JP2000007062A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2000007062A JP10174989A JP17498998A JP2000007062A JP 2000007062 A JP2000007062 A JP 2000007062A JP 10174989 A JP10174989 A JP 10174989A JP 17498998 A JP17498998 A JP 17498998A JP 2000007062 A JP2000007062 A JP 2000007062A
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HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/16Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
    • B65D83/20Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps
    • B65D83/205Actuator caps, or peripheral actuator skirts, attachable to the aerosol container

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペンチ等の工具やコイン等の用具を使用する
ことなく、しかもカバー体に分離操作するたの特別の操
作具を設けることなく、カバー体と容器本体とを比較的
弱い力で簡単に分離することができるようにする。 【解決手段】 噴射ステム7の周囲を取り囲むカバー体
9と、噴射ステム7を押圧操作するためのノズルボタン
17とが設けられた容器において、ノズルボタン17を
特定の方向に操作することによってカバー体9が容器本
体1側から外れる方向に引っ張られるように、カバー体
9とノズルボタン17とが互いに連係され、カバー体9
の嵌着部13の一部に、ノズルボタン17を前記特定の
方向に操作することによって嵌着部13の容器本体1側
への嵌着が外れるように嵌着解除部25が設けられ、ノ
ズルボタン17を前記特定の方向に操作するための表示
26が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体にカバー
体が装着された液化ガス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレ
ー等の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液化ガス、ヘアスプレー、殺虫
剤スプレー等のエアゾール容器には、容器本体の上端部
に、肩部を介して口部が設けられ、口部に該口部の開口
を塞ぐようにマウンテンキャップが嵌着され、このマウ
ンテンキャップの中央部に、容器本体内の内容液を外部
に噴射する噴射ステムが上方突設されものがあり、この
種の容器では、容器本体の上端部に、容器本体の肩部及
びマウンテンキャップの外周部を覆うようにカバー体が
嵌合装着されると共に、前記噴射ステムに、ノズルを有
するノズルボタンが外嵌され、ノズルボタンの押圧部を
下方に押圧操作することにより、噴射ステムから噴射さ
れた内溶液がノズルボタンのノズルを通して外部に噴出
させるように構成されものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、容器本体はア
ルミ、スチール、硝子等で構成され、カバー体、ノズル
ボタンはポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂に
より構成されており、容器本体とカバー体とは材質が異
なっているため、容器を使用し終わって該容器を廃棄す
る場合や再利用する場合には、容器本体からカバー体を
分離する必要があるが、カバー体は容器本体に対して不
測に外れることがないように強固に外嵌装着されている
ため、容器本体からカバー体を分離するためには、ペン
チ等の工具を使用する必要があり、カバー体と容器本体
を分離するための作業が非常に面倒であった。
【0004】そこで、容器本体とカバー体との間にコイ
ン溝を設けておき、カバー体と容器本体を分離する際に
このコイン溝にコインを挿入して、コインでカバー体を
こじることによってカバー体と容器本体を分離するする
ようにしたものがある(例えば特開平10−3575
0)が、この場合も、分離する際にコイン等の特別の用
具が必要であり、やはりカバー体と容器本体を分離する
ための作業が面倒であった。
【0005】また、カバー体に分離操作するための把手
を設け、この把手を操作することによってカバー体と容
器本体を分離するようにしたものもある(例えば特開平
9−221181)が、この場合、カバー体に分離操作
するための特別操作具として把手を設ける必要があり、
このためカバー体がそれだけ複雑になり、カバー体の製
造が面倒で製造費も高く付いた。また、この場合把手を
使って分離操作するために比較的大きな力を要し、この
点から分離するための作業が面倒でもあった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、ペンチ等の
工具やコイン等の用具を使用することなく、しかもカバ
ー体に分離操作するたの特別の操作具を設けることな
く、カバー体と容器本体とを比較的弱い力で簡単に分離
することができるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術手段は、容器本体1に、容器本体1内の
内容物を外部に噴射する噴射ステム7が突設されると共
に、噴射ステム7の周囲を取り囲むカバー体9と、噴射
ステム7を押圧操作するためのノズルボタン17とが設
けられ、カバー体9に、容器本体1側に嵌着される環状
の嵌着部13が設けられた容器において、ノズルボタン
17を特定の方向に操作することによってカバー体9が
容器本体1側から外れる方向に引っ張られるように、カ
バー体9とノズルボタン17とが互いに連係され、カバ
ー体9の嵌着部13の一部に、ノズルボタン17を前記
特定の方向に操作することによって嵌着部13の容器本
体1側への嵌着が外れるように嵌着解除部25が設けら
れ、ノズルボタン17を前記特定の方向に操作するため
の表示26が設けられている点にある。
【0008】本発明の上記技術手段をより具体的にいう
と、例えば、肩部2を介して口部3が形成された容器本
体1に、噴射ステム7を有するマウンテンキャップ4が
口部3の開口を塞ぐように設けられ、マウンテンキャッ
プ4の外周を取り囲むカバー体9と、噴射ステム7を押
圧操作するためのノズルボタン17とが設けられ、カバ
ー体9に、マウンテンキャップ4に嵌着される環状の嵌
着部13が設けられ、嵌着部13に、該嵌着部13をマ
ウンテンキャップ4に対して抜脱不能にすべくマウンテ
ンキャップ4に係合する係止突起15が設けられ、ノズ
ルボタン17で噴射ステム5を押圧操作することによっ
て容器本体1内の内容物をノズルボタン17のノズル2
3から外部に噴射するようにした容器において、ノズル
ボタン17を特定の方向に操作することによってカバー
体9が容器本体1側から外れる方向に引っ張られるよう
に、カバー体9とノズルボタン17とが互いに連係さ
れ、カバー体9の嵌着部13の一部に、ノズルボタン1
7を前記特定の方向に操作することによって前記係止突
起15のマウンテンキャップ4への係合を外して嵌着部
13のマウンテンキャップ4への嵌着を解除するように
弾性変形可能に形成された嵌着解除部25が設けられ、
ノズルボタン17又はカバー体9に、該ノズルボタン1
7を前記特定の方向に操作するための表示26が施され
ている。
【0009】本発明の他の技術手段は、前記カバー体9
とノズルボタン17との間に、連結部18を残して環状
のスリット16が設けられ、カバー体9に対して前記ス
リット16を介してノズルボタン17が遊嵌されると共
に、カバー体9とノズルボタン17とが前記連結部18
により一体に連結され、ノズルボタン17を前記特定の
方向に操作することにより、前記嵌着部13の容器本体
1側への嵌着が嵌着解除部25側から外れるように、カ
バー体9が連結部18を介して引っ張られるように構成
されている点にある。
【0010】本発明の他の技術手段は、前記カバー体9
に保持筒39が設けられると共に、該保持筒39に、カ
バー体9とは別体に構成したノズルボタン17が嵌合保
持され、ノズルボタン17を前記特定の方向に操作する
ことにより、前記嵌着部13の容器本体1側への嵌着が
嵌着解除部25側から外れるように、カバー体9が保持
筒39介してノズルボタン17に連動するように構成さ
れている点にある。
【0011】本発明の他の技術手段は、前記嵌着解除部
25が、カバー体9の嵌着部13にスリット19を設け
ることにより構成されている点にある。本発明の他の技
術手段は、前記マウンテンキャップ4の凸部6を挟む一
対の規制片31により構成された規制部材32が、ノズ
ルボタン17の操作を前記特定の方向に規制するように
設けられている点にある。
【0012】本発明の他の技術手段は、前記ノズルボタ
ン17とカバー体9との間に互いに嵌合するように設け
た凸部35と凹部36とにより構成された規制部材32
が、ノズルボタン17の操作を前記特定の方向に規制す
るように設けられている点にある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に従って説明する。図1〜図4において、1は液化ガ
ス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレー等のエアゾール容器
の容器本体で、アルミ、スチール、硝子等により構成さ
れている。容器本体1は、図7にも示すように円筒状に
形成され、その上端部には上側に向けて徐々に小径とな
るように先窄まり状に傾斜した肩部2を介して小径の口
部3が形成されている。口部3に該口部3の開口を塞ぐ
ようにマウンテンキャップ4が嵌合固着されている。マ
ウンテンキャップ4はその外周部に口部3に卷回された
環状の卷回凸部5を有し、マウンテンキャップ4の中央
部には凸部6を介して噴射ステム7が上方突設されてい
る。噴射ステム7は下方に押圧操作されることにより、
殺虫剤等の内溶物を上方に向けて噴射するようになって
いる。
【0014】なお、マウンテンキャップ4は容器本体1
と同様にアルミ、スチール、硝子等により構成されてい
る。9はカバー体で、ポリプロピレン、ポリエチレン等
の合成樹脂により円筒状に形成され、容器本体1の上端
部に外嵌固着されている。カバー体9は、噴射ステム7
の周囲を取り囲むように容器本体1の肩部2及びマウン
テンキャップ4の外周部を覆っている。カバー体9は円
筒状の筒状部10と、筒状部10の下端部から段部8を
介して径方向外方に広がるように下方突出したスカート
部11と、筒状部10の下端部から段部8を介して下方
突出した環状の嵌着部13と、筒状部10の上端から内
方突出した天壁部12とを有している。
【0015】カバー体9の嵌着部13はマウンテンキャ
ップ4の卷回凸部5に外嵌され、その下端部には係止突
起15が設けられ、この係止突起15がマウンテンキャ
ップ4の卷回凸部5の下端縁に下側から係合されて、嵌
着部13をマウンテンキャップ4に対して抜脱不能に
し、これによりカバー体9は容器本体1の上端部に不測
に外れないように強固に嵌合固着されている。スカート
部11は嵌着部13の外周を取り囲み、スカート部11
の下端は、容器本体1の肩部2の基端に接当又は近接さ
れている。
【0016】17はノズルボタンで、前記カバー体9と
一体成形したもので、環状のスリット16を介してカバ
ー体11の天壁部12に遊嵌する円板状の板部20と、
噴射ステム7に外嵌固着される円筒状の嵌合部21と、
板部20から上方突出した押圧部22と、押圧部22か
ら大きく上方突出したノズル23とを有し、ノズル23
は嵌合部21に連通されている。ノズルボタン17の板
部20は、連結部18を介してカバー体11の天壁部1
2に連結されている。
【0017】即ち、カバー体9とノズルボタン17との
間に、連結部18を残して環状のスリット16が設けら
れ、カバー体9に対してスリット16を介してノズルボ
タン17が遊嵌されると共に、カバー体9とノズルボタ
ン17とが連結部18により一体に連結されており、押
圧部22を押圧操作すると、図3に鎖線で示す如くノズ
ルボタン17が連結部18の弾性変形によりカバー体1
1に対して下方移動し、これによりノズルボタン17は
嵌合部21を介して噴射ステム7を下方に押圧し、噴射
ステム7から噴射した内容物をノズル23を通して外部
に噴射するようになっている。
【0018】また、カバー体9とノズルボタン17とが
連結部18により一体に連結されることにより、ノズル
ボタン17を特定の方向(図6に示す矢印A方向)に操
作することによってカバー体9が容器本体1側から外れ
る方向に引っ張られるように、カバー体9とノズルボタ
ン17とが互いに連係されている。前記嵌着部13の、
ノズル23よりも押圧部22とは反対側に位置する部分
に、上下方向のスリット19が間隔をおいて3個形成さ
れ、これらスリット19により、嵌着部13の一部、即
ち、嵌着部13の、ノズル23よりも押圧部22とは反
対側に位置する部分に、ノズルボタン17のノズル23
を、特定の方向(図6に示す矢印A方向)に押圧操作す
ることにより弾性変形してマウンテンキャップ4の卷回
凸部5から簡単に外れる嵌着解除部25が形成されてい
る。
【0019】また、ノズルボタン17とカバー体9とに
股がる連結部18の外表面に、例えば矢印を施すことに
よって、ノズルボタン17を前記特定の方向(矢印A方
向)に操作するための表示26が設けられている。而し
て、表示26に従ってノズルボタン17のノズル23
を、特定の方向(矢印A方向)に押圧操作することによ
って、図6に示すようにノズルボタン17が噴射ステム
7付近を中心に矢印B方向に回動し、これによりノズル
ボタン17が連結部18を介してカバー体11を矢印C
方向に引っ張り、その結果嵌着部13の嵌着解除部25
が外側に広がるように弾性変形して嵌着解除部25部分
の係止突起15がマウンテンキャップ4下端縁からた易
く外れて、嵌着部13の容器本体1側(マウンテンキャ
ップ4)への嵌着が嵌着解除部25側から外れるように
なっている。
【0020】なお、図2に鎖線で示すようにカバー体9
の筒状部10にオーバーキャップ28を着脱自在に外嵌
するようにしてもよい。上記実施の形態によれば、容器
を使用し終わって容器本体1からカバー体9を分離する
場合、表示26に従ってノズルボタン17のノズル23
を、特定の方向(矢印A方向)に押圧操作すればよく、
図6に示すようにノズルボタン17が噴射ステム7付近
を中心に矢印B方向に回動し、これによりノズルボタン
17が連結部18を介してカバー体11を矢印C方向に
引っ張り、その結果嵌着部13の嵌着解除部25が外側
に広がるように弾性変形して嵌着解除部25部分の係止
突起15がマウンテンキャップ4下端縁からた易く外れ
て、嵌着部13の容器本体1側への嵌着が嵌着解除部2
5側(マウンテンキャップ4)から簡単に外れる。その
結果、容器本体1対してカバー体9を容易に分離させる
ことができる。
【0021】図8〜10は前記図1〜9の実施の形態の
変形例を示し、一対の規制片31をノズルボタン17の
板部20に下方突設し、この一対の規制片31は、前記
表示26の矢印方向を向く板状に形成されて、マウンテ
ンキャップ4の凸部6を両側から挟むんでおり、これら
一対の規制片31によりノズルボタン17の操作方向を
前記特定の方向(矢印A方向,表示26で示す矢印方
向)に規制する規制部材32が構成されている。従っ
て、ノズルボタン17のノズル23の矢印A方向の押圧
によるノズルボタン17の噴射ステム7付近を中心とし
た傾斜回動の方向が、規制部材32によって矢印A方向
側に一致するように規制され、これによりノズルボタン
17が安定に傾斜回動して嵌着部13の容器本体1側へ
の嵌着が嵌着解除部25側からスムーズに外れるように
なっている。
【0022】また、ノズル23よりも押圧部22とは反
対側に位置する部分に、カバー体9の天壁部12から嵌
着部13上端部に跨がるように内方に突出したリブ33
が設けられている。このリブ33は、ノズルボタン17
が連結部18を介してカバー体11を矢印C方向(図6
参照)に引っ張るのを安定させて、嵌着解除部25が外
側に広がるように弾性変形して嵌着解除部25が容器本
体1側(マウンテンキャップ4)から外れるのを助ける
ようになっている。
【0023】その他の点は前記実施の形態と同様な構成
である。図11〜13は前記図1〜9の実施の形態の他
の変形例を示し、前記図8〜10の実施の形態の場合と
同様にリブ33が設けられている。また、ノズルボタン
17の板部20とカバー体9の天壁部12との間のスリ
ット16部分に、表示26の矢印方向に突出した凸部3
5と表示26の矢印方向に没入した凹部36とが互いに
嵌合するように設けられ、凸部35及び凹部36は下方
に突出したリブによって分厚く形成されている。これら
凸部35及び凹部36により、ノズルボタン17の操作
方向を前記特定の方向(矢印A方向,表示26で示す矢
印方向)に規制する規制部材32が構成されている。
【0024】従って、ノズルボタン17のノズル23の
矢印A方向の押圧によるノズルボタン17の噴射ステム
7付近を中心とした傾斜回動の方向が、規制部材32に
よって矢印A方向側に一致するように規制され、これに
よりノズルボタン17が安定に傾斜回動して嵌着部13
の容器本体1側への嵌着が嵌着解除部25側からスムー
ズに外れるようになっている。
【0025】図14〜15は前記図1〜9の実施の形態
の他の変形例を示し、連結部18の他に、ノズルボタン
17の板部20とカバー体9の天壁部12との間の、押
圧部22よりもノズル23とは反対側に位置する部分
に、ノズルボタン17の板部20とカバー体9の天壁部
12とを連結する連結部38を設けている。そして、嵌
着部13の、押圧部22よりもノズル23とは反対側に
位置する部分に、上下方向のスリット19が間隔をおい
て3個形成され、これらスリット19により、嵌着部1
3の一部、即ち、嵌着部13の、押圧部22よりもノズ
ル23とは反対側に位置する部分に、ノズルボタン17
のノズル23を特定の方向(図15に示す矢印A1方
向)に押圧操作することにより弾性変形して嵌着部13
から簡単に外れる嵌着解除部25が形成されている。ま
た、ノズルボタン17の外表面に例えば矢印を施すこと
によって、ノズルボタン17を前記特定の方向に操作す
るための表示26が設けられている。
【0026】従って、表示26に従ってノズルボタン1
7のノズル23を、特定の方向(矢印A1方向)に押圧
操作することによって、ノズルボタン17が噴射ステム
7付近を中心に図6とは反対方向に回動し、これにより
ノズルボタン17が連結部38を介してカバー体11を
矢印A1方向側に引っ張り、その結果、嵌着部13の嵌
着解除部25が外側に広がるように弾性変形して嵌着解
除部25部分の係止突起15がマウンテンキャップ4下
端縁から外れて、嵌着部13の容器本体1側への嵌着が
嵌着解除部25側から外れるようになっている。
【0027】なお、図14〜15の変形例の場合、押圧
部22を押圧操作すると、図3の実施の形態の場合と同
様に、ノズルボタン17が連結部18の弾性変形により
カバー体11に対して下方移動し、このとき連結部38
が下方に伸長し、これによりノズルボタン17は嵌合部
21を介して噴射ステム7を下方に押圧し、噴射ステム
7から噴射した内容物をノズル23を通して外部に噴射
するようになっている。
【0028】図16〜20は他の実施の形態を示し、カ
バー体9の天壁部12の内周縁部に、環状の嵌着部13
が下方突設され、該嵌着部13がマウンテンキャップ4
卷回凸部5に内嵌されるようになっている。嵌着部1
3の下端部には係止突起15が設けられ、この係止突起
15がマウンテンキャップ4の卷回凸部5の内側下端縁
に下側から係合されて、嵌着部13をマウンテンキャッ
プ4に対して抜脱不能にし、これによりカバー体9は容
器本体1の上端部に不測に外れないように強固に嵌合固
着されている。
【0029】スカート部11は嵌着部13及びマウンテ
ンキャップ4の卷回凸部5の外周を取り囲み、スカート
部11の下端は、容器本体1の肩部2の中途部に接当又
は近接されている。そして、前記嵌着部13の、ノズル
23よりも押圧部22とは反対側に位置する部分に、上
下方向のスリット19が1個形成され、このスリット1
9により、嵌着部13の一部、即ち、嵌着部13の、ノ
ズル23よりも押圧部22とは反対側に位置する部分
に、ノズルボタン17のノズル23を特定の方向(図1
7に示す矢印A方向)に押圧操作することにより、弾性
変形して嵌着部13から簡単に外れる嵌着解除部25が
形成されている。
【0030】また、ノズルボタン17の外表面に例えば
矢印を施すことによって、ノズルボタン17を前記特定
の方向に操作するための表示26が設けられている。そ
の他の点は前記図1〜9の実施の形態の場合と同様の構
成である。従って、前記図1〜9の実施の形態の場合と
同様に、表示26に従ってノズルボタン17のノズル2
3を、特定の方向(矢印A方向)に押圧操作することに
よって、図20に示すようにノズルボタン17が噴射ス
テム7付近を中心に回動し、これによりノズルボタン1
7が連結部18を介してカバー体11を矢印A方向側に
引っ張り、その結果嵌着部13の嵌着解除部25が内側
に弾性変形して嵌着解除部25部分の係止突起15がマ
ウンテンキャップ4からた易く外れて、嵌着部13の容
器本体1側(マウンテンキャップ4)への嵌着が、嵌着
解除部25側から外れるようになっている。
【0031】図21及び図22は、前記図16〜20の
実施の形態の変形例を示し、一対の規制片31がノズル
ボタン17の板部20に下方突設され、この一対の規制
片31は、前記表示26の矢印方向を向く板状に形成さ
れて、マウンテンキャップ4の凸部6を両側から挟んで
おり、これら一対の規制片31により、ノズルボタン1
7の操作方向を前記特定の方向(矢印A方向,表示26
で示す矢印方向)規制する規制部材32が構成されてい
る。
【0032】従って、ノズルボタン17のノズル23の
矢印A方向の押圧によるノズルボタン17の噴射ステム
7付近を中心とした傾斜回動の方向が、規制部材32に
よって矢印B方向に一致するように規制され、これによ
りノズルボタン17が安定に傾斜回動して嵌着部13の
容器本体1側への嵌着が嵌着解除部25側からスムーズ
に外れるようになっている。その他の点は前記16〜2
0の実施の形態と同様な構成である。
【0033】図23及び図24は、前記16〜20の実
施の形態の他の変形例を示し、連結部18の他に、ノズ
ルボタン17の板部20とカバー体9の天壁部12との
間の、押圧部22よりもノズル23とは反対側に位置す
る部分に、ノズルボタン17の板部20とカバー体9の
天壁部12とを連結する連結部38が設けられている。
そして、嵌着部13の、押圧部22よりもノズル23と
は反対側に位置する部分に、上下方向のスリット19が
1個形成され、このスリット19により、嵌着部13の
一部、即ち、嵌着部13の、押圧部22よりもノズル2
3とは反対側に位置する部分に、ノズルボタン17のノ
ズル23を特定の方向(図24に示す矢印A1方向)に
押圧操作することにより、弾性変形して嵌着部13から
簡単に外れる嵌着解除部25が形成されている。また、
ノズルボタン17の外表面に例えば矢印を施すことによ
って、ノズルボタン17を前記特定の方向に操作するた
めの表示26が設けられている。
【0034】従って、表示26に従ってノズルボタン1
7のノズル23を、特定の方向(矢印A1方向)に押圧
操作することによって、ノズルボタン17が噴射ステム
7付近を中心に図6とは反対方向に回動し、これにより
ノズルボタン17が連結部38を介してカバー体11を
矢印A1方向側に引っ張り、その結果、嵌着部13の嵌
着解除部25が外側に広がるように弾性変形して嵌着解
除部25部分の係止突起15がマウンテンキャップ4か
ら外れて、嵌着部13の容器本体1側への嵌着が嵌着解
除部25側から外れるようになっている。
【0035】なお、図23及び図24の変形例の場合、
図14〜15の実施の形態の場合と同様に押圧部22を
押圧操作すると、ノズルボタン17が連結部18の弾性
変形によりカバー体11に対して下方移動し、このとき
連結部38が下方に伸長し、これによりノズルボタン1
7は嵌合部21を介して噴射ステム7を下方に押圧し、
噴射ステム7から噴射した内容物をノズル23を通して
外部に噴射するようになっている。
【0036】図25〜図30は他の実施の形態を示し、
カバー体9は、噴射ステム7の周囲を取り囲むように容
器本体1の肩部2及びマウンテンキャップ4の外周部を
覆っている。カバー体9は円筒状の筒状部10と、筒状
部10の下端部から段部8を介して径方向外方に広がる
ように下方突出したスカート部11と、筒状部10の下
端部から段部8を介して下方突出した環状の嵌着部13
と、筒状部10の上端から内方突出した天壁部12と、
天壁部12の内周縁部から上下に突出した保持筒39と
を有している。保持筒39と天壁部12との間には、連
結部18を残して環状のスリット16が設けられ、保持
筒39は連結部18を介して天壁部12に連結されてい
る。 カバー体9の嵌着部13はマウンテンキャップ4
に外嵌され、その下端部には係止突起15が設けられ、
この係止突起15がマウンテンキャップ4の卷回凸部5
の外側下端縁に下側から係合されて、嵌着部13をマウ
ンテンキャップ4に対して抜脱不能にし、これによりカ
バー体9は容器本体1の上端部に不測に外れないように
強固に嵌合固着されている。スカート部11は嵌着部1
3の外周を取り囲み、スカート部11の下端は、容器本
体1の肩部2の基端に接当又は近接されている。
【0037】ノズルボタン17は有底円筒状に形成さ
れ、ノズルボタン17は、噴射ステム7に外嵌固着され
る円筒状の嵌合部21とノズル23と嵌合部21の外周
を取り囲む筒状の外周壁40とを有し、ノズル23は連
通孔41によって噴射ステム7に連通されると共に、ノ
ズルボタン17の上面が押圧部22とされており、押圧
部22を下方に押圧操作することによって、噴射した容
器本体1の内容物を噴射ステム7を通してノズル23か
ら外部に噴射するようになっている。
【0038】そして、カバー体9の保持筒39にノズル
ボタン17が外周壁40を介して内嵌保持されている。
これにより、ノズルボタン17がカバー体9に対して上
下摺動自在に保持されると共に、ノズルボタン17を特
定の方向(図30に示す矢印A方向)に操作することに
よってカバー体9が容器本体1側から外れる方向に引っ
張られるように、カバー体9とノズルボタン17とが互
いに連係され、ノズルボタン17を特定の方向(図30
に示す矢印A方向)に押圧操作することによって、ノズ
ルボタン17に連動してカバー体9が傾斜回動するよう
になっている。
【0039】そして、前記嵌着部13の、ノズル23と
は反対側に位置する部分に、上下方向のスリット19が
間隔をおいて3個形成され、これらスリット19によ
り、嵌着部13の一部、即ち、嵌着部13の、ノズル2
3よりも押圧部22とは反対側に位置する部分に、ノズ
ルボタン17を特定の方向(矢印A方向)に押圧操作す
ることにより、弾性変形して嵌着部13から簡単に外れ
る嵌着解除部25が形成されている。また、ノズルボタ
ン17の外表面に例えば矢印を施すことによって、ノズ
ルボタン17を前記特定の方向に操作するための表示2
6が設けられている。
【0040】而して、表示26に従ってノズルボタン1
7を、特定の方向(矢印A方向)に押圧操作することに
よって、図30に示すようにノズルボタン17がカバー
体9の保持筒39と共に噴射ステム7付近を中心に矢印
B方向に回動し、これによりノズルボタン17が保持筒
39及び連結部18を介してカバー体11を矢印C方向
に引っ張り、その結果嵌着部13の嵌着解除部25が外
側に広がるように弾性変形して嵌着解除部25部分の係
止突起15がマウンテンキャップ4下端縁からた易く外
れて、嵌着部13の容器本体1側(マウンテンキャップ
4)への嵌着が嵌着解除部25側から外れるようになっ
ている。
【0041】図31は、前記図25〜図30の実施の形
態の変形例を示し、ノズルボタン17の保持筒39の下
端部に鍔体43を設け、ノズルボタン17を特定の方向
(矢印A方向)に押圧操作する際等に、ノズルボタン1
7が保持筒39から不測に抜けないようにしたものであ
る。この場合、ノズルボタン17が噴射ステム7から不
測に抜けないようにするために、ズルボタン17の嵌合
部21を噴射ステム7に対してきつく強制嵌合したり又
はアンダーカット止めしたりする必要がなくなり、カバ
ー体9を容器本体1から分離することにより、ノズルボ
タン17も容器本体1から容易に取り外せるようにな
る。その他の点は前記図25〜図30の実施の形態の同
様の構成である。
【0042】図32及び図33は、前記図25〜図30
の実施の形態の変形例を示し、カバー体9のノズル23
とは反対側に位置する部分に、カバー体9の天壁部12
から嵌着部13上端部に跨がるように内方に突出したリ
ブ33が設けられている。このリブ33は、ノズルボタ
ン17が連結部18を介してカバー体11を図30に示
す矢印C方向に引っ張るのを安定させて、嵌着解除部2
5が外側に広がるように弾性変形して嵌着解除部25が
容器本体1側(マウンテンキャップ4)から外れるのを
助けるようになっている。
【0043】図34〜37は他の実施の形態を示し、カ
バー体9の天壁部12の内周縁部に、円筒状の嵌着部1
3が下方突設され、該嵌着部13がマウンテンキャップ
卷回凸部5に内嵌されるようになっている。嵌着部
13の下端部には係止突起15が設けられ、この係止突
起15がマウンテンキャップ4の卷回凸部5の内側下端
縁に下側から係合されて、嵌着部13をマウンテンキャ
ップ4に対して抜脱不能にし、これによりカバー体9は
容器本体1の上端部に不測に外れないように強固に嵌合
固着されている。
【0044】スカート部11は嵌着部13及びマウンテ
ンキャップ4の卷回凸部5の外周を取り囲み、スカート
部11の下端は、容器本体1の肩部2の中途部に接当又
は近接されている。そして、前記嵌着部13の、ノズル
23よりも押圧部22とは反対側に位置する部分に、上
下方向のスリット19が1個形成され、このスリット1
9により、嵌着部13の一部、即ち、嵌着部13の、ノ
ズル23よりも押圧部22とは反対側に位置する部分
に、ノズルボタン17を特定の方向(矢印A方向)に押
圧操作することにより、弾性変形して嵌着部13から簡
単に外れる嵌着解除部25が形成されている。また、ノ
ズルボタン17の外表面に例えば矢印を施すことによっ
て、ノズルボタン17を前記特定の方向に操作するため
の表示26が設けられている。その他の点は前記図25
〜30の実施の形態の場合と同様の構成である。
【0045】従って、図34〜37の場合、前記図25
〜30の実施の形態の場合と同様に、表示26に従って
ノズルボタン17を、特定の方向(矢印A方向)に押圧
操作することによって、ノズルボタン17がカバー体9
の保持筒39と共に噴射ステム7付近を中心に回動し、
これによりノズルボタン17が保持筒39及び連結部1
8を介してカバー体11を矢印A方向側に引っ張り、そ
の結果嵌着部13の嵌着解除部25が内側に弾性変形し
て嵌着解除部25部分の係止突起15がマウンテンキャ
ップ4からた易く外れて、嵌着部13の容器本体1側
(マウンテンキャップ4)への嵌着が嵌着解除部25側
から外れるようになっている。
【0046】図38〜図41は、他の実施の形態を示
し、カバー体9の天壁部12の内周縁部に、内壁47と
外壁48とを内外二重に有する保持筒39が設けられて
いる。保持筒39の内壁47と外壁48と間に、ノズル
ボタン17の外周壁40が上下摺動自在に嵌合保持され
ている。その他の点は前記図25〜30の実施の形態の
場合と同様の構成である。
【0047】従って、この場合ノズルボタン17の押圧
部22を下方に押圧することによって噴射ステム7を下
方に押圧し、これによりノズル23から内容物を外部に
噴射させるようになっている。また、前記図25〜30
の実施の形態の場合と同様に、表示26に従ってノズル
ボタン17を、特定の方向(矢印A方向)に押圧操作す
ることによって、ノズルボタン17がカバー体9の保持
筒39と共に噴射ステム7付近を中心に回動し、これに
よりノズルボタン17が保持筒39及び連結部18を介
してカバー体11を矢印A方向側に引っ張り、その結果
嵌着部13の嵌着解除部25が内側に弾性変形して嵌着
解除部25部分の係止突起15がマウンテンキャップ4
下端縁からた易く外れて、嵌着部13の容器本体1側
(マウンテンキャップ4)への嵌着が、嵌着解除部25
側から外れるようになっている。
【0048】図42及び図43は、前記図38〜41の
実施の形態の変形例を示し、一対の規制片31がカバー
体9の保持筒39に下方突設され、この一対の規制片3
1は、前記表示26の矢印方向を向く板状に形成され
て、マウンテンキャップ4の凸部6を両側から挟んでお
り、これら一対の規制片31によりノズルボタン17の
操作方向を前記特定の方向(矢印A方向,表示26で示
す矢印方向)に規制する規制部材32が構成されてい
る。
【0049】従って、矢印A方向の押圧によるノズルボ
タン17の噴射ステム7付近を中心とした傾斜回動の方
向が、規制部材32によって矢印A方向側に一致するよ
うに規制され、これによりノズルボタン17が安定に傾
斜回動し、嵌着部13の容器本体1側への嵌着が嵌着解
除部25側からスムーズに外れるようになっている。そ
の他の点は前記16〜20の実施の形態と同様な構成で
ある。
【0050】なお、前記実施の形態では、嵌着解除部2
5が、カバー体9の嵌着部13にスリット19を設ける
ことにより構成されているが、これに代え、嵌着部13
の一部を肉薄に形成することにより、弾性変形して容器
本体1側(マウンテンキャップ4)から簡単に外れる嵌
着解除部25を構成するようにしてもよい。また、図1
1〜13の実施の形態では、カバー体9に凹部36を設
けると共に、ノズルボタン17に凸部35を設け、これ
ら凹部36及び凸部35により、ノズルボタン17の操
作を特定の方向に規制する規制部材32を構成している
が、これに代え、カバー体9に凸部35を設けると共
に、ノズルボタン17に凹部36を設け、これら凸部3
5及び凹部36により、ノズルボタン17の操作を特定
の方向に規制する規制部材32を構成するようにしても
よい。
【0051】また、一の容器に対して、図8及び図9に
示す如くマウンテンキャップ4の凸部6を挟む一対の規
制片31により構成した規制部材32と、図11〜図1
3に示す如くカバー体9とノズルボタン17との間に互
いに嵌合するように設けた凸部35と凹部36とにより
構成した規制部材32との、両方を設けるようにしても
よい。
【0052】また、前記実施の形態では、ノズルボタン
17とカバー体9とに股がる連結部18の外表面に表示
26が設けられているが、これに代え、ノズルボタン1
7の上面やカバー体9の上面或いはノズル23に表示2
6を設けるようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、表示26に従ってノズ
ルボタン17を特定の方向に操作することにより、嵌着
部13の容器本体1側への嵌着が嵌着解除部25側から
簡単に外すことができ、ペンチ等の工具を使用すること
なく、カバー体9が容器本体1から容易に分離すること
ができる。
【0054】しかも、カバー体9と容器本体1を分離す
る際には、ノズルボタン17を特定の方向に操作すれば
よく、このためカバー体9に分離操作するたの特別の操
作具を設ける必要もなくなり、カバー体9の構造を極力
簡単にして、カバー体9等を製造容易でかつ安価に提供
することができる。また、嵌着部13に嵌着解除部25
が設けられており、かつカバー体9と容器本体1を分離
する際には、上方突出等したノズルボタン17を特定の
方向に操作すればよいため、カバー体9と容器本体1を
分離するための力も比較的弱いもので済み、カバー体9
と容器本体とを非常に簡単に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す容器の平面図であ
る。
【図2】同側面断面図である。
【図3】同カバー体及びノズルボタンの側面断面図であ
る。
【図4】同カバー体及びノズルボタンの底面図である。
【図5】同ノズルボタンを操作した状態の容器の平面図
である。
【図6】同ノズルボタンを操作した状態の容器の側面断
面図である。
【図7】同容器本体の側面断面図である。
【図8】他の実施の形態を示す容器の側面断面図であ
る。
【図9】同カバー体及びノズルボタンの側面断面図であ
る。
【図10】同カバー体及びノズルボタンの底面図であ
る。
【図11】他の実施の形態を示す容器の側面断面図であ
る。
【図12】同カバー体及びノズルボタンの側面断面図で
ある。
【図13】同カバー体及びノズルボタンの底面図であ
る。
【図14】他の実施の形態を示すカバー体及びノズルボ
タンの平面図である。
【図15】同カバー体及びノズルボタンの側面断面図で
ある。
【図16】他の実施の形態を示す容器の平面図である。
【図17】同容器の側面断面図である。
【図18】同カバー体及びノズルボタンの側面断面図で
ある。
【図19】同カバー体及びノズルボタンの底面図であ
る。
【図20】同ノズルボタンを操作した状態の容器の側面
断面図である。
【図21】他の実施の形態を示すカバー体及びノズルボ
タンの側面断面図である。
【図22】同カバー体及びノズルボタンの底面図であ
る。
【図23】他の実施の形態を示すカバー体及びノズルボ
タンの平面図である。
【図24】同カバー体及びノズルボタンの側面断面図で
ある。
【図25】他の実施の形態を示す容器の平面図である。
【図26】同容器の側面断面図である。
【図27】同カバー体及びノズルボタンの側面断面図で
ある。
【図28】同カバー体及びノズルボタンの底面図であ
る。
【図29】同ノズルボタンを操作した状態の容器の平面
図である。
【図30】同ノズルボタンを操作した状態の容器の側面
断面図である。
【図31】他の実施の形態を示すカバー体及びノズルボ
タンの側面断面図である。
【図32】他の実施の形態を示す容器本体及びカバー体
のの側面断面図である。
【図33】同カバー体の底面図である。
【図34】他の実施の形態を示す容器の平面図である。
【図35】同容器の側面断面図である。
【図36】同カバー体の側面断面図である。
【図37】同カバー体の底面図である。
【図38】他の実施の形態を示す容器の側面断面図であ
る。
【図39】同カバー体の側面断面図である。
【図40】同カバー体の底面図である。
【図41】同ノズルボタンを操作した状態の容器の側面
断面図である。
【図42】他の実施の形態を示すカバー体の側面断面図
である。
【図43】同カバー体の底面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 肩部 3 口部 4 マウンテンキャップ 6 凸部 7 噴射ステム 9 カバー体 13 嵌着部 16 スリット 17 ノズルボタン 18 連結部 19 スリット 23 ノズル 25 嵌着解除部 26 表示 31 規制片 32 規制部材 35 凸部 36 凹部 39 保持筒

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(1)に、容器本体(1)内の
    内容物を外部に噴射する噴射ステム(7)が突設される
    と共に、噴射ステム(7)の周囲を取り囲むカバー体
    (9)と、噴射ステム(7)を押圧操作するためのノズ
    ルボタン(17)とが設けられ、カバー体(9)に、容
    器本体(1)側に嵌着される環状の嵌着部(13)が設
    けられた容器において、 ノズルボタン(17)を特定の方向に操作することによ
    ってカバー体(9)が容器本体(1)側から外れる方向
    に引っ張られるように、カバー体(9)とノズルボタン
    (17)とが互いに連係され、カバー体(9)の嵌着部
    (13)の一部に、ノズルボタン(17)を前記特定の
    方向に操作することによって嵌着部(13)の容器本体
    (1)側への嵌着が外れるように嵌着解除部(25)が
    設けられ、ノズルボタン(17)を前記特定の方向に操
    作するための表示(26)が設けられていることを特徴
    とする容器。
  2. 【請求項2】 前記カバー体(9)とノズルボタン(1
    7)との間に、連結部(18)を残して環状のスリット
    (16)が設けられ、カバー体(9)に対して前記スリ
    ット(16)を介してノズルボタン(17)が遊嵌され
    ると共に、カバー体(9)とノズルボタン(17)とが
    前記連結部(18)により一体に連結され、ノズルボタ
    ン(17)を前記特定の方向に操作することにより、前
    記嵌着部(13)の容器本体(1)側への嵌着が嵌着解
    除部(25)側から外れるように、カバー体(9)が連
    結部(18)を介して引っ張られるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記カバー体(9)に保持筒(39)が
    設けられると共に、該保持筒(39)に、カバー体
    (9)とは別体に構成したノズルボタン(17)が嵌合
    保持され、ノズルボタン(17)を前記特定の方向に操
    作することにより、前記嵌着部(13)の容器本体
    (1)側への嵌着が嵌着解除部(25)側から外れるよ
    うに、カバー体(9)が保持筒(39)介してノズルボ
    タン(17)に連動するように構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の容器。
  4. 【請求項4】 前記嵌着解除部(25)が、カバー体
    (9)の嵌着部(13)にスリット(19)を設けるこ
    とにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の容器。
  5. 【請求項5】 前記マウンテンキャップ(4)の凸部
    (6)を挟む一対の規制片(31)により構成された規
    制部材(32)が、ノズルボタン(17)の操作を前記
    特定の方向に規制するように設けられていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の容器。
  6. 【請求項6】 前記ノズルボタン(17)とカバー体
    (9)との間に互いに嵌合するように設けた凸部(3
    5)と凹部(36)とにより構成された規制部材(3
    2)が、ノズルボタン(17)の操作を前記特定の方向
    に規制するように設けられていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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