JPH0347946Y2 - - Google Patents

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JPH0347946Y2
JPH0347946Y2 JP13464485U JP13464485U JPH0347946Y2 JP H0347946 Y2 JPH0347946 Y2 JP H0347946Y2 JP 13464485 U JP13464485 U JP 13464485U JP 13464485 U JP13464485 U JP 13464485U JP H0347946 Y2 JPH0347946 Y2 JP H0347946Y2
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resonance
resonator
vehicle
interior
sound
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JP13464485U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両の吸音構造に係り、詳しくは、車
室内に侵入したエンジン騒音などのうち、低周波
音を吸収する結合共鳴器形式の吸音構造に関する
ものである。
〔従来技術〕
自動車の室内に侵入するエンジン騒音などのう
ち、その高周波音は車室の天井などに内張りされ
た軟質の表皮材などにより比較的よく吸音され
る。しかし、低周波音は天井、床および側壁の表
皮材などによつては吸音され難いので、その音が
耳に入つて、不快感を与える原因となる。
このようなことを解消したものの一例として、
実開昭56−60685号公報に記載された消音構造が
ある。これは、車体の剛性を高めるために、車体
構成部材により形成された閉断面を共鳴器として
利用するもので、その共鳴室に開口された共鳴孔
から騒音が入ると、低周波音が共鳴室内で共鳴す
る間に減衰し、吸音効果が発揮されるようになつ
ている。しかし、共鳴器が車体構成部材により形
成される車室外にあつて、その空間が比較的狭
く、低周波音を減衰させるに充分は容積を確保す
ることが難しい。
一方、車室内に共鳴器を設けることはよく知ら
れており、共鳴器を音圧レベルの高い位置に配置
することにより、吸音効果を上げたものが、実開
昭56−63652号公報に記載されている。これは、
車室における空洞共鳴の周波数と同じ共振周波数
の共鳴箱を設置したもので、かなりの吸音効果が
期待される。しかし、共鳴器が音圧レベルの高い
位置にあるといえども、騒音を感じるのは搭乗者
であり、その耳の近くに共鳴器が配置されていな
ければ、いくら室内の音圧レベルを低下すること
ができても、耳の辺りに達した低周波音は、依然
としてそのまま聴取されることになり、不快感が
残る問題がある。
〔考案の目的〕 本考案は上述の問題に鑑みてなされたもので、
その目的は、車室内の低周波音が耳に入り難いよ
うに効果的に吸音する機能を有し、車体の剛性を
維持しながらも、狭い車室空間を有効に利用する
ことができる車両の吸音構造を提供することであ
る。
〔考案の構成〕
本考案の車両の吸音構造の特徴を、第1図に引
用した符号を参照しながら説明する。ルーフパネ
ル2の端部2aに、車体構成部材3で形成された
第1共鳴空間4と、車体構成部材3で穿設され車
室6内に連通する第1共鳴孔7とで、第1共鳴器
8が構成され、ルーフパネル2の端部2aに、非
通気性部を備える内裝材12で構成され、第1共
鳴孔7を介して第1共鳴空間4に連通する第2共
鳴空間13と、内裝材12に設けられ第2共鳴空
間13と車室6内とを連通する第2共鳴孔15と
で第2共鳴器16が構成され、それら両共鳴器
8、16により結合共鳴器形式の吸音構造が形成
されていることである。
〔作用〕
車室6内の低周波音は、第2共鳴孔15から第
2共鳴空間13に侵入し、その第2共鳴器16内
で共鳴する間に吸音される。第2共鳴器16内で
減衰し切れない低周波音は、第1共鳴孔7を介し
て第1共鳴空間4に侵入し、第1共鳴器8内で共
鳴して吸音される。したがつて、低周波音は、結
合共鳴器の二重の吸音作用により大きく減衰され
る。また、その吸音位置が搭乗者の耳の近傍で行
なわれるので、実際に騒音として聞こえる低周波
音は極めて少なくなる。
〔実施例〕
以下に、本考案の車両の吸音構造を、その実施
例を示す図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は自動車の左右方向における片側の上部
断面図で、車体1を構成しているルーフパネル2
の端部2aには、車体構成部材3であるルーフレ
ールアウタ3aとルーフレールインナ3bによつ
て閉断面が形成され、車室の剛性強度が高められ
ている。その閉断面はほぼ全閉構造であり、本考
案の第1共鳴空間4を形成している。車体の構造
を少し詳しく説明すると、ルーフパネル2は、レ
インレール5と介してルーフレールアウタ3aに
固着され、ルーフレールインナ3bは、その両端
部3c,3dでルーフレールアウタ3aに取付け
られている。上述した第1共鳴空間4を構成する
ルーフレールインナ3bには、後述する第2共鳴
孔15を介して車室6に連通する適数個(図示は
1個)の第1共鳴孔7が穿設され、この共鳴孔7
と第1共鳴空間により、第1共鳴器8が構成され
る。なお、レインレール5には、雨水の流れを案
内するための溝5aが形成され、ルーフパネル2
とレインレール5の結合位置にプラスチツク製の
モール5bが車体1の外方から嵌め込まれ、美観
が保持されている。さらに、そのモール5bおよ
びルーフレールアウタ3aの下方に、ウエザース
トリツプ9がルーフレールアウタ3aに取付けら
れ、開閉自在なサイドウインド10が閉止された
とき、その上縁がウエザーストリツプ9に当接す
るようになつている。ちなみに、上述の端部3c
には、プラスチツク製のシーミングウエルト11
が取り付けられている。
上述のルーフパネル2の端部2aには、ルーフ
レールインナ3bに一端12aが固定されている
非通気性部を備えた内裝材12が取付けられてい
て、第1共鳴器8に隣接する位置に第2共鳴空間
13を形成している。その空間13は非通気性の
独立発泡フオーム製のシール材14により仕切ら
れ、その閉断面がほぼ全閉状に形成されている。
本例では、その内裝材12は、車室6に面する側
に、通気性を有する例えば皮材やウレタン材であ
る表皮材12Aと、ルーフパネル2に面する側
に、通気性を有し内裝材の取付け形状を保持する
程度にやや剛性を有する例えば織布材などの内裝
裏材12Cとが、2層に一体化されたものであ
る。さらに、内裝材12は、その端部12aとシ
ール材14の間において、表皮材12Aと内装裏
材12Cの両者間に、非通気性のフイルム12B
を挟み込んでいる。その内装材12の曲がり部1
2bには、車室6と第2共鳴空間13を連通させ
るための第2共鳴孔15が、フイルム12Bと内
装裏材12Cに適数個(図示は3個)開口され、
車室6内の低周波音が第2共鳴器16に侵入し、
続いて第1共鳴器8にも侵入することにより、両
者のそれぞれの空間内で共鳴する間に効果的に吸
音されるようになつている。その第2共鳴器16
は、上述した内装材12、シール材14およびル
ーフレールインナ3bとで構成される第2共鳴空
間13と、第2共鳴孔15から構成される。な
お、本例では、内装材12の端部12aはルーフ
レールインナ3bにボルト止めされ、その止め部
分およびシーミングウエルト11の縁部などは、
美観を損なわないようにプラスチツク製のサイド
ガーニツシユ17で覆われている。以上述べたよ
うに、第1共鳴器8と第2共鳴器16により結合
共鳴器形式の吸音構造が形成されているのである
が、このような結合共鳴器形式の吸音構造は、第
2図に示すように車体の左右両側に設置される。
その位置は、特に低周波音の音圧レベルの比較的
高い位置が選ばれ、しかも、耳に近い辺りの音を
吸収するに適したように配慮されているのであ
る。
このような構成の吸音構造によれば、次に説明
するように、車室内のエンジン騒音などを吸音す
ることができる。
エンジンなどから出た騒音が車体を伝わつて車
室に侵入するが、その中の高周波音は車室6内の
天井や側壁などの軟質の表皮材12Aで吸音され
る。一方、低周波音はそれらによつて吸音され難
いので、その表皮材12Aを通過して複数の第2
共鳴孔15から、第2共鳴器16の空間13に侵
入する。その第2共鳴空間13内で共鳴する間に
低周波音が減衰される。減衰し切れない低周波音
は、第1共鳴孔7からさらに第1共鳴器8に侵入
し、吸音されるのである。
以上述べた実施例は、結合共鳴器が第2図に示
した車体1の左右上部に設けたものであるが、ル
ーフパネル2の端部2aで、車体1の前後位置に
もそれを配置することができる。その場合にも、
第1共鳴器は車体1の剛性を高めるための車体構
成部材3が利用され、車室内の空間が狭められる
ことは少なくて済む。
〔考案の効果〕
本考案は以上の実施例の詳細な説明から判るよ
うに、ルーフパネルの端部に、第1共鳴器と第2
共鳴器とからなる結合共鳴器を備えたので、吸音
に必要な共鳴空間が確保され、低周波音の吸音効
果を高めることができる。したがつて、天井など
の内裝材で高周波音が吸音されるのと相俟つて、
室内騒音が著しく低減される。
その結合共鳴器は、剛性を高めるための車体構
成部材を利用すると共に頭上の空間をも利用する
ので、狭い車室内の空間を犠牲にすることもな
い。また、低周波音の音圧レベルが比較的高くか
つ耳に近接する位置に設けられているので、聴取
される低周波音が著しい抑制され、騒音による不
快感を取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両の吸音構造の要部断面
図、第2図は車両の左右方向における上部断面図
である。 2……ルーフパネル、2a……端部、3……車
体構成部材、4……第1共鳴空間、6……車室、
7……第1共鳴孔、8……第1共鳴器、12……
内装材、13……第2共鳴空間、15……第2共
鳴孔、16……第2共鳴器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ルーフパネルの端部に、車体構成部材で形成さ
    れた第1共鳴空間と、車体構成部材に穿設され車
    室内に連通する第1共鳴孔と、で構成された第1
    共鳴器と、 ルーフパネルの端部に、非通気性部を備える内
    裝材で構成され、前記第1共鳴孔を介して前記第
    1共鳴空間に連通する第2共鳴空間と、前記内裝
    材に設けられ第2共鳴空間と車室内とを連通する
    第2共鳴孔と、で構成された第2共鳴器と、 が備えられていることを特徴とする車両の吸音構
    造。
JP13464485U 1985-09-02 1985-09-02 Expired JPH0347946Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13464485U JPH0347946Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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JP13464485U JPH0347946Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6243852U JPS6243852U (ja) 1987-03-17
JPH0347946Y2 true JPH0347946Y2 (ja) 1991-10-14

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JP13464485U Expired JPH0347946Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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