JP2000006665A - トラックカバーの開閉用駆動装置 - Google Patents

トラックカバーの開閉用駆動装置

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JP2000006665A
JP2000006665A JP18975798A JP18975798A JP2000006665A JP 2000006665 A JP2000006665 A JP 2000006665A JP 18975798 A JP18975798 A JP 18975798A JP 18975798 A JP18975798 A JP 18975798A JP 2000006665 A JP2000006665 A JP 2000006665A
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closing
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Tokio Igawa
時雄 井川
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SHINWA JIDOSHA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小さい力で円滑にトラックカバーを開閉操作で
き、駆動装置を小型化できるトラックカバーの開閉用駆
動装置の提供を図る。 【解決手段】駆動部材としてのシリンダー41と、シリ
ンダー41とトラックカバーとを連結する連結部材42
と、これらを取り付けた基台43とを備え、全体が一つ
の駆動装置をなしている。連結部材42は、略L字状の
操作片42aと、操作片42aに軸支された連結片42
bとを備えている。そして、この基台43がトラック本
体の荷台に固定されるとともに、連結片42bが大ウィ
ングに設けられた連杆31aに軸支されることにより、
操作片42aと連結片42bと連杆31aとが、大ウィ
ングを駆動させる駆動軸31と、操作片42aと基台4
3との軸支部と、操作片42aと連結片42bとの軸支
部と、操作片42aと連杆31aとの軸支部とを軸にし
た四節回転連鎖をなし、シリンダー41の作動に伴って
この四節回転連鎖が可動し、その動きに伴って駆動軸3
1を回動させて大ウィングを開閉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、トラックカバーの開
閉用駆動装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりトラックでは、図20に示すよ
うに、トラックカバーaを、天部a1から側壁部a2を
回動可能な、いわゆるトラックウィングaとし、このト
ラックウィングaを上方にはね上げるようにして開口す
るものが知られている。その具体的な構成としては、天
部a1の基部の回動軸を、電動機を回転動力源として開
閉するものである。通常、電動機と回動軸とは、歯車や
ラック等の伝達手段によって接続され、トラックウィン
グaの上昇のために必要なトルクを得るようにしてい
る。ところが、電動機はトラックに積載する必要上、そ
の能力に限りがあるため、回転速度を落としてトルクを
高める必要があり、その結果、トラックウィングaの開
閉動作に時間がかかる。又、電動機に加え、歯車やラッ
ク等の伝達手段を組み付けなければならず、装置が複雑
化するとともに、組み付け作業に時間を要するといった
欠点がある。
【0003】他の方法としては、油圧シリンダによっ
て、トラックウィングaの天部a1の先端側を押し上げ
るようにしたものも知られている。より詳しくは、図2
1に示すように、トラックウィングaの天部a1の先端
側に油圧シリンダv1のピストンロッドの先端v2を回
動可能に取り付け、油圧シリンダv1のシリンダの基部
v3をトラックの横梁b2に回動可能に支持させる。そ
して、ピストンロッドを伸長させることによって、トラ
ックウィングaを押し上げるものである。このようにし
て、油圧シリンダv1によって、トラックウィングaを
開閉すれば、簡単な構成で済ませることができる。しか
しながら、トラックウィングaの天部a1の先端側に油
圧シリンダv1のピストンロッドの先端v2を直接回動
可能に取り付けているため、ピストンロッドの伸長量を
多くしなければならず、その結果、油圧シリンダv1全
体が大きなものになっている。しかも、トラックウィン
グaを閉めた状態において、油圧シリンダv1の軸方向
が、水平に近い状態になって、油圧シリンダv1の軸方
向とトラックウィングaの天部a1とのなす角度pが極
端に狭くなってしまい、トラックウィングaの天部a1
を押し上げるのに相当な力を要し、この点からも油圧シ
リンダv1全体を大きなものにして大きな力を出せるも
のにしておく必要がある。このような大きな油圧シリン
ダv1をトラックに積むと、荷を積んでいない状態でも
相当量の荷を積んだ状態と同様になってしまい、実質的
に積載量が少なくなってしまうという課題がある。又、
トラックウィングaを閉状態から90°以上の範囲に渡
って開くようにできれば、トラック本体の荷台の上方側
を開放でき、上方側から荷台に荷を吊り下ろして積むこ
とができる便利なものとなるが、上記の油圧シリンダを
使用したものにおいては、トラックウィングaを閉状態
から90°以上、開くと(図21中に二点鎖線で示した
状態)、油圧シリンダv1の軸方向がトラックウィング
aの天部a1に平行になってしまい、全開状態になった
トラックウィングaを引き戻せなくなってしまう。又、
この図21に示した場合において、油圧シリンダv1
を、全体的に右方側に設置するようにしておけば、トラ
ックウィングaを閉状態から90°以上、開かせた場合
でも、油圧シリンダv1の軸方向とトラックウィングa
の天部a1とに角度を持たせることができるが、油圧シ
リンダv1を右方側に設置すればする程、ピストンロッ
ドの伸長量を多くしなければならず、油圧シリンダv1
が大型化してしまう。従って、トラックウィングaを閉
状態から90°以上の範囲に渡って開く場合には、適応
し難いという課題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記の事
情に鑑み、小さい力で円滑にトラックカバーを開閉操作
でき、駆動装置を小型化できるトラックカバーの開閉用
駆動装置の提供を第1の目的とする。
【0005】本願発明は、トラックへの組み付け作業が
容易なトラックカバーの開閉用駆動装置の提供を第2の
目的とする。
【0006】本願発明は、小型の駆動装置でトラックカ
バーを90°以上の範囲に渡って開閉操作できるトラッ
クカバーの開閉用駆動装置の提供を第3の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】トラック本体10にトラ
ックカバー11を回動可能に取り付け、駆動装置によっ
てトラックカバー11を開閉するようにしたトラックカ
バーの開閉用駆動装置において本願発明は、次の特徴を
有するものを提供することにより、上記課題を解決す
る。本願第1の発明の駆動装置4は、連結片42bと、
操作片42aと、駆動部材41とを備える。連結片42
bの一端側は、トラックカバー11に回動自在に接続さ
れ、連結片42bの他端側は、操作片42aの一端側に
回動自在に接続される。操作片42aの他端側は、トラ
ック本体10に回動自在に取り付けられる。又、この操
作片42aが、駆動部材41の駆動によって回動操作さ
れることにより、操作片42aが連結片42aを可動操
作する。そして、この連結片42aの可動に伴って、ト
ラックカバー11がトラック本体10に対して回動して
開閉操作されるものである。
【0008】本願第2の発明の駆動装置4は、本願第1
の発明に係る連結片42bと、操作片42aと、駆動部
材41とが、一つの基台43上に設けられたものであ
る。又、操作片42aの一端側は、基台43に回動自在
に取り付けられるとともに、操作片42aと駆動部材4
1とが接続されることにより、この操作片42aが、駆
動部材41の駆動によって基台43上で回動操作される
ようになされる。そして、基台43が、トラック本体1
0に取り付けられるとともに、連結片42bの一端側
が、トラックカバー11に回動自在に接続されるもので
ある。
【0009】本願第3の発明の駆動装置4は、本願第1
まはた第2の発明に係る連結片42bと操作片42aと
が、四節回転連鎖の一部をなす。そして、駆動部材41
が、四節回転連鎖を駆動させることにより、トラックカ
バー11がトラック本体10に対して回動して開閉操作
されるものである。
【0010】本願第4の発明の駆動装置4は、開方向付
勢手段510、512、514と、閉方向付勢手段52
1、522、523とを備えたものである。開方向付勢
手段510、512、514は、連結片42bと操作片
42aと駆動部材41との少なくとも一つを、連結片4
2bと操作片42aと駆動部材41とによってトラック
カバー11を開方向へ回動させるに際してそれらの可動
する方向に付勢するものである。又、閉方向付勢手段5
21、522、523は、連結片42bと操作片42a
と駆動部材41との少なくとも一つを、連結片42bと
操作片42aと駆動部材41とによってトラックカバー
11を閉方向に回動させるに際してそれらの可動する方
向に付勢するものである。
【0011】以上のように構成された本願第1、第3発
明においては、連結片42bと操作片42aとを介して
トラックカバー11を回動させるため、トラックカバー
11を閉状態から90°以上の範囲に渡って回動させる
場合でも、従来のように駆動部材としての油圧シリンダ
ーで直接トラックカバーを回動させる場合のようにシリ
ンダーの軸方向とトラックカバーとのなす角度が極端に
狭くなるようなことを防止でき、トラックカバーを小さ
い力で円滑に回動させることができる。しかも、駆動部
材42としてシリンダー42を使用する場合でも、シリ
ンダー42で操作片42aを回動操作すれば良く、シリ
ンダー42のピストンロッド41bの伸縮量を小さくて
良いものにできる。これにより、小さい駆動部材42を
使用でき、駆動装置4の全体を小型化できる。又、連結
片42bの長さや連結片42bのトラックカバー11へ
の取り付け位置を変えることにより、トラックカバー1
1の回動範囲を容易に変えることができ、トラックカバ
ー11の回動範囲の設定を簡単なものにできる。
【0012】本願第2発明においては、連結片42bと
操作片42aと駆動部材41とを、一つの基台43上に
設けたものとするため、トラックに取り付けるに際して
は、基台43を、トラック本体10に取り付けるととも
に、連結片42bの一端側を、トラックカバー11に接
続すれば良く、容易に装着できる。これにより、トラッ
クへの装着作業を容易なものにできるとともに、従来の
トラックカバーを有するトラックにも、容易に装着でき
る。
【0013】本願第4発明においては、開方向付勢手段
510、512、514と、閉方向付勢手段521、5
22、523とにより、駆動部材42の負担を軽くで
き、小さい力で操作片42aを回動操作できる。これに
より、より小さい駆動部材42を使用でき、駆動装置4
の全体をより一層の小型化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明のト
ラックカバーの開閉用駆動装置の一実施の形態を説明す
る。図1は、本願発明のトラックカバーの開閉用駆動装
置の一実施形態の斜視図、図2は、本願発明のトラック
カバーの開閉用駆動装置を用いたトラックカバーの開閉
機構を有するトラックの平面図、図3は、そのトラック
におけるトラックカバーの開閉機構の要部拡大平面図で
ある。
【0015】本願発明のトラックカバーの開閉用駆動装
置の説明に先立って、本願発明の装置を用いた一実施形
態のトラックカバーの開閉機構を説明する。この開閉機
構におけるトラックカバーは、図2、図4に示すように
右方側の大ウィング11と、左方側の小ウィング12と
の二つを備えたものから構成されている。大ウィング1
1及び小ウィング12各々は、天部11a、12aと天
部11a、12aから下方に延設された側壁部11b、
12bとを備えている。大ウィング11の天部11a
は、天部全体の幅の2/3程度の大きさを有しており、
本願発明の開閉用駆動装置は、この大ウィング11に用
いられている。尚、大ウィング11の天部11aと小ウ
ィング12の天部12aとの間には、開閉されることの
ない固定用天部13が備えられており、トラック本体1
0に前後方向に伸ばされた右縦梁10aと左縦梁10b
とに支持されている。
【0016】この大ウィング11は、大ウィング11の
天部11aの左端側に設けられた大ウィング回動軸2
と、回動手段とを備えている。大ウィング回動軸2は、
トラック本体10の右縦梁10aの上面側に右縦梁10
aに沿わされるようにして回動自在に支持されており、
この大ウィング回動軸2が図4の時計方向側(図示X方
向)に回動することにより大ウィング11が閉まり(以
下、このX方向を閉方向という)、図4の反時計方向側
(図示Y方向)に回動することにより大ウィング11が
開くようになされている(以下、このY方向を開方向と
いう)。
【0017】回動手段は、大ウィング11に接続された
接続部材3と、付勢手段5と、接続部材3を駆動操作す
る本願発明の駆動装置4とにより構成されている。接続
部材3は、図3、図5に示すように駆動軸31と、駆動
アーム32と、小アーム33とを備えている。駆動軸3
1は、右縦梁10aの長さの1/2よりやや長い程度の
棒体から構成されており、右縦梁10aの右側面に突設
された軸支持部材10c…10cに回動自在に支持され
ることにより、右縦梁10aと略平行に、トラック本体
10の荷台の前端側から前後中央よりやや後方位置まで
の範囲に渡って配位されている。
【0018】小アーム33は、駆動軸31と上記大ウィ
ング回動軸2との間隔分程度の長さを有し、上端側が大
ウィング11の天部11aにおける右側よりの略前後中
央位置に軸支されている。一方、駆動アーム32、32
の左端側は、駆動アーム32、32に回動不能に固定さ
れ、右端側は、小アーム33の下端に軸支されており、
大ウィング11の大ウィング回動軸2と、駆動軸31
と、駆動アーム32、32と小アーム33との軸支部3
4と、小アーム33と大ウィング11の天部11aとの
軸支部35とを結ぶ線が略平行四辺形状のリンク機構を
なしている。従って、駆動軸31が閉方向に回動する
と、大ウィング回動軸2が共に閉方向に回動して大ウィ
ング11が閉まり、駆動軸31が開方向に回動すると、
大ウィング回動軸2が共に開方向に回動して大ウィング
11が開く。
【0019】付勢手段5は、大ウィングの回動を付勢す
るためのもので、本実施形態では、駆動軸31の回動を
付勢することにより、大ウィングの回動を付勢するよう
にしている。この実施形態の付勢手段5は、開方向バネ
51と、開方向バネ51の前方側に配位された閉方向バ
ネ52と、これらの2つのバネを操作する筒状のバネ操
作部材53とを備えている。開方向バネ51は、図3、
図6に示すようにコイルバネから構成されており、駆動
軸31の外周に配位され、前端が右縦梁10aの軸支持
部材10cに固定されている。一方、開方向バネ51の
前端には、駆動軸31に回動自在に挿通された筒状体5
4が備えられている。この筒状体54の前面には、前面
を反時計方向に沿って漸次前方側に突出するらせん状の
面に形成することによって形成された段部54aが備え
られている。閉方向バネ52は、開方向バネ51と同構
成を採っており、前端が右縦梁10aの軸支持部材10
cに固定され、閉方向バネ52の前端には、前面側に段
部55aを有する筒状体55に固定されている。
【0020】バネ操作部材53の前面には、前面を図6
の反時計方向に沿って漸次前方側に突出するらせん状の
面に形成することによって形成された段部53aが備え
られ、バネ操作部材53の前面には、前面を図6の反時
計方向に沿って漸次前方側に突出するらせん状の面に形
成することによって形成された段部53bが備えられて
いる。そして、このバネ操作部材53は、駆動軸31に
おける開方向バネ51と閉方向バネ52との間に、回動
不能に固定されており、駆動軸31の開方向側への回転
に伴ってバネ操作部材53が共に開方向側に回転するこ
とにより、バネ操作部材53の段部53aと開方向バネ
51の筒状体54の段部54aとが係合し、開方向バネ
51の筒状体54を開方向側へ回転させて開方向バネ5
1を付勢状態にする。又、駆動軸31の閉方向側への回
転に伴ってバネ操作部材53の段部53aと閉方向バネ
52の筒状体55の段部55aとが係合し、閉方向バネ
52の筒状体55を閉方向側に回転させて閉方向バネ5
2を付勢状態にする。
【0021】次に、本願発明の駆動装置4について説明
する。本願発明の駆動装置4は、図1に示すように駆動
部材としてのシリンダー41と、シリンダー41と駆動
軸31とを連結した連結部材42とを備えている。本実
施形態では、シリンダー41と連結部材42とは、一つ
の基台43上に取り付けられており、全体が一つの駆動
装置をなしている。詳しくは、シリンダー41のシリン
ダー本体41aの右端が基台43上における右端に軸支
されることにより、シリンダー41のピストンロッド4
1bがシリンダー本体41aから基台43の長手方向に
押し出されて摺動し得るように配位されている。連結部
材42は、略L字状の操作片42aと、操作片42aに
軸支された連結片42bとを備えている。操作片42a
は、基台43の長手方向に沿って配位され、左端下部が
基台43上の左端に軸支されされている。又、その左端
側の上部はシリンダー41のピストンロッド41bに軸
支されており、ピストンロッド41bの動きに伴って操
作片42aの右端が左端下部を軸にして上下方向に回動
し得るようになされている。また、この操作片42aの
右端に、連結片42cの下端が軸支されている。尚、駆
動部材は、シリンダー41を使用する形態のものに限ら
ず、適宜変更し得る。又、シリンダー41を使用する場
合、油圧シリンダー、エアシリンダー等のものを使用で
きる。
【0022】このように構成された本願発明の駆動装置
4は、図3、図4に示すように基台43が、トラック本
体10の荷台における前部側に左右方向に伸ばされた上
面開口の断面コの字状の横梁10d内に載置されるよう
にして固定されることにより、ピストンロッド41bが
左右方向に可動する。そして、駆動装置4の連結片42
bの上端が、駆動軸31に固設された連杆31aの先端
に軸支されることにより、操作片42aと連結片42b
と連杆31aとが駆動軸31と、操作片42aと基台4
3との軸支部と、操作片42aと連結片42bとの軸支
部と、操作片42aと連杆31aとの軸支部とを軸にし
た四節回転連鎖をなし、この四節回転連鎖の動きに伴っ
て駆動軸31を回動し得るようになされている。
【0023】次に、この本願発明の駆動装置4による大
ウィング11の開閉機構について、説明する。大ウィン
グ11の閉状態においては、図7(A) に示すように開方
向バネ51は、バネ操作部材53の段部53aによって
開方向側に回転させられて捩じられており、バネ操作部
材53を介して駆動軸31を開方向側に付勢した状態に
なっている。本実施形態では、大ウィング11の閉状態
において、大ウィング回動軸2にかかる大ウィング11
の重量によるモーメント力と、駆動軸31にかかる開方
向バネ51の付勢力とが同程度になるように設定されて
いる。尚、閉方向バネ52は、この図7(A) に示すよう
に駆動軸31を開方向側への回動に際しては、バネ操作
部材53の段部53bに係合せず、捩じられずにそのま
まの状態に維持されている。
【0024】そして、この状態から、駆動装置4が作動
してピストンロッド41bがシリンダー本体41aから
左方側に伸ばされると、図8に示すように操作片42a
が回動し、連結片42bを介して連杆31aが回動す
る。この連杆31aの回動により、駆動軸31が開方向
に回動する。そして、この駆動軸31の回動に伴って、
駆動アーム32、32が回動し、小アーム33を介して
大ウィング11の天部11aを押し上げる。これによ
り、大ウィング11が、大ウィング回動軸2を軸にして
開方向に回動し始め、徐々に開く。その際、操作片42
aと連結片42bと連杆31aとが4節回転連鎖をなし
て回動するため、シリンダーで直接大ウィング11を押
圧する場合に比して隣接する各片42a、42b、31
a同士のなす角度を狭くなることなく回動させることが
でき、駆動軸31を円滑に回動させることができる。一
方、駆動軸31を回動させる際には、大ウィング11の
重量に抗して回動しなければならないとともに、この実
施形態のように大ウィング11を天部全体の半分以上の
大きさのものから構成した場合には、大ウィング11の
重量が大きくなって大きな力で駆動軸31を回動しなけ
ればならないが、開方向バネ51が駆動軸31を開方向
に付勢しているため、シリンダー41による駆動軸31
の開方向側への回転を大ウィング11の重量より小さい
力で回動させることができる。特に、この実施形態のよ
うに閉状態において、大ウィング回動軸2にかかる大ウ
ィング11の重量によるモーメント力と、駆動軸31に
かかる開方向バネ51の付勢力とが同程度になるように
しておけば、極く僅かの力で行うことができる。従っ
て、シリンダー41の押圧力が小さくても良いものにで
き、小型のシリンダー41をトラック本体10の前方側
に一つだけ設置しておいても十分に駆動軸31を回動操
作できる。しかも、大ウィング回動軸2を直接回動操作
する場合には、大ウィング11の重量によるモーメント
力が大ウィング回動軸2に大きな力になってかかってい
るため、それに対向した力で大ウィング回動軸2を回動
しなければならないが、駆動軸31を回動を軸にした駆
動アーム32、32及び小アーム33の動きによって大
ウィング11の天部11aを押し上げることにより、大
ウィング回動軸2を直接回動操作する場合より小さな力
で大ウィング11を回動操作でき、この点でもシリンダ
ー41の押圧力を小さくても良いものにできる。
【0025】そして、図9に示すように、大ウィング1
1の重量のかかる方向が大ウィング回動軸2を通る位置
にくると(本実施形態では、閉状態から略105°)、
大ウィング11の重量による回転モーメントが大ウィン
グ回動軸2にかからない状態になるが、この状態で、バ
ネ操作部材53によって捩じられていた開方向バネ51
は、図7(B) に示すように元の状態に戻されて無負荷状
態になり、駆動軸31は開方向又は閉方向のいずれの方
向にも回転モーメントがかかっていない状態になる。
【0026】駆動軸31が、更に回動して大ウィング1
1が回動していくと、大ウィング11の重量によるモー
メント力が大ウィング回動軸2に開方向に徐々に大きく
なりながらかかる。そして、シリンダー41の作動に伴
って駆動軸31が閉状態から略135°回動して大ウィ
ング11の天部11aが駆動軸31と同角度だけ回動し
た位置で大ウィング11の回動が止まり、全開した開状
態になる(図10)。この全開状態では、大ウィング1
1の右端が、駆動軸31の略上方位置まできて、トラッ
ク本体10の荷台における右半分以上の部分で右側方及
び上方側が開放された状態になり、上方側から荷を荷台
に搬入し得るものになる。この全開状態においても、操
作片42aと連結片42bと連杆31aとが4節回転連
鎖をなして回動するため、隣接する各片42a、42
b、31a同士のなす角度を極端に狭くなることなく回
動させることができ、駆動軸31を円滑に回動させるこ
とができる。
【0027】一方、この駆動軸31の回動に伴い、図7
(C) に示すようにバネ操作部材53の段部53bによっ
て閉方向バネ52の段部55aが係合して開方向に徐々
に回転させられて捩じられ、駆動軸31を閉方向に、徐
々に付勢力を増して付勢していく。従って、全開状態で
の駆動軸31は、閉方向バネ52によって閉方向に付勢
された状態になっている。本実施形態では、図10に示
すように大ウィング11の全開状態において、大ウィン
グ回動軸2にかかる開方向の大ウィング11の重量によ
るモーメント力と、駆動軸31にかかる閉方向バネ52
の付勢力とが同程度になるように設定されている。従っ
て、大ウィング11は、全開状態で平衡状態になり、大
ウィング11の全開状態になる際に大ウィング11の重
量による回転モーメント力によって大ウィング回動軸2
が破損する等の支障をきたすようなことを防止できる。
【0028】又、大ウィング11を閉める場合は、駆動
装置4を作動させてシリンダー本体41aから伸ばした
ピストンロッド41bを引き戻せば良く、これにより、
駆動軸31を閉方向に回動させることができる。その
際、操作片42aと連結片42bと連杆31aとの隣接
するもの同士のなす角度が極端に狭くなっていないた
め、駆動軸31を円滑に閉方向に回動させることができ
る。この駆動軸31の回動により、駆動アーム32、3
2、小アーム33を介して大ウィング11の天部11a
を引き戻すことができる。又、大ウィング11を引き戻
す際、閉方向バネ52の付勢力によって大ウィング回動
軸2を平衡状態に維持しているため、大ウィング11を
小さい力で容易に引き戻すことができる。従って、シリ
ンダー41の押圧力が小さくても良いものにでき、小型
のシリンダー41をトラック本体10の前方側に一つだ
け設置しておいても十分に駆動軸31を回動操作でき
る。
【0029】そして、図9に示すように大ウィング11
の重量のかかる方向が大ウィング回動軸2を通る位置に
きたとき、図7(B) に示すようにバネ操作部材53によ
って捩じられていた閉方向バネ52が戻されて無負荷状
態になり、更に大ウィング11を引き戻していくと、バ
ネ操作部材53によって開方向バネ51が閉方向側に徐
々に回転させられて捩じられていき、駆動軸31を開方
向に徐々に付勢力を増して付勢していく(図7(A) )。
従って、大ウィング11は、閉状態に近づいた状態でも
略平衡状態を維持し、大ウィング11の重量による回転
モーメント力の増加によって加速されて閉まるようなこ
とを防止でき、トラック本体10にぶつかるようにして
大きな衝撃を伴って閉じるようなことを防止できる。
【0030】以上のようにして、大ウィング11を回動
させて開閉させれば、操作片42aと連結片42bと連
杆31aとが四節回転連鎖をなして回動するため、隣接
する各片42a、42b、31a同士のなす角度を極端
に狭くなることなく回動させることができ、閉状態から
90°以上の配位に渡って駆動軸31を小さい力で円滑
に回動させて大ウィング11を開閉させることができ
る。これにより、シリンダー41の押圧力を小さくても
良いものにでき、小型のシリンダー41をトラック本体
10の前方側に一つだけ設置しておいても十分に駆動軸
31を回動操作できる。又、シリンダー41は、四節回
転連鎖の一つをなす操作片42aを回動させれば良く、
ピストンロッド41bの伸縮量の小さいもので足り、シ
リンダー41を小型化できる。一方、駆動装置4を取り
付ける場合は、基台43をトラック本体10に取り付け
るとともに、連結片42bと連杆31aとを接続すれば
良く、簡単に装着できる。
【0031】次に、小ウィング12について説明する。
小ウィング12は、図2〜図5に示すように大ウィング
11と同様に、小ウィング回動軸200と、回動手段と
を備えている。小ウィング回動軸200は、トラック本
体10の左縦梁10bの上方位置に左縦梁10bに沿わ
されるようにして回動自在に支持されており、この小ウ
ィング回動軸200が回動することにより小ウィング1
2が回動して開閉し得るようになされている。
【0032】小ウィング12の回動手段は、小ウィング
12に接続された小ウィング用接続部材300と、小ウ
ィング用接続部材300を駆動操作する小ウィング用駆
動部材400とを備えている。小ウィング用接続部材3
00は、図3、図4に示すように小ウィング用駆動軸3
10と、小ウィング用駆動アーム320と、小ウィング
用小アーム330とを備えている。小ウィング用駆動軸
31は、左縦梁10bの左側面に回動自在に支持される
ことにより、左縦梁10bと略平行に配位されている。
【0033】小ウィング用小アーム330は、図4、図
5に示すように左端側が小ウィング12の側壁部12b
のおける略前後中央の上部位置に軸支されている。小ウ
ィング用駆動アーム320の右端側は、小ウィング用駆
動軸310に回動不能に固定され、左端側は、小ウィン
グ用小アーム330の右端に軸支されている。
【0034】小ウィング用駆動部材400は、図3に示
すように小ウィング用シリンダー410と、小ウィング
用シリンダー410と小ウィング用駆動軸310とに連
結された一本の小ウィング用連結部材420とを備えて
いる。又、小ウィング用連結部材420の右端は、小ウ
ィング用シリンダー410のピストンロッド410aに
軸支され、左端は小ウィング用駆動軸310に回動不能
に固定されている。
【0035】このように構成された小ウィング12は、
小ウィング用シリンダー410の作動に伴って小ウィン
グ用連結部材420が回動し、これにより、小ウィング
用駆動軸310が回動する。又、この小ウィング用駆動
軸310の回動により、小ウィング用駆動アーム320
及び小ウィング用小アーム330が回動して小ウィング
12を側方側から押し上げるようにして開く。そして、
小ウィング12が閉状態から略105°だけ回動した時
点で回動が止まり、全開状態になる。尚、この実施形態
における小ウィング12は、大ウィング11に比して小
さく重量が軽いため、大ウィング11の場合のような開
方向バネ51や閉方向バネ52を設けていないが、設け
るようにしても良い。又、この小ウィング12は、設け
なくても良く、小ウィング12を設けずに大ウィング1
1のみから構成しても良く、適宜変更し得る。
【0036】尚、本実施形態では、付勢手段5として開
方向バネ51と閉方向バネ52との2種のバネによっ
て、大ウィング11を開方向及び閉方向に付勢するよう
にしているが、開方向バネ51を設けずに閉方向バネ5
2だけを設けるようにしておいても良く、このようにし
ても、大ウィング回動軸2の破損等を防止できるととも
に、大ウィング回動軸2を小さい力で容易に閉めること
ができる。又、開方向バネ51及び閉方向バネ52を全
く設けずに実施することも可能であり、適宜変更し得
る。
【0037】又、本実施形態では、大ウィング11が、
大ウィング11の重量のかかる方向が大ウィング回動軸
2を通る位置まで開いた位置(図9の状態)から更に開
くと閉方向バネ52の付勢力がかかり始め、大ウィング
11が全開状態になる位置までの範囲に渡って閉方向バ
ネ52の付勢力が働くようにしているが、大ウィング1
1の全開状態で閉方向バネ52の付勢力が働くようにし
ておけば良く、例えば大ウィング11の重量のかかる方
向が大ウィング回動軸2を通る位置の前又は後方位置か
ら閉方向バネ52の付勢力が働くようにする、或いは、
大ウィング11が全開状態になった位置のみで閉方向バ
ネ52の付勢力が働くようにしても良い。又、本実施形
態では、大ウィング11の全開状態で大ウィング11の
重量によるモーメント力と閉方向バネ52の付勢力とが
略等しくなるようにして全開状態で大ウィング11の重
量によるモーメント力が全くかからなようにしている
が、大ウィング11の全開状態における閉方向バネ52
の付勢力の大きさは、特に限定されず、全開状態におけ
る大ウィング11の重量によるモーメント力より大きく
し又は小さくしても良く、この場合でも、大ウィング1
1を全開状態から閉める際の補助力として機能させるこ
とができ、大ウィング回動軸2の破損等を防止できると
ともに、小さい力で大ウィング11を全開状態から閉め
ることができる。又、上記実施形態のように開方向バネ
51を設ける場合においても、閉方向バネ52と同様
に、少なくとも大ウィング11の閉状態で開方向バネ5
1の付勢力が働くようにしておけば良く、又、大ウィン
グ11の閉状態における開方向バネ51の付勢力の大き
さは、特に限定されず、閉状態における大ウィング11
の重量によるモーメント力より大きくし又は小さくして
も良く、適宜変更し得る。
【0038】更に、駆動装置4に開方向バネ510及び
閉方向バネ521、522を設けるようにしても良い。
例えば、図11〜図13に示すように、駆動装置4を、
次のように構成する。
【0039】詳しくは、この開方向バネ510及び閉方
向バネ521、522を設けた駆動装置4は、先の実施
形態のものと同様に、基台43上に、シリンダー41
と、シリンダー41と駆動軸31とに連結された連結部
材42とを備えている。そして、この基台43上におけ
る連結部材42の操作片42aの前方側にコイルバネか
らなる二つの第1閉方向バネ521、521を並設する
とともに、図12に示すように、シリンダー41のシリ
ンダー本体41a内に、ピストンロッド41bの基端部
41cの左方側に設けたコイルバネから第2閉方向バネ
522と、ピストンロッド41bの基端部41cの右方
側に設けたコイルバネからなる開方向バネ510とを備
えている。
【0040】そして、シリンダー41の作動に伴ってピ
ストンロッド41bを押圧してシリンダー本体41aに
沿って左方側に摺動させて先端側を突出させていくと、
上述したように連結部材42が可動し駆動軸31を回動
させて大ウィング11を徐々に開かせていくが、そのピ
ストンロッド41bの動きに際して第2閉方向バネ52
2がピストンロッド41bの基端部41cに圧縮されて
ピストンロッド41bを右方側の引き戻す方向に付勢す
るとともに、ピストンロッド41bの動きに伴う連結部
材42の操作片42aの回動に際して第1閉方向バネ5
21、521が操作片42aに圧縮されて操作片42a
を反対方向に付勢する。これにより、大ウィング11を
開方向に回動させる駆動装置4の動きに応じて第1閉方
向バネ521、521及び第2閉方向バネ522が駆動
装置4のピストンロッド41bを引き戻す方向に付勢す
る。従って、全開状態になる際には、大ウィング11
が、自身の重量による回転モーメント力によって加速が
付いた状態で開き、大ウィング回動軸2に衝撃力がかか
って支障をきたすというようなことを防止できる。そし
て、ピストンロッド41bを引き戻せば連結部材42が
元の状態に戻って大ウィング11を閉めるが、その際、
連結部材42が大ウィング11の重量によるモーメント
力を開方向側に受けている場合でも、第1閉方向バネ5
21、521及び第2閉方向バネ522の付勢力によっ
て、小さい力で容易にピストンロッド41bを引き戻し
て連結部材42を元の状態に戻すことができる。
【0041】そして、ピストンロッド41bが引き戻さ
れていくと、第1閉方向バネ521、521及び第2閉
方向バネ522の圧縮が解除され、更にピストンロッド
41bが引き戻されると開方向バネ510がピストンロ
ッド41bの基端部41cに圧縮されてピストンロッド
41bを反対側の左方側に徐々に付勢していき、大ウィ
ング11の閉状態において、駆動装置4のピストンロッ
ド41bは、押し出す方向に付勢されており、これによ
り、大ウィング11が、自身の重量による回転モーメン
ト力によって加速が付いた状態で閉まり、トラック本体
10に衝撃力がかかって支障をきたすというようなこと
を防止できる。又、この大ウィング11の閉状態から大
ウィング11を開ける際には、連結部材42が大ウィン
グ11の重量によるモーメント力を閉方向側に受けてい
る場合でも、開方向バネ510の付勢力によってピスト
ンロッド41bを小さい力で容易に押し出すことができ
る。従って、開方向バネ510及び閉方向バネ521、
522によって、シリンダー42の負担を軽くでき、小
さい力で操作片42aを回動操作できる。よって、より
小さいシリンダー42を使用でき、駆動装置4のより一
層の小型化を図ることができる便利なものになる。
【0042】又、この開方向バネ510及び閉方向バネ
521、522を設けた駆動装置4の実施形態では、駆
動装置4が大ウィング11を閉状態にした状態におい
て、第1閉方向バネ521、521の上端と連結部材4
2の操作片42aとの間に間隔を設けているとともに、
第2閉方向バネ522とピストンロッド41bの基端部
41cとの間に間隔を設け、ピストンロッド41bが左
方側に押し出されていき、大ウィング11の重量のかか
る方向が大ウィング回動軸2を通る位置まで大ウィング
11を開いた状態(大ウィング11を閉状態から略10
5°回動した図9に示す状態)で、図12中に点線で示
すように第1閉方向バネ521、521の上端と連結部
材42の操作片42aとが、及び第2閉方向バネ522
とピストンロッド41bの基端部41cと各々当接して
付勢力がかかり始めるようにし、また、この第1閉方向
バネ521、521及び第2閉方向バネ522の付勢力
がかかり始めた位置で、ピストンロッド41bの基端部
41cに圧縮されていた開方向バネ510が完全に戻さ
れた状態になり、それ以上ピストンロッド41bが左方
側に押し出されても、ピストンロッド41bの基端部4
1cと開方向バネ510との間に隙間が開くようになさ
れている。又、大ウィング11の全開状態において、操
作片42aを付勢する第1閉方向バネ521、521の
付勢力とピストンロッド41bの基端部41cを付勢す
る第2閉方向バネ522の付勢力とを合わせた力が大ウ
ィング11の重量により大ウィング回動軸2に作用する
開方向のモーメント力とが同程度になるようにするとと
もに、大ウィング11の閉状態において、ピストンロッ
ド41bの基端部41cを付勢する開方向バネ510の
付勢力と大ウィング11の重量により大ウィング回動軸
2に作用する閉方向のモーメント力とが同程度になるよ
うに設定している。
【0043】尚、駆動装置4に開方向バネ510及び閉
方向バネ521、522を設けた場合においても、第1
閉方向バネ521、521及び第2閉方向バネ522の
付勢力や開方向バネ510の付勢力は、特に限定され
ず、第1閉方向バネ521、521及び第2閉方向バネ
522は、少なくとも大ウィング11の全開状態で閉方
向に付勢し、開方向バネ510は、少なくとも大ウィン
グ11の閉状態で開方向に付勢すれば良い。又、これら
のバネ520、521、522の付勢する範囲について
も、特に限定されず、大ウィング11の全開状態又は閉
状態で作用し得る形態のものであれば良く、例えば図1
3に示すように第1閉方向バネ521、521の上端と
連結部材42の操作片42aとの間の間隔を大きくなる
ように設けておくとともに、第2閉方向バネ522をシ
リンダー本体41a内の左端側に、開方向バネ510の
シリンダー本体41a内の右端側に設けたものとし、大
ウィング11が全開状態に近くなった時点で第1閉方向
バネ521、521が連結部材42の操作片42aに当
接して圧縮されるとともに、第2閉方向バネ522がピ
ストンロッド41bの基端部41cに当接して圧縮され
るようにし、一方、大ウィング11が閉状態に近くなっ
た時点で開方向バネ510がピストンロッド41bの基
端部41cに当接して圧縮されるようにし、大ウィング
11が全開状態に近づいた位置又は閉状態に近づいた位
置で作用し得るようにしても良い。又、閉方向バネは、
第1閉方向バネ521、521又は第2閉方向バネ52
のいずれか一方だけで構成しても良い。更に、開方向バ
ネ510を設けずに閉方向バネ521、522のみ設け
るようにして、閉方向バネ521、522の付勢力によ
って大ウィング11の全開状態から閉め易くした形態の
ものであっても良い。このようにして構成した駆動装置
4は、先の実施形態のような駆動軸31に設けた開方向
バネ51、閉方向バネ52に代えて単独で使用できる
が、駆動軸31に設けた開方向バネ51、閉方向バネ5
2とともに併用しても良い。或いは、両者を組合せて使
用し、例えば駆動装置4に開方向バネ510を設けずに
第1閉方向バネ521、521又は第2閉方向バネ52
2を設け、駆動軸31に閉方向バネ52を設けずに開方
向バネ51を設け、又は、駆動装置4に第1閉方向バネ
521、521及び第2閉方向バネ522を設けずに開
方向バネ510を設け、駆動軸31に開方向バネ51を
設けずに閉方向バネ52を設ける等して両者を組合せて
使用するようにしても良く、適宜変更し得る。以上が、
駆動装置4に、開方向バネ510及び閉方向バネ52
1、522を設けた実施形態の説明である。
【0044】一方、上記の実施形態では、大ウィング1
1と小ウィング12とから構成しているが、この形態の
ものに限らず、図14に示すように同程度の大きさの天
部110aと側壁部110bとを有する二つのウィング
110、110から構成し、何れか一方又は両方に本願
発明の駆動装置4を設けるようにしても良く、適宜変更
し得る。
【0045】又、上記実施形態では、駆動軸31を、ト
ラック本体10の荷台の前端側から前後中央に伸ばし、
その駆動軸31に駆動アーム32及び小アーム33を取
り付けることによって駆動アーム32及び小アーム33
を大ウィング11の前後中央部に配位させたものにして
いるが、この形態のものに限らず、駆動軸31、駆動ア
ーム32及び小アーム33を、トラック本体10の荷台
の端部側に配位させるようにしても良い。例えば、図1
5(A)(B)に示すように、駆動軸31を、トラック本体1
0の荷台における前端部に回動自在に設け、駆動アーム
32を、トラック本体10の前部の横梁10dに沿わせ
て左右方向に伸ばしその駆動アーム32の左端を駆動軸
31に取り付けるとともに、駆動アーム32の右端に小
アーム33の下端を回動自在に取り付ける。又、その小
アーム33の上端を、大ウィング11の天部11aにお
ける前端に軸支する。そして、駆動アーム32の略左右
中央に駆動装置4の連結片42bを軸支し、駆動装置4
の作動に伴う連結片42bの可動によって、駆動アーム
32が押し上がれば、駆動アーム32が駆動軸31を回
動の軸に回動して右側の小アーム33が大ウィング11
の天部11aを押し上げて大ウィング11を大ウィング
回動軸2を軸に回動させて開かせる。
【0046】更に、駆動装置4は、トラック本体10の
前方側に一つだけ設ける形態のものに限らず、複数、設
けたものであっても良い。例えば駆動アーム32及び小
アーム33を大ウィング11の前後中央部に配位させた
図2に示す場合において、駆動軸31をトラック本体1
0の前端から後端まで伸ばしたものとし、その駆動軸3
1の後端側にも駆動装置4を設ける、或いは、図16に
示すように、トラック本体10の荷台の前端部側及び後
端部側の両側に、駆動軸31、31、駆動アーム32、
32及び小アーム33、33を設けるようにしても良
い。更には、トラック本体10の荷台の前端部側又は後
端部側の一方側に駆動軸31、駆動アーム32及び小ア
ーム33を設け、他方側に駆動軸31を設けずに駆動ア
ーム32及び小アーム33だけを設ける形態のものであ
ってもよい。又、この図16に示すように、駆動軸3
1、31、駆動アーム32、32及び小アーム33、3
3を、トラック本体10の荷台の前後両端側に設ける場
合において、図16中に破線で示すように、駆動軸31
をトラック本体10の前端から後端まで伸ばしものと
し、この駆動軸31に前後双方の駆動アーム32、32
に連結させるようにしておいても良い。このようにして
駆動軸31を駆動アーム32、32の間に渡しておくこ
とにより、前後両側の駆動アーム32、32及び小アー
ム33、33の動きを同調させることができ、大ウィン
グ11の前後の動きの相違による大ウィング11のねじ
れを防止することができる。従って、大ウィング11を
トラック本体10に蝶番等で取り付けた場合でも、駆動
軸31によって円滑に回動させることのできるものにな
る。
【0047】また、駆動軸31、駆動アーム32及び小
アーム33を、トラック本体10の荷台の端部に設ける
場合、駆動装置4に付設したものとしておいても良い。
詳しくは、図17に示すように、例えば駆動装置4の基
台43の左端側に、基台43から上方側に延設した延設
部43aを設け、この延設部43aに駆動軸31を回動
自在に設けるとともに、駆動アーム32の左端を駆動軸
31に取り付け、又、駆動アーム32の右端に、小アー
ム33の下端を回動自在に取り付けたものとする。そし
て、この駆動装置4を、トラック本体10の横梁10d
に固定するとともに、小アーム33の上端を大ウィング
11の天部11aに回動自在に取り付けるようにする。
このようにして駆動装置4を構成しておけば、駆動装置
4を従来のトラックへ装着するだけで、駆動軸31、駆
動アーム32及び小アーム33を介して大ウィング11
を開閉し得るものにでき、装着作業を容易なものにでき
る。
【0048】更に、大ウィング回動軸2とは別に駆動軸
31を設ける形態のものに限らず、駆動軸31を設けな
いものでも良い。例えば図19に示すように大ウィング
11の後端又は前端、或いは両側に駆動装置連結部1
5、15を設けたものとし、これに駆動装置4の連結片
42bの上端を軸支するようにして良い。この場合は、
大ウィング11における大ウィング回動軸2と駆動装置
連結部15との間の部分が連杆31aをなし、連杆31
aと連結片42bと操作片42aとで四節回転連鎖をな
す。
【0049】又、本実施形態では、駆動装置4の連結部
材42を、操作片42aと連結片42bとから構成し、
トラック本体10の駆動軸31に固設した連杆31aに
軸支するようにしているが、連杆31aを、連結片42
bに軸支して設けたものとしておいても良く、駆動装置
4のトラック本体10への取り付けに際し、連杆31a
を駆動軸31に固定し、或いは駆動軸31を設けない場
合は大ウィング回動軸2に固定するようにしても良く、
適宜変更し得る。
【0050】一方、開方向バネや閉方向バネを設ける位
置や数は、特に限定されず、上述のように駆動軸31や
駆動装置4に設けたものと共に、或いは単独で、他の位
置に設けるようにして良い。例えば図15(A)(B)に示す
ように、トラック本体10の横梁10dと閉状態におけ
る大ウィング11の天部11aとの間に開方向バネ51
1を設け、閉方向に回動してきた大ウィング11が閉状
態になる前に大ウィング11の天部を開方向バネ511
で受けるようにし、或いは、この開方向バネ511と共
に、又は開方向バネ511とは別に、図15(A)(B)や図
17に示すように駆動装置4におけるシリンダー41の
側方側に開方向バネ512を設け、大ウィング11と共
に閉方向に回動してきた駆動アーム32を、大ウィング
11が閉状態になる前に駆動装置4を受けるようにし、
大ウィング11がトラック本体10に衝撃を伴ってぶつ
かるようなことを防止するとともに、開方向バネ511
の弾性によって閉状態の大ウィング11を開ける際の補
助とするようにしても良い。
【0051】又、本実施形態では、開方向付勢手段とし
て開方向バネ51、511、512を用い、閉方向付勢
手段として閉方向バネ52、521、522を用いてい
るが、開方向付勢手段や閉方向付勢手段は、バネによる
形態のものに限らず、適宜変更でき、例えばシリンダー
を用いるようにしても良い。例えば図18に示すよう
に、第1閉方向バネ521、521(図11参照)に代
えて閉方向用シリンダー523を設けるとともに、開方
向バネ511、512(図15(A)(B)、図17参照)に
代えて開方向用シリンダー513、514を設けたもの
とする。そして、閉状態の大ウィング11を開ける際に
は、駆動装置4のシリンダー41を作動させれば、同時
に開方向用シリンダー513、514も作動して閉状態
の大ウィング11を押し上げて駆動装置4を補助し、大
ウィング11が全開状態になる直前で閉方向用シリンダ
ー523が大ウィング11を受け、又、全開状態の大ウ
ィング11を閉める際には、駆動装置4のシリンダー4
1と共に閉方向用シリンダー523が作動して全開状態
の大ウィング11を押し上げて駆動装置4を補助する。
又、大ウィング11が閉状態になる直前で開方向用シリ
ンダー513、514が大ウィング11を受け、大ウィ
ング11がトラック本体10に衝撃を伴ってぶつかるの
を防止する。
【0052】更に、ウィング11の回動範囲は、閉状態
から90°以上回動するものに限らず、閉状態から90
°又は90°以下のものにして本願発明の駆動装置4を
取り付け実施することも可能であり、適宜変更し得る。
【0053】また、本願発明の駆動装置4により開閉す
るトラックカバーは、天部と側壁部とを有するウィング
に限らず、側壁部からなる後扉等にも使用でき、適宜変
更できる。
【0054】
【発明の効果】以上のように構成された本願第1、第3
発明は、従来のように駆動部材としての油圧シリンダー
で直接トラックカバーを回動させる場合のようにシリン
ダーの軸方向とトラックカバーとのなす角度が極端に狭
くなるようなことを防止でき、トラックカバー11を小
さい力で円滑に回動させることができる。しかも、駆動
部材42としてシリンダー42を使用する場合でも、シ
リンダー42で操作片42aを回動操作すれば良く、シ
リンダー42のピストンロッド41bの伸縮量を小さく
て良いものにできる。これにより、小さい駆動部材42
を使用でき、駆動装置4の全体を小型化できる。又、連
結片42bの長さや連結片42bのトラックカバー11
への取り付け位置を変えることにより、トラックカバー
11の回動範囲を容易に変えることができ、トラックカ
バー11の回動範囲の設定を簡単なものにできる。
【0055】本願第2発明は、トラックに取り付けるに
際しては、基台43を、トラック本体10に取り付ける
とともに、連結片42bの一端側を、トラックカバー1
1に接続すれば良く、容易に装着できる。これにより、
トラックへの装着作業を容易なものにできるとともに、
従来のトラックカバーを有するトラックにも、容易に装
着できる。
【0056】本願第4発明は、開方向バネ510と、閉
方向バネ521、522とにより、駆動部材42の負担
を軽くでき、小さい力で操作片42aを回動操作でき
る。これにより、より小さい駆動部材42を使用でき、
駆動装置4の一層の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る一実施形態のトラックカバーの
開閉用駆動装置を示す斜視図である。
【図2】本願発明のトラックカバーの開閉用駆動装置を
用いたトラックカバーの開閉機構を有するトラックの平
面図である。
【図3】本願発明のトラックカバーの開閉用駆動装置を
用いたトラックカバーの開閉機構の要部拡大平面図であ
る。
【図4】同開閉機構の後方側から見た側面図である。
【図5】図2のIV−IV線断面図である。
【図6】開方向バネ及び閉方向バネを示す要部拡大斜視
図である。
【図7】(A) は、大ウィングの閉状態における開方向バ
ネ及び閉方向バネを示す要部拡大平面図、(B) は、大ウ
ィングを閉状態から略105°回動した状態における開
方向バネ及び閉方向バネを示す要部拡大平面図、(B)
は、大ウィングの全開状態における開方向バネ及び閉方
向バネを示す要部拡大平面図である。
【図8】本願発明のトラックカバーの開閉用駆動装置を
作動させて大ウィングを開け始めた状態の開閉用駆動装
置及び接続部材を示す説明図である。
【図9】大ウィング全体の重量のかかる方向が大ウィン
グ回動軸を通る位置に大ウィングを開けた状態の開閉用
駆動装置及び接続部材を示す説明図である。
【図10】大ウィングの全開状態における開閉用駆動装
置及び接続部材を示す説明図である。
【図11】他の実施形態に係る開閉用駆動装置の斜視図
である。
【図12】他の実施形態に係る開閉用駆動装置の一部を
断面にした側面図である。
【図13】更に他の実施形態に係る開閉用駆動装置の一
部を断面にした側面図である。
【図14】トラックカバーの他の実施形態の説明図であ
る。
【図15】(A) は、開閉機構の他の実施形態に係る要部
の平面図、(B) は、その要部の一部を断面にした正面図
である。
【図16】開閉機構の更に他の実施形態に係る要部の平
面図である。
【図17】更に他のもう一つの実施形態に係る開閉用駆
動装置の斜視図である。
【図18】付勢手段の他の実施形態に係る説明図であ
る。
【図19】トラックカバーの更に他の実施形態の説明図
である。
【図20】従来のトラックカバーの開閉機構を適用した
トラックの斜視図である。
【図21】従来のトラックカバーの開閉機構を示す要部
拡大図である。
【符号の説明】
2…大ウィング回動軸、3…接続部材、4…駆動装置、
11…大ウィング、12…小ウィング、31…駆動軸、
31a…連杆、41…シリンダー、42…連結部材、4
2a…操作片、42b…連結片、43…基台、51、5
10、512、513、514…開方向付勢手段、5
2、521、522、523…閉方向付勢手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラック本体(10)にトラックカバー(11)を
    回動可能に取り付け、駆動装置によってトラックカバー
    (11)を開閉するようにしたトラックカバーの開閉用駆動
    装置において、 この駆動装置(4) が、連結片(42b) と、操作片(42a)
    と、駆動部材(41)とを備え、 連結片(42b) の一端側が、トラックカバー(11)に回動自
    在に接続され、連結片(42b) の他端側が、操作片(42a)
    の一端側に回動自在に接続され、 操作片(42a) の他端側が、トラック本体(10)に回動自在
    に取り付けられ、この操作片(42a) が、駆動部材(41)の
    駆動によって回動操作されることにより、操作片(42a)
    が連結片(42a) を可動操作し、この連結片(42a) の可動
    に伴って、トラックカバー(11)がトラック本体(10)に対
    して回動して開閉操作されるものであることを特徴とす
    るトラックカバーの開閉用駆動装置。
  2. 【請求項2】連結片(42b) と、操作片(42a) と、駆動部
    材(41)とが、一つの基台(43)上に設けられたものであ
    り、操作片(42a) の一端側が、基台(43)に回動自在に取
    り付けられるとともに、操作片(42a) と駆動部材(41)と
    が接続されることにより、この操作片(42a) が、駆動部
    材(41)の駆動によって基台(43)上で回動操作されるよう
    になされ、 この基台(43)が、トラック本体(10)に取り付けられると
    ともに、連結片(42b)の一端側が、トラックカバー(11)
    に回動自在に接続されるものであることを特徴とする請
    求項1記載のトラックカバーの開閉用駆動装置。
  3. 【請求項3】連結片(42b) と操作片(42a) とが、四節回
    転連鎖の一部をなし、駆動部材(41)が、四節回転連鎖を
    駆動させることにより、トラックカバー(11)がトラック
    本体(10)に対して回動して開閉操作されるものであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のトラックカバーの
    開閉用駆動装置。
  4. 【請求項4】駆動装置(4) が、開方向付勢手段(510)(51
    2)(514) と、閉方向付勢手段(521)(522)(523) とを備え
    たものであり、開方向付勢手段(510)(512)(514) が、連
    結片(42b) と操作片(42a) と駆動部材(41)との少なくと
    も一つを、連結片(42b) と操作片(42a) と駆動部材(41)
    とによってトラックカバー(11)を開方向へ回動させるに
    際してそれらの可動する方向に付勢するものであり、閉
    方向付勢手段(521)(522)(523) が、連結片(42b) と操作
    片(42a) と駆動部材(41)との少なくとも一つを、連結片
    (42b) と操作片(42a) と駆動部材(41)とによってトラッ
    クカバー(11)を閉方向に回動させるに際してそれらの可
    動する方向に付勢するものであることを特徴とする請求
    項2又は3に記載のトラックカバーの開閉用駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002034559A1 (fr) * 2000-10-25 2002-05-02 Seiko Giken Kabushiki Kaisha Dispositif d"ouverture et de fermeture d"ailes pour camion
JP2008201352A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Seiko Giken Kk ウイング開閉補助装置

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