JP2000009084A - 送風機用ケーシングおよび送風機 - Google Patents
送風機用ケーシングおよび送風機Info
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- JP2000009084A JP2000009084A JP10172568A JP17256898A JP2000009084A JP 2000009084 A JP2000009084 A JP 2000009084A JP 10172568 A JP10172568 A JP 10172568A JP 17256898 A JP17256898 A JP 17256898A JP 2000009084 A JP2000009084 A JP 2000009084A
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- lid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産コストの低減、およびケーシング本体に
おける高気密性の担保を図ることが可能な送風機用ケー
シングおよび送風機を提供する。 【解決手段】 送風用の気体を吸入可能な開口部5aが
形成されているケーシング本体2と、吸気用ダクトを介
してケーシング本体2内に気体を吸入するための吸気用
孔が形成されると共に開口部5aを覆うようにケーシン
グ本体2に取り付けられる蓋部3と、吸気用ダクトおよ
び吸気用孔間を連通するための無底筒状の口金7とを備
えて構成されている送風機用ケーシング1において、蓋
部8および口金7が一体形成されている。
おける高気密性の担保を図ることが可能な送風機用ケー
シングおよび送風機を提供する。 【解決手段】 送風用の気体を吸入可能な開口部5aが
形成されているケーシング本体2と、吸気用ダクトを介
してケーシング本体2内に気体を吸入するための吸気用
孔が形成されると共に開口部5aを覆うようにケーシン
グ本体2に取り付けられる蓋部3と、吸気用ダクトおよ
び吸気用孔間を連通するための無底筒状の口金7とを備
えて構成されている送風機用ケーシング1において、蓋
部8および口金7が一体形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器、ボイラ
ー、冷暖房器および複写機などに用いられて気体を送風
するための送風機に適した送風機用ケーシングおよび送
風機に関するものである。
ー、冷暖房器および複写機などに用いられて気体を送風
するための送風機に適した送風機用ケーシングおよび送
風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の送風機用ケーシング(以下、
「ケーシング」ともいう)を備えている送風機として、
出願人は、図6〜8に示す遠心送風機41を既に開発し
ている。この遠心送風機41は、図8に示すように、羽
根車12、モータ13およびケーシング31を備えて構
成されている。この場合、羽根車12は、同図に示すよ
うに、複数の羽根12a,12a・・を備えて構成され
ている。また、モータ13は、所定の電力が供給される
ことにより、回転軸13aに固定される羽根車12を回
転させる。
「ケーシング」ともいう)を備えている送風機として、
出願人は、図6〜8に示す遠心送風機41を既に開発し
ている。この遠心送風機41は、図8に示すように、羽
根車12、モータ13およびケーシング31を備えて構
成されている。この場合、羽根車12は、同図に示すよ
うに、複数の羽根12a,12a・・を備えて構成され
ている。また、モータ13は、所定の電力が供給される
ことにより、回転軸13aに固定される羽根車12を回
転させる。
【0003】ケーシング31は、同図に示すように、ケ
ーシング本体2およびベルマウス32を備えている。ケ
ーシング本体2は、板状部材を折曲げ形成した周板4
と、遠心送風機41を組み立てる際に羽根車12を挿通
可能にすると共に作動時に送風用の空気を吸入するため
の開口部5aが形成された天板5と、モータ13の回転
軸13aを挿通するための回転軸挿通用孔(図示せず)
が形成された底板6とを備えている。このケーシング3
1では、周板4の幅方向の一端側に底板6が固定される
と共に、底板6に対向するように周板4の幅方向の他端
側に天板5が固定されている。この場合、周板4におけ
る長さ方向の両端部を開口することにより吐出口2aが
形成されている。
ーシング本体2およびベルマウス32を備えている。ケ
ーシング本体2は、板状部材を折曲げ形成した周板4
と、遠心送風機41を組み立てる際に羽根車12を挿通
可能にすると共に作動時に送風用の空気を吸入するため
の開口部5aが形成された天板5と、モータ13の回転
軸13aを挿通するための回転軸挿通用孔(図示せず)
が形成された底板6とを備えている。このケーシング3
1では、周板4の幅方向の一端側に底板6が固定される
と共に、底板6に対向するように周板4の幅方向の他端
側に天板5が固定されている。この場合、周板4におけ
る長さ方向の両端部を開口することにより吐出口2aが
形成されている。
【0004】一方、ベルマウス32は、図11に示すよ
うに、鍔部33aが形成された円筒状の口金33と、口
金挿入用孔34aが中央部に形成された円盤状の蓋部3
4とから構成されている。このベルマウス32を組み立
てる際には、まず、所定径のパイプを所定長に切断した
後、切断したパイプの周面における一部を外側に向けて
鍔状に突出させつつ圧潰する。この結果、同図に示すよ
うに、圧潰した部位が鍔部33aを形成することによ
り、口金33が形成される。次に、口金33を蓋部34
の表面側から同図の矢印Dの方向で口金挿入用孔34a
に挿入し、鍔部33aを口金挿入用孔34aの縁に当接
させる。これにより、図12に示すように、口金33の
一端側が、蓋部34の裏面側に突出する。次いで、その
突出部位を圧潰することにより、鍔部33aと圧潰部位
とで蓋部34を挟み込む。この結果、図9(a),
(b)および図10に示すように、口金33と蓋部34
とが一体化し、これにより、吸入口32aを介してケー
シング本体2内に気体を吸入するためのベルマウス32
が完成する。
うに、鍔部33aが形成された円筒状の口金33と、口
金挿入用孔34aが中央部に形成された円盤状の蓋部3
4とから構成されている。このベルマウス32を組み立
てる際には、まず、所定径のパイプを所定長に切断した
後、切断したパイプの周面における一部を外側に向けて
鍔状に突出させつつ圧潰する。この結果、同図に示すよ
うに、圧潰した部位が鍔部33aを形成することによ
り、口金33が形成される。次に、口金33を蓋部34
の表面側から同図の矢印Dの方向で口金挿入用孔34a
に挿入し、鍔部33aを口金挿入用孔34aの縁に当接
させる。これにより、図12に示すように、口金33の
一端側が、蓋部34の裏面側に突出する。次いで、その
突出部位を圧潰することにより、鍔部33aと圧潰部位
とで蓋部34を挟み込む。この結果、図9(a),
(b)および図10に示すように、口金33と蓋部34
とが一体化し、これにより、吸入口32aを介してケー
シング本体2内に気体を吸入するためのベルマウス32
が完成する。
【0005】次に、遠心送風機41の組立てについて説
明する。まず、ケーシング本体2における回転軸挿通用
孔にモータ13の回転軸13aを挿通させた後、モータ
13をケーシング本体2に固定する。次に、回転軸挿通
用孔からケーシング本体2の内側空間Rに突出している
回転軸13aに羽根車12を固定する。次いで、ベルマ
ウス32の蓋部34によって天板5の開口部5aが覆わ
れるように、ベルマウス32をケーシング本体2の天板
5に固定する。この場合、蓋部34の外径は、ケーシン
グ本体2の天板5における開口部5aの開口径に合致す
る径に予め規定されている。これにより、図6に示すよ
うに、遠心送風機41が組み立てられる。
明する。まず、ケーシング本体2における回転軸挿通用
孔にモータ13の回転軸13aを挿通させた後、モータ
13をケーシング本体2に固定する。次に、回転軸挿通
用孔からケーシング本体2の内側空間Rに突出している
回転軸13aに羽根車12を固定する。次いで、ベルマ
ウス32の蓋部34によって天板5の開口部5aが覆わ
れるように、ベルマウス32をケーシング本体2の天板
5に固定する。この場合、蓋部34の外径は、ケーシン
グ本体2の天板5における開口部5aの開口径に合致す
る径に予め規定されている。これにより、図6に示すよ
うに、遠心送風機41が組み立てられる。
【0006】この後、ベルマウス32の口金33に吸気
用ダクトを固定する。この場合、口金33の外径は、吸
気用ダクトの内径に合致するように規定されている。こ
れにより、吸気用ダクトと羽根車12の内部空間Sとが
連通する。この状態でモータ13を回転させると、羽根
車12の回転に伴い、吸入用の空気は、図外の防塵フィ
ルタを介して吸気用ダクトに導入された後、ベルマウス
32を介して図7の矢印Aの方向から羽根車12の内部
空間S内に吸入される。次いで、吸入された空気は、同
図の矢印B1,B2で示す向きで、羽根車12における
羽根12a,12a・・の各間隙からケーシング本体2
の内側空間Rに排出される。この際に、排出された空気
は、図6の矢印Cで示す向きで、吐出口2aを介してケ
ーシング本体2の外側に吐出される。
用ダクトを固定する。この場合、口金33の外径は、吸
気用ダクトの内径に合致するように規定されている。こ
れにより、吸気用ダクトと羽根車12の内部空間Sとが
連通する。この状態でモータ13を回転させると、羽根
車12の回転に伴い、吸入用の空気は、図外の防塵フィ
ルタを介して吸気用ダクトに導入された後、ベルマウス
32を介して図7の矢印Aの方向から羽根車12の内部
空間S内に吸入される。次いで、吸入された空気は、同
図の矢印B1,B2で示す向きで、羽根車12における
羽根12a,12a・・の各間隙からケーシング本体2
の内側空間Rに排出される。この際に、排出された空気
は、図6の矢印Cで示す向きで、吐出口2aを介してケ
ーシング本体2の外側に吐出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、出願人が既
に開発している遠心送風機41のケーシング31には、
以下の改善すべき点がある。第1に、このケーシング3
1では、ベルマウス32が、互いに独立した2つの部品
である口金33および蓋部34から構成されているた
め、ケーシング31の組立てに先立ち、両部品を一体化
させてベルマウス32を予め組み立てておく必要があ
る。このため、その分の作業工程に起因してケーシング
31の組立てに要する作業時間が長時間化する結果、ケ
ーシング31ひいては遠心送風機41の生産コストを上
昇させているという課題がある。また、遠心送風機41
の自動化ラインを設置する場合には、その製造ラインが
ベルマウス32の組立て工程分延長されるため、設備投
資が嵩んでしまうという課題もある。
に開発している遠心送風機41のケーシング31には、
以下の改善すべき点がある。第1に、このケーシング3
1では、ベルマウス32が、互いに独立した2つの部品
である口金33および蓋部34から構成されているた
め、ケーシング31の組立てに先立ち、両部品を一体化
させてベルマウス32を予め組み立てておく必要があ
る。このため、その分の作業工程に起因してケーシング
31の組立てに要する作業時間が長時間化する結果、ケ
ーシング31ひいては遠心送風機41の生産コストを上
昇させているという課題がある。また、遠心送風機41
の自動化ラインを設置する場合には、その製造ラインが
ベルマウス32の組立て工程分延長されるため、設備投
資が嵩んでしまうという課題もある。
【0008】第2に、このケーシング31では、ベルマ
ウス32が、吸気用ダクトとケーシング本体2内とを連
通させると共に、ケーシング本体2の天板5における開
口部5aを閉塞することによりケーシング本体内の内側
空間Rの気密性を担保している。しかし、ベルマウス3
2の組立ての際に、口金33と蓋部34との間に僅かな
隙間が形成されて気密性が損なわれることがある。かか
る場合には、遠心送風機41の作動時に、羽根車12の
回転に伴い、図7の矢印E1,E2で示すように、ケー
シング31の外気が、その隙間から内側空間R内に吸入
されてしまう。このため、不快な吸込音の発生を招くこ
とがある。また、吸入側に防塵フィルタを配設したにも
拘わらず、その隙間から吸入された塵などを含む空気が
羽根車12の内部空間S内に吸入されることになる。こ
のため、これらの点を改善すべきとの要請がある。
ウス32が、吸気用ダクトとケーシング本体2内とを連
通させると共に、ケーシング本体2の天板5における開
口部5aを閉塞することによりケーシング本体内の内側
空間Rの気密性を担保している。しかし、ベルマウス3
2の組立ての際に、口金33と蓋部34との間に僅かな
隙間が形成されて気密性が損なわれることがある。かか
る場合には、遠心送風機41の作動時に、羽根車12の
回転に伴い、図7の矢印E1,E2で示すように、ケー
シング31の外気が、その隙間から内側空間R内に吸入
されてしまう。このため、不快な吸込音の発生を招くこ
とがある。また、吸入側に防塵フィルタを配設したにも
拘わらず、その隙間から吸入された塵などを含む空気が
羽根車12の内部空間S内に吸入されることになる。こ
のため、これらの点を改善すべきとの要請がある。
【0009】本発明は、かかる改善点に鑑みてなされた
ものであり、生産コストの低減、およびケーシング本体
における高気密性の担保を図ることが可能な送風機用ケ
ーシングおよび送風機を提供することを主目的とする。
ものであり、生産コストの低減、およびケーシング本体
における高気密性の担保を図ることが可能な送風機用ケ
ーシングおよび送風機を提供することを主目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の送風機用ケーシングは、送風用の気体を吸
入可能な開口部が形成されているケーシング本体と、吸
気用ダクトを介してケーシング本体内に気体を吸入する
ための吸気用孔が形成されると共に開口部を覆うように
ケーシング本体に取り付けられる蓋部と、吸気用ダクト
および吸気用孔間を連通するための無底筒状の口金とを
備えて構成されている送風機用ケーシングにおいて、蓋
部および口金が一体形成されていることを特徴とする。
求項1記載の送風機用ケーシングは、送風用の気体を吸
入可能な開口部が形成されているケーシング本体と、吸
気用ダクトを介してケーシング本体内に気体を吸入する
ための吸気用孔が形成されると共に開口部を覆うように
ケーシング本体に取り付けられる蓋部と、吸気用ダクト
および吸気用孔間を連通するための無底筒状の口金とを
備えて構成されている送風機用ケーシングにおいて、蓋
部および口金が一体形成されていることを特徴とする。
【0011】この送風機用ケーシングでは、例えば、1
枚板を加工することにより、口金と蓋部とを同時に一体
形成する。これにより、口金と蓋部とを一体化させるた
めの工程が不要となる。このため、送風機用ケーシング
の組立て作業時間の短縮が可能となる。
枚板を加工することにより、口金と蓋部とを同時に一体
形成する。これにより、口金と蓋部とを一体化させるた
めの工程が不要となる。このため、送風機用ケーシング
の組立て作業時間の短縮が可能となる。
【0012】請求項2記載の送風機用ケーシングは、請
求項1記載の風機用ケーシングにおいて、蓋部および口
金は、バーリング加工によって一体形成されていること
を特徴とする。
求項1記載の風機用ケーシングにおいて、蓋部および口
金は、バーリング加工によって一体形成されていること
を特徴とする。
【0013】この送風機用ケーシングでは、孔のあいた
板状部材をバーリング加工によって突状に変形させて蓋
部および口金を一体形成する。したがって、削り出し加
工などによって一体形成するのと比較して、蓋部および
口金を容易に一体形成することが可能となる。これによ
り、送風機用ケーシングおよび送風機の生産コストを低
減することが可能となる。
板状部材をバーリング加工によって突状に変形させて蓋
部および口金を一体形成する。したがって、削り出し加
工などによって一体形成するのと比較して、蓋部および
口金を容易に一体形成することが可能となる。これによ
り、送風機用ケーシングおよび送風機の生産コストを低
減することが可能となる。
【0014】請求項3記載の送風機は、請求項1または
2記載の送風機用ケーシングを備えて構成されているこ
とを特徴とする。
2記載の送風機用ケーシングを備えて構成されているこ
とを特徴とする。
【0015】この送風機では、予め口金と一体形成した
蓋部をケーシング本体に固定し、その状態で口金に吸気
用ダクトを接続する。この場合、口金と蓋部との間に隙
間が無いためケーシング本体の気密性が担保される。し
たがって、隙間を介してのケーシング本体内への空気の
吸入が防止され、これにより、不快な吸込音の発生が防
止される結果、作動音の静音化が図られる。
蓋部をケーシング本体に固定し、その状態で口金に吸気
用ダクトを接続する。この場合、口金と蓋部との間に隙
間が無いためケーシング本体の気密性が担保される。し
たがって、隙間を介してのケーシング本体内への空気の
吸入が防止され、これにより、不快な吸込音の発生が防
止される結果、作動音の静音化が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る送風機用ケーシングおよび送風機の好適な実施
の形態について説明する。なお、出願人が既に開発して
いる遠心送風機41と同一の構成要素については、同一
の符号を付して重複した説明を省略する。
明に係る送風機用ケーシングおよび送風機の好適な実施
の形態について説明する。なお、出願人が既に開発して
いる遠心送風機41と同一の構成要素については、同一
の符号を付して重複した説明を省略する。
【0017】最初に、本発明における送風機用ケーシン
グに相当するケーシング1を備えている遠心送風機11
の構成について、図面を参照して説明する。
グに相当するケーシング1を備えている遠心送風機11
の構成について、図面を参照して説明する。
【0018】遠心送風機11は、図3に示すように、ケ
ーシング1、羽根車12およびモータ13を備えて構成
されている。ケーシング1は、同図に示すように、ケー
シング本体2およびベルマウス3から構成されている。
ケーシング本体2は、周板4、天板5および底板6を備
えている。周板4は、板状部材を所定の形状に折り曲げ
て形成されている。天板5は、遠心送風機11を組み立
てる際に羽根車12を挿通すると共に作動時に空気を吸
入する開口部5aと、ベルマウス3を固定するためのボ
ルト孔5b,5b・・とがそれぞれ形成されており、全
体が平板状に形成されている。底板6は、遠心送風機1
1を組み立てる際にケーシング1の外側からモータ13
の回転軸13aを挿通するための回転軸挿通用孔(図示
せず)と、モータ13を固定するためのボルト孔6a,
6a・・とがそれぞれ形成されており、全体が平板状に
形成されている。
ーシング1、羽根車12およびモータ13を備えて構成
されている。ケーシング1は、同図に示すように、ケー
シング本体2およびベルマウス3から構成されている。
ケーシング本体2は、周板4、天板5および底板6を備
えている。周板4は、板状部材を所定の形状に折り曲げ
て形成されている。天板5は、遠心送風機11を組み立
てる際に羽根車12を挿通すると共に作動時に空気を吸
入する開口部5aと、ベルマウス3を固定するためのボ
ルト孔5b,5b・・とがそれぞれ形成されており、全
体が平板状に形成されている。底板6は、遠心送風機1
1を組み立てる際にケーシング1の外側からモータ13
の回転軸13aを挿通するための回転軸挿通用孔(図示
せず)と、モータ13を固定するためのボルト孔6a,
6a・・とがそれぞれ形成されており、全体が平板状に
形成されている。
【0019】ベルマウス3は、図4(a),(b)およ
び図5に示すように、口金7および蓋部8からなり、全
体が一体形成されている。このベルマウス3は、吸入口
3aを構成するための孔が中央に予め形成された円盤状
の板状金属部材をバーリング加工によって突状に変形さ
せつつ、その突出部位の周囲を皿状に変形させることに
より、口金7および蓋部8が一体形成される。この場
合、口金7の外径は、図外の吸気用ダクトの内径に合致
するように規定され、蓋部8の外径は、ケーシング本体
2の天板5における開口部5aの開口径に合致するよう
に規定されている。
び図5に示すように、口金7および蓋部8からなり、全
体が一体形成されている。このベルマウス3は、吸入口
3aを構成するための孔が中央に予め形成された円盤状
の板状金属部材をバーリング加工によって突状に変形さ
せつつ、その突出部位の周囲を皿状に変形させることに
より、口金7および蓋部8が一体形成される。この場
合、口金7の外径は、図外の吸気用ダクトの内径に合致
するように規定され、蓋部8の外径は、ケーシング本体
2の天板5における開口部5aの開口径に合致するよう
に規定されている。
【0020】羽根車12は、いわゆるシロッコファンで
あって、図3に示すように、モータ13の回転軸13a
を挿通可能な回転軸挿通用孔12bが中心部位に形成さ
れた円盤状の主板12cと、主板12cの外縁に沿って
列状に立設固定された複数の羽根12a,12a・・
と、主板12cに対向配置され主板12cと相俟って羽
根12a,12a・・を固定する輪状の側板12dとを
備えて構成されている。モータ13の回転軸13aは、
図2に示すように、先端部には、羽根車12を固定する
ためのナット16を締め付け可能にねじ山が形成され、
中間部位には、ワッシャ15aが当接させられるストッ
パが形成されている。
あって、図3に示すように、モータ13の回転軸13a
を挿通可能な回転軸挿通用孔12bが中心部位に形成さ
れた円盤状の主板12cと、主板12cの外縁に沿って
列状に立設固定された複数の羽根12a,12a・・
と、主板12cに対向配置され主板12cと相俟って羽
根12a,12a・・を固定する輪状の側板12dとを
備えて構成されている。モータ13の回転軸13aは、
図2に示すように、先端部には、羽根車12を固定する
ためのナット16を締め付け可能にねじ山が形成され、
中間部位には、ワッシャ15aが当接させられるストッ
パが形成されている。
【0021】次に、ケーシング1および遠心送風機11
の組み立て方法について図面を参照して説明する。
の組み立て方法について図面を参照して説明する。
【0022】最初に、所定の形状に折り曲げた周板4を
天板5および底板6で挟み込んだ状態で互いに固定する
ことにより、周板4、天板5および底板6を一体化させ
る。これにより、図3に示すケーシング本体2が組み立
てられる。この場合、ケーシング本体2は、同図に示す
ように、周板4の両端部を開口することにより吐出口2
aが形成される。次に、モータ13の回転軸13aをケ
ーシング本体2の回転軸挿通用孔に貫通させた状態で、
ボルト14,14・・をケーシング本体2のボルト孔6
a,6a・・にボルト締めすることにより、モータ13
をケーシング本体2の底板6に固定する。次いで、回転
軸挿通用孔を介してケーシング本体2の内側に突出した
回転軸13aにワッシャ15aを挿通させ、さらに、回
転軸13aが回転軸挿通用孔12bを貫通するように、
羽根車12を開口部5aからケーシング本体2内に挿入
する。
天板5および底板6で挟み込んだ状態で互いに固定する
ことにより、周板4、天板5および底板6を一体化させ
る。これにより、図3に示すケーシング本体2が組み立
てられる。この場合、ケーシング本体2は、同図に示す
ように、周板4の両端部を開口することにより吐出口2
aが形成される。次に、モータ13の回転軸13aをケ
ーシング本体2の回転軸挿通用孔に貫通させた状態で、
ボルト14,14・・をケーシング本体2のボルト孔6
a,6a・・にボルト締めすることにより、モータ13
をケーシング本体2の底板6に固定する。次いで、回転
軸挿通用孔を介してケーシング本体2の内側に突出した
回転軸13aにワッシャ15aを挿通させ、さらに、回
転軸13aが回転軸挿通用孔12bを貫通するように、
羽根車12を開口部5aからケーシング本体2内に挿入
する。
【0023】次に、回転軸13aにワッシャ15bを挿
通させた後に、回転軸13aの先端部にナット16を締
め付けることにより、羽根車12が回転軸13aに固定
される。次いで、口金7を上向きにした状態でベルマウ
ス3をケーシング本体2の開口部5a上に位置させ、さ
らに、ボルト挿通用孔8a,8a・・を貫通させた状態
のボルト9,9・・をケーシング本体2の天板5におけ
るボルト孔5b,5b・・にボルト締めすることによ
り、ベルマウス3をケーシング本体2に固定する。これ
により、図1に示す遠心送風機11が組み立てられる。
この後、ベルマウス3の口金7に、図外の吸気用ダクト
を接続し、締め付けバンドなどで互いに固定する。この
ように、遠心送風機11では、ケーシング1のベルマウ
ス3における口金7および蓋部8が一体形成されている
ため、遠心送風機11を組み立てる際に、ベルマウス3
をケーシング本体2に直ちに固定させることができる。
このため、遠心送風機11の組み立てに要する作業時間
を短縮することができる。
通させた後に、回転軸13aの先端部にナット16を締
め付けることにより、羽根車12が回転軸13aに固定
される。次いで、口金7を上向きにした状態でベルマウ
ス3をケーシング本体2の開口部5a上に位置させ、さ
らに、ボルト挿通用孔8a,8a・・を貫通させた状態
のボルト9,9・・をケーシング本体2の天板5におけ
るボルト孔5b,5b・・にボルト締めすることによ
り、ベルマウス3をケーシング本体2に固定する。これ
により、図1に示す遠心送風機11が組み立てられる。
この後、ベルマウス3の口金7に、図外の吸気用ダクト
を接続し、締め付けバンドなどで互いに固定する。この
ように、遠心送風機11では、ケーシング1のベルマウ
ス3における口金7および蓋部8が一体形成されている
ため、遠心送風機11を組み立てる際に、ベルマウス3
をケーシング本体2に直ちに固定させることができる。
このため、遠心送風機11の組み立てに要する作業時間
を短縮することができる。
【0024】次いで、遠心送風機11の動作原理につい
て、図2を参照して説明する。
て、図2を参照して説明する。
【0025】この遠心送風機11では、モータ13を回
転させると、回転軸13aに固定されている羽根車12
が回転する。これにより、羽根車12の内部空間S内の
空気は、同図の矢印B1,B2で示す方向で、羽根12
a,12a・・の間隙からケーシング本体2の内側空間
Rに排出される。これに伴い、同図の矢印Aで示す方向
で、ベルマウス3の吸入口3aから羽根車12の内部空
間Sに、吸気用ダクトを介して新たな空気が吸入され
る。内部空間S内に吸入された空気は、同図の矢印B
1,B2で示すように、ケーシング本体2の内側空間R
に排出され、周板4に沿って吐出口2aに向かって内側
空間R内を移動させられた後に、吐出口2aからケーシ
ング1の外側に吐出される。
転させると、回転軸13aに固定されている羽根車12
が回転する。これにより、羽根車12の内部空間S内の
空気は、同図の矢印B1,B2で示す方向で、羽根12
a,12a・・の間隙からケーシング本体2の内側空間
Rに排出される。これに伴い、同図の矢印Aで示す方向
で、ベルマウス3の吸入口3aから羽根車12の内部空
間Sに、吸気用ダクトを介して新たな空気が吸入され
る。内部空間S内に吸入された空気は、同図の矢印B
1,B2で示すように、ケーシング本体2の内側空間R
に排出され、周板4に沿って吐出口2aに向かって内側
空間R内を移動させられた後に、吐出口2aからケーシ
ング1の外側に吐出される。
【0026】この場合、遠心送風機11では、ベルマウ
ス3の口金7および蓋部8が一体成形されているため、
従来の遠心送風機41におけるベルマウス32のように
口金33と蓋部34の間に隙間が生じることがない。し
たがって、ケーシング本体2の気密性が向上するため、
吸気用ダクト以外から不要な空気が吸入されることを防
止することができ、これにより、不快な吸入音の発生を
防止することができる。この結果、吸気用ダクトを介し
て吸入した空気のみを吐出口2aから吐出させることが
できると共に、作動音の静音化を図ることができる。
ス3の口金7および蓋部8が一体成形されているため、
従来の遠心送風機41におけるベルマウス32のように
口金33と蓋部34の間に隙間が生じることがない。し
たがって、ケーシング本体2の気密性が向上するため、
吸気用ダクト以外から不要な空気が吸入されることを防
止することができ、これにより、不快な吸入音の発生を
防止することができる。この結果、吸気用ダクトを介し
て吸入した空気のみを吐出口2aから吐出させることが
できると共に、作動音の静音化を図ることができる。
【0027】なお、本発明は、上記した本発明の実施の
形態に示した構成に限定されない。例えば、本発明の実
施の形態では、ケーシング本体2およびベルマウス3を
別体に形成しているが、ベルマウス3の蓋部8とケーシ
ング本体2の天板5とを一体形成することにより、天板
5上に口金7を一体形成してもよい。また、本発明にお
ける送風機用ケーシングは、本発明の実施の形態に示し
た遠心送風機に限られず、遠心圧縮機などの種々の送風
機用ケーシングに採用することができる。さらに、本発
明の実施の形態では、バーリング加工によってベルマウ
ス3を形成した例について説明したが、スピニング加工
や削り出し加工によっても形成することができるのは勿
論である。
形態に示した構成に限定されない。例えば、本発明の実
施の形態では、ケーシング本体2およびベルマウス3を
別体に形成しているが、ベルマウス3の蓋部8とケーシ
ング本体2の天板5とを一体形成することにより、天板
5上に口金7を一体形成してもよい。また、本発明にお
ける送風機用ケーシングは、本発明の実施の形態に示し
た遠心送風機に限られず、遠心圧縮機などの種々の送風
機用ケーシングに採用することができる。さらに、本発
明の実施の形態では、バーリング加工によってベルマウ
ス3を形成した例について説明したが、スピニング加工
や削り出し加工によっても形成することができるのは勿
論である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の送風機用
ケーシングによれば、口金と蓋部とを一体形成したこと
により、口金と蓋部とを一体させる作業工程を省くこと
ができるため、送風機用ケーシングの組み立てに要する
作業時間を短縮することができる結果、送風機用ケーシ
ングおよび送風機の生産コストを低減することができ
る。
ケーシングによれば、口金と蓋部とを一体形成したこと
により、口金と蓋部とを一体させる作業工程を省くこと
ができるため、送風機用ケーシングの組み立てに要する
作業時間を短縮することができる結果、送風機用ケーシ
ングおよび送風機の生産コストを低減することができ
る。
【0029】また、請求項2記載の送風機用ケーシング
によれば、例えば、バーリング加工によって板状部材を
突状に変形させることによって蓋部および口金を一体形
成することにより、蓋部および口金を容易に形成するこ
とができ、これにより、送風機用ケーシングおよび送風
機の生産コストを低減することができる。
によれば、例えば、バーリング加工によって板状部材を
突状に変形させることによって蓋部および口金を一体形
成することにより、蓋部および口金を容易に形成するこ
とができ、これにより、送風機用ケーシングおよび送風
機の生産コストを低減することができる。
【0030】さらに、請求項3記載の送風機によれば、
ケーシング本体の口金と蓋部とを一体形成したことによ
り、ケーシング本体の気密性を向上させることができ、
これにより、不要な気体の吸入を防止することができる
と共に作動音の静音化を図ることができる。
ケーシング本体の口金と蓋部とを一体形成したことによ
り、ケーシング本体の気密性を向上させることができ、
これにより、不要な気体の吸入を防止することができる
と共に作動音の静音化を図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る遠心送風機の外観斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る遠心送風機の側面側
の断面図である。
の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る遠心送風機の分解斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るベルマウスの外観斜
視図であって、(a)は表面側から見た外観斜視図、
(b)は裏面側から見た外観斜視図である。
視図であって、(a)は表面側から見た外観斜視図、
(b)は裏面側から見た外観斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るベルマウスの側面側
の断面図である。
の断面図である。
【図6】出願人が既に開発している遠心送風機の外観斜
視図である。
視図である。
【図7】出願人が既に開発している遠心送風機の側面側
の断面図である。
の断面図である。
【図8】出願人が既に開発している遠心送風機の分解斜
視図である。
視図である。
【図9】出願人が既に開発しているベルマウスの外観斜
視図であって、(a)は表面側から見た外観斜視図、
(b)は裏面側から見た外観斜視図である。
視図であって、(a)は表面側から見た外観斜視図、
(b)は裏面側から見た外観斜視図である。
【図10】出願人が既に開発しているベルマウスの側面
側の断面図である。
側の断面図である。
【図11】出願人が既に開発しているベルマウスの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図12】出願人が既に開発しているベルマウスの組立
て工程における斜視図である。
て工程における斜視図である。
1 ケーシング 2 ケーシング本体 3 ベルマウス 3a 吸入口 5a 開口部 7 口金 8 蓋部 11 遠心送風機
Claims (3)
- 【請求項1】 送風用の気体を吸入可能な開口部が形成
されているケーシング本体と、吸気用ダクトを介して前
記ケーシング本体内に前記気体を吸入するための吸気用
孔が形成されると共に前記開口部を覆うように当該ケー
シング本体に取り付けられる蓋部と、前記吸気用ダクト
および前記吸気用孔間を連通するための無底筒状の口金
とを備えて構成されている送風機用ケーシングにおい
て、 前記蓋部および前記口金が一体形成されていることを特
徴とする送風機用ケーシング。 - 【請求項2】 前記蓋部および前記口金は、バーリング
加工によって一体形成されていることを特徴とする請求
項1記載の送風機用ケーシング。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の送風機用ケーシ
ングを備えて構成されていることを特徴とする送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10172568A JP2000009084A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 送風機用ケーシングおよび送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10172568A JP2000009084A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 送風機用ケーシングおよび送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000009084A true JP2000009084A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15944258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10172568A Pending JP2000009084A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 送風機用ケーシングおよび送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000009084A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013108388A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ポンプ及びその製造方法 |
KR20170043950A (ko) * | 2015-10-14 | 2017-04-24 | 유명 | 조립식 송풍기 |
JP2021055554A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | ダイニチ工業株式会社 | 送風装置および空調装置 |
-
1998
- 1998-06-19 JP JP10172568A patent/JP2000009084A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013108388A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ポンプ及びその製造方法 |
KR20170043950A (ko) * | 2015-10-14 | 2017-04-24 | 유명 | 조립식 송풍기 |
KR102372932B1 (ko) | 2015-10-14 | 2022-03-10 | 유명 | 조립식 송풍기 |
JP2021055554A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | ダイニチ工業株式会社 | 送風装置および空調装置 |
JP7351694B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-09-27 | ダイニチ工業株式会社 | 送風装置および空調装置 |
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