に付与されたIDと照合することによって判別可能にするために、ICカード1のIDを予め管理コンピュータ3に記録しておいても良い。又、管理コンピュータ3には、照合可能なIDを記録すると共にIDに紐付けてICカード1に記録した商品に関する情報や販売時にICカード1に記録した顧客に関する情報を記録しても良いが、ICカード1が情報を記録することが可能であると共に偽造等しにくいという高セキュリティで有るので、管理コンピュータ3に記録した内容との照合を要するような構成にせずともよく、カードリーダライタ2から読み込んだ情報を確認することだけで商品に関する情報及び顧客に関する情報を確認出来ることで、例えば、複数の販売店舗を一括して管理する統括コンピュータ(図示せず)によって管理する場合などに、カードリーダライタ2で読み取ったICカード1の内容をいちいち統括コンピュータに問い合わせて照合する必要がない。
カードプリンタ4は、ICカード1の商品表示領域11に表示する商品の形態をプリント可能なプリンタであり、インクジェットプリンタや、熱転写プリンタなど管理コンピュータ3に接続して管理コンピュータ3の指示によりICカード1の商品表示領域11にプリント可能で有ればどの様な形式のものでも良い。
尚、この実施の形態では、カードプリンタ4を設けたが、カードプリンタ4を設けずに予め他の手段によって、即ちラベルプリンタ等によって予め商品表示領域11に表示させる商品の形態を裏面がのり付け可能な処理を施した用紙等に印刷しておき、この用紙をICカード1へ貼付することで商品表示領域11に商品の形態を表示するよう形成しても良い。
又、この実施の形態では、カードリーダライタ2及びカードプリンタ4を別途設けたが、カードリーダライタ2及びカードプリンタ4の機能を有するICカード1への入出力装置(図示せず)を専用に設けて行っても良い。更に又、カードリーダライタ2は、ICカード1のIC13への情報の記録と商品情報表示欄12への着磁とを行えるよう形成したが、IC13への情報記録装置(図示せず)と商品情報表示欄12への着磁装置(図示せず)とを別々に用意して行っても良い。
次いで、上述のように構成する販売管理システムを使用した商品の販売管理を説明する。
ICカード1への情報の記録は、管理コンピュータ3を操作し、カードリーダライタ2にICカード1へ情報を記録するよう指示する。同時に、商品情報表示欄12へ、商品に関する顧客への情報、即ちICカード1を添付する商品の名称、価格等を表示するように管理コンピュータ3を操作してカードリーダライタ2から書き込みするように指示する。この作業は、予めPOSシステム等によって管理コンピュータ3に記録されている入荷した商品に関する情報等を利用することで、改めて記録する情報を管理コンピュータ3に入力する等の手間を省くことができる。
すると、カードリーダライタ2では、管理コンピュータ3の指示により挿入されたICカード1のIC13へ、ICカード1を添付する商品に関する情報、例えば商品の名称、販売価格、仕入れ価格、仕入れ先、流通経路、担当者等の情報を記録する。又、カードリーダライタ2は、管理コンピュータ3の指示により商品情報表示欄12へ、商品の名称、販売価格等の商品に関する顧客への情報を表示させるように、表示部底部16の所定箇所のみを着磁し該情報を表示可能にする。
次いで、管理コンピュータ3を操作し、ICカード1の商品表示領域11にICカード1を添付する商品の形態を印刷するようカードプリンタ4へ指示する。
すると、カードプリンタ4では、ICカード1の商品表示領域11に添付される商品の形態を印字する。
尚、カードリーダライタ2によるICカード1のIC13、商品表示領域11への書き込みと、カードプリンタ4による商品表示領域11への印刷とは順序を入れ替えて行っても良く、又、全てが同時に出来るICカード1への入出力装置(図示せず)によって同時に行っても良い。
このように情報が記録されたICカード1は、図4(a)に表すように、販売する商品に添付する。この時の添付は、一般的な従来例に表す紙製の商品タグ同様に行うが、商品表示領域11に添付する商品の形態が表示されているので、添付時に他の商品に添付してしまうことがない。
商品に添付されたICカード1は、商品表示領域11に添付している商品の形態が印刷されており、商品情報表示欄12には商品名称や販売価格が表示されている。又、ICカード1に内蔵するIC13には、商品の名称、販売価格、仕入れ価格、仕入れ先、流通経路、担当者等添付している商品に関する情報が記録されている。
顧客が商品を購入時には、図4(b)に表すように、カウンタに設置されているカードリーダライタ2に商品に添付されていたICカード1を挿入する。そして会計時に、管理コンピュータ3を操作し、顧客から顧客の氏名や住所、購入年月日等必要とする情報をカードリーダライタ2からICカード1のIC13に書換記録するよう指示する。同時に、商品情報表示欄12の表示も、商品の価格等から商品の名称、販売日、購入者、購入店名等の購入に関する情報に書き換えるよう指示する。
するとカードリーダライタ2では、指示された情報をIC13に記録すると共に、商品情報表示欄12へ購入者に関する情報を表示可能に着磁する。
そして、ICカード1は、図4(c)に表すように、購入者である顧客に渡す。
このように、記録を書き換えたICカード1を購入者に渡すことで、例えば、確かに商品を購入した顧客であることを証する証明書や、保証書等として使用することが可能となり、後日顧客がカードリーダライタ2を備える販売店或は他の店舗へ持ち込んだ際に、購入客であることを証する必要がある場合にはICカード1のIC13に書き込まれた情報を読み取ることで確認可能であり、又、保証書として用いる場合には、商品の販売日をIC13から読み取ることで保証期間中であるか否かの照合をとり、保証期間中で有れば保証することができる。
又、ICカード1を所持する顧客も、商品情報表示欄12に販売店、購入年月日等の購入者に関する情報が記載されているので、自身が所有している商品を購入した販売店や保証期間を容易に認識できる。
次にこの発明の第2の実施の形態を、図5乃至図10に基づき説明する。図5は第2の実施の形態の構成を表す説明図であり、図6は同構成の一部を表す説明図であり、図7は図6の開蓋状態の説明図であり、図8は図6及び図7の他の構成の説明図であり、図9は第2の実施の形態のフローチャートであり、図10は他の例を表すフローチャートである。
第2の実施の形態は、利用形態変換型記録媒体1を第1の実施の形態同様ICカード1とし、カードリーダライタ2を具備する利用形態変換装置5にはICカード1を回収可能な回収部を設けると共に回収したICカード1を再発行可能なカード発行機能を持たせる。更に、利用形態変換装置A2は、POSシステムの端末であるPOSレジスタと情報通信可能に接続し、POSレジスタとの間で情報の送受信を行うことで、POSシステムの一部として使用可能とする。以下詳細に説明する。
利用形態変換型記録媒体であるICカード1は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが、商品情報表示欄が鉄粉を封入した表示部付きICカードではなく、加熱により印字可能なロイコ層が塗布されており、保証書用にカード面積に占める割合は第1の実施の形態に対してかなり大きく、購入商品、商品の製造番号、購入年月日、購入店名、連絡先等が記載可能である。
ICカード1を用いる利用形態変換システムは、この実施の形態に於てはPOSシステムAの一部であり、POSシステムAの一部である複数のPOSレジスタA1と、POSレジスタA1と通信可能に1対1で接続される利用形態変換装置A2と、POSシステムAの管理を兼ねてPOSレジスタA1(請求項でいう管理装置として対応可能)及び利用形態変換装置A2を管理する店内管理装置A3とからなり、各装置はLANによって接続されて相互に通信可能である。更に、店内管理装置A3は外部に設けた統合管理装置Bと通信回線を用いたネットワーク等によって通信可能に接続される。
POSレジスタA1は、代金や商品区分を入力する入力部A11を有し表示部A12を有し更に商品に貼付されたバーコードをスキャン可能なハンディタイプ(或は固定タイプまたは両方)のバーコードスキャナA13を有するPOSシステムAに通常用いられているタイプのレジスタ装置であり、ネットワークLANによって管理装置と情報の入出力可能に接続され、更に自身に対応して設けられる利用形態変換装置A2とも通信可能に接続される。そしてPOSレジスタA1は、入力部A11、バーコードスキャナA13からの入力及び表示部A12への出力は制御部(図示せず)によって制御され、通常の購入商品の集計を行い代金の精算をする作業を行う。また、POSレジスタA1は店内管理装置A3とネットワークLANを介して情報の入出力を行いPOSレジスタA1による処理を店内管理装置A3によって管理されるが、店内管理装置A3と通信する情報の制御も制御部(図示せず)によって行う。同様に、POSレジスタA1は、POSレジスタA1と対応して接続される利用形態変換装置A2との情報通信の制御も制御部(図示せず)によって制御される。この実施の形態では、POSレジスタA1は利用形態変換システムの管理装置機能を有して設けられ、利用形態変換装置A2を制御可能である。
利用形態変換装置A2はカードリーダライタであり、図6及び図7に表す。図6は利用形態変換装置A2の処理機開壁部の閉口状態の斜視図を表し、図7は利用形態変換装置A2の開壁部の開口状態の斜視図をあらわす。
利用形態変換装置A2は、本体A21a、開壁部A21b、カード挿入口A22、カード1に対する読み書きを行うリーダライタ部A23、リーダライタ部A23におけるICカード1の位置を検知する位置検知センサーA24、カード回収検知センサーA25、カード搬送ベルトA26、侵入防止突出部A27、侵入防止堤A28、カード挿入検知センサーA211から構成されている。そして、利用形態変換装置A2では本体A21aと開壁部A21bとの間でICカード受入手段A210を構成し、ICカード1を受け入れるよう構成する。
これらICカード1のICカード受入手段A210への受入は、カード挿入検知センサーA211、位置検知センサーA24で感知する。即ち、カード挿入検知センサーA211はICカード1がカード受入手段A210へ挿入されたことを検知してカード搬送ベルトA26の駆動を開始させICカード1を利用形態変換装置A2内部に取込むよう搬送させる。位置検知センサーA24は、前記搬送されたICカード1の先端が位置検知センサーA24位置に到達したことを検知し、カード搬送ベルトA26の駆動を停止させてICカード1をリーダライタ部A23の適正なリードライト位置へ受け入れる。
更に利用形態変換装置A2の開壁部A21bにはカード貯留部A220を設ける。カード貯留部A220は、カード挿入口A22からみてICカード1のリードライト位置より奥部に設け、ICカード1を再発行可能に貯留する。具体的には、カード貯留部A220は、本体A21aと対向する開壁部A21b壁面の本体A21a側部分をICカード1の縦横のサイズよりも稍大きな縦横サイズに穿ったように設け、複数枚のICカード1を貯留可能な凹部を形成することによって構成される。
リーダライタ部A23は、アンテナ駆動回路を含むIC部A23a、アンテナ部A23bから構成される。リーダライタ部A23では、ICカード受入手段A210へ挿入されたICカード1からの情報読込み及び書込みを行い、ICカード1の情報を更新記録する。リーダライタ部A23のアンテナ部A23bは、本体A21aに設けたカード挿入口A23側と対向する開壁部A21b内部に設置し、ICカード1と開壁部A21b壁部を介して情報の送受信を行っている。また、IC部A23aはアンテナ部A23bより奥側の開壁部A21b内に設ける。このように設けるリーダライタ部203は、アンテナ部A23bをIC部A23aで駆動して非接触にて電力供給を行いICカード1に問い合わせ、カードIDその他の情報を読込む。そして、これらのICカード1から情報を読出し、カードIDによりネットワークLAN(POSレジスタA1を介して或は直接)を介して店内管理装置A3に問い合わせて確認するように構成される。この問い合わせは、例えば、読込んだ情報を自身が接続されるPOSレジスタA1に送信しPOSレジスタA1から店内管理装置A3へ確認及び問い合わせを行う場合のように問い合わせる内容に対する情報をPOSレジスタA1が記録して或は一時的に保持していれば、店内管理装置A3に問い合わせずPOSレジスタA1に問い合わせれば足りる。これら電力供給等に供する電波の放射は、ICカード受入手段A210がICカード1を検知した場合に行うが、ICカード受入手段A210を設けず所定時間毎に行うようにしてもよく、この場合には放射した電波に対するICカード1からの反応があった場合には供給を続けると共に情報通信可能な状態を維持し、ICカード1から反応がない場合にはエラーを表示する等の異常を通知する。
この実施の形態では、利用形態変換型記録媒体としてICを記録媒体としたICカード1を用いる例について記述するが、利用形態変換型記録媒体として磁気カードを使用してもよくこの場合にはリーダライタ部A23のリーダライタとして磁気カード用リーダライタを設置し、磁気カードに記憶された情報を読込み及び書込み更新可能とすることで実施可能となる。
そしてアンテナ部A23bは、利用形態変換型記録媒体がICカード1からなるので、受入待機手段、利用形態変換型記録媒体処理手段および発行操作手段によって両者間で情報の授受及び読込み書込みを行う。また、利用形態変換型記録媒体に磁気カードを用いるときは、磁気リーダライタが受入待機手段、移動式記憶媒体処理手段および発行操作手段によって両者間で情報の授受及び読込み書込みをおこなう。
尚、詳述しないが、利用形態変換型記録媒体としてICカード1と磁気カードとを併用可能にすることもでき、この場合にはICカード1のリーダライダとしてのアンテナ部A23bとは別個に磁気カード用の磁気リーダライタを並設してもよい。この場合には、カード挿入検知センサーA211によって何れかのカードの挿入があった旨を検知した時に、磁気リーダライタによって挿入されたカードから情報読込を試みるようにし、読み込めなかった場合には挿入されたカードがICカード1であると判断してアンテナ部A23bから電力の供給を行うと共に情報の授受を行うよう形成すればよく、或は、カード挿入検知センサーA211がカードの挿入があった旨判断した時に、アンテナ部A23bが電力の供給を行ってICカード1からの応答を待ち受け、所定時間応答が無い場合にはICカード1ではなく磁気カードの挿入があった旨判断して磁気リーダライタによって情報を読込むように形成しても良い。また、簡便な方法としては、予め両カードの大きさや或はカードに孔或は切り欠き等の種別判断部をカード側に設け、利用形態変換装置A2には該種別判断部を判断可能なマイクロスイッチや光センサー等を設けておいて、挿入されたカードが何れのカードかを判別してから該判別に適したリーダライタを作用させてもよい。
なお、リーダライタ部A23で読み取り、書き込み、または、読み取りおよび書き込みが不可能なICカード1が挿入された場合には、そのICカード1はカード挿入口A22から返却される。
カード搬送ベルトA26は、図7に示すようにリーダライタ部A23に対向して、本体A21aに設けられた開口部に配置される。カード搬送ベルトA26は搬送用ステップモータ(図示せず)の回転によって動作する。そして、挿入検知センサ211がカードの挿入を検知すると、このカード搬送ベルトA26が動作され、カード挿入口A22から挿入されたICカード1は読込み及び書込み可能な所定の位置として位置検知センサ204がカード端部を検出する位置まで搬送される。
カード貯留部A220は、利用形態変換装置A2に挿入された第1の利用形態のICカード1を保証書や特典カードとしての第2の利用形態としない場合にICカード1を貯留し、また再発行するICカード1(ブランクカードともいう)を貯留する部分である。
また、ICカード1がカード挿入口A22に挿入されず、利用形態変換装置A2に接続されたPOSレジスタA1から或は店内管理装置A3からの指示があった場合には、指示によって得たIDや利用形態情報を記憶させて発券するためのICカード1がカード発行のためにカード貯留部A220から取り出される。
カード貯留部A220の凹部には、一端が凹部に固定され、他端がカード支持板A213に固定されて本体A21aの方向へ付勢されるばねA214が設けられている。そしてばねA214によって付勢されて貯留されたブランク状態のICカード1はカード搬送ベルトA26がカード挿入口A22方向へ駆動すると貯留部A220より取り出し可能となる。また、カード貯留部A220の凹部には、ICカード1が満杯となった際には自然に満杯排出孔A215より下方に設置されたカード回収部(図示せず)へ落下して回収される。カード貯留部A220に貯留しているブランクカードがない場合には光式の空センサA216がカード支持板A213に開口された光透過孔A217を介して感知し、店内管理装置A3へ装置番号等の利用形態変換装置A2を特定できる情報と共にブランクカードを補充指示する旨の情報を制御部(図示せず)より出力し店内管理装置A3は当該装置番号とその旨を従業員に通知する。尚、ICカード受入手段A210は、カード挿入口A22から奥部にかけて境界部A218が徐々にICカード1の1枚分の厚み分、開壁部A21b方向へなだらかな傾斜を形成しており、このためその傾斜に沿って、カード搬送ベルトA26が奥部にICカード1を搬送するとカード貯留部A220に積層されて貯留されたブランクカードの端部に搬送するICカード1端部が衝突することなく弱いばねA214の付勢力に抗してカード貯留部A220へ貯留可能となる。ICカード1より厚いICカードはこの境界A218の徐々に幅狭に形成された進入通路に詰まる手前で侵入防止堤A28によって進入を妨害される。
カード挿入検知センサーA211、位置検知センサーA24、カード回収検知センサーA25は、例えば、光学的センサで構成される。各検知センサーは、一方が発光部、他方が受光部である1対のセンサーで構成され、ICカード1の通路であるICカード受入手段A210を挟んで対向するように配置され、それぞれICカード1の位置を検知する。
次に、カード挿入口A22から挿入されたICカード1の搬送動作を説明する。
カード挿入口A22からICカード1が挿入されたことをカード挿入検知センサーA211が検知すると、搬送ステップモータ(図示せず)を駆動してカード搬送ベルトA26を作動させる。
ICカード1は、カード搬送ベルトA26によって、リーダライタ部A23のアンテナ部A23bとの情報の授受を行える位置である位置検知センサーA24設置位置まで搬送され、位置検知センサーA24がICカード1端部を検出するとカード搬送ベルトA26の動作を停止し、情報の授受が可能となる。尚、利用形態変換型記録媒体がICカード1ではなく磁気カードの場合には磁気リーダライタとの情報の授受可能な位置まで搬送される。
ICカード1が用いられリーダライタ部A23がアンテナ部A23bを介してICカード1の情報を読込まれると、会計処理等のPOSシステムAにおける処理終了後、POSレジスタA1に設けた返却ボタン(図示せず)が押されると、最新の情報がリーダライタ部A23によってICカード1に書き込まれ、カード挿入口A22から返却される。この実施の形態では、返却ボタン(図示せず)はPOSレジスタA1に設けたが、利用形態変換装置A2に設けてもよく、この場合には利用形態変換装置A2がPOSレジスタA1に対して返却ボタンが押された旨の情報を送信し、POSレジスタA1がこの情報を受けてICカード1に記録する情報を利用形態変換装置A2に対して送信し利用形態変換装置A2のリーダライタ部A23によって記録するように構成する。
尚、図7に表すイレーズヘッドA221及びライトヘッドA222は、ICカード1の第1表示領域11の商品情報表示欄12のロイコ層へ加熱による表示の書換を行うための夫々消磁手段とライト手段であり、商品情報表示欄12を設けない場合には必要がない。また、ICカード1に非接触型ICによる情報記録以外に磁気カードによる情報の記録をさせる場合には磁気ヘッドを設けて構成する。該イレーズヘッドA221及びライトヘッドA222は、ICカード1の情報に情報を記録する或いは情報を読み込む時にのみ突出するようにし、カード搬送ベルトA26の駆動に伴って所定情報を書き込む或いは読み込むように構成することで、イレーズヘッドA221及びライトヘッドA222を必要に応じ利用可能とできる。
店内管理装置A3は、いわゆるコンピュータ装置であり、キーボード、ディスプレイ装置、プリンタ等の入出力装置及びコンピュータ本体とからなる。店内管理装置A3は、POSシステムAの運用を司ると共に、利用形態変換装置A2への情報の書き込みや読み込みの指示を行う。即ち、利用形態変換装置A2にICカード1が挿入され、ICカード1が第1の利用形態である商品用タグとして用いられており、該利用形態から第2の利用形態である保証書として用いるようにICカード1に書き込まれ記録されている内容を書き換える指示である処理指示情報をICカード1に対して出力する。
より具体的には、第1の利用形態が商品タグとしての利用であり、該利用形態のICカード1が利用形態変換装置A2に投入され、利用形態変換装置A2のリーダライタ部A23が第1の利用形態である情報を読み込み店内管理装置A3に送信する。このときの送信は利用形態変換装置A2から直接店内管理装置A3へ行ってもよく、また、利用形態変換装置A2と接続されているPOSレジスタA1を経由して行ってもよい。そして、第1の利用形態である利用形態情報を店内管理装置A3が入力すると、店内管理装置A3では利用形態情報に含まれた情報から、ICカード1を第2の利用形態として利用する対象商品であるか否かを判断し、対象商品であった場合には第2の利用形態としてICカード1に記録する情報を書き換えるよう指示する。この指示により、利用形態変換装置A2では取り込んであるICカード1に対して第2の利用形態である保証情報を書き込み、ICカード1を第2の利用形態である保証書とするのである。このとき書き込まれる保証書としての保証情報は、保証対象商品の商品名や型番等は第1の利用形態である商品情報から引き継ぐので書き換える必要はなく、販売した日付や保証期間等の情報は、POSシステムAに接続された店内管理装置A3やPOSレジスタA1から日付情報を入力してICカード1に記録し、また、保証期間は販売した商品の有する保証期間を店内管理装置A3から取得してICカード1へ記録する(利用形態変換装置A2がカレンダ機能を持っているときは自信のカレンダ機能から取得した情報を記録するよう形成してもよい。)
尚、上述の構成では、第1の利用形態である商品タグとしての処理と商品タグから保証書への書き換えの処理とを利用形態変換装置A2が行い、さらには、第2の利用形態である保証書として利用されるときにも利用形態変換装置A2にICカード1が挿入されて、利用形態変換装置A2がICカード1から利用形態情報を読み込み、該情報が第2の利用形態である場合にも利用形態変換装置A2が書き込み及び読み込みの処理を行うが、第2の利用形態である保証書として利用されるときには第2の利用形態における利用専用に第2処理手段である第2処理装置を別途設け、保証書としての処理を第1の利用形態における利用形態変換装置A2同様に行うよう構成してもよい。このように、第2処理装置を別途設けることにより、POSレジスタA1とは別に、例えば修理専用のコーナーを設け、持ち込まれる商品の保証書であるICカード1を第2処理装置が専門に処理することができ、POSレジスタA1を修理専用コーナーに設けずともよい。
統合管理装置Bは、複数ある管理装置A3を統括して管理する外部の装置であり、例えば、第1の利用形態である商品タグの商品コードで特定される価格情報を複数の店舗の店内管理装置A3に対し、商品毎統一価格として、開店処理、あるいは24時間営業の場合は所定時刻に変更するよう変更すべき商品の価格情報と価格変更指示、および新商品として、新商品の価格情報と商品タグの製造指示を送信し、これを受けた店内管理装置A3はこれら情報を記憶する。価格が変更される商品については価格変更商品リストが店内管理装置A3において印刷でき、そのリストに基づいて店員が第1の利用形態である商品タグや商品を商品棚より回収し、その回収された商品タグは、POSレジスタA1が商品情報書込要求ボタンが押されていれば商品情報書込モードとなり図9のSC2より商品情報書込み要求を利用形態変換装置A2に対し送信する。そして利用形態変換装置A2は価格変更すべき商品タグが挿入されると読み出した商品コードをSR7にてレジスタ装置A1に送信し、レジスタ装置A1は店内管理装置A3より受信されSC2にて利用形態変換装置A2に価格変更情報と価格変更すべき商品か否かのフラグ情報を送信し、利用形態変換装置A2はSR8にて受信したフラグ情報により価格変更商品であると認識し価格変更情報を基に商品表示部12の価格情報を変更する。このため商品毎に統一価格を毎日変更可能となる。
そして統合管理装置Bは、複数の支店それぞれに管理装置A3を設け各支店毎にPOSシステムAが形成されている場合に、各支店毎のPOSシステムAの情報を統合管理装置Bが統括して管理する。
次いで、POSシステムAのPOSレジスタA1及び利用形態変換装置A2の処理を、フローチャートを表す図9及び図10に基づき説明する。
図9は、ICカード1を、第1の利用形態が商品タグカードであり第2の利用形態が保証書として機能するよう利用する場合のPOSレジスタA1及び利用形態変換装置A2の処理を表す。また、図10はICカード1を、第2の利用形態が会員カードとしての利用の場合の処理を表す。
SR1は、利用形態変換装置A2へICカード1の挿入があったか否かを判断するステップであり、カード挿入がない場合には、SR1aが実行されPOSレジスタA1よりSC1において商品情報書込要求があった場合にはSC1bにおいて送信される指示信号により、次いでSR1bが実行されてブランクカードの送出しを行わせる。又、要求がなければ再びリターンされSR1が実行される。
SR1において、ICカード1の挿入があった場合にはYESと判断し続けてSR2が実行される。SR1の判断は、カード挿入検知センサーA211が検知したか否かによって行う。
SR1aは、SC1bからブランクカードの送出をさせる指示信号があるか否かを判断するステップであり、SC1bから指示があった場合には、次いでSR1bが実行され、なかった場合には再びSR1が実行される。尚、SR1b以下のステップの説明は後述する。
SR2は、カード搬送ステップであり、カード搬送ベルトA26による搬送を開始させる。ついでSR3が実行される。
SR3は、SR2によるカード搬送が所定位置になされたか否かを判断するステップであり、位置検知センサーA24によるICカード1の検知があったか否かを判断するステップである。そして、SR3は、位置検知センサーA24による検知があるまでは常にNOと判断し再びICカード1を搬送するSR2にリターンするので、ICカード1は位置検知センサーA24によって検知されるまでカード搬送ベルトA26によって搬送が続けられる。
やがて、ICカード1の搬送が進みICカード1が位置検知センサーA24に検知されると、搬送位置判断ステップであるSR3が位置検知したとしてYESと判断し、カード搬送ベルトA26の動作を停止してICカード1を所定位置で停止させる。そして、続けてSR4が実行される。
SR4はリーダライタ部A23のアンテナ部A23bから電力供給した結果、ICカード1から該電力を受領して機能しているか否かを表す信号の返信があり、正常に機能しているICカード1であるか否かを判断するステップであり、正常に機能していないと判断した場合には次いででカード排出ステップであるSR0が実行され、正常であると判断した場合には次いでSR5が実行される。
SR5は、リードステップであり、リードステップSR5は、ICカード1から利用形態情報を読み込み、利用形態が第1の利用形態であるか第2の利用形態であるかを判断するステップである。この実施の形態では、第1の利用形態が商品タグカードであり、第2の利用形態が保証書であるので、利用形態情報は商品タグであるか保証書であるかの利用形態を表す情報として読み込まれる。
次いでSR6が実行される。
SR6は、判断ステップである。判断ステップSR6は、リードステップSR5によって読み込んだ利用形態情報の表す利用形態が第1の利用形態である商品タグカードであるか第2の利用形態である保証書であるかを判断するステップである。そして、判断ステップSR6が商品タグカードであると判断した場合には次いでSR7が実行される。また、判断ステップSR6が保証書であると判断した場合には次いで保証情報を読み込むSR15が実行される
ここでは利用形態変換装置A2に挿入されたICカード1が商品タグカードであると判断した場合を先に説明し、後にICカード1が第2の利用形態である保証書と判断した場合を説明する。
判断ステップSR6によってICカード1が商品タグカードであると判断された場合には次いでSR7が実行されることとなり、リーダライタ部A23がアンテナ部A23bを介して情報を読み込む。SR7は第1の利用形態の利用形態情報である商品情報を読み込むリードステップである。SR7によって読み込まれる情報は、商品名、商品種別、商品コード、商品の価格等商品に関する情報である。また、該商品情報には、当該商品が保証対象商品であるか保証対象商品でないかの情報を含んでもよく、この場合には、当該商品が保証対象商品であるか否かをネットワークLANを経由して管理装置A3或いはPOSレジスタA1へ問い合わせる必要はなくなる。そしてSR7では、読み込んだ商品情報をPOSレジスタA1へ送信する。SR7がPOSレジスタA1へ送信する情報は商品情報の全てでもよく、また商品コードや商品の価格等POSレジスタA1が支払うべき代金の集計処理するのに必要な情報だけでもよい。
SR8は、SR7に次いで実行される。SR8はPOSレジスタA1から商品情報書き込み要求があるか否かを判断する書込要求判断ステップである。書込要求判断ステップSR8は、POSレジスタA1から商品情報の書込要求があった場合にはYESと判断し次いでSR17が実行され、そうでない場合にはNOと判断し次いでSR9が実行される。
即ち、YESと判断する場合はPOSレジスタA1から受入れた商品タグについての価格等の情報を変更しろという要求があった場合であり、ICカード1に対して情報の書き換えを行う。このPOSレジスタA1からの書込要求は商品の価格を変更する必要が生じた場合等店側の要求(会計時とは異なる開店前や閉店後に行われる価格変更等の処理時)により実行されるものであって、商品会計時に行われるものではない。
従ってここでは商品情報の書込要求があった場合の説明は後にするものとする。尚、SR8の要求判断の基準は、この実施の形態ではPOSレジスタA1側からの指示情報によるが、利用形態変換装置A2に設ける入力部A2bに要求指示キーを設け、該キーを押圧することで利用形態変換装置A2への直接指示によってもよく、この場合には書き換える内容も入力部A2bの操作により作業者が直接指示する。
SR8がNOと判断した場合、即ち、店側の要求によってICカード1の商品タグとしての情報の書き換え要求がない場合(通常の代金集計時)には、次いでSR9が実行される。
SR9は、POSレジスタA1から通信によって受領する購入完了信号が有ったか否かを判断するステップであり、POSレジスタA1から購入完了信号の入力が有るまで再びSR9を繰り返し、該信号の入力があった場合には次いでSR10が実行される。POSレジスタA1からの購入完了信号は、SR7によってPOSレジスタA1へ送信された情報の処理がPOSレジスタA1側で終了した場合に送信される信号であり、該信号の入力が挿入されたICカード1の代金の集計処理をPOSレジスタA1側で終了したことを表すので、該信号の入力が有るまでは代金の集計処理が終了していないので、再びSR9を繰り返すこととなる。尚、SR9による判断は処理しているICカード1が商品タグカードとして利用されしかも代金の集計処理をしているときにのみ行われる処理なので、SR8によってYESと判断された場合や判断ステップSR6によってYESと判断された場合には実行されない。
次いでPOSレジスタA1側の処理が終了するとSR9がYESと判断し次いでSR10が実行される。
SR10は保証書発行要求が有るか否かを判断するステップである。即ち、SR10はICカード1を、第1の利用形態である商品タグカードとしての利用から第2の利用形態である保証書としての利用へ変換するか否かを判断するステップである。そして、SR10によって変換しない、即ちNOと判断された場合には保証書としての利用に書き換えることなく次いでカード排出ステップであるSR0が実行される。一方、SR10がICカード1の利用形態を第2の利用形態である保証書へ変換する場合にはYESと判断し、次いでSR11が実行される。SR10の判断に利用される情報は、この実施の形態ではPOSレジスタA1から受領する保証書発行要求の情報か、保証書を発行しない情報かによる。従って、POSレジスタA1側では、SR7によってICカード1の商品情報を受領した場合にはいずれかの情報を利用形態変換装置A2へ送信することとなる。また、利用形態変換装置A2が、ICカード1を第1の利用形態から第2の利用形態へ変換するか否かの判断を自信によって取得した情報から行ってもよく、この場合にはICカード1に第1の利用形態である商品タグカードとしての利用から第2の利用形態である保証書への利用形態の変換を要する情報をICカード1のIC13に予め記録しておくか、或いは利用形態変換装置A2に予め保証対象商品の商品コード等を記憶しておく(または、管理装置A3等の外部へ問い合わせることでその情報を取得可能としておく)ことで行える。
SR10によってYES、即ち保証書として書き換えると判断されると、次いでSR11が実行される。
SR11は、保証書として発行するに必要な保証情報の受信があったか否かを判断するステップであり、この実施の形態では保証書として発行するに必要な保証期間や発行日、保証対象商品の名称等はPOSレジスタA1から受領するので、該情報の受領があったか否かを判断し、ない場合には再びSR11を繰り返す。また、該情報の受領があった場合にはYESと判断し、続けてライトステップSR12が実行される。従って、SR11では保証情報の受領が有るまで処理を待機可能である。尚、ICカード1に書き込む保証情報は、ICカード1が記録媒体にIC13を利用しており多くの情報を記録可能なので、保証内容や保証に関する規約等をテキスト情報として記録しておき、利用者が該情報を参照可能にすることもできる。尤もこの場合には利用者側で非接触による情報交換可能なICカード1のリーダライタを用意する必要があるが、将来的にはICカードの規格の整備やICカード利用の一般化等が進み、現在のCD−ROMやMO、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の各種記録媒体カード程度にその利用が普及することで可能となる。また、利用形態変換型記録媒体に一度のみの書込が可能なカード型のCD−Rなどを採用すれば、現在でも消費者が自宅に持つパーソナルコンピュータによって利用規約等特定な内容を参照することは可能である。
SR11がYESと判断すると、次いでSR12が実行される。
SR12は、POSレジスタA1から受領した保証情報をICカード1のIC13へアンテナ部A23bを介して記録するステップである。SR12に次いではSR13及びSR14が実行される。
SR13は、イレーズステップであり、商品情報表示欄12の書き換えを行うのに先立ち現在商品情報表示欄12に表示されている情報を消去するステップであり、利用形態変換装置A2のイレーズヘッドA221を突出させた状態で商品情報表示欄12の表示を消去する。
SR13に続けて実行されるSR14は、表示が消去された商品情報表示欄12へ保証書としての情報を表示させるステップであり、SR13同様ライトヘッドA222を突出させた状態で商品情報表示欄12へ保証の情報を表示させる。表示させる保証の情報は、対象商品によって異なるところではあるが、一例を挙げれば保証対象商品名、保証対象商品の製造番号等製品単体を特定可能な情報、購入年月日、保証期間である。これら商品情報表示欄12に表示される情報は、詳細な保証情報はSR13によってIC13に記録されているのでで、保証書としてのICカード1を見たときに視認可能の情報である。
尚、SR13及びSR14は、必要に応じ設ければよいステップであり、商品情報表示欄12を設けないICカード1の場合には不要なステップである。
そして、SR14までの各ステップによってICカード1に保証書としての情報が書き込まれると、次いでSR0が実行されICカード1は第2の利用形態として利用可能な状態となり排出される。
また、利用形態変換装置A2に挿入されたICカード1の利用形態が第2の利用形態である保証書であった場合、即ち、リードステップSR5によって読み込まれた情報による判断ステップSR6の判断が第2の利用形態であるとしてYESと判断した場合には、判断ステップSR6に次いでSR15が実行される。
以下、利用形態変換装置A2に挿入されたICカード1が既に第2の利用形態である保証書であった場合を説明する。
即ち、判断ステップSR6でYESと判断されるとSR15が実行される
SR15は、リードステップであり、利用形態変換装置A2ではアンテナ部A23bを介して保証書であるICカード1から保証情報を読み込む。
SR15が保証情報を読み込むと次いでSR16が実行される。
SR16は、処理ステップである。SR16は、保証内容判断ステップSR16a、保証書表示ステップSR16b、NG表示ステップSR16cとからなる。保証内容判断ステップSR16aは、SR15によって読み込まれた保証書としてのICカード1に記録されている内容が、保証内容に合致しているか否かを判断するステップであり、例えば、保証の期間が経過していないか等を判断するステップである。保証内容判断ステップSR16aが、保証期間中であり保証内容に合致していると判断した場合には続けたSR16bが実行され、また、たとえば既に保証期間が経過してしまっている等して正しくないNOと判断した場合には続けてNG表示ステップSR16cが実行される。
SR16aに続けて実行されるSR16bは、保証の対象である旨を利用形態変換装置A2の表示部A2aに表示させるステップである。同様に、SR16aに続けて実行されるSR16cは、保証の条件を満たしていないとしてその旨を利用形態変換装置A2の表示部A2aに表示させるステップである。従って、処理ステップSR16によって第2の利用形態であるICカード1は第2の利用形態として処理される。尚、この実施の形態では、処理ステップSR16では、利用形態変換装置A2の表示部A2aへ表示させる例を示すが、SR16b及びSR16cがそれぞれ保証の対象である或いは保証対象外である旨の情報をPOSレジスタA1等の外部装置へ出力するように構成してもよく、この場合にはPOSレジスタA1等外部の装置が情報を受信してその旨を表示部等へ表示するように構成する。
次に、POSレジスタA1側から商品の価格書換等商品情報の書込要求がありSR8が書換要求ありと判断した場合を説明する。
この場合にはSR8に続けてSR17が実行される、SR17は書き換える情報の受領が完了したか否かを判断するステップであり、受領が完了しYESと判断するまで
再び自信のステップを繰り返す。SR17に次いでSR18が実行される。
SR18は商品情報表示欄12への書込回数を判断するステップであり、ICカード1には商品情報表示欄12への書込回数をカウントして記録してあるので、該回数を読み込み判断するステップである。SR18は、たとえば商品情報表示欄12への書換可能回数が少ないロイコカードの場合などに有効なステップであり、所定回数以上になると表示が薄くなったり表示できなくなったりするので、該所定回数以内であるか否かを判断するステップである。従って、SR18は、商品情報表示欄12を設けない場合や、書換可能回数がICカード1の寿命より遙かに多い場合には特に設けずともよい。SR18による判断がYESの場合、即ち、商品情報表示欄12への書換回数が所定回数以上である場合には続けてSR19が実行される。また、SR18においてNOの場合には、即ち商品情報表示欄12への書換回数が所定回数未満であれば、続けてSR20が実行される。
SR18に続けて実行されるSR19は、カード貯留部A220にICカード1が貯留されているか否かを判断するステップであり、空センサA216が貯留されたカードがないと感知していない場合にはYESと判断し次いでSR1bが実行される。又、SR19において、空センサA216が貯留されたカードがないと感知している場合にはNOと判断し次いでSR23aが実行される。
以下に、先ずSR19においてYESと判断された場合を説明する。
SR19がYESと判断した場合に実行されるSR1bは、カード貯留部A220からブランクカードの送出をするように指示する。即ち、SR1bは、商品タグの製造指示のため等のブランクカードの送出を指示するステップであり、利用形態変換装置A2のカード搬送ベルトA26を動作させてカード貯留部A220に貯留されたICカード1から1枚送出してリーダライタ部A23へ搬送させカードリライト可能とさせる。従ってSR1bでは、カード貯留部A220から、ブランクカードを取り出して、以下に説明するとおりの動作を行うので、以下店内管理装置A3から受信した商品タグの製造指示に従い、次いでSR20が実行される。SR20以下の手順では後述するように、新商品の価格情報等の情報を新商品の商品タグを後述する手順で新規に作成し全て新商品の商品タグを作り終えることとなる。
即ち、SR20では、POSレジスタA1から受信する書換変更の情報、たとえば変更後の価格情報等をリーダライタ部A23によりICカード1へ書き換えるステップである。SR20に続けてはSR21が実行される。
SR21はSR13同様商品情報表示欄12の表示を消去するステップである。SR21に続いてはSR22が実行される。
SR22はSR14同様商品情報表示欄12へ変更された情報、たとえば変更後の価格情報等を書き換えるステップである。SR22に続いてはSR23cが実行される。
SR23cでは、回収指示があったか否かの判断が行われる。即ち、SR23cでは、POSレジスタA1(後に説明するSR9)からICカード1を回収する指示情報の入力がある(或は受領する指示情報に回収指示が含まれている)場合にはYESと判断し、次いでICカード1をカード貯留部A220へ回収するようカード搬送ベルトA26等を回収動作させるよう指示するSR23dが実行され、指示情報の入力がない(或は受領する指示情報に回収指示が含まれていない)場合には、NOと判断し、次いでSR0が実行される。
SR0では、リーダライタ部A23に位置されているICカード1を排出し、次いでリターンとなり再びSR1以下が実行される。
又、SR23dでは、ICカード1をカード搬送ベルトA26等を回収動作させるよう指示しICカード1をカード貯留部A220へ回収させるステップであり、カード搬送ベルトA26等は該指示により動作してICカード1をカード貯留部A220へ回収することとなる。そして、SR23dに次いではリターンとなり再びSR1以下の各ステップが実行されることとなる。
但し、SR1b、及び、SR23a乃至SR23d、並びにSC9は、カード貯留部A220を有する利用形態変換装置A2の場合であり、利用形態変換装置A2にカード貯留部A220を設けない場合にはこれらのステップは不要となり、又、SR1aはブランクカード送出指示ではなくICカード1の挿入指示判断ステップとなってSC1b(後に説明)からの情報によりブランクカードの送出指示に変わり新しいICカード1の挿入指示となり、NOの場合にはリターンとなり再びSR1が実行され、YESの場合には次いで表示指示ステップが実行されて、新しいICカード1の挿入を促すようPOSレジスタA1の表示部A12へ表示させ、そしてリターンとなり再びSR1が実行されるようにする。
又、SR19においてNOと判断された場合を以下に説明する。
SR19においてNOと判断された場合には、次いでSR23aが実行される。
SR23aは、カード貯留部A220に新しいカードを貯留させる指示を行うステップであり、空センサ216より空である旨を検知しているので、「カードを補充してください」等の表示をPOSレジスタA1の表示部A12や利用形態変換装置A2に設ける表示部(図示せず)に表示するよう指示する。この指示に従って、POSレジスタA1の表示部A12や利用形態変換装置A2の表示部(図示せず)では当該表示を行う。SR23aに次いでR23bが実行される。
SR23bは補充がSR23aで補充指示したカード貯留部A220への補充が完了したか否かを判断するステップであり、空センサA216が空ではないと感知することでYESと判断し、それ以外はNOと判断する。そしてNOの場合には再びSR23bを繰返し、YESの場合には次いでSR23eが実行される。
SR23eは、SR18において、現在リーダライタ部A23に位置しているICカード1が所定回数の書き換えが行われて寿命となっているので新たなカードと入れ替えるためにリーダライタ部A23に位置しているICカード1を排出させるステップであり、搬送ベルトA26等が該カードを排出するように指示する。そして、SR23eに次いではSR1bが実行されることとなる。
そして、SR1b以下の動作は、前記説明の通りである。
尚、この実施の形態では、カード貯留部A220がある場合なので、SR23aにおいては寿命となったICカード1を排出して「このカードは寿命のため使えません」と表示し、カード貯留部A220より取り出したブランクカードに後述するSR20〜SR22を行う。カード貯留部A220にブランクカードがない場合にはSR19が空センサ216が空である旨を検知した情報を入力し、「カードを補充してください」と表示する等して補充指示する。
上述のように、SR1以下一連のステップによって利用形態変換装置A2の処理が行われる。
以下に、利用形態変換装置A2の処理に対して例えば第2の利用形態への書換要求を行う等するPOSレジスタA1の処理ステップを説明する。
SC1は商品情報の書込要求が有るか否かを判断するステップである。SC1で判断される商品情報書込要求は、新規商品の商品タグを製造する場合や、24時間営業の店のため商品情報の書込みと商品代金の合計処理が同時に並行して行う場合に配慮され、商品の価格を変更する必要が生じた場合等店側の要求(代金の集計時とは異なる開店前や閉店後に行われる価格変更等の処理時)が有ったか否かであり通常POSレジスタA1の所定キーを作業者が押した入力の有無により判断する。
SC1が要求ありと判断した場合には続けてSC1aが実行され、要求がない場合には続けてSC22が実行される。
SC1aは、カードの挿入があったか否かを判断するステップであり、利用形態変換装置A2から送出される信号を受領することで判断し、リーダライタ部A23にカードの挿入があった場合にはカード挿入ありの情報を受領してYESと判断し次いでSC2が実行され、情報受領がなければNOと判断し次いでSC1bが実行される。従ってSC1aは、書込要求があった場合に、挿入されているカードにリライトするのか、新たなカードを発行してリライトするのかが決定されるステップであり、YESの場合には挿入されたカードによる書込みが行われ、NOの場合には次いでSC1bが実行され新たなカードが発行されることとなる。
SC1bは、SR1aに対してブランクカードの送出をさせる指示信号を送信するステップであり、指示信号の送信と共に新たに発行するカードに書込む情報を利用形態変換装置A2に対して送信させるステップである。従って、SC1bでは、POSレジスタA1の入力部A11から入力される商品情報情報等を利用形態変換装置A2に対して送出するステップである。この実施例では、新たに発行させるICカード1が第1の利用形態、例えば商品タグとしての利用であれば、商品情報が入力部A11から入力されて送信することとなる。SC1bに次いではSC2が実行される。ここで、新たに発行させるICカード1が、第2の利用形態、例えば、保証書として発行し利用可能としてもよい。この場合、SR1bに続いてSR20〜SR22ではなく、SR12〜SR14が実行される。また第1の利用形態か第2の利用形態かの選択指示信号をSC1bの送信情報に含ませ、SR1bに続いてこの選択指示信号を受けてSR20かあるいはSR12に分岐させるようにしてもよい。
SR17からの情報送信を受信した場合にはSC3が実行され、受信しない場合にはリターンし再びスタートに戻る(SC22)。
SC2では、利用形態変換装置A2のSR7のリードした商品情報を受信し、その商品情報を基に商品の価格情報を送信し、ステップSR8に対し商品情報の書換を要求するので書換を指示する指示情報と共に書き換える内容情報を利用形態変換装置A2へ出力するステップである。尚、利用形態変換装置A2がSR8による要求の有無を入力部A2bからの直接的な指示によって行う場合にはSC1及びSC2を設ける必要はない。
SC1或いはSC2に続けて処理されるSC22は、SR7においてICカード1から商品情報の読込みがあり、該情報を利用形態変換装置A2がPOSレジスタA1へ出力しPOSレジスタA1が受領したか否かを判断するステップである。そして、商品情報を受領した場合、即ち商品情報が読込まれICカード1にあった商品情報の集計作業がPOSレジスタA1において必要な場合にはYESと判断し、次いでSC3が実行される。又、SR7から商品情報を受領しなかった場合、即ち集計が不要の場合には次いでリターンとなり再びSRC1以下を繰返すこととなる。尚、SR7から受領する商品情報は、商品情報そのものの授受であり、受領がない場合にNOと判断する場合でもよく、又、商品情報を特定する情報が付加された情報を受領し、該情報に商品情報が含まれていない場合にNOと判断する場合でもよく、商品情報をPOSレジスタA1が受領できればどの様な情報として受領してもよい。同様にSR7から送出される情報も、SC22が商品情報自身でもあって商品情報の出力の有無によって判断可能にしてもよく、SR7から出力する情報に商品情報が含まれているか否かによってSC22が判断可能としてもよい。又、SC22及びSR7の情報の授受の様式は、他の情報の授受においても有効であり、他の情報の授受も同様の様式によって行われてよい。
SC22がYESと判断したときに続けて処理されるSC3は、商品からバーコードを読み込む等して行うカウンティング及び入金受付、釣銭払出し等の通常POSレジスタA1が有している商品の代金の集計を行うステップであると共に、利用形態変換装置A2のリードステップSR7によって読み込まれ出力された商品価格等の商品情報を受領し会計作業に反映すると共に会計作業が終了し商品の購入が完了した旨の信号を利用形態変換装置A2(のSR9)へ出力するステップである。従って、SC3では代金の集計作業が終了すると利用形態変換装置A2へ終了を指示する信号を出力するので、先に説明したSR9では該情報を受領するまで待機することとなる。またSC3では、バーコードの読み込みも利用形態変換装置A2のリードステップSR7によっての読み込みもない場合にはSC4、SC5、SC6、SC8、SC9を実行することなくSC7に移行する。即ち、SC3ではバーコードの読込み及び利用形態変換装置A2のリードステップSR7による読み込みの有無をも判断している。そしてSC3でバーコードの読み込みまたは利用形態変換装置A2のリードステップSR7によって読み込みがあれば、SC3に続けてはSC4が実行される。
SC4では、SC3において利用形態変換装置A2(のリードステップSR7)から入力した商品情報が保証書発行の対象商品であるか否かを判断するステップである。そして、SC4において保証対象商品であると判断した場合には次いでSC5が実行され、保証対象商品でないと判断された場合には次いでSC8が実行される。
そして、SC5ではSC4が保証対象商品であると判断したので、利用形態変換装置A2に対して保証対象商品である旨を指示する情報を出力する。従って、利用形態変換装置A2(のSR10)では、該情報を受領することで、リードステップSR7において保証対象法品であると判断できる。
SC5に次いでSC6が実行される。SC6は保証書として必要な保証情報を送信するステップであり、利用形態変換装置A2(のSR11)へ保証情報を送信する。このとき送信する保証情報はPOSレジスタA1の入力部A11から作業者が入力する例えば購入者の氏名等の情報、及び、利用形態変換装置A2のリードステップSR7によって読み込まれPOSレジスタA1へ送信された商品情報のうちの商品名等一部の情報からなる。尚、SC6から送信する保証情報は、例えば、管理装置A3から受領した情報等他の情報によってもよく、限定されるものではない。SC6に続けてはSC7が実行される。
一方、SC4によって保証対象法品ではないと判断された場合には続けてSC8が実行される。
SC8は、保証書を発行しない旨を利用形態変換装置A2(のSR10)に対して指示するステップであり、該指示情報を利用形態変換装置A2が受領することで利用形態変換装置A2のSR10では保証書発行の要求がないと判断することとなる。
SC8に続けてはSC9が実行される。
SC9は、利用形態変換装置A2に対し、ICカード1の回収を指示するステップである。SC9は、既に代金の集計が終了したICカード1の商品は保証対象商品でなく保証書を発行しないので、ICカード1を回収させる信号を出力する。この信号を受領した利用形態変換装置A2では、対象となる現在取り込んでいるICカード1を、搬送ベルトA26を制御してカード貯留部A220位置まで移動させて回収させる(SR0)。従って、回収されたICカード1は再び新たなICカード1として発行可能となる。そしてSC9に続きSC7が実行される。
SC7は、終了キーの入力があったか否かを判断するステップであり、終了キーの入力がなければ再び会計作業を行うべくSC3以下を繰り返す。また、終了キーの入力があった場合には続けてSC10以降の会計が行われる。
即ちSC10は総額及び釣り銭計算のステップであり、通常のレジスタ装置における集計及び釣り銭算出等のステップである。即ち、入金された金額(作業者が受け付けた金額)からSC3乃至SC7までを繰り返した結果得られた代金総計額を差し引き釣り銭を算出するステップである。
SC10に続いてSC11が実行される。SC11は、代金決済の終了を判断するステップであり、作業員が代金決済終了キー(入力部A11に備える)を押すことにより完了したと判断され、次いでSC12が実行される。尚、SC11では、SC1a、SC1bが実行されて新たなカードの発行である場合には、自動的にYESと判断する。
SC12はレシート発行ステップであり、上記一連の決済のレシートを発行する。そして作業者は発行されたレシート共に釣り銭を顧客へ返却する。SC12が終了すると再びSC1からのステップが実行される。尚、SC11では、SC1a、SC1bが実行されて新たなカードの発行である場合には、レシートの発行は必要ないので、自動的に発行を停止し、次のステップへ移る。
上述のように、POSレジスタA1による顧客に対する一連の会計作業が終了される。
上記はICカード1が、第1の利用形態では商品タグであり、第2の利用形態では保証書である場合についての例であるが、以下に第2の利用形態がいわゆる会員カードとして発行される場合を説明する。
利用形態変換装置A2では、図10に表すように、図9に表す保証書の場合同様SR1が実行される。SR1は先の例同様のステップである。そして、SR1でNOと判断した場合、即ちICカード1の挿入がなかったと判断した場合にはSR1に続けてSR24乃至SR26が実行されることとなる。尚、SR24乃至SR26の説明は後にする。
SR1がYESと判断した場合には続けてSR2が実行され、先の例同様にSR2乃至SR4が実行されることとなるので、説明を省略する。
問診のステップであるSR4において利用可能なカードであると判断されると次いでSR4に続けてSR27が実行される。
SR27は、ICカード1が第2の利用形態である会員カードとしての利用であるか否かを判断する会員カード判断ステップである。会員カード判断ステップSR27において会員カードとしての第2の利用形態でないと判断されると、次いでSR28が実行される。SR28は、ICカード1が第1の利用形態である商品タグカードとしての利用であるか否かを判断する商品タグカード判断ステップである。
従って、この実施の形態では会員カード判断ステップSR27と商品タグカード判断ステップSR28とによって、ICカード1の利用形態の判断を行う判断ステップが構成されてる。
会員カード判断ステップSR27において、会員カードであると判断された場合には、続けてSR29が実行される。
SR29は、会員カードから会員カードのID情報や、会員カードに与えられるポイント情報等をアンテナ部A23bを介して読み込むと共に読み込んだ情報をPOSレジスタA1へ送信するステップである。SR29に次いでSR30が実行される。
SR30は、会員カードの認証を行うステップであり、SR29によって送信した情報に基づきPOSレジスタA1が認証作業を行う(後述する)ので、認証の結果を受領し受領した結果から会員カードが正規の利用であるか否かを判断し、正しくない場合には続けて先の例同様の作用である排出ステップSR0が実行される。会員カードが正しい利用であると判断された場合には次いでSR31が実行される。
SR31は、POSレジスタA1において終了キーが押されたことで判断される商品のスキャニングが終了され合計金額の算出が可能となった状態のSC7が実行されると、終了キーが押された情報が入力されYESと判断するので、それまでの間はNOと判断しPOSレジスタA1において終了キーが押された情報を受領するまでSR31を繰り返す。
SR31においてYESと判断すると、次いで会員カードとして利用する際の会員カードのIDやポイント情報を受領があったか否かを判断するSR11が実行される。SR11も先の例同様に、POSレジスタA1から会員ID情報やポイント情報の入力があったか否かを判断するステップである。
SR11に次いでは、左記の例同様SR12乃至SR14が実行される。SR12乃至SR14の作用は先の例同様であるが、ICカード1に書き込む情報が先の例では保証情報であったのに対し、この例では会員IDやポイント情報等会員カードとしての利用に用いる情報である。そして、SR14が実行された後SR0が実行されICカード1は排出されることとなる。
一方、商品タグカード判断ステップSR28によって商品タグカードであると判断されると、次いで先の例におけるSR8が実行される。SR8の作用は、先の例同様であり商品の価格変更等の際に有効なステップである。SR8に次いでSR7が実行される。
SR7は先の例同様、ICカード1から商品情報を読み込みPOSレジスタA1へ該情報を送信するステップである。
尚、この例では先の例と異なりSR8が先に実行され次いでSR7が実行されるが、先の例同様に先にSR7が実行され次いでSR8が実行されても何ら支障がなく、適宜設計変更されてよい。
SR7に続けてはSR32が実行される。
SR32は、POSレジスタA1からカード回収の指示があったか否かを判断するステップであり、回収指示があった場合には、続けてSR33が実行される。そして、SR33では、回収の対象となる現在取り込んでいるICカード1を、搬送ベルトA26を制御してカード貯留部A220位置まで移動させて回収させる。従って、回収されたICカード1は再び新たなICカード1として発行可能となる。SR31に続きSR0が実行される。
また、SR32において回収指示がなかった場合には、次いで第2の利用形態である会員カードの発行要求がPOSレジスタA1からあったか否かを判断するSR10が実行される。
SR10は、先の例では第2の利用形態が保証書であったので保証書としての発行要求の有無を判断したが、この例では会員カードとしての発行要求が有るか否かを判断するステップである。即ち、SR10はICカード1を、第1の利用形態である商品タグカードとしての利用から第2の利用形態である会員カードとしての利用へ変換するか否かを判断するステップである。そして、SR10によって変換しない、即ちNOと判断された場合には会員カードとしての利用に書き換えることなく次いでカード回収ステップであるSR33が実行されカードは回収されることとなる。一方、SR10がICカード1の利用形態を第2の利用形態である会員カードへ変換する場合にはYESと判断し、次いでSR11が実行される。SR10の判断に利用される情報は、この実施の形態ではPOSレジスタA1から受領する会員カード発行要求の情報か、会員カードを発行しない情報かによる。従って、POSレジスタA1側では、SR7によってICカード1の商品情報を受領した場合にはいずれかの情報を利用形態変換装置A2へ送信することとなる。また、利用形態変換装置A2が、ICカード1を第1の利用形態から第2の利用形態へ変換するか否かの判断を自身によって取得した情報から行ってもよく、この場合にはICカード1に第1の利用形態である商品タグカードとしての利用から第2の利用形態である会員カードへの利用形態の変換を要する情報を顧客或いは作業者による利用形態変換装置A2の入力部A2bに設ける所定入力ボタンを押すことで行える。
SR10によってYES、即ち会員カードとして書き換えると判断されると、次いでSR11が実行される。
SR11以下SR14は先の通りである。
また、SR1においてNO、即ちカードが挿入されていないと判断した場合には、次いでSR24が実行される。
SR24はPOSレジスタA1において終了キー信号の入力があったか否かを判断するステップであり、POSレジスタA1からの終了キー信号出力が有るとYESと判断し、次いでSR25が実行される。また、終了キー信号出力がない場合には、再びSR1を繰り返す。
SR24に次いで実行されるSR25は、POSレジスタA1から会員カード発行要求があったか否かを判断するステップであり、SR10同様の作用である。そして要求なしの場合にはNOと判断して再びSR1が実行される。一方、要求がありYESと判断した場合には続けてSR26が実行される。
SR26は、カード引き出しステップであり、SR25によってカード発行要求があったので、新たなカードを利用形態変換装置A2のカード貯留部A220から引き出しカードに対して読み書き可能なリードライト位置までカードをカード搬送ベルトA26によって搬送させるステップであり、利用形態変換装置A2では、カード搬送ベルトA26によってカード貯留部A220に貯留されている一番先頭のカードを引き出させリードライト可能位置に位置させることとなる。
そしてSR26に次いではSR11が実行され、引き出されたカードに対しての情報の書込みが行われる。従って、SR24乃至SR26は、利用形態変換装置A2にカードが挿入されなかった時或いは挿入されたカードが回収されてしまった状態でのカードの供給ステップである。
次いでPOSレジスタA1の処理を説明する。
POSレジスタA1は先の例同様であるが、商品情報の書込要求が有るか否かを判断するステップSC1に先だって、ICカード1の第2の利用形態である会員カードとしての利用の場合の会員ID情報やポイント情報を利用形態変換装置A2(SR29によって送信される)から受領するステップであるSC13を実行し、利用形態変換装置A2におけるICカード1が会員カードとしての第2の利用形態である場合には該情報を受領しておく。ICカード1の利用形態が第1の利用形態である場合には、該情報は受領しない。
SC13に次いでSC14が実行される。
SC14は、SC13において受領した会員ID、カードID等の利用形態情報に基づき会員カードであるICカードが正規のICカード1であるか否かを判断した結果を送信するステップである。SC14において送信される認証結果は、例えば、POSレジスタA1がSC13において受領した会員IDと、同受領したカードIDに紐付いて店内管理装置A3に予め記録されている会員IDとをPOSレジスタA1が照合し、その結果を送信するように構成する。或は、該照合を店内管理装置A3側で行い照合結果を情報としてPOSレジスタA1に送信し、該情報を更に利用形態変換装置A2へ送信するように構成してもよい。更にまた、該照合は、SC14において前記店内管理装置A3に予め記録されたカードIDに紐付いて記録されている会員IDを利用形態変換装置A2が受領し、SR30で照合その結果によってSR31或はSR0を実行するように構成してもよい。これら何れの方法も、この例で挙げるSR30における照合結果の判断と同等の作用をもたらすので、どの方法を採用してもよい。
SC14に次いでSC3が実行される。SC3は先の例同様、商品からバーコードを読み込む等して行うカウンティング及び集計、入金受付、釣銭払出し等の通常POSレジスタA1が有している商品の会計を行うステップであり、利用形態変換装置A2のリードステップSR7によって読み込ま出力された商品価格等の商品情報を受領し会計作業に反映するが、左記の例と異なり会計作業が終了し商品の購入が完了した旨の信号を利用形態変換装置A2へは出力しない。SC3に次いでSC15が実行される
SC15は、SC3による作業終了後、所定時間経過以内にPOSレジスタA1の入力部A11に設ける終了キーが押されたか否かを判断するステップであり、所定時間経過以内にキー入力がなければ続けてSC16が実行される。また、所定時間経過以内にキー入力があればYESと判断し次いでSC10が実行される。
SC16では、終了キーの押圧がなかった場合なので、利用形態変換装置A2に取込まれ処理されている商品タグカードであるICカード1を回収するよう指示する情報を利用形態変換装置A2へ送信する。利用形態変換装置A2では該情報を受領すると、SR33が実行され(図10中には記載していない。)、ICカード1は回収される。
SR16で終了キーが押されたと判断(YESと判断)すると、次いでSC10が実行される。SC10は先の例同様である。
SC10に次いでSC17が実行される。SC17は会員認証ステップであり、SC14の項において説明した会員IDとカードIDとの認証が取れたか否かを判断し、認証が取れている場合にはYESと判断して次いでSC18が実行され、取れていない場合にはNOと判断して次いでSC11が実行される。
SC17においてYESと判断された場合のSC18は、POSレジスタA1で別途計算される会計の総合計金額に所定の率で付与されるポイント(一般に行われている会員に対するポイント計算と同様でありレジスタ装置に一般的に備わっているものである。)を算出し、該ポイントをポイント情報として利用形態変換装置A2へ送信する。このポイント情報は利用形態変換装置A2のSR12において既にICカード1に記録されていた情報に積算記録される。次いでSC11が実行される。
SC11は、SC18に次いで実行されるか、SC17において照合が取らなかった場合に実行される。SC11は先の説明同様である。
SC11によって代金の決済終了が確認されると、次いでSC12が実行される。レシート発行ステップであるSC11も先の例と同様である。SC11に次いでSC19が実行される。
SC19は、終了キーが押された際の終了キーが押されて処理が終了されたことを通知する信号を利用形態変換装置A2へ送信するステップであり、該送信した情報は利用形態変換装置A2のSR31或はSR24によって利用される情報である。SC19に次いでSC20が実行される。
SC20は、会員カードを発行する要求を入力するステップであり、POSレジスタA1の入力部A11にも受けた所定キーが押されることにより発行要求を受領し、該受領した発行要求を更に利用形態変換装置A2へ送信する。これにより利用形態変換装置A2では、SR10或はSR25が該カード発行要求があった旨を受領可能である。SC20に次いでSC21が実行される。
SC21は、会員カード発行要求があったか否かを判断するステップであり、カード発行の要求があった場合(YESの場合)には次いでSC21が実行され、無かった場合(NOの場合)には再び元に戻りSC13からの作業を再び繰返す。
SC21がYESと判断した場合に実行されるSC21は、ポイントの算出を行うSC22が実行される。SC22はSC18同様であるが、SC18は利用形態変換装置A2において処理されているICカード1が第2の利用形態である会員カードである場合に用いられる情報であり、SC22によって算出される情報は利用形態変換装置A2において処理されているカードが第1の利用形態である商品タグカードである場合や利用形態変換装置A2にICカード1が挿入されておらずICカード1を新たに発行する場合に用いられる情報である。SC22に次いでSC23が実行される。
SC24もSC22同様に利用形態変換装置A2において処理されているカードが第1の利用形態である商品タグカードである場合や利用形態変換装置A2にICカード1が挿入されておらずICカード1を新たに発行する場合に用いられる情報であり、発行する順に順次新たな会員IDを生成して利用形態変換装置A2へ送信する。利用形態変換装置A2ではSR11が該情報を受領し、SR12以下のステップによって第1の利用形態であるICカード1かカード貯留部A220へ貯留された新たなICカード1へ該情報を記録する。尚、詳説しないが、ICカード1をカード貯留部A220から新たに発行する場合には、先の例で説明したSR26同様に新たなカードを利用形態変換装置A2のカード貯留部A220から引き出しカードに対して読み書き可能なリードライト位置までカードをカード搬送ベルトA26によって搬送させ、カード搬送ベルトA26によってカード貯留部A220に貯留されている一番先頭のカードを引き出させリードライト可能位置に位置させるステップを設けてなる。
そしてSR12乃至SR14に表すステップ(何れも先の例同様である。)によって、引き出されたカードに対しての情報の書込みが行われる。
SR14が実行されると次いでSR0が実行され、利用形態変換装置A2に取込まれて処理されていたICカード1はカード搬送ベルトA26によって排出される。
上記実施の形態では、利用形態変換装置A2がPOSレジスタA1からの指示を受けてカードの発行や情報の書込みを行う例を示したが、以下に利用形態変換装置A2自身がこれらの作業を行う例を示す。
利用形態変換装置A2は、上記実施例と異なりテンキーや文字入力キーや終了指示等が行える入力部を設けてなる。
そして、上記例におけるPOSレジスタA1から情報を得て行う判断、例えば、SR8である商品情報書込要求があったか否かの判断などを自身に設けた入力部からの入力の有無により判断可能に構成する。同様に、SR9である購入完了の判断や、SR10である領収書発行判断や、SR17である商品情報受領判断等は自身に設けた入力部が作業者によって操作された信号によって判断可能に構成する。又、SR11である保証書情報の入力完了を判断するステップでも、保証書情報は自身に設けた入力部から入力されるので、入力完了を表す終了キーの入力の有無で判断が行われる。
同様に、各情報を受領して該情報を書込むステップ等、例えばSR12やSR14等も自身に設けた入力部から入力される情報を書込むこととなる。
従って、この例によれば、POSシステムAと接続することなく、利用形態変換装置A2単独で、利用形態変換型記録媒体であるICカード1を処理可能となる。
又、上記の例とは異なり、利用形態変換装置A2にPOSレジスタA1の機能を設けてPOSレジスタA1の機能を有する利用形態変換装置A2としてもよく、この場合には、図9或は図10に表したSC1乃至SC24の各ステップはすべて利用形態変換装置A2自身において処理される構成としてもよい。
更に、上記実施の形態では、利用形態変換型記録媒体であるICカード1の第1の利用形態としての処理と、第2の利用形態としての処理とを、利用形態変換装置A2によって両処理が可能としたが、各利用形態毎に処理装置を設けて構成してもよい。具体的には、例えば第1の利用形態が商品タグで、第2の利用形態が保証書である場合には、第1の利用形態である商品タグの場合には、SR15乃至SR16cを有する第2処理手段としてカードリーダライタを別途も受けて構成する。そして、商品タグとしての利用の場合には利用形態変換装置A2が該ICカード1に記録されている商品情報等を読込み等して、第1の利用形態としての処理を行うと共に、必要に応じ保証書として発行を行う。又、保証書として利用する場合、即ち、顧客が保証書を提示して修理依頼等する場合には、修理窓口等に設けておく第2処理手段としてのカードリーダライタによって保証情報を読込み保証情報の確認等の作業が行えるようにすればよい。
この発明における、利用形態変換型記録媒体は、ICカードを用いることで大記録容量を満たしながら、且つ、2通りの利用形態として利用可能となるので、既存の商品タグカードに応用することで、商品タグカードの無駄を省くことが可能となると共に、第2の利用形態としては、会員カードや保証書等として用いることが可能となる。
また、利用形態変換装置は、上記利用形態変換型記録媒体を用いる店舗や遊技場などに利用可能である。
利用形態変換方法も同様に上記利用形態変換型記録媒体を用いる際に利用可能となる。
更に、この発明のシステムは、上記の通りPOSレジスタA1に接続することで、既存のシステムに利用形態変換装置のみを新たに追加すると共に、既存の会員カード等のカードを利用形態変換型記録媒体として用いることで、既存のシステムに低コストで利用可能となる。
第1の利用形態としては、例えば、遊園地における1万円分のアトラクション利用券が考えられ、アトラクションを利用する毎に減算される利用可能な金額情報や、利用可能なアトラクションを特定する情報等の遊園地のアトラクション利用に関する情報が記録されることとなる。そして、第2の利用形態としては、割引券であり次回の割引内容と割引可能な有効期限などを記録して第2の利用形態として用いることができる。
また例えば、第1の利用形態を、遊園地における入場券とすることも考えられ、この場合には、発券機もしくは各地のチケット売り場で入場許可情報を記録した入場券を販売し、その入場券の入場許可情報を入場ゲートのリード装置で読み込み、その入場許可情報が正しければ入場ゲートを開ける入場券が例示でき、第2の利用形態としてはアトラクションの予約券であり、遊園地内の予約機において好みのアトラクションをボタン入力して指定するとアトラクション参加可能な利用可能時間帯情報を記録され、その指定されたアトラクション場入場ゲートのリード装置で利用可能時間帯情報を読み込み、現在時刻が利用可能時間帯であれば入場ゲートを開くようにしてもよい。
また例えば、第1の利用形態としては、ある製品の一部品の特定情報が記録され、第2の利用形態としてはその部品の購入代金を暗号化した電子マネーの形態で記録した有価カードとしてその部品の製造会社へ返送されるようにしてもよい。
また例えば、第1の利用形態としては暗号化した電子マネーの形態で記録した有価カードであり、第2の利用形態としては音楽情報、影像情報、ゲームプログラム、雑誌や書籍等の文書情報、あるいはインターネット上のこれら情報源からダウンロードするための非公開リンク情報、あるいはインターネット上のこれら情報源に接続した際にダウンロードを許可するための認証情報が記録されることを例示できる。
また例えば、第1の利用形態としてはホテルの電子錠を開錠可能な情報を記録した電子キーカードであり、第2の利用形態としてはそのホテルの次回宿泊の際宿泊料金を割り引くための会員カードとしての会員認定情報が記録されることを例示できる。
この発明の実施の形態であるICカードを表す説明図 図1の一部拡大断面説明図 第1の実施の形態の構成を表す説明図 第1の発明の実施時の説明図 第2の実施の形態の構成を表す説明図 第2の実記の形態の構成の一部を表す説明図 図6の開蓋状態の説明図 図6及び図7の他の構成の説明図 第2の実施の形態のフローチャート 他の例を表すフローチャート
符号の説明
1 利用形態変換型記録媒体(ICカード)
11 商品表示領域
12 商品情報表示欄
13 IC
14 アンテナ
15 フィルム
16 表示部底部
17 鉄粉
18 空間部
2 カードリーダライタ
3 管理コンピュータ
4 カードプリンタ
A POSシステム
A1 POSレジスタ
A11 入力部
A12 表示部
A13 バーコードスキャナ
A2 利用形態変換装置
A21a 本体
A21b 開壁部
A22 カード挿入口
A23 リーダライタ部
A23a IC部
A23b アンテナ部
A24 位置検知センサー
A25 カード回収検知センサー
A26 カード搬送ベルト
A27 侵入防止突出部
A28 侵入防止堤
A210 ICカード受入手段
A211 カード挿入検知センサー
A213 カード支持板
A214 ばね
A215 満杯排出孔
A216 空センサ
A217 光透過孔
A218 境界部
A220 カード貯留部
A221 イレーズヘッド
A222 ライトヘッド
A3 店内管理装置
B 統合管理装置
LAN ネットワーク
SR5 リードステップ
SR6 判断ステップ
SR20 ライトステップ
SR15乃至SR16c
処理ステップ
SR23c 回収ステップ

Claims (41)

  1. 情報を記録可能であり、予め記録された情報によって定まる第1の利用形態として利用可能であり、第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能なことを特徴とする利用形態変換型記録媒体。
  2. 情報を記録可能であり、予め記録された情報を読み出し可能であって該情報によって定まる第1の利用形態として処理可能であり、第1の利用形態を第2の利用形態として利用可能な情報に書換えられ、書換えられた以後は書換えられた情報が読み出し可能であって該書換えられた情報によって定まる第2の利用形態として処理可能であることを特徴とする利用形態変換型記録媒体。
  3. 第1の利用形態が商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録媒体に記録され、第2の利用形態では商品販売時に購入に関する情報が記録される請求項1または請求項2に記載の利用形態変換型記録媒体。
  4. 第1の利用形態が商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録媒体に記録され、第2の利用形態では商品販売時に特典情報が記録される請求項1または請求項2に記載の利用形態変換型記録媒体。
  5. 情報を記録可能であり、商品販売前は予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録媒体に記録された第1の利用形態として利用可能であり、商品販売時には保証可能かを判別して通知させるか保証情報を表示させる情報が記録されて第2の利用形態である保証書として利用可能な情報に書換えられ、書換えられた以後は書換えられた情報が読み出され保証書として処理可能であることを特徴とする利用形態変換型記録媒体。
  6. 予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に対し情報を書き込み可能な書込み手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる情報を書き込み第2の利用形態とさせることを特徴とする利用形態変換装置。
  7. 予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に対し情報を読込み及び書込み可能なリードライト手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる情報を書き込み第2の利用形態とさせ、第2の利用形態である記録媒体から情報を読込み第2の利用形態として処理する処理手段を具備することを特徴とする利用形態変換装置。
  8. 予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体を受付可能であり、
    受け付けた利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリード手段と、
    リード手段の読込んだ情報を出力する情報出力手段と、
    情報出力手段が出力した情報に基づいて生成された処理判断情報を入力可能であり処理判断情報によって第2の利用形態として処理するか否かを判断する処理判断手段と、
    第2の利用形態とさせる情報を受領して利用形態変換型記録媒体へ書込むライト手段とからなり、
    受領した処理判断情報により処理判断手段が第2の利用形態として処理すると判断した場合に、受領した第2の利用形態とさせる情報をライト手段が利用形態変換型記録媒体へ書き込むことを特徴とする利用形態変換装置。
  9. 前記利用形態変換装置において、利用形態変換型記録媒体は第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、該第1の利用形態である記録媒体を第2の利用形態とさせるために記録する情報が購入に関する情報を含む請求項6または請求項8に記載の利用形態変換装置。
  10. 前記利用形態変換装置において、利用形態変換型記録媒体は第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、該第1の利用形態である記録媒体を第2の利用形態とさせるために記録する情報が特典情報を含む請求項6または請求項8に記載の利用形態変換装置。
  11. 前記利用形態変換装置において、利用形態変換型記録媒体は第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、該第1の利用形態である記録媒体を第2の利用形態とさせるために記録する情報が保証情報を含む請求項6または請求項8に記載の利用形態変換装置。
  12. 商品販売前は予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録された第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に対し情報を読込み及び書込み可能なリードライト手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体から商品情報を読込み、読込んだ商品情報が第2の利用形態である保証書として利用させる保証対象商品である場合にはリードライト手段が保証情報に書換え第2の利用形態とさせることを特徴とする利用形態変換装置。
  13. 商品販売前は予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録された第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に対し情報を読込み及び書込み可能なリードライト手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体から商品情報を読込み、読込んだ商品情報が第2の利用形態である保証書として利用させる保証対象商品である場合にはリードライト手段が保証情報に書換え第2の利用形態とさせ、リードライト手段が該書換えられた情報を読込むと保証書として処理することを特徴とする利用形態変換装置。
  14. 予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる情報を書込むライトステップを有することを特徴とする利用形態変換方法。
  15. 予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリードステップと、リードステップによって読込んだ利用形態情報が第1の利用形態であるか第2の利用形態であるかを判断する判断ステップと、判断ステップによって第1の利用形態であると判断された場合には第2の利用形態とさせる情報に書換えるライトステップとからなり、記録媒体の利用形態を第1の利用形態から第2の利用形態へ書換えることを特徴とする利用形態変換方法。
  16. 予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリードステップと、読込んだ情報が第2の利用形態である場合に読込んだ情報に基づいて第2の利用形態として処理する処理ステップとを有することを特徴とする利用形態変換方法。
  17. 前記利用形態変換型記録媒体に記録される情報は、第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録される請求項14〜請求項16に記載の利用形態変換方法。
  18. 前記利用形態変換型記録媒体に記録される情報は、第1の利用形態では商品販売前に予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に特典情報が記録される請求項14〜請求項16に記載の利用形態変換方法。
  19. 情報を記録可能な記録媒体に利用形態情報が記録され商品販売の前後において第1の利用形態及び保証書として利用する第2の利用形態として使用可能な利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリードステップと、リードステップによって読込んだ利用形態情報から第2の利用形態とする情報を書込むか否かを判断する判断ステップと、判断ステップが第2の利用形態の情報を書込むと判断した場合には第2の利用形態とさせる情報に書換えるライトステップとからなり、利用形態変換型記録媒体の利用形態を第1の利用形態から保証書として使用する第2の利用形態へ書換えることを特徴とする利用形態変換方法。
  20. 情報を記録可能な記録媒体に利用形態情報が記録され商品販売の前後において第1の利用形態及び会員カードとしての第2の利用形態として使用可能な利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むリードステップと、利用形態変換型記録媒体に会員カードとしての第2の利用形態とする情報を書込むか否かを判断する書込み判断ステップと、該判断ステップによって第2の利用形態とする情報を書込むと判断した場合に会員カードとしての第2の利用形態とさせる情報に書換えるライトステップとからなり、
    第1の利用形態の利用形態変換型記録媒体を会員カードとしての第2の利用形態に書換えることを特徴とする商品タグカードの利用形態変換方法。
  21. 予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に対し利用形態情報を書き込み可能な書込み手段を具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる利用形態情報を書込み第2の利用形態とさせる利用形態変換装置と、
    利用形態変換装置と相互に通信可能に接続され、利用形態変換装置に対して読込み及び書込みの指示を行う管理装置とからなり、
    利用形態変換装置が該記録媒体から利用形態情報を読込んで前記管理装置に送信し、
    前記管理装置では、受信した利用形態情報が第1の利用形態である場合に利用形態変換装置に対し情報の書換えを指示する書換指示情報を送信し、
    利用形態変換装置では、書換指示情報を受信すると指示情報に従い前記記録媒体に記録された情報を書き換え、前記記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態とさせることを特徴とする利用形態変換システム。
  22. 前記管理装置は、商品の数量及び価格に関する商品情報を読取り売上げ情報を集計するレジスタ装置からなる請求項21に記載の利用形態変換システム。
  23. 利用形態変換装置及び第2利用形態処理装置並びに管理装置が相互に通信可能に接続されたシステムであり、
    利用形態変換装置は、情報を記録可能であり予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に記録される利用形態情報を読込み及び書き換え可能であると共に読込んだ利用形態情報を管理装置へ送信可能な装置であり、
    第2利用形態処理装置は、第2の利用形態とさせる情報が書込まれた利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込むと共に管理装置へ送信可能な読込手段と、管理装置から受信する処理指示情報に基づいて該記録媒体を第2の利用形態として処理する第2処理手段とを具備する装置であり、
    管理装置は、利用形態処理装置及び第2利用形態処理装置から利用形態情報を受信可能であり、受信した利用形態情報に基づいて利用形態変換装置及び第2利用形態処理装置に対し読込み及び書込みの指示を行う装置であり、
    利用形態変換装置が該記録媒体から利用形態情報を読込んで前記管理装置に送信すると、前記管理装置では受信した利用形態情報が第1の利用形態である場合に利用形態変換装置に対し情報の書換えを指示する書換指示情報を送信し、利用形態変換装置では、管理装置から書換指示情報を受信すると指示情報に従い前記記録媒体に記録された情報を書換え、前記記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態とさせ、
    第2利用形態処理装置が利用形態変換型記録媒体から利用形態情報を読込み、読込んだ利用形態情報を管理装置に送信すると、管理装置では受信した利用形態情報に応じて前記第2利用形態処理装置に対し第2の利用形態として処理を行うか否かを判別可能な処理指示情報を送信し、第2利用形態処理装置では受信した処理指示情報に従い第2処理することを特徴とする利用形態変換システム。
  24. 利用形態変換装置及び管理装置が通信可能に接続されてなり、
    利用形態変換装置は、予め記録された情報によって定まる第1の利用形態と第1の利用形態の情報を書換えることで第2の利用形態として利用可能な利用形態変換型記録媒体に対し情報を読込み及び書込み可能なリードライト手段と、管理装置からの指示により前記記録媒体を第2の利用形態として処理する処理手段とを具備し、第1の利用形態である利用形態変換型記録媒体に第2の利用形態とさせる利用形態情報を書き込み第2の利用形態とさせると共に、第2の利用形態である記録媒体に対し第2の利用形態として処理する装置であり、
    管理装置は、利用形態変換装置に対して読込み及び書込みの指示を行う指示信号を送信可能であると共に利用形態変換型記録媒体に対する処理を指示する指示信号を送信可能な装置であり、
    利用形態変換装置が該記録媒体から利用形態情報を読込んで前記管理装置に送信すると、
    管理装置では、受信した利用形態情報が第1の利用形態である場合には利用形態変換装置に対し情報の書換えを指示する書換指示情報を送信し、受信した利用形態情報が第2の利用形態である場合には利用形態変換装置に対し第2利用形態として処理手段に処理させる処理指示信号を送信し、
    利用形態変換装置では、管理装置から書換指示情報を受信すると該指示情報に従い前記記録媒体に記録された情報を書き換え、前記記録媒体を第1の利用形態から第2の利用形態とさせ、処理指示情報を受信すると指示情報に従い前記記録媒体に記録されている情報に基づき第2の利用形態として処理することを特徴とする利用形態変換システム。
  25. 前記利用形態変換システムにおいて、
    利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に購入に関する情報が記録され、
    管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から購入に関する情報へ書き換える指示情報であり、該指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を購入に関する情報へ書き換える請求項21〜請求項24に記載の利用形態変換システム。
  26. 前記利用形態変換システムにおいて、
    利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に特典情報が記録され、
    管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から特典情報へ書き換える指示情報であり、該指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を特典情報へ書き換える請求項21〜請求項24に記載の利用形態変換システム。
  27. 前記利用形態変換システムにおいて、
    利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に特典情報が記録され、
    管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から特典情報へ書き換える指示情報であり、処理指示情報は該記録媒体に記録された特典情報に対する処理を指示する指示情報であり、書換指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を購入に関する情報へ書き換え、処理手段における処理は受信した処理指示情報に基づく特典情報に対する処理である請求項23または請求項24に記載の利用形態変換システム。
  28. 前記利用形態変換システムにおいて、
    利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録され、第2の利用形態では商品販売時に保証書として処理可能な保証情報が記録され、
    管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から保証情報へ書き換える指示情報であり、該指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を保証情報へ書き換える請求項21〜請求項24に記載の利用形態変換システム。
  29. 前記利用形態変換システムにおいて、
    利用形態変換型記録媒体には、第1の利用形態では商品販売前であり予め商品の情報が表示されると共に商品情報が記録媒体に記録され、第2の利用形態では商品販売時に保証書として処理可能な保証情報が記録され、
    管理装置が送信する書換指示情報は、第1の利用形態である商品情報から保証情報へ書き換える指示情報であり、該指示情報を受信する利用形態変換装置が商品情報を保証情報へ書き換え、処理指示情報は該記録媒体に記録された保証情報に対する処理を指示する指示情報であり、処理手段における処理は受信した処理指示情報に基づく保証情報に対する処理である請求項23または請求項24に記載の利用形態変換システム。
  30. 請求項6〜請求項13に記載の装置において、第2の利用形態とさせない場合に読込み手段が読込んだ利用形態変換型記録媒体を回収可能な回収部を設け、回収部に該記録媒体を回収可能である利用形態変換装置。
  31. 請求項30に記載の装置において、回収部に回収した該記録媒体に新たに情報を書き込み再発行可能である利用形態変換装置。
  32. 請求項15〜請求項20に記載の方法において、判断ステップが第2の利用形態の情報を書込まないと判断した場合には該記録媒体を回収させる回収ステップを有する利用形態変換方法。
  33. 請求項32に記載の方法において、回収ステップによって回収された利用形態変換型記録媒体に新たに情報を書き込み再発行させる再発行ステップを設ける利用形態変換方法。
  34. 請求項21〜請求項29に記載のシステムにおいて、利用形態変換装置には回収部を設け、利用形態変換型記録媒体を第2の利用形態とさせない場合に該記録媒体を回収部に回収する利用形態変換システム。
  35. 請求項33に記載のシステムにおいて、回収部に回収した利用形態変換型記録媒体に新たに情報を書き込み再発行させる再発行手段を設ける利用形態変換システム。
  36. 内部にICを有すると共に外部からの電力供給及び情報交換が可能なアンテナ部を有して非接触にて外部と情報の交換が可能なICタグであって、
    ICタグ表面に、展示時には商品情報を表示し、販売時には購入に関する情報に書き換えて表示可能な第1表示領域を有することを特徴とするICタグ。
  37. 内部にICを有すると共に外部からの電力供給及び情報交換が可能なアンテナ部を有して非接触にて外部と情報の交換が可能なICタグであって、
    ICタグ表面には、表示する情報を書き換えて表示可能な第1表示領域を有すると共に、情報を表示する第2表示領域を有することを特徴とするICタグ。
  38. 内部にICを有すると共に外部からの電力供給及び情報交換が可能なアンテナ部を有して非接触にて外部と情報の交換が可能なICタグであって、
    ICタグ表面に、展示時には商品情報を表示し販売時には購入に関する情報に書き換えて表示可能な第1表示領域を有すると共に、商品情報を表示可能な第2表示領域を有することを特徴とするICタグ。
  39. 前記第2表示領域は、ICタグ表面の中央部に商品情報を表示することを特徴とする請求項37〜38いずれかに記載のICタグ。
  40. 前記ICタグは薄型状で縦型のカード形状を成し、前記第1表示領域は、前記第2表示領域下方或いは上方に配置されることを特徴とする請求項37〜38いずれか記載のICタグ。
  41. 請求項36〜40いずれか記載のICタグを処理するシステムであって、
    ICタグのICに記録されている内容を読み込み及び書き換え可能で有ると共に、ICタグの第1表示領域に表示されている表示を書き換え可能であるリーダライタと、
    前記リーダライタと接続され、リーダライタによって読み書き可能なICタグ毎に情報を記録可能であるか、リーダライタに対して読み込み及び書き込みの指示を行うか少なくともどちらか一方を有する管理コンピュータとからなり、
    前記リーダライタによって前記第1表示領域に、展示時には商品情報を表示させ、販売時には購入に関する情報に書き換えて表示させると共に、ICにはカードリーダライタで、展示時には商品情報を記録させておき、販売時には購入に関する情報に書き換えて記憶させることを特徴とするICタグ処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009132460A (ja) * 2005-05-24 2009-06-18 Tatsuno Corp 検出器と被検出具との組み合わせ
WO2022050294A1 (ja) * 2020-09-02 2022-03-10 京セラ株式会社 商品管理システム及び電子タグ

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