JP2007198355A - スロットル装置および二輪車 - Google Patents

スロットル装置および二輪車 Download PDF

Info

Publication number
JP2007198355A
JP2007198355A JP2006020910A JP2006020910A JP2007198355A JP 2007198355 A JP2007198355 A JP 2007198355A JP 2006020910 A JP2006020910 A JP 2006020910A JP 2006020910 A JP2006020910 A JP 2006020910A JP 2007198355 A JP2007198355 A JP 2007198355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator
throttle
rotating member
pulley
throttle device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006020910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4509037B2 (ja
Inventor
Takahiro Kato
誉弘 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP2006020910A priority Critical patent/JP4509037B2/ja
Publication of JP2007198355A publication Critical patent/JP2007198355A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4509037B2 publication Critical patent/JP4509037B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

【課題】より安全性を高めることが可能な電子制御のスロットル装置およびそのスロットル装置を備えた二輪車を含む車両を提供すること。
【解決手段】スロットル装置100は、第一駆動手段120と、第二駆動手段200と、連動手段170とを備える。第一駆動手段120は、エンジンの吸気通路に配置されるスロットルバルブ121と、スロットルバルブ121を開閉させるスロットルシャフト122と、スロットルシャフト122を駆動するモータ123を含む。第二駆動手段200は、アクセル操作と連動して駆動される。連動手段170は、前記第一駆動手段と前記第二駆動手段とをフェール時のみ連動させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、エンジンの吸気通路を開閉するスロットルバルブをもつスロットル装置およびそのスロットル装置を備えた二輪車を含む車両に関する。
従来、二輪車および四輪車に用いられるスロットル装置には、吸気量を調整するスロットルバルブを開閉するためのスロットルシャフトを、アクセルの開度に応じて電子制御されたモータの駆動によって回動させることで上記スロットルバルブの開閉を制御する、いわゆる電子制御のスロットル装置が存在する。
上述したスロットル装置においては、電子制御であるがゆえに、たとえば、スロットルバルブが開いているときに、上記モータの故障などの原因により、アクセルを閉じる操作がなされたにもかかわらず、スロットルバルブが開いたままの状態で、閉じなくなってしまうという問題が生じる場合がある。
そこで、リターンスプリング(復帰スプリング)をスロットルシャフトの周りに配置して、モータの故障などが生じた場合であっても、リターンスプリングの付勢力によって、スロットルバルブを強制的に閉じることができるスロットル装置が開示されている(たとえば特許文献1参照。)。
また、リターンスプリングをアクセルに設け、アクセルとスロットルシャフトとの間にクラッチ機構を設けたことによって、通常の開閉動作においては、リターンスプリングの付勢力がモータに伝達されないスロットル装置が開示されている(たとえば特許文献2参照。)。
特開平6−207535号公報 特開平5−71364号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたスロットル装置においては、スロットルバルブを閉じるために、比較的付勢力の大きいリターンスプリングを採用している。そのため、通常の開閉動作においては、リターンスプリングの付勢力が、モータに対する駆動負荷として作用するため、モータを駆動するための消費電力が増加してしまう。そのため大型のモータが必要となるだけでなく、モータの寿命を縮めてしまうという問題があった。
また、上記特許文献2に記載されたスロットル装置においては、電磁コイルによって作動するクラッチ機構を設けているため、構造が複雑となり、スロットル装置の製造、組み立ておよびメンテナンスに要するコストが増加するという問題があった。
この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、より安全性の高めることが可能な電子制御のスロットル装置およびそのスロットル装置を備えた二輪車を含む車両を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるスロットル装置は、内燃機関への空気量を制御するスロットル装置であって、エンジンの吸気通路に配置されるスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開閉させるスロットルシャフトと、前記スロットルシャフトを駆動するモータと、を含む第一駆動手段と、アクセル操作と連動して駆動される第二駆動手段と、前記第一駆動手段と前記第二駆動手段とを連動させる連動手段と、を備え、前記第二駆動手段は、前記スロットルシャフトの軸とは異なる軸上に設けられていることを特徴とする。
また、この発明にかかるスロットル装置は、上記に記載の発明において、前記第二駆動手段は、アクセル操作によって回動されるプーリと、前記プーリを軸支するプーリシャフトと、前記プーリに隣接された第一回動部材と、前記第一回動部材と連絡する第二回動部材とからなり、前記第一回動部材と第二回動部材は前記プーリシャフトに支持されていることを特徴とする。
また、この発明にかかるスロットル装置は、上記に記載の発明において、前記第一駆動手段は、前記スロットルシャフトとともに回動するように軸支された第三回動部材をさらに備え、前記第三回動部材は、前記連動手段によって前記第二回動部材と連動することを特徴とする。
また、この発明にかかるスロットル装置は、上記に記載の発明において、前記第一回動部材と第二回動部材は、回転差を保持または吸収させるべく所定の間隔を形成して配置されていることを特徴とする。
また、この発明にかかるスロットル装置は、上記に記載の発明において、前記第一回動部材と第二回動部材には各々当接部が形成され、前記第一駆動手段が所定の状態(たとえばフェール時)になった時に前記当接部同士が当接して前記第一回動部材と第二回動部材とが連結されることを特徴とする。
また、この発明にかかるスロットル装置は、上記に記載の発明において、前記当接部は、前記プーリがアクセル閉操作方向に回動されるときに前記第二回動部材に当接される第一回動部材に形成された第一突起部と、前記プーリがアクセル閉操作方向に回動されるときに前記第一回動部材に当接される第二回動部材に形成された第二突起部と、からなることを特徴とする。
また、この発明にかかるスロットル装置は、上記に記載の発明において、前記第一回動部材は、前記所定の状態(たとえばフェール時)で前記スロットルバルブが閉塞不能になったとき、前記プーリとアクセル閉操作方向に回動し、前記第二回動部材に当接することを特徴とする。
また、この発明にかかるスロットル装置は、上記に記載の発明において、前記第二駆動手段には、前記第一回動部材をアクセル閉位置に復帰させるよう付勢する第一スプリングと、前記第二回動部材を前記アクセル閉位置に復帰させるよう付勢する第二スプリングと、を備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる二輪車は、上記に記載のスロットル装置を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、スロットルバルブの開閉状態にかかわらずアクセル操作によってスロットルバルブを運転者の意図する戻し速度で復帰させることでより安全性を高めることが可能なスロットル装置およびそのスロットル装置を備えた二輪車を含む車両が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるスロットル装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、スロットル装置100の構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるスロットル装置100を示す正面図である。図1において、たとえば4気筒エンジンを有する二輪車に搭載されるスロットル装置100は、スロットルボディ110と、第一駆動手段120と、二輪車のハンドル160に設けられたアクセル130と、アクセル開度センサ140と、リンク(連動手段)170と、第二駆動手段200とによって構成されている。
スロットルボディ110は、図示を省略する4気筒エンジンに装着され、4気筒エンジンのそれぞれのシリンダへ空気および燃料を供給するための円筒状の吸気通路111が4つ形成されている(図1においては、便宜上、向かって最も右側の吸気通路にのみ符号を付ける)。
第一駆動手段120は、スロットルバルブ121、スロットルシャフト122、モータ123および第三レバー124(第三回動部材)によって構成されている。スロットルバルブ121は4つの吸気通路111のそれぞれに配置された円盤状であり、スロットルシャフト122によって開閉自在に支持される。また、スロットルバルブ121は、吸気通路111を閉塞することができる外径を有する。これらの構成部材による第一駆動手段120は、スロットルバルブ121を開閉させて、シリンダへ供給する空気量を調整する。
スロットルシャフト122は、スロットルボディ110および吸気通路111を貫通する棒状の部材であり、回動自在に取り付けられている。スロットルシャフト122は、回動することによって、スロットルシャフト122に支持されている4つのスロットルバルブ121を同時に開閉させることができる。モータ123は、アクセル開度信号などに基づいたECUの制御によって駆動され、図示を省略するギヤを介してスロットルシャフト122を回動させる。
第三レバー124は、スロットルシャフト122によって、スロットルバルブ121およびスロットルシャフト122とともに回動するように軸支される。また、第三レバー124には、リンク(連動手段)170が連結されるレバー部124Aが形成されている。そして、第三レバー124と第二駆動手段200に備えられた第二レバー153(第二回動部材)とがリンク(連動手段)170により連結されることで、モータ123の駆動によるスロットルバルブ121の開閉動作に伴って、スロットルバルブ121、スロットルシャフト122および第三レバー124とともに第二レバー153を回動させることができる。
アクセル130は、運転者の操作によって、スロットルバルブ121の開度を調整するために設けられており、アクセルグリップ131、開き側ワイヤ132、閉じ側ワイヤ133およびワイヤホルダ134によって構成されている。アクセルグリップ131は円筒状であり、ハンドル160に回動可能に軸支される。
開き側ワイヤ132および閉じ側ワイヤ133は、アクセルグリップ131とプーリ150とを連動させることができるように、一方の一端がアクセルグリップ131に、他方の一端がプーリ150にそれぞれ連結される。ワイヤホルダ134は、スロットルボディ110に固定され、開き側ワイヤ132および閉じ側ワイヤ133を支持する。
アクセル開度センサ140は、スロットルボディ110に固定され、プーリ150を軸支するプーリシャフト151の端部から、プーリシャフト151の回動角度、すなわち、アクセル130の開度を検知して、アクセル130の開度に対応するアクセル開度信号を生成する。アクセル開度センサ140によって生成されたアクセル開度信号は、電気ケーブルを介して図示を省略する電子制御装置(以下、「ECU」という)へ送信される。
第二駆動手段200は、スロットルシャフト122の軸とは異なる軸上に設けられ、アクセル130の開閉操作をスロットルバルブ121へ伝達する。図2は、この発明の実施の形態にかかるスロットル装置100を示す側面図である。図2に示すように、第二駆動手段200は、プーリ150、プーリシャフト151、第一レバー152(第一回動部材)および第二レバー153を備えて構成されている。
プーリ150は、円盤状であり、プーリシャフト151によって軸支され、プーリシャフト151とともに回動する。プーリ150には、アクセル130の操作によってプーリ150を回動させるために、開き側ワイヤ132および閉じ側ワイヤ133が連結される。また、プーリ150の円周に沿って、開き側ワイヤ132および閉じ側ワイヤ133の通路を特定するための、ガイド溝150Aが形成されている。
また、さらにプーリ150の円周上には、スロットルボディ110に形成された閉じ側ストッパ113と、ワイヤホルダ134に形成された開き側ストッパ134Aと当接することによってプーリ150の回動を係止するためのストッパ150Bが形成されている。
プーリシャフト151は、スロットルボディ110に形成された軸受け112(後述する図3を参照)に一部が挿入され、軸受け112によって回動可能に軸支される。また、プーリシャフト151は、軸受け112から突出する部分によって、プーリ150、第一レバー152、第二レバー153、クッションスプリング156およびリターンスプリング157(図3参照)を軸支する。
第一レバー152は、プーリシャフト151によって軸支され、プーリシャフト151およびプーリ150とともに回動する。第一レバー152には、プーリ150がアクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動したときに、第二レバー153に形成された第二突起部153Aと当接することによって、第二突起部153Aを押圧し、第二レバー153を回動させるための、第一突起部152Aが形成されている。
第二レバー153は、プーリシャフト151の外側に組みつけられたスペーサ159上を回動可能に軸支される。また、第二レバー153には、リンク(連動手段)170が連結されるレバー部153Bが形成されている。さらに、第二レバー153には、プーリ150がアクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動したときに、第一レバー152に形成された第一突起部152Aと当接することによって、第一突起部152Aに押圧され、第二レバー153が回動するための、第二突起部153Aが形成されている。
リンク(連動手段)170は、第二レバー153と第三レバー124とがともに回動するように、第二レバー153と第三レバー124とを連結する。リンク(連動手段)170の長手方向における一方の一端には、第二レバー153に形成されたレバー部153Bと互いに回動可能となるように連結される。また、リンク(連動手段)170の長手方向における他方の一端には、第三レバー124に形成されたレバー部124Aと互いに回動可能となるように連結される。
図3は、第二駆動手段200の一部を示す平面図である。図3において、第二駆動手段200は、図2を用いて上述した構成に加えて、クッションスプリング(第二スプリング)156、リターンスプリング(第一スプリング)157、スペーサ158およびスペーサ159をさらに備えて構成されている。
これらの第二駆動手段200を構成する各部材は、図3に示すように、スロットルボディ110に形成された軸受け112側から順に、リターンスプリング157、スペーサ158、プーリ150、クッションスプリング156、第二レバー153、スペーサ159および第一レバー152が、プーリシャフト151に対してそれぞれ嵌入されている。
また、プーリ150と、スロットルボディ110に形成された支持面114との間には、プーリ150と支持面114との間隔を保つとともにリターンスプリング157のスプリング内側ガイドとして機能するスペーサ158が設けられている。さらに、プーリ150と、第一レバー152との間には、プーリ150と第一レバー152とを一体化するとともに、クッションスプリング156および第二レバー153を軸支するスペーサ159が設けられている。
そして、第二駆動手段200を構成する各部材は、プーリシャフト151の先端に形成された螺子溝にナット201が螺合されることで、第一レバー152とスペーサ159によってプーリ150とプーリシャフト151が一体化される。
クッションスプリング156は、端部156Aおよび端部156Bを有するコイルばねである。クッションスプリング156は、直線部分を有する端部156Aが、第一レバー152に形成された開口部152Bに係止され、端部156Bはプーリ150に形成された係止孔150Dに係止される。
クッションスプリング156は、第二レバー153のスロットルバルブ121が開く動作に対応する方向(方向b)への回動に伴って、第二レバー153に形成された第三突起部153Cによって端部156Aの直線部分が押圧され、捩れが生じる。そして、クッションスプリング156は、生じた捩れの反力によって、第二レバー153がスロットルバルブ121が閉じる動作に対応する方向(方向a)へ回動するように、端部156Aの直線部分によって第三突起部153Cが付勢される。
リターンスプリング157は、端部157Aおよび端部157Bを有するコイルばねである。リターンスプリング157は、端部157Aがプーリ150に形成された第4突起部150Cに係止され、直線部分を有する端部157Bがスロットルボディ110に形成された第5突起部115に係止される。
リターンスプリング157は、プーリ150のアクセル130を開く操作に対応する方向(方向b)への回動に伴って、プーリ150に形成された第4突起部150Cによって端部157Aが押圧され、捩れが生じる。そして、リターンスプリング157は、生じた捩れの反力によって、プーリ150がアクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)へ回動するように、端部157Aによって第4突起部150Cが付勢される。
スペーサ158は、プーリ150とスロットルボディ110に形成された支持面114との間に設けられ、プーリ150と支持面114との間隔を保つとともにリターンスプリング157のスプリング内側ガイドとして機能する。また、スペーサ159は、プーリ150と第一レバー152との間に設けられ、プーリ150と第一レバー152とを一体化するとともに、クッションスプリング156および第二レバー153を軸支する。
(エンジン停止時の動作)
つぎに、上述した構成によるスロットル装置100の動作について、図4〜図7を用いて説明する。図4は、スロットルバルブ121およびアクセル130が閉じているときのスロットル装置100の状態の概要を示す側面図である。図4は、たとえば駐車中など、スロットルバルブ121およびアクセル130が閉じており、エンジンをキーOFFしている状態を示している。
図4において、アクセル130の操作に伴って回動するプーリ150は、アクセル130の操作力によらず、リターンスプリング157の反力によって、アクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動するように付勢され、プーリ150に形成されているストッパ150Bが、スロットルボディ110に形成されている閉じ側ストッパ113に当接することによって、プーリ150の回動が係止されている。これによって、プーリ150は、アクセル130を閉じた位置に対応する位置(P1)に位置決めされている。
また、モータ123の駆動によってスロットルバルブ121とともに回動する第二レバー153は、クッションスプリング156の反力によって、アクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動するように付勢されている。これに伴って、スロットルバルブ121は、閉じる方向(方向c)に回動するように付勢されている。
そして、スロットルシャフト122の回動が図示を省略する係止機構によって係止するとともに、スロットルバルブ121の回動が係止されている。これによって、スロットルバルブ121は、閉じた位置(P11)に位置決めされている。そして、これに伴って、第二レバー153の回動が係止され、スロットルバルブ121が閉じた位置に対応する位置(P21)に位置決めされている。
このように、本実施の形態におけるスロットル装置100においては、エンジンが停止している状態のときには、モータ123の駆動やアクセル130の操作を必要とせずに、リターンスプリング157およびクッションスプリング156の反力などによって、プーリ150およびスロットルバルブ121を所定の位置(P11)に位置決めすることができる。なお、図4に示すように、スロットルバルブ121およびアクセル130が閉じている状態において、第一レバー152に形成された第一突起部152Aと、第二レバー153に形成された第二突起部153Aとの間には僅かな間隔を有しており、この間隔によって2軸(プーリシャフト151とスロットルシャフト122)の回転差を吸収することができる。
(アイドリング時の動作)
図5は、アクセル130を閉じているときに、スロットルバルブ121が僅かに開いているときのスロットル装置100の状態の概要を示す側面図である。図5は、たとえばアイドリング中など、アクセル130が閉じているが、エンジンが始動状態を保つために必要な空気量をエンジンに供給するために、ECUに制御されたモータ123の駆動によってスロットルバルブ121が、僅かに開いた状態の位置(P12)に位置決めされている状態を示している。
図5において、モータ123の駆動によってスロットルバルブ121が僅かに開くことに伴って、第二レバー153はアクセル130を開く操作に対応する方向(方向b)に僅かに回動しているが、図4を用いて上述したように第一レバー152に形成された第一突起部152Aと、第二レバー153に形成された第二突起部153Aとの間には僅かな間隔を有しているため、第一突起部152Aと第二突起部153Aとが干渉することなく、第二レバー153は僅かに回動することができる。これによって、スロットルバルブ121は、アクセル130が閉じた状態であっても、アクセル130と干渉することなく、クッションスプリング156によって加えられた閉じる方向(方向c)への付勢力に逆らって、ECUに制御されたモータ123の駆動によって所定の角度だけ開弁することができる。
(アクセル130を開いたときの動作)
図6は、スロットルバルブ121が僅かに開いているときにアクセル130を開く操作をおこなったときのスロットル装置100の状態の概要を示す側面図である。図6は、図5を用いて上述したようにアクセル130が閉じており、スロットルバルブ121が僅かに開いている状態から、たとえば急加速をする場合など、アクセル130を全開に開いた状態を示している。
図6に示すように、運転者によって、アクセルグリップ131が手前方向に捻られたことによって、開き側ワイヤ132が、アクセル130を開く操作に対応する方向(方向e)に引っ張られるとともに、プーリ150が、アクセル130を開く操作に対応する方向(方向b)に回動して、プーリ150に形成されているストッパ150Bが、ワイヤホルダ134に形成されている開き側ストッパ134Aに当接することによって、プーリ150の回動が係止されている。これによって、プーリ150は、アクセル130の全開位置に対応する位置(P2)に位置決めされている。
このとき、プーリ150は、スロットルバルブ121とともに回動する第二レバー153と干渉せずに、アクセル130を開く操作に対応する方向(方向b)に回動するため、図6に示すように、アクセル130を開く操作によって、プーリ150をアクセル130の全開位置に対応する位置(P2)まで回動させた場合であっても、スロットルバルブ121はアクセル130の操作によって直接開くことはなく、僅かに開いた状態の位置(P12)に位置決めされている状態のままである。
(スロットルバルブ121が開いたときの動作)
図7は、スロットルバルブ121およびアクセル130が開いているときのスロットル装置100の状態の概要を示す側面図である。図7は、図6を用いて上述したように、アクセル130を開く操作によって、プーリ150がアクセル130の全開位置に対応する位置(P2)に位置決めされている状態から、ECUに制御されたモータ123の駆動によって、スロットルバルブ121が全開近くに開いた状態の位置(P13)に位置決めされている状態を示している。
図7において、図6を用いて上述したようにアクセル130を開く操作がおこなわれたことによって、アクセル開度センサ140がアクセル130の開度を検知して、アクセル開度センサ140からアクセル130の開度に対応するアクセル開度信号がECUへ送信されている。そして、ECUに制御されたモータ123の駆動によって、スロットルバルブ121が僅かに開いた状態の位置(P12)から、ゆっくりとまたは素早く開く方向(方向d)に回動する。
さらに、スロットルバルブ121がアクセル130の開度に対応する位置まで回動したときに、ECUの制御によりモータ123の駆動が停止する。ECUに制御されたモータ123の駆動が停止するとともに、スロットルバルブ121の回動が係止され、スロットルバルブ121は、全開近くに開いた状態の位置(P13)に位置決めされている。これによって、スロットルバルブ121とともに回動する第二レバー153は、スロットルバルブ121が開いた位置に対応する位置(P23)まで回動する。
このように、本実施の形態におけるスロットル装置100においては、スロットルバルブ121は、アクセル130の操作によって直接開閉することはなく、あくまでもECUの制御によるモータ123の駆動によって開閉するため、たとえばアクセル130を急に全開に開いた場合であっても、スロットルバルブ121が急に開くことをECUによって抑制することができる。これによって、たとえば二輪車において、急発進によってタイヤがスリップし転倒することを回避することができる。
なお、モータ123の駆動を制御するECUは、処理能力の高いCPUなどによって構成されているため、非常に高速な演算処理をおこなうことができる。そのため、ECUは、アクセル開度センサ140がアクセル130の開度を検知してから、ごく僅かな時間によって、モータ123を駆動することができる。
たとえば、図6を用いて上述したように急にアクセル130を開く操作をおこなったときには、危険を回避するためにあえてスロットルバルブ121がゆっくりと開くようにモータ123の駆動を制御しているが、たとえばゆっくりとアクセル130を開く操作をおこなったときには、アクセル130の操作によって直接スロットルバルブ121を開いているかのように、運転者に違和感を与えることなくスロットルバルブ121が開閉するように、モータ123の駆動を制御することができる。
(アクセル130を閉じたときにおける動作)
図7に示す状態から、たとえば車両を停止させるためにアクセル130を閉じる操作をおこなったとき、すなわち運転者によってアクセルグリップ131が奥方向に捻られたときには、閉じ側ワイヤ133が、アクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向f)に引っ張られるとともに、プーリ150が、アクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動する。
図7に示す状態において、プーリ150は、リターンスプリング157の反力によって、アクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動するように付勢されているため、運転者によって意識的にアクセルグリップ131を奥方向に捻らなくても、たとえばアクセルグリップ131から手を離すことによって、リターンスプリング157の反力によってアクセル130を閉じることができる。
また、たとえば閉じ側ワイヤ133が切れるというトラブルが発生した場合であっても、リターンスプリング157の反力によって、アクセル130を閉じることができる。また、反対に、プーリ150に引っかかりなどが生じ、リターンスプリング157の反力では、アクセル130を閉じる操作をおこなうことができない場合であっても、アクセルグリップ131を奥方向に捻ることによって、強制的に、プーリ150を、アクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動させることができる。
このアクセル130を閉じる操作とほぼ同じタイミングで、アクセル開度センサ140がアクセル130の開度を検知して、アクセル開度センサ140から、アクセル130の開度に対応するアクセル開度信号がECUへ送信され、ECUに制御されたモータ123の駆動によって、スロットルバルブ121が、アクセル130を閉じた量に応じてゆっくりとまたは素早く閉じる方向(方向c)に回動する。
そのため、プーリ150とともに回動する第一レバー152に形成されている第一突起部152Aと、スロットルバルブ121とともに回動する第二レバー153に形成されている第二突起部153Aとが干渉してアクセル130によって直接スロットルバルブ121を閉じてしまうことなく、アクセル130を閉じる操作をおこなうことができる。
そして、さらに、アクセル130を閉じる操作をおこなうことによって、プーリ150に形成されているストッパ150Bが、スロットルボディ110に形成されている閉じ側ストッパ113に当接して、プーリ150の回動が係止される。これによって、プーリ150は、アクセル130を閉じた位置に対応する位置(P1)に位置決めされる。このとき、スロットル装置100は、図5を用いて上述したように、アイドリング状態、すなわち、アクセル130は閉じているが、スロットルバルブ121は、クッションスプリング156によって加えられた閉じる方向(方向c)への付勢力に逆らって、ECUに制御されたモータ123の駆動によって、所定の角度だけ僅かに開いている状態となる。
このように、本実施の形態におけるスロットル装置100においては、スロットルバルブ121は、アクセル130の操作によって直接開閉することはなく、あくまでもECUの制御によるモータ123の駆動によって開閉するため、アクセル130を完全に閉じた場合であっても、ECUに制御されたモータ123の駆動によってスロットルバルブ121を僅かに開いた状態とすることができる。これにより、アイドル開度の確保、アイドルスピードコントロール、ファストアイドルなどの制御をおこなうことができる。
(フェール時にアクセル130を閉じたときの動作)
一方、フェール時(たとえばECUやモータ123が故障し、ECUに制御されたモータ123の駆動によってスロットルバルブ121を閉じることが不能になったとき)に、アクセル130を閉じる操作をおこなった場合には、第一レバー152は、プーリ150とともにアクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回転するが、第二レバー153は、スロットルバルブ121が開いた位置に対応する位置(P23)に位置したままとなる。
そのため、第二レバー153に形成された第二突起部153Aは、第一レバー152に形成された第一突起部152Aと当接し、さらに、プーリ150および第一レバー152がアクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動することによって、第二突起部153Aは、第一突起部152Aに押圧される。これによって、第二レバー153は、第一レバー152とともに、アクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動する。これに伴って、第二レバー153とともに回動するスロットルバルブ121が、閉じる方向(方向c)に回動する。
そして、さらに、アクセル130を閉じる操作をおこなうことによって、プーリ150に形成されているストッパ150Bがスロットルボディ110に形成されている閉じ側ストッパ113に当接して、プーリ150の回動が係止される。これによって、プーリ150は、アクセル130を閉じた位置に対応する位置(P1)に位置決めされる。このとき、スロットル装置100は、図5を用いて上述したように、アイドリング状態、すわなちアクセル130は閉じているが、スロットルバルブ121は、ECUに制御されたモータ123の駆動によらずに僅かに開いている状態となる。そして、この僅かにスロットルバルブ121が開いている状態は、万一の場合リンプホーム機能として働き、走行中のアクシデント(モータ123の故障など)に対応できる構成となっている。
プーリ150の回動が係止されたことによって、第二レバー153は、プーリ150によって付勢されなくなるが、クッションスプリング156の反力によって、さらにアクセル130を閉じる操作に対応する方向(方向a)に回動するように付勢される。これに伴って、スロットルバルブ121は、僅かに開いた状態の位置(P12)から、さらに閉じる方向(方向c)に回動するように付勢される。
そして、スロットルシャフト122の回動が図示を省略する係止機構によって係止するとともに、スロットルバルブ121の回動が係止される。これによって、スロットルバルブ121は閉じた位置(P11)に位置決めされる。これに伴って、第二レバー153の回動が係止され、スロットルバルブ121が閉じた位置に対応する位置(P21)に位置決めされる。この結果、スロットル装置100は、図4を用いて上述したように、エンジン停止状態、すなわちスロットルバルブ121およびアクセル130が閉じている状態となる。
このように、本実施の形態におけるスロットル装置100によれば、第二駆動手段200によって、スロットルバルブ121の開閉状態にかかわらず、アクセル130を閉じる操作によってスロットルバルブ121を閉じることができる構成を用いている。そのため、たとえばECUやモータ123などが故障して、スロットルバルブ121が開いた状態のままになってしまった場合であっても、アクセル130の操作によって、強制的にスロットルバルブ121を閉じることができる。
以上説明したように、本実施の形態におけるスロットル装置100によれば、簡単な構成によって、スロットルバルブ121の開閉状態にかかわらずアクセル130の操作によってスロットルバルブ121を閉じるあるいは所定の休止位置に復帰させることができる。
また、本実施の形態におけるスロットル装置100によれば、リターンスプリング157およびクッションスプリング156の反力によって、アクセル130を閉じることができる構成を用いている。そのため、たとえば閉じ側ワイヤ133が切れるというトラブルが発生した場合であっても、リターンスプリング157の反力によって、アクセル130を閉じるあるいは所定の休止位置に復帰することができる。
また、本実施の形態におけるスロットル装置100によれば、第二駆動手段200は、プーリ150、プーリシャフト151、第一レバー152、第二レバー153、リンク(連動手段)170、第三レバー124、クッションスプリング156およびリターンスプリング157といった簡単な構成部品によって構成されている。そのため、たとえば構成部品の製造およびスロットル装置100の組み立てやメンテナンスに要するコストを抑えることができる。
また、本実施の形態におけるスロットル装置100によれば、アクセル130によって直接スロットルバルブ121を開閉せずに、アクセル130の操作に応じてECUに制御されたモータ123の駆動によってスロットルバルブ121を開閉する構成を用いている。そのため、たとえばユーザによって乱雑なアクセル130の操作がおこなわれた場合であっても、円滑にスロットルバルブ121を開閉することができ、急発進および急減速に伴って車両が不安定な状態になることを回避することができる。
そして、より安全性を高めるために本実施の形態におけるスロットル装置100の構成に加えて、一般的なスロットル装置と同様に第三のスプリング(リターンスプリング)を図示を省略するモータギヤ室に設け、第三のスプリングの反力によってもスロットルシャフト122を回動させて、スロットルバルブ121を閉じることができる構成としている。
また、本実施の形態においては、一例として4気筒エンジンを有する二輪車用のスロットル装置100を用いたが、スロットルバルブを備えるスロットル装置であれば、たとえば8気筒エンジンを有する四輪車用、単気筒エンジンを有するボート用などであってもよい。
この発明の実施の形態にかかるスロットル装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態にかかるスロットル装置を示す側面図である。 第二駆動手段200の一部を示す平面図である。 スロットルバルブおよびアクセルが閉じているときのスロットル装置の状態の概要を示す側面図である。 アクセルを閉じているときに、スロットルバルブが僅かに開いているときのスロットル装置の状態の概要を示す側面図である。 スロットルバルブが僅かに開いているときに、アクセルを開く操作をおこなったときのスロットル装置の状態の概要を示す側面図である。 スロットルバルブおよびアクセルが開いているときのスロットル装置の状態の概要を示す側面図である。
符号の説明
100 スロットル装置
110 スロットルボディ
111 吸気通路
120 第一駆動手段
121 スロットルバルブ
122 スロットルシャフト
123 モータ
124 第三レバー
130 アクセル
140 アクセル開度センサ
150 プーリ
151 プーリシャフト
152 第一レバー
153 第二レバー
156 クッションスプリング
157 リターンスプリング
170 リンク(連動手段)
200 第二駆動手段

Claims (9)

  1. 内燃機関への空気量を制御するスロットル装置であって、
    エンジンの吸気通路に配置されるスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開閉させるスロットルシャフトと、前記スロットルシャフトを駆動するモータと、を含む第一駆動手段と、
    アクセル操作と連動して駆動される第二駆動手段と、
    前記第一駆動手段と前記第二駆動手段とを連動させる連動手段と、を備え、
    前記第二駆動手段は、前記スロットルシャフトの軸とは異なる軸上に設けられていることを特徴とするスロットル装置。
  2. 前記第二駆動手段は、アクセル操作によって回動されるプーリと、前記プーリを軸支するプーリシャフトと、前記プーリに隣接された第一回動部材と、前記第一回動部材と連絡する第二回動部材とからなり、
    前記第一回動部材と第二回動部材は前記プーリシャフトに支持されていることを特徴とする請求項1に記載のスロットル装置。
  3. 前記第一駆動手段は、前記スロットルシャフトとともに回動するように軸支された第三回動部材をさらに備え、
    前記第三回動部材は、前記連動手段によって前記第二回動部材と連動することを特徴とする請求項2に記載のスロットル装置。
  4. 前記第一回動部材と第二回動部材は、回転差を保持または吸収させるべく所定の間隔を形成して配置されていることを特徴とする請求項2に記載のスロットル装置。
  5. 前記第一回動部材と第二回動部材には各々当接部が形成され、前記第一駆動手段が所定の状態になった時(たとえばフェール時)に前記当接部同士が当接して前記第一回動部材と第二回動部材とが連結されることを特徴とする請求項2に記載のスロットル装置。
  6. 前記当接部は、前記プーリがアクセル閉操作方向に回動されるときに前記第二回動部材に当接される第一回動部材に形成された第一突起部と、前記プーリがアクセル閉操作方向に回動されるときに前記第一回動部材に当接される第二回動部材に形成された第二突起部と、からなることを特徴とする請求項5に記載のスロットル装置。
  7. 前記第一回動部材は、前記所定の状態(たとえばフェール時)で前記スロットルバルブが閉塞不能になったとき、前記プーリとアクセル閉操作方向に回動し、前記第二回動部材に当接することを特徴とする請求項5に記載のスロットル装置。
  8. 前記第二駆動手段には、前記第一回動部材をアクセル閉位置に復帰させるよう付勢する第一スプリングと、前記第二回動部材を前記アクセル閉位置に復帰させるよう付勢する第二スプリングと、を備えることを特徴とする請求項2に記載のスロットル装置。
  9. 前記請求項1〜8のいずれか一つに記載のスロットル装置を備えたことを特徴とする二輪車。

JP2006020910A 2006-01-30 2006-01-30 スロットル装置および二輪車 Expired - Fee Related JP4509037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006020910A JP4509037B2 (ja) 2006-01-30 2006-01-30 スロットル装置および二輪車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006020910A JP4509037B2 (ja) 2006-01-30 2006-01-30 スロットル装置および二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007198355A true JP2007198355A (ja) 2007-08-09
JP4509037B2 JP4509037B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=38453181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006020910A Expired - Fee Related JP4509037B2 (ja) 2006-01-30 2006-01-30 スロットル装置および二輪車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4509037B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013018574A1 (ja) 2011-08-02 2013-02-07 株式会社ミクニ スロットル装置
EP2690269A1 (en) * 2012-07-24 2014-01-29 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle type vehicle

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01117945A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Aisan Ind Co Ltd 内燃機関のスロットル弁制御装置
JPH02112634A (ja) * 1988-10-22 1990-04-25 Aisan Ind Co Ltd スロットル弁開閉制御装置
JPH10205357A (ja) * 1997-01-20 1998-08-04 Keihin Corp 絞弁制御装置
JPH11190232A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Unisia Jecs Corp 電動式スロットル装置
JP2003201867A (ja) * 2003-02-03 2003-07-18 Hitachi Ltd エンジンのスロットル装置
JP2004308536A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Honda Motor Co Ltd スロットルバルブ開度制御装置及び同制御装置配置構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01117945A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Aisan Ind Co Ltd 内燃機関のスロットル弁制御装置
JPH02112634A (ja) * 1988-10-22 1990-04-25 Aisan Ind Co Ltd スロットル弁開閉制御装置
JPH10205357A (ja) * 1997-01-20 1998-08-04 Keihin Corp 絞弁制御装置
JPH11190232A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Unisia Jecs Corp 電動式スロットル装置
JP2003201867A (ja) * 2003-02-03 2003-07-18 Hitachi Ltd エンジンのスロットル装置
JP2004308536A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Honda Motor Co Ltd スロットルバルブ開度制御装置及び同制御装置配置構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013018574A1 (ja) 2011-08-02 2013-02-07 株式会社ミクニ スロットル装置
JP2013032734A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Mikuni Corp スロットル装置
EP2690269A1 (en) * 2012-07-24 2014-01-29 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle type vehicle
US9239023B2 (en) 2012-07-24 2016-01-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle type vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP4509037B2 (ja) 2010-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7546829B2 (en) Straddle type vehicle
JP4777943B2 (ja) 車両のスロットル装置
US7311082B2 (en) Straddle type vehicle having an electronic throttle valve system
US7318410B2 (en) Straddle type vehicle having an electronic throttle valve system
US20080178840A1 (en) Electronic control throttle system for a vehicle and vehicle equipped therewith
EP2241498B1 (en) Cruise control device for a motorcycle
JP4760763B2 (ja) 電子制御式スロットルバルブ装置
JPH09184432A (ja) 絞り弁制御装置
JP2007113416A (ja) 吸気制御装置
JP2010019137A (ja) スロットル装置およびそれを備えた自動二輪車
JP2007092648A (ja) 絞り弁制御装置
JP4509037B2 (ja) スロットル装置および二輪車
JP4531008B2 (ja) 自動二輪車用の吸気制御装置
EP2695783B1 (en) Automatic transmission apparatus and straddle-type vehicle equipped with the apparatus
JP4318790B2 (ja) 自動車用アクセルペダル装置
JP2005090463A (ja) 気筒休止制御エンジン
JP5048621B2 (ja) 車両用エンジンの制御装置
JP5905426B2 (ja) 車両
JP2004092550A (ja) 車載内燃機関のスロットル制御装置
JP5921934B2 (ja) アクセル開度検出装置
WO2022176343A1 (ja) 鞍乗り型車両
JPH11190232A (ja) 電動式スロットル装置
JP5921933B2 (ja) アクセル開度検出装置
JP2012001051A (ja) アクセル操作装置、及び、アクセル操作装置における遊び調整方法
JP2010116893A (ja) スロットル操作装置およびそれを備えた車両

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080805

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100312

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees