JP2000004099A - チップ部品の整列方法及び整列装置 - Google Patents
チップ部品の整列方法及び整列装置Info
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- JP2000004099A JP2000004099A JP10245825A JP24582598A JP2000004099A JP 2000004099 A JP2000004099 A JP 2000004099A JP 10245825 A JP10245825 A JP 10245825A JP 24582598 A JP24582598 A JP 24582598A JP 2000004099 A JP2000004099 A JP 2000004099A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表裏面を有するチップ部品あるいは前後方向
の向きを有するチップ部品を簡単な手段により整列する
ことのできる整列方法及び装置を得る。 【解決手段】 搬送路から搬入されてきたチップ部品６
をロータ１の周面に９０°の角度間隔に設けた１つの凹
部５ａに保持し、この凹部５ａ内のチップ部品６の表裏
向きをセンサー１１により判別し、チップ部品６が表向
きのときロータを９０°正転し、チップ部品を表向きの
ままの姿勢を保持して凹部５ｄから搬出する。また、ロ
ータ１の凹部５ａに収納されたチップ部品６が裏向きの
ときには、ロータ１を９０°逆転させてチップ部品６の
向きを反転させ凹部５ｄから搬出するようにした。ま
た、チップ部品の整列装置を構成した。
の向きを有するチップ部品を簡単な手段により整列する
ことのできる整列方法及び装置を得る。 【解決手段】 搬送路から搬入されてきたチップ部品６
をロータ１の周面に９０°の角度間隔に設けた１つの凹
部５ａに保持し、この凹部５ａ内のチップ部品６の表裏
向きをセンサー１１により判別し、チップ部品６が表向
きのときロータを９０°正転し、チップ部品を表向きの
ままの姿勢を保持して凹部５ｄから搬出する。また、ロ
ータ１の凹部５ａに収納されたチップ部品６が裏向きの
ときには、ロータ１を９０°逆転させてチップ部品６の
向きを反転させ凹部５ｄから搬出するようにした。ま
た、チップ部品の整列装置を構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高密度実装
される超小型のチップ部品の整列方法及び整列装置に関
し、詳しくは、表裏面のあるチップ部品あるいは前後向
きのあるチップ部品の向きを揃え、整列状態にして搬出
するようにしたものである。
される超小型のチップ部品の整列方法及び整列装置に関
し、詳しくは、表裏面のあるチップ部品あるいは前後向
きのあるチップ部品の向きを揃え、整列状態にして搬出
するようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種、超小型のチップ部品を配
線回路基板上にマウントする方法として、例えば、抵抗
等のチップ部品のように表裏面を有するチップ部品や、
前後向きを有するダイオード等のチップ部品は、テーピ
ング式のマガジンケース内に向きを揃えて整列状態にし
て収納し、マウント時に実装機によりマガジンケースか
らワンチプづつチップ部品を配線回路基板上にマウント
する方法が一般に行われている。
線回路基板上にマウントする方法として、例えば、抵抗
等のチップ部品のように表裏面を有するチップ部品や、
前後向きを有するダイオード等のチップ部品は、テーピ
ング式のマガジンケース内に向きを揃えて整列状態にし
て収納し、マウント時に実装機によりマガジンケースか
らワンチプづつチップ部品を配線回路基板上にマウント
する方法が一般に行われている。
【０００３】また、チップ部品の別のマウント方法とし
て、チップ部品をスティック状ケース内に積層状態に収
容し、スティック状ケースは別の種類のチップ部品を収
容したスティック状ケースと共にホルダに多数植立状態
に保持したものを配線回路基板に対応してセットし、各
スティック状ケースの上部から押し棒を突き出し動作す
ることで、各ケースの底部から１つずつのチップ部品が
押し出され配線回路基板上にマウントする方法もある。
て、チップ部品をスティック状ケース内に積層状態に収
容し、スティック状ケースは別の種類のチップ部品を収
容したスティック状ケースと共にホルダに多数植立状態
に保持したものを配線回路基板に対応してセットし、各
スティック状ケースの上部から押し棒を突き出し動作す
ることで、各ケースの底部から１つずつのチップ部品が
押し出され配線回路基板上にマウントする方法もある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したス
ティック状ケースには例えば、表裏面の存在しないチッ
プ部品を収納することしかできず、抵抗等のチップ部品
のように表裏面を有するチップ部品あるいは、ダイオー
ド等のチップ部品のように前後に極性等を有する場合、
チップ部品の表裏面の向きや前後方向の向きを揃え例え
ば、スティック状ケース内に収容できるようにしたもの
はない。
ティック状ケースには例えば、表裏面の存在しないチッ
プ部品を収納することしかできず、抵抗等のチップ部品
のように表裏面を有するチップ部品あるいは、ダイオー
ド等のチップ部品のように前後に極性等を有する場合、
チップ部品の表裏面の向きや前後方向の向きを揃え例え
ば、スティック状ケース内に収容できるようにしたもの
はない。
【０００５】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、表裏面を有するチップ部品ある
いは前後に向きを有するチップ部品を簡単な手段により
整列することのできる整列方法及び整列装置を得ること
を目的とする。
ためになされたもので、表裏面を有するチップ部品ある
いは前後に向きを有するチップ部品を簡単な手段により
整列することのできる整列方法及び整列装置を得ること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるチップ部品の整列方法は、搬送路から
搬入されてきたチップ部品を回転体の周面に設けた収納
凹部に保持し、収納凹部内のチップ部品をセンサーによ
り向きを判別し、判別されたチップ部品の向きに応じて
回転体を９０°正逆回転し、チップ部品が整列した向き
に揃えられ搬出されるようにしたものである。
め、本発明によるチップ部品の整列方法は、搬送路から
搬入されてきたチップ部品を回転体の周面に設けた収納
凹部に保持し、収納凹部内のチップ部品をセンサーによ
り向きを判別し、判別されたチップ部品の向きに応じて
回転体を９０°正逆回転し、チップ部品が整列した向き
に揃えられ搬出されるようにしたものである。
【０００７】上述したチップ部品の整列方法によれば、
チップ部品に表裏面を有する場合、回転体の収納凹部に
収納されたチップ部品が例えば、表面側を向いて収納さ
れたときには、回転体を正方向に９０°回転させ、チッ
プ部品を表面側のままの姿勢を保持して搬出される。一
方、回転体の収納凹部に収納されたチップ部品が裏面側
を向いて収納されたときには、回転体を逆方向に９０°
回転させてチップ部品を反転させ搬出させることがで
き、これによって、回転体から搬出されたチップ部品を
表面側に揃えることができる。
チップ部品に表裏面を有する場合、回転体の収納凹部に
収納されたチップ部品が例えば、表面側を向いて収納さ
れたときには、回転体を正方向に９０°回転させ、チッ
プ部品を表面側のままの姿勢を保持して搬出される。一
方、回転体の収納凹部に収納されたチップ部品が裏面側
を向いて収納されたときには、回転体を逆方向に９０°
回転させてチップ部品を反転させ搬出させることがで
き、これによって、回転体から搬出されたチップ部品を
表面側に揃えることができる。
【０００８】また、本発明によるチップ部品の整列装置
は、Ｙ軸を中心軸として正逆回転する回転体の周面に９
０°の角度間隔にチップ部品を保持する複数の収納凹部
を有し、一方の対向する収納凹部に連通し合うチップ部
品の搬送通路を備えたものである。
は、Ｙ軸を中心軸として正逆回転する回転体の周面に９
０°の角度間隔にチップ部品を保持する複数の収納凹部
を有し、一方の対向する収納凹部に連通し合うチップ部
品の搬送通路を備えたものである。
【０００９】このように構成したチップ部品の整列装置
によれば、回転体の収納凹部に収納されたチップ部品が
表面側を向いて収納されたときには、回転体を正方向に
９０°回転させ、チップ部品を表面側のままの姿勢で搬
送通路を通り搬出れる。一方、回転体の収納凹部に収納
されたチップ部品が裏面側を向いて収納されたときに
は、回転体を逆方向に９０°回転させてチップ部品を反
転させ搬出させることができ、これによって、回転体か
ら搬出されたチップ部品を表面側に揃えられた状態にす
ることができる。
によれば、回転体の収納凹部に収納されたチップ部品が
表面側を向いて収納されたときには、回転体を正方向に
９０°回転させ、チップ部品を表面側のままの姿勢で搬
送通路を通り搬出れる。一方、回転体の収納凹部に収納
されたチップ部品が裏面側を向いて収納されたときに
は、回転体を逆方向に９０°回転させてチップ部品を反
転させ搬出させることができ、これによって、回転体か
ら搬出されたチップ部品を表面側に揃えられた状態にす
ることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるチップ部品の
整列方法及び整列装置の実施の形態の例を図面を参照し
て説明する。
整列方法及び整列装置の実施の形態の例を図面を参照し
て説明する。
【００１１】図１は整列装置の回転体を構成するロータ
の外観斜視図、図２が整列装置の正面図であり、この例
ではチップ部品は表裏面を有する抵抗等のチップ部品の
場合について説明する。
の外観斜視図、図２が整列装置の正面図であり、この例
ではチップ部品は表裏面を有する抵抗等のチップ部品の
場合について説明する。
【００１２】円筒体からなるロータ１はその外周面がブ
ロック体２で覆われると共に、ロータ１の内周面は中心
軸３で支承され、ロータ１に直結した駆動筒４を介して
図示しないパルスモータによりＹ軸に沿って正逆方向に
回転駆動される。
ロック体２で覆われると共に、ロータ１の内周面は中心
軸３で支承され、ロータ１に直結した駆動筒４を介して
図示しないパルスモータによりＹ軸に沿って正逆方向に
回転駆動される。
【００１３】上述したロータ１には９０°の間隔でスリ
ット状の４つの凹部５ａ〜５ｄが形成され、これら凹部
５ａ〜５ｄにチップ部品６がワンチップづつ収納される
ようになっている。各凹部５ａ，５ｂ，５ｃ及び５ｄは
十字位置に停止するようにされ、図示しないパルスモー
タの駆動により９０°の回転角で正逆回転自在にされて
いる。
ット状の４つの凹部５ａ〜５ｄが形成され、これら凹部
５ａ〜５ｄにチップ部品６がワンチップづつ収納される
ようになっている。各凹部５ａ，５ｂ，５ｃ及び５ｄは
十字位置に停止するようにされ、図示しないパルスモー
タの駆動により９０°の回転角で正逆回転自在にされて
いる。
【００１４】ロータ１の凹部５ａは整列前のチップ部品
６が収納される入口側であり、この凹部５ａにブロック
体２に形成した搬入路７からチップ部品が搬入されてく
る。また、上下位置にある凹部５ｂと５ｄとは中心軸３
を貫通する通路８によって連通されている。そして、ロ
ータ１の凹部５ｄは整列後のチップ部品６が排出される
出口側であり、この凹部５ｄにブロック体１３に形成し
たスロープ状のシュータ９が連通している。
６が収納される入口側であり、この凹部５ａにブロック
体２に形成した搬入路７からチップ部品が搬入されてく
る。また、上下位置にある凹部５ｂと５ｄとは中心軸３
を貫通する通路８によって連通されている。そして、ロ
ータ１の凹部５ｄは整列後のチップ部品６が排出される
出口側であり、この凹部５ｄにブロック体１３に形成し
たスロープ状のシュータ９が連通している。
【００１５】また、各凹部５ａ，５ｂ，５ｃ及び５ｄに
は切欠溝１０を有すると共に、凹部５ａに対応する位置
にホトダイオード等のセンサー１１が配置されている。
センサー１１は切欠溝１０から凹部５ａ内のチップ部品
６の有無の検出と、チップ部品６の表裏面の判別を行う
ようにしている。
は切欠溝１０を有すると共に、凹部５ａに対応する位置
にホトダイオード等のセンサー１１が配置されている。
センサー１１は切欠溝１０から凹部５ａ内のチップ部品
６の有無の検出と、チップ部品６の表裏面の判別を行う
ようにしている。
【００１６】一方、凹部５ａと対応する位置には中心軸
３側にエアーによる吸引部１２が設けられている。これ
によって、凹部５ａ内にチップ部品６が完全に引き込ま
れて収納されるようにしている。さらに、凹部５ｂと対
応する位置にはブロック体２側にエアーによる吐出部１
３が設けられている。これによって、凹部５ａ内に収納
されたチップ部品６が凹部５ｂの位置まで反時計回り方
向に移動されたとき、確実に通路８を通り凹部５ｄから
シュータ９に搬出されること、あるいは凹部５ａ内に収
納されたチップ部品６が凹部５ｄの位置まで時計回り方
向に移動されたとき、確実にシュータ９に搬出するよう
にされている。
３側にエアーによる吸引部１２が設けられている。これ
によって、凹部５ａ内にチップ部品６が完全に引き込ま
れて収納されるようにしている。さらに、凹部５ｂと対
応する位置にはブロック体２側にエアーによる吐出部１
３が設けられている。これによって、凹部５ａ内に収納
されたチップ部品６が凹部５ｂの位置まで反時計回り方
向に移動されたとき、確実に通路８を通り凹部５ｄから
シュータ９に搬出されること、あるいは凹部５ａ内に収
納されたチップ部品６が凹部５ｄの位置まで時計回り方
向に移動されたとき、確実にシュータ９に搬出するよう
にされている。
【００１７】次に、チップ部品６の整列の一連の動作を
図３〜図６を含めて説明する。チップ部品６は超小型の
例えば抵抗素子であり、図１に示すように表面６ａと裏
面６ｂを有する。尚、表面６ａは黒色素材が表面に露出
されており、裏面６ｂは白色を有している。
図３〜図６を含めて説明する。チップ部品６は超小型の
例えば抵抗素子であり、図１に示すように表面６ａと裏
面６ｂを有する。尚、表面６ａは黒色素材が表面に露出
されており、裏面６ｂは白色を有している。
【００１８】さて、チップ部品６は搬入路７から１つず
つ表裏面に関係なく任意の向きで数珠状に連なって搬入
されている。ここで、最先端のチップ部品６が図３に示
すようにロータ１の凹部５ａに収容されると、センサー
１１によりチップ部品６が収納されたことを検出すると
共に、チップ部品６の表裏面が判別される。
つ表裏面に関係なく任意の向きで数珠状に連なって搬入
されている。ここで、最先端のチップ部品６が図３に示
すようにロータ１の凹部５ａに収容されると、センサー
１１によりチップ部品６が収納されたことを検出すると
共に、チップ部品６の表裏面が判別される。
【００１９】例えば、凹部５ａにチップ部品６が表向き
（チップ部品６の上面側を表向きとする）に収容された
ことがセンサー１１により検出されると、センサー１１
からの信号によりパルスモータの駆動によりロータ１は
反時計回り方向に９０°回転し、図４に示すように凹部
５ａがＡ位置からＢ位置に停止する。ここで、チップ部
品６はそれ自身の自重と吐出部１３からのエアーの吐出
圧によって、Ｂ位置の凹部５ａから縦向き状態で通路８
を通過し、そして、Ｄ位置の凹部５ｃより搬出され、チ
ップ部品６の表面が上を向いた状態でシュータ９に移送
される。上述したロータ１の回動動作において、後続の
チップ部品６はＡ位置の凹部５ｄに収納され、センサー
によりチップ部品の表裏面が判別される。
（チップ部品６の上面側を表向きとする）に収容された
ことがセンサー１１により検出されると、センサー１１
からの信号によりパルスモータの駆動によりロータ１は
反時計回り方向に９０°回転し、図４に示すように凹部
５ａがＡ位置からＢ位置に停止する。ここで、チップ部
品６はそれ自身の自重と吐出部１３からのエアーの吐出
圧によって、Ｂ位置の凹部５ａから縦向き状態で通路８
を通過し、そして、Ｄ位置の凹部５ｃより搬出され、チ
ップ部品６の表面が上を向いた状態でシュータ９に移送
される。上述したロータ１の回動動作において、後続の
チップ部品６はＡ位置の凹部５ｄに収納され、センサー
によりチップ部品の表裏面が判別される。
【００２０】一方、図５において凹部５ａにチップ部品
６が裏向き（チップ部品６の上面側を裏向きとする）に
収容されたことがセンサー１１により検出されると、セ
ンサー１１からの信号によりパルスモータの駆動により
ロータ１は時計回り方向に９０°回転してチップ部品６
が表面側に反転し、図６に示すように凹部５ａがＡ位置
からＤ位置に停止する。この後、チップ部品６はそれ自
身の自重と吐出部１３からのエアーの吐出圧によって、
Ｄ位置の凹部５ｃより搬出され、チップ部品６の表面が
上を向いた状態でシュータ９に移送される。このロータ
１の回動動作において、後続のチップ部品６はＡ位置の
凹部５ｂに収納され、センサーによりチップ部品の表裏
面が判別される。
６が裏向き（チップ部品６の上面側を裏向きとする）に
収容されたことがセンサー１１により検出されると、セ
ンサー１１からの信号によりパルスモータの駆動により
ロータ１は時計回り方向に９０°回転してチップ部品６
が表面側に反転し、図６に示すように凹部５ａがＡ位置
からＤ位置に停止する。この後、チップ部品６はそれ自
身の自重と吐出部１３からのエアーの吐出圧によって、
Ｄ位置の凹部５ｃより搬出され、チップ部品６の表面が
上を向いた状態でシュータ９に移送される。このロータ
１の回動動作において、後続のチップ部品６はＡ位置の
凹部５ｂに収納され、センサーによりチップ部品の表裏
面が判別される。
【００２１】このように本発明によるチップ部品の整列
装置は、搬入路７から搬送されてきたチップ部品６が表
面向きか、あるいは裏面向きかに応じてロータ１を９０
°正回転または逆転させることによって、チップ部品６
の表裏向きを揃えて搬出することができ、しかも、高速
による表裏面の判別と整列が可能となる。
装置は、搬入路７から搬送されてきたチップ部品６が表
面向きか、あるいは裏面向きかに応じてロータ１を９０
°正回転または逆転させることによって、チップ部品６
の表裏向きを揃えて搬出することができ、しかも、高速
による表裏面の判別と整列が可能となる。
【００２２】ここで、本発明による整列装置をスティッ
ク状のマガジンケースにチップ部品を充填する充填機に
適用した例を図７について説明する。
ク状のマガジンケースにチップ部品を充填する充填機に
適用した例を図７について説明する。
【００２３】表裏面を有するチップ部品６はバルクケー
ス１４内に多数収容されている。バルクケース１４から
チップ部品６はワンチップづつバルクフィーダ１５に移
動し、ここで、チップ部品６は傾斜状の搬送路１６から
水平状の搬送路１７に一列に搬送される。この搬送路１
７ではチップ部品は表裏の向きが任意に搬送されてい
る。
ス１４内に多数収容されている。バルクケース１４から
チップ部品６はワンチップづつバルクフィーダ１５に移
動し、ここで、チップ部品６は傾斜状の搬送路１６から
水平状の搬送路１７に一列に搬送される。この搬送路１
７ではチップ部品は表裏の向きが任意に搬送されてい
る。
【００２４】搬送路１７から整列装置の搬入路７を通過
しロータ１の凹部５ａに収納されたチップ部品は、セン
サー１１で表裏面が判別され、表裏面に応じてロータ１
が正逆回転され、凹部５ｄから搬出されたチップ部品は
表裏面が揃った状態でシュータ９に移動する。
しロータ１の凹部５ａに収納されたチップ部品は、セン
サー１１で表裏面が判別され、表裏面に応じてロータ１
が正逆回転され、凹部５ｄから搬出されたチップ部品は
表裏面が揃った状態でシュータ９に移動する。
【００２５】そして、シュータ９のチップ部品は充填口
１８にワンチップ位置決めされ 、ここで、シリンダー
１９のロッド２０の下降動作によりスティック状のマガ
ジンケース２１内にワンチップづつ充填される。すなわ
ち、チップ部品はマガジンケース２１内に表裏面の揃っ
た状態で積層され収容される。
１８にワンチップ位置決めされ 、ここで、シリンダー
１９のロッド２０の下降動作によりスティック状のマガ
ジンケース２１内にワンチップづつ充填される。すなわ
ち、チップ部品はマガジンケース２１内に表裏面の揃っ
た状態で積層され収容される。
【００２６】上述した整列装置では、表裏面を有するチ
ップ部品を整列する場合について説明したが、その他、
例えばダイオード等のように前後に極性等の向きを有す
るチップ部品の整列にも適用可能である。
ップ部品を整列する場合について説明したが、その他、
例えばダイオード等のように前後に極性等の向きを有す
るチップ部品の整列にも適用可能である。
【００２７】すなわち、図８に示したように順方向ある
いは逆方向の任意の向きに搬入されてきたチップ部品６
は、ロータ１の凹部５ａに収納されたチップ部品６がセ
ンサーにより検出され、チップ部品６が順方向の向きの
ときにはロータ１が反時計回り方向に９０°回転し、凹
部５ｂの位置から通路８を通過して搬出される。また、
チップ部品６が逆方向の向きのときにはロータ１が時計
回り方向に９０°回転し、凹部５ｄの位置から搬出され
る。これによって、チップ部品６を方向の揃った向きに
整列させることができる。
いは逆方向の任意の向きに搬入されてきたチップ部品６
は、ロータ１の凹部５ａに収納されたチップ部品６がセ
ンサーにより検出され、チップ部品６が順方向の向きの
ときにはロータ１が反時計回り方向に９０°回転し、凹
部５ｂの位置から通路８を通過して搬出される。また、
チップ部品６が逆方向の向きのときにはロータ１が時計
回り方向に９０°回転し、凹部５ｄの位置から搬出され
る。これによって、チップ部品６を方向の揃った向きに
整列させることができる。
【００２８】本発明は上述しかつ図面に示した実施の形
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。
【００２９】本発明の整列装置を使用することによっ
て、チップ部品として表裏面の有するあらゆるチップ部
品あるいは、前後に極性等を有するチップ部品の整列装
置として広く適用可能である。
て、チップ部品として表裏面の有するあらゆるチップ部
品あるいは、前後に極性等を有するチップ部品の整列装
置として広く適用可能である。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるチップ
部品の整列方法によれば、チップ部品を回転体の周面に
設けた収納凹部に保持し、収納凹部のチップ部品をセン
サーにより当該チップ部品の向きを判別し、判別された
チップ部品の向きに応じて回転体を９０°正逆回転させ
ることによって、チップ部品を整列した向きに揃えられ
るようにしたもので、表裏面を有するチップ部品あるい
は前後に方向を有するプ部品の整列に極めて好適であ
り、しかも、高速による整列が可能となり信頼性の高い
チップ部品の整列方法となる。
部品の整列方法によれば、チップ部品を回転体の周面に
設けた収納凹部に保持し、収納凹部のチップ部品をセン
サーにより当該チップ部品の向きを判別し、判別された
チップ部品の向きに応じて回転体を９０°正逆回転させ
ることによって、チップ部品を整列した向きに揃えられ
るようにしたもので、表裏面を有するチップ部品あるい
は前後に方向を有するプ部品の整列に極めて好適であ
り、しかも、高速による整列が可能となり信頼性の高い
チップ部品の整列方法となる。
【００３１】また、本発明によるチップ部品の整列装置
によれば、正逆回転する回転体の周面に９０°の角度間
隔にチップ部品を保持する複数の収納凹部を有し、一方
の対向する収納凹部に連通し合うチップ部品の通路を備
えたことによって、表裏面を有するチップ部品あるいは
前後に方向を有するチップ部品の整列装置に適用して実
用上好適である。
によれば、正逆回転する回転体の周面に９０°の角度間
隔にチップ部品を保持する複数の収納凹部を有し、一方
の対向する収納凹部に連通し合うチップ部品の通路を備
えたことによって、表裏面を有するチップ部品あるいは
前後に方向を有するチップ部品の整列装置に適用して実
用上好適である。
【００３２】また、整列装置自体も構成が極めて簡単で
ありコンパクト化が図れる。従って、チップ充填機に組
付けた場合にも全体の小型化が可能となり、メンテナン
スも容易となる。
ありコンパクト化が図れる。従って、チップ充填機に組
付けた場合にも全体の小型化が可能となり、メンテナン
スも容易となる。
【図１】本発明によるチップ部品の整列装置の要部であ
るロータの斜視図である。
るロータの斜視図である。
【図２】同じく整列装置の正面図である。
【図３】ロータへチップ部品が収納された整列動作前の
説明図である
説明図である
【図４】チップ部品が表面を向いているときの整列動作
の説明図である。
の説明図である。
【図５】ロータへチップ部品が収納された整列動作前の
説明図である
説明図である
【図６】チップ部品が裏面を向いているときの整列動作
の説明図である。
の説明図である。
【図７】本発明の整列装置を組付けた充填機の全体の正
面図である。
面図である。
【図８】前後向きを有するチップ部品を整列する場合の
説明図である。
説明図である。
１ ロータ、３ 中心軸、５ａ〜５ｄ 凹部、６ チッ
プ部品、７ 搬入路、８ 通路、９ シュータ、１０
切欠溝、１１ センサー、１２ 吸引部、１３吐出部
プ部品、７ 搬入路、８ 通路、９ シュータ、１０
切欠溝、１１ センサー、１２ 吸引部、１３吐出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E054 AA04 CA08 DE09 EA01 FA04 FC03 FC08 FC14 FC16 GA01 GB09 5E313 AA03 AA22 CC02 CC03 CC04 CD03 CD05 DD02 DD03 DD06 DD07 DD08 DD10 DD19 DD23 DD42 FF31
Claims (5)
- 【請求項１】 搬送路から搬入されてきたチップ部品
を、Ｙ軸を中心軸として正逆回転可能の回転体の周面に
設けた収納凹部に保持する工程と、 上記収納凹部内のチップ部品の向きをセンサーにより判
別する工程と、 判別されたチップ部品の向きに応じ上記回転体を９０°
正逆回転し、チップ部品が整列した向きに揃えられて搬
出する工程とからなることを特徴とするチップ部品の整
列方法。 - 【請求項２】 Ｙ軸を中心軸として正逆回転可能の回転
体の周面に９０°の角度間隔にチップ部品を保持する複
数の収納凹部を有し、一方の対向する収納凹部に連通し
合うチップ部品の搬送通路を備えたチップ部品の整列装
置。 - 【請求項３】 請求項２記載のチップ部品の整列装置に
おいて、 チップ部品搬入側の収納凹部に対応してチップ部品の向
きを判別するセンサーを備えたことを特徴とするチップ
部品の整列装置。 - 【請求項４】 請求項２記載のチップ部品の整列装置に
おいて、 上記搬送通路により連通する一方の凹部から他方の凹部
に向かってチップ部品を押し出すエアーノズルを備えた
ことを特徴とするチップ部品の整列装置。 - 【請求項５】 請求項２記載のチップ部品の整列装置に
おいて、 チップ部品の表裏面の判別と、前後向きの判別が可能で
あることを特徴とするチップ部品の整列装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10245825A JP2000004099A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | チップ部品の整列方法及び整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10245825A JP2000004099A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | チップ部品の整列方法及び整列装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10165411A Division JPH11348904A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 表裏面のあるチップ部品をスティック状ケースへ向きを揃えて充填する方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000004099A true JP2000004099A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=17139422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10245825A Pending JP2000004099A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | チップ部品の整列方法及び整列装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000004099A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1032810C2 (nl) * | 2006-11-03 | 2008-05-06 | Assembleon Bv | Werkwijze voor het plaatsen van een component op een substraat alsmede een dergelijke inrichting. |
| CN105984614A (zh) * | 2015-02-03 | 2016-10-05 | 苏州汉扬精密电子有限公司 | 旋转装置 |
| KR20210026809A (ko) * | 2019-09-02 | 2021-03-10 | 이봉선 | 휠너트 정렬장치 |
| KR102349762B1 (ko) * | 2021-04-27 | 2022-01-11 | 주식회사 신아엠엔이 | 버 제거가 가능한 파렛타이징 장치 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP10245825A patent/JP2000004099A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1032810C2 (nl) * | 2006-11-03 | 2008-05-06 | Assembleon Bv | Werkwijze voor het plaatsen van een component op een substraat alsmede een dergelijke inrichting. |
| CN105984614A (zh) * | 2015-02-03 | 2016-10-05 | 苏州汉扬精密电子有限公司 | 旋转装置 |
| CN105984614B (zh) * | 2015-02-03 | 2018-06-22 | 苏州汉扬精密电子有限公司 | 旋转装置 |
| KR20210026809A (ko) * | 2019-09-02 | 2021-03-10 | 이봉선 | 휠너트 정렬장치 |
| KR102228073B1 (ko) * | 2019-09-02 | 2021-03-15 | 이봉선 | 휠너트 정렬장치 |
| KR102349762B1 (ko) * | 2021-04-27 | 2022-01-11 | 주식회사 신아엠엔이 | 버 제거가 가능한 파렛타이징 장치 |
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