JP2000006799A - 鉄道車両間の接続構造 - Google Patents

鉄道車両間の接続構造

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JP2000006799A JP10175713A JP17571398A JP2000006799A JP 2000006799 A JP2000006799 A JP 2000006799A JP 10175713 A JP10175713 A JP 10175713A JP 17571398 A JP17571398 A JP 17571398A JP 2000006799 A JP2000006799 A JP 2000006799A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速走行時における車体間の隙間を要因とし
た騒音および空力抵抗を大幅に低減することができる鉄
道車両の接続構造を提供する。 【解決手段】 隣接する車両間の各車体11の端面12
の中央部に設けられる連絡通路13の外周縁間を可撓性
を有する環状の内面幌部材3により、また各車体端面の
外周縁間を可撓性を有する環状の外面幌部材2によりそ
れぞれほぼ全周にわたって接続するとともに、内面幌部
材3と外面幌部材2とを、両環状空間部に軟質ウレタン
フォームなどの弾性変形に富む柔軟な軟質発泡樹脂材4
を介在させて一体化することにより、幌装置1を構成し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連結器を介して相互に
連結される鉄道車両間を幌装置にて接続する構造に関す
るもので、とくに新幹線車両などの高速で走行する鉄道
車両の車両間から発生する騒音防止に好適な接続構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図11は鉄道車両(新幹線車両)が高速
走行した際のある地点において計測した騒音レベルを示
すグラフで、最初に騒音レベルが高くなった山xは車両
先頭部分の通過時騒音で、後方の2つの騒音レベルの山
yはパンタグラフの通過時騒音、その間の小さな騒音レ
ベルの山zが車両の連結部の通過時騒音を示す。鉄道車
両の高速化に伴い、空力騒音が走行速度の6乗に比例し
て高くなることから、空力騒音が車両の高速化を阻む大
きな要因の一つになっている。とくに車両の連結部にお
いては、空気流に乱れを生じ易く、このために空力騒音
が頻繁に発生するが、その原因は、ウインドスロップ現
象を起点とし、車両間の隙間で気柱共鳴が生じることに
よって空力騒音を増大させるからである。なお、気柱共
鳴とは、例えば上端開放の隙間では図12に示すよう
に、気柱長によって共鳴して音の強さが強くなる現象を
いい、同一気柱長(一本の気柱)であっても低次から高
次の共鳴が起こり得る。また、隣接箇所など接近した位
置に同一周波数で共鳴するものがあると、音の強さはさ
らに強くなる。
【0003】鉄道車両間の接続構造の従来技術として、
図13に示すように車体妻面(以下、端面ともいう)1
2の両側周縁に装着される断面略直角三角形のゴム製側
面外幌51があり、この外幌52は新幹線車両に採用さ
れている。なお、符号52は中央連絡通路13の周囲を
覆うひだ付きの幌装置である。
【0004】その他の先行技術として、特開平6−27
0802号公報および特開平8−253135号公報に
記載のものがある。前者は、車両間の中央連絡通路(客
室貫通路部分)と車両の下面を除く外周縁との間の隙間
を発泡性材料で埋めて騒音源をなくすもので、発泡性材
料の外周面および内周面には、伸縮性および可撓性に富
む表皮材を一体に設けている。後者は、一対の断面略U
字形の幌ひだを金枠で結合し、各幌ひだに略U字形溝を
設けた一定厚みの山型発泡体ブロックを取り付けてなる
ゴム製幌装置により、車両間の中央連絡通路の周囲を覆
うとともに、車端妻面の側周縁に公知のゴム製側面外幌
を装着したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の側面外
幌および上記公報に記載の接続構造では、次のような点
で改良の余地がある。
【0006】 側面外幌51(図13)は、確かに側
面部分の空いた隙間は減少されるものの、側面外幌51
は互いに離れて独立しているから、曲線走行時だけでな
く直線走行時においても、車両の横方向相対移動によっ
て側面外幌51間において段差が生じてしまう。このよ
うな段差が生じると、車体側面から側面外幌の外側面に
沿って流れていた空気流が乱れを起こし、フラップフロ
ップ現象等が起こると同時に、内幌を底とし車体側の延
長面を開とする片端開の気柱共鳴、妻面間の距離で起こ
る両端閉の気柱共鳴、内幌と外幌で囲まれ上下端を開口
とする両端開の気柱共鳴が起こるおそれがあるため、新
幹線車両に用いられている側面外幌51では、騒音低減
の効果が少ない。
【0007】 特開平6−270802号公報の接続
構造は、発泡性材料に複数組の長さが同一の縦孔が形成
されており、各縦孔の下端が開口しているので、高速走
行時に各縦孔で気柱共鳴が起こり、騒音が発生する。同
公報の図面においては、各縦孔共深さがほぼ同一である
と判断され、各縦孔で発生する気柱共鳴の周波数はほぼ
同じになるから、かなり大きな騒音が車外はもちろんの
こと車室内にも響くおそれがある。
【0008】 特開平8−253135号公報の接続
構造は、車両間に大きな空間があるため、の場合と同
様に、それらの空間の上面、側面および下面を通過する
空気流によって、それぞれの面での気柱共鳴が起こり、
また周波数を共通にする前述の気柱共鳴によって、大き
な騒音が車室内外に響くおそれがある。
【0009】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、高速走行時における車体間の隙間を要因とし
て起こる気柱共鳴ならびに空力抵抗を大幅に低減するこ
とができる鉄道車両の接続構造を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明は、連結器を介して相互に連結
される鉄道車両間を幌装置にて接続する構造において、
隣接する前記車両間の各車体妻面の中央部に設けられる
連絡通路の外周縁間を可撓性を有する環状の内面幌部材
により、また各車体妻面の外周縁間を可撓性を有する環
状の外面幌部材によりそれぞれほぼ全周にわたって接続
するとともに、前記内面幌部材と前記外面幌部材とを、
両環状空間部に軟質ウレタンフォームなどの弾性変形に
富む柔軟な軟質発泡樹脂材を介在させて一体化すること
により、前記幌装置を構成している。
【0011】請求項1記載の発明によれば、車両間の連
結部における隙間の全部あるいは大部分が柔軟な軟質発
泡樹脂材によって埋められるとともに、その外表面が外
面幌部材によって覆われることにより、ウインドスロッ
プ現象およびこれを起点とする気柱共鳴の発生が防止さ
れ、空力騒音の発生が抑えられる。また、車両間の隙間
が軟質発泡樹脂材により埋められ無くなったことによっ
て、連結部においても、車体表面に沿って流れる空気流
が、車体表面とほぼ面一の外面幌部材に沿って後方へス
ムーズに流れるから、空気流の乱れが生じにくく、高速
走行時の空力抵抗も低減される。
【0012】請求項2に記載のように、前記外面幌部材
を伸縮性、防水性および耐侯性に優れた膜状部材で、前
記内面幌部材を伸縮性および通気性に優れた布材でそれ
ぞれ形成することが望ましい。
【0013】請求項2記載の発明によれば、外面幌部材
が防水性および耐侯性に優れた膜状部材からなり、車体
表面と面一に車体連結部の外周面を覆っているので、高
速走行時の騒音および空力抵抗の低減が図られる。一
方、内面幌部材を伸縮性に優れた布材にしたから、カー
ブなどでの隣接する車体間の横方向や上下方向などの各
方向の変位に対応して伸縮し、追随するとともに、布材
に十分な通気性をもたせることにより、軟質発泡樹脂材
と車室内の間で空気の流通作用(呼吸作用)が得られ
る。
【0014】請求項3に記載のように、前記幌装置の内
部を構成する前記軟質発泡樹脂材を連続発泡樹脂材で形
成し、前記内面幌部材の適所あるいは前記外面幌部材の
下面の適所に通気孔を設けることが望ましい。
【0015】請求項3記載の発明によれば、内面幌部材
あるいは外面幌部材下面の通気孔を通して連続発泡樹脂
材の内外で空気が出入り可能であることから、車体間隔
が広がる側では、軟質発泡樹脂材内に空気が流入され
て、発生しようとする隙間や段差を吸収し、車体間隔が
狭くなる側では、軟質発泡樹脂材内の過剰な空気が外部
に排出され、適度な弾性にして、隙間や段差を吸収す
る。これにより、車体間隔の変化時や車体間の横方向等
の変位時に連続発泡樹脂材が瞬時に対応して伸縮が行わ
れ、連続発泡樹脂材に無理な力が作用しない。このた
め、連続発泡樹脂材を含め幌装置が長期にわたり安定し
て使用される。
【0016】請求項4に記載のように、前記幌装置によ
り前記車体妻面間を接続する際に、接続後に車体妻面間
の幌装置の前記外面幌部材が車体外表面と面一になるよ
うに妻面のほぼ全面に対して均等に予圧縮を与えるとよ
い。
【0017】請求項4記載の発明によれば、幌装置(と
くに軟質発泡樹脂材)を車体妻面に対し予圧縮を与えて
接続することで、接続後に幌装置(とくに軟質発泡樹脂
材)が復元力を受けて膨張することにより、幌装置の表
面(外面幌部材)が車体表面と面一になるように外方へ
膨れるから、直線走行時でもカーブ走行時でも、車体間
は幌装置の外表面(外面幌部材)によって車体間の隙間
を無くし、かつ同車体間の段差を極力小さくしながら、
車体間の変位が幌装置の軟質発泡樹脂材の弾性変形で全
体的にほぼ均一に平滑化されるので、騒音および空力抵
抗が向上される。
【0018】請求項5に記載のように、前記幌装置によ
り前記車体妻面間を接続する際に、接続後に車体妻面間
の幌装置の前記外面幌部材が車体外表面と面一になるよ
うに妻面の外周縁に近づくに従って予圧縮量を増やすこ
とが望ましい。
【0019】請求項5記載の発明によれば、走行中の車
体間の変位量は外周面に近づくにつれて大きくなる傾向
があるから、接続状態で幌装置の表面(外面幌部材)が
車体表面と面一になるように外方へ膨れるから、直線走
行時でもカーブ走行時でも、車体間は幌装置の外表面
(外面幌部材)によって車体間の隙間を無くし、かつ同
車体間の段差を極力小さくしながら、車体間の変位が幌
装置の軟質発泡樹脂材の弾性変形で車体の外周縁に近づ
くにつれてより効果的に平滑化されるので、騒音および
空力抵抗がより一層向上される。一方、幌装置の内面幌
部材側は外面幌部材側に比べて膨張割合が小さいから、
中央連絡通路側へ内面幌部材が張り出すことがない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る鉄道車両の接
続構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】図1(a)は本発明の実施例に係る接続構
造を適用した鉄道車両、例えば新幹線車両の連結部を正
面より見た図を示している。連結器15を介して互いに
対向する車体11の端面(妻面)12は、縦長の略長方
形状の中央連絡通路13および台枠下面14の下方を除
いてほぼ全面が、幌装置1によって接続されている。つ
まり、車体11間の端面12の外周縁(台枠下面14の
下方を除く部分)が図1(b)のように環状の外面幌部材
2で接続され、また車体11間の端面12の中央連絡通
路13の周囲が環状の内面幌部材3で接続され、外面幌
部材2と内面幌部材3の環状空間部内に非常に柔軟な軟
質発泡樹脂材4が充填されるとともに、外面幌部材2と
内面幌部材3が軟質発泡樹脂材4と一体に形成されてい
る。いいかえれば、幌装置1は、図2(c)に示すように
所定厚みの環状体からなる軟質発泡樹脂材4の外表面に
外面幌部材2が一体に形成されて軟質発泡樹脂材4の外
周面を被覆するとともに、図2(a)(b)のように軟質発
泡樹脂材4の内表面に内面幌部材3が軟質発泡樹脂材4
の内周面を覆うように一体に形成されて構成されてい
る。
【0022】外面幌部材2は伸縮性、撥水性および耐候
性に富む膜状の弾性体、例えばクロロスルホン化ポリエ
チレンゴム(CSM)やエチレンプロロプレンゴム(E
PM)やエチレンプロピレンゴム(EPDM)から形成
され、内面幌部材3は例えば伸縮性を奏させるように織
った布材の表面に、CSMやEPMなどの耐候性ゴム材
をコーティングした材質のものから形成される。また軟
質発泡樹脂材4には、本例では軟質ウレタンフォームが
使用されている。
【0023】図1においては、車体11の端面12の外
周縁に沿って外面幌部材2の端部が金具(図示せず)等
を用いて取着され、また端面12の中央連絡通路13の
周囲の全周にわたって外面幌部材3の端部が金具(図示
せず)等を用いて着脱自在に取着される。さらに、軟質
発泡樹脂材4の前後両端面には、ベルクロファスナー
(図示せず)のように、一対の面が相互に絡み合うよう
な形態で保持する保持手段の一方が間隔をあけて接着剤
にて接着されるとともに、車体11の端面12の対応す
る位置に前記保持手段(図示せず)の他方が接着剤によ
り接着され、これらの保持手段(図示せず)を介して着
脱可能に取着されている。
【0024】図2(a)に示すように、本例では、軟質ウ
レタンフォーム4の内周面側に一体に形成された内面幌
部材3の適所(例えば、所定間隔ごとに)に空気流通口
3aで開口させ、空気流通口3aの周囲にハトメ状の円
筒金具3bを装着している。これにより、軟質ウレタン
フォーム4内の空気が空気流通口3aを通して排出され
たり、逆に軟質ウレタンフォーム4内に吸入されたり
し、いわゆる軟質ウレタンフォーム4の呼吸が可能にな
って軟質ウレタンフォーム4を含め幌装置1全体が容易
にかつ瞬時に伸縮される。図2(b)は内面幌部材3に空
気流通口3aを設ける代わりに、布材の織り方あるいは
編み方を工夫して伸縮可能に織成又は編成するととも
に、織り糸あるいは編み糸の表面にCSMやEPM・E
PDMなどのゴム材をコーティングしたものを使用して
なる。内面幌部材3には、織り糸あるいは編み糸間に通
気可能な隙間をもたせている。さらに、図3(a)に示す
ように、軟質ウレタンフォーム4の外周面側に一体に形
成された外面幌部材2の下面の適所(例えば、所定間隔
ごとに)に空気流通口2aを開口させ、空気流通口2a
の周囲にハトメ状の円筒金具2bを装着している。この
際に、空気流通口2aから浸水するおそれがある場合に
は、図3(b)のように基端に外向きフランジ2dを備え
た中空管2cの先端側周囲に外ネジ2eを刻設し、座金
2fを介してナット2gにより締め付けて固着するとよ
い。なお、図示は省略するが、中空管2cの先端側をJ
状にやや上向きに屈曲させておけば、水の侵入を確実に
阻止して、通気性だけを確保できる。これにより、軟質
ウレタンフォーム4内の空気が空気流通口3aだけでな
く空気流通口2aを通しても排出されたり、逆に軟質ウ
レタンフォーム4内に吸入されたりして、軟質ウレタン
フォーム4の呼吸が一層活発に行われるようになって軟
質ウレタンフォーム4を含め幌装置1全体が容易にかつ
瞬時に伸縮される。
【0025】上記のようにして第1実施例に係る接続構
造が構成されるが、この接続構造によると、車両の端面
12間に幌装置1を装着した状態で、図1(b)・(c)の
ように車体11の屋根11a間や側面11b間は、幌装
置1の外面幌部材2によりほぼ面一になるとともに、台
枠下面14の下方の連結器15や台車(図示せず)など
を除いて車体11間の隙間が幌装置1で埋められるか
ら、ウインドスロップ現象を起点とした気柱共鳴の発生
が確実に防止され、空力騒音が発生せず、また車両走行
時の空気抵抗が減少する。本例の接続構造によれば、急
なカーブやSカーブ走行時には、図4に示すように幌装
置1のカーブ内側に当たる箇所が圧縮されてやや外方に
膨出する一方、幌装置1のカーブ外側に当たる箇所が引
っ張られて伸長される。また、中央連絡通路13の周囲
は常態(圧縮も伸長もされない状態)に近く、線路のカ
ーブに沿うように中央連絡通路13を挟んで両側の内面
幌部材3の近傍が湾曲する。なお、図4において、符号
15は前後の渡り板、16は中間渡り板である。
【0026】図5は上記した幌装置1の車体端面12に
対する取付手段の別の例を示すものである。車体11の
端面12にあらかじめ複数本のスタッドボルト17を埋
設して外方に突出させておき、軟質ウレタンフォーム4
の前後両端面に薄い金属板又は硬質の薄い合成樹脂板な
どの薄板18を接着しておく。薄板18のスタッドボル
ト17と対応する位置にあらかじめボルト孔18aを穿
設しておくとともに、少なくともボルト孔18aの周辺
における軟質ウレタンフォーム4には、手を入れて作業
可能な切欠き部(空洞部)4aを形成しておく。そし
て、ボルト孔18aをスタッドボルト17に通し、座金
(図示せず)を嵌め、ナット19をスタッドボルト17
のネジ部に螺合して締め付ける。なお、スタッドボルト
17は車体端面12の少なくとも外周縁部に一定間隔を
あけて設けるが、中央連絡通路13の周囲の内周縁部に
も設けることが望ましい。当然のことながら、軟質ウレ
タンフォーム4の前後両端面に対する薄板18を接着す
る箇所は、図5(a)のようにスタッドボルト17の周辺
はカバーできるようにかなり広く(広い幅に)設定す
る。つまり、薄板18は一定幅で、車体11の端面12
の外周縁部をほぼ一周する形状あるいはこれと中央連絡
通路13の周囲を一周する形状からなる。
【0027】スタッドボルト17にナット19等で薄板
18を介して幌装置1を取り付けたのち、例えば各スタ
ッドボルト17に対応した図5(b)(c)に示す個々の埋
め材20により、軟質ウレタンフォーム4の空洞部4a
を埋める。埋め材20は、正面中央部に収容穴20aを
開口した軟質ウレタンフォームからなる略椀形で、埋め
材20の一側面20bは平坦面に形成される。
【0028】図5(d)(e)に示す埋め材21は、断面形
状については埋め材20と共通しているが一連に帯体状
に連続しており、各スタッドボルト17に対応する位置
に収容穴21aが間隔をあけて開口させてある。材質も
軟質ウレタンフォームからなり、連続する一側平坦面2
1bが接着剤で外面幌部材2あるいは内面幌部材3の裏
面に接着される。この帯状の埋め材21も埋め材20と
同様に接着剤で外面幌部材2あるいは内面幌部材3の裏
面に接着、あるいは単体で装着されるが、いずれの場合
にも切欠き部4aの内面には、この部分から軟質ウレタ
ンフォーム4内に水が浸み込むことがないように、一連
に連続させているので、作業は容易である。
【0029】図6は本発明の接続構造の他の実施例を示
すもので、これらの図に示すように本例の場合には、幌
装置11 の軟質発泡樹脂材4としての軟質ウレタンフォ
ームを前後方向に中間位置で切断して2つに分割し、分
割面で相互に分離したり接続したりできるようにしてい
る。各軟質ウレタンフォーム4の分割面4Aは、車体端
面12に対する着脱可能な取付構造と同様に、分割面4
Aの外周縁部と内周縁部とにそれぞれ薄い金属板又は合
成樹脂板などの薄板22を接着し、薄板22の相対向す
る位置に間隔をあけてボルト孔(図示せず)を穿設し、
各ボルト孔にボルトを通してナットで締め付けて結合す
るようにしている。なお、軟質ウレタンフォーム4の分
割面4A付近に空洞部が生じる場合には、上記した埋め
材20又は21を充填して埋めることができる。本例の
場合には、車両の連結を解除して切り離す際に、分割面
4Aで分離できるので便利である。しかし、反面、構造
が複雑になり、製造コストがアップする。
【0030】なお、図7および図8は上記した幌装置1
を車体11の端面12間に装着する方法を示すもので、
図7では図7(b)のように幌装置1の一面を一方の車体
端面12に全体的にやや伸長する状態で取り付ける。そ
して、車両が連結器15で連結された状態で、図7(b)
の一点鎖線のように車体11間の間隔が狭くなって幌装
置1の外周面が厚み方向に車体11の外面と面一になる
ようにすることが望ましい。いいかえれば、幌装置1を
車体端面12間に装着する際に、幌装置1の軟質発泡樹
脂材4に対しほぼ全面にわたり均等に圧縮を与えて取り
付けるものである。
【0031】また、図8では幌装置1を車体11の端面
12間に装着する際に、車体端面12の内周縁側から外
周縁に近づくにしたがって幌装置1の軟質発泡樹脂材4
に作用する圧縮力が徐々に高くなるようにあらかじめ圧
縮させて取り付けている。したがって、図8の装着方法
の方は常態で幌装置1の内周縁側は予備圧縮の影響がほ
とんどなく、中央連絡通路13側に内面幌部材3が迫り
出すことがない。しかも、車両間が連結器15を介して
連絡された状態で、図8(b)(c)のように車体11の外
表面と幌装置1の外面幌部材2が面一になるとともに、
幌装置1の厚みもほぼ一定になる。とくに円弧状曲線や
S字形曲線部の走行時における車両間の相対変位は、外
周面に近くなるほど大きくなるので、外周面に近くなる
ほど予圧縮量を増やした本例の接続構造は極めて有効で
ある。
【0032】図9は車体端面12間にヨーイング防止用
のダンパー25が装着された車両に適用した実施例を示
すもので、L形クランク26の直角部26aがこれに直
角な軸を中心に回転自在に軸着され、クランク26の一
端がダンパー25の上端に枢着されている。そして相対
向する車両の反対側に装着されたダンパー25のL形ク
ランク26の他端(上端)間が連接リンク27により車
体11間に跨がってそれぞれ枢支連結されている。そこ
で、図6に示した幌装置11 の車体端面12取付面にお
ける軟質ポリウレタンフォーム4において、ダンパー2
5、L形クランク26および連接リンク27に該当する
箇所をくりぬいて空洞部4cに形成している。この構成
により、本例の幌装置12 を車体端面12に取り付けた
状態でダンパー25、L形クランク26および連接リン
ク27が軟質ウレタンフォーム4により覆われるととも
に、図9のように幌装置12 の外周縁は上記各実施例と
同様に車体11の端面12の外周面と面一に覆われるの
で、空力騒音および走行抵抗の低減効果が十分に発揮さ
れる。
【0033】図10は一方の車体端面12に開放型のダ
クト28が配備された車両に適用した実施例を示すもの
で、ダクト28は下端に空気の吸排口28aをもつの
で、図1に示した幌装置1の車体端面12に対する取付
面に臨む軟質ポリウレタンフォーム4において、ダクト
28に該当する箇所およびその下方を下端まで切り欠い
て通風路4eを設けている。この通風路4eは気柱共鳴
を避けるように、ダクト28の上端から幌装置1の下端
までの長さL1 でダクト28と同一幅の空洞領域4e1
と、下端までの長さLがL1 よりも徐々に短くなる緩傾
斜空洞領域4e2と、長さLがL1 よりも急傾斜して短く
なる急傾斜空洞領域4e3とを幅方向の中心線寄りに設け
ている。したがって、本例の幌装置13 は図10(b)の
ようにダクト28の厚みに相当する前後方向の長さで下
端開放の通風路4eが形成されているが、各空洞領域4
e1〜4e3で下端間での長さを変化させ、気柱共鳴を生じ
にくくしているので、走行による空力騒音が低減される
とともに、走行抵抗も十分に低減される。
【0034】上記した各実施例の接続構造によれば、車
両が高速で直線走行するとき、車体1に沿って流れる気
流は、途中で乱れずに、車体11の前後方向に沿って流
れるるから、走行抵抗が従来の接続構造に比べて大幅に
低減される。また高速でカーブ走行するような小変位と
なる車体11間変位時には、幌装置1のとくに軟質ウレ
タンフォーム4が弾性変形して、隙間を無くして段差を
極力小さく抑制して、車体11間の隙間を平滑な面に維
持していく。かくして、車体11間は、高速走行の直線
走行時でも、高速走行の車体間変位(カーブ走行)時で
も、幌装置1によって、車体11間の隙間を無くし、か
つ車体11間の段差を極力小さくしながら平滑化され
る。したがって、車体11間の隙間,段差を要因とした
高速走行時における騒音および空力抵抗を大幅に低減で
きる。しかも、車体11間変位に追従して変位可能な幌
装置1で、車体11間の隙間を覆ったので、低速走行の
急カーブなど、車体間隔が大きく変位するような走行時
は、車体間隔が大きく伸びる側では、図2に示されるよ
うに外面幌部材2および軟質ウレタンフォーム4が伸長
して車体11の間隔の変化に対応し、また車体11の間
隔が狭くなる側では外面幌部材2および軟質ウレタンフ
ォーム4が圧縮されて車体11の間隔の変化に対応す
る。
【0035】上記に本発明に係る接続構造の実施例を示
したが、本発明は下記のように実施することができる。
【0036】 図5に示した埋め材20・21を用い
ずに、薄板18のスタッドボルト17と対応する位置の
軟質発泡樹脂材4に切れ目を入れて作業を行い、その切
れ目を軟質発泡樹脂材4の復元弾性力により自然に塞ぐ
ようにしてもよい。
【0037】 軟質ポリウレタンフォームに代えて、
例えば軟質塩化ビニール発泡体を使用することができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明に係る鉄道車両の接続構造には次のような優れた
効果がある。
【0039】(1) 請求項1記載の発明は、車両間の連結
部における隙間に幌装置を介在させることにより隙間の
全部あるいは大部分をなくしたので、ウインドスロップ
現象およびこれを起点とする気柱共鳴の発生が防止さ
れ、空力騒音の発生が抑えられる。また、車両間の隙間
をなくしたので、車体表面に沿って流れる空気流が連結
部においても車体表面とほぼ面一の外面幌部材に沿って
後方へスムーズに流れるから、空気流の乱れが生じにく
く、高速走行時の空力抵抗も低減される。
【0040】(2) 請求項2記載の発明では、上記請求項
1の効果に加えて幌装置が長期にわたり使用でき、また
軟質発泡樹脂材と車室内の間で空気の流通作用が得られ
る。
【0041】(3) 請求項3記載の発明では、車体間隔の
変化時や車体間の横方向等の変位時に連続発泡樹脂材が
瞬時に対応して伸縮が行われ、連続発泡樹脂材に無理な
力が作用せず、連続発泡樹脂材を含め幌装置が長期にわ
たり安定して使用される。
【0042】(4) 請求項4に記載の発明では、幌装置の
表面が車体表面と面一になるから、直線走行時でもカー
ブ走行時でも、車体間は幌装置の外表面(外面幌部材)
によって車体間の隙間を極力小さく、かつ同車体間の段
差を極力小さくしながら、車体間の変位が幌装置の軟質
発泡樹脂材の弾性変形で全体的にほぼ均一に平滑化され
るので、騒音および空力抵抗が向上される。
【0043】(5) 請求項5記載の発明では、請求項4と
同様の効果が得られ、しかも中央連絡通路側へ幌装置の
内周面側が迫り出すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施例に係る接続構造を適
用した鉄道車両、例えば新幹線車両の連結部を示す正面
より見た断面図、図1(b)は図1(a)のB−B線断面
図、図1(c)は図1(a)のC−C線断面図である。
【図2】図2(a)は図1(a)のa−a線拡大断面図、図
2(b)は図1(a)のb−b線拡大断面図、図2(c)は図
1(a)のc−c線拡大断面図である。
【図3】図3(a)は図1の幌装置の下面の通気孔を拡大
して示す断面図で、図3(b)は図1の幌装置の下面の通
気孔を拡大して示す、他の実施例に係る断面図である。
【図4】車両が曲線走行する際の、図1の幌装置の高さ
方向のほぼ中間位置を通る横断面図である。
【図5】図5は上記した幌装置1の車体端面12に対す
る取付手段の別の例を示すもので、図5(a)は取付手段
の要部を示す断面図、図5(b)は埋め材の中央断面図、
図5(c)は埋め材の正面図、図5(d)は他の実施例に係
る埋め材を示す、一部を断面で表し、一部を欠除した側
面図、図5(e)は同埋め材の正面図ある。
【図6】本発明の接続構造の他の実施例を示す図で、図
6(a)は図6(c)のA−A線断面図、図6(b)は図6
(a)のB−B線断面図、図6(c)は図6(a)のC−C線
断面図である。
【図7】幌装置1を車体11の端面12間に装着する方
法の一例を示すもので、図7(a)は図7(c)のA−A
線断面図、図7(b)は図7(a)のB−B線断面図、図7
(c)は図7(a)のC−C線断面図である。
【図8】幌装置1を車体11の端面12間に装着する方
法の他の例を示すもので、図8(a)は図8(c)のA−
A線断面図、図8(b)は図8(a)のB−B線断面図、図
8(c)は図8(a)のC−C線断面図である。
【図9】車体端面12間にヨーイング防止用のダンパー
25が装着された車両に適用した接続構造の実施例を示
すもので、図9(a)は連結部を正面より見た右半分を示
す断面図、図9(b)は図9(a)のB−B線断面図であ
る。
【図10】一方の車体端面12に開放型のダクト28が
配備された車両に適用した接続構造の実施例を示すもの
で、図10(a)は図10(b)のA−A線断面図、図10
(b)は図10(a)のB−B線断面図である。
【図11】図11は鉄道車両(新幹線車両)が高速走行
した際のある地点において計測した騒音レベルを示すグ
ラフである。
【図12】気柱共鳴の原理を説明するための図で、一端
開口の例を示す。
【図13】従来の一般的な鉄道車両間の接続構造を示す
もので、図13(a)は連結部を正面より見た図、図13
(b)は同平面図である。
【符号の説明】
1 幌装置 2 外面幌部材 3 内面幌部材 4 軟質発泡樹脂材 11 車体 12 妻面(端面) 13 中央連絡通路 14 台枠下面 15 連結器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼瀬 秀樹 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18 号 川崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)発明者 小林 昇 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18 号 川重鉄道車両エンジニアリング株式会 社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結器を介して相互に連結される鉄道車
    両間を幌装置にて接続する構造において、 隣接する前記車両間の各車体妻面の中央部に設けられる
    連絡通路の外周縁間を可撓性を有する環状の内面幌部材
    により、また各車体妻面の外周縁間を可撓性を有する環
    状の外面幌部材によりそれぞれほぼ全周にわたって接続
    するとともに、 前記内面幌部材と前記外面幌部材とを、両環状空間部に
    軟質ウレタンフォームなどの弾性変形に富む柔軟な軟質
    発泡樹脂材を介在させて一体化することにより、前記幌
    装置を構成したことを特徴とする鉄道車両間の接続構
    造。
  2. 【請求項2】 前記外面幌部材を伸縮性、防水性および
    耐侯性に優れた膜状部材で、前記内面幌部材を伸縮性お
    よび通気性に優れた布材でそれぞれ形成した請求項1記
    載の鉄道車両間の接続構造。
  3. 【請求項3】 前記幌装置の内部を構成する前記軟質発
    泡樹脂材を連続発泡樹脂材で形成し、前記内面幌部材の
    適所あるいは前記外面幌部材の下面の適所に通気孔を設
    けた請求項1又は2記載の鉄道車両間の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記幌装置により前記車体妻面間を接続
    する際に、接続後に車体妻面間の幌装置の前記外面幌部
    材が車体外表面と面一になるように妻面のほぼ全面に対
    して均等に予圧縮を与えた請求項1〜3のいずれかに記
    載の鉄道車両間の接続構造。
  5. 【請求項5】 前記幌装置により前記車体妻面間を接続
    する際に、接続後に車体妻面間の幌装置の前記外面幌部
    材が車体外表面と面一になるように妻面の外周縁に近づ
    くに従って予圧縮量を増やした請求項1〜3のいずれか
    に記載の鉄道車両間の接続構造。
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