JP2000008710A - 窓開放システム - Google Patents

窓開放システム

Info

Publication number
JP2000008710A
JP2000008710A JP10180889A JP18088998A JP2000008710A JP 2000008710 A JP2000008710 A JP 2000008710A JP 10180889 A JP10180889 A JP 10180889A JP 18088998 A JP18088998 A JP 18088998A JP 2000008710 A JP2000008710 A JP 2000008710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
unlocking
crescent
window opening
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10180889A
Other languages
English (en)
Inventor
Toji Nakazawa
東治 中沢
Kazuyuki Ikura
和之 伊倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tescon Co Ltd
Original Assignee
Tescon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tescon Co Ltd filed Critical Tescon Co Ltd
Priority to JP10180889A priority Critical patent/JP2000008710A/ja
Publication of JP2000008710A publication Critical patent/JP2000008710A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】非常時等の窓開けが必要なときに速やかにクレ
セントの解錠及び窓開けを行うことができる窓開放シス
テムを提供する。 【解決手段】窓枠2内を摺動する窓部3を開方向に移動
させる移動手段9と、窓部3の閉状態を検出する第1検
出手段26とを設ける。クレセント10を解錠する解錠
手段11と、クレセント10の施錠状態を検出する第2
検出手段49,50とを設ける。移動手段9と解錠手段
11とを制御する制御手段12を設ける。制御手段12
は、窓開放信号が入力されたとき、第1検出手段26に
よって窓部3,4が閉状態であることが検出され、且
つ、第2検出手段49,50によってクレセント10の
施錠状態が検出されたら、解錠手段11によりクレセン
ト10を解錠し、次いで、移動手段9により窓部3,4
を開方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動的に窓開けを
行う窓開放システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋に設置されるアルミサッシ等
の引違い窓においては、一対の窓部を閉状態としたとき
に略中央部で重なり合う縦かまち同士を屋内側から締結
して施錠するクレセントが設けられている。屋内側から
クレセントにより施錠することにより、外部からの侵入
者を排除することができ、防犯上有効である。その反
面、屋内側からクレセントを操作することによってのみ
解錠することが可能とされていることにより、火災等の
非常時には、救出や脱出のための通路確保のため、屋内
に居る者がクレセントの施錠解除及び窓開けを速やかに
行う必要がある。
【0003】しかし、屋内に居る者が、身体が不自由で
ある場合や乳幼児である場合には、クレセントの解錠及
び窓開けが円滑に行えず、屋外からの救出や屋内からの
脱出に手間取るおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、非常時等の窓開けが必要なときに速やか
にクレセントの解錠及び窓開けを行うことができる窓開
放システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、窓枠内を摺動させて開閉する一対の窓
部を備える引違い窓に設けられ、外部から入力される窓
開放信号により該窓を開放する窓開放システムにおい
て、少なくとも一方の窓部を開方向に移動させる移動手
段と、該窓部の閉状態を検出する第1検出手段と、閉状
態の両窓部を締結して施錠するクレセントを解錠する解
錠手段と、該クレセントの施錠状態を検出する第2検出
手段と、前記窓開放信号が入力されたとき、前記第1検
出手段によって前記窓部が閉状態であることが検出さ
れ、且つ、前記第2検出手段によって前記クレセントの
施錠状態が検出されたら、前記解錠手段によりクレセン
トを解錠し、次いで、前記移動手段により窓部を開方向
に移動させる制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、窓部が閉状態にありクレ
セントによって施錠されていても、前記制御手段に窓開
放信号を入力するだけで、窓の開放を行うことができ
る。即ち、前記制御手段に窓開放信号が入力されると、
該制御手段は、前記解錠手段及び前記移動手段を作動さ
せてクレセントの解錠と窓部の開放を行う。これによ
り、窓開けの際に手動による煩わしいクレセント操作及
び窓部の開放操作を不要として、円滑に窓の開放を行う
ことができる。
【0007】また、本発明において、前記制御手段は、
前記窓開放信号が入力されたとき、前記第1検出手段に
よって前記窓部が閉状態であることが検出され、且つ、
前記第2検出手段によって前記クレセントの解錠状態が
検出されたら、前記解錠手段によるクレセントの解錠動
作を行うことなく前記移動手段により窓部を開方向に移
動させる。これにより、前記制御手段は、クレセントが
解錠状態にあっても窓部が閉状態にあれば、速やかに前
記移動手段を作動させて窓の開放を行うことができる。
【0008】本発明において、前記クレセントは、一方
の窓部に回転自在に設けられた掛止部材を、他方の窓部
に固設された掛け金に掛止して施錠するものであり、前
記回転軸を介して前記掛止部材を回転させる駆動モータ
を備え、前記制御手段に前記窓開放信号が入力されたと
き、該制御手段は、前記第2検出手段によって掛け金へ
の掛止部材の掛止解除が検出されるまで前記駆動モータ
を駆動して解錠することを特徴とする。これにより、ク
レセントを解錠する際には前記制御手段は、前記窓開放
信号の入力に応じて前記掛止部材を回転させる駆動モー
タを駆動して、前記掛止部材が掛け金から外れる方向に
回転軸を回転させるだけで迅速に解錠することができ
る。
【0009】また、本発明において、前記移動手段は、
一方の窓部の開閉方向に延設されたラック部材と、他方
の窓部に設けられて前記ラック部材に歯合するピニオン
ギアと、該ピニオンギアを回転駆動する駆動モータとを
備え、前記制御手段に前記窓開放信号が入力されたと
き、該制御手段は、前記第1検出手段によって窓部の閉
状態の解除が検出されるまで前記駆動モータを駆動させ
て窓を開放することを特徴とする。これにより、窓部を
開放する場合には、前記制御手段は、前記窓開放信号の
入力に応じてピニオンギアを回転駆動する駆動モータを
駆動して、該ピニオンギアの回転により前記ラック部材
を解して窓部を迅速に移動させて窓を開放することがで
きる。
【0010】また、前記窓開放信号は、家屋に設けられ
た火災検知手段から出力されることを特徴とする。これ
により、例えば、火災発生時に屋内に居る者が手動によ
る窓の開放作業を行うことなく窓が開放されるので、屋
内に居る者が、身体が不自由である場合や乳幼児である
場合であっても、クレセントの解錠及び窓開けが迅速に
行われ、屋外からの救出や屋内からの脱出を円滑に行う
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の引違い窓を示す説明
的斜視図、図2は図1の要部を露出させて示す説明的正
面図、図3は本実施形態に採用する窓部の移動手段及び
コネクタを示す説明図、図4は移動手段のラック部材を
示す斜視図、図5は本実施形態に採用するクレセントを
示す説明図、図6(a)は本実施形態のクレセントの解
錠状態を示す説明図、図6(b)は本実施形態のクレセ
ントの施錠状態を示す説明図である。
【0012】本実施形態の引違い窓1は、図1に示すよ
うに、家屋の壁(図示せず)に固定される窓枠2と、該
窓枠2に摺動自在に設けられた外窓部3及び内窓部4と
によって構成されている。外窓部3及び内窓部4は、共
に略同一形状のかまち5,6により板ガラス7,8を固
定支持している。外窓部3及び内窓部4は、図2に示す
ように、閉状態のときに、窓枠2の略中央位置で夫々の
縦かまち5a,6aが重なり合う。この重なり合う部分
の内窓部4の縦かまち6aには、窓部3,4を開方向に
移動させる移動手段9と、閉状態の両窓部3,4を締結
して施錠するクレセント10とが設けられている。該ク
レセント10は、後述する解錠手段11を備えている。
更に、内窓部4の縦かまち6aには、移動手段9及び解
錠手段11を制御する制御手段12と、移動手段9、解
錠手段11及び制御手段12に電力を供給するバッテリ
13とが支持されている。そしてまた、移動手段9、ク
レセント10の解錠手段11、制御手段12、及びバッ
テリ13は、図1に示すように、カバー部材14により
覆い隠されて美観を損ねることなく設けられている。
【0013】前記移動手段9は、図3に示すように、外
窓部3の上部横かまち5bに取り付けられたラック部材
15に歯合するピニオンギア16と、該ピニオンギア1
6を回転駆動する第1駆動モータ17とを備えて、支持
部材18を介して内窓部4の縦かまち6aに取り付けら
れている。該第1駆動モータ17は減速機19を一体に
備え、その回転駆動軸20の回転は第1電磁クラッチ2
1及び接続ギヤ22を介してピニオンギア16に伝達さ
れる。
【0014】該第1電磁クラッチ21は、図3に示すよ
うに、ソレノイド23によるクラッチパッド24の圧接
により回転駆動軸20の回転をクラッチギア25に伝達
し、接続ギヤ22を介してピニオンギア16を回転駆動
する。該第1電磁クラッチ21は、前記制御手段12
(図2参照)により制御され、第1駆動モータ17の作
動時に接続され、第1駆動モータ17の非作動時に接続
が解除される。該第1電磁クラッチ21の接続が解除さ
れているときには、クラッチギア25が空転して手動に
よる窓部3,4の開閉が行える状態とされる。
【0015】また、図3に示すように、該移動手段9の
前記支持部材18の上部には、マグネットセンサ26が
設けられている。該マグネットセンサ26は、外窓部3
の上部横かまち5bに取り付けられたマグネット27の
位置を検出して、その検出信号を前記制御手段12(図
2示)に出力する。
【0016】前記ラック部材15は、図2に示すよう
に、外窓部3の上部横かまち5bに、両窓部3,4の開
閉方向に沿って取り付けられている。該ラック部材15
は、図4に示すように、帯状の金属板材を折り曲げて形
成されており、その長手方向に所定間隔を存して形成さ
れた複数の貫通穴28を備えている。該貫通穴28は、
前記ピニオンギア16(図3示)の各歯に対応して歯合
可能に形成されている。更に、該ラック部材15の上下
縁には、該貫通穴28と外窓部3の上部横かまち5bと
の間に間隙を形成する段部29を介して、該横かまち5
bに図示しないビス等を介して取り付けるためのビス穴
30が形成された平坦な上下縁の取り付け部31が連設
されている。このように、該ラック部材15を、所謂ラ
ック歯に相当する前記ピニオンギア16との歯合部分を
複数の貫通穴28によって形成したことにより、図3に
おいて、両窓部3,4を移動させて開状態にする際に、
外窓部3の上部横かまち5bと、内窓部4の上部横かま
ち6bとの間にラック部材15が円滑に介入させること
ができ、また、該ラック部材15を露出させて外窓部3
の上部横かまち5bに設けておいても美観を損ねること
がない。
【0017】また、前記クレセント10は、図5に示す
ように、使用者が把持して回転操作するためのレバー3
2と、該レバー32に回転軸33を介して一体に設けら
れた大略円盤状の掛止部材34とを備えている。該回転
軸33は、該掛止部材34を収容するケース35に回転
自在に支持されている。前記掛止部材34は、外窓部3
の縦かまち5aに固設された掛け金36に掛止する爪部
37をその外周に備え、図6(a)に示す掛止が解除さ
れた状態から、回転軸33を介して掛止部材34が回転
されることによって、図6(b)に示すように、爪部3
7が掛け金36に掛止され、施錠状態となる。
【0018】更に、該クレセント10は、図5に示すよ
うに、使用者によるレバー32の操作によらずに解錠す
ることができる前記解錠手段11を備えている。該解錠
手段11は、前記回転軸33を回転駆動する第2駆動モ
ータ38を備えて、支持部材39を介して内窓部4の縦
かまち6aに取り付けられている。該第2駆動モータ3
8は減速機40を備え、その回転駆動軸41の回転は複
数のギアからなる動力伝達ギア群42を介して前記回転
軸33に伝達される。
【0019】該動力伝達ギア群42の一部には、第2電
磁クラッチ43が設けられている。該第2電磁クラッチ
43は、前記第1電磁クラッチ21と同じ構成を有する
ものであり、ソレノイド44によるクラッチパッド45
の圧接によりクラッチギア46,47を介して動力伝達
ギア群42を接続状態とする。該第2電磁クラッチ43
は、前記制御手段12(図2参照)により制御され、第
2駆動モータ38の作動時に接続され、第2駆動モータ
38の非作動時に接続が解除される。該第2電磁クラッ
チ43の接続が解除されているときには、手動によるレ
バー32の操作が可能となる。
【0020】また、前記回転軸33の近傍には支持部材
48を介して一対のマグネットセンサ49,50が設け
られている。各マグネットセンサ49,50は、回転軸
33と一体に取り付けられたマグネット51の位置を検
出して、その検出信号を前記制御手段12に出力する。
即ち、前記掛止部材34が前記掛け金36に掛止された
状態のときには、マグネット51が一方のマグネットセ
ンサ49に対峙して施錠状態が検出でき、前記掛止部材
34が前記掛け金36に掛止されていない状態のときに
は、マグネット51が他方のマグネットセンサ50に対
峙して解錠状態が検出できるようになっている。
【0021】また、図2に示すように、内窓部4の上部
横かまち6bには第1コネクタ52が設けられており、
窓枠2には該第1コネクタ52に切り離し自在に接続す
る第2コネクタ53が設けられてる。第1コネクタ52
は、図3に縦断面示するように、内窓部4に固定された
ケース54と、該ケース54内に配列された棒状の複数
の第1端子部材55a,55b,55c,55dとによ
り構成されている。各第1端子部材55a,55b,5
5c,55dは、夫々バネ56により突出方向に付勢さ
れており、その後端にリード線56a,56b,56
c,56dが接続されている。リード線56a,56b
は前記バッテリ13(図2示)に接続されており、リー
ド線56c,56dは制御手段12(図2示)に接続さ
れている。
【0022】前記第2コネクタ53は、図3に示すよう
に、窓枠2に固定されたケース57と、前記第1コネク
タ52の各第1端子部材55a,55b,55c,55
dの対向側に接点を備える第2端子部材58a,58
b,58c,58dとにより構成されている。各第2端
子部材58a,58b,58c,58dの後端にはリー
ド線59a,59b,59c,59dが接続されてい
る。リード線59a,59bは前記バッテリ13に充電
するための電力を供給する給電装置60(図1示)に接
続されており、リード線59c,59dは屋内に設置さ
れた煙検知器、火炎検知器、異常高温度検知器等を備え
る火災検知手段61(図1示)に接続されている。な
お、前記給電装置60は家庭用電源に接続されており、
前記バッテリ13に充電するための電圧を生成するもの
である。また、火災検知手段61は、火災を検知した信
号を窓開放信号として制御手段12に出力するようにな
っている。
【0023】そして、第1コネクタ52と第2コネクタ
53とは、図2に示すように、両窓部3,4が閉じた状
態にあるとき接続され、これによって前記バッテリ13
の充電が行われると共に、前記制御手段12と火災検知
手段61とが接続状態とされる。また、内窓部4が開く
方向に移動したとき、第1コネクタ52と第2コネクタ
53とが離反し、前記給電装置60とバッテリ13、及
び火災検知手段61と制御手段12とが夫々切り離され
る。
【0024】前記制御手段12は、火災検知手段61か
ら入力された窓開放信号に応じて、前記移動手段9と前
記解錠手段11を制御して窓開けを行う。該制御手段1
2による制御を詳しく説明すれば、先ず、図1示の火災
検知手段61が火災を検知して窓開放信号を出力する
と、該信号が図2に示すように第2コネクタ53及び第
1コネクタ52を経て制御手段12に入力される。この
とき第1コネクタ52と第2コネクタ53とが離反して
いると窓開放信号が遮断されるが、第1コネクタ52と
第2コネクタ53とが離反しているときは内窓部4が開
放されている場合であって窓開けを行う必要がない。
【0025】次いで、制御手段12に窓開放信号が入力
されると、図5を参照すれば、該制御手段12は前記ク
レセント10のマグネットセンサ49,50により前記
掛止部材34が前記掛け金36に掛止されているか否か
を検出する。そして、掛止部材34が掛け金36に掛止
されているときには、前記第2電磁クラッチ43を接続
し、前記第2駆動モータ38を駆動して、掛止部材34
と掛け金36との掛止が解除されるまで回転軸33を回
転させる。これにより、施錠されていたクレセント10
は解錠される。また、掛止部材34が掛け金36に掛止
されていないことが検出された場合には、既に解錠され
た状態であるので前記第2電磁クラッチ43と前記第2
駆動モータ38との作動を行わない。
【0026】続いて、図3を参照して、制御手段12
は、前記第1電磁クラッチ21を接続し、前記第1駆動
モータ17を駆動して、ピニオンギア16及びラック部
材15により前記移動手段9のマグネットセンサ26を
介して窓開放が検出されるまで、外窓部3もしくは内窓
部4を移動させる。即ち、外窓部3もしくは内窓部4の
移動によりマグネット27がマグネットセンサ26から
離反した時点で、窓開けが検出され、制御手段12は第
1駆動モータ17を停止し、第1電磁クラッチ21の接
続を解除する。なお、この時には両窓部3,4のうち移
動抵抗の少ない方が開放され、また、制御手段12は窓
が少しでも開放されれば(全開にならなくても)第1駆
動モータ17を停止させる。これは、火災等においては
両窓部3,4のうち何れか一方が少しでも開放されれば
外部からの救出や脱出が円滑に行えるからである。内窓
部4が移動した場合には、前記第1コネクタ52と第2
コネクタ53とが離反するが、第1駆動モータ17及び
制御手段12はバッテリ13から給電されるので支障な
く作動する。
【0027】このように、本実施形態によれば、火災時
等に速やかにクレセントの施錠解除及び窓開けを行うこ
とができる窓開けを行うことができ、非常時の屋外から
の救出や屋内からの脱出を円滑に行うことができる。
【0028】なお、本実施形態においては、窓開放信号
を前記火災検知手段61から出力して前記制御手段12
を作動させたが、これに限るものではなく、例えば、図
示しないが、リモートコントローラ(以下リモコンと言
う)を設け、該リモコンから前記制御手段12へ窓開放
信号を送ることで窓の開放が行えるようにしてもよい。
一例を挙げれば、制御手段12に赤外線受信手段を設
け、赤外線発信手段を備えるリモコンを操作することに
よって窓開放信号を送信すれば、遠隔操作によって前記
制御手段12を作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の引違い窓を示す説明的斜
視図。
【図2】図1の要部を露出させて示す説明的正面図。
【図3】本実施形態に採用する窓部の移動手段及びコネ
クタを示す説明的断面図。
【図4】移動手段のラック部材を示す斜視図。
【図5】本実施形態に採用するクレセントを示す説明的
断面図。
【図6】(a)は本実施形態のクレセントの解錠状態を
示す説明図、(b)は施錠状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…引違い窓、2…窓枠、3,4…窓部、9…移動手
段、10…クレセント、11…解錠手段、12…制御手
段、26…マグネットセンサ(第1検出手段)、49,
50…マグネットセンサ(第2検出手段)、61…火災
検知手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓枠内を摺動させて開閉する一対の窓部を
    備える引違い窓に設けられ、外部から入力される窓開放
    信号により該窓を開放する窓開放システムにおいて、 少なくとも一方の窓部を開方向に移動させる移動手段
    と、 該窓部の閉状態を検出する第1検出手段と、 閉状態の両窓部を締結して施錠するクレセントを解錠す
    る解錠手段と、 該クレセントの施錠及び解錠状態を検出する第2検出手
    段と、 前記窓開放信号が入力されたとき、前記第1検出手段に
    よって前記窓部が閉状態であることが検出され、且つ、
    前記第2検出手段によって前記クレセントの施錠状態が
    検出されたら、前記解錠手段によりクレセントを解錠
    し、次いで、前記移動手段により窓部を開方向に移動さ
    せる制御手段とを設けたことを特徴とする窓開放システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記窓開放信号が入力さ
    れたとき、前記第1検出手段によって前記窓部が閉状態
    であることが検出され、且つ、前記第2検出手段によっ
    て前記クレセントの解錠状態が検出されたら、前記解錠
    手段によるクレセントの解錠動作を行うことなく前記移
    動手段により窓部を開方向に移動させることを特徴とす
    る請求項1記載の窓開放システム。
  3. 【請求項3】前記クレセントは、一方の窓部に回転自在
    に設けられた掛止部材を、他方の窓部に固設された掛け
    金に掛止して施錠するものであり、前記回転軸を介して
    前記掛止部材を回転させる駆動モータを備え、前記制御
    手段に前記窓開放信号が入力されたとき、該制御手段
    は、前記第2検出手段によって掛け金への掛止部材の掛
    止解除が検出されるまで前記駆動モータを駆動して解錠
    することを特徴とする請求項1記載の窓開放システム。
  4. 【請求項4】前記移動手段は、一方の窓部の開閉方向に
    延設されたラック部材と、他方の窓部に設けられて前記
    ラック部材に歯合するピニオンギアと、該ピニオンギア
    を回転駆動する駆動モータとを備え、前記制御手段に前
    記窓開放信号が入力されたとき、該制御手段は、前記第
    1検出手段によって窓部の閉状態の解除が検出されるま
    で前記駆動モータを駆動させて窓を開放することを特徴
    とする請求項1乃至3の何れか1項記載の窓開放システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記窓開放信号は、家屋に設けられた火災
    検知手段から出力されることを特徴とする請求項1乃至
    4の何れか1項記載の窓開放システム。
JP10180889A 1998-06-26 1998-06-26 窓開放システム Pending JP2000008710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10180889A JP2000008710A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 窓開放システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10180889A JP2000008710A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 窓開放システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000008710A true JP2000008710A (ja) 2000-01-11

Family

ID=16091112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10180889A Pending JP2000008710A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 窓開放システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000008710A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100515930B1 (ko) * 2005-02-22 2005-09-20 (주)성미종합건축사사무소 옥내 화재발생 시 안전한 대피를 가능하게 하는 건축용 창구조
JP2013091995A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Sankyotateyama Inc サッシ
JP2013181337A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Howa:Kk 錠システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100515930B1 (ko) * 2005-02-22 2005-09-20 (주)성미종합건축사사무소 옥내 화재발생 시 안전한 대피를 가능하게 하는 건축용 창구조
JP2013091995A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Sankyotateyama Inc サッシ
JP2013181337A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Howa:Kk 錠システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5345158B2 (ja) 建具用デジタルロック装置
JP2006194065A (ja) 窓(扉、戸等の開閉手段を含む)のロック及び/又は開閉を自動制御する窓の自動開閉システム
JP5778817B1 (ja) 住宅用玄関ドアの自動開閉システム
KR100734925B1 (ko) 방범 방화용 문 자동 개폐장치
JP2000008710A (ja) 窓開放システム
US20020157317A1 (en) Automatic door assembly including a braking mechanism.
JPH11315667A (ja) フラッシュドアの自動開閉装置
JP2006097237A (ja) 窓ないし戸の開閉装置
JP2000008679A (ja) クレセント
KR100645489B1 (ko) 전자식 금고비
KR20070055052A (ko) 디지털 도어락과 통신 기능을 갖는 세대문 자동 개폐 장치
JP2006125149A (ja) 引き違いサッシ
JP2001073614A (ja) ドアのオートロック装置
JP2002168014A (ja) ドアロック遠隔操作装置
KR20070052630A (ko) 디지털 도어락과 연동제어 기능을 갖는 세대문 자동 개폐장치
KR0151358B1 (ko) 개폐식 방범 창살
JP2002138752A (ja) 自動窓ロック解錠及び窓開放装置
KR200401735Y1 (ko) 방범 방화용 문 자동 개폐장치
JP2000008707A (ja) 引違い窓の開閉装置
KR100887755B1 (ko) 전동·수동 겸용 미닫이식 금고비
JPH04131487A (ja) 自動扉
JP2023178918A (ja)
JPS5820784Y2 (ja) ブラインド兼用窓格子
JP2006097245A (ja) 防犯換気窓システム
JP2001032623A (ja) 引違い窓開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605