JP2000010556A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JP2000010556A
JP2000010556A JP10173110A JP17311098A JP2000010556A JP 2000010556 A JP2000010556 A JP 2000010556A JP 10173110 A JP10173110 A JP 10173110A JP 17311098 A JP17311098 A JP 17311098A JP 2000010556 A JP2000010556 A JP 2000010556A
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note
musical
waveform
scale
data
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JP10173110A
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English (en)
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Shunichi Makuta
俊一 幕田
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽音が一致して重複することにより単一の音
に聞こえることを防ぐことができる自動演奏装置を提供
する。 【解決手段】 音階カウンタ11〜14は、クロック信
号φを分周し、音符の音高に対応する音階信号S11〜
S14を生成する。波形メモリ31〜34は、音符の楽
音の波形データS31〜S34を当該音符の音高を示す
音高周波数の逆数である音高周期で出力する。アドレス
カウンタ21〜24は、波形データS31〜S34を読
み出すアドレス信号S21〜S24を、音階信号S11
〜S14に同期して出力する。信号加算回路40は、波
形メモリ31〜34からの波形データS31〜S34を
加算して加算信号S46を生成し、発音装置5は加算信
号S46に応じた音を発する。第1と第2の音階カウン
タ11,12が生成する音階信号S11,S12に対応
する同一音符の音高は、異なる値である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽譜を示す楽譜デ
ータをメモリに予め記憶し、前記メモリから前記楽譜デ
ータを読み出して前記楽譜中の音符が示す楽音を演奏す
る自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】楽音を構成する高調波成分に対応する音
源波形とこれに対応するエンベロープ波形を記憶させ、
読み出したエンベロープ波形でこれに対応する高調波の
音源波形の振幅を制御することにより、自然楽器音に近
い楽音効果を得ることができる電子楽器の発明が、特開
昭52−43415号公報に開示されている。2つのリ
ズムパターン形成回路の一方を選択しその選択状態に応
じてテンポクロック信号のテンポ速度を可変設定するこ
とにより、自然性に富んだ伴奏を行うことができる自動
伴奏装置の発明が、特開昭53−70422号公報に開
示されている。
【0003】自動演奏装置では、メモリから楽譜データ
を読み出して楽譜の音符が示す楽音を演奏する。音符の
楽音の波形を示す波形データは波形メモリに予め記憶さ
れており、前記波形データは楽譜データ中の音符を示す
データに応じて読み出され、各音符の楽音の波形データ
が生成される。自動演奏装置では、主旋律と共に伴奏を
演奏するものがあるが、主旋律が伴奏に埋もれて主旋律
を聞き取り難いことがある。このため、主旋律の音量を
伴奏の音量よりも大きくして、主旋律が伴奏に埋没する
ことを防ぐことがある。また、自動演奏装置の演奏を生
演奏に近づけるために、主旋律と伴奏の音量を時間によ
って変化させたり、ステレオ(立体的音響再生)を用い
て定位を変化させたりすることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動演奏装置では、主
旋律と共に伴奏を演奏する場合など、同一音符の楽音の
波形データを複数生成して楽音を演奏する場合に、楽音
が一致して重複することにより単一の音に聞こえること
があり、演奏が機械的で音が単調になることがある。本
発明の第1の目的は、同一音符の楽音の波形データを複
数生成して楽音を演奏する場合に、楽音が一致して重複
することにより単一の音に聞こえることを防ぐことがで
きる自動演奏装置を提供することにある。本発明の第2
の目的は、演奏が機械的で音が単調になることを防ぐこ
とができる自動演奏装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の自動演奏
装置では、クロック信号を生成するクロック信号生成回
路と、前記クロック信号をそれぞれ分周して前記音符の
音高に対応する音階信号をそれぞれ生成する第1と第2
の音階カウンタと、前記音符の楽音の波形データの読出
アドレスを示す第1と第2のアドレス信号をそれぞれ入
力し、前記音符の楽音の波形データを当該音符の音高を
示す音高周波数の逆数である音高周期でそれぞれ出力す
る第1と第2の波形メモリと、前記第1と第2の音階カ
ウンタから前記音符の音高に対応する前記音階信号をそ
れぞれ入力し、当該音符の楽音の波形データの読出アド
レスを示す前記第1と第2のアドレス信号をそれぞれ生
成する第1と第2のアドレスカウンタと、前記第1と第
2の波形メモリから出力された前記波形データのそれぞ
れに応じた音または前記波形データのそれぞれを加算し
た値に応じた音を発する発音装置とを有しており、前記
第1と第2の音階カウンタが生成する前記音階信号に対
応する同一音符の音高を異なる値とした構成である。
【0006】本発明の第2の自動演奏装置では、クロッ
ク信号を生成するクロック信号生成回路と、前記クロッ
ク信号をそれぞれ分周して前記音符の音高に対応する音
階信号をそれぞれ生成する第1と第2の音階カウンタ
と、前記音符の楽音の波形データの読出アドレスを示す
第1と第2のアドレス信号をそれぞれ入力し、前記音符
の楽音の波形データを当該音符の音高を示す音高周波数
の逆数である音高周期でそれぞれ出力する第1と第2の
波形メモリと、前記第1と第2の音階カウンタから前記
音符の音高に対応する前記音階信号をそれぞれ入力し、
当該音符の楽音の波形データの読出アドレスを示す前記
第1と第2のアドレス信号をそれぞれ生成する第1と第
2のアドレスカウンタと、前記第1と第2の波形メモリ
から出力された前記波形データのそれぞれに応じた音ま
たは前記波形データのそれぞれを加算した値に応じた音
を発する発音装置とを有しており、前記第1と第2の波
形メモリが同一音符の楽音の前記波形データを出力する
出力開始時刻を異なる時刻とした構成である。本発明の
第2の自動演奏装置では、好適には、前記出力開始時刻
のずれの時間を演奏中に変動させる手段を有し、前記出
力開始時刻のずれの時間を予め決められた範囲内で変動
可能とした構成である。
【0007】本発明の自動演奏装置では、好適には、前
記音符の音高に対応する音階信号の周波数は当該音符の
音高周波数の整数倍の値であり、前記第1と第2の波形
メモリには所定周期分の前記波形データがそれぞれ予め
記憶されており、前記波形データのそれぞれは、前記音
符の楽音のエンベロープ波形を一定の周期でサンプリン
グして得られるサンプリングデータを有しており、前記
第1と第2のアドレスカウンタは、前記第1と第2の波
形メモリから前記サンプリングデータが順次読み出され
るように前記読出アドレスを前記音階信号に同期してそ
れぞれ更新し、前記読出アドレスを示す第1と第2のア
ドレス信号を前記音階信号に同期して前記第1と第2の
波形メモリにそれぞれ供給する。
【0008】本発明の自動演奏装置では、好適には、前
記第1の波形メモリから出力される前記音符の楽音の波
形データは、主旋律の音符の楽音の波形データであり、
前記第2の波形メモリから出力される前記音符の楽音の
波形データは、伴奏の音符の楽音の波形データである。
【0009】クロック信号生成回路はクロック信号を生
成し、クロック信号を第1の音階カウンタと第2の音階
カウンタとに供給する。第1の音階カウンタと第2の音
階カウンタは、クロック信号生成回路からのクロック信
号をそれぞれ分周し、音符の音高に対応する分周信号で
ある音階信号をそれぞれ生成する。
【0010】第1のアドレスカウンタは、第1の音階カ
ウンタから前記音符の音高に対応する音階信号を入力
し、当該音符の楽音の波形データの読出アドレスを示す
第1のアドレス信号を生成して第1の波形メモリに出力
する。第1のアドレスカウンタは、第1の音階カウンタ
から音階信号を入力することで、前記音符の音高に対応
する音階信号に同期して前記読出アドレスを更新するこ
とができる。第2のアドレスカウンタは、第2の音階カ
ウンタから前記音符の音高に対応する音階信号を入力
し、当該音符の楽音の波形データの読出アドレスを示す
第2のアドレス信号を生成して第2の波形メモリに出力
する。第2のアドレスカウンタは、第2の音階カウンタ
から音階信号を入力することで、前記音符の音高に対応
する音階信号に同期して前記読出アドレスを更新するこ
とができる。
【0011】第1の波形メモリは、前記音符の楽音の波
形データを予め記憶する。第1の波形メモリは、前記波
形データの読出アドレスを示す第1のアドレス信号を入
力する。第1の波形メモリは、前記読出アドレスに基づ
いて前記音符の楽音の波形データを、当該音符の音高を
示す音高周波数の逆数である音高周期で出力する。第2
の波形メモリは、前記音符の楽音の波形データを予め記
憶する。第2の波形メモリは、前記波形データの読出ア
ドレスを示す第2のアドレス信号を入力する。第2の波
形メモリは、前記読出アドレスに基づいて前記音符の楽
音の波形データを、当該音符の音高を示す音高周波数の
逆数である音高周期で出力する。
【0012】前記第1の自動演奏装置では、第1と第2
の音階カウンタが生成する音階信号に対応する同一音符
の音高が異なり、同一音符については異なる音高の楽音
が発音装置から出力される。前記第2の自動演奏装置で
は、第1と第2の波形メモリが同一音符の楽音の前記波
形データを出力する出力開始時刻が異なり、この時間だ
けずれて同一音符の楽音が発音装置から出力される。
【0013】好適には、前記音符の音高に対応する音階
信号の周波数は当該音符の音高周波数の整数倍の値であ
り、前記第1と第2の波形メモリには所定周期分の前記
波形データがそれぞれ予め記憶されており、前記波形デ
ータのそれぞれは、前記音符の楽音のエンベロープ波形
を一定の周期でサンプリングして得られるサンプリング
データを有しており、前記第1と第2のアドレスカウン
タは、前記第1と第2の波形メモリから前記サンプリン
グデータが順次読み出されるように前記読出アドレスを
前記音階信号に同期してそれぞれ更新し、前記読出アド
レスを示す第1と第2のアドレス信号を前記音階信号に
同期して前記第1と第2の波形メモリにそれぞれ供給す
ることで、前記第1と第2の波形メモリは、前記アドレ
ス信号に基づいて前記音階信号の周期の整数倍の周期で
前記波形データを出力することができ、前記整数倍の周
期を音高周期とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。図1は、本発明に係る自動演奏
装置の一例を説明する概略ブロック図である。この自動
演奏装置100は、楽譜を示す楽譜データを楽譜メモリ
51に予め記憶し、楽譜メモリ51から前記楽譜データ
を読み出して前記楽譜中の音符が示す楽音を演奏する。
【0015】自動演奏装置100は、クロック信号φを
生成するクロック信号生成回路1と、前記クロック信号
φをそれぞれ分周して前記音符の音高に対応する音階信
号S11〜S14をそれぞれ生成する第1〜第4の音階
カウンタ11〜14と、前記音符の楽音の波形データの
読出アドレスを示す第1〜第4のアドレス信号S21〜
S24をそれぞれ入力し、前記音符の楽音の波形データ
S31〜S34を当該音符の音高を示す音高周波数F1
1〜F14の逆数である音高周期T11〜T14でそれ
ぞれ出力する第1〜第4の波形メモリ31〜34と、前
記第1〜第4の音階カウンタ11〜14から前記音符の
音高に対応する前記音階信号S11〜S14をそれぞれ
入力し、当該音符の楽音の波形データS31〜S34の
読出アドレスを示す第1〜第4のアドレス信号S21〜
S24をそれぞれ生成する第1〜第4のアドレスカウン
タ21〜24と、前記第1〜第4の波形メモリ31〜3
4から出力された前記波形データS31〜S34のそれ
ぞれを加算した値に応じた音を発する発音装置5とを有
する。自動演奏装置100は、信号加算回路40を有し
ており、第1〜第4の波形メモリ31〜34から出力さ
れた前記波形データS31〜S34を加算して加算信号
S46を生成し、発音装置5は加算信号S46に応じた
音を発する構成となっている。発音装置5は、波形デー
タS31〜S34のそれぞれに応じた音を発する構成と
してもよい。また、自動演奏装置100は、分周回路2
と、テンポカウンタ3と、音符長カウンタ4と、制御回
路50と、アドレスカウンタ21〜24と、スイッチS
W,SMとを有している。
【0016】前記第1と第2の音階カウンタ11,12
が生成する音階信号S11,S12に対応する同一音符
の音高は異なる値であり、したがって、楽音が一致して
重複することにより単一の音に聞こえることを防ぐこと
ができ、楽音に広がりを持たせることができる。一例と
して同一音符の音高は音程が数セント異なるようにする
ことで、楽音を自然楽器音に近づけることができる。前
記第1と第2の波形メモリ31,32が同一音符の楽音
の波形データS31,S32を出力する出力開始時刻は
異なる時刻であり、したがって、楽音が一致して重複す
ることにより単一の音に聞こえることを防ぐことがで
き、楽音に広がりを持たせることができる。一例として
前記時刻のずれを30〜50ミリ秒程度とすることで、
楽音を自然楽器音に近づけることができる。
【0017】クロック信号生成回路1からのクロック信
号φは、第1〜第4の音階カウンタ11〜14と、分周
回路2とに供給される。クロック信号生成回路1は例え
ば水晶発振器等を備えて構成され、クロック信号の周波
数は一例として数MHz〜数十MHzとする。分周回路
2からの分周信号S2は、テンポカウンタ3と音符長カ
ウンタ4とに供給される。テンポカウンタ3は、分周信
号S2を分周して時間をカウントし、カウント値を示す
信号は制御回路50に供給され、このカウント値に基づ
いてテンポが制御される。音符長カウンタ4は、分周信
号S2を分周して時間をカウントし、カウント値を示す
信号は制御回路50に供給され、このカウント値に基づ
いて音符の楽音の長さである音符長が制御される。
【0018】前記音符の音高に対応する音階信号S11
〜S14の周波数FS11〜FS14は、当該音符の音
高周波数F11〜F14の整数倍の値である。波形メモ
リ31〜34のそれぞれには所定周期分の波形データS
31〜S34が予め記憶されており、前記波形データS
31〜S34のそれぞれは、前記音符の楽音のエンベロ
ープ波形を一定の周期でサンプリングして得られるサン
プリングデータを有している。第1〜第4のアドレスカ
ウンタ21〜24は、第1〜第4の波形メモリ31〜3
4から前記サンプリングデータが順次読み出されるよう
に前記読出アドレスを前記音階信号S11〜S14に同
期してそれぞれ更新し、前記読出アドレスを示す第1〜
第4のアドレス信号S21〜S24を前記音階信号S1
1〜S14に同期して第1〜第4の波形メモリ31〜3
4にそれぞれ供給する。第1〜第4の波形メモリ31〜
34は、第1〜第4のアドレス信号S21〜S24をそ
れぞれ入力し、第1〜第4のアドレス信号S21〜S2
4に同期して前記音階信号S11〜S14の周期TS1
1〜TS14で前記サンプリングデータをそれぞれ出力
する。
【0019】すなわち、前記音符の音高に対応する音階
信号S11の周波数FS11は、当該音符の音高周波数
F11の整数倍の値である。第1の波形メモリ31には
所定周期分の波形データS31が予め記憶されており、
前記波形データS31は、前記音符の楽音のエンベロー
プ波形を一定周期でサンプリングして得られるサンプリ
ングデータを有している。第1のアドレスカウンタ21
は、第1の波形メモリ31から前記サンプリングデータ
が順次読み出されるように前記読出アドレスを前記音階
信号S11に同期して更新し、前記読出アドレスを示す
第1のアドレス信号S21を前記音階信号S11に同期
して第1の波形メモリ31に供給する。第1の波形メモ
リ31は、第1のアドレス信号S21を入力し、第1の
アドレス信号S21に同期して前記音階信号S11の周
期TS11で前記サンプリングデータを出力する。
【0020】すなわち、前記音符の音高に対応する音階
信号S12の周波数FS12は、当該音符の音高周波数
F12の整数倍の値である。第2の波形メモリ32には
所定周期分の波形データS32が予め記憶されており、
前記波形データS32は、前記音符の楽音のエンベロー
プ波形を一定の周期でサンプリングして得られるサンプ
リングデータを有している。第2のアドレスカウンタ2
2は、第2の波形メモリ32から前記サンプリングデー
タが順次読み出されるように前記読出アドレスを前記音
階信号S12に同期して更新し、前記読出アドレスを示
す第2のアドレス信号S22を前記音階信号S12に同
期して第2の波形メモリ32に供給する。第2の波形メ
モリ32は、第2のアドレス信号S22を入力し、第2
のアドレス信号S22に同期して前記音階信号S12の
周期TS12で前記サンプリングデータを出力する。第
3,第4の波形メモリ33,34等についても同様であ
る。
【0021】信号加算回路40は、第1〜第4の波形メ
モリ31〜34から出力された第1〜第4の波形データ
S31〜S34をディジタル信号からアナログ信号にそ
れぞれ変換する第1〜第4のディジタル/アナログ変換
回路41〜44と、前記ディジタル/アナログ変換回路
41〜44からのアナログ信号S41〜S44を加算す
る加算回路45と、前記加算回路45の出力信号S45
を増幅して前記加算信号S46を生成する増幅回路46
とを有する。一例として、第1の音階カウンタ11を主
旋律の音階カウンタとし、第2の音階カウンタ12を伴
奏の音階カウンタとし、第1の波形メモリ31から出力
される前記音符の楽音の波形データS31は主旋律の音
符の楽音の波形データとし、第2の波形メモリ32から
出力される前記音符の楽音の波形データS32は伴奏の
音符の楽音の波形データとしてもよい。尚、各波形メモ
リから出力されるデータを演算装置によってディジタル
的に加算した後にディジタル/アナログ変換してもよ
い。
【0022】制御回路50は、不図示の中央処理装置
(CPU)とROMとRAMと各種レジスタとを有し、
自動演奏装置100の全体の制御を司る。前記各種レジ
スタはCPUに備えてもよい。また、制御回路50は、
楽譜データを予め記憶する楽譜メモリ51と、音階カウ
ンタ11〜14の分周比を示す分周比データB11〜B
14を予め記憶する分周比メモリ52とを有する。制御
回路50は、分周比データB11〜B14を前記音符の
音高に対応する音階信号S11〜S14を生成する音階
カウンタ11〜14に前記音符毎にそれぞれ供給する。
制御回路50は、例えば1時間毎にオン状態になる正時
用のスイッチSWのオン/オフを検出し、オン状態であ
ることを検出すると自動演奏装置100の演奏を開始す
る。制御回路50は、例えば操作者によって検査時にオ
ン状態にされるモニタ用のスイッチSMのオン/オフを
検出し、オン状態であることを検出すると自動演奏装置
100の演奏を開始する。スイッチSM,SWの一端は
制御回路50に接続され、他端は接地されて接地電位
(アース電位)GNDとなっている。
【0023】図2は、自動演奏装置100の動作を説明
するフローチャートである。ステップA1では、例えば
自動演奏装置100の電源投入時等に、自動演奏装置1
00を初期化する。ステップA2では、制御回路50
は、正時用のスイッチSWまたはモニタ用のスイッチS
Mがオン状態か否かを判定し、何れかのスイッチSW,
SMがオン状態であることを検出するまで待つ。何れか
のスイッチSW,SMがオン状態であることを検出する
と、ステップA3に進む。
【0024】ステップA3では、演奏を開始するため、
楽譜メモリ51の楽譜データの先頭アドレスを、アドレ
スレジスタにセットする。ステップA4では、前記アド
レスレジスタにラッチされているアドレスに基づいて、
楽譜データを楽譜メモリ51から読み出す。楽譜データ
は音符データDATを構成単位とし、音符データDAT
毎に読み出される。各音符データDATは音階信号の周
期の数分の1よりも短い周期で読み出される構成として
もよい。ステップA5では、読み出された音符データD
ATが、楽譜の終了または演奏の終了を示すENDデー
タであるか否かを判定する。ENDデータでない場合は
ステップA11に進む。ENDデータである場合はステ
ップA6に進む。ステップA6では、自動演奏装置10
0のテンポカウンタ3、音符長カウンタ4、音階カウン
タ11〜14、および、アドレスカウンタ21〜24等
のリセットを行い、ステップA2に戻る。
【0025】ステップA11では、読み出された音符デ
ータDATが、テンポを示すテンポデータか否かを判定
する。テンポデータでない場合は、ステップA13に進
む。テンポデータである場合は、ステップA12に進
み、前記テンポデータをテンポレジスタにセットする。
テンポレジスタにラッチされているテンポデータは、テ
ンポカウンタ3のカウント値と比較され、楽音のテンポ
の基準に用いられる。
【0026】ステップA13では、読み出された音符デ
ータDATが、主旋律のチャネル番号を示すCHデータ
か否かを判定する。CHデータは、第1〜第4の音階カ
ウンタ11〜14に対応し、第1〜第4の波形メモリ3
1〜34に対応する。CHデータでない場合は、ステッ
プA15に進む。CHデータである場合は、ステップA
14に進み、CHデータをCHレジスタにラッチしてC
Hデータに対応する音階カウンタを主旋律の楽音の音階
カウンタとし、他の音階カウンタは伴奏の楽音の音階カ
ウンタとする。主旋律の楽音の音階カウンタは、例えば
第1の音階カウンタ11とする。
【0027】ステップA15では、音階カウンタの分周
比をセットするサブルーチンが実行され、第1〜第4の
音階カウンタ11〜14に分周比データB11〜B14
がそれぞれセットされ、第1〜第4の音階カウンタ11
〜14から音符の音高に対応する音階信号S11〜S1
4がそれぞれ出力される。ステップA16では、音符デ
ータDAT中の音符長データが音符長レジスタにセット
され、音符長カウンタ4のカウントが開始される。音符
長レジスタにセットされた音符長データは、音符長カウ
ンタ4のカウント値と比較され、音符長の基準に用いら
れる。ステップA17では、音符長カウンタ4のカウン
ト値が音符長レジスタにラッチされている音符長データ
と比較され、カウント値と音符長データとが一致するま
で待つ。ステップA18では、次の音符データDATの
読出アドレスをアドレスレジスタにセットしてステップ
A4に戻る。
【0028】図4は、音階カウンタの分周比セットのサ
ブルーチンの概略フローチャートである。図4のフロー
をチャンネル数分持ち、各々該フローを実行するもので
ある。ここで第1のチャンネル(チャネル)について説
明する。音階カウンタの分周比セットのサブルーチン
は、図3のステップA15に示されている。ステップA
21では、第1の音階カウンタ11がリセットされる。
ステップA22では、音符データDATが休止符を示す
データか否かを判定する。休止符を示すデータである場
合は、本サブルーチンを終了する。休止符を示すデータ
でない場合は、ステップA23に進む。
【0029】ステップA23〜A25では、主旋律か否
かを判定し、主旋律の場合は音階カウンタ11に対して
分周比テーブルL1から分周比データをB11としてセ
ットし、伴奏チャンネルの場合には音階カウンタ11に
対して分周比テーブルL2から分周比データをB11と
してセットする。分周比テーブルL1,L2の各分周比
データは、分周比メモリ52に予め記憶されている。主
旋律のときは音階カウンタ11に対しては、主旋律の音
符の音高に対応する音階信号S11が出力されるような
分周比データがL1から選択され、B11としてセット
される。伴奏であれば、音階カウンタ11に対しては、
伴奏の音符の音高に対応する音階信号S11が出力され
るような分周比データがL2から選択され、B11とし
てセットされる。分周比データの値は時間と共に微小に
変動させ、主旋律の場合と伴奏の場合とでは音程が数セ
ント異なるようにし、且つ前記数セントの範囲内で一例
として3〜5セントの範囲で音程が変動するようにして
もよい。これにより、同一音符の楽音にゆらぎをもたせ
て楽音を自然楽器音に近づけることができる。
【0030】ステップA26では、音符データDATが
休止符の直後に位置する音符のデータか否か、すなわち
楽音の立上りか否かを判定する。楽音の立上りでない場
合は、ステップA29に進む。楽音の立上りである場合
は、ステップA27に進み、アドレスカウンタ21をリ
セットして読出アドレスを波形データの先頭アドレスに
する。ステップA28では、ディレイのサブルーチンを
実行する。ステップA29では、第1の音階カウンタ1
1と第1のアドレスカウンタ21のカウントを開始す
る。第2、第3、第4のチャンネルも同様に実行する。
【0031】図5は、ディレイのサブルーチンの概略フ
ローチャートである。ディレイのサブルーチンは、図4
のステップA28に示されている。ステップA31で
は、楽音の立上りの遅延時間を調整するディレイカウン
タのカウント値CNTを1だけ増加させる。ディレイカ
ウンタは、例えば制御回路50内に設けてもよい。ステ
ップA32では、カウント値CNTが0であるか否かを
判定する。ステップA33では、カウント値CNTが1
であるか否かを判定する。ステップA34では、カウン
ト値CNTが2であるか否かを判定する。ステップA3
5では、カウント値CNTが3であるか否かを判定す
る。ステップA36では、カウント値CNTが0であ
り、期間T0だけ待つ。ステップA37では、カウント
値CNTが1であり、期間T1だけ待つ。ステップA3
8では、カウント値CNTが2であり、期間T2だけ待
つ。ステップA39では、カウント値CNTが3であ
り、期間T3だけ待つ。
【0032】ステップA40では、カウント値CNTが
上限値Nであるか否かを判定する。上限値Nでない場合
は、本サブルーチンを終了する。上限値Nである場合
は、ステップA41に進み、カウント値CNTを0にリ
セットする。上限値Nの値は、例えば4〜6とする。こ
のようにして、各楽音の立上りの遅延時間を予め決めら
れた範囲内でずらして各楽音のタイミングをずらすこと
ができ、自動演奏装置100の演奏に生演奏の楽音のゆ
らぎを持たせることができる。また、楽音に奥行きを持
たせることができ、機械的で単調な演奏を防ぐことがで
きる。時間のずれは、例えば30〜50ミリ秒程度また
は数十ミリ秒程度とし、またはそれ以下の時間とする。
期間T0〜T3は、音階カウンタ11〜14のそれぞれ
で異なる値としてもよく、例えば主旋律の音階カウンタ
と伴奏の音階カウンタでは異なる期間としてもよい。演
奏中に、期間T0〜T3の値を変更させてもよい。第1
の音階カウンタ11に関する期間T0〜T3と、第2の
音階カウンタ12に関する期間T0〜T3では、それぞ
れ例えば30〜50ミリ秒程度または数十ミリ秒程度の
差を持たせてもよい。
【0033】自動演奏装置100では、テンポもしくは
リズムまたは同一符号の音符の音符長もしくは同一符号
の休止符の休止長を基準値を中心として、予め決められ
た範囲内で一例として基準値のプラスマイナス数十%以
下の範囲内で変動可能としてもよく、かかる構成とする
ことで演奏に微妙なゆらぎを持たせることができ、機械
的で単調な演奏を防ぐことができる。
【0034】図6は、音符データのフォーマット例を示
す説明図である。楽譜データのフォーマットの一例とし
ては、一定長毎に音符データを構成し、音符データのう
ち、最初の1バイトには、ENDデータ、テンポデー
タ、主旋律のCHデータまたは判別データを格納する。
最初の1バイトには、さらに立上りCHデータを格納で
きるようにして、この立上りCHデータに対応する音階
カウンタは、他の音階カウンタよりも先にカウントを開
始し、音階信号を先に出力するように自動演奏装置10
0を構成してもよい。判別データによって、後続の2バ
イトが分周比データか否かを判別できるようにしてい
る。
【0035】楽譜データのうち、2〜3番目のバイトに
は、第1〜第4の音階カウンタ11〜14の分周比デー
タB11〜B14を4ビットずつ順に格納し、または、
休止符を示す休止符データを格納する。分周比データを
格納することで楽音の演奏に対応させ、休止符データを
格納することで楽音の休止に対応させる。分周比メモリ
52中の分周比データの読出アドレスを4ビットずつ順
に格納してもよい。楽譜データのうち、4番目の1バイ
トには音符長を示す音符長データを格納する。
【0036】音階カウンタの分周比セットのサブルーチ
ンとディレイのサブルーチンとでは、各音階カウンタに
対応させて4つのサブルーチンをパラレルに実行しても
よく、音階カウンタ11〜14の順にシリアルに実行し
てもよい。音符長カウンタ4では、1個の4分音符の楽
音と2個の8分音符の楽音とを同時に演奏する場合は、
8分音符の音符長を基準としてその2倍を4分音符の音
符長としてもよく、最短の音符長を基準にしてもよい。
音符長カウンタ4のカウント値を、音符長と共に休止長
の制御に用いる構成としてもよい。音符長データとテン
ポデータを基準値を中心にして、予め決められた範囲内
で時間と共に変動させてもよい。発音装置5は、加算信
号S46を電気音響変換するスピーカ装置を用いて構成
してもよい。音階カウンタ13,14とアドレスカウン
タ23,24と波形メモリ33,34とディジタル/ア
ナログ変換回路43,44とを、図1の自動演奏装置1
00から取り除いた構成としてもよく、音階カウンタ1
3,14を停止して音階カウンタ11,12のみを動作
させる構成としてもよい。自動演奏装置100は、例え
ば楽音を演奏する時計に備えてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明の第1の自動演奏装置では、第1
と第2の音階カウンタが生成する音階信号に対応する同
一音符の音高を異なる値としたので、楽音が一致して重
複することにより単一の音に聞こえることを防ぐことが
でき、楽音に奥行きを持たせることができ、楽音に広が
りを持たせることができる。
【0038】本発明の第2の自動演奏装置では、第1と
第2の波形メモリが同一音符の楽音の波形データを出力
する出力開始時刻を異なる時刻としたので、楽音が一致
して重複することにより単一の音に聞こえることを防ぐ
ことができ、楽音に奥行きを持たせることができ、楽音
に広がりを持たせることができる。前記出力開始時刻の
ずれの時間を演奏中に変化させることで、演奏に微妙な
ゆらぎを持たせることができ、機械的で単調な演奏を防
ぐことができる。
【0039】本発明の自動演奏装置では、テンポまたは
同一符号の音符の音符長を基準値を中心に予め決められ
た範囲内で変動させることで、演奏に微妙なゆらぎを持
たせることができ、機械的で単調な演奏を防ぐことがで
きる。
【0040】本発明の自動演奏装置では、第1の波形メ
モリから出力される音符の楽音の波形データを主旋律の
音符の楽音の波形データとし、第2の波形メモリから出
力される音符の楽音の波形データを伴奏の音符の楽音の
波形データとすることで、主旋律が伴奏の楽音に埋没す
ることを防ぐことができる。
【0041】以上から本発明によれば、生演奏に近い演
奏をすることができる自動演奏装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動演奏装置の一例を説明する概
略ブロック図である。
【図2】図1の自動演奏装置の動作を説明する概略フロ
ーチャートである。
【図3】図1の自動演奏装置の動作を説明する概略フロ
ーチャートである。
【図4】図3中の音階カウンタの分周比セットのサブル
ーチンを説明する概略フローチャートである。
【図5】図4中のディレイのサブルーチンを説明する概
略フローチャートである。
【図6】楽譜データを構成する音符データのフォーマッ
トの一例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…クロック信号生成回路(CLK)、2…分周回路、
3…テンポカウンタ(TC)、4…音符長カウンタ(O
C)、5…発音装置、11〜14…第1〜第4の音階カ
ウンタ、21〜24…第1〜第4のアドレスカウンタ、
31〜34…第1〜第4の波形メモリ、40…信号加算
回路、41〜44…第1〜第4のディジタル/アナログ
変換回路、45…加算回路、46…増幅回路、50…制
御回路、51…楽譜メモリ、52…分周比メモリ、10
0…自動演奏装置、B11〜B14…分周比データ、G
ND…接地電位、S11〜S14…音階信号、S21〜
S24…第1〜第4のアドレス信号、S31〜S34…
波形データ、S46…加算信号、SM,SW…スイッ
チ、φ…クロック信号。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽譜を示す楽譜データをメモリに予め記憶
    し、前記メモリから前記楽譜データを読み出して前記楽
    譜中の音符が示す楽音を演奏する自動演奏装置におい
    て、 クロック信号を生成するクロック信号生成回路と、 前記クロック信号をそれぞれ分周して前記音符の音高に
    対応する音階信号をそれぞれ生成する第1と第2の音階
    カウンタと、 前記音符の楽音の波形データの読出アドレスを示す第1
    と第2のアドレス信号をそれぞれ入力し、前記音符の楽
    音の波形データを当該音符の音高を示す音高周波数の逆
    数である音高周期でそれぞれ出力する第1と第2の波形
    メモリと、 前記第1と第2の音階カウンタから前記音符の音高に対
    応する前記音階信号をそれぞれ入力し、当該音符の楽音
    の波形データの読出アドレスを示す前記第1と第2のア
    ドレス信号をそれぞれ生成する第1と第2のアドレスカ
    ウンタと、 前記第1と第2の波形メモリから出力された前記波形デ
    ータのそれぞれに応じた音または前記波形データのそれ
    ぞれを加算した値に応じた音を発する発音装置とを有し
    ており、 前記第1と第2の音階カウンタが生成する前記音階信号
    に対応する同一音符の音高を異なる値とした自動演奏装
    置。
  2. 【請求項2】楽譜を示す楽譜データをメモリに予め記憶
    し、前記メモリから前記楽譜データを読み出して前記楽
    譜中の音符が示す楽音を演奏する自動演奏装置におい
    て、 クロック信号を生成するクロック信号生成回路と、 前記クロック信号をそれぞれ分周して前記音符の音高に
    対応する音階信号をそれぞれ生成する第1と第2の音階
    カウンタと、 前記音符の楽音の波形データの読出アドレスを示す第1
    と第2のアドレス信号をそれぞれ入力し、前記音符の楽
    音の波形データを当該音符の音高を示す音高周波数の逆
    数である音高周期でそれぞれ出力する第1と第2の波形
    メモリと、 前記第1と第2の音階カウンタから前記音符の音高に対
    応する前記音階信号をそれぞれ入力し、当該音符の楽音
    の波形データの読出アドレスを示す前記第1と第2のア
    ドレス信号をそれぞれ生成する第1と第2のアドレスカ
    ウンタと、 前記第1と第2の波形メモリから出力された前記波形デ
    ータのそれぞれに応じた音または前記波形データのそれ
    ぞれを加算した値に応じた音を発する発音装置とを有し
    ており、 前記第1と第2の波形メモリが同一音符の楽音の前記波
    形データを出力する出力開始時刻を異なる時刻とした自
    動演奏装置。
  3. 【請求項3】前記出力開始時刻のずれの時間を演奏中に
    変動させる手段を有し、前記出力開始時刻のずれの時間
    を予め決められた範囲内で変動可能とした請求項2記載
    の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】前記楽音のテンポまたは同一符号の前記音
    符の音符長を演奏中に基準値から変動させる手段を有
    し、前記テンポまたは前記音符長を前記基準値を中心に
    予め決められた範囲内で変動可能とした請求項1または
    2記載の自動演奏装置。
  5. 【請求項5】前記第1の波形メモリから出力される前記
    音符の楽音の波形データは、主旋律の音符の楽音の波形
    データであり、 前記第2の波形メモリから出力される前記音符の楽音の
    波形データは、伴奏の音符の楽音の波形データである請
    求項1または2記載の自動演奏装置。
  6. 【請求項6】前記音符の音高に対応する音階信号の周波
    数は当該音符の音高周波数の整数倍の値であり、 前記第1と第2の波形メモリには所定周期分の前記波形
    データがそれぞれ予め記憶されており、前記波形データ
    のそれぞれは、前記音符の楽音のエンベロープ波形を一
    定の周期でサンプリングして得られるサンプリングデー
    タを有しており、 前記第1と第2のアドレスカウンタは、前記第1と第2
    の波形メモリから前記サンプリングデータが順次読み出
    されるように前記読出アドレスを前記音階信号に同期し
    てそれぞれ更新し、前記読出アドレスを示す第1と第2
    のアドレス信号を前記音階信号に同期して前記第1と第
    2の波形メモリにそれぞれ供給する請求項1または2記
    載の自動演奏装置。
  7. 【請求項7】前記自動演奏装置は、前記第1と第2の音
    階カウンタの各分周比を示す分周比データを予め記憶す
    る分周比メモリを有しており、 前記分周比データは、前記音符の音高に対応する音階信
    号を生成する前記第1と第2の音階カウンタに前記音符
    毎に供給される請求項1または2記載の自動演奏装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101316152B1 (ko) * 2012-02-27 2013-10-14 백재동 실시간 악기음 합성장치
JP2018159831A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 カシオ計算機株式会社 電子楽器、その電子楽器の制御方法及びその電子楽器用のプログラム

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