JP5905426B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、アイドルストップ中にアクセルグリップを操作することによってスタータモータの作用下にエンジンが始動する車両に関する。
従来、アクセルグリップを操作することにより、吸気通路に設けられたスロットルバルブを回動させてエンジンへの吸入空気量を調整する自動二輪車が広汎に知られている。
この種の自動二輪車において、スロットルバルブの回転軸に設けられたアクセルドラムとアクセルグリップとをスロットルワイヤで連結する技術的思想が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような構成によれば、アクセルグリップの操作によってスロットルワイヤを介してアクセルドラム及びスロットルバルブが回動することになる。
特開2013−119292号公報
ところで、上述した自動二輪車において、停車時にエンジンの駆動が停止し、アクセルグリップの操作によってスタータモータの作用下にエンジンが始動するアイドルストップ機能を備えることがある。
このような自動二輪車(車両)では、アイドルストップ中のエンジンを始動させるためにアクセルグリップを操作した際に、スロットルバルブの開度が過度に大きくなる場合がある。そうすると、エンジンへの吸入空気量が増加してエンジンを始動させるのに必要なトルクが増大するので、スタータモータを大型化しなければエンジンを円滑に始動させることができないおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、スタータモータを大型化することなくアイドルストップ状態のエンジンを円滑に始動させることができる車両を提供することを目的とする。
本発明に係る車両は、以下の特徴を有する。
第1の特徴:アイドルストップ中にアクセルグリップ(90R)を操作することによってスタータモータ(80)の作用下にエンジン(48)が始動する車両(10)において、スロットルワイヤ(92)を介して前記アクセルグリップ(90R)に連結されて当該アクセルグリップ(90R)の操作によって回動するアクセルドラム(96)と、前記アクセルドラム(96)の回動に伴って回動して前記エンジン(48)の吸気通路(56)を開閉するスロットルバルブ(98、98a)と、前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との間に介設されたばね部材(114)と、前記スロットルバルブ(98、98a)の開度が所定開度以下に維持されるように当該スロットルバルブ(98、98a)の回動を制限するロック位置と前記スロットルバルブ(98、98a)の回動の制限を解除する解除位置とに変位可能なストッパ部(120)と、前記ストッパ部(120)を前記ロック位置と前記解除位置とに変位させるストッパ制御部(128)と、を備え、前記ストッパ制御部(128)は、前記スタータモータ(80)が始動してから前記エンジン(48)の燃焼行程が少なくとも1回行われるまでの間、前記ストッパ部(120)を前記ロック位置に保持前記ストッパ部(120)が前記ロック位置に保持されている状態で、前記アクセルドラム(96)は、前記ばね部材(114)の弾性力に抗して前記スロットルバルブ(98、98a)に対して回動可能である
の特徴:前記ストッパ制御部(128)は、前記スタータモータ(80)が始動してから前記エンジン(48)の前記燃焼行程が少なくとも1回行われた後、前記ロック位置にある前記ストッパ部(120)を前記解除位置に変位させる。
の特徴:前記ばね部材(114)は、前記ストッパ部(120)が前記ロック位置から前記解除位置に変位した際に、前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との回動方向の相対位置である相対回動位置が、前記アクセルグリップ(90R)が操作されていない状態での前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との回動方向の相対位置である初期相対回動位置に復帰するように当該スロットルバルブ(98、98a)を回転させる。
の特徴:前記アクセルドラム(96)には、回り止め部(106、106a)が設けられ、前記スロットルバルブ(98、98a)には、前記回り止め部(106、106a)に接触可能な接触部(116、134)が設けられ、前記ストッパ部(120)が前記ロック位置から前記解除位置に変位した際に、前記接触部(116、134)が前記回り止め部(106、106a)に接触することにより、前記ばね部材(114)の作用によって前記スロットルバルブ(98、98a)が前記初期相対回動位置を越えて回転すること阻止される
の特徴:前記接触部(116、134)は、前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との前記相対回動位置が前記初期相対回動位置の状態で前記回り止め部(106、106a)に接触する。
の特徴:前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との回動方向の相対位置である相対回動位置を検出する位置検出部(100)と、前記スタータモータ(80)が始動してから前記エンジン(48)の前記燃焼行程が少なくとも1回行われた後、前記位置検出部(100)にて検出された前記相対回動位置が、前記アクセルグリップ(90R)が操作されていない状態での前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との回動方向の相対位置である初期相対回動位置にない場合、異常であると判定する異常判定部(130)と、をさらに備える。
の特徴:前記異常判定部(130)が異常であると判定した場合、エンジン回転数が設定回転数以下となるように前記エンジン(48)の燃焼を制御するエンジン制御部(126)をさらに備える。
本発明の第1の特徴によれば、アイドルストップ状態のスタータモータが始動してからエンジンの燃焼行程が少なくとも1回行われるまでの間、ストッパ部をロック位置に保持するのでスロットルバルブの開度を所定開度以下に維持することができる。これにより、アイドルストップ中にエンジンを始動させるためにアクセルグリップを操作した際に、スロットルバルブの開度が過度に大きくなることを防止することができる。すなわち、アイドルストップ状態のエンジンを始動させるのに必要なトルクを比較的小さくすることができる。よって、スタータモータを大型化することなくアイドルストップ状態のエンジンを円滑に始動させることができる。
また、ストッパ部がロック位置に保持されている(スロットルバルブの回動が制限されている)状態であっても、アクセルグリップを自在に操作することができる。これにより、アイドルストップからエンジンを始動させる際にアクセルグリップの操作フィーリングが低下することを抑制できる。
本発明の第の特徴によれば、スタータモータが始動してからエンジンの燃焼行程が少なくとも1回行われた後、ロック位置にあるストッパ部を解除位置に変位させている。そのため、アイドルストップからのエンジンの始動後、アクセルグリップの操作によってスロットルバルブの開度を所定開度よりも大きくすることができる。
本発明の第の特徴によれば、ストッパ部をロック位置から解除位置に変位させた際に、ばね部材の作用によってアクセルドラムとスロットルバルブとの相対回動位置が初期相対回動位置に復帰するようにスロットルバルブが回転する。これにより、アイドルストップのエンジンの始動後、スロットルバルブの開度をアクセルグリップの操作量に対応させることができる。
本発明の第の特徴によれば、ストッパ部がロック位置から解除位置に変位した際に、接触部が回り止め部に接触することにより、ばね部材の作用によってスロットルバルブの開度がアクセルグリップの操作量に対応する開度よりも大きくなることを抑制できる。よって、スロットルバルブを初期相対回動位置に効率的に復帰させることができる。
本発明の第の特徴によれば、アクセルドラムとスロットルバルブとの相対回動位置が初期相対回動位置の状態でスロットルバルブの接触部がアクセルドラムの回り止め部に接触するので、スロットルバルブが初期相対回動位置を越えて回転することを簡単且つ確実に阻止することができる。
本発明の第の特徴によれば、アイドルストップのエンジンの始動後、スロットルバルブが初期相対回動位置に復帰しなかった場合に異常であることを確実に検出することができる。
本発明の第の特徴によれば、異常判定部が異常であると判定した後で、スロットルバルブが初期相対回動位置に復帰してエンジンへの吸入空気量が増加した場合であっても、エンジンの回転数の急激な上昇を抑えることができる。よって、車両の意図しない急加速を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1に示す自動二輪車のエンジンの概略構成図である。 図2に示すスロットル装置の概略構成図である。 図3に示すスロットル装置を矢印X方向から見た一部断面図である。 前記スロットル装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図6Aはスロットル装置の第1の状態を示す説明図であり、図6Bは当該スロットル装置の第2の状態を示す説明図であり、図6Cは当該スロットル装置の第3の状態を示す説明図である。 本発明の変形例に係るスロットル装置の概略構成図である。 図8Aは変形例に係るスロットル装置の第1の状態を示す説明図であり、図8Bは当該スロットル装置の第2の状態を示す説明図であり、図8Cは当該スロットル装置の第3の状態を示す説明図である。
以下、本発明に係る車両の好適な実施形態を例示し、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。以下に説明する実施形態では、車両としてスクータ型の自動二輪車を例示して説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、オンロード型、オフロード型等の自動二輪車、自動三輪車等であってもよい。
なお、車体の左右に1つずつ対称的に設けられる機構乃至構成要素については、左のものの参照符号に「L」を付し、右のものの参照符号に「R」を付すものとする。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム12、パワーユニット14及び制御部16(図2参照)を備えている。車体フレーム12は、樹脂製の車体カバー18で覆われており、ヘッドパイプ20、メインフレーム22、左右一対のロアフレーム24L、24R及び左右一対のシートレール26L、26Rを有している。なお、図1において、車体カバー18は、仮想線(二点鎖線)で示している。
ヘッドパイプ20は、操舵輪である前輪WFを軸支する左右一対のフロントフォーク28L、28Rとハンドル30とを連結するステアリングステム32を軸支している。メインフレーム22は、ヘッドパイプ20から後方斜め下方に延在している。各ロアフレーム24L、24Rは、メインフレーム22の下部から後方に側面視で略U字状に延在して燃料タンク34を支持する。
各シートレール26L、26Rは、各ロアフレーム24L、24Rの後端部から後方斜め上方に延在している。これらシートレール26L、26Rの前端部は、クロスフレーム36によって連結されている。各シートレール26L、26R及びクロスフレーム36には、ヒンジを介して開閉可能にシート38が接続された収納ボックス40が設けられている。シート38は、運転者席と同乗者席とを有するダブルシートとして構成されている。
パワーユニット14は、ロアフレーム24L、24Rの後方下部に溶接されたピボットプレート42に揺動リンク44を介して支持された状態でクッションユニット46によってシートレール26Lに懸架されている。パワーユニット14は、前方側に配設されたエンジン48と、後方側に配設されて駆動輪である後輪WRに連結された減速機構50とを有している。
図2に示すように、エンジン48は、単気筒の4サイクルエンジンとして構成され、吸気行程、燃焼行程、圧縮行程、排気行程の4つの行程で作動する。エンジン48は、燃焼室52が形成されたエンジン本体54と、燃焼室52に吸気を導く吸気通路56と、燃焼室52に導かれる吸気に燃料を噴射するインジェクション(燃料噴射装置)58と、燃焼室52からの排気が導かれる排気通路60とを備えている。
エンジン本体54は、シリンダヘッド62に設けられて燃焼室52内の混合気を点火する点火プラグ64と、シリンダブロック66のシリンダボア68に往復動自在に配設されたピストン70と、ピストン70の往復運動を回転運動に変換するクランク軸72とを含む。
シリンダヘッド62には、吸気弁74及び排気弁76が設けられている。クランク軸72には、クランク軸72の回転位置を検出するクランクポジションセンサ78が設けられている。クランクポジションセンサ78の信号は制御部16に出力される。また、クランク軸72には、スタータモータ80の出力軸が連結されている。
吸気通路56には、減速機構50の上方に配設されたエアクリーナ82と、エンジン本体54への吸入空気量を調節するスロットル装置84とが設けられ、排気通路60には、マフラー86が設けられている(図1参照)。
このように構成された自動二輪車10において、ハンドル30は、左右に延びたハンドル軸88と、ハンドル軸88の左端部に配設された左グリップ(図1参照)90Lと、ハンドル軸88の右端部に配設された右グリップとしてのアクセルグリップ90Rとを有している。
アクセルグリップ90Rは、ハンドル軸88に対して回動可能に設けられている。アクセルグリップ90Rの操作は、アクセルセンサ91によって検出されて制御部16に出力される。アクセルグリップ90Rは、スロットルワイヤ92を介してスロットル装置84に連結されており、アクセルグリップ90Rの操作によって、スロットル装置84が連動してエンジン本体54への吸入空気量が調整される。なお、図1から諒解されるように、スロットルワイヤ92は、クリップ94によってパワーユニット14等に係止されている。
図3及び図4に示すように、スロットル装置84は、アクセルグリップ90Rの操作によって回動する円板状のアクセルドラム96と、アクセルドラム96の回動に伴って回動して吸気通路56を開閉するスロットルバルブ98とを有している。
アクセルドラム96とスロットルバルブ98とは、相対的に回動可能な状態で同軸に設けられている。アクセルドラム96とスロットルバルブ98の相対回動位置は、位置検出部100によって検出される。位置検出部100は、例えば、アクセルドラム96の開度とスロットルバルブ98の開度とを検出してこれら開度の差分を演算することにより、アクセルドラム96とスロットルバルブ98との相対回動位置を検出する。この場合、アクセルドラム96とスロットルバルブ98との相対回動位置が初期相対回動位置にある状態で前記差分は0になる。位置検出部100の信号は制御部16に出力される。
アクセルドラム96と吸気通路56との間には、アクセルグリップ90Rの操作によって回動したアクセルドラム96を初期位置に復帰させるための第1ばね部材102が介設されている。ここで初期位置とは、アクセルグリップ90Rを操作していないときのアクセルドラム96の位置をいう。具体的には、第1ばね部材102は、コイルばねとして構成されており、その一端部が吸気通路56に固着されると共にその他端部がアクセルドラム96に固着されている。
アクセルドラム96には、スロットルワイヤ92の端部が係止された係止部104と、スロットルバルブ98の回転を規制する回り止め部106とが設けられている。図3から諒解されるように、スロットルワイヤ92の端部は、アクセルドラム96の周方向に沿って湾曲するように形状づけられている。
スロットルバルブ98は、吸気通路56の壁部に軸支されてアクセルドラム96の中央を貫通する回動軸108と、吸気通路56内において回動軸108に設けられた弁体110と、回動軸108の先端部に設けられた略円板状のフランジ部112とを含む。
フランジ部112とアクセルドラム96の間には、アクセルドラム96とスロットルバルブ98との相対回動位置が初期相対回動位置からずれた場合に、初期相対回動位置に復帰するようにスロットルバルブ98を回転させるための第2ばね部材114が介設されている。ここで、初期相対回動位置とは、アクセルグリップ90Rが操作されていないときのアクセルドラム96とスロットルバルブ98との相対回動位置をいう。具体的には、第2ばね部材114は、コイルばねとして構成されており、その一端部がアクセルドラム96に固着されると共にその他端部がフランジ部112に固着されている。
フランジ部112の外周面には、径方向外方に突出した第1凸部(接触部)116及び第2凸部118が形成されている。本実施形態では、第2凸部118は、第1凸部116よりもフランジ部112の周方向に沿った第1方向(図3の矢印Aの方向)に位相が90°進んだ位置にある。ここで、第1方向とは、スロットルバルブ98の開度が大きくなるようなスロットルバルブ98の回転方向をいう。但し、第1凸部116及び第2凸部118の周方向の位置は任意に設定することができる。
アクセルグリップ90Rが操作されていない初期状態において、第1凸部116は、回り止め部106に接触している。そして、この状態で、第1凸部116は、回り止め部106よりもフランジ部112の周方向に沿った第2方向(図3の矢印Bの方向)にある。ここで、第2方向とは、第1方向の逆方向であって、スロットルバルブ98の開度が小さくなるようなスロットルバルブ98の回転方向をいう。
スロットル装置84は、スロットルバルブ98の開度が所定開度以下に維持されるようにスロットルバルブ98の回動を制限するストッパ部120を有している。すなわち、ストッパ部120は、スロットルバルブ98の矢印A方向の回転を所定開度の位置で阻止する。ストッパ部120は、ストッパ本体122と、第2凸部118に接触するロック位置と第2凸部118に接触しない解除位置(図6C参照)とにストッパ本体122を変位させるためのアクチュエータ124とを含む。
ストッパ本体122は、初期状態において第2凸部118よりも矢印A方向に所定角度だけ進んだ位置に設けられている。アクチュエータ124としては、例えば、ソレノイドアクチュエータが用いられる。ソレノイドアクチュエータを用いた場合、ストッパ部120の構成を簡素化することができると共にストッパ本体122の変位を確実に行うことができる。
本実施形態では、ストッパ部120は、ストッパ本体122がアクチュエータ124の作用下にフランジ部112の径方向に沿って変位するように構成されている。しかしながら、ストッパ部120は、任意の構成を採用することができ、例えば、ストッパ本体122がアクチュエータ124の作用下にスロットルバルブ98の回転軸線方向に沿って変位するように構成されていてもよい。
制御部16は、自動二輪車10が停止した場合にエンジン48を停止し、アクセルグリップ90Rが操作された場合にスタータモータ80の作用下にエンジン48を始動する。すなわち、自動二輪車10は、エンジン48のアイドルストップ機能(自動停止機能)を有している。
また、制御部16は、エンジン制御部126、ストッパ制御部128、異常判定部130及び記憶部132を有している。エンジン制御部126は、アクセルセンサ91の出力信号に基づいてインジェクション58及び点火プラグ64を制御することにより、エンジン48の燃焼(エンジン回転数)を制御する。
ストッパ制御部128は、アクチュエータ124を制御する。具体的には、ストッパ制御部128は、アイドルストップ状態のエンジン48が始動してから所定条件が成立するまでの間、ストッパ本体122がロック位置に保持されるようにアクチュエータ124を制御する。本実施形態において、所定条件は、エンジン48の回転数が所定回転数に到達すること及びエンジン48の燃焼行程が所定回数に到達することの少なくともいずれか一方を含む。
この場合、前記所定回転数及び前記所定回数は、任意に設定することができ、予め記憶部132に記憶されている。また、所定条件は、任意に設定可能であり、例えば、エンジン48が始動してから所定時間が経過することであっても構わない。
異常判定部130は、位置検出部100の出力信号に基づいて、スロットル装置84の異常の有無を判定する。具体的には、異常判定部130は、アイドルストップ状態のエンジン48が始動してから所定条件の成立後、アクセルドラム96とスロットルバルブ98の相対回動位置が初期相対回動位置にない場合に、スロットル装置84が異常であると判定する。
スロットル装置84が異常である場合、エンジン制御部126は、エンジン回転数が設定回転数以下となるようにエンジン48の燃焼を制御する。ここで、設定回転数は、例えば、スロットルバルブ98の第2凸部118がストッパ本体122に接触しているときのアクセルグリップ90Rの開度におけるエンジン回転数以下にすることができる。なお、設定エンジン回転数は、予め記憶部132に記憶される。
本実施形態に係る自動二輪車10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下、その作用及び効果について説明する。
先ず、自動二輪車10が停止すると、エンジン制御部126がエンジン48の燃焼を停止することによりアイドルストップ状態にする(図5のステップS1)。このとき、ストッパ制御部128は、ストッパ本体122がロック位置に保持されるようにアクチュエータ124を制御する(図3参照)。また、この状態でスロットルバルブ98の第1凸部116が回り止め部106に接触している。
続いて、アクセルセンサ91は、アクセルグリップ90Rが操作されたか否かを検出する(ステップS2)。アクセルグリップ90Rが操作されていない場合には、ステップS2の処理を繰り返し実行する。
一方、アクセルセンサ91がアクセルグリップ90Rの操作を検出した場合(ステップS2:YES)には、制御部16は、スタータモータ80の作用下にエンジン48を始動させる(ステップS3)。
アクセルグリップ90Rが操作されると、アクセルグリップ90Rに接続されたスロットルワイヤ92によってアクセルドラム96が引っ張られることによって、アクセルドラム96及びスロットルバルブ98が第1ばね部材102の弾性力に抗して矢印A方向に回転する(図6A参照)。そうすると、スロットルバルブ98の第2凸部118がストッパ本体122に接触する(ステップS4)。
その後、アクセルグリップ90Rがその開度が大きくなる方向にさらに操作されると、スロットルバルブ98の回動が所定開度以下に制限された状態でアクセルドラム96のみが回動する(ステップS5)。換言すると、スロットルバルブ98の矢印A方向の回転が阻止された状態でアクセルドラム96のみが第2ばね部材114の弾性力に抗して矢印A方向に回転する(図6B参照)。このとき、回り止め部106がスロットルバルブ98の第1凸部116から離間することになる。
これにより、スロットルバルブ98の開度が所定開度に維持された状態でアクセルグリップ90Rを操作することができるため、アイドルストップからエンジン48を始動させる際にアクセルグリップ90Rの操作フィーリングが低下することが抑えられる。
また、制御部16は、所定条件が成立したか否かを判定する(ステップS6)。すなわち、本実施形態では、アイドルストップ状態のエンジン48が始動してからエンジン48の回転数が所定回転数に到達すること及びエンジン48の燃焼行程が所定回数に到達することの少なくともいずれか一方の条件が成立したか否かを判定する。なお、エンジン48の回転数及び燃焼行程の回数は、クランクポジションセンサ78の出力信号を参照して算出される。所定条件が成立していない場合には、ステップS6の処理を繰り返し実行する。
一方、所定条件が成立した場合(ステップS6:YES)には、ストッパ制御部128は、ストッパ位置にあるストッパ本体122が解除位置に変位されるようにアクチュエータ124を制御する(ステップS7)。
そうすると、スロットルバルブ98が第2ばね部材114の作用によって矢印A方向に沿って回転し、スロットルバルブ98とアクセルドラム96の相対回動位置が初期相対回動位置に復帰する(ステップS8、図6C参照)。これにより、スロットルバルブ98の開度がアクセルグリップ90Rの操作量に対応した開度になる。このとき、スロットルバルブ98の第1凸部116が回り止め部106に接触するため、第2ばね部材114の作用によってスロットルバルブ98が初期相対回動位置を越えて回転することはない。
その後、異常判定部130は、スロットル装置84に異常があるか否かを判定する(ステップS9)。具体的には、異常判定部130は、位置検出部100の出力信号に基づいて、アクセルドラム96とスロットルバルブ98の相対回動位置が初期相対回動位置にあるか否かを判定する。
アクセルドラム96とスロットルバルブ98の相対回動位置が初期相対回動位置になくてスロットル装置84の異常であると判定された場合(ステップS9:YES)には、エンジン制御部126は、エンジン回転数が設定回転数以下になるようにエンジン48の燃焼を制御する(ステップS10)。
ここで、設定回転数は、スロットルバルブ98の第2凸部118がストッパ本体122に接触しているときのスロットルバルブ98の開度におけるエンジン回転数以下に設定されている。そのため、スロットル装置84に異常があると判定された後で、アクセルドラム96とスロットルバルブ98の相対回動位置が初期相対回動位置に復帰した場合であっても、エンジン回転数が急激に上昇することはない。
なお、このステップS10では、スロットル装置84の異常を図示しない報知部(異常ランプや警告音発生部)によって乗員に知らせるようにしてもよい。このステップS10の処理の後、本実施形態のフローチャートが終了する。また、ステップS9において、スロットル装置84に異常がないと判定された(ステップS9:NO)場合にも本実施形態のフローチャートが終了する。
本実施形態によれば、アイドルストップ状態のエンジン48が始動してから所定条件が成立するまでの間、ストッパ本体122をロック位置に保持しているのでスロットルバルブ98の開度を所定開度以下に維持することができる。これにより、アイドルストップ中にエンジン48を始動させるためにアクセルグリップ90Rを操作した際に、スロットルバルブ98の開度が過度に大きくなることを防止することができる。すなわち、アイドルストップ状態のエンジン48を始動させるために必要なトルクを比較的小さくすることができる。よって、スタータモータ80を大型化することなくアイドルストップ状態のエンジン48を円滑に始動させることができる。
また、本実施形態では、所定条件として、例えば、エンジン48の回転数が所定回転数に到達すること及びエンジン48の燃焼行程が所定回数に到達することの少なくともいずれか一方を含むことを挙げている。このような条件を用いると、アイドルストップ状態のエンジン48を始動させるのに必要なトルクを確実に小さくすることができる。
さらに、ストッパ制御部128は、前記所定条件の成立以後、ロック位置にあるストッパ本体122が解除位置に変位されるようにアクチュエータ124を制御している。そのため、アイドルストップからのエンジン48の始動後、アクセルグリップ90Rの操作によってスロットルバルブ98の開度を所定開度よりも大きくすることができる。
本実施形態では、ストッパ本体122がロック位置に保持されている状態で、アクセルドラム96が第2ばね部材114の弾性力に抗してスロットルバルブ98に対して回動する。すなわち、ストッパ本体122がロック位置に保持されている(スロットルバルブ98の回動が制限されている)状態であっても、アクセルグリップ90Rを自在に操作することができる。これにより、アイドルストップからエンジン48を始動させる際にアクセルグリップ90Rの操作フィーリングが低下することを抑制できる。
また、ストッパ本体122をロック位置から解除位置に変位させた際に、第2ばね部材114の作用によってアクセルドラム96とスロットルバルブ98との相対回動位置が初期相対回動位置に復帰するようにスロットルバルブ98が回転する。そのため、アイドルストップからのエンジン48の始動後、スロットルバルブ98の開度をアクセルグリップ90Rの操作量に対応させることができる。
さらに、本実施形態では、アクセルグリップ90Rが操作されていない状態でのアクセルドラム96とスロットルバルブ98との相対回動位置を初期相対回動位置としている。これにより、アイドルストップからのエンジン48の始動後、スロットルバルブ98の開度をアクセルグリップ90Rの操作量に確実に対応させることができる。
このとき、スロットルバルブ98の第1凸部116が回り止め部106に接触するので、第2ばね部材114の作用によってスロットルバルブ98が初期相対回動位置を越えて回転することが阻止される。よって、スロットルバルブ98の開度がアクセルグリップ90Rの操作量に対応する開度よりも大きくなることを抑制できると共にスロットルバルブ98を初期相対回動位置に効率的に復帰させることができる。
さらに、第1凸部116は、アクセルドラム96とスロットルバルブ98との相対回動位置が初期相対回動位置の状態でアクセルドラム96に設けられた回り止め部106に接触する。よって、スロットルバルブ98が初期相対回動位置を越えて回転することを簡単且つ確実に阻止することができる。
本実施形態において、異常判定部130は、所定条件の成立後、アクセルドラム96とスロットルバルブ98との相対回動位置が初期相対回動位置にない場合にスロットル装置84の異常であると判定している。そのため、アイドルストップからのエンジン48の始動後、スロットルバルブ98が初期相対回動位置に復帰しなかった場合にスロットル装置84の異常であることを確実に検出することができる。
また、スロットル装置84の異常であると判定された場合、エンジン制御部126は、エンジン回転数が設定回転数以下となるようにエンジン48の燃焼を制御している。よって、スロットル装置84の異常が検出された後で、スロットルバルブ98が初期相対回動位置に復帰してエンジン48への吸入空気量が増加した場合であっても、エンジン48の回転数の急激な上昇を抑えることができる。従って、自動二輪車10の意図しない急加速を防止することができる。
本実施形態は、上述した構成に限定されない。例えば、スロットル装置84は、図7に示すスロットル装置84aであってもよい。図7に示すように、変形例に係るスロットル装置84aのスロットルバルブ98aは、上述した第1凸部116及び第2凸部118に代えて1つの凸部(接触部)134がフランジ部112に設けられている。
また、スロットル装置84aのアクセルドラム96には、アクセルグリップ90Rを操作していない初期状態において、凸部134に接触する回り止め部106aが設けられている。図7から諒解されるように、凸部134は、回り止め部106aよりも矢印A方向に位置すると共に回り止め部106aよりもフランジ部112の径方向外側に突出している。
このような変形例に係るスロットル装置84aを用いた場合、アクセルグリップ90Rが操作されると、アクセルドラム96及びスロットルバルブ98aが第1ばね部材102の弾性力に抗して矢印A方向に回転する(図8A参照)。そうすると、スロットルバルブ98aの凸部134(凸部134の外周側)がストッパ本体122に接触する。
その後、アクセルグリップ90Rがその開度が大きくなる方向にさらに操作されると、スロットルバルブ98aの回動が所定開度以下に制限された状態でアクセルドラム96のみが回動する。換言すると、スロットルバルブ98aの矢印A方向の回転が阻止された状態でアクセルドラム96のみが第2ばね部材114の弾性力に抗して矢印A方向に回転する(図8B参照)。このとき、回り止め部106aがスロットルバルブ98aの凸部134から離間することになる。
そして、所定条件が成立したと制御部16が判定してストッパ本体122が解除位置に変位されると、スロットルバルブ98aが第2ばね部材114の作用によって矢印A方向に沿って回転し、スロットルバルブ98aとアクセルドラム96の相対回動位置が初期相対回動位置に復帰する(図8C参照)。このとき、スロットルバルブ98aの凸部134が回り止め部106aに接触するため、第2ばね部材114の作用によってスロットルバルブ98aが初期相対回動位置を越えて回転することが阻止される。
このように、変形例に係るスロットル装置84aを用いた場合であっても上述した効果と同様の効果を奏することができる。また、このスロットル装置84aでは、フランジ部112に1つの凸部134を設ければよいため、上述したスロットル装置84と比較して構成を簡素化することができる。
本実施形態において、スロットル装置84は、スロットルバルブ98とアクセルドラム96との相対回動位置が初期相対回動位置に復帰する際の第2ばね部材114の弾性力を抑える(低減させる、減衰させる)ダンパーを備えていてもよい。このような構成によれば、ストッパ本体122をストッパ位置から解除位置に変位させた際に、ダンパーを設けない構成と比較して、スロットルバルブ98の回転速度を小さくすることができる。これにより、スロットルバルブ98の開度が急激に大きくなること(エンジン48の回転数が急激に上昇すること)を抑制できるので、自動二輪車10の意図しない急加速を防止することができる。
このようなダンパーを設けたスロットル装置84では、スロットルバルブ98が初期相対回動位置を越えて回転することも抑制されるため、第1凸部116及び回り止め部106を省略しても構わない。なお、前記ダンパーは、上述した変形例に係るスロットル装置84aに対しても適用することができることは言うまでもない。
また、スロットル装置84は、スロットルバルブ98が全閉に維持される(スロットルバルブ98の開度が0°に維持される)ようにストッパ部120を設けても構わない。この場合、アイドルストップ状態のエンジン48を始動させるために必要なトルクを効果的に小さくすることができる。スロットル装置84aにおいても同様である。
本発明に係る車両は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成乃至工程を採り得ることはもちろんである。
10…自動二輪車(車両) 16…制御部
48…エンジン 56…吸気通路
58…インジェクション 64…点火プラグ
72…クランク軸 78…クランクポジションセンサ
80…スタータモータ 84、84a…スロットル装置
90R…アクセルグリップ 92…スロットルワイヤ
96…アクセルドラム 98、98a…スロットルバルブ
100…位置検出部 102…第1ばね部材
104…係止部 106、106a…回り止め部
108…回動軸 110…弁体
112…フランジ部 114…第2ばね部材
116…第1凸部(接触部) 118…第2凸部
120…ストッパ部 122…ストッパ本体
124…アクチュエータ 126…エンジン制御部
128…ストッパ制御部 130…異常判定部
134…凸部(接触部)

Claims (7)

  1. アイドルストップ中にアクセルグリップ(90R)を操作することによってスタータモータ(80)の作用下にエンジン(48)が始動する車両(10)において、
    スロットルワイヤ(92)を介して前記アクセルグリップ(90R)に連結されて当該アクセルグリップ(90R)の操作によって回動するアクセルドラム(96)と、
    前記アクセルドラム(96)の回動に伴って回動して前記エンジン(48)の吸気通路(56)を開閉するスロットルバルブ(98、98a)と、
    前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との間に介設されたばね部材(114)と、
    前記スロットルバルブ(98、98a)の開度が所定開度以下に維持されるように当該スロットルバルブ(98、98a)の回動を制限するロック位置と前記スロットルバルブ(98、98a)の回動の制限を解除する解除位置とに変位可能なストッパ部(120)と、
    前記ストッパ部(120)を前記ロック位置と前記解除位置とに変位させるストッパ制御部(128)と、を備え、
    前記ストッパ制御部(128)は、前記スタータモータ(80)が始動してから前記エンジン(48)の燃焼行程が少なくとも1回行われるまでの間、前記ストッパ部(120)を前記ロック位置に保持
    前記ストッパ部(120)が前記ロック位置に保持されている状態で、前記アクセルドラム(96)は、前記ばね部材(114)の弾性力に抗して前記スロットルバルブ(98、98a)に対して回動可能である、
    ことを特徴とする車両(10)。
  2. 請求項記載の車両(10)において、
    前記ストッパ制御部(128)は、前記スタータモータ(80)が始動してから前記エンジン(48)の前記燃焼行程が少なくとも1回行われた後、前記ロック位置にある前記ストッパ部(120)を前記解除位置に変位させる、
    ことを特徴とする車両(10)。
  3. 請求項1又は2に記載の車両(10)において、
    前記ばね部材(114)は、前記ストッパ部(120)が前記ロック位置から前記解除位置に変位した際に、前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との回動方向の相対位置である相対回動位置が、前記アクセルグリップ(90R)が操作されていない状態での前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との回動方向の相対位置である初期相対回動位置に復帰するように当該スロットルバルブ(98、98a)を回転させる、
    ことを特徴とする車両(10)。
  4. 請求項記載の車両(10)において、
    前記アクセルドラム(96)には、回り止め部(106、106a)が設けられ、
    前記スロットルバルブ(98、98a)には、前記回り止め部(106、106a)に接触可能な接触部(116、134)が設けられ、
    前記ストッパ部(120)が前記ロック位置から前記解除位置に変位した際に、前記接触部(116、134)が前記回り止め部(106、106a)に接触することにより、前記ばね部材(114)の作用によって前記スロットルバルブ(98、98a)が前記初期相対回動位置を越えて回転すること阻止される
    ことを特徴とする車両(10)。
  5. 請求項記載の車両(10)において、
    前記接触部(116、134)は、前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との前記相対回動位置が前記初期相対回動位置の状態で前記回り止め部(106、106a)に接触する、
    ことを特徴とする車両(10)。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の車両(10)において、
    前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との回動方向の相対位置である相対回動位置を検出する位置検出部(100)と、
    前記スタータモータ(80)が始動してから前記エンジン(48)の前記燃焼行程が少なくとも1回行われた後、前記位置検出部(100)にて検出された前記相対回動位置が、前記アクセルグリップ(90R)が操作されていない状態での前記アクセルドラム(96)と前記スロットルバルブ(98、98a)との回動方向の相対位置である初期相対回動位置にない場合、異常であると判定する異常判定部(130)と、
    をさらに備える、
    ことを特徴とする車両(10)。
  7. 請求項記載の車両(10)において、
    前記異常判定部(130)が異常であると判定した場合、エンジン回転数が設定回転数以下となるように前記エンジン(48)の燃焼を制御するエンジン制御部(126)をさらに備える、
    ことを特徴とする車両(10)。
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