JP2000006534A - 感熱多重複写シート - Google Patents
感熱多重複写シートInfo
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- JP2000006534A JP2000006534A JP10180298A JP18029898A JP2000006534A JP 2000006534 A JP2000006534 A JP 2000006534A JP 10180298 A JP10180298 A JP 10180298A JP 18029898 A JP18029898 A JP 18029898A JP 2000006534 A JP2000006534 A JP 2000006534A
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- JP
- Japan
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- heat
- recording sheet
- recording layer
- sheet
- recording
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数枚が同時に、均一な記録像が形成される感
熱多重複写シートを提供することにある。 【解決手段】支持体の一方の面に、ロイコ染料と呈色剤
を含有する感熱記録層を有する上葉記録シートおよび下
葉記録シートとを少なくとも順次有する感熱多重複写シ
ートにおいて、上記の課題を解決するための一つの手段
として、本発明は、上葉記録シートの他方の面に熱可融
性有機化合物を含有する熱転写層を設け、上葉記録シー
トの感熱記録層の光学濃度が0.8になる温度を85〜
150℃とし、下葉記録シートの感熱記録層の光学濃度
が0.8になる温度を60〜100℃とし、かつ上葉記
録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8になる温度が
下葉記録シートのものより高くするものである。
熱多重複写シートを提供することにある。 【解決手段】支持体の一方の面に、ロイコ染料と呈色剤
を含有する感熱記録層を有する上葉記録シートおよび下
葉記録シートとを少なくとも順次有する感熱多重複写シ
ートにおいて、上記の課題を解決するための一つの手段
として、本発明は、上葉記録シートの他方の面に熱可融
性有機化合物を含有する熱転写層を設け、上葉記録シー
トの感熱記録層の光学濃度が0.8になる温度を85〜
150℃とし、下葉記録シートの感熱記録層の光学濃度
が0.8になる温度を60〜100℃とし、かつ上葉記
録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8になる温度が
下葉記録シートのものより高くするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロイコ染料と呈色
剤との発色反応を利用した感熱記録体に関し、2枚以上
のシートに、同時に感熱記録を行うことのできる感熱多
重複写シートに関するものである。
剤との発色反応を利用した感熱記録体に関し、2枚以上
のシートに、同時に感熱記録を行うことのできる感熱多
重複写シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロイコ染料と呈色剤との発色反応を利用
し、サーマルヘッドからの熱エネルギーにより両発色物
質を反応させて記録像を得るようにした感熱記録体はよ
く知られている。かかる感熱記録体は、比較的安価であ
り、また記録機器がコンパクトで、かつその保守も容易
なため、ファクシミリや各種計算機器の記録媒体として
のみならず巾広い分野において使用されている。特に感
熱記録体を領収書として使用するようになってからは、
一度の感熱記録で複数のシートに記録が可能な感熱記録
体の要求が高まっている。
し、サーマルヘッドからの熱エネルギーにより両発色物
質を反応させて記録像を得るようにした感熱記録体はよ
く知られている。かかる感熱記録体は、比較的安価であ
り、また記録機器がコンパクトで、かつその保守も容易
なため、ファクシミリや各種計算機器の記録媒体として
のみならず巾広い分野において使用されている。特に感
熱記録体を領収書として使用するようになってからは、
一度の感熱記録で複数のシートに記録が可能な感熱記録
体の要求が高まっている。
【0003】一度の感熱記録で複数のシートに記録する
手段としては、例えば支持体上に感熱記録層が形成され
た感熱記録体を複数枚重ねた状態で感熱記録すればよい
が、複数枚共に鮮明な記録像を形成することは困難であ
る。
手段としては、例えば支持体上に感熱記録層が形成され
た感熱記録体を複数枚重ねた状態で感熱記録すればよい
が、複数枚共に鮮明な記録像を形成することは困難であ
る。
【0004】複数枚共に鮮明な記録像を形成する手段と
して、例えば支持体の一方の面にロイコ染料と呈色剤を
含有する感熱記録層を有し、他方の面に融点が40〜1
50℃の熱可融性有機化合物と呈色剤を含有する熱転写
層を有する感熱記録体を複数枚重ね合わせた感熱多重複
写シートが特公昭54−43900号公報に記載されて
いるが、複数枚共に鮮明な記録像が得られていない。
して、例えば支持体の一方の面にロイコ染料と呈色剤を
含有する感熱記録層を有し、他方の面に融点が40〜1
50℃の熱可融性有機化合物と呈色剤を含有する熱転写
層を有する感熱記録体を複数枚重ね合わせた感熱多重複
写シートが特公昭54−43900号公報に記載されて
いるが、複数枚共に鮮明な記録像が得られていない。
【0005】また、発色温度差が各々10〜150℃で
ある多数枚の感熱記録体を発色温度の高い方から順に重
ね合わせて使用し、発色温度の高い感熱シートの方から
発色温度の一番高い感熱シートを発色させるのに必要な
だけの加熱により、多数枚を同時に記録する感熱記録方
法が特公昭51−29948号公報に記載されている
が、複数枚共に鮮明な記録像が得られていないのが現状
である。
ある多数枚の感熱記録体を発色温度の高い方から順に重
ね合わせて使用し、発色温度の高い感熱シートの方から
発色温度の一番高い感熱シートを発色させるのに必要な
だけの加熱により、多数枚を同時に記録する感熱記録方
法が特公昭51−29948号公報に記載されている
が、複数枚共に鮮明な記録像が得られていないのが現状
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複数
枚が同時に、均一な記録像が形成される感熱多重複写シ
ートを提供することにある。
枚が同時に、均一な記録像が形成される感熱多重複写シ
ートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】支持体の一方の面に、ロ
イコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を有する上葉記
録シートおよび下葉記録シートとを少なくとも順次有す
る感熱多重複写シートにおいて、上記の課題を解決する
ための一つの手段として、本発明は、上葉記録シートの
他方の面に熱可融性有機化合物を含有する熱転写層を設
け、上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8に
なる温度を85〜150℃とし、下葉記録シートの感熱
記録層の光学濃度が0.8になる温度を60〜100℃
とし、かつ下葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が
0.8になる温度が60〜100℃であり、かつ上葉記
録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8になる温度を
下葉記録シートのものより高くするものである。
イコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を有する上葉記
録シートおよび下葉記録シートとを少なくとも順次有す
る感熱多重複写シートにおいて、上記の課題を解決する
ための一つの手段として、本発明は、上葉記録シートの
他方の面に熱可融性有機化合物を含有する熱転写層を設
け、上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8に
なる温度を85〜150℃とし、下葉記録シートの感熱
記録層の光学濃度が0.8になる温度を60〜100℃
とし、かつ下葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が
0.8になる温度が60〜100℃であり、かつ上葉記
録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8になる温度を
下葉記録シートのものより高くするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、支持体の一方の面にロ
イコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を有する上葉記
録シートおよび下葉記録シートとを少なくとも順次有す
る感熱多重複写シートにおいて、上葉記録シートの他方
の面に熱可融性有機化合物を含有する熱転写層を設け、
上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8になる
温度を85〜150℃とし、下葉記録シートの感熱記録
層の光学濃度が0.8になる温度を60〜100℃と
し、かつ上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が0.
8になる温度を下葉記録シートのものより高くするもの
である。感熱記録層の光学濃度0.8なる値は、記録像
が鮮明に見えるための目安値である。
イコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を有する上葉記
録シートおよび下葉記録シートとを少なくとも順次有す
る感熱多重複写シートにおいて、上葉記録シートの他方
の面に熱可融性有機化合物を含有する熱転写層を設け、
上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8になる
温度を85〜150℃とし、下葉記録シートの感熱記録
層の光学濃度が0.8になる温度を60〜100℃と
し、かつ上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が0.
8になる温度を下葉記録シートのものより高くするもの
である。感熱記録層の光学濃度0.8なる値は、記録像
が鮮明に見えるための目安値である。
【0009】下葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が
0.8になる温度が60℃未満になると下葉記録シート
の感熱記録層の記録像が滲んだり、下葉記録シートの感
熱記録層に地肌カブリが発生したりする恐れがあり、ま
たその温度が100℃を越えると下葉記録シートの感熱
記録層の記録像が薄く、不鮮明になる恐れがある。
0.8になる温度が60℃未満になると下葉記録シート
の感熱記録層の記録像が滲んだり、下葉記録シートの感
熱記録層に地肌カブリが発生したりする恐れがあり、ま
たその温度が100℃を越えると下葉記録シートの感熱
記録層の記録像が薄く、不鮮明になる恐れがある。
【0010】また、上葉記録シートの感熱記録層の光学
濃度が0.8になる温度が85℃未満になると上葉記録
シートの感熱記録層の記録像が滲んだり、上葉記録シー
トの感熱記録層に地肌カブリが発生したりする恐れがあ
り、またその温度が150℃を越えると上葉記録シート
の感熱記録層の記録像が薄く、不鮮明になる恐れがあ
る。
濃度が0.8になる温度が85℃未満になると上葉記録
シートの感熱記録層の記録像が滲んだり、上葉記録シー
トの感熱記録層に地肌カブリが発生したりする恐れがあ
り、またその温度が150℃を越えると上葉記録シート
の感熱記録層の記録像が薄く、不鮮明になる恐れがあ
る。
【0011】本発明の感熱多重複写シートは、上葉記録
シートの熱転写層と下葉記録シートの感熱記録層とが接
するようにセットされた状態で使用されるが、更に上葉
記録シートと下葉記録シートとの間に、支持体上の一方
の面にロイコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を有
し、その支持体の他方の面に熱可融性有機化合物含有す
る熱転写層を有する中葉記録シートを少なくとも一枚以
上セットされたものも含む。中葉記録シートの感熱記録
層の光学濃度が0.8になる温度としては60〜150
℃程度である。特に、中葉記録シートの熱転写層中に、
更にロイコ染料または呈色剤を含有させることにより、
より鮮明な記録像が得られる。
シートの熱転写層と下葉記録シートの感熱記録層とが接
するようにセットされた状態で使用されるが、更に上葉
記録シートと下葉記録シートとの間に、支持体上の一方
の面にロイコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を有
し、その支持体の他方の面に熱可融性有機化合物含有す
る熱転写層を有する中葉記録シートを少なくとも一枚以
上セットされたものも含む。中葉記録シートの感熱記録
層の光学濃度が0.8になる温度としては60〜150
℃程度である。特に、中葉記録シートの熱転写層中に、
更にロイコ染料または呈色剤を含有させることにより、
より鮮明な記録像が得られる。
【0012】各記録シートの感熱記録層の光学濃度が
0.8になる温度を上記の範囲になるようにするには、
ロイコ染料、呈色剤等を適宜選択したり、或いは記録層
中に、更に増感剤を含有させることにより得られる。
0.8になる温度を上記の範囲になるようにするには、
ロイコ染料、呈色剤等を適宜選択したり、或いは記録層
中に、更に増感剤を含有させることにより得られる。
【0013】更に、記録感度を向上させるために、下葉
記録シートの支持体と感熱発色層との間に顔料と接着剤
を主成分とする下塗り層を設けるのが好ましい。かかる
顔料としては、例えば平均粒子径が0.1〜10μm程
度の炭酸カルシウム、カオリン、クレー、タルク、焼成
クレー、無定形シリカ、ケイソウ土、合成ケイ酸アルミ
ニウム、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、尿素ホルマリン樹脂
フィラー、中空状のアクリル樹脂フィラー、中空状のス
チレン樹脂フィラー等が挙げられる。
記録シートの支持体と感熱発色層との間に顔料と接着剤
を主成分とする下塗り層を設けるのが好ましい。かかる
顔料としては、例えば平均粒子径が0.1〜10μm程
度の炭酸カルシウム、カオリン、クレー、タルク、焼成
クレー、無定形シリカ、ケイソウ土、合成ケイ酸アルミ
ニウム、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、尿素ホルマリン樹脂
フィラー、中空状のアクリル樹脂フィラー、中空状のス
チレン樹脂フィラー等が挙げられる。
【0014】下塗り層に使用される接着剤としては、下
記の感熱記録層において例示する水溶性樹脂および水分
散性樹脂のいずれでも可能である。接着剤の使用量とし
ては、下塗り層に対して5〜30重量%程度が好まし
い。
記の感熱記録層において例示する水溶性樹脂および水分
散性樹脂のいずれでも可能である。接着剤の使用量とし
ては、下塗り層に対して5〜30重量%程度が好まし
い。
【0015】感熱記録層および熱転写層に含有されるロ
イコ染料としては、例えば下記の化合物が挙げられる。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2
−メチルフェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェニ
ル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミ
ノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−シクロヘキ
シルアミノ−6−クロロフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソ
アミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチ
ルアニリノ)フルオラン、3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ペンチル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、
3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−(o−クロロアニリ
ノ)フルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−
(o−フルオロアニリノ)フルオラン、3−(N−エチ
ル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリ
ノフルオラン、3−ペピリジノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3,3−ビス〔1−(4−メトキシフ
ェニル)−1−(4−ジメチルアミノフェニル)エチレ
ン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリ
ド、3,3−ビス〔1−(4−メトキシフェニル)−1
−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,6,−ビ
ス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−スピロ−3’−
(6’−ジメチルアミノ)フタリド、3−(N−エチル
−N−2−テトラヒドロフルフリアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−(4−ジメチルアミ
ノ)アニリノ−5,7−ジメチルフルオラン等。
イコ染料としては、例えば下記の化合物が挙げられる。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2
−メチルフェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェニ
ル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミ
ノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−シクロヘキ
シルアミノ−6−クロロフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソ
アミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチ
ルアニリノ)フルオラン、3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ペンチル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、
3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−(o−クロロアニリ
ノ)フルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−
(o−フルオロアニリノ)フルオラン、3−(N−エチ
ル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリ
ノフルオラン、3−ペピリジノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3,3−ビス〔1−(4−メトキシフ
ェニル)−1−(4−ジメチルアミノフェニル)エチレ
ン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリ
ド、3,3−ビス〔1−(4−メトキシフェニル)−1
−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,6,−ビ
ス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−スピロ−3’−
(6’−ジメチルアミノ)フタリド、3−(N−エチル
−N−2−テトラヒドロフルフリアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−(4−ジメチルアミ
ノ)アニリノ−5,7−ジメチルフルオラン等。
【0016】勿論、これらに限定されるものではなく、
また必要に応じて2種以上を併用することもできる。ロ
イコ染料の使用量としては、感熱記録層においては感熱
記録層の全固形量に対して5〜35重量%程度、また熱
転写層においては熱転写層の全固形量に対して3〜50
重量%程度である。
また必要に応じて2種以上を併用することもできる。ロ
イコ染料の使用量としては、感熱記録層においては感熱
記録層の全固形量に対して5〜35重量%程度、また熱
転写層においては熱転写層の全固形量に対して3〜50
重量%程度である。
【0017】感熱記録層および熱転写層に含有される呈
色剤としては、例えば下記の化合物が挙げられる。酸性
白土、活性白土、アタパルジャイト、ゼオライト、ベン
トナイト等の酸性の粘土類、4,4’−イソプロピリデ
ンジフェノール、ビス(2−tert−ブチルフェノール)
4,4’−sec −ブチリデンジフェノール、4−フェニ
ルフェノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−4−メチルペンタン、4,4’−シクロヘキシリ
デンジフェノール、2,4’−ジヒドロキシフェニルス
ルホン4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4
−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホ
ン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン、4−ヒドロキシ−4’−メチルジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキ−4’−ベンジルオキシジフェニルス
ルホン、3,4−ジヒドロキシフェニル−4’メチルフ
ェニルスルホン、ヒドロキノンモノベンジルエーテル、
4−ヒドロキシベンゾフェノン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−
〔(4−ヒドロキシフェニル)イソプロピリデン〕ベン
ゼン、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキ
シ安息香酸−p−メトキシベンジル、ノボラック型フェ
ノール樹脂、フェノール重合体等のフェノール性化合
物、3−イソプロピルサリチル酸亜鉛、3−tert−ブチ
ルサリチル酸、3−ベンジルサリチル酸亜鉛、3−(α
−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛、3−クロロ−5−
(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛、3,5−ジ−
tert−ブチルサリチル酸亜鉛、3,5−ジ(α−メチル
ベンジル)サリチル酸亜鉛、3−フェニル−5−(α、
α−ジメチルベンジル)サリチル酸亜鉛、3,5−ジ−
tert−オクチルサリチル酸亜鉛、3,5ジ−tert−ノニ
ルサリチル酸亜鉛、3,5−ジ−tert−ドデシルサリチ
ル酸亜鉛、5−tert−ドデシルサリチル酸亜鉛、5−シ
クロヘキシルサリチル酸亜鉛、4−〔2−(P−メトキ
シフェノキシ)エチルオキシ〕サリチル酸亜鉛、4−
〔3−(P−トリルスルホニルプロピルオキシ)サリチ
ル酸亜鉛、5−〔p−(2−p−メトキシフェノキシエ
トキシ)クミル〕サリチル酸亜鉛、モノ〔ポリ(0〜
4)〔ω−ヒドロ〔ポリ(1〜7)α−メチルベンツ〕
−α−イル〕ベンジル〕サリチル酸亜鉛等のサリチル酸
誘導体の亜鉛塩、N−p−トリルスルホニルN’−フェ
ニル尿素、4,4’−ビス(p−トリルスルホニルアミ
ノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン等の分子内にス
ルホアミド結合を有する化合物等。勿論、これらに限定
されるものではなく、また必要に応じて2種以上を併用
することもできる。呈色剤の使用量としては、感熱記録
層の全固形量に対して10〜70重量%程度である。
色剤としては、例えば下記の化合物が挙げられる。酸性
白土、活性白土、アタパルジャイト、ゼオライト、ベン
トナイト等の酸性の粘土類、4,4’−イソプロピリデ
ンジフェノール、ビス(2−tert−ブチルフェノール)
4,4’−sec −ブチリデンジフェノール、4−フェニ
ルフェノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−4−メチルペンタン、4,4’−シクロヘキシリ
デンジフェノール、2,4’−ジヒドロキシフェニルス
ルホン4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4
−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホ
ン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン、4−ヒドロキシ−4’−メチルジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキ−4’−ベンジルオキシジフェニルス
ルホン、3,4−ジヒドロキシフェニル−4’メチルフ
ェニルスルホン、ヒドロキノンモノベンジルエーテル、
4−ヒドロキシベンゾフェノン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−
〔(4−ヒドロキシフェニル)イソプロピリデン〕ベン
ゼン、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキ
シ安息香酸−p−メトキシベンジル、ノボラック型フェ
ノール樹脂、フェノール重合体等のフェノール性化合
物、3−イソプロピルサリチル酸亜鉛、3−tert−ブチ
ルサリチル酸、3−ベンジルサリチル酸亜鉛、3−(α
−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛、3−クロロ−5−
(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛、3,5−ジ−
tert−ブチルサリチル酸亜鉛、3,5−ジ(α−メチル
ベンジル)サリチル酸亜鉛、3−フェニル−5−(α、
α−ジメチルベンジル)サリチル酸亜鉛、3,5−ジ−
tert−オクチルサリチル酸亜鉛、3,5ジ−tert−ノニ
ルサリチル酸亜鉛、3,5−ジ−tert−ドデシルサリチ
ル酸亜鉛、5−tert−ドデシルサリチル酸亜鉛、5−シ
クロヘキシルサリチル酸亜鉛、4−〔2−(P−メトキ
シフェノキシ)エチルオキシ〕サリチル酸亜鉛、4−
〔3−(P−トリルスルホニルプロピルオキシ)サリチ
ル酸亜鉛、5−〔p−(2−p−メトキシフェノキシエ
トキシ)クミル〕サリチル酸亜鉛、モノ〔ポリ(0〜
4)〔ω−ヒドロ〔ポリ(1〜7)α−メチルベンツ〕
−α−イル〕ベンジル〕サリチル酸亜鉛等のサリチル酸
誘導体の亜鉛塩、N−p−トリルスルホニルN’−フェ
ニル尿素、4,4’−ビス(p−トリルスルホニルアミ
ノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン等の分子内にス
ルホアミド結合を有する化合物等。勿論、これらに限定
されるものではなく、また必要に応じて2種以上を併用
することもできる。呈色剤の使用量としては、感熱記録
層の全固形量に対して10〜70重量%程度である。
【0018】感熱記録層中に含有し得る増感剤として
は、例えば下記の芳香族有機化合物が挙げられる。m−
ターフェニル(mp:83℃)、シュウ酸ジ−p−メチ
ルベンジルエステル(mp:102℃)、シュウ酸ジ−
p−クロロベンジルエステル(mp:120℃)、テレ
フタル酸ジベンジルエステル(mp:95℃)、1,2
−ジ−(3−メチルフェノキシ)エタン(mp:96
℃)、1,2−ジフェノキシエタン(mp:97℃)、
1−ナフトキシ−2−フェノキシエタン(mp:137
℃)、2−ナフチルベンジルエーテル(mp:100
℃)、p−ベンジルビフェニル(mp:86℃)等
は、例えば下記の芳香族有機化合物が挙げられる。m−
ターフェニル(mp:83℃)、シュウ酸ジ−p−メチ
ルベンジルエステル(mp:102℃)、シュウ酸ジ−
p−クロロベンジルエステル(mp:120℃)、テレ
フタル酸ジベンジルエステル(mp:95℃)、1,2
−ジ−(3−メチルフェノキシ)エタン(mp:96
℃)、1,2−ジフェノキシエタン(mp:97℃)、
1−ナフトキシ−2−フェノキシエタン(mp:137
℃)、2−ナフチルベンジルエーテル(mp:100
℃)、p−ベンジルビフェニル(mp:86℃)等
【0019】熱転写層に含有される熱可融性有機化合物
としては、その融点が40〜150℃程度のものが好ま
しい。なかでも、特にカルナバワックス、モンタンワッ
クス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、ポリエチレンワックス、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘン酸ステアリン酸アミド、エチレンビスステ
アリン酸アミド、ステアリン酸メチル、ステアリン酸ア
ニリド等の高級脂肪族系化合物が感圧記録性に優れ好ま
しい。熱可融性有機化合物の使用量としては、熱転写層
の全固形量に対して30〜90重量%程度、好ましくは
40〜80重量%程度である。
としては、その融点が40〜150℃程度のものが好ま
しい。なかでも、特にカルナバワックス、モンタンワッ
クス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、ポリエチレンワックス、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘン酸ステアリン酸アミド、エチレンビスステ
アリン酸アミド、ステアリン酸メチル、ステアリン酸ア
ニリド等の高級脂肪族系化合物が感圧記録性に優れ好ま
しい。熱可融性有機化合物の使用量としては、熱転写層
の全固形量に対して30〜90重量%程度、好ましくは
40〜80重量%程度である。
【0020】感熱記録層中には、必要によりカオリン、
炭酸カルシウム、無定形シリカ、酸化チタン、水酸化ア
ルミニウム、焼成カオリン、酸化亜鉛等の顔料、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シ
クロヘキシルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェ
ニル)ブタン、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェ
ニレンジアミン、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ
−tertブチルフェニル)リン酸ソーダ等の保存性改良
剤、パラフィンワック、ポリエチレンワックス、ステア
リン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等のワックス、
および蛍光染料、着色染料、界面活性剤、耐水化剤等を
添加することもできる。
炭酸カルシウム、無定形シリカ、酸化チタン、水酸化ア
ルミニウム、焼成カオリン、酸化亜鉛等の顔料、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シ
クロヘキシルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェ
ニル)ブタン、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェ
ニレンジアミン、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ
−tertブチルフェニル)リン酸ソーダ等の保存性改良
剤、パラフィンワック、ポリエチレンワックス、ステア
リン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等のワックス、
および蛍光染料、着色染料、界面活性剤、耐水化剤等を
添加することもできる。
【0021】感熱記録層は、一般に水を媒体とし、平均
粒子径が0.1〜3μm程度に微分散されたロイコ染
料、呈色剤、接着剤、および必要により増感剤、保存性
改良剤と接着剤とを混合攪拌して得られた感熱記録層用
塗液を各支持体の一方の面に乾燥後に塗布量が2〜7g
/m2 程度となるように塗布乾燥して形成される。
粒子径が0.1〜3μm程度に微分散されたロイコ染
料、呈色剤、接着剤、および必要により増感剤、保存性
改良剤と接着剤とを混合攪拌して得られた感熱記録層用
塗液を各支持体の一方の面に乾燥後に塗布量が2〜7g
/m2 程度となるように塗布乾燥して形成される。
【0022】上葉および中葉記録シートの支持体として
は、例えば20〜70g/m2 程度のグラシン紙、上質
紙(中性紙、酸性紙)、透明(不透明)フィルム、合成
紙等が挙げられる。なかでも、坪量が20〜40g/m
2 程度で、密度が0.9g/cm3 以上のグラシン紙が
好ましい。また、下葉記録シートの支持体としては、例
えば35〜200g/m2 程度の上質紙(中性紙、酸性
紙)、透明(不透明)フィルム、合成紙等が挙げられ
る。
は、例えば20〜70g/m2 程度のグラシン紙、上質
紙(中性紙、酸性紙)、透明(不透明)フィルム、合成
紙等が挙げられる。なかでも、坪量が20〜40g/m
2 程度で、密度が0.9g/cm3 以上のグラシン紙が
好ましい。また、下葉記録シートの支持体としては、例
えば35〜200g/m2 程度の上質紙(中性紙、酸性
紙)、透明(不透明)フィルム、合成紙等が挙げられ
る。
【0023】感熱記録層用塗液中に含有される接着剤と
しては、例えば下記の化合物が挙げられる。完全(部
分)ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリ
ビニルアルコール、アセトアセチル変性ポリビニルアル
コール、ケイ素変性ポリビニルアルコール、スチレン−
マレイン酸共重合体の塩、エチレン−アクリル酸共重合
体の塩、イソブチレン、マレイン酸共重合体の塩等の水
溶性接着剤、およびアクリル系ラテックス、ウレタン系
ラテッスク、スチレン−ブタジエン系ラテックスの水分
散性の接着剤が挙げられる。接着剤の使用量としては、
感熱記録層対して5〜40重量%程度が好ましい。
しては、例えば下記の化合物が挙げられる。完全(部
分)ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリ
ビニルアルコール、アセトアセチル変性ポリビニルアル
コール、ケイ素変性ポリビニルアルコール、スチレン−
マレイン酸共重合体の塩、エチレン−アクリル酸共重合
体の塩、イソブチレン、マレイン酸共重合体の塩等の水
溶性接着剤、およびアクリル系ラテックス、ウレタン系
ラテッスク、スチレン−ブタジエン系ラテックスの水分
散性の接着剤が挙げられる。接着剤の使用量としては、
感熱記録層対して5〜40重量%程度が好ましい。
【0024】感熱記録層用塗液の塗布方式としては、例
えばエアーナイフ方式、メイヤーバー方式、ピュアーブ
レード、方式ロッドブレード方式、リバースロール方
式、グラビア方式、スリットダイ方式等が挙げられる。
えばエアーナイフ方式、メイヤーバー方式、ピュアーブ
レード、方式ロッドブレード方式、リバースロール方
式、グラビア方式、スリットダイ方式等が挙げられる。
【0025】熱転写層は、一般には熱可溶された熱可溶
性有機化合物を上葉記録シートまたは中葉記録シートの
支持体の他方の面に1〜8g/m2 程度となるように、
例えばホットメルト方式により塗布して形成される。
性有機化合物を上葉記録シートまたは中葉記録シートの
支持体の他方の面に1〜8g/m2 程度となるように、
例えばホットメルト方式により塗布して形成される。
【0026】本発明の記録シートは必要に応じて印刷や
ラベル加工を施すことは何等差し支えない。
ラベル加工を施すことは何等差し支えない。
【0027】
【実施例】以下に、実施例を示し、本発明をより具体的
に説明するが、もちろんこれらに限定されるものではな
い。また、特に断らない限り例中の部および%はそれぞ
れ重量部および重量%を示す。
に説明するが、もちろんこれらに限定されるものではな
い。また、特に断らない限り例中の部および%はそれぞ
れ重量部および重量%を示す。
【0028】実施例1 (1)A液調製 3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン10部、スルホン変性ポリビニルアルコー
ル(商品名:ゴーセランL−3266、日本合成化学工
業社製)の10%水溶液5部および水25部とからなる
組成物をサンドミルで平均粒子径0.8μmになるまで
粉砕してA液を得た。
ノフルオラン10部、スルホン変性ポリビニルアルコー
ル(商品名:ゴーセランL−3266、日本合成化学工
業社製)の10%水溶液5部および水25部とからなる
組成物をサンドミルで平均粒子径0.8μmになるまで
粉砕してA液を得た。
【0029】(2)B液調製 4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスル
ホン10部、スルホン変性ポリビニルアルコール(商品
名:ゴーセランL−3266、日本合成化学工業社製)
の10%水溶液5部および水25部とからなる組成物を
サンドミルで平均粒子径1.5μmになるまで粉砕して
B液を得た。
ホン10部、スルホン変性ポリビニルアルコール(商品
名:ゴーセランL−3266、日本合成化学工業社製)
の10%水溶液5部および水25部とからなる組成物を
サンドミルで平均粒子径1.5μmになるまで粉砕して
B液を得た。
【0030】(3)C液調製 m−ターフェニル10部、スルホン変性ポリビニルアル
コール(商品名:ゴーセランL−3266、日本合成化
学工業社製)の10%水溶液5部および水25部とから
なる組成物をサンドミルで平均粒子径1.0μmになる
まで粉砕してC液を得た。
コール(商品名:ゴーセランL−3266、日本合成化
学工業社製)の10%水溶液5部および水25部とから
なる組成物をサンドミルで平均粒子径1.0μmになる
まで粉砕してC液を得た。
【0031】(4)感熱記録層用塗液1の調製 A液50部、B液100部、無定型シリカ(商品名:ミ
ズカシールP−527、水沢化学工業社製)15部、超
高分子アクリル系ラテックス(固形濃度50%)20
部、融点75℃のパラフィンワックスエマルジョン(固
形濃度30%)5部および水30部とを混合攪拌して感
熱記録層用塗液1を得た。
ズカシールP−527、水沢化学工業社製)15部、超
高分子アクリル系ラテックス(固形濃度50%)20
部、融点75℃のパラフィンワックスエマルジョン(固
形濃度30%)5部および水30部とを混合攪拌して感
熱記録層用塗液1を得た。
【0032】(5)感熱記録層塗液2の調製 A液40部、B液80部、C液40部、無定型シリカ
(商品名:ミズカシールP−527、水沢化学社S製)
25部、完全ケン化ポリビニルアルコール(商品名:P
VA−105、クラレ社製)の10%水溶液100部、
グリオキザールの20%水溶液2部および水30部とを
混合攪拌して感熱記録層用塗液2を得た。
(商品名:ミズカシールP−527、水沢化学社S製)
25部、完全ケン化ポリビニルアルコール(商品名:P
VA−105、クラレ社製)の10%水溶液100部、
グリオキザールの20%水溶液2部および水30部とを
混合攪拌して感熱記録層用塗液2を得た。
【0033】(6)熱転写層用塗液1の調製 カルナバワックス(融点80℃)を100〜120℃で
溶融して熱転写層用塗液を得た。
溶融して熱転写層用塗液を得た。
【0034】(7)熱転写層用塗液2の調製 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
10部、カルナバワックス(融点80℃)30部および
ステアリン酸アミド(融点104℃)15部を120〜
130℃で溶融して熱転写層用塗液を得た。
10部、カルナバワックス(融点80℃)30部および
ステアリン酸アミド(融点104℃)15部を120〜
130℃で溶融して熱転写層用塗液を得た。
【0035】(8)上葉記録シートおよび中葉記録シー
ト1の作製 坪量35g/m2 、厚さ35μmのグラシン紙の一方の
面(表面側)に、感熱記録層用塗液1を乾燥後の塗布量
が4.0g/m2 となるように塗布乾燥した後、スーパ
ーキャレンダー処理して感熱記録層を設け、その他方の
面(裏面側)に温度80℃の熱転写層用塗液1を7.0
g/m2 塗布後、冷却して熱転写層を形成して上葉記録
シートを得た。上葉記録シートと同様にして中葉記録シ
ート1を得た。
ト1の作製 坪量35g/m2 、厚さ35μmのグラシン紙の一方の
面(表面側)に、感熱記録層用塗液1を乾燥後の塗布量
が4.0g/m2 となるように塗布乾燥した後、スーパ
ーキャレンダー処理して感熱記録層を設け、その他方の
面(裏面側)に温度80℃の熱転写層用塗液1を7.0
g/m2 塗布後、冷却して熱転写層を形成して上葉記録
シートを得た。上葉記録シートと同様にして中葉記録シ
ート1を得た。
【0036】(9)中葉記録シート2の作製 坪量35g/m2 、厚さ35μmのグラシン紙の一方の
面(表面側)に、感熱記録層用塗液2を乾燥後の塗布量
が4.0g/m2 となるように塗布乾燥した後、スーパ
ーキャレンダー処理して感熱記録層を設け、その他方の
面(裏面側)に温度80℃の熱転写層用塗液2を7.0
g/m2 塗布後、冷却して熱転写層を形成して中葉記録
シートを得た。
面(表面側)に、感熱記録層用塗液2を乾燥後の塗布量
が4.0g/m2 となるように塗布乾燥した後、スーパ
ーキャレンダー処理して感熱記録層を設け、その他方の
面(裏面側)に温度80℃の熱転写層用塗液2を7.0
g/m2 塗布後、冷却して熱転写層を形成して中葉記録
シートを得た。
【0037】(10)下葉記録シートの作製 坪量64g/m2 の中性の上質紙の一方の面(表面側)
に、感熱記録層用塗液2を乾燥後の塗布量が5.0g/
m2 となるように塗布乾燥して感熱記録層を設けた後、
スーパーキャレンダー処理して下葉記録シートを得た。
に、感熱記録層用塗液2を乾燥後の塗布量が5.0g/
m2 となるように塗布乾燥して感熱記録層を設けた後、
スーパーキャレンダー処理して下葉記録シートを得た。
【0038】(11)感熱多重複写シートの作製 A4サイズにカットされた上葉記録シート、中葉記録シ
ート1、中葉記録シート2および下葉シートの各感熱記
録層面が上になるように順次重ねて感熱多重複写シート
を得た。
ート1、中葉記録シート2および下葉シートの各感熱記
録層面が上になるように順次重ねて感熱多重複写シート
を得た。
【0039】実施例2 実施例1の感熱記録層用塗液2の調製において、C液4
0部の代わりに、C液20部、および下記のD液20を
用いた以外は、実施例1と同様にして感熱多重複写シー
トを得た。 ★D液調製 シュウ酸ジベンジル10部、スルホン変性ポリビニルア
ルコール(商品名:ゴーセランL−3266、日本合成
化学工業社製)の10%水溶液5部および水25部とか
らなる組成物をサンドグラインダーで平均粒子径1.0
μmになるまで粉砕してD液を得た。
0部の代わりに、C液20部、および下記のD液20を
用いた以外は、実施例1と同様にして感熱多重複写シー
トを得た。 ★D液調製 シュウ酸ジベンジル10部、スルホン変性ポリビニルア
ルコール(商品名:ゴーセランL−3266、日本合成
化学工業社製)の10%水溶液5部および水25部とか
らなる組成物をサンドグラインダーで平均粒子径1.0
μmになるまで粉砕してD液を得た。
【0040】実施例3 実施例1の下葉記録シートの作製において、支持体(上
質紙)と感熱記録層との間に、下記の下塗り層用塗液を
乾燥後の塗布量が8.0g/m2 となるように塗布乾燥
した後、スーパーキャレンダー処理して下塗り層を設け
た以外は、実施例1と同様にして感熱多重複写シートを
得た。 ★下塗り層用塗液の調製 平均粒子系1μm、中空度(外径に対する内径の比率)
70%のスチレン系中空粒子の40%分散液100部、
ポリビニルアルコールの10%水溶液40部、固形分濃
度50%のスチレン−ブタジエン系ラテックス10部、
吸油量110ml/100gの焼成カオリン20部、平
均粒子径1μmの炭酸カルシウム5部および水50部か
らなる組成物を混合攪拌して下塗り層用塗液を得た。
質紙)と感熱記録層との間に、下記の下塗り層用塗液を
乾燥後の塗布量が8.0g/m2 となるように塗布乾燥
した後、スーパーキャレンダー処理して下塗り層を設け
た以外は、実施例1と同様にして感熱多重複写シートを
得た。 ★下塗り層用塗液の調製 平均粒子系1μm、中空度(外径に対する内径の比率)
70%のスチレン系中空粒子の40%分散液100部、
ポリビニルアルコールの10%水溶液40部、固形分濃
度50%のスチレン−ブタジエン系ラテックス10部、
吸油量110ml/100gの焼成カオリン20部、平
均粒子径1μmの炭酸カルシウム5部および水50部か
らなる組成物を混合攪拌して下塗り層用塗液を得た。
【0041】比較例1 実施例1の上葉記録シートおよび中葉記録シート1の作
製において、感熱記録層用塗液1の代わりに感熱記録層
用塗液2を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱多
重複写シートを得た。
製において、感熱記録層用塗液1の代わりに感熱記録層
用塗液2を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱多
重複写シートを得た。
【0042】比較例2 実施例1の感熱記録層用塗液1の調製において用いたB
液100部の代わりに、下記のE液を100部を用いた
以外は、実施例1と同様にして感熱多重複写シートを得
た。 ★E液調製 4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン10部、ス
ルホン変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセラン
L−3266、日本合成化学工業社製)の10%水溶液
5部および水25部とからなる組成物をサンドミルで平
均粒子径1.5μmになるまで粉砕してB液を得た。
液100部の代わりに、下記のE液を100部を用いた
以外は、実施例1と同様にして感熱多重複写シートを得
た。 ★E液調製 4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン10部、ス
ルホン変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセラン
L−3266、日本合成化学工業社製)の10%水溶液
5部および水25部とからなる組成物をサンドミルで平
均粒子径1.5μmになるまで粉砕してB液を得た。
【0043】比較例3 実施例1の感熱記録層用塗液2の調製において用いたB
液80部の代わりに、下記のF液を80部を用いた以外
は、実施例1と同様にして感熱多重複写シートを得た。 ★F液調製 4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル10部、スル
ホン変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセランL
−3266、日本合成化学工業社製)の10%水溶液5
部および水25部とからなる組成物をサンドミルで平均
粒子径1.5μmになるまで粉砕してB液を得た。
液80部の代わりに、下記のF液を80部を用いた以外
は、実施例1と同様にして感熱多重複写シートを得た。 ★F液調製 4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル10部、スル
ホン変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセランL
−3266、日本合成化学工業社製)の10%水溶液5
部および水25部とからなる組成物をサンドミルで平均
粒子径1.5μmになるまで粉砕してB液を得た。
【0044】比較例4 実施例1の下葉記録シートの作製において、感熱記録層
用塗液2の代わりに感熱記録層用塗液1を用いた以外
は、実施例1と同様にして感熱多重複写シートを得た。
用塗液2の代わりに感熱記録層用塗液1を用いた以外
は、実施例1と同様にして感熱多重複写シートを得た。
【0045】かくして得られた感熱多重複写シートにつ
いて、下記の評価試験を行い、得られた結果を表1およ
び表2に示す。
いて、下記の評価試験を行い、得られた結果を表1およ
び表2に示す。
【0046】〔感熱記録層の光学濃度が0.8になる温
度〕上葉記録シートおよび下葉記録シートについて、熱
傾斜試験機〔商品名:TYPEHG−100、東洋精機
社製〕を用い、2kg/cm2 、5秒の条件下各温度で
発色させ、感熱記録層の光学濃度が0.8〔マクベス濃
度計、RD914型(マクベス社製)のビジュアルモー
ドで測定した値〕になる温度を測定した。
度〕上葉記録シートおよび下葉記録シートについて、熱
傾斜試験機〔商品名:TYPEHG−100、東洋精機
社製〕を用い、2kg/cm2 、5秒の条件下各温度で
発色させ、感熱記録層の光学濃度が0.8〔マクベス濃
度計、RD914型(マクベス社製)のビジュアルモー
ドで測定した値〕になる温度を測定した。
【0047】〔記録濃度〕感熱評価機〔商品名:サーマ
ルプリンターPW−PR01−02、日本電気社製〕を
用い、印字エネルギーを一番高いモードに設定して、感
熱多重複写シートに記録し、記録部の濃度をマクベス濃
度計(商品名:RD914型、マクベス社製)のビジュ
アルモードで測定した。
ルプリンターPW−PR01−02、日本電気社製〕を
用い、印字エネルギーを一番高いモードに設定して、感
熱多重複写シートに記録し、記録部の濃度をマクベス濃
度計(商品名:RD914型、マクベス社製)のビジュ
アルモードで測定した。
【0048】〔滲み〕上記の記録濃度の評価における記
録部をSCOPEMAN(MORITEX製)×50倍
で観察し、滲みの程度を目視判定をした。 ◎:滲みがない。 ○:滲みが少しある。 ×:滲みがやや大きい。 ×:滲みが大きい。
録部をSCOPEMAN(MORITEX製)×50倍
で観察し、滲みの程度を目視判定をした。 ◎:滲みがない。 ○:滲みが少しある。 ×:滲みがやや大きい。 ×:滲みが大きい。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【発明の効果】表1および表2に示されているように、
本発明の感熱多重複写シートは、複数枚が同時に、滲み
の少ない均一な記録像が形成される。
本発明の感熱多重複写シートは、複数枚が同時に、滲み
の少ない均一な記録像が形成される。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月29日(1998.6.2
9)
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】
【表2】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月6日(1999.5.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】支持体の一方の面に、ロ
イコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を有する上葉記
録シートおよび下葉記録シートとを少なくとも順次有す
る感熱多重複写シートにおいて、上記の課題を解決する
ための一つの手段として、本発明は、上葉記録シートの
他方の面に熱可融性有機化合物を含有する熱転写層を設
け、上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8に
なる温度を85〜150℃とし、下葉記録シートの感熱
記録層の光学濃度が0.8になる温度を60〜100℃
とし、かつ上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が
0.8になる温度を下葉記録シートのそれより高くする
ものである。
イコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を有する上葉記
録シートおよび下葉記録シートとを少なくとも順次有す
る感熱多重複写シートにおいて、上記の課題を解決する
ための一つの手段として、本発明は、上葉記録シートの
他方の面に熱可融性有機化合物を含有する熱転写層を設
け、上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8に
なる温度を85〜150℃とし、下葉記録シートの感熱
記録層の光学濃度が0.8になる温度を60〜100℃
とし、かつ上葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が
0.8になる温度を下葉記録シートのそれより高くする
ものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】〔滲み〕上記の記録濃度の評価における記
録部をSCOPEMAN(MORITEX製)×50倍
で観察し、滲みの程度を目視判定した。 ◎:滲みがない。 ○:滲みが少しある。△ :滲みがやや大きい。 ×:滲みが大きい。
録部をSCOPEMAN(MORITEX製)×50倍
で観察し、滲みの程度を目視判定した。 ◎:滲みがない。 ○:滲みが少しある。△ :滲みがやや大きい。 ×:滲みが大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H026 AA21 BB02 BB21 DD02 DD04 DD42 FF27 2H111 AA25 AA32 BA08 BA52 BA55 BA76 CA03 CA33 CA41 HA12 HA35
Claims (1)
- 【請求項1】支持体の一方の面に、ロイコ染料と呈色剤
を含有する感熱記録層を有する上葉記録シートおよび下
葉記録シートとを少なくとも順次有する感熱多重複写シ
ートにおいて、上葉記録シートの他方の面に熱可融性有
機化合物を含有する熱転写層を有し、上葉記録シートの
感熱記録層の光学濃度が0.8になる温度が85〜15
0℃であり、下葉記録シートの感熱記録層の光学濃度が
0.8になる温度が60〜100℃であり、かつ上葉記
録シートの感熱記録層の光学濃度が0.8になる温度が
下葉記録シートのものより高いことを特徴とする感熱多
重複写シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180298A JP2000006534A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 感熱多重複写シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180298A JP2000006534A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 感熱多重複写シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000006534A true JP2000006534A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16080770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180298A Pending JP2000006534A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 感熱多重複写シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000006534A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007204549A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 感熱性粘着材料 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180298A patent/JP2000006534A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007204549A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 感熱性粘着材料 |
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