JP2000010879A - 電子メールの受信方法及び通信端末機 - Google Patents

電子メールの受信方法及び通信端末機

Info

Publication number
JP2000010879A
JP2000010879A JP17341798A JP17341798A JP2000010879A JP 2000010879 A JP2000010879 A JP 2000010879A JP 17341798 A JP17341798 A JP 17341798A JP 17341798 A JP17341798 A JP 17341798A JP 2000010879 A JP2000010879 A JP 2000010879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
file data
communication terminal
electronic mail
downloaded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17341798A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Nakase
貴文 中瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP17341798A priority Critical patent/JP2000010879A/ja
Publication of JP2000010879A publication Critical patent/JP2000010879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリー容量をそれ程必要とせず、加えて処
理時間を短縮させ得る電子メールの受信方法及びその通
信端末機を提供する。 【解決手段】 表示手段14を有する通信端末機1を用
いてネットワークを介して所定のアドレス5,5a,6
aにアップロードされている電子メール7をダウンロー
ドする際、先ず電子メール7の書誌的情報が書き込まれ
たヘッダーファイルのみをダウンロードし、その書誌的
情報のうちの特定情報を件名毎に表示手段14に表示さ
せる(第1工程)。次にユーザーに表示手段14に表示
された情報に基づきダウンロードを所望する電子メール
7の件名を指定させる(第2工程)。さらに、第3工程
では、第2工程でユーザーが指定した電子メール7の件
名の内容ファイルデータがダウンロードされてくる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線網等のネ
ットワークを介して、ダウンロードする電子メールの受
信方法及びその通信端末機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子メールを送受信する機能
を有する通信端末機が種々提案されている。このような
通信端末機を用いて公衆回線網等のネットワークを介し
てメールサーバーに接続することにより、メールサーバ
ーに電子メールをアップロード(送信)したり、あるい
はメールサーバーに格納されている電子メールをダウン
ロード(受信)することが可能となっている。
【0003】なお、電子メールの送受信技術に関して
は、送信時に添付する自己のアドレスを送信相手先のア
ドレスに合わせて自動設定するもの(特開昭63−21
7850号公報参照)や、相手先の加入している通信サ
ービスの種別を判別して、その通信サービスに対応する
ためのアドレス管理システムを用いて複数の通信サービ
スに対し応答可能なもの(特開平4−269049号公
報参照)等、種々提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような各種の電子メールの送受信方法では、通信端末
機からメールサーバーの所定のアドレスに接続し電子メ
ールをダウンロードする際、そのアドレス内に格納され
ている電子メールファイルの全情報が通信端末機に送信
されてくる。そのため、メールサーバーに格納されてい
る電子メールの件数が多い場合や、件数が少なくてもそ
の中にファイルサイズの大きいものがある場合は、以下
のような種々の問題が生じる。
【0005】例えば、メモリー容量のあまり十分でない
通信端末機を用いて、ユーザーが電子メールをダウンロ
ードしようとした場合、電子メールの件数が多かったり
ファイルサイズが大きいと、通信端末機のメモリーに格
納しきれないのでダウンロードできないという問題が生
じる。なお、通常、オフィスや家庭等で使用するハード
ディスク内蔵型のデスクトップ型やノート型のパーソナ
ルコンピュータにおいては、このようなメモリー容量の
不足という問題は生じない可能性が多い。しかしなが
ら、例えば街頭設置型の端末機では、装置本体を街頭に
設置するため、メモリー装置として風雨や埃等に弱いハ
ードディスクドライブを使用せず、メモリー容量はかな
り小さいものの風雨や埃等の環境に強いメモリーIC等
を内蔵した構成にせざる得ない場合が多い。したがっ
て、このような街頭設置型の端末機で電子メールをダウ
ンロードしようとすると、メモリー不足から来る上述の
ような問題が生じることとなる。
【0006】また、仮に、通信端末機のメモリー容量が
十分あるとしても、多数のメールをダウンロードする場
合は、そのダウンロードに要する処理時間が長くなる。
しかもユーザーは、実際にメールサーバーへアクセスし
ないと、電子メールの件数及びそのサイズはわからな
い。そのため、公衆の用に供する目的で設置される街頭
設置型の通信端末機を電子メールのダウンロードに使用
する場合、徒に長時間公衆用の通信端末機を占拠してし
まうと共に、そのダウンロードに要する通信費用も高く
なる。また、ユーザーが、外出先等で僅かな時間を利用
して、緊急でかつ必要な事項に関する内容の電子メール
の確認をしたい場合にもそれ程緊急性のないメールまで
同時にダウンロードされてしまい、著しく利便性を欠く
という問題が生じる。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、メモリー容量をそれ程必要とせ
ず、さらに処理時間を短縮させ得る電子メールの受信方
法及びその通信端末機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的に鑑みて、
本発明の請求項1記載の電子メールの受信方法は、表示
手段を有する通信端末機を用いると共にネットワークを
介して所定のアドレスに接続し、その所定のアドレスに
アップロードされている電子メールを通信端末機にダウ
ンロードする電子メールの受信方法において、所定のア
ドレスにアップロードされている電子メールの書誌的情
報が書き込まれたヘッダーファイルデータのみをダウン
ロードし、ヘッダーファイルデータに書き込まれた書誌
的情報のうちの特定情報を件名毎に表示手段に表示する
第1工程と、この第1工程で表示手段に表示された特定
情報に基づき、電子メールの内容が書かれた内容ファイ
ルデータのダウンロードを所望する電子メールの件名を
指定する第2工程と、この第2工程で指定された電子メ
ールの件名の内容ファイルデータをダウンロードし表示
手段に表示する第3工程とを有している。そのため、最
初にヘッダーファイルデータのみをダウンロードし、そ
の中から必要な件名のみの内容ファイルデータを選択し
てダウンロードすることができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電子メールの受信方法において、特定情報は、電子
メールの件名毎の内容ファイルデータのサイズ及び添付
ファイルの有無の情報が含まれている。そのため、ユー
ザーにとっては、内容ファイルデータのサイズ及び添付
ファイルの有無の情報を、その件名をダウンロードする
か否かの判断材料とすることができる。
【0010】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の電子メールの受信方法において、第1工
程で表示手段に表示されるヘッダーファイルデータに書
き込まれた特定情報で構成された第1の表示内容と、第
3工程で表示手段に表示される電子メールの内容ファイ
ルデータで構成された第2の表示内容とは、表示手段に
対し切り換え表示可能となっている。そのため、第2工
程で選択した件名の内容ファイルデータを閲覧した後、
また第1工程に戻ってヘッダーファイルデータを参照し
たり、あるいは他の件名をダウンロードさせたりするこ
とが可能となる。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の電子メールの受信方法において、第2の表示内容を
第1の表示内容に切り換えた後、第2の表示内容以外の
電子メールの内容ファイルデータを指定した際に、切り
換える前の第2の表示内容が通信端末機のメモリーから
自動的に削除されるようになっている。そのため、通信
端末機のメモリーのスペースのうち内容ファイルデータ
に割り当てる部分を省スペースとすることができ、その
結果、ヘッダーファイルデータのダウンロード用のメモ
リースペースを広く確保することができる。
【0012】さらに、請求項5記載の発明は、請求項
1,2,3または4記載の電子メールの受信方法におい
て、第3工程で内容ファイルデータをダウンロードした
電子メールを、アドレスから削除するか否かを選択可能
とした第4工程を設けている。そのため、閲覧後には必
要のない電子メールを削除可能となる上に、外出先で内
容の概略を確認しさらに帰宅後にじっくりと閲覧すると
いうことも可能となる。
【0013】また、請求項6記載の発明は、所定のアド
レスにネットワークを介して接続可能で、所定のアドレ
スより電子メールをダウンロードすることが可能な通信
端末機において、所定のアドレスに接続するためのアド
レスを入力するアドレス入力手段と、ダウンロードした
電子メールを表示する表示手段と、を有すると共に、ア
ドレスに接続した際にはアドレスにアップロードされて
いる電子メールの書誌的情報が書き込まれたヘッダーフ
ァイルデータのみをダウンロードし、かつ表示手段に表
示された電子メールの件名のうちいずれかを指定するこ
とによってその件名で表示される電子メールの内容が書
かれた内容ファイルデータをダウンロードするようにな
っている。そのため、必要な電子メールのみを迅速にダ
ウンロードすることができると共に、メモリーを小容量
のものとすることが可能となる。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の通信端末機において、メモリーをシリコンディスク
で形成し、そのメモリーにダウンロードした電子メール
を保存するようにしている。そのため、例えば街頭等の
風雨に晒される場所等、悪環境の場所に設置しても、メ
モリーに影響の少ない通信端末機とすることが可能とな
る。さらに、請求項8記載の発明は、請求項6または7
記載の通信端末機において、ヘッダーファイルデータの
ダウンロードできる最大件数を設定している。そのた
め、ヘッダーファイルデータ自体のサイズが大きい場合
でも、その一部のみを迅速にダウンロードすることが可
能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の電子メール
の受信方法及び通信端末機を、図1から図9に示して説
明する。
【0016】なお、本発明の実施の形態の通信端末機
は、電話機能を有する多機能電話装置1として説明する
が、特に電話機能を有するものに限定されるものではな
い。また、この多機能電話装置1が接続されるネットワ
ークとしては、伝送形態をデジタルとしたISDN回線
網2aを用いたものとして説明する。
【0017】通信端末機としての多機能電話装置1は、
図1に示すように、街頭や駅のコンコース等の人の集ま
るようなスペースに設置固定されると共に、公衆用の電
話装置として、公衆回線網2の一形態となっているIS
DN回線網2aに接続された公衆電話装置となってい
る。このISDN回線網2aからはアナログの回線網2
b等、デジタル以外の伝送形態でデータを伝送する公衆
回線網等のネットワークへも接続可能となっている。す
なわち、ユーザーは、この多機能電話装置1からアナロ
グの回線網2bに接続された他の電話装置1aを呼び出
し、他の人と通話をすることができる。
【0018】また、多機能電話装置1は、図1に示すよ
うに、通信機能を有する携帯コンピュータ3との間で赤
外線通信により通信することが可能となっている。その
ため、多機能電話装置1は、公衆回線網2に接続された
他の端末装置1bと携帯コンピュータ3との間で、IS
DN回線網2aを介した相互通信を行うための接続端末
にもなっている。
【0019】さらに、多機能電話装置1は、携帯コンピ
ュータ3等、他の機器を接続することなく、この装置単
独で電子メール7の送受信を行うためのメール機能が内
蔵されており、ネットワーク上に存在するメールサーバ
ー4やホストコンピュータ5等に公衆回線網2を介して
接続し、電子メール7のやり取りを行うことが可能とな
っている。
【0020】すなわち、メールサーバー4には、それぞ
れ所定のアドレスが付与された複数のメールボックス6
aが備えられている。また、ホストコンピュータ5にも
所定のアドレスが付与されている。そして、これらのメ
ールボックス6aやホストコンピュータ5,5a等に
は、各種の通信機からアップロード(送信)されてきた
電子メール7がそれぞれ格納されている。多機能電話装
置1は、メールボックス6aやホストコンピュータ5,
5a等に格納されている電子メール7をインターネット
8等を介してダウンロード(受信)することが可能とな
っている。また、多機能電話装置1は、電子メール7を
作成し、この作成した電子メール7をメールサーバー4
及びインターネット8等を介して他のアドレスのメール
ボックス(図示省略)へアップロード(送信)すること
が可能となっている。さらに、多機能電話装置1は、携
帯コンピュータ3に接続することにより、携帯コンピュ
ータ3と公衆回線網2との接続端子としても使用可能と
なっている。
【0021】なお、メールサーバー4には、このメール
サーバー4に接続するための複数のアクセスポイント4
aが全国、ときには各国に数ヶ所設けられており、ユー
ザーは通信料金を低額に抑えるために近くのアクセスポ
イント4aを経由してメールサーバー4に接続すること
ができるようになっている。
【0022】また、多機能電話装置1は、音声入力によ
って作成された音声データや、デジタルカメラで撮影し
た映像データや、予め多機能電話装置1に格納された定
型文で構成された文字データを、電子メール7としてメ
ールサーバー4等へアップロードさせることも可能とな
っている。
【0023】この多機能電話装置1は、図2に示すよう
に、固定用台9に設置固定されている。多機能電話装置
1は、その本体前面部に公衆回線網2に接続された他の
端末装置1bや電話装置1a等を呼び出す電話番号を入
力するためのダイヤル部10aと、各種操作を行うため
の操作部10bと、コイン投入口11と、テレフォンカ
ード挿入口12と、テレフォンカード搬出口13と、電
子メール7の件名や内容等及び多機能電話装置1の操作
手順等を表示するための表示手段としての液晶画面14
と、送話部15a及び受話部15bからなるハンドセッ
ト15と、メールアドレス等が書き込まれた記録媒体と
してのICカードを装填するためのICカードスロット
16と、赤外線信号送受信口17とを有している。
【0024】一方、メールボックス6a等に格納された
電子メール7のデータは、図3(データ内容を模式的に
表したもの)に示すように、それぞれアップロードされ
てきた各電子メール7の全件の書誌的事項のみが書き込
まれたヘッダーファイルデータ7aと、各件別の内容フ
ァイルデータ7bとから構成されている。ヘッダーファ
イルデータ7aは、メールボックス6aにアップロード
された各電子メール7の件名毎のファイルに添付された
ヘッダー情報を、全件分まとめてファイリングしたもの
となっている。このヘッダー情報は、具体的には、あて
先(電子メールを送信する相手のアドレス)と、送信元
のアドレスと、送信日時と、タイトルと、内容ファイル
データのサイズと、添付ファイルの有無等のデジタル情
報で構成されている。また、内容ファイルデータ7b
は、文字データや音声データ等のデジタル情報で構成さ
れている。
【0025】多機能電話装置1は、所定のアドレスに接
続することによって、メールボックス6aに格納された
電子メール7やホストコンピュータ5内に格納された電
子メール7をダウンロードすることが可能となってい
る。なお、このときのダウンロードの具体的な方法は、
以下の通りとなっている。
【0026】すなわち、まず、所定のアドレスにアクセ
スことにより、メールボックス6aもしくはホストコン
ピュータ5,5aに格納された電子メール7のうちヘッ
ダーファイルデータ7aのみをダウンロードする。な
お、本実施の形態では、この最初のアクセスでダウンロ
ードするヘッダーファイルデータ7aの件数を最大50
件に制限している。これは、多機能電話装置1に組み込
まれたメモリー18の容量が8MBと少なく、これ以上
の件数のヘッダーファイルデータ7aをダウンロードさ
せると容量オーバーとなる危険性を有しているからであ
る。
【0027】そのため、本実施の形態では、最初のアク
セスによって、メールボックス6aに格納された電子メ
ール7が50件以下の場合は全件、またそれ以上格納さ
れている場合は50件の電子メールファイルの書誌的情
報が書き込まれたヘッダーファイルデータ7aが、多機
能電話装置1にダウンロードされてくる。なお、50件
以上の電子メール7がメールボックス6aもしくはホス
トコンピュータ5,5aに格納されている場合は、51
件目以降の書誌的情報はダウンロードされないが、メー
ルボックス6a等に51件以上あることが情報として液
晶画面14に表示される。なお、ダウンロード可能なヘ
ッダーファイルデータ7aの件数は、最大50件とせ
ず、多少弾力的に運用してもよい。
【0028】次に、ダウンロードされたヘッダーファイ
ルデータ7aの一部の必要情報、すなわち特定情報が、
電子メール7の件名毎に多機能電話装置1の表示手段と
しての液晶画面14に表示される。そして、液晶画面1
4に表示されたヘッダーファイルデータ7aの特定情報
に基づき、ユーザーがダウンロードしたい件名の内容フ
ァイルデータ7bを多機能電話装置1の前面に設けられ
た操作部10bで操作しながら選択し決定(指定)す
る。すると、指定された内容ファイルデータ7bのみが
多機能電話装置1にダウンロードされてくる。この一連
の動作、すなわち、まずヘッダーファイルデータ7aを
ダウンロードし、次にダウンロードしたい内容ファイル
データ7bを指定し、指定した内容ファイルデータ7b
をダウンロードさせる動作の間、多機能電話装置1は回
線接続中となっている。そのため、内容ファイルデータ
7bをダウンロードするために再度回線に接続する必要
がなく、処理時間が短縮されることとなる。しかも、特
定の内容ファイルデータ7bのみをダウンロードするの
で、通信時間は一層短縮できる。
【0029】なお、この多機能電話装置1にダウンロー
ド可能な内容ファイルデータ7bのサイズは、最大64
KBに制限されている。そのため、ファイルサイズが6
4KBを超す内容ファイルデータ7bはダウンロードさ
れないようになっている。このように、まずヘッダーフ
ァイルデータ7aをダウンロードし、そのヘッダー情報
を確認した上で必要な件名の内容ファイルデータ7bを
ダウンロードすることで、この多機能電話装置1のメモ
リー容量が少ないことを補うことも可能となっている。
【0030】なお、多機能電話装置1の内部には、図4
に示すように、ダウンロードした電子メール7を記憶す
るためのメモリー18と、メモリー18に記憶された電
子メール7を液晶画面14で表示するために一旦格納す
るバッファー19と、携帯コンピュータ3との無線通信
を行うための端末側通信部20と、公衆回線網2側との
通信を行うための回線側通信部21とを有している。な
お、多機能電話装置1は、ハンドセット15の送話部1
5aから入力されたアナログの音声をデジタルデータに
加工し電子メール用ファイルを作成する音声データファ
イル作成部23を有している。さらに、多機能電話装置
1は、各部を制御駆動する制御部24を有している。
【0031】メモリー18は、シリコンディスク(RA
Mディスク)と呼ばれるICで形成されており、その記
憶容量は約8MBと小容量であるが、風雨や埃等の悪環
境でも故障することがなく、街頭設置型の多機能電話装
置1用のメモリーとしては優れたものとなっている。こ
のメモリー18は、図5に示すように、電子メール通信
用のプログラム用のスペース18aと、DOSプログラ
ム用のスペース18bと、ダウンロードされたヘッダー
ファイルデータ7aを記憶するためのスペース18c
と、ダウンロードされた内容ファイルデータ7bを記憶
するためのスペース18dとから構成されている。
【0032】また、バッファー19は、ヘッダーファイ
ルデータ7a及び内容ファイルデータ7bをユーザーが
液晶画面14で確認可能な状態、すなわちテキストファ
イルに生成した状態で格納するものとなっている。その
ため、バッファー19に格納されたヘッダーファイルデ
ータ7a及び内容ファイルデータ7bは、液晶画面14
に送られることでユーザーが読める状態で表示されるこ
ととなる。なお、本実施の形態では、バッファー19に
格納されたヘッダーファイルデータ7aと内容ファイル
データ7bとは、随時、液晶画面14に切り換えて表示
可能となっている。しかしながら、内容ファイルデータ
7bは、他の内容ファイルデータ7bをダウンロードす
る際にはバッファー19及びメモリー18から削除され
るものとなっている。この構成により、バッファー19
及びメモリー18の内容ファイルデータ7bを格納して
おくスペースを小さなものとすることが可能となる。な
お、1または数個分の内容ファイルデータ7bを保管で
きるように構成してもよい。
【0033】また、端末側通信部20は、携帯端末機と
しての携帯コンピュータ3と通信するためのもので、I
rDAの規格として知られている赤外線通信信号の送受
信を行うためのものとなっている。すなわち、端末側通
信部20は、図6に示すように、携帯コンピュータ3か
ら送信される赤外線通信信号を受信する受光部20a
と、多機能電話装置1内で作成されたデータを赤外線通
信信号で携帯コンピュータ3に向けて発信する発光部2
0bと、受光部20aから受信した赤外線通信信号をデ
ジタル信号に生成して制御部24へ供給したり、逆にデ
ジタルデータを赤外線通信信号に生成して発光部20b
へ供給する信号生成部20cとから構成されている。
【0034】なお、端末側通信部20は、文字データを
送受信する場合においてはIrDAとして知られている
赤外線通信方式に対応し、デジタルカメラで撮影された
画像データを送受信する場合においてはIrTran−
Pとして知られる信号に対応するものとなっている。そ
のため、多機能電話装置1は、携帯コンピュータ3との
間で文字データ及び画像データを送受信可能なものとな
っている。この端末側通信部20は、赤外線信号送受信
口17の内側に配置されている。
【0035】また、公衆回線網2との通信を行うための
回線側通信部21は、図7に示すように、第1カードリ
ーダー部31と、第2カードリーダー部32と、コイン
センサー部33と、タイマー部34と、通信制御部35
と、アナログ/デジタル変換部36と、DTMF信号生
成部37と、送信部38と、受信部39から構成されて
いる。
【0036】第1カードリーダー部31は、テレフォン
カード挿入口12の近傍に配置され、テレフォンカード
が挿入されるとそのカードの残度数を読み取って通信制
御部35へ伝えると共に、通信制御部35より書き換え
命令がされるとテレフォンカードの残度数の書き換えを
行う。さらに第1カードリーダー部31は、必要に応じ
てテレフォンカードに使用度数を表示したり、残度数の
目安を示すパンチ穴を空けるようになっている。また、
コインセンサー部33は、コイン投入口11の近傍に配
置され、コイン投入口11から投入されるコインを判別
してその投入金額を通信制御部35へ伝えるものとなっ
ている。
【0037】一方、第2カードリーダー部32は、IC
カードスロット16の内側に配置されており、ICカー
ドがICカードスロット16へ装填されると、そのIC
カードに書き込まれたユーザー自身のメールボックス6
aのメールアドレスを読み取るためのものとなってお
り、読み取ったメールアドレスを通信制御部35へ送る
ようになっている。これによって、多機能電話装置1
は、ICカードを装填するのみで、メールサーバー4内
のメールボックス6aへアクセスできるようになってい
る。すなわち、第2カードリーダー部32は、所定のア
ドレスに接続するためのアドレスを入力するアドレス入
力手段となっている。
【0038】また、タイマー部34は、テレフォンカー
ドやICカードやコインが投入された後、ダイヤル部1
0が操作される等の状況により、多機能電話装置1がI
SDN回線網2aを介して特定の相手と通信状態となる
と、その通信状態となっている状態をモニターし時間を
計測するものとなっており、この計測結果を通信制御部
35に伝えるようになっている。
【0039】なお、ISDN回線網2aを利用した通信
がテレフォンカードを使用したものの場合は、通信制御
部35は、タイマー部34で計測された時間長及び通信
相手との距離等の諸事情からISDN回線網2a側で算
出した利用金額に合わせて第1カードリーダー部31に
テレフォンカードの残度数を書き換えるための書き換え
命令信号を送信するようになっている。また、ISDN
回線網2aを利用した通信がコインを使用したものの場
合は、通信制御部35は、投入されたコインによって利
用できる時間がなくなった際に、回線を切断するように
なっている。
【0040】また、アナログ/デジタル変換部36は、
通話時にハンドセット15から入力されたアナログデー
タとしての音声をデジタルデータに変換して通信制御部
35へ伝送するものとなっている。また、一方、アナロ
グ/デジタル変換部36は、ISDN回線網2aからデ
ジタルデータで通信制御部35へ入力された音声データ
をアナログデータに変換しハンドセット15側へ伝送す
るようになっている。
【0041】さらに、DTMF信号生成部37は、ポケ
ットベルへのメッセージの送信等を行う際に、ダイヤル
部10を用いて入力された番号をISDN回線網2aの
プロトコルに合わせたDTMF信号に変換してデジタル
/アナログ変換部36へ送るためのものとなっており、
ダイヤル部10及びデジタル/アナログ変換部36と接
続されている。
【0042】通信制御部35は、回線側通信部21内の
各部を制御駆動するようになっており、第1カードリー
ダー部31、第2カードリーダー部32、コインセンサ
ー部33及びアナログ/デジタル変換部36が接続され
ている。また、送信部38は、通信制御部35に入力さ
れたデジタルデータをISDN回線網2aへ伝送するた
めのものとなっている。さらに、受信部39は、ISD
N回線網2aから送信されてきたデータ等を受信するた
めのものとなっている。
【0043】ダイヤル部10aは、電話番号入力及びD
TMF信号の発生等を行うためのもので、「0」から
「9」までの10種類の番号及び「*」,「#」の2種
類の記号等からなる番号入力キーで形成されている。ま
た、操作部10bは、電話番号入力やDTMF信号の発
生等を行う際に、その決定及びキャンセルをすると共
に、電子メール7の送受信やダウンロードした電子メー
ル7のスクロール等の操作等、種々の操作に使用するた
めのものとなっている。さらに、操作部10bは、多機
能電話装置1の液晶画面14に表示される初期画面にお
いて、電話をかけるインターネットに接続する携
帯コンピュータと接続する等の各種操作を選択及び決定
する、際に使用するものとなっている。
【0044】操作部10bは、液晶画面14に表示され
た操作画面上のカーソルを移動させるためのカーソルキ
ーと、カーソルの指示部位に決定するためのENTER
キーと、取り消し用のCLEARキーとから構成されて
いる。カーソルキーは、ヘッダーファイルデータ7aが
液晶画面14に表示された際に、ダウンロードした電子
メール7の件数が複数ある場合、カーソルを移動する場
合に使用すると共に、ダウンロードした電子メール7を
上下左右にスクロールする際にも使用可能となってい
る。また、ENTERキーは、カーソルがダウンロード
したい件名を指示した際に、カーソル指示部位に決定す
るために使用する。
【0045】ダイヤル部10aは、制御部24に接続さ
れており、操作した内容が制御部24に送られるように
なっている。例えば、番号入力キーで通信したい相手方
の電話番号を入力すると、この電話番号がまず制御部2
4に送られ、さらに、制御部24から液晶画面14へ送
られて表示されることとなる。そして、液晶画面14に
表示された電話番号が正しい場合、操作部10bのEN
TERキーを押すと、この入力した電話番号情報が制御
部24から回線側通信部21へ送られることとなる。な
お、回線側通信部21へ送られた電話番号情報は、送信
部38からISDN回線網2aへ送られる。これによっ
て、この電話番号に対応した相手方の電話装置を呼び出
すこととなる。
【0046】また、多機能電話装置1には、利用者が音
声を入力するための送話部15aと、音声を出力する受
話部15bとからなるハンドセット15がケーブル(図
示省略)によって接続されており、このハンドセット1
5が多機能電話装置1本体に載置されるようになってい
る。通常、このハンドセット15を多機能電話装置1か
ら外すと、多機能電話装置1はISDN回線網2aと接
続され、受話部15bから多機能電話装置1が接続され
たことを示す通信音が出力されるようになっている。
【0047】しかしながら、ダウンロードした電子メー
ル7の返信メールを送信する際にハンドセット10を外
すと、ISDN回線網2aには繋がらず、入力された音
声は、音声データファイル作成部23で返信の電子メー
ル用の音声データに加工されることとなる。そして、ハ
ンドセット15を多機能電話装置1へ置くと、加工され
た音声データが電子メール7としてアップロードされる
ようになっている。
【0048】なお、ハンドセット15を外しISDN回
線網2aと接続させた状態で、テレフォンカードをテレ
フォンカード挿入口12に差し込んでいる場合は、「カ
ード度数は**です。」等の音声ガイダンスが出力され
るようになっている。また、多機能電話装置1は、ハン
ドセット15を多機能電話装置1に掛けたままでも、液
晶画面14に表示されたガイダンスにしたがい所定の操
作を行えば、ISDN回線網2aと接続することが可能
となっている。
【0049】ICカードスロット16は、メールサーバ
ー4やホストコンピュータ5のIPアドレスとIDとパ
スワード等からなるユーザーのメールアドレス及びアク
セスポイント4aの電話番号等が書き込まれたICカー
ドを挿入するための入口となる。そして、その内部には
差し込まれたICカードに書き込まれた所定のアドレス
を読み取るための第2カードリーダー部32が配置され
ている。そして、このICカードスロット16にICカ
ードを差し込み所定の操作を行うことによって、多機能
電話装置1がISDN回線網2aに接続されたメールサ
ーバー4内のメールボックス6aやホストコンピュータ
5内に接続され、メールサーバー4やホストコンピュー
タ5より電子メール7をダウンロードすることが出来る
ようになっている。
【0050】なお、本実施の形態の多機能電話装置1で
は、ハンドセット15を上げた際に、この装置を通常の
電話装置として使用する場合、ハンドセット15から入
力された音声は、ISDN回線網2a側へデジタルの音
声データとして送信される。しかしながら、液晶画面1
4にダウンロードした電子メール7の内容ファイルデー
タ7bが表示されている場合にハンドセット15を上げ
ると、ハンドセット15から入力された音声は、返信用
の電子メール7として送信者にアップロードされる。
【0051】なお、音声を返信用の電子メール7として
送信する場合、ハンドセット15より入力された音声
は、音声データファイル作成部23へ送られる。そし
て、音声データファイル作成部23では、送られてきた
音声データを電子メール7の送受信可能なファイルに生
成する。なお、このとき、音声データファイル作成部2
3は、アナログで入力された音声データのうち、ハンド
セット15が持ち上げられた始めの部分と、ハンドセッ
ト15が元に戻される最後の部分をノイズとして削除
(カット)する。そして、このようにして作成された音
声データファイルは、制御部24へ送られるようになっ
ている。
【0052】制御部24は、表示手段としての液晶画面
14、音声データファイル作成部23、メモリー18、
バッファー19、端末側通信部20及び回線側通信部2
1と接続されている。この制御部24は、音声データフ
ァイル作成部23から送られてきた音声データファイル
を、液晶画面14に表示されている電子メール7に貼付
し、回線側通信部21へ送るようになっている。これに
よって、液晶画面14に表示された電子メール7の送信
元に対し、音声による電子メール7を返信できるように
なっている。
【0053】さらに、制御部24は、端末側通信部20
を介して携帯コンピュータ3から伝送されてきたり、あ
るいは回線側通信部21を介してISDN回線網2a経
由でダウンロードした電子メール7をメモリー18へ記
憶させ、メモリー18からバッファー19へ送らせた
り、バッファー19に格納された電子メール7を液晶画
面14へ表示させたりするものとなっている。
【0054】液晶画面14へは、端末側通信部20及び
回線側通信部21から制御部24へ入力され、バッファ
ー19へ一旦格納された電子メール7のヘッダーファイ
ルデータ7aや内容ファイルデータ7bが、制御部24
から送られてくるようになっている。また、液晶画面1
4には、ダイヤル部10aで入力された電話番号情報や
多機能電話装置1の操作ガイダンス等も表示されるよう
になっている。なお、操作ガイダンスは、バッファー1
9に格納されており、制御部24によって液晶画面14
へ送られ、液晶画面14に表示されるようになってい
る。
【0055】上述したように構成された本発明の実施の
形態の通信端末機としての多機能電話装置1を用いて電
子メール7をダウンロードするときの主な動作について
図8のフローチャートに基づいて説明する。なお、多機
能電話装置1は、電子メールの送受信以外にも種々の使
用方法があるが、ここでは、電子メールの送受信につい
て説明をする。
【0056】まず、ユーザーは、コイン投入口11にコ
インを投入するか、またはテレフォンカード挿入口12
からテレフォンカードを挿入する。コインを投入した場
合は、その投入されたコインの金額に応じた分の時間長
において通信が可能となる。また、テレフォンカードを
挿入した場合は、テレフォンカードの残度数の金額に応
じた分の時間長において通信が可能となる。なお、この
通信では、契約したプロバイダーの有するメールサーバ
ー4への接続を行うため、通信会社の通信料金と共にプ
ロバイダーへの通信料金も同時に加算されることとな
る。ただし、プロバイダーへの通信料金は、通常、コイ
ンやテレフォンカードに対して加算されることはない。
【0057】このような状態で、プロバイダーとの契約
等により自己に割り当てられたメールアドレスの付与さ
れたメールボックス6aを有するユーザーが、多機能電
話装置1の本体前面部に設けられたICカードスロット
16にICカードを装填し通信を開始する(ステップS
1)。このICカードには、ユーザーが契約しているプ
ロバイダーのメールサーバー4に接続するためのアクセ
スポイント4aの電話番号及びユーザー自身の所有する
メールアドレス等が書き込まれている。
【0058】ICカードが装填されると、メールアドレ
ス及びアクセスポイント4aの電話番号を第2カードリ
ーダー部32が読み出し、その内容を通信制御部35へ
送る(ステップS2)。通信制御部35は、ICカード
に書き込まれたこれらのデータ、すなわちアクセスポイ
ント4aの電話番号及びメールアドレスを、送信部38
からISDN回線網2aへ伝送する。なお、このとき通
信制御部35は、通信料金が確実に入金されているかど
うかをモニターする(ステップS3)。
【0059】すなわち、コインがコイン投入口11へ投
入された場合は、コインセンサー部33が作動されるこ
とによって取得した投入金額に関する情報をモニターす
る。また、テレフォンカードがテレフォンカード挿入口
12へ挿入された場合は、第1カードリーダー部31で
読み出されたカード残度数に関する情報をモニターす
る。なお、コイン及びテレフォンカード共に、通信途中
で料金が不足しそうになると、この情報が制御部24を
介して液晶画面14へ送られて表示される。ユーザー
は、この情報を元に、さらに通信を継続させたい場合
は、追加のコインもしくはテレフォンカードを再投入す
ることが可能となっている。なお、テレフォンカード
は、残度数が0になったものはカード搬出口13から排
出されるようになっている。
【0060】なお、ユーザーがICカードを有していな
い場合は、ダイヤル部10aの番号キーを用いてアクセ
スポイント4aの電話番号を入力した後、同じくダイヤ
ル部10aの番号キー及び記号キーを用いてメールアド
レスを打ち込むようにしても良い。しかしながら、電話
番号は約10桁程度、メールアドレスを入力するには2
0〜30のダイヤルキーを押さなければならず、煩わし
いものとなる。
【0061】そんな場合は、上述したような携帯コンピ
ュータ3を用いて、メールサーバー4へアクセスするよ
うにしてもよい。この場合は、携帯コンピュータ3の入
力手段を用いて、予めアクセスポイント4aの電話番号
及びメールアドレスを入力し、これを記憶格納させてお
けば、容易にメールサーバー4へアクセスできるように
なる。
【0062】上述したいずれかの方法により、ステップ
S2,S3で、多機能電話装置1からメールアドレスが
メールサーバー4へ伝送されると、メールサーバー4か
ら多機能電話装置1へメールアドレスを受信した旨の信
号が返信される。回線側通信部21は、この信号を受け
取ることによってメールサーバー4へ接続されたことを
確認する(ステップS4)。これによって、多機能電話
装置1は、通信料金の回収を開始する(ステップS
5)。
【0063】このようにステップS1からステップS5
までの動作を行いメールサーバー4にアクセスすると、
本実施の形態の第1工程となる動作を、以下のように開
始する。すなわち、メールサーバー4からメールアドレ
スが付与されたメールボックス6a内に格納された電子
メール7のうちのヘッダーファイルデータ7aのみをダ
ウンロードする(ステップS7)。なお、所定の操作を
行った後、所定の時間が経過してもメールアドレスを受
け取った旨の信号がISDN回線網2a側から送信され
てこない場合は、通信が不能であると判断し通信料金を
返金する(ステップS6)。
【0064】次に、制御部24は、受け取ったヘッダー
ファイルデータ7aをメモリー18のスペース18cへ
記憶させた後、一旦バッファー19へ格納する。そし
て、バッファー19へ格納されたヘッダーファイルデー
タ7aの情報のうち、送信日時や送信元、件名等のユー
ザーにとって必要な特定情報を液晶画面14に表示させ
る(ステップS8)。なお、メールボックス6a内に複
数件の電子メール7が格納されている場合は、液晶画面
14にその複数の電子メール7のヘッダー情報が表示さ
れる。
【0065】ユーザーは、このように第1工程が終了
し、液晶画面14にヘッダーファイルデータ7aのうち
の特定情報が表示されると、この情報を見ながら第2工
程を行うこととなる。すなわち、ユーザーは、液晶画面
14に表示されたヘッダーファイルデータ7aに書き込
まれた電子メール7の件名の中から、ダウンロードした
い件名をカーソルキーを用いてカーソルを移動させなが
ら選択する(ステップS9)。すなわち、カーソルを移
動させてダウンロードしたい件名にカーソルが来た際に
ENTERキーを押す。このとき、ヘッダーファイルデ
ータ7aの中にダウンロードしたい件名の電子メール7
がない場合は、この画面からCLEARキーを押すこと
によって電子メール7の受信動作を終了し、通信回線を
切断する(ステップS10)。
【0066】ステップS9において、件名を選択する
と、第3の工程が開始する。すなわち、選択した件名の
内容ファイルデータ7bがダウンロードされる(ステッ
プS11)。そして、制御部24は、受け取った内容フ
ァイルデータ7bをメモリー18のスペース18dへ記
憶させた後、一旦バッファー19へ格納する。そして、
バッファー19へ格納された内容ファイルデータ7bの
情報が、液晶画面14に表示される(ステップS1
2)。
【0067】また、内容ファイルデータ7bの内容が表
示された状態でCLEARキーを押す(ステップS1
3)と、液晶画面14はヘッダーファイルデータ7aの
特定情報が表示された画面に復帰する。ユーザーは、こ
のような操作を行うことにより、再度、他の件名の内容
ファイルデータ7bをダウンロードさせることが可能と
なる。なお、ユーザーは、液晶画面14に表示された内
容ファイルデータ7bの内容を読み終えた後、他の件名
の電子メール7を読む必要のないときはヘッダーファイ
ルデータ7aの特定情報が表示された画面からさらにC
LEARキーを押す。すると、電子メール7の受信動作
を終了し、通信回線を切断する(ステップS10)。
【0068】なお、ステップS12において、内容ファ
イルデータ7bを液晶画面14に表示させた際に、その
表示画面に「削除」等の表示部位を設け、この表示部位
にカーソルを合わせてENTERキーを押すことによ
り、液晶画面14に表示されている内容ファイルデータ
7bをメールボックス6aから削除する第4工程を設け
てもよい。このようにすると、特に必要でない電子メー
ル7の件名と内容を多機能電話装置1で完全に削除する
ことができる。また、ステップS8において、ヘッダー
ファイルデータ7aを表示させた状態で、削除したい件
名にカーソルを合わせてCLEARキーを押すことによ
って、その件名の電子メール7を内容ファイルデータ7
bを見ずして削除可能としてもよい。
【0069】なお、電子メール7の内容ファイルデータ
7bを読んだ後、この電子メール7の送信元に対して返
信用の電子メール7を送付したい場合について、図9を
用いて以下に説明する。
【0070】すなわち、選択された電子メール7の内容
ファイルデータ7bが液晶画面14へ表示されている状
態のときに、ハンドセット15を持ち上げ音声を入力す
る。すると、ハンドセット15から入力した音声が、音
声データファイル作成部23で返信用の電子メール7に
変換され、ISDN回線網2aを介して相手方に送信さ
れることとなる。
【0071】すなわち、ハンドセット15が持ち上げら
れると、多機能電話装置1内の制御部24は、ハンドセ
ット15が持ち上げられたことを確認する(ステップS
14)。すると、ハンドセット15から入力された音声
の録音が開始される(ステップS15)。なお、これ以
外の状況、すなわち電子メール7を液晶画面14が表示
している状況以外では、ハンドセット15が上げられて
も、ハンドセット15から入力された音声は音声データ
ファイル作成部23に入力されない。
【0072】次に、ユーザーが持ち上げたハンドセット
15を元の状態に戻すと、制御部24がこれを確認する
(ステップS16)。これによって、音声の録音が終了
する(ステップS17)。このようにしてアナログデー
タとして録音された音声は、音声データファイル作成部
23でデジタルデータの音声データファイルに変換され
る。すなわち、アナログデータで入力された音声をデジ
タルデータに変換し、録音開始時の数秒分及び録音終了
間際の数秒分をデータから削除する(ステップS1
8)。これによって、ハンドセット15を持ち上げるの
にかかる数秒分と戻すのにかかる数秒分の無駄な時間、
すなわちノイズとなる時間分を削除することによって音
声データファイルを作成する(ステップS19)。
【0073】そして、液晶画面14で現在表示中の電子
メール7の内容ファイルデータ7bに、この音声データ
ファイルを添付する(ステップS20)。このようにし
て作成された返信用の電子メール7は、回線側通信部2
1からISDN回線網2aを介してこの件名の電子メー
ルの送信元へ返信(アップロード)される(ステップS
21)。
【0074】なお、ダウンロードした電子メールが複数
あって、これらの全部もしくは一部に、返信メールを送
信したい場合は、一旦CLEARキーを押して液晶画面
14をヘッダー情報が表示された画面に切り換えた後、
再び内容を知りたい件名のダウンロードを行う(ステッ
プS22)。その後、上述したのと同様に、対応する件
名の内容ファイルデータ7bが表示され(ステップS1
2)、上述したステップS14からステップS21を実
行することにより、他の件名の内容ファイルデータ7b
の送信元へも返信用の電子メール7をアップロードさせ
ることが可能となる。
【0075】また、全ての操作を終了したい場合は、終
了キーを押す。すると、制御部24は、終了キーが押さ
れたことを確認し(ステップS23)、ダウンロードさ
れメモリー18に記憶された電子メール7を消去する。
これによって、液晶画面14からは、電子メール7の表
示が全て消え、多機能電話装置1は、初期状態となり、
終了する(ステップS24)。
【0076】本発明の実施の形態における電子メールの
受信方法及びその通信端末機は、上述のようになってい
るが、上述した実施の形態に限定されるものではなく、
種々変更実施可能なものとなっている。例えば、上述の
実施の形態では、通話を行うための電話機能を有する多
機能電話装置1を用いたが、公衆回線網2等の通信網に
接続され電子メール7のダウンロード及びアップロード
が可能な端末装置であれば、特に通話のための機能のな
いものでも良い。さらに、通信端末機は、赤外線通信
時、時分割する等によって、複数の使用者が同時に使用
できるようにすることもできる。また、終了キーが押さ
れる前に、ダウンロードした電子メール7と返信した電
子メール7を赤外線通信等によって携帯コンピュータ3
へ取り込むことができるようにしても良い。
【0077】また、多機能電話装置1は、携帯コンピュ
ータ3と赤外線通信が可能としたが、携帯端末機は通信
手段を有していれば、例えば、パームトップコンピュー
タやノートパソコン等、他の構成の携帯機を用いても良
い。また、携帯コンピュータ3と多機能電話装置1の通
信においても、赤外線通信信号以外の無線信号によって
通信させてもよいし、通信ケーブル及びISDN電話と
の接続方法であるモジュラージャックを用いて接続し有
線通信信号によって通信させても良い。
【0078】また、アドレスの読み込み用の記録媒体と
してはICカードの他に、磁気カード、バーコード利用
カード、フラッシュメモリー等のメモリー、光や磁気利
用のディスク媒体等各種の記録媒体を利用することがで
きる。
【0079】また、上述した実施の形態では、電子メー
ル7をダウンロードさせるまでの操作が、ハンドセット
15を持ち上げない状態で行われているが、ハンドセッ
ト15を持ち上げて、コインやテレフォンカードを挿入
した後に、所定の操作を行うことによって、電子メール
7のダウンロードをさせるようにしても良い。このよう
にして電子メール7をダウンロードした場合、液晶画面
14に表示されたヘッダーファイルデータ7aの電子メ
ール7の件名を指定して、そのまま持ち上げているハン
ドセット15から音声を入力すればその音声が音声デー
タファイルとなるようにしてもよいし、一旦ハンドセッ
ト15を元に戻して通信を終了した後、液晶画面14に
表示されている電子メール7の件名を指定してハンドセ
ット15を再度持ち上げて音声を入力すると、音声デー
タファイルが作成されるようにしても良い。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、最初にヘッダーファイルデータのみをダウ
ンロードし、その中から必要な件名のみの内容ファイル
データを選択してダウンロードするので、その際に不要
と思われる内容ファイルデータを同時にダウンロードす
ることがなく、ダウンロードの処理時間が短縮できる。
また、通信端末機のメモリー容量が少ない場合でも、ヘ
ッダーファイルデータを先にダウンロードすることによ
り、ユーザーは、アップロードされている電子メールの
各件名の書誌的情報を事前に確認でき、必要な電子メー
ルのみその内容をダウンロードして確認することができ
る。
【0081】また、請求項2記載の発明によれば、ヘッ
ダーファイルデータの特定情報に、電子メールの件名毎
の内容ファイルデータのサイズ及び添付ファイルの有無
の情報が含まれてので、その件名の電子メールをダウン
ロードする際の処理時間をある程度推定することが可能
となると共に必要容量を確認でき、それによってその件
名の電子メールをダウンロードするか否かを事前に判断
することができる。
【0082】さらに、請求項3記載の発明によれば、ヘ
ッダーファイルデータの表示内容と、内容ファイルデー
タの表示内容とを切り換え可能としたため、内容ファイ
ルデータを閲覧した後、再度ヘッダーファイルデータを
参照し他の件の内容ファイルデータをダウンロードさせ
ることが可能となる。
【0083】また、請求項4記載の発明によれば、内容
ファイルデータからヘッダーファイルデータに表示を切
り換えた後、他の内容ファイルデータを指定した際に、
元の内容ファイルデータを通信端末機のメモリーから自
動的に削除するようになっている。そのため、通信端末
機のメモリーの内容ファイルデータに割り当てる部分に
は、1件毎の内容ファイルデータしか記憶されないこと
となり、割り当て部分の枠分一杯のサイズの内容ファイ
ルデータをダウンロードすることができる。また、内容
ファイルデータを記憶するメモリーのスペースを小さな
ものとすることができ、ヘッダーファイルデータのダウ
ンロード用のメモリースペースを広く確保することがで
きる。
【0084】さらに、請求項5記載の発明によれば、内
容ファイルデータをダウンロードした電子メールを、ア
ドレスから削除するか否かを選択可能としたので、不要
な電子メールを削除したり、後でじっくりと閲覧するこ
とが可能で、利便性の高いものとなる。
【0085】また、請求項6及び7記載の発明によれ
ば、必要な電子メールのみを迅速にダウンロードするこ
とができ、利便性の高い通信端末機とすることが可能と
なる。また、通信端末機に搭載するメモリーを小容量と
することができるため、安価で、しかも風雨等によって
故障しない丈夫なメモリーを搭載することが可能とな
る。さらに、請求項8記載の発明によれば、ヘッダーフ
ァイルデータのダウンロードできる最大件数を設定した
ので、電子メールの件数が多くヘッダーファイル自体の
サイズが携帯通信機のメモリーサイズをオーバーしてし
まう場合でも、取りあえずアップロードされている電子
メールのうちの一部のヘッダー情報をダウンロードする
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の通信端末機としての多機
能電話装置と、周辺機器との関係の主な構成を示した模
式図である。
【図2】図1に示した多機能電話装置の全体を示した斜
視図である。
【図3】図1に示した周辺機器のメールサーバー内に格
納された電子メールのデータ内容を示した模式図であ
る。
【図4】図1に示した多機能電話装置の内部構成を示し
たブロック図である。
【図5】図4に示した多機能電話装置内のメモリーの構
造を示した模式図である。
【図6】図4に示した多機能電話装置の端末側通信部の
内部構成を示したブロック図である。
【図7】図4に示した多機能電話装置の回線側通信部の
内部構成を示したブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態の電子メールの受信方法に
おける通信端末機の主な動作を説明するフローチャート
図である。
【図9】図8で説明した方法で電子メールの内容ファイ
ルデータをダウンロードした後の返信メールを送信する
際の主な動作を説明するフローチャート図である。
【符号の説明】
1 多機能電話装置(通信端末機) 2 公衆回線網(ネットワーク) 2a ISDN回線網 6a メールボックス(所定のアドレス) 7 電子メール 7a ヘッダーファイルデータ 7b 内容ファイルデータ 14 液晶画面(表示手段) 18 メモリー 32 第2カードリーダー部(アドレス入力手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段を有する通信端末機を用いると
    共にネットワークを介して所定のアドレスに接続し、そ
    の所定のアドレスにアップロードされている電子メール
    を上記通信端末機にダウンロードする電子メールの受信
    方法において、上記所定のアドレスにアップロードされ
    ている上記電子メールの書誌的情報が書き込まれたヘッ
    ダーファイルデータのみをダウンロードし、上記ヘッダ
    ーファイルデータに書き込まれた上記書誌的情報のうち
    の特定情報を件名毎に上記表示手段に表示する第1工程
    と、この第1工程で上記表示手段に表示された上記特定
    情報に基づき、上記電子メールの内容が書かれた内容フ
    ァイルデータのダウンロードを所望する上記電子メール
    の件名を指定する第2工程と、この第2工程で指定され
    た上記電子メールの件名の上記内容ファイルデータをダ
    ウンロードし上記表示手段に表示する第3工程とを有す
    ることを特徴とする電子メールの受信方法。
  2. 【請求項2】 前記特定情報は、前記電子メールの件名
    毎の前記内容ファイルデータのサイズ及び添付ファイル
    の有無の情報が含まれていることを特徴とする請求項1
    記載の電子メールの受信方法。
  3. 【請求項3】 前記第1工程で前記表示手段に表示され
    る前記ヘッダーファイルデータに書き込まれた前記特定
    情報で構成された第1の表示内容と、前記第3工程で前
    記表示手段に表示される前記電子メールの前記内容ファ
    イルデータで構成された第2の表示内容とは、前記表示
    手段に対し切り換え表示可能となっていることを特徴と
    する請求項1または2記載の電子メールの受信方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の表示内容を前記第1の表示内
    容に切り換えた後、前記第2の表示内容以外の前記電子
    メールの前記内容ファイルデータを指定した際に、切り
    換える前の前記第2の表示内容が前記通信端末機のメモ
    リーから自動的に削除されることを特徴とする請求項3
    記載の電子メールの受信方法。
  5. 【請求項5】 前記第3工程において、前記内容ファイ
    ルデータをダウンロードした前記電子メールを、前記ア
    ドレスから削除するか否かを選択可能とした第4工程を
    設けたことを特徴とする請求項1,2,3または4記載
    の電子メールの受信方法。
  6. 【請求項6】 所定のアドレスにネットワークを介して
    接続可能で、上記所定のアドレスより電子メールをダウ
    ンロードすることが可能な通信端末機において、上記所
    定のアドレスに接続するためのアドレスを入力するアド
    レス入力手段と、ダウンロードした上記電子メールを表
    示する表示手段と、を有すると共に、上記アドレスに接
    続した際には上記アドレスにアップロードされている上
    記電子メールの書誌的情報が書き込まれたヘッダーファ
    イルデータのみをダウンロードし、かつ上記表示手段に
    表示された上記電子メールの件名のうちいずれかを指定
    することによってその件名で表示される電子メールの内
    容が書かれた内容ファイルデータをダウンロードするこ
    とを特徴とする通信端末機。
  7. 【請求項7】 前記通信端末機は、シリコンディスクで
    形成されたメモリーを有し、そのメモリーに前記ダウン
    ロードした電子メールを保存することを特徴とする請求
    項6記載の通信端末機。
  8. 【請求項8】 前記ヘッダーファイルデータのダウンロ
    ードできる最大件数を設定したことを特徴とする請求項
    6または7記載の通信端末機。
JP17341798A 1998-06-19 1998-06-19 電子メールの受信方法及び通信端末機 Pending JP2000010879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17341798A JP2000010879A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 電子メールの受信方法及び通信端末機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17341798A JP2000010879A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 電子メールの受信方法及び通信端末機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000010879A true JP2000010879A (ja) 2000-01-14

Family

ID=15960066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17341798A Pending JP2000010879A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 電子メールの受信方法及び通信端末機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000010879A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002041417A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Olympus Optical Co Ltd 音声メール処理装置及び音声メール処理プログラムを記録した記録媒体
JP2003032307A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Toshiba Corp メールサーバおよび情報通信端末
GB2382752A (en) * 2001-10-17 2003-06-04 Nec Corp Electronic mail communication system terminal and related method
JPWO2002028038A1 (ja) * 2000-09-26 2004-02-12 インターレックス株式会社 電子メールを広告媒体として利用するためのシステム及び方法
JP2004535632A (ja) * 2001-06-01 2004-11-25 ヴィエアー インコーポレーティッド 漸進的で階層的なキャッシングのシステムおよび方法
JP2009503676A (ja) * 2005-07-28 2009-01-29 ヴォイド・コミュニケーションズ・インコーポレーテッド トレーサビリティが減少された電子メッセージシステムおよび方法
US8412805B2 (en) 2001-06-01 2013-04-02 Good Technology Corporation Adaptive synchronization of service data
US9282081B2 (en) 2005-07-28 2016-03-08 Vaporstream Incorporated Reduced traceability electronic message system and method

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002041417A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Olympus Optical Co Ltd 音声メール処理装置及び音声メール処理プログラムを記録した記録媒体
JPWO2002028038A1 (ja) * 2000-09-26 2004-02-12 インターレックス株式会社 電子メールを広告媒体として利用するためのシステム及び方法
US8412805B2 (en) 2001-06-01 2013-04-02 Good Technology Corporation Adaptive synchronization of service data
JP2004535632A (ja) * 2001-06-01 2004-11-25 ヴィエアー インコーポレーティッド 漸進的で階層的なキャッシングのシステムおよび方法
US9407695B2 (en) 2001-06-01 2016-08-02 Good Technology Corporation Adaptive synchronization of service data
JP2009059376A (ja) * 2001-06-01 2009-03-19 Visto Corp 漸進的で階層的なキャッシングのシステムおよび方法
JP2003032307A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Toshiba Corp メールサーバおよび情報通信端末
GB2382752A (en) * 2001-10-17 2003-06-04 Nec Corp Electronic mail communication system terminal and related method
GB2382752B (en) * 2001-10-17 2005-10-19 Nec Corp Electronic mail communication system terminal and related method
US9282081B2 (en) 2005-07-28 2016-03-08 Vaporstream Incorporated Reduced traceability electronic message system and method
US9313155B2 (en) 2005-07-28 2016-04-12 Vaporstream, Inc. Electronic message send device handling system and method with separation of message content and header information
US8935351B2 (en) 2005-07-28 2015-01-13 Vaporstream, Inc. Electronic message content and header restrictive recipient handling system and method
JP4887365B2 (ja) * 2005-07-28 2012-02-29 ヴェイパーストリーム・インコーポレーテッド トレーサビリティが減少された電子メッセージシステムおよび方法
US9306885B2 (en) 2005-07-28 2016-04-05 Vaporstream, Inc. Electronic message send device handling system and method with media component and header information separation
US9306886B2 (en) 2005-07-28 2016-04-05 Vaporstream, Inc. Electronic message recipient handling system and method with separated display of message content and header information
US9313157B2 (en) 2005-07-28 2016-04-12 Vaporstream, Inc. Electronic message recipient handling system and method with separation of message content and header information
US8886739B2 (en) 2005-07-28 2014-11-11 Vaporstream, Inc. Electronic message content and header restrictive send device handling system and method
US9313156B2 (en) 2005-07-28 2016-04-12 Vaporstream, Inc. Electronic message send device handling system and method with separated display and transmission of message content and header information
US9338111B2 (en) 2005-07-28 2016-05-10 Vaporstream, Inc. Electronic message recipient handling system and method with media component and header information separation
JP2009503676A (ja) * 2005-07-28 2009-01-29 ヴォイド・コミュニケーションズ・インコーポレーテッド トレーサビリティが減少された電子メッセージシステムおよび方法
US9413711B2 (en) 2005-07-28 2016-08-09 Vaporstream, Inc. Electronic message handling system and method between sending and recipient devices with separation of display of media component and header information
US10412039B2 (en) 2005-07-28 2019-09-10 Vaporstream, Inc. Electronic messaging system for mobile devices with reduced traceability of electronic messages
US10819672B2 (en) 2005-07-28 2020-10-27 Vaporstream, Inc. Electronic messaging system for mobile devices with reduced traceability of electronic messages
US11652775B2 (en) 2005-07-28 2023-05-16 Snap Inc. Reply ID generator for electronic messaging system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6628971B1 (en) Method for displaying background image in mobile telephone
US20040102225A1 (en) Portable communication terminal and image display method
US20050144221A1 (en) Picture downloading apparatus and method
JP2001509931A (ja) 標準fax機とパーソナルコンピュータを用いるfaxルーティングのシステムおよび方法
KR20050011013A (ko) 메시지 관리방법
US20060014553A1 (en) Wireless communication terminal for unifying multiple messages and method thereof
JP2000010879A (ja) 電子メールの受信方法及び通信端末機
JP2003203036A (ja) プリント端末装置
JP4527367B2 (ja) 端末装置
JP2000156761A (ja) 画像編集サービスシステム
KR100577735B1 (ko) 업데이트 정보를 감지하는 이동통신단말기를 이용한 백업서비스 시스템
JPH11328059A (ja) サーバ装置、情報通信システムおよび情報通信方法
US20050020306A1 (en) Method and communication terminal apparatus for displaying function in communication
KR20010058752A (ko) 이동 통신망에서의 전자 명함 관리 방법
JP4436943B2 (ja) 受信画像表示装置及び方法
KR101669021B1 (ko) 휴대용 단말기에서 폰북 관리 방법 및 장치
JPH11252274A (ja) 電子メール管理機能付電話機、電子メール管理方法および電子メール管理プログラムを記録した記憶媒体
JP4153823B2 (ja) Ip電話システム及びその着信未応答時メッセージ報知方法
JP2004096655A (ja) 携帯電話装置、移動通信システム及びそれに用いるリモートアクセス方法並びにそのプログラム
CN1275491C (zh) 移动电话图片处理的方法和装置
KR100490390B1 (ko) 컴퓨터의 화면보호기 동작 중 메시지 전달 방법
JP3042615B2 (ja) 中間ステーション型のマルチメディア情報処理装置と方法
KR100970625B1 (ko) 이동통신 단말기의 사진명함 관리방법
KR100983269B1 (ko) 이동 단말기 및 그 메시지 제공 방법
JP3481197B2 (ja) ファクシミリ装置