JP2000006630A - コイルスプリングの防振支持装置 - Google Patents

コイルスプリングの防振支持装置

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JP2000006630A
JP2000006630A JP17560798A JP17560798A JP2000006630A JP 2000006630 A JP2000006630 A JP 2000006630A JP 17560798 A JP17560798 A JP 17560798A JP 17560798 A JP17560798 A JP 17560798A JP 2000006630 A JP2000006630 A JP 2000006630A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルスプリングの上端部を、緩衝ゴムシー
トを介して支持せしめる防振支持装置において、緩衝ゴ
ムシートへの柔らかいばね剛性の設定と、緩衝ゴムシー
トの変形時の形状の安定化を、併せて実現すること。 【解決手段】 緩衝ゴムシート76におけるコイルスプ
リング78の当接部位に対して、複数の肉抜穴80を周
方向に離間して設ける。また、支持金具10の外周縁部
には、緩衝ゴムシート76の外周縁部を保持する保持壁
部52を設ける。支持金具10において外方突出部5
0,50が形成されているために保持壁部52が有効に
形成されない部分では、緩衝ゴムシート76の外周部分
に厚肉補強部84を一体形成する。そして、前記肉抜穴
80によって、緩衝ゴムシート76に柔らかいばね剛性
を付与すると共に、前記保持壁部52と前記厚肉補強部
84で協働して、緩衝ゴムシート76における不安定な
変形を防止し、以て、目的とする防振効果の安定化を達
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、自動車のサスペンション機構に
用いられるコイルスプリングの防振支持装置に係り、特
に、コイルスプリングの上端部を緩衝的に支持せしめて
車体側に取り付けるためのコイルスプリングの防振支持
装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、マクファーソンストラット式や
デュアルリンク式等の自動車用サスペンション機構にお
いては、緩衝器(ショックアブソーバ)にコイルスプリ
ングを外挿せしめて、それらを車軸やアーム等と車体の
間に介装せしめた構造が採用されている。また、緩衝器
やコイルスプリングの車体側への取付部には、実開昭6
0−64337号公報等に記載されているように、防振
支持装置が介装され、緩衝器やコイルスプリングを通じ
ての車輪側から車体側への振動伝達が低減されるように
なっている。
【0003】そして、かかる防振支持装置としては、例
えば、車体側に取り付けられる板状の支持金具に対し
て、緩衝器が挿通されて直接的またはゴムブッシュ等を
介して間接的に取り付けられる装着孔を設けると共に、
該装着孔の外周部分を囲むようにして、コイルスプリン
グの一端部を受ける円環形状のスプリング受部を設ける
一方、該スプリング受部の表面を覆う緩衝ゴムシートを
設けてなる構造のものが採用される。
【0004】ところで、コイルスプリングの一端部が当
接される緩衝ゴムシートには、有効な防振性能の実現の
ために柔らかいばね剛性が望まれるが、部材厚さの制限
等の理由で、十分に柔らかいばね剛性を設定することが
難しい場合があった。また、柔らかいばね剛性を設定し
得たとしても、ばね剛性が柔らかいために、緩衝ゴムシ
ートの変形時の形状が不安定となって、防振性能や耐久
性の低下の問題を伴い易いという不具合があったのであ
る。
【0005】そこで、緩衝ゴムシートの変形時の形状を
安定化させるために、例えば、支持金具の外周縁部を緩
衝ゴムシート側に立ち上げて、緩衝ゴムシートの外周部
分を保持せしめることが考えられる。しかしながら、支
持金具には、車体側取付部の形成等のために、スプリン
グ受部の外周部分から径方向外方に延び出す外方突出部
が、適当個形成されることが多く、この外方突出部の形
成部位においては、支持金具の外周縁部がスプリング受
部から離れてしまうために、緩衝ゴムシートに対して有
効な保持力を及ぼすことが難しいという問題があった。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、スプリング受部から延び出す外方突出部を
有する支持金具を用いて構成されたコイルスプリングの
防振支持装置において、緩衝ゴムシートへの柔らかいば
ね剛性の設定と、緩衝ゴムシートの変形時の形状の安定
化を、併せて実現することにある。
【0007】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、緩衝器が挿通されて
取り付けられる装着孔を有すると共に、該装着孔の外周
部分にコイルスプリングの一端部を受ける円環形状のス
プリング受部が設けられた、車体側に取り付けられる支
持金具に対して、スプリング受部の表面を覆う緩衝ゴム
シートが固着されると共に、支持金具におけるスプリン
グ受部の外周部分が部分的に軸直角方向外方に延び出さ
れて外方突出部が形成されたコイルスプリングの防振支
持装置において、緩衝ゴムシートにおけるコイルスプリ
ングの当接部分に、肉抜穴を周方向に離間して複数形成
する一方、支持金具における少なくとも外方突出部が形
成されていない外周縁部に、緩衝ゴムシート側に立ち上
がって該緩衝ゴムシートの外周部分を保持する保持壁部
を一体形成すると共に、かかる緩衝ゴムシートに対し、
少なくとも支持金具の外方突出部が形成された部分にお
いて、コイルスプリングの当接面の外周側を周方向に連
続して延びる厚肉補強部を一体形成してなるコイルスプ
リングの防振支持装置にある。
【0008】このような本発明に従う構造とされたコイ
ルスプリングの防振支持装置においては、緩衝ゴムシー
トに肉抜穴が形成されていることにより、緩衝ゴムシー
トに対して柔らかいばね剛性が有利に設定され得、それ
によって、良好なる防振性能が実現される。また、支持
金具に外方突出部が形成されているが、この外方突出部
が形成されていない部分では、支持金具に一体形成され
た保持壁部で緩衝ゴムシートの外周部分が保持されるこ
とにより、緩衝ゴムシートの変形時の形状安定化が図ら
れ得る。また一方、支持金具における外方突出部が形成
された部分では、緩衝ゴムシートに一体形成された厚肉
補強部で、緩衝ゴムシートにおけるコイルスプリングの
当接部分が補強的に保持されることにより、緩衝ゴムシ
ートの変形時の形状安定化が図られ得る。
【0009】それ故、外方突出部を有する支持金具を備
えたコイルスプリングの防振支持装置において、緩衝ゴ
ムシートに柔らかいばね剛性を有利に設定することが出
来ると共に、緩衝ゴムシートの変形時の形状を安定して
確保することが出来るのであり、それによって、所期の
優れた防振性能と、良好なる耐久性を、安定して得るこ
とが可能となるのである。
【0010】なお、本発明において、支持金具の装着孔
に対する緩衝器の取り付けは、例えば、緩衝器のピスト
ンロッドを支持金具に対してボルト等で直接に固定する
ことが可能であるが、その他、筒状のゴムブッシュ等を
介して、緩衝器を支持金具に対して間接的に取り付けて
も良い。また、支持金具の車体側への取り付けも、例え
ば、ボルト等を用いて支持金具を車体側部材に直接に固
定することが可能であるが、その他、ゴム弾性体等で形
成された緩衝装置を介して、支持金具を車体側に間接的
に取り付けても良い。更に、支持金具に形成される外方
突出部の具体的形状や数は限定されるものでなく、スプ
リング受部の中心軸に対して軸直角方向(傾斜したもの
も含む)に延び出す各種の形状等が採用される。また、
かかる外方突出部は、例えば、支持金具を車体側に取り
付けるための固着部として利用され、そのために、外方
突出部に対して、例えば立設ボルトやボルト挿通孔,溶
着部等が設けられることとなるが、この外方突出部は、
その他、例えばダストカバー等の他部材の装着部等とし
て用いることも可能である。また、支持金具に一体形成
される保持壁部は、必ずしも連続的でなくても良い。更
にまた、かかる保持壁部は、緩衝ゴムシートに対して、
埋め込まれたり、加硫接着されることが望ましいが、必
ずしも緩衝ゴムシートに接着されている必要はなく、緩
衝ゴムシートの外周面に重ね合わされて単に当接した状
態等で配設されていても良い。また、緩衝ゴムシート
も、支持金具に対して加硫接着等で接着されていること
が望ましいが、支持金具に対して、嵌合構造で係止した
り、単に重ね合わせた状態で組み付けても良い。更にま
た、支持金具における保持壁部や緩衝ゴムシートにおけ
る厚肉補強部は、それらの全周に亘って形成すること
も、勿論可能である。
【0011】また、本発明において、緩衝ゴムシートの
肉抜部は、コイルスプリング側或いは支持金具側に開口
する有底穴形状の他、厚さ方向に貫通した形状をもって
形成することも出来る。更にまた、かかる肉抜部の周方
向長さや間隔、数等は、特に限定されるものでなく、緩
衝ゴムシートに要求されるばね剛性等に応じて決定され
るものであり、例えば、周方向に略等間隔に2〜4程度
の数個形成することも可能であるが、緩衝ゴムシートに
おける応力集中を軽減するために、それ以上の多数個形
成することが望ましい。また、肉抜部の径方向幅も、特
に限定されるものでなく、コイルスプリングの当接面よ
り狭くても広くても良い。更にまた、かかる肉抜部は、
緩衝ゴムシートの径方向中間部分において、径方向全長
に亘らない長さで形成されることが望ましく、緩衝ゴム
シートにおける肉抜部の内周側および外周側には、それ
ぞれ、周方向の全周に亘って連続して延びる環状部分が
存在することが望ましい。また、緩衝ゴムシートにおけ
る厚肉補強部は、例えば、緩衝ゴムシートにおけるコイ
ルスプリングの当接部分と支持金具の外周縁部との間の
径方向離間距離が、支持金具に設けられた外方突出部に
よって大きくなった部分において、該外方突出部を周方
向に横切るように延びる平面形状をもって、緩衝ゴムシ
ートにおけるコイルスプリングの当接部分の外周側に沿
って形成されることが望ましく、その肉厚寸法は、緩衝
ゴムシートに対して十分な形状安定性を付与し得るよう
に、例えば、コイルスプリングの当接部分と略同じか、
それよりも大きく設定されることが望ましい。更にま
た、かかる厚肉補強部は、支持金具の表面に接着される
ことが望ましく、それによって、緩衝ゴムシートに対し
てより有効な形状安定性を付与し得る。
【0012】また、本発明に従う構造とされたコイルス
プリングの防振支持装置においては、例えば、支持金具
におけるスプリング受部の内周側に、緩衝ゴムシート側
に突出して該緩衝ゴムシートの内周面を保持する筒状保
持部を一体形成することが望ましい。このような筒状保
持部によって、緩衝ゴムシートの内周面が保持され得る
ことから、緩衝ゴムシートに対して、より優れた形状安
定性が付与され得るのである。なお、かかる筒状保持部
を設ける場合には、支持金具の外周縁部に設けられた保
持壁部と筒状保持部の間に、周方向に延びる溝状凹部を
形成し、支持金具の少なくとも外方突出部が形成されて
いない部分において、緩衝ゴムシートを、かかる溝状凹
部に嵌め込んだ状態で装着することも可能である。ま
た、緩衝ゴムシートの内周面は、筒状保持部に対して非
接着に圧接させるだけでも良いが、好ましくは、筒状保
持部に対して接着される。
【0013】更にまた、本発明に従う構造とされたコイ
ルスプリングの防振支持装置においては、例えば、支持
金具において、スプリング受部を通り、外方突出部の略
延び出し方向に延びる段差部を、形成してなる構造も、
好適に採用され得る。このような段差部を補強リブとし
て利用することによって、支持金具の部材強度を、特に
平面的に大型化された外方突出部においても有利に確保
することが可能となるのである。なお、かかる段差部
は、例えば、支持金具において、外方突出部の形成部分
を、緩衝ゴムシートの重ね合わせ面側に、所定量だけ突
出させること等によって形成され得る。また、このよう
な段差部の形成によって、緩衝ゴムシートの肉厚が部分
的に小さくなる場合があるが、その場合でも、緩衝ゴム
シートのばね剛性は、肉抜穴によって十分に柔らかく設
定され得る。
【0014】また、本発明に従う構造とされたコイルス
プリングの防振支持装置にあっては、その支持金具にお
いて、スプリング受面とは反対側の面に突出して、支持
金具と車体側の間をシールするシールゴムを設けること
も、可能である。このような構造を採用すると、例え
ば、支持金具を車体側に重ね合わせてボルト等で固着す
る場合にも、それら支持金具と車体側部材の隙間への水
や塵等の侵入を、シールゴムによって防止出来ることか
ら、各部材における錆の発生や、ゴム弾性体の劣化,緩
衝器の作動不良等の不具合が有利に防止され得る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
【0016】先ず、本発明の一実施形態としてのコイル
スプリングの防振支持装置が、図1および図2におい
て、底面図および平面図として示されており、更に、図
3には、その縦断面図が示されている。また、図4およ
び図5には、かかる防振支持装置の部分断面図が、それ
ぞれ示されている。この防振支持装置は、車体側に取り
付けられる板状の支持金具10を備えており、該支持金
具10の中央部分に緩衝器が取り付けられると共に、外
周部分の下面にコイルスプリングの上端部が当接される
ことにより、それら緩衝器とコイルスプリングを、車体
側に対して支持せしめるようになっている。なお、以下
の説明中、上下方向とは、原則として、装着状態下にお
ける上下方向(図3の上下方向)を言うものとする。
【0017】より詳細には、支持金具10は、例えば圧
延鋼板を用いたプレス成形により形成されたものであっ
て、略円環平板形状を有するスプリング受部12を有し
ていると共に、該スプリング受部12の内周縁部には、
軸方向下方に向かって先細となるテーパが付された円筒
形状の筒状保持部14が、同軸的に一体形成されてい
る。また、筒状保持部14の突出先端部は、径方向内方
に湾曲状に曲がっており、筒状保持部14の内部を所定
高さで軸方向上方に向かって折り返されて延びる内側筒
壁部16が形成されていると共に、この内側筒壁部16
の上端部から更に径方向内方に曲がって、底壁部18が
形成されている。更にまた、底壁部18の中央部分に
は、緩衝器を取り付けるための装着孔20が、軸方向に
貫通して形成されている。また、底壁部18の上面に
は、上方に向かって拡径するテーパが付された円筒形状
の周壁部を備えた略漏斗状のリテーナ金具22が重ね合
わされ、底壁部18の装着孔20に対してかしめや圧入
等によって固着されている。なお、リテーナ金具22と
支持金具10の間に形成される環状空所には、充填ゴム
24が充填されている。
【0018】また、かくの如くリテーナ金具22が組み
付けられた支持金具10の底壁部18には、図6に示さ
れているように、上側ゴムブッシュ26と下側ゴムブッ
シュ28が組み付けられるようになっている。上側ゴム
ブッシュ26は、全体として厚肉の略円筒形状を有する
ゴム弾性体で構成されており、軸方向中央部分の外周面
が湾曲状にくびれて、周方向に連続して延びる溝状凹部
30とされている。一方、下側ゴムブッシュ28は、全
体として厚肉の略円筒形状を有するゴム弾性体で構成さ
れており、その外周面には、軸方向全長に亘って連続し
て延びる凹溝32が、周方向に相互に離間して複数本
(例えば8本)形成されている。なお、上下ゴムブッシ
ュ26,28の内径寸法は、互いに略同じとされてい
る。そして、これら上側ゴムブッシュ26と下側ゴムブ
ッシュ28は、支持金具10の底壁部18に対して上下
から重ね合わされ、上側ゴムブッシュ26の下端面の内
周縁部に突設された小径筒部34と、下側ゴムブッシュ
28の上端面の内周縁部に突設された小径筒部36が、
それぞれ、底壁部18の装着孔20に上下から嵌め込ま
れた状態で、装着孔20の中心軸上に配設されている。
更に、上下ゴムブッシュ26,28の中心孔には、上下
ゴムブッシュ26,28の軸方向自由長の合計値よりも
短い軸方向長さを有する筒金具38が嵌め込まれて、非
接着で装着されている。
【0019】そして、図7に示されているように、この
ように組み付けられた上下ゴムブッシュ26,28を介
して、緩衝器のピストンロッド42が、支持金具10に
対して取り付けられている。即ち、ピストンロッド42
は、筒金具38に嵌め込まれて挿通されており、上下ゴ
ムブッシュ26,28が、ピストンロッド42に外挿さ
れたホルダ金具44とワッシャ状の圧縮板金具46の間
で挟み込まれている。これら上下ゴムブッシュ26,2
8は、ピストンロッド42に螺着されたナット48によ
り、筒金具38の軸方向長さまで軸方向に圧縮変形させ
られており、それによって、緩衝器のピストンロッド4
2が、支持金具10の底壁部18に対して弾性的に取り
付けられている。また、かかる取付状態下、上下ゴムブ
ッシュ26,28の外周面と、支持金具10側のリテー
ナ金具22および内側筒壁部16の間には、径方向に所
定量の隙間が存在しており、上下ゴムブッシュ26,2
8のリテーナ金具22および内側筒壁部16への当接に
よって、ピストンロッド42の支持金具10に対する傾
斜方向(こじり方向)における大きな変位が緩衝的に制
限されるようになっている。なお、ホルダ金具44は、
下方に開口する略逆カップ形状を有しており、図示はさ
れていないが、例えば、ピストンロッド42に外挿され
るバンプストッパの上端部が嵌め込まれて、該バンプス
トッパを保持するようにされる。
【0020】一方、支持金具10におけるスプリング受
部12は、略円環板形状を有しているが、その径方向一
方向(図1,2中、左右方向)で対向位置する部分にお
いて、それぞれ、径方向外方に向かって延び出す一対の
外方突出部50,50が、一体形成されている。特に、
本実施形態では、これらの外方突出部50,50は、何
れも、幅方向両側縁部が、スプリング受部12の外周縁
部から接線方向に延びており、全体として、先細の略三
角形の平板形状とされている。換言すれば、支持金具1
0は、スプリング受部12に一対の外方突出部50,5
0が形成されることにより、全体として略菱形の平面形
状とされており、その中央部分に筒状保持部14が突出
形成されている。
【0021】また、支持金具10には、その外周縁部が
下方に向かって立ち上げられることにより、下方に向か
って突出する周縁リブ52が、周方向に連続状に略一定
の高さで一体形成されている。更に、この周縁リブ52
は、特に外方突出部の各突出先端部を除く殆どの部分に
おいて、高さがより大きくされ、且つ先端部が外方に広
がるように屈曲されて、略短いスカート状に延びる形状
とされている。なお、この周縁リブ52が形成されるこ
とにより、図3に示されている如く、外方突出部50が
形成されていない部分では、スプリング受部12の径方
向で筒状保持部14と周縁リブ52が対向位置せしめら
れることにより、スプリング受部12によって、下方に
開口する周溝54が構成されている。
【0022】更にまた、図2〜5からも明らかなよう
に、支持金具10は、各外方突出部50の形成部分が、
スプリング受部12における外方突出部50が形成され
ていない部分に比べて、台地状形態をもって全体的に僅
かに下方に突出せしめられている。要するに、スプリン
グ受部12は、外方突出部50,50の突出方向に直交
する径方向一方向(図2中、上下方向)で対向位置する
各1/4周弱に亘る部分が、下方に突出していない基板
部56,56とされている一方、外方突出部50,50
が突出する径方向(図2中、左右方向)で対向位置する
各1/4周強に亘る部分が、各外方突出部50を含ん
で、下方に突出した台地状部58とされている。即ち、
スプリング受部12だけを見れば、基板部56と台地状
部58が周方向に交互に位置せしめられることにより、
周方向で高さが変化せしめられており、それら基板部5
6と台地状部58の間には、スプリング受部12の略径
方向に延びる第一の段差62が形成されているのであ
る。なお、各外方突出部50の先端部分だけは、下方に
突出せずに基板部56と略同じ高さの固着部60とされ
ていると共に、各固着部60には、ボルト挿通孔64が
設けられている。
【0023】また、各台地状部58は、突出高さが二段
階に変化させられており、スプリング受部12の周方向
両側部分(換言すれば外方突出部50の幅方向両側部
分)よりも、スプリング受部12の周方向中央部分(換
言すれば外方突出部50の幅方向中央部分)の方が突出
量が一段大きくされている。これにより、各台地状部5
8が、スプリング受部12の周方向両側に位置する第一
の台地状部58a,58aと、周方向中央に位置する、
第一の台地状部58aよりも突出量の大きい第二の台地
状部58bから構成されている。また、これら第一の台
地状部58a,58aと第二の台地状部58bの境界部
分には、それぞれ、外方突出部50の略突出方向に延び
る第二の段差66が形成されている。なお、この第二の
段差66は、スプリング受部12の内周縁部から、該ス
プリング受部12を略径方向に横切るようにして、外方
に延びて位置せしめられている。即ち、これら第一及び
第二の段差62,66によって、支持金具10に補強効
果がもたらされているのであり、特に、径方向の部材寸
法が大きくされた外方突出部50の形成部位において
は、第二の段差66によって部材強度が確保されるよう
になっている。
【0024】そして、かくの如き支持金具10は、図7
に示されているように、自動車の車体側部材68の下面
に重ね合わされ、外方突出部50,50のボルト挿通孔
64,64に挿通されたボルト70,70によって、車
体側部材68に固着されるようになっている。また、そ
の際、支持金具10は、台地状部58が形成されていな
い部分、即ちスプリング受部12の基板部56,56
と、外方突出部50,50の固着部60,60におい
て、それぞれ車体側部材68に対して、実質的に直接に
当接状態で重ね合わされ、直接に支持されている。その
他の部分、具体的には台地状部58a,58bは、車体
側部材68から実質的に離間して配設されている。な
お、支持金具10の上面には、台地状部58a,bや筒
状保持部14の内周面を含んで、被覆ゴム層72が被着
されており、特に、筒状保持部14における軸方向上側
の開口周縁部には、軸方向上方に向かって立ち上がり、
基板部56や固着部60の上面よりも上方に突出する円
環形状のシールリップ74が、被覆ゴム層72によって
一体形成されている。そして、支持金具10が車体側部
材68に取り付けられた際、シールリップ74が車体側
部材68に圧接されることにより、車体側部材68と支
持金具10の間隙の入口がシールされるようになってい
る。
【0025】また一方、支持金具10におけるスプリン
グ受部12には、その下面に対して、緩衝ゴムシート7
6が被覆接着されている。この緩衝ゴムシート76は、
全体として略円環板形状を有しており、スプリング受部
12の全体と、外方突出部50の固着部60を除く部分
を覆っており、その内周部分は、支持金具10における
筒状保持部14の軸方向上端部の外周面も覆っている。
また、緩衝ゴムシート76は、外方突出部50が形成さ
れていない部分では、周溝54に嵌め込まれた状態で配
設されている。なお、本実施形態では、緩衝ゴムシート
76の外周縁部が、支持金具10の外周縁部を被覆し、
周縁リブ52を乗り越えて支持金具10の上面まで回り
込んでおり、緩衝ゴムシート76と被覆ゴム層72,充
填ゴム24が、それぞれ一体的に支持金具10に加硫接
着されてなる一体加硫成形品として形成されている。
【0026】かかる緩衝ゴムシート76は、支持金具1
0のスプリング受部12を全周に亘って覆うと共に、下
面が全体に亘って面一の平坦面を与えるだけの肉厚をも
って形成されている。そして、図7に示されているよう
に、支持金具10の車体側部材68への装着状態下、こ
の緩衝ゴムシート76を介して、スプリング受部12
が、コイルスプリング78の上端部を支持するようにな
っている。なお、コイルスプリング78の内周面は、筒
状保持部14により、緩衝ゴムシート76を介して、弾
性的に位置決めされ得るようになっている。また、スプ
リング受部12は、コイルスプリング78のコイル内径
よりも小さな内径と、コイル外径よりも大きな外径をも
って形成されており、コイルスプリング78の巻線の材
料の直径よりも大きな径方向幅寸法とされて、その径方
向中間部分に、コイルスプリング78が、緩衝ゴムシー
ト76を介して当接されるようになっている。
【0027】また、緩衝ゴムシート76には、コイルス
プリング78が当接される、スプリング受部12の被覆
部分に対して、下面に開口する肉抜穴80が、周方向に
略一定間隔を隔てて複数個、形成されている。この肉抜
穴80は、コイルスプリング78のコイル径と略同じ径
寸法を有する深底部80aと、該深底部80aから径方
向外方に延びる浅底部80bから構成されている。ま
た、かかる肉抜穴80は、支持金具10にまでは達しな
い深さで、周方向に複数個(本実施形態では、12個)
形成されており、結果的に、周方向で隣接する肉抜穴8
0,80間において、スプリング受部12上を径方向に
直線的に延びる厚肉のスプリング圧接部82が、周方向
で略等間隔に複数本(本実施形態では、12本)形成さ
れている。そして、コイルスプリング78の上端面が、
これらのスプリング圧接部82に対して当接されて支持
されるようになっている。
【0028】そこにおいて、緩衝ゴムシート76は、ス
プリング受部12における台地状部58の形成部位で、
その肉厚が小さくされているが、肉抜穴80が形成され
て、コイルスプリング78を直接に受けるスプリング圧
接部82の弾性変形が容易とされることにより、柔らか
いばね剛性が有利に設定される。
【0029】また、緩衝ゴムシート76の外周部分に
は、支持金具10の外周縁部に立設された周縁リブ52
が、埋入状態で固着されている。本実施形態では、周縁
リブ52が、緩衝ゴムシート76の肉厚寸法の略半分か
それ以上の突出高さとされており、緩衝ゴムシート76
の外周部分が、周縁リブ52によって補強されている。
これにより、緩衝ゴムシート76に対して、コイルスプ
リング78から大きな荷重が作用した場合でも、外方へ
の膨れ変形や、周方向へのずれ変形等のいびつな乃至は
不安定な変形が軽減乃至は防止されるようになってい
る。
【0030】特に、スプリング受部12のうち、外方突
出部50が形成されていない基板部56,56において
は、スプリング受部12のすぐ外周に周縁リブ52が位
置していることから、周縁リブ52による補強効果が、
緩衝ゴムシート76におけるスプリング圧接部82に対
して、より有効に発揮され得る。なお、緩衝ゴムシート
76のうち、基板部56上に位置する部分においては、
肉抜穴80が、緩衝ゴムシート76の外周縁部にまで達
する長さとされ、外周面に肉抜穴80が開口して形成さ
れている。
【0031】一方、スプリング受部12のうち、外方突
出部50が形成された台地状部58,58においては、
周縁リブ52がスプリング受部12から径方向外方に遠
く離れて位置しており、特に、外方突出部50の先端部
分までは、緩衝ゴムシート76が達していない。しか
し、緩衝ゴムシート76のうち、台地状部58,58上
に位置する部分には、その外周縁部に対して、それぞ
れ、周方向に連続して延びる厚肉補強部84が、一体形
成されている。この厚肉補強部84は、スプリング圧接
部82と下面が面一となる肉厚を有しており、特に、本
実施形態では、外方突出部50の先端部分において、か
かる厚肉補強部84が、外方突出部50の固着部60上
に形成されていることにより、スプリング圧接部82よ
りも肉厚寸法が大きくされている。そして、このように
肉厚の大きい厚肉補強部84が、緩衝ゴムシート76の
外周部分において、肉抜穴80の外周側を跨いで周方向
に延び、各スプリング圧接部82の外周側端部を一体的
に連接するようにして形成されていることにより、各ス
プリング圧接部82、ひいては緩衝ゴムシート76に対
して、有効な補強効果が発揮され、荷重作用時における
いびつな乃至は不安定な変形が、有効に軽減乃至は防止
されるようになっているのである。なお、各厚肉補強部
84の周方向両端部は、それぞれ、支持金具10の周縁
リブ52に対して固着されている。換言すれば、厚肉補
強部84は、外方突出部50を幅方向に横切るようにし
て、外方突出部50の幅方向両側に形成された周縁リブ
52,52をつなぐように形成されている。
【0032】従って、上述の如き構造とされたコイルス
プリングの防振支持装置においては、支持金具10に形
成された外方突出部50,50の部材強度が、第一及び
第二の段差62,66によって有利に確保され得る。し
かも、コイルスプリング78を受ける緩衝ゴムシート7
6のばね剛性が、支持金具10に形成された第一及び第
二の段差62,66(台地状部58)によって肉厚が小
さくされた状況下でも、緩衝ゴムシート76に形成され
た肉抜穴80によって、十分に柔らかく設定され得、そ
れによって、優れた防振性能が発揮され得る。加えて、
緩衝ゴムシート76の外周部分においては、外方突出部
50が形成されていない部位において、支持金具10に
一体形成された周縁リブ52によって形状保持効果が発
揮される一方、外方突出部50が形成された部位におい
て、緩衝ゴムシート76に一体形成された厚肉補強部8
4によって形状保持効果が発揮されるのであり、その結
果、緩衝ゴムシート76の全周に亘って、変形時の形状
の安定化が図られ、スプリング圧接部82の倒れ変形等
が有利に防止されて、所期の防振効果が安定して発揮さ
れ得るのである。
【0033】また、特に本実施形態では、緩衝ゴムシー
ト76の内周部分が、その全周に亘って、支持金具10
の筒状保持部14に接着されており、緩衝ゴムシート7
6の内周部分にも有効な形状保持効果が発揮されるので
あり、それによって、緩衝ゴムシート76における変形
時の形状の安定化が一層有利に達成され得る。
【0034】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる実施形態における具体的な記載によって、何等、限
定的に解釈されるものでない。
【0035】例えば、前記実施形態では、支持金具10
に対して二つの外方突出部50,50が形成されること
により、支持金具10が全体として略菱形の平面形状と
されていたが、外方突出部は、一つ、或いは三つ以上形
成することが可能であり、それによって、支持金具の全
体形状も適宜に変更される。
【0036】具体的には、例えば、三つの外方突出部を
形成することにより、全体として略三角形の平面形状を
有する支持金具や、四つの外方突出部を形成することに
より、全体として略四角形の平面形状を有する支持金具
等を採用することも可能である。また、その際、外方突
出部が形成されていない部分における支持金具10の外
周縁部の形状は、必ずしも、円弧形状とする必要はな
く、例えば各外方突出部の突出先端部間を直線的につな
ぐようにして延びる直線的な平面形状とすることも可能
である。即ち、外方突出部が形成されていない部分の外
周縁部を、そのような直線的形状とした場合でも、そこ
に保持壁部を一体形成することにより、かかる保持壁部
が、スプリング受部の近くに位置せしめられることか
ら、緩衝ゴムシート76の外周部分に対して有効な保持
効果が発揮されるのである。
【0037】また、支持金具10における保持壁部とし
ての周縁リブ52は、少なくとも緩衝ゴムシート76に
おける厚肉補強部84が形成されていない部分に形成さ
れていれば良く、それ故、前記実施形態のように、支持
金具10の全周に亘って形成する必要はない。また、周
縁リブ52の突出高さを、緩衝ゴムシート76の厚さ寸
法の半分以下としたり、厚さ寸法と略同じかそれ以上に
設定しても良い。
【0038】更にまた、緩衝ゴムシート76における厚
肉補強部84の厚さや幅等の形状は、支持金具10の形
状や要求される補強効果等に応じて適宜に変更されるも
のであり、何等、限定されるものでなく、例えば、スプ
リング圧接部82より薄肉のものや、スプリング圧接部
82から下方に突出してより厚肉とされたもの等も、採
用可能である。また、厚肉補強部84は、支持金具10
における外方突出部50が形成されていない部分にも位
置するように、緩衝ゴムシート76の周方向全周に亘っ
て連続して形成しても良い。
【0039】また、支持金具としても、前記実施形態に
おける筒状保持部14等を設けることなく、単純な略平
板形状のものを採用することも可能であり、また、特開
昭60−64337号公報等に記載されているように、
かかる筒状保持部14を、支持金具に対して、上方に向
かって突出して形成しても良い。
【0040】更にまた、本発明は、自動車の前輪側と後
輪側の何れのサスペンション機構においても、採用可能
であることは、勿論である。
【0041】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされたコイルスプリングの防振支持装置に
おいては、緩衝ゴムシートに肉抜穴を設けたことによっ
て、コイルスプリングの支持ばね剛性が柔らかくされ
て、良好なる防振効果が発揮されると共に、支持金具に
設けられた保持壁部と緩衝ゴムシートに設けられた厚肉
補強部によって、緩衝ゴムシートの外周部分が、周方向
の全周に亘って補強的に保持されることから、支持金具
に外方突出部が形成されていても、緩衝ゴムシートにお
ける不安定な変形が軽減乃至は防止されて、目的とする
防振効果が有効に且つ安定して発揮されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としてのコイルスプリングの
防振支持装置を示す底面図である。
【図2】図1に示されたコイルスプリングの防振支持装
置の平面図である。
【図3】図2におけるIII −III 断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV断面図である。
【図5】図2におけるV−V断面図である。
【図6】図1に示されたコイルスプリングの防振支持装
置におけるゴムブッシュの組み付け状態を示す、図3に
対応する縦断面図である。
【図7】図1に示されたコイルスプリングの防振支持装
置の車両への装着状態を示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
10 支持金具 12 スプリング受部 20 装着孔 42 ピストンロッド(緩衝器) 50 外方突出部 52 周縁リブ 66 第二の段差 68 車体側部材 76 緩衝ゴムシート 78 コイルスプリング 80 肉抜穴 82 圧接部 84 厚肉補強部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緩衝器が挿通されて取り付けられる装着
    孔を有すると共に、該装着孔の外周部分にコイルスプリ
    ングの一端部を受ける円環形状のスプリング受部が設け
    られた、車体側に取り付けられる支持金具に対して、該
    スプリング受部の表面を覆う緩衝ゴムシートが固着され
    ると共に、該支持金具における前記スプリング受部の外
    周部分が部分的に軸直角方向外方に延び出されて外方突
    出部が形成されたコイルスプリングの防振支持装置にお
    いて、 前記緩衝ゴムシートにおける前記コイルスプリングの当
    接部分に、肉抜穴を周方向に離間して複数形成する一
    方、前記支持金具における少なくとも外方突出部が形成
    されていない外周縁部に、前記緩衝ゴムシート側に立ち
    上がって該緩衝ゴムシートの外周部分を保持する保持壁
    部を一体形成すると共に、かかる緩衝ゴムシートに対
    し、少なくとも前記支持金具の外方突出部が形成された
    部分において、前記コイルスプリングの当接面の外周側
    を周方向に連続して延びる厚肉補強部を一体形成したこ
    とを特徴とするコイルスプリングの防振支持装置。
  2. 【請求項2】 前記支持金具における前記スプリング受
    部の内周側に、前記緩衝ゴムシート側に突出して該緩衝
    ゴムシートの内周面を保持する筒状保持部が一体形成さ
    れている請求項1に記載のコイルスプリングの防振支持
    装置。
  3. 【請求項3】 前記支持金具において、前記スプリング
    受部を通り、前記外方突出部の略延び出し方向に延びる
    段差部が、形成されている請求項1又は2に記載のコイ
    ルスプリングの防振支持装置。
  4. 【請求項4】 前記支持金具の前記装着孔にゴムブッシ
    ュが組み付けられており、該ゴムブッシュを介して、前
    記緩衝器が該支持金具に取り付けられるようになってい
    る請求項1乃至3の何れかに記載のコイルスプリングの
    防振支持装置。
  5. 【請求項5】 前記支持金具における前記外方突出部
    に、該支持金具を車体側に取り付けるための固着部が設
    けられている請求項1乃至4の何れかに記載のコイルス
    プリングの防振支持装置。
  6. 【請求項6】 前記支持金具において、前記スプリング
    受面とは反対側の面に突出して、該支持金具と車体側の
    間をシールするシールゴムが設けられている請求項1乃
    至5の何れかに記載のコイルスプリングの防振支持装
    置。
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