JP2000004103A - 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ及びそれらの実装構造、並びに通信機装置 - Google Patents

誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ及びそれらの実装構造、並びに通信機装置

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JP2000004103A
JP2000004103A JP11042746A JP4274699A JP2000004103A JP 2000004103 A JP2000004103 A JP 2000004103A JP 11042746 A JP11042746 A JP 11042746A JP 4274699 A JP4274699 A JP 4274699A JP 2000004103 A JP2000004103 A JP 2000004103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で背が低く特性が良好な誘電体フィル
タ、誘電体デュプレクサ及びそれらの実装構造、並びに
薄型の通信機装置を得る。 【解決手段】 共振器孔13,14は、それぞれ大径孔
部13a,14aと小径孔部13b,14bとからな
る。大径孔部13a,14aと小径孔部13b,14b
との境界の段差部15には小径孔部13b,14bから
所定の距離を確保して窪み部18が形成されている。誘
電体ブロック12の開放側端面12aには、台座部23
a〜23fが形成されている。台座部23a〜23dの
表面には外導体17が延在し、台座部23e,23fの
表面には入出力電極21,22が形成されている。誘電
体フィルタ11は、開放側端面12aを実装面とし、共
振器孔13,14の軸が回路基板に対して垂直となるよ
うに実装される。開放側端面12aは、台座部23a〜
23fによって回路基板との間にギャップを確保して配
置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体フィルタ、
誘電体デュプレクサ及びそれらの実装構造、並びに通信
機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の無線通信機器は小
型、軽量で薄型のものが急速に普及しつつある。それに
伴い、この種の無線通信機器に実装される誘電体フィル
タや誘電体デュプレクサも小型、軽量かつ背の低いもの
が求められている。
【0003】従来より、この種の誘電体フィルタとし
て、図11に示すものが知られている。該誘電体フィル
タ8は、外導体1を表面に設けた単一の誘電体ブロック
2内に、複数の共振器孔3を設けている。共振器孔3の
内周面には内導体4が設けられている。内導体4は、誘
電体ブロック2の奥側の端面2bで外導体1に電気的に
接続され、手前側の端面2aで外導体1と電気的に分離
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の誘電
体フィルタ8は、通常、共振器孔3の軸が回路基板6に
対して平行になるように、基板6上に実装される。従っ
て、このような実装形態を有する誘電体フィルタ8を低
背化するためには、共振器孔3の径を小さくし、誘電体
ブロック2の高さhを低くすればよい。しかしながら、
共振器孔3の径を小さくすると、金型を用いて誘電体ブ
ロック2を成形することが困難になる。また、誘電体フ
ィルタ8は一般に高いQ0を有するが、このQ0を得るた
めには、共振器孔3の径に対して最適な高さhを確保す
る必要がある。このため、従来の誘電体フィルタ8で
は、低背化するのが困難であるという問題があった。ま
た、開放側面である端面2aからリークする電磁界が、
回路基板6に実装されている他の電子部品の特性に悪影
響を及ぼすことがあった。同様に、他の電子部品からリ
ークする電磁界が誘電体フィルタ8の特性に悪影響を及
ぼすこともあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、小型で背が低く
特性が良好な誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ及び
それらの実装構造、並びに通信機装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る誘電体フィルタや誘電体デュプ
レクサは、誘電体ブロックの第1の面から該第1の面に
対向した第2の面に貫通しかつ大径孔部と該大径孔部に
連通する小径孔部とからなる共振器孔を有し、前記共振
器孔の内周面に内導体を形成すると共に、前記誘電体ブ
ロックの外面に外導体を形成し、前記共振器孔の内導体
を前記第1の面で前記外導体と電気的に分離しかつ前記
第2の面で前記外導体に電気的に導通し、前記第1の面
に台座部を設けて該第1の面を実装面としたことを特徴
とする。
【0007】以上の構成からなる誘電体フィルタや誘電
体デュプレクサは、その共振器孔の軸が回路基板等に対
して垂直となるように実装される。共振器孔は大径孔部
と小径孔部との境界部分に段差部を形成しており、内導
体の導体路はこの段差部の表面に沿うため、その分だけ
長くなる。従って、内導体の導体路長を変えないで、誘
電体フィルタや誘電体デュプレクサのサイズを共振器孔
の軸方向に短くでき、実装高さは低くなる。一方、誘電
体フィルタや誘電体デュプレクサの実装面である誘電体
ブロックの第1の面と回路基板等の間には、誘電体ブロ
ックの第1の面に設けた台座部によりギャップが形成さ
れる。このギャップにより、誘電体ブロックの第1の面
と回路基板との間に発生する浮遊容量が少なくなる。し
かも、開放側面である第1の面は回路基板に対向するた
め、第1の面からリークする電磁界が回路基板に実装さ
れている他の電子部品に及ぼす影響が抑えられる。同様
に、他の電子部品からリークする電磁界が誘電体フィル
タや誘電体デュプレクサに及ぶことも抑えられる。
【0008】また、共振器孔の大径孔部と小径孔部の段
差部に窪み部を設けることにより、段差部における内導
体の導体路が窪み部表面に沿うため、その分だけ長くな
る。従って、誘電体フィルタや誘電体デュプレクサのサ
イズが共振器孔の軸方向に更に短くなる。
【0009】さらに、誘電体ブロックの第1の面に溝を
設けたことを特徴とする。溝の寸法や形状により、共振
器孔の各々が外導体及び誘電体ブロックとで構成する誘
電体共振器の共振器長が変化したり、隣接する共振器間
の容量性結合や誘導性結合の結合係数が変化する。
【0010】また、本発明に係る実装構造や通信機装置
は、前述の特徴を有する誘電体フィルタや誘電体デュプ
レクサの少なくともいずれか一つを備えることにより、
低背化に柔軟に対応することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る誘電体フィ
ルタ、誘電体デュプレクサ及びそれらの実装構造、並び
に通信機装置の実施の形態について添付の図面を参照し
て説明する。各実施形態において、同一部品及び同一部
分には同じ符号を付し、重複した説明は省略する。
【0012】[第1実施形態、図1〜図3]図1に示す
ように、誘電体フィルタ11は、略直方体形状を有する
単一の誘電体ブロック12を備えている。該誘電体ブロ
ック12には、互いに対向する端面12a,12bを貫
通する二つの共振器孔13,14が形成されている。共
振器孔13,14は、その軸が互いに平行になるように
誘電体ブロック12に並置されている。
【0013】共振器孔13,14は、それぞれ横断面が
略矩形の大径孔部13a,14aと、これら大径孔部1
3a,14aに連通した横断面が円形の小径孔部13
b,14bとからなる。大径孔部13a,14aと小径
孔部13b,14bとの境界の段差部15には、小径孔
部13b,14bから所定の距離を確保して窪み部18
が形成されている。すなわち、窪み部18は、それぞれ
大径孔部13a,14aの隣接する内壁面を残して、大
径孔部13a,14aの内壁面に沿って小径孔部13
b,14bを略3/4だけ囲うように形成されている。
窪み部18の両端18aは外側に向かって延伸し、隣り
合う共振器孔13,14間の対向面積を大きくしてい
る。これにより、共振器孔13と14の結合度を大きく
することができる。
【0014】誘電体ブロック12の外面には、外導体1
7と一対の入出力電極21,22が形成されている。共
振器孔13,14の内壁面には内導体16が形成されて
いる。外導体17は、入出力電極21,22の形成領域
と大径孔部13a,14aの開口側面12a(以下、開
放側端面12aと記す)を残して、誘電体ブロック12
の外面に形成されている。一対の入出力電極21,22
は、外導体17に非導通の状態で形成されている。ま
た、入出力電極21,22は、その一端が内導体16に
直接接続し、他端が誘電体ブロック12の側面に設けた
横断面が略半円形の凹部19の内壁面に延在している。
【0015】内導体16は、開放側端面12aでは外導
体17から電気的に開放(分離)されると共に入出力電
極21,22と接続され、小径孔部13b,14bの開
口側端面12b(以下、短絡側端面12bと記す)では
外導体17に電気的に短絡(導通)されている。こうし
て、誘電体ブロック12に、共振器孔13,14の内導
体16と外導体17とで誘電体共振器R1,R2が形成
される。
【0016】誘電体ブロック12の開放側端面12aに
は、四つのコーナ部にそれぞれ台座部23a,23b,
23c,23dと、左右両端部にそれぞれ台座部23
e,23fが設けられている。台座部23a〜23dの
表面にはそれぞれ外導体17が延在し、台座部23e,
23fの表面にはそれぞれ入出力電極21,22が形成
されている。
【0017】図2及び図3に示すように、以上の構成か
らなる誘電体フイルタ11は、開放側端面12aを実装
面とし、台座部23a〜23fを利用して通信機装置の
回路基板50等に安定した状態で実装される。すなわ
ち、フィルタ11は、共振器孔13,14の軸が回路基
板50に対して垂直となるように、半田付け等の方法に
より実装される。回路基板50の上面には、信号パター
ン51,52が対置している。信号パターン51,52
の両側にはグランドパターン53が配設され、このグラ
ンドパターン53は信号パターン51と52の間の位置
で架橋している。台座部23a〜23dの表面に延在し
た外導体17は、それぞれ回路基板50上のグランドパ
ターン53に電気的に接続される。台座部23e,23
fの表面に形成された入出力電極21,22は、それぞ
れ回路基板50上の信号パターン51,52に電気的に
接続される。
【0018】開放側端面12aは、台座部23a〜23
fによって回路基板50との間にギャップ(空気層)を
確保して配置され、回路基板50に直接接触しない。仮
に、開放側端面12aが回路基板50に直接接触する
と、誘電体ブロック12が有する高誘電率のため、誘電
体共振器R1,R2のオープン端と回路基板50のグラ
ンドパターン53との間に大きな浮遊容量が生じる。こ
の大きな浮遊容量は、誘電体フィルタの特性に悪影響を
及ぼす。これに対して、第1実施形態の場合は、開放側
端面12aと回路基板50との間にギャップ(空気層)
が形成されているので、空気が有する低誘電率により、
誘電体共振器R1,R2のオープン端と回路基板50の
グランドパターン53との間に生ずる浮遊容量を低減す
ることができる。従って、誘電体フィルタ11は、浮遊
容量による影響を抑えることができ、誘電体共振器R
1,R2の共振周波数、並びに、誘電体共振器R1,R
2間の容量性結合や誘導性結合の結合係数が安定したも
のとなる。さらに、台座部23a〜23fの高さ寸法d
を変更することにより、誘電体共振器R1,R2の共振
周波数を調整することができる。
【0019】しかも、開放側端面12aを回路基板50
に対向させ、回路基板50に実装されている他の電子部
品(図示せず)に対向させていないため、開放側端面1
2aからリークする電磁界が他の電子部品に及ぼす影響
を抑えることができる。同様に、他の電子部品からリー
クする電磁界が誘電体フィルタ11に及ぶことも抑えら
れる。
【0020】一方、共振器孔13,14は、大径孔部1
3a,14aと小径孔部13b,14bとの境界部分に
段差部15を形成しているので、内導体16の導体路は
この段差部15の表面に沿うため、その部分だけ長くな
る。さらに、段差部15に窪み部18を設けたので、内
導体16の導体路は、窪み部18が設けられていない従
来の誘電体フィルタと比較して長くなる。誘電体フィル
タ11の中心周波数は、内導体16の導体路長が長くな
り、短くなると高くなる。従って、中心周波数が同じで
あれば、誘電体フィルタ11の共振器孔13,14の軸
方向の長さを従来の誘電体フィルタより短くすることが
できる。この結果、誘電体フィルタ11の実装高さH
を、共振器孔13,14の径を小さくすることなく、低
くすることができる。
【0021】[第2実施形態、図4]図4に示すよう
に、誘電体フィルタ11aは、図1にて説明した誘電体
フィルタ11において、誘電体ブロック12の開放側端
面12aに溝26を設けたものである。溝26は共振器
孔13,14の間に、共振器孔13,14と一部分がオ
ーバラップするように形成されている。
【0022】誘電体フィルタ11aは、第1実施形態の
誘電体フィルタ11が奏する作用効果に加えて、互いに
隣接する誘電体共振器R1,R2間の容量性結合や誘導
性結合の結合係数を、溝26の深さや形状に応じて自在
に調整することができ、誘電体フィルタ11aの帯域幅
の調整が容易になるという効果を奏することができる。
【0023】[第3実施形態、図5]図5に示すよう
に、誘電体フィルタ11bは、図1にて説明した誘電体
フィルタ11において、誘電体ブロック12の開放側端
面12aに溝27,28,29を設けたものである。溝
27は共振器孔13,14の間に、共振器孔13,14
と一部分がオーバラップするように形成されている。溝
28は入出力電極21の近傍に形成され、その一端は共
振器孔13に接している。溝29は入出力電極22の近
傍に形成され、その一端は共振器孔14に接している。
溝27〜29の深さ寸法は仕様に合わせて種々設定され
る。
【0024】誘電体フィルタ11bは、第1実施形態の
誘電体フィルタ11が奏する作用効果に加えて、互いに
隣接する誘電体共振器R1,R2間の容量性結合や誘導
性結合の結合係数を、溝27の深さ寸法や形状を変更す
ることにより調整することができ、誘電体フィルタ11
bの帯域幅の調整が容易になるという効果を奏すること
ができる。さらに、溝28,29の形状や深さ寸法を変
更することにより、誘電体共振器R1,R2の共振器長
を調整することができ、誘電体フィルタ11bのフィル
タ周波数の調整が容易になるという効果を奏することが
できる。
【0025】[第4実施形態、図6〜図9]本発明に係
る誘電体デュプレクサの一つの実施形態の斜視図を図6
に、平面図を図7に、図6のVIII−VIII断面を
図8に、また、そのIX−IX断面を図9にそれぞれ示
す。該誘電体デュプレクサ31は、直方体形状の単一の
誘電体ブロック32に、互い対向する端面32a,32
bを貫通する七つの共振器孔341〜347が形成されて
いる。共振器孔341〜347は、その軸が互いに平行に
なるように誘電体ブロック32に一列に並置されてい
る。
【0026】共振器孔341〜347は、それぞれ横断面
矩形の大径孔部34aと、その大径孔部34aに連通し
た横断面矩形の小径孔部34bとからなる(図8参
照)。大径孔部34aと小径孔部34bとの境界の段差
部35には、大径孔部34aの両端部のそれぞれの位置
に窪み部38が形成されている(図9参照)。共振器孔
341〜347の大きさや窪み部38の大きさ及び深さ
は、デュプレクサ31が所望の電気特性が得られるよう
にそれぞれ個別に設定されている。すなわち、共振器孔
341,343,344,347の形状は大きく、共振器孔
345,346の形状は小さく、そして、共振器孔342
の形状は両者の間に設定されている。さらに、共振器孔
341〜347相互の間隔も仕様に合わせて個別に設定さ
れている。
【0027】デュプレクサ31の略左側半分の領域に配
置された四つの共振器孔341〜344は、相互に電磁結
合して送信側フィルタ33tを構成している。同様に、
デュプレクサ31の略右側半分の領域に配置された四つ
の共振器孔344〜347は、相互に電磁結合して受信側
フィルタ33rを構成している。
【0028】誘電体ブロック32の外面には、外導体3
7と送信電極41とアンテナ電極42と受信電極43が
形成されている。共振器孔341〜347の内壁面には、
それぞれ内導体36が形成されている。外導体37は、
電極41〜43の形成領域と大径孔部34aの開口側端
面32a(以下、開放側端面32aと記す)を残して、
誘電体ブロック32の外面に形成されている。送信電極
41は共振器孔341の内導体36に直接接続し、アン
テナ電極42は共振器孔344の内導体36に直接接続
し、受信電極43は共振器孔347の内導体36に直接
接続している。
【0029】内導体36は、開放側端面32aでは外導
体37から電気的に開放(分離)され、小径孔部34b
の開口側端面(以下、短絡側端面32bと記す)では外
導体37に電気的に短絡(導通)されている。こうし
て、誘電体ブロック32に、共振器孔341〜347の内
導体36と外導体37とでそれぞれ誘電体共振器が形成
される。
【0030】誘電体ブロック32の開放側端面32aの
外周部には、台座部45a〜45pが設けられている。
台座部45a,45b,45d,45f,45h〜45
pの表面には、それぞれ外導体37が延在している。ま
た、台座部45cの表面には送信電極41が形成され、
台座部45eの表面にはアンテナ電極42が形成され、
台座部45gの表面には受信電極43が形成されてい
る。
【0031】以上の構成からなる誘電体デュプレクサ3
1は、開放側端面32aを実装面とし、台座部45a〜
45pを利用して回路基板等に安定した状態で実装され
る。すなわち、デュプレクサ31は、共振器孔341
347の軸が回路基板に対して垂直となるように実装さ
れる。このとき、開放側端面32aは、台座部45a〜
45pによって回路基板との間にギャップ(空気層)を
確保して配置され、回路基板に直接接触しない。従っ
て、誘電体デュプレクサ31に内蔵されている誘電体共
振器のオープン端と回路基板のグランドパターンとの間
に生ずる浮遊容量を低減することができる。従って、誘
電体デュプレクサ31は、浮遊容量による影響を抑える
ことができ、各誘電体共振器の共振周波数、並びに、誘
電体共振器相互間の容量性結合や誘導性結合の結合係数
が安定したものとなる。さらに、台座部45a〜45p
の高さ寸法を変更することにより、誘電体共振器の共振
周波数を調整することができる。
【0032】しかも、開放側端面32aを回路基板に対
向させ、回路基板に実装されている他の電子部品に対向
させていないため、開放側端面32aからリークする電
磁界が他の電子部品に及ぼす影響を抑えることができ
る。同様に、他の電子部品からリークする電磁界が誘電
体デュプレクサ31に及ぶことも抑えられる。
【0033】一方、共振器孔341〜347は、大径孔部
34aと小径孔部34bとの境界部分に段差部35を形
成しているので、内導体36の導体路はこの段差部35
の表面に沿うため、その部分だけ長くなる。さらに、段
差部35に窪み部38を設けたので、内導体36の導体
路は、窪み部38が設けられていない従来の誘電体フィ
ルタと比較して長くなる。誘電体デュプレクサ31に内
蔵された誘電体共振器の中心周波数は、内導体36の導
体路長が長くなり、短くなると高くなる。従って、中心
周波数が同じであれば、誘電体デュプレクサ31の共振
器孔341〜347の軸方向の長さを従来の誘電体デュプ
レクサより短くすることができる。この結果、誘電体デ
ュプレクサ31の実装高さを、共振器孔341〜347
径を小さくすることなく、低くすることができる。
【0034】[第5実施形態、図10]第5実施形態
は、本発明に係る通信機装置の一実施形態を示すもの
で、携帯電話を例にして説明する。
【0035】図10は携帯電話120のRF部分の電気
回路ブロック図である。図10において、122はアン
テナ素子、123はアンテナ共用フィルタ(デュプレク
サ)、131は送信側アイソレータ、132は送信側増
幅器、133は送信側段間用バンドパスフィルタ、13
4は送信側ミキサ、135は受信側増幅器、136は受
信側段間用バンドパスフィルタ、137は受信側ミキ
サ、138は電圧制御発振装置(VCO)、139はロ
ーカル用バンドパスフィルタである。
【0036】ここに、アンテナ共用フィルタ(デュプレ
クサ)123として、例えば前記第4実施形態の誘電体
デュプレクサ31を使用することができる。また、送信
及び受信側段間用バンドパスフィルタ133,136並
びにローカル用バンドパスフィルタ139として、例え
ば、第1〜第3実施形態の誘電体フィルタ11,11
a,11bを使用することができる。誘電体デュプレク
サ31や誘電体フィルタ11,11a,11bを実装す
ることにより、RF部分が低背化され、厚みの薄い携帯
電話を実現することができる。
【0037】[他の実施形態]なお、本発明に係る誘電
体フィルタ、誘電体デュプレクサ及びそれらの実装構
造、並びに通信機装置は前記実施形態に限定するもので
はなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができ
る。例えば、前記第4実施形態の誘電体デュプレクサ3
1において、開放側端面32aに溝を形成してもよい。
また、誘電体フィルタや誘電体デュプレクサに設ける大
径孔部や小径孔部は、その横断面の形状は任意である。
それに合わせて窪み部の形状も任意に変更される。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、共振器孔の大径孔部と小径孔部との境界部
分に形成された段差部により、内導体の導体路長を変え
ないで誘電体フィルタや誘電体デュプレクサのサイズを
共振器孔の軸方向に短くでき、実装高さは低くなる。一
方、この誘電体フィルタや誘電体デュプレクサを回路基
板に実装すると、フィルタやデュプレクサの実装面であ
る誘電体ブロックの第1の面と回路基板等の間には、誘
電体ブロックの第1の面に設けた台座部によりギャップ
が形成される。このギャップにより、誘電体ブロックの
第1の面と回路基板との間に発生する浮遊容量を少なく
できる。
【0039】しかも、開放側面である第1の面は回路基
板に対向するため、第1の面からリークする電磁界が回
路基板に実装されている他の電子部品に及ぼす影響を抑
えることができる。同様に、他の電子部品からリークす
る電磁界が誘電体フィルタや誘電体デュプレクサに及ぶ
ことも抑えられる。また、第1の面に設けた台座部は、
誘電体フィルタや誘電体デュプレクサを回路基板に安定
した状態で実装させることができる。さらに、共振器孔
の大径孔部と小径孔部の段差部に窪み部を設けることに
より、誘電体フィルタや誘電体デュプレクサのサイズを
共振器孔の軸方向に更に短くすることができる。この結
果、誘電体フィルタや誘電体デュプレクサの実装高さ
を、さらに低くすることができる。
【0040】また、誘電体ブロックの第1の面に溝を設
け、この溝の深さ寸法や形状を変更することにより、互
いに隣接する共振器孔間の容量性結合や誘導性結合の結
合係数を変化させたり、各誘電体共振器の共振器長を変
化させることができる。
【0041】また、本発明に係る実装構造や通信機装置
は、前述の特徴を有する誘電体フィルタや誘電体デュプ
レクサの少なくともいずれか一つを備えることにより、
薄型化に柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る誘電体フィルタの第1実施形態を
示す斜視図。
【図2】図1に示した誘電体フィルタの実装構造を示す
斜視図。
【図3】図1に示した誘電体フィルタの実装構造を示す
断面図。
【図4】本発明に係る誘電体フィルタの第2実施形態を
示す斜視図。
【図5】本発明に係る誘電体フィルタの第3実施形態を
示す斜視図。
【図6】本発明に係る誘電体デュプレクサの一実施形態
を示す斜視図。
【図7】図6に示した誘電体デュプレクサの平面図。
【図8】図6のVIII−VIII断面図。
【図9】図6のIX−IX断面図。
【図10】本発明に係る通信機装置の一実施形態を示す
ブロック図。
【図11】従来の誘電体フィルタを示す斜視図。
【符号の説明】
R1,R2…誘電体共振器 11,11a,11b…誘電体フィルタ 12…誘電体ブロック 12a…開放側端面(第1の端面) 12b…短絡側端面(第2の端面) 13,14…共振器孔 13a,14a…大径孔部 13b,14b…小径孔部 15…段差部 16…内導体 17…外導体 18…窪み部 21,22…入出力電極 23a〜23f…台座部 26,27,28,29…溝 31…誘電体デュプレクサ 32…誘電体ブロック 32a…開放側端面(第1の端面) 32b…短絡側端面(第2の端面) 33t…送信側フィルタ 33r…受信側フィルタ 341〜347…共振器孔 34a…大径孔部 34b…小径孔部 35…段差部 36…内導体 37…外導体 38…窪み部 41…送信電極 42…アンテナ電極 43…受信電極 45a〜45p…台座部 50…回路基板 120…携帯電話 123…アンテナ共用フィルタ(デュプレクサ) 133…送信側段間用バンドパスフィルタ 136…受信側段間用バンドパスフィルタ 139…ローカル用バンドパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 甚誠 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 加藤 英幸 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体ブロックの第1の面から該第1の
    面に対向した第2の面に貫通しかつ大径孔部と該大径孔
    部に連通する小径孔部とからなる共振器孔を有し、前記
    共振器孔の内周面に内導体を形成すると共に、前記誘電
    体ブロックの外面に外導体を形成し、前記共振器孔の内
    導体を前記第1の面で前記外導体と電気的に分離しかつ
    前記第2の面で前記外導体に電気的に導通し、前記第1
    の面に台座部を設けて該第1の面を実装面としたことを
    特徴とする誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記大径孔部と前記小径孔部の段差部に
    窪み部が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の誘電体フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記誘電体ブロックの第1の面に溝を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の誘電体フィルタ。
  4. 【請求項4】 誘電体ブロックの第1の面から該第1の
    面に対向した第2の面に貫通しかつ大径孔部と該大径孔
    部に連通する小径孔部とからなる、送信側フィルタを構
    成する共振器孔及び受信側フィルタを構成する共振器孔
    を有し、前記共振器孔の内周面に内導体を形成すると共
    に、前記誘電体ブロックの外面に外導体を形成し、前記
    共振器孔の内導体を前記第1の面で前記外導体と電気的
    に分離しかつ前記第2の面で前記外導体に電気的に導通
    し、前記第1の面に台座部を設けて該第1の面を実装面
    としたことを特徴とする誘電体デュプレクサ。
  5. 【請求項5】 前記大径孔部と前記小径孔部の段差部に
    窪み部が設けられていることを特徴とする請求項4記載
    の誘電体デュプレクサ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項3記載の誘電体フ
    ィルタ及び請求項4又は請求項5記載の誘電体デュプレ
    クサの少なくともいずれか一つが回路基板に実装されて
    いることを特徴とする実装構造。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項3記載の誘電体フ
    ィルタ、請求項4又は請求項5記載の誘電体デュプレク
    サ及び請求項6記載の実装構造の少なくともいずれか一
    つを備えたことを特徴とする通信機装置。
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