JP2000008885A - 吸気制御弁装置 - Google Patents
吸気制御弁装置Info
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- JP2000008885A JP2000008885A JP10182832A JP18283298A JP2000008885A JP 2000008885 A JP2000008885 A JP 2000008885A JP 10182832 A JP10182832 A JP 10182832A JP 18283298 A JP18283298 A JP 18283298A JP 2000008885 A JP2000008885 A JP 2000008885A
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- JP
- Japan
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- control valve
- valve
- stopper
- driven gear
- intake
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御弁の閉弁位置を安定して規制しつつ、ス
トッパによる閉弁位置規制時の衝撃による駆動ギヤ及び
従動ギヤの噛み込みを防止すること。 【解決手段】 制御弁21が開弁状態から電動モータ3
2により駆動ギヤ(ウォームギヤ33)、従動ギヤ(ウ
ォームホイール34)及びリンク35を介して駆動され
てストッパ(ストッパピン38、調整スクリュ40)に
より規制される閉弁位置になった時に、弁軸20に対す
る従動ギヤの制御弁の開弁方向への相対回転を許容する
相対回転許容手段(ピン36、長孔37)を弁軸と従動
ギヤとの間に設けた。
トッパによる閉弁位置規制時の衝撃による駆動ギヤ及び
従動ギヤの噛み込みを防止すること。 【解決手段】 制御弁21が開弁状態から電動モータ3
2により駆動ギヤ(ウォームギヤ33)、従動ギヤ(ウ
ォームホイール34)及びリンク35を介して駆動され
てストッパ(ストッパピン38、調整スクリュ40)に
より規制される閉弁位置になった時に、弁軸20に対す
る従動ギヤの制御弁の開弁方向への相対回転を許容する
相対回転許容手段(ピン36、長孔37)を弁軸と従動
ギヤとの間に設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジンに
空気又は混合気を供給する吸気系に設けられ、エンジン
への供給吸気量を制御する吸気制御弁装置に関する。
空気又は混合気を供給する吸気系に設けられ、エンジン
への供給吸気量を制御する吸気制御弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの燃焼室内にスワールを
生じさせるため、又はエンジンの運転状況に応じて吸気
量を制御するため等の目的でエンジンの気筒毎に複数の
吸気路を設け、これら吸気路の内で対応するものを同時
にリニアに開閉すべく、対応する吸気路に夫々配置され
る制御弁を電動モータ等のアクチュエータを介して1本
の弁軸で駆動することは広く知られている。
生じさせるため、又はエンジンの運転状況に応じて吸気
量を制御するため等の目的でエンジンの気筒毎に複数の
吸気路を設け、これら吸気路の内で対応するものを同時
にリニアに開閉すべく、対応する吸気路に夫々配置され
る制御弁を電動モータ等のアクチュエータを介して1本
の弁軸で駆動することは広く知られている。
【0003】この種の従来の吸気制御弁装置では、一般
に複数の吸気路が並列に設けられたボデイに弁軸を回転
可能に支持し、該弁軸に前記吸気路を開閉可能な複数の
制御弁を取り付け、前記弁軸に電動モータにより回転駆
動される駆動ギヤに噛合される従動ギヤを連結して、前
記電動モータにより前記制御弁を開閉駆動すると共に、
前記制御弁の閉弁位置をストッパにより規制している。
ここで、ストッパは、制御弁の閉弁位置を規制すること
で、閉弁時の漏れ量を所定量に保ち、所望のエンジン性
能や筒内スワール量を確保するためのものである。
に複数の吸気路が並列に設けられたボデイに弁軸を回転
可能に支持し、該弁軸に前記吸気路を開閉可能な複数の
制御弁を取り付け、前記弁軸に電動モータにより回転駆
動される駆動ギヤに噛合される従動ギヤを連結して、前
記電動モータにより前記制御弁を開閉駆動すると共に、
前記制御弁の閉弁位置をストッパにより規制している。
ここで、ストッパは、制御弁の閉弁位置を規制すること
で、閉弁時の漏れ量を所定量に保ち、所望のエンジン性
能や筒内スワール量を確保するためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の吸気制御弁装置においては、制御弁が電動モー
タにより駆動されて開弁状態から閉弁位置にストッパに
より規制される時の衝撃により、駆動ギヤと従動ギヤが
噛み込んでロックしてしまい、制御弁の開閉作動が不能
となる恐れがあった。
た従来の吸気制御弁装置においては、制御弁が電動モー
タにより駆動されて開弁状態から閉弁位置にストッパに
より規制される時の衝撃により、駆動ギヤと従動ギヤが
噛み込んでロックしてしまい、制御弁の開閉作動が不能
となる恐れがあった。
【0005】この衝撃による駆動ギヤと従動ギヤのロッ
クを防止するためには、ストッパに衝撃を減衰するダン
パを設けることが考えられるが、これによると制御弁の
閉弁位置が定まりづらくなり、閉弁時の漏れ量を所定量
に規制することが困難となる。
クを防止するためには、ストッパに衝撃を減衰するダン
パを設けることが考えられるが、これによると制御弁の
閉弁位置が定まりづらくなり、閉弁時の漏れ量を所定量
に規制することが困難となる。
【0006】ゆえに、本発明は、当該吸気制御弁装置に
おいて、制御弁の閉弁位置を安定して規制しつつ、スト
ッパによる閉弁位置規制時の衝撃による駆動ギヤ及び従
動ギヤの噛み込みを防止することを、その課題とする。
おいて、制御弁の閉弁位置を安定して規制しつつ、スト
ッパによる閉弁位置規制時の衝撃による駆動ギヤ及び従
動ギヤの噛み込みを防止することを、その課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた技術的手段は、複数の吸気路が並列に設けられ
たボデイに弁軸を回転可能に支持し、該弁軸に前記吸気
路を開閉可能な複数の制御弁を取り付け、前記弁軸に電
動モータにより回転駆動される駆動ギヤに噛合される従
動ギヤを連結して、前記電動モータにより前記制御弁を
開閉駆動すると共に、前記制御弁の閉弁位置をストッパ
により規制してなる吸気制御弁装置において、前記制御
弁が開弁状態から前記電動モータにより駆動されて前記
ストッパにより規制される閉弁位置になった時に、前記
弁軸に対する前記従動ギヤの前記制御弁の開弁方向への
相対回転を許容する相対回転許容手段を前記弁軸と前記
従動ギヤとの間に設けたことである。
に講じた技術的手段は、複数の吸気路が並列に設けられ
たボデイに弁軸を回転可能に支持し、該弁軸に前記吸気
路を開閉可能な複数の制御弁を取り付け、前記弁軸に電
動モータにより回転駆動される駆動ギヤに噛合される従
動ギヤを連結して、前記電動モータにより前記制御弁を
開閉駆動すると共に、前記制御弁の閉弁位置をストッパ
により規制してなる吸気制御弁装置において、前記制御
弁が開弁状態から前記電動モータにより駆動されて前記
ストッパにより規制される閉弁位置になった時に、前記
弁軸に対する前記従動ギヤの前記制御弁の開弁方向への
相対回転を許容する相対回転許容手段を前記弁軸と前記
従動ギヤとの間に設けたことである。
【0008】上記した手段によれば、制御弁が開弁状態
から電動モータにより駆動されてストッパにより規制さ
れる閉弁位置になった時、相対回転許容手段により従動
ギヤが慣性力によって弁軸に対して相対回転する。これ
により、ストッパによる閉弁位置規制時の衝撃が従動ギ
ヤに伝達されることなく逃がされ、衝撃による駆動ギヤ
及び従動ギヤの噛み込みが的確に防止される。
から電動モータにより駆動されてストッパにより規制さ
れる閉弁位置になった時、相対回転許容手段により従動
ギヤが慣性力によって弁軸に対して相対回転する。これ
により、ストッパによる閉弁位置規制時の衝撃が従動ギ
ヤに伝達されることなく逃がされ、衝撃による駆動ギヤ
及び従動ギヤの噛み込みが的確に防止される。
【0009】上記した手段においては、前記弁軸を前記
制御弁が閉弁する側に付勢する付勢部材と、前記弁軸に
固定され前記ストッパに当接することにより前記制御弁
を閉弁位置に規制するリンクとを設けると共に、前記相
対回転許容手段を前記リンクに軸方向に突設された凸部
と、前記従動ギヤに周方向に延びるように形成され、前
記凸部が嵌入される凹部とから構成しても良い。
制御弁が閉弁する側に付勢する付勢部材と、前記弁軸に
固定され前記ストッパに当接することにより前記制御弁
を閉弁位置に規制するリンクとを設けると共に、前記相
対回転許容手段を前記リンクに軸方向に突設された凸部
と、前記従動ギヤに周方向に延びるように形成され、前
記凸部が嵌入される凹部とから構成しても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従った吸気制御弁
装置の一実施形態を図面に基づき、説明する。
装置の一実施形態を図面に基づき、説明する。
【0011】図1において、図示しないシリンダヘッド
に結合されるアルミニウム製の吸気マニホルド10のシ
リンダヘッド側端部(ボデイ)には、エンジンの各気筒
毎にシリンダヘッドに形成される図示しないスワールポ
ートに連通される第1吸気路11a、12a、13a、
14aと、各気筒毎にシリンダヘッドに形成される図示
しないストレートポートに連通される第2吸気路11
b、12b,13b、14bとが交互に同一軸線上に設
けられている。
に結合されるアルミニウム製の吸気マニホルド10のシ
リンダヘッド側端部(ボデイ)には、エンジンの各気筒
毎にシリンダヘッドに形成される図示しないスワールポ
ートに連通される第1吸気路11a、12a、13a、
14aと、各気筒毎にシリンダヘッドに形成される図示
しないストレートポートに連通される第2吸気路11
b、12b,13b、14bとが交互に同一軸線上に設
けられている。
【0012】吸気マニホルド10のシリンダヘッド側端
部には、第1吸気路11a、12a、13a、14a及
び第2吸気路11b、12b、13b、14bの軸心を
径方向に貫通する支持孔が形成されていて、該支持孔内
に1本の弁軸20が回転可能に支承されている。第2吸
気路11b、12b、13b、14bを貫通する弁軸2
0の部位には、弁軸20の回転に応じて第2吸気路11
b、12b、13b、14bを開閉する円板状の制御弁
21が取り付けられている。弁軸20の一端には、駆動
機構30が連結されている。
部には、第1吸気路11a、12a、13a、14a及
び第2吸気路11b、12b、13b、14bの軸心を
径方向に貫通する支持孔が形成されていて、該支持孔内
に1本の弁軸20が回転可能に支承されている。第2吸
気路11b、12b、13b、14bを貫通する弁軸2
0の部位には、弁軸20の回転に応じて第2吸気路11
b、12b、13b、14bを開閉する円板状の制御弁
21が取り付けられている。弁軸20の一端には、駆動
機構30が連結されている。
【0013】駆動機構30は、図2及び図3に示すよう
に、吸気マニホルド10のシリンダヘッド側端部の長手
方向一端部に固定されるケース31と、該ケース31内
に突出される弁軸20の一端に固定されるリンク35
と、ケース31に固定されその出力軸がケース内に突出
される電動モータ32と、該電動モータ32の出力軸に
固定されるウォームギヤ(駆動ギヤ)33と、該ウォー
ムギヤ33に噛合されるウォームホイール34とを有し
ている。吸気マニホルド10のシリンダヘッド側端部に
は、ストッパピン38がケース31内に突出するように
突設されていて、ストッパピン38には、弁軸20の一
端外周に配設され、その一端がリンク35に係止される
リターンスプリング39の他端が、係止されている。こ
れにより、弁軸20は制御弁21が閉弁する方向に常時
リターンスプリング39により付勢されている。図4に
示すように、リンク35には径方向に延在する第1腕部
35aと第2腕部35bが設けられていて、第1腕部3
5aにはストッパピン38に当接して弁軸20の回転を
規制し、制御弁21の閉弁位置を規制すると共にその周
方向の突出量を調整することで制御弁21の閉弁位置
(制御弁21の閉弁時の漏れ量)を調整可能な調整スク
リュ40が設けられている。
に、吸気マニホルド10のシリンダヘッド側端部の長手
方向一端部に固定されるケース31と、該ケース31内
に突出される弁軸20の一端に固定されるリンク35
と、ケース31に固定されその出力軸がケース内に突出
される電動モータ32と、該電動モータ32の出力軸に
固定されるウォームギヤ(駆動ギヤ)33と、該ウォー
ムギヤ33に噛合されるウォームホイール34とを有し
ている。吸気マニホルド10のシリンダヘッド側端部に
は、ストッパピン38がケース31内に突出するように
突設されていて、ストッパピン38には、弁軸20の一
端外周に配設され、その一端がリンク35に係止される
リターンスプリング39の他端が、係止されている。こ
れにより、弁軸20は制御弁21が閉弁する方向に常時
リターンスプリング39により付勢されている。図4に
示すように、リンク35には径方向に延在する第1腕部
35aと第2腕部35bが設けられていて、第1腕部3
5aにはストッパピン38に当接して弁軸20の回転を
規制し、制御弁21の閉弁位置を規制すると共にその周
方向の突出量を調整することで制御弁21の閉弁位置
(制御弁21の閉弁時の漏れ量)を調整可能な調整スク
リュ40が設けられている。
【0014】本実施形態においては、図2及び図4に示
すように、リンク35の第2腕部35bにウォームホイ
ール34に向けて突出するようにピン36が固定されて
いて、ピン36はウォームホイール34に周方向に延び
るように形成される長孔37に嵌合されている。これに
より、調整スクリュ40がストッパピン38に当接する
制御弁21の閉弁位置以外の位置に制御弁21及び弁軸
20が位置される時には、図4に示すようにピン36が
長孔37の制御弁21の閉弁側の周方向端面(図4の時
計方向側端面)に当接した状態に保たれ、ウォームホイ
ール34が電動モータ32によりウォームギヤ33を介
して回転されると、弁軸20がウォームホイール34と
一体となって回転される。尚、電動モータ32は、弁軸
20の一端に設けられる周知のポテンショメータ等から
成る角度センサ50の検出信号により図示しないコント
ローラによってフィードバック制御される。
すように、リンク35の第2腕部35bにウォームホイ
ール34に向けて突出するようにピン36が固定されて
いて、ピン36はウォームホイール34に周方向に延び
るように形成される長孔37に嵌合されている。これに
より、調整スクリュ40がストッパピン38に当接する
制御弁21の閉弁位置以外の位置に制御弁21及び弁軸
20が位置される時には、図4に示すようにピン36が
長孔37の制御弁21の閉弁側の周方向端面(図4の時
計方向側端面)に当接した状態に保たれ、ウォームホイ
ール34が電動モータ32によりウォームギヤ33を介
して回転されると、弁軸20がウォームホイール34と
一体となって回転される。尚、電動モータ32は、弁軸
20の一端に設けられる周知のポテンショメータ等から
成る角度センサ50の検出信号により図示しないコント
ローラによってフィードバック制御される。
【0015】以上の構成において、制御弁21は図示し
ないコントローラによってエンジンの運転状態に応じて
電動モータ32が角度センサ50の検出信号でフィード
バック制御されることによりリニアに開閉制御され、筒
内スワール量がエンジンの運転状態に応じて所望に制御
される。
ないコントローラによってエンジンの運転状態に応じて
電動モータ32が角度センサ50の検出信号でフィード
バック制御されることによりリニアに開閉制御され、筒
内スワール量がエンジンの運転状態に応じて所望に制御
される。
【0016】制御弁21の開閉制御時、制御弁21の閉
弁位置は、図4に示す開弁状態から電動モータ32によ
りウォームホイール34が時計方向に回転駆動され、ウ
ォームホイール34と共にリンク35及び弁軸20がリ
ターンスプリング39により時計方向に回転し、図5に
示すように調整スクリュ40がストッパピン38に当接
することで規制される。このとき、上記したフィードバ
ック制御により調整スクリュ40がストッパピン38に
当接する直前に電動モータ32の回転は減速制御される
が、リンク35は調整スクリュ40とストッパピン38
の当接により衝撃を受ける。本実施形態においては、リ
ンク35に突設されたピン36がウォームホイール34
の長孔37に嵌合されているため、上記した衝撃がウォ
ームホイール34に伝達されることなく、ウォームホイ
ール34は慣性力によりリンク35に対して相対回転さ
れる。これにより、調整スクリュ40とストッパピン3
8の当接による衝撃がウォームホイール34に伝達され
ることなく逃がされ、同衝撃によりウォームホイール3
4とウォームギヤ33が噛み込みロックすることが的確
に防止される。
弁位置は、図4に示す開弁状態から電動モータ32によ
りウォームホイール34が時計方向に回転駆動され、ウ
ォームホイール34と共にリンク35及び弁軸20がリ
ターンスプリング39により時計方向に回転し、図5に
示すように調整スクリュ40がストッパピン38に当接
することで規制される。このとき、上記したフィードバ
ック制御により調整スクリュ40がストッパピン38に
当接する直前に電動モータ32の回転は減速制御される
が、リンク35は調整スクリュ40とストッパピン38
の当接により衝撃を受ける。本実施形態においては、リ
ンク35に突設されたピン36がウォームホイール34
の長孔37に嵌合されているため、上記した衝撃がウォ
ームホイール34に伝達されることなく、ウォームホイ
ール34は慣性力によりリンク35に対して相対回転さ
れる。これにより、調整スクリュ40とストッパピン3
8の当接による衝撃がウォームホイール34に伝達され
ることなく逃がされ、同衝撃によりウォームホイール3
4とウォームギヤ33が噛み込みロックすることが的確
に防止される。
【0017】上記した実施形態においては、リンク35
にピン36を突設し、該ピン36をウォームホイール3
4の長孔37に嵌合させて、調整スクリュ40とストッ
パピン38の当接時のリンク35とウォームホイール3
4の相対回転を許容する構成としたが、リンク35に周
方向に延びる長孔を設けると共にウォームホイール34
に長孔に嵌合されるピンを設け、更に長孔の制御弁の閉
弁側の周方向端面とピンとの間に弾性部材を設ける構成
として本発明を実施することも可能である。
にピン36を突設し、該ピン36をウォームホイール3
4の長孔37に嵌合させて、調整スクリュ40とストッ
パピン38の当接時のリンク35とウォームホイール3
4の相対回転を許容する構成としたが、リンク35に周
方向に延びる長孔を設けると共にウォームホイール34
に長孔に嵌合されるピンを設け、更に長孔の制御弁の閉
弁側の周方向端面とピンとの間に弾性部材を設ける構成
として本発明を実施することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、制御弁が
開弁状態から電動モータにより駆動されてストッパによ
り規制される閉弁位置になった時、相対回転許容手段に
より従動ギヤが慣性力によって弁軸に対して相対回転す
る。これにより、ストッパによる閉弁位置規制時の衝撃
が従動ギヤに伝達されることなく逃がされ、衝撃による
駆動ギヤ及び従動ギヤの噛み込み及びロックが的確に防
止され、当該吸気制御弁装置の信頼性を向上することが
できる。
開弁状態から電動モータにより駆動されてストッパによ
り規制される閉弁位置になった時、相対回転許容手段に
より従動ギヤが慣性力によって弁軸に対して相対回転す
る。これにより、ストッパによる閉弁位置規制時の衝撃
が従動ギヤに伝達されることなく逃がされ、衝撃による
駆動ギヤ及び従動ギヤの噛み込み及びロックが的確に防
止され、当該吸気制御弁装置の信頼性を向上することが
できる。
【図1】本発明に従った吸気制御弁装置の一実施形態を
示す部分正面図である。
示す部分正面図である。
【図2】図1の駆動機構を示す部分断面図である。
【図3】図1の駆動機構を示す部分断面図である。
【図4】制御弁の開弁状態を示す図1の駆動機構の作動
説明図である。
説明図である。
【図5】制御弁の閉弁状態を示す図1の駆動機構の作動
説明図である。
説明図である。
【図6】制御弁の開弁状態規制時の衝撃が逃がされる状
態を示す図1の駆動機構の作動説明図である。
態を示す図1の駆動機構の作動説明図である。
10 吸気マニホルド(ボデイ) 11a、12a、13a、14a 第1吸気路 11b、12b、13b、14b 第2吸気路 20 弁軸 21 制御弁 30 駆動機構 31 ケース 32 電動モータ 33 ウォームギヤ(駆動ギヤ) 34 ウォームホイール(従動ギヤ) 35 リンク 36 ピン(相対回転許容手段、凸部) 37 長孔(相対回転許容手段、凹部) 38 ストッパピン(ストッパ) 39 リターンスプリング(付勢部材) 40 調整スクリュ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の吸気路が並列に設けられたボデイ
に弁軸を回転可能に支持し、該弁軸に前記吸気路を開閉
可能な複数の制御弁を取り付け、前記弁軸に電動モータ
により回転駆動される駆動ギヤに噛合される従動ギヤを
連結して、前記電動モータにより前記制御弁を開閉駆動
すると共に、前記制御弁の閉弁位置をストッパにより規
制してなる吸気制御弁装置において、前記制御弁が開弁
状態から前記電動モータにより駆動されて前記ストッパ
により規制される閉弁位置になった時に、前記弁軸に対
する前記従動ギヤの前記制御弁の開弁方向への相対回転
を許容する相対回転許容手段を前記弁軸と前記従動ギヤ
との間に設けたことを特徴とする吸気制御弁装置。 - 【請求項2】 前記弁軸を前記制御弁が閉弁する側に付
勢する付勢部材と、前記弁軸に固定され前記ストッパに
当接することにより前記制御弁を閉弁位置に規制するリ
ンクとを設けると共に、前記相対回転許容手段を前記リ
ンクに軸方向に突設された凸部と、前記従動ギヤに周方
向に延びるように形成され、前記凸部が嵌入される凹部
とから構成したことを特徴とする請求項1に記載の吸気
制御弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182832A JP2000008885A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 吸気制御弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182832A JP2000008885A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 吸気制御弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000008885A true JP2000008885A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16125256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10182832A Pending JP2000008885A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 吸気制御弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000008885A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101534220B1 (ko) * | 2013-12-20 | 2015-07-07 | 말레동현필터시스템 주식회사 | 스토퍼 구조를 갖는 흡기매니폴드의 밸브장치 |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP10182832A patent/JP2000008885A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101534220B1 (ko) * | 2013-12-20 | 2015-07-07 | 말레동현필터시스템 주식회사 | 스토퍼 구조를 갖는 흡기매니폴드의 밸브장치 |
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