JP4531008B2 - 自動二輪車用の吸気制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に向かう空気量を制御するとともに機関に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁を備える吸気制御装置に関し、そのうち特に、スロットルボデーの内部に貫通して穿設された吸気通路に、運転者によって操作されるアクセルグリップに連動して吸気通路を開閉する、メインスロットルシャフトに取着されたメインスロットルバルブと、機関の運転状態に応じて駆動するモータにより操作されてメインスロットルバルブより上流側の吸気通路を開閉する、サブスロットルシャフトに取着されたサブスロットルバルブと、を備える自動二輪車用の吸気制御装置に関する。
上記内燃機関の吸気制御装置において、機関雰囲気温度の冷間時における始動時(冷間始動時という)において、メインスロットルバルブの開度をアイドリング開度よりファーストアイドル開度に向けて開放して機関に向かう空気量を増量すること。及びメインスロットルバルブをアイドリング開度からファーストアイドル開度に開放する際、モータによりサブスロットルバルブを略全開に開放し、このサブスロットルバルブの開放動作によりメインスロットルバルブの開度を機械的にアイドル開度からファーストアイドル開度に開放することが行なわれる。
かかる従来技術は特開2005−90471号公報に示される。
該従来技術について図3、図4を用いて説明する。
図3は、正面図。図4は図3の右側面図である。
10は、内部を吸気通路11が貫通して穿設されたスロットルボデーであり、吸気通路11にはスロットルボデー10に回転自在に支承されたメインスロットルシャフト12に取着されたメインスロットルバルブ13が配置される。メインスロットルシャフト12の一端は、スロットルボデー10より側方(図4において左方)に突出して配置されるもので、このメインスロットルシャフト12の突出端部にはスロットルドラム14が螺着配置される。又スロットルドラム14には、一端がアクセルグリップGに係止された開弁用ワイヤWaと閉弁用ワイヤWbの他端が係止されるもので、運転者がアクセルグリップを一方向に回転することにより開弁用ワイヤWaがスロットルドラム14を図3において反時計方向に回転し、これによってメインスロットルバルブ13が吸気通路11を開放する。一方、運転者がアクセルグリップを他方向に回転することにより閉弁用ワイヤWbがスロットルドラム14を図3において時計方向に回転し、これによってメインスロットルバルブ13が吸気通路11を閉塞する。
上記において、開弁用ワイヤWa、閉弁用ワイヤWbは、ワイヤブラケットBの上端に折り曲げ形成された支持孔Ba、Bb内に挿入される調整管部材Bc、Bdを介して保持されるもので、このワイヤブラケットBはその平坦部Beが、スロットルボデー10のスロットルドラム14側の外側端面10a(図4において左側端面)上にネジCをもって螺着固定される。尚、図4において前記調整管部材は省略された。
又、図3のメインスロットルバルブ13の開度状態は、アイドリング開度状態を示すものであり、アイドリング開度はスロットルドラム14に形成されたアイドル規制腕部14aにアイドル調整スクリューDを当接配置し、アイドル調整スクリューDを螺動して進退することによって行なわれる。
15は、メインスロットルバルブ13より上流側の吸気通路11aに配置されたサブスロットルバルブであり、サブスロットルバルブ15は、スロットルボデー10に回転自在に支承されたサブスロットルシャフト16に取着される。
サブスロットルシャフト16の一端は、スロットルボデー10より図4において左側方に突出して配置されるもので、このサブスロットルシャフト16の左方の突出端部には、カム面17aを備えるカムレバー17が螺着配置される。尚、前記サブスロットルシャフト16の他端(図4において右方の端部)には、機関の運転状態に応じて回転駆動するモータMが接続されるもので、これによってサブスロットルシャフト16はモータにより電気的に駆動されることになる。
Lは、カムレバー17の回転をスロットルドラム14に伝達する為の中間リンクレバーである。(いいかえると、サブスロットルバルブ15の回転をメインスロットルバルブ13に伝達することである。)
中間リンクレバーLは、ワイヤブラケットBの平坦部Beの外側端面Bg(スロットルドラム14に臨む側であって図4における左端面である)上であって且つ外側(図4において左方)に向かって立設された中間リンクレバー支持ピンPにカラーEを介して回転自在に支承配置される。そして、この中間リンクレバーLには、カムレバー17のカム面17aに臨むコロTが配置されることともにスロットルドラム14のファーストアイドル規制腕部14bに臨むファーストアイドル調整ネジFが螺着される。
尚、図3のメインスロットルバルブ13のアイドル開度時において、ファーストアイドル調整スクリューFの先端は、スロットルドラム14のファーストアイドル規制腕部14bに当接しない。
上記、吸気制御装置によると、機関雰囲気温度の常温始動時、及び高温始動時において、サブスロットルバルブ15はモータMにより全開に開放されることがなく、カムレバー17のカム面17aが中間リンクレバーLのコロTに当接することがないので、中間リンクレバーLは回転することがなく、ファーストアイドル調整ネジFがスロットルドラム14のファーストアイドル規制腕分14bに当接することがない。従って、メインスロットルバルブ13は所定のアイドリング開度に保持され、常温時、高温時における機関の始動が行なわれる。
一方、機関雰囲気温度の冷間始動時において、サブスロットルシャフト16は、モータMにより電気的に回転操作されるものでサブスロットルバルブ15は略全開に開放される。
上記サブスロットルシャフトの回転によると、カムレバー17を同期的にサブスロットルバルブ15の開方向(図3において反時計方向)に大きく回転するもので、これによると、カムレバー17のカム面17aがコロTに当接して中間リンクレバーLを同期的に時計方向に回転するものである。
そして中間リンクレバーLの時計方向の回転によれば、ファーストアイドル調整ネジFがスロットルドラム14のアイドル規制腕部14aに当接してスロットルドラム14を反時計方向に回転するもので、これによってメインスロットルバルブ13は、アクセルグリップの操作に無関係にファーストアイドル開度に向けて自動的に開放される。
而して、機関の冷間始動時において、モータMの回転駆動によりサブスロットルシャフト16、カムレバー17、中間リンクレバーL等を介してメインスロットルバルブ13が自動的にファーストアイドル開度に開放されるので、機関に向かう空気量を増量でき、もって良好な機関の冷間始動を行なうことができる。
特開2005−90471号公報
かかる従来の吸気制御装置によると、スロットルボデーの外側端面上に、ワイヤブラケットの平坦部が螺着配置され、中間リンクレバーは、ワイヤブラケットの外側端面上にあって且つ外側方に向かって突出して配置される中間リンクレバー支持ピンにカラーを介して回転自在に配置される。
以上によると、中間リンクレバーの回転部分、具体的には、中間リンクレバー支持ピンとカラーとの回転部分は、ワイヤブラケットの外側端面から外側方に向かって露出して突出配置されるもので自動二輪車にかかる吸気制御装置を搭載した際、以下の点で好ましいものでない。
すなわち、中間リンクレバー支持ピンとカラーとよりなる回転部分は、外側方に向かって露出して配置されるとともにこの回転部分をおおう保護部材を備えるものでなく、これによると特に自動二輪車に搭載された際、回転部分に異物が衝突した際、あるいは転倒した際において、回転部分に外力が作用し、回転部分の円滑な作動が阻害される恐れがある。
一方、かかる中間リンクレバーは、カムレバー、サブスロットルシャフトを螺動するモータによってその回転が制御されるものであり、前記の如く回転部分の作動が不円滑となった場合、モータによる初期の回転制御が損なわれる。尚、モータの出力を上昇させて中間リンクレバーに対する回転力を高めることが考慮されるが、これによるとモータの大型化、消費電力の増加につながり、特に自動二輪車にあっては、その採用が困難である。
又、吸気制御装置の運搬時、あるいは自動二輪車への組付け時において、中間リンクレバー支持ピンに対して外力が加わらないよう注意深くその作業を行なう必要がある。
更に、中間リンクレバーのほとんど全てが外側方に向かって露出して配置されるもので、これによると中間リンクレバーに外力が作用し易いもので中間リンクレバーの変形が生じ易いとともに外側より中間リンクレバーが見え、吸気制御装置をスッキリまとめることができない。
これは自動二輪車特有の課題である。
本発明になる吸気制御装置は、上記課題に鑑み成されたもので、中間リンクレバー支持ピンと中間リンクレバーに一体形成されるカラーと、の回転部の回転を長期に渡って安定的に維持してモータの駆動により確実に中間リンクレバーを回転制御し、もって機関の冷間始動を確実に行なうことのできる、特に自動二輪車に採用して好適な自動二輪車用の吸気制御装置を提供することを主たる目的とする。
本発明になる自動二輪車用の吸気制御装置は、前記目的を達成するために、スロットルボデーの内部に吸気通路が貫通して穿設されるとともに運転者によって操作され、前記吸気通路を開閉するメインスロットルシャフトに取着されたメインスロットルバルブと、前記メインスロットルバルブより上流側の吸気通路内に配置され、機関の運転状態に応じて駆動するモータにより操作され、前記吸気通路を開閉するサブスロットルシャフトに取着されたサブスロットルバルブと、
メインスロットルシャフトの端部に配置されるスロットルドラムと、アクセルグリップとを連結する開弁用ワイヤ、閉弁用ワイヤを保持し、スロットルボデーに取着されたワイヤブラケットと、
スロットルドラムのアイドル規制腕部に当接配置されるアイドル調整スクリューと、
サブスロットルシャフトの端部に配置されたカムレバーに対向配置されるとともにスロットルドラムのファーストアイドル規制腕部に対向配置される中間リンクレバーと、を備え、サブスロットルバルブの略全開時において、カムレバーの回転が中間リンクレバーを介してスロットルドラムに伝達され、メインスロットルバルブをファーストアイドル開度に向けて一定開度開放する内燃機関の吸気制御装置において、
ワイヤブラケットを、スロットルボデーのスロットルドラム側の外側端面に螺着配置するとともにワイヤブラケットのスロットルボデーに対向する内側端面上に、中間リンクレバー支持ピンをスロットルボデー側に向けて立設配置し、
前記中間リンクレバー支持ピンにより回転自在に支承される中間リンクレバーを、ワイヤブラケットの内側端面よりスロットルボデー側に配置するとともに中間リンクレバー支持ピンと中間リンクレバーの回転部をワイヤブラケットの内側端面に臨んで配置したことを特徴とする。
ワイヤブラケットは、スロットルボデーからスロットルドラム側に形成されるスロットルドラム側の外側端面上に螺着配置され、ワイヤブラケットのスロットルボデーに対向する内側端面には、スロットルボデー側に向けて中間リンクレバー支持ピンが立設される。そして中間リンクレバーは中間リンクレバー支持ピンによって回転自在に支承され、中間リンクレバーをワイヤブラケットのスロットルボデーに対向する内側端面よりスロットルボデー側に向けて配置される。
上記によると、中間リンクレバー支持ピンと中間リンクレバーの回転部はワイヤブラケットのスロットルボデーに対向する内側端面よりスロットルボデー側に配置されることになるので、自動二輪車に搭載された際において前記回転部の外側方はワイヤブラケットによって保護される。
以上によると、回転部に対する石等の異物の衝突を抑止できるとともに自動二輪車の転倒時において回転部の変形を抑止でき、中間リンクレバー支持ピンによる中間リンクレバーの回転を長期に渡って良好に維持することができ、モータによる中間リンクレバーの初期の回転制御を安定的に行なうことができ、特に自動二輪車における良好な低温始動を行なうことができる。
又、吸気制御装置の運搬時及び自動二輪車への組みつけ時において、回転部分に対して格別の配慮を必要とするものでなく、その作業性を向上できる。
更に中間リンクレバーの外側方にワイヤブラケットが配置されることになり、中間リンクレバーを外側方より直接的に見づらくできるので、吸気制御装置の外観形状をスッキリまとめることができ、商品性を向上できる。
更に又、中間リンクレバーがワイヤブラケットのスロットルボデーに対向する内側端面から内方のスロットルボデー側に配置されることになるので、その分スロットルドラムをスロットルボデー側に引きよせることができ、これによって吸気制御装置の全幅を短くすることができ、このことも狭い収納空間に限定される自動二輪車への搭載性を向上できる。
以下本発明になる自動二輪車用の吸気制御装置の一実施例について図により説明する。
図1は正面図。図2は図1の右側面図。である。
1は、内部を吸気通路2が貫通して穿設されたスロットルボデーであり、吸気通路2にはスロットルボデー1に回転自在に支承されたメインスロットルシャフト3に取着されたメインスロットルバルブ4が配置される。メインスロットルシャフト3の一端は、スロットルボデー1より側方(図2において左方)に突出して配置されるもので、このメインスロットルシャフト3の突出端部にはスロットルドラム5が螺着配置される。又スロットルドラム5には、一端がアクセルグリップ(図示されていない)に係止された開弁用ワイヤWaと閉弁用ワイヤWbの他端が係止されるもので、運転者がアクセルグリップを一方向に回転することにより開弁用ワイヤWaがスロットルドラム5を図1において時計方向に回転し、これによってメインスロットルバルブ4が吸気通路2を開放する。一方、運転者がアクセルグリップを他方向に回転することにより閉弁用ワイヤWbがスロットルドラム5を図2において反時計方向に回転し、これによってメインスロットルバルブ4が吸気通路2を閉塞する。
上記において、開弁用ワイヤWa、閉弁用ワイヤWbは、ワイヤブラケット6の上端に折り曲げ形成された支持孔6a、6b内に挿入される調整管部材(図示せず)を介して保持されるもので、このワイヤブラケット6はその平坦部6cが、スロットルボデー1のスロットルドラム5側の外側端面1a(図2において左側端面)上にネジCをもって螺着固定される。
尚、前記スロットルドラムは、ファーストアイドル規制腕部5aとアイドル規制腕部5bとを備えるもので、図1に示されるメインスロットルバルブ4の開度状態は、アイドリング開度状態を示すものであり、このアイドリング開度は、スロットルボデー1に螺着されたアイドル調整スクリューDをスロットルドラム5のアイドル規制腕部5bに当接配置し、アイドル調整スクリューDを螺動して進退することにより調整される。
7は、メインスロットルバルブ4より上流側の吸気通路2aに配置されたサブスロットルバルブであり、サブスロットルバルブ7は、スロットルボデー1に回転自在に支承されたサブスロットルシャフト8に取着される。
サブスロットルシャフト8の一端は、スロットルボデー1より図2において左側方に突出して配置されるもので、このサブスロットルシャフト8の左方の突出端部には、カム面9aを備えるカムレバー9が螺着配置される。尚、前記サブスロットルシャフト8の他端(図4において右方の端部)には、機関の運転状態に応じて回転駆動するモータMが接続されるもので、これによってサブスロットルシャフト8はモータにより電気的に駆動されることになる。
20は、カムレバー9の回転をスロットルドラム5に伝達する為の中間リンクレバーである。(いいかえると、サブスロットルバルブ7の回転をメインスロットルバルブ4に伝達することである。)
中間リンクレバー20は、第1中間レバー21と第2中間レバー22とにより構成され、後述する中間リンクレバー支持ピンに回転自在に支承される。
中間リンクレバー支持ピン23は、ワイヤブラケット6の平坦部6cであって、且つスロットルボデー1に対向する内側端面6d(図2において平坦部6cの右側面である)に立設される。
いいかえると、ワイヤブラケット6の平坦部6cより内方に向かって突出配置されることである。
そして、第1中間レバー21、第2中間レバー22は共にカラー28に取着され、このカラー28が中間リンクレバー支持ピン23に回転自在に支承されるもので、これによって第1、第2中間レバー21、22がカラー28を介して中間リンクレバー支持ピン23に回転自在に支承される。
そして、第1中間レバー21は、その一端に円筒状のローラ24が配置され、このローラ24がカムレバー9のカム面9aに臨んで配置される。(カム面9aに臨むということはカム面9aに当接しうることである。)又、第1中間レバー21の他端には腕部21aが形成される。
第2中間レバー22は、その一端にコ字状の腕部22a、22bが形成されるもので、コ字状の腕部22aに螺着された調整ネジ25の先端が、第1中間レバー21の他端の腕部21aの図1における右側面に当接して配置され、コ字状の腕部22bと第1中間レバー21の他端の腕部21aの左側面との間にコイルスプリング26が縮設される。
従って、第1中間レバー21の他端の腕部21aは、第2中間レバー22のコ字状の腕部22a、22bに配置された調整ネジ25、コイルスプリング26によって挟持され、もって第1中間レバー21と第2中間レバー22とが同期的に回転しうる。又第2中間レバー22の他端には円筒状のローラ27が配置されるもので、このローラ27はスロットルドラム5に一体的に形成されるファーストアイドル規制腕部5aの端面に臨んで配置される。
以上によると、中間リンクレバー支持ピン23、カラー28及び中間リンクレバー支持ピン23とカラー28とによる回転部R更には、第1中間レバー21の腕部21a、第2中間レバー22の腕部22a、22bは、ワイヤブラケット6の平坦部6cであって且つスロットルボデーに対向する内側側面6dよりスロットルボデー1側に配置される。
いいかえると上記構成の外側方に向かう面は、ワイヤブラケット6の平坦部6cによっておおわれることであって、上記構成が直接外側方に露出しないことである。
そして、機関雰囲気温度の常温始動時、及び高温始動時において、サブスロットルバルブ7はモータMにより全開に開放されることがなく、カムレバー9のカム面9aが第1中間レバー21のローラ24に当接することがないので、第1中間レバー21及び第2中間レバー22は回転することがなく、第2中間レバー22のローラ27がスロットルドラム5のファーストアイドル規制腕部5aに当接することがなく、メインスロットルバルブ4は所定のアイドリング開度に保持され、常温時、高温時における機関の始動が行なわれる。
一方、機関雰囲気温度の冷間始動時において、サブスロットルシャフト8は、モータMにより電気的に回転操作されるものでサブスロットルバルブ7は略全開に開放される。
上記サブスロットルシャフトの回転によると、カムレバー9を同期的にサブスロットルバルブ7の開方向(図1において時計方向)に大きく回転するもので、これによると、カムレバー9のカム面9aがローラ24に当接して第1中間レバー21、第2中間レバー22を同期的に反時計方向に回転するものである。
そして第2中間レバー22の反時計方向の回転によれば、ローラ27がスロットルドラム5のファーストアイドル規制腕部5aに当接してスロットルドラム5を時計方向に回転するもので、これによってメインスロットルバルブ4は、アクセルグリップの操作に無関係にファーストアイドル開度に向けて自動的に開放される。
而して、機関の冷間始動時において、モータMの回転駆動によりサブスロットルシャフト8、カムレバー9、中間リンクレバー20、スロットルドラム5が同期的に回転しメインスロットルバルブ4は自動的にファーストアイドル開度に開放されるので、機関に向かう空気量を増量でき、もって良好な機関の冷間始動を行なうことができる。
そして、上記吸気制御装置によると、中間リンクレバー支持ピン23と中間リンクレバー20が取着されるカラー28との回転部Rは、ワイヤブラケット6のスロットルボデー1に対向する内側端面6dよりスロットルボデー1側に配置され、これによって少なくとも前記回転部がワイヤブラケット6の内側端面6dにおおわれて直接外側方(図2において左側方)に露出することが抑止される。
以上によると、回転部Rの外側方が、ワイヤブラケット6の平坦部6cによって保護されるので、石等の異物が直接的に回転部Rに衝突することを抑止でき、且つ外力が直接この回転部Rに作用することを抑止でき、もってモータMにて回転されるカムレバー9の回転を中間リンクレバー20を介して長期に渡って安定してスロットルドラム5に伝達できる。
従って、機関に搭載された際において、吸気制御装置が直接、大気に露出して配置される自動二輪車に採用すると好ましい。
又、上記によれば、吸気制御装置の単体時における運搬時、あるいは機関への装着時において、回転部Rに対する格別の配慮が不要となるので搬送、組みつけ、作業を容易に行なうことができる。又、中間リンクレバー20はワイヤブラケット6の内側端面6dよりスロットルボデー1側の内方に配置されるので、その分スロットルドラム5をスロットルボデー1側の内方へ引きよせることができ、これによって吸気制御装置の全幅を短くすることができる。
本発明になる自動二輪車用の吸気制御装置の一実施例を示す正面図。 図1の右側面図。 従来の吸気制御装置の正面図。 図3の右側面図。
符号の説明
1 スロットルボデー
2 メインスロットルシャフト
4 メインスロットルバルブ
5 スロットルドラム
6 ワイヤブラケット
6c 平坦部
6d スロットルボデーに対向する内側端面
7 サブスロットルバルブ
8 サブスロットルシャフト
9 カムレバー
20 中間リンクレバー
23 中間リンクレバー支持ピン
R 回転部

Claims (1)

  1. スロットルボデーの内部に吸気通路が貫通して穿設されるとともに運転者によって操作され、前記吸気通路を開閉するメインスロットルシャフトに取着されたメインスロットルバルブと、前記メインスロットルバルブより上流側の吸気通路内に配置され、機関の運転状態に応じて駆動するモータにより操作され、前記吸気通路を開閉するサブスロットルシャフトに取着されたサブスロットルバルブと、
    メインスロットルシャフトの端部に配置されるスロットルドラムと、アクセルグリップとを連結する開弁用ワイヤ、閉弁用ワイヤを保持し、スロットルボデーに取着されたワイヤブラケットと、
    スロットルドラムのアイドル規制腕部に当接配置されるアイドル調整スクリューと、
    サブスロットルシャフトの端部に配置されたカムレバーに対向配置されるとともにスロットルドラムのファーストアイドル規制腕部に対向配置される中間リンクレバーと、を備え、サブスロットルバルブの略全開時において、カムレバーの回転が中間リンクレバーを介してスロットルドラムに伝達され、メインスロットルバルブをファーストアイドル開度に向けて一定開度開放する内燃機関の吸気制御装置において、
    ワイヤブラケット6を、スロットルボデー1のスロットルドラム側の外側端面1aに螺着配置するとともにワイヤブラケット6のスロットルボデー1に対向する内側端面1d上に、中間リンクレバー支持ピン23をスロットルボデー1側に向けて立設配置し、
    前記中間リンクレバー支持ピンにより回転自在に支承される中間リンクレバー20を、ワイヤブラケット6の内側端面6dよりスロットルボデー1側に配置するとともに中間リンクレバー支持ピン23と中間リンクレバー20の回転部Rをワイヤブラケット6の内側端面6dに臨んで配置したことを特徴とする自動二輪車用の吸気制御装置。
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