JP2000085951A - チップ部品の整列方法及び整列装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表裏面を有するリードレスのチップ部品を簡
単な手段により表裏向きを揃えて整列することのできる
整列方法及び整列装置を得る。 【解決手段】 搬送路から搬入されてきたリードレスの
チップ部品４をＸ軸を中心軸として回転するロータ１の
周面に９０°の角度間隔に設けた１つの凹部３ａに保持
し、この凹部３ａ内のチップ部品４の表裏面向きをセン
サー６により判別し、チップ部品４が表面側の向きのと
きロータを９０°正転し、チップ部品を表面向きのまま
の姿勢を保持しエアーの吐出圧により通路５を通って凹
部３ｄから搬出する。また、ロータ１の凹部３ａに収納
されたチップ部品４が逆方向の向きのときには、ロータ
１を９０°逆転させてチップ部品４の向きを反転させ凹
部３ｄから搬出するようにした。また、チップ部品の前
後方向の向きを揃えて整列するようにした整列装置を構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高密度実装
される超小型化されたリードレスのチップ部品の整列方
法及び整列装置に関し、詳しくは、表裏面のある例えば
抵抗等のチップ部品の表裏向きを揃え、整列状態にして
搬出するようにしたものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種、超小型のリードレスのチ
ップ部品を配線回路基板上にマウントする方法として、
例えば、抵抗等のチップ部品のように表裏面を有するチ
ップ部品や、前後向きを有するダイオード等のチップ部
品は、テーピング式のマガジンケース内に向きを揃えて
整列状態にして収納し、マウント時に実装機によりマガ
ジンケースからワンチップづつチップ部品を配線回路基
板上にマウントする方法が一般に行われている。

【０００３】また、チップ部品の別のマウント方法とし
て、チップ部品をスティック状ケース内に積層状態に収
容し、スティック状ケースは別の種類のチップ部品を収
容したスティック状ケースと共にホルダに多数植立状態
に保持したものを配線回路基板に対応してセットし、各
スティック状ケースの上部から押し棒を突き出し動作す
ることで、各ケースの底部から１つずつのチップ部品が
押し出され配線回路基板上にマウントする方法もある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したス
ティック状ケースには例えば、表裏面の存在しないチッ
プ部品や前後向きの存在しないチップ部品を収納するこ
としかできず、抵抗等のチップ部品のように表裏面を有
するチップ部品あるいは、ダイオード等のチップ部品の
ように前後に極性等を有する場合、チップ部品の表裏面
の向きや前後方向の向きを揃え例えば、スティック状ケ
ース内に収容できるようにしたものはない。

【０００５】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、表裏面向きを有するリードレス
のチップ部品を簡単な手段により表裏向きを揃えて整列
することのできる整列方法及び整列装置を得ることを目
的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるチップ部品の整列方法は、搬送路から
搬入されてきたリードレスのチップ部品を回転体に設け
た凹部に収納し、凹部内のチップ部品をセンサーにより
表裏面の向きを判別し、判別されたチップ部品の表裏向
きに応じて回転体を９０°正逆回転し、チップ部品が整
列した向きに揃えられ搬出されるようにしたものであ
る。

【０００７】上述したチップ部品の整列方法によれば、
チップ部品に表裏面を有する場合、回転体の凹部に収納
されたチップ部品が例えば、表面側を向いて収納された
ときには、回転体を９０°正回転させ、チップ部品を表
面向きのままの姿勢を保持して搬出される。一方、回転
体の凹部に収納されたチップ部品が裏面側を向いて収納
されたときには、回転体を９０°逆回転させてチップ部
品を反転させ表面側にして搬出させることができ、これ
によって、回転体から搬出されるチップ部品を表面側に
揃え整列させることができる。

【０００８】また、本発明によるチップ部品の整列装置
は、Ｘ軸を中心軸として正逆回転するリング状の回転体
の周面に９０°の角度間隔にリードレスのチップ部品を
収納する４つの凹部を有し、一方の対向する凹部に中心
軸を貫通し連通し合うチップ部品の通路を備えたもので
ある。

【０００９】このように構成したチップ部品の整列装置
によれば、回転体の凹部に収納されたチップ部品が表面
側を向いて収納されたときには、回転体を９０°正回転
させ、チップ部品を表面向きのままの姿勢で通路を通り
搬出れる。一方、回転体の凹部に収納されたチップ部品
が裏面側を向いて収納されたときには、回転体を９０°
逆回転させてチップ部品を反転させ表面側にして搬出さ
れる。これによって、回転体から搬出されたチップ部品
を表面側に揃えて搬出することができる。

【００１０】また、本発明によるチップ部品の整列装置
は、Ｘ軸に沿って正逆回転する回転体の中心部に、リー
ドレスのチップ部品が収納される矩形状の孔部を貫通し
たものである。

【００１１】このように構成したチップ部品の整列装置
によれば、整列前のチップ部品は孔部と位相が９０°ず
れていて回転体の端面に最前部のチップ部品が突き当た
って待機している。最前部のチップ部品が例えば、表面
向きである場合には、回転体が９０°回転して孔部内に
チップ部品を受け入れた後、回転体を９０°正転させ孔
部から搬出される。チップ部品が搬出された回転体は再
び９０°回転して位相ずれの位置になる。一方、チップ
部品が裏面向きである場合には、回転体が９０°回転し
て孔部内にチップ部品を受け入れた後、回転体を９０°
逆転させ孔部から搬出される。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明によるチップ部品の
整列方法及び整列装置の実施の形態の例を図面を参照し
て説明する。

【００１３】図１は整列装置の回転体を構成するロータ
と、整列前と整列後のチップ部品の外観斜視図である。

【００１４】リング状のロータ１はその内周面が固定軸
となる中心軸２で支承され、ロータ１の外周面は図示し
ない壁面で覆われ、パルスモータによりＸ軸を垂直な姿
勢で回転駆動される。

【００１５】上述したロータ１には９０°の間隔で溝状
の４つの凹部３ａ〜３ｄが形成され、これら凹部３ａ〜
３ｄに矩形平型状のリードレスのチップ部品４がワンチ
ップづつ収納されるようになっている。各凹部３ａ，３
ｂ，３ｃ及び３ｄは十字位置に配置され、図示しないパ
ルスモータの駆動により９０°の回転角で正転または逆
転自在にされている。

【００１６】ロータ１の凹部３ａは整列前のチップ部品
４が収納される入口側であり、この凹部３ａに搬送路か
ら搬送されてきたチップ部品が収納される。また、凹部
３ｂと３ｄとは中心軸２を貫通する通路５によって連通
されている。そして、ロータ１の凹部３ｄは整列後のチ
ップ部品４が排出される出口側である。

【００１７】また、凹部３ａに対応する位置にホトダイ
オード等のセンサー６が配置され、凹部３ａに収納され
たチップ部品４の表裏面の向きを判別するようにしてい
る。

【００１８】また、凹部３ｂと対応する位置にはエアー
吐出ノズル７が設けられている。これによって、チップ
部品４が凹部３ａから凹部３ｂの位置まで反時計回り方
向に移動されたとき、エアー吐出ノズル７からのエアー
圧で通路５を通り凹部３ｄからロータ１外へ搬出される
こと、あるいは凹部３ａ内に収納されたチップ部品４が
凹部３ｄの位置まで時計回り方向に移動されたとき、エ
アー圧により確実にロータ１外へ搬出するようにされ
る。

【００１９】次に、チップ部品４の整列の一連の動作を
図２及び図３を含めて説明する。チップ部品４は表面と
裏面とを有する超小型化されたリードレスの例えば抵抗
素子であり、図１に示すようにチップ部品４は表面側の
向き４ａと裏面側の向き４ｂとが混在した状態で数珠状
に連なって搬入されてきている。

【００２０】さて、図２ａに示すように最前部のチップ
部品４がロータ１の凹部３ａに収容されると、センサー
６によりチップ部品４が収納されたことを検出すると共
に、チップ部品４が前後いずれかの向きであるかが判別
される。

【００２１】例えば、凹部３ａにチップ部品４が表面側
の向き４ａ（表面側が上を向いている）で収容されたこ
とがセンサー６により検出されると、センサー６からの
信号によりパルスモータの駆動によりロータ１は反時計
回り方向に９０°回転し、図２ｂに示すようにチップ部
品４を収納した凹部３ａがＡ位置からＢ位置に回動して
停止する。ここで、チップ部品４はエアー吐出ノズル７
からのエアーの吐出圧によって、Ｂ位置の凹部３ａから
通路５を通過し、そして、Ｄ位置の凹部３ｃより横向き
の姿勢で搬出される。チップ部品４の搬出と同時に後続
のチップ部品４がＡ位置の凹部３ｄに収納され、センサ
ーによりチップ部品の表裏面の向きが判別される。

【００２２】一方、図３ａにおいて凹部３ａにチップ部
品４が裏面側の向き４ｂ（裏面が上を向いている）で収
容されたことがセンサー６により検出されると、センサ
ー６からの信号によりパルスモータの駆動によりロータ
１は時計回り方向に９０°回転してチップ部品４が反転
し、図３ｂに示すように凹部３ａがＡ位置からＤ位置に
回動して停止する。この後、チップ部品４はエアー吐出
ノズル７からのエアーの吐出圧によって、Ｄ位置の凹部
３ａより横向きの姿勢で搬出される。以下、後続のチッ
プ部品４はＡ位置の凹部３ｂに収納され、センサーによ
りチップ部品の前後方向き向きが判別される。

【００２３】このように本発明によるチップ部品の整列
装置は、搬入されてきたチップ部品４が表面側の向きで
あるか、あるいは裏面側の向きかに応じてロータ１を９
０°正回転または逆転させることによって、チップ部品
４の表裏面の向きを揃えて搬出することができ、しか
も、この整列装置によれば高速による前後向きの判別と
共に整列が可能となる。尚、表裏面向きが整列され搬出
されたチップ部品は例えば、充填機によりスティック状
のマガジンケースに積層状態に収容される。

【００２４】図４に整列装置の別の実施の形態例を示
す。この整列装置は円筒状のロータ１０の中心にリード
レスのチップ部品４が形状一致して収納される矩形状の
孔部１１を貫通して設けたものであり、ロータ１０は図
示しないパルスモータによりＸ軸を９０°の回転角づつ
正逆回転するようにされている。

【００２５】図４のロータ１０を使用したチップ部品の
整列動作は次のように行われる。整列前のチップ部品４
は水平向きで所定の押し力を受けて搬送されている。こ
れに対してロータ１０は孔部１１が直立向きにされ、こ
のため、チップ部品４は孔部１１と位相が９０°ずれて
いることで、回転体の端面に最前部のチップ部品４が突
き当たって待機している。

【００２６】かくして、最前部のチップ部品４が表面側
の向きか裏面側の向きかがセンサー１２によって判別さ
れる。例えば、チップ部品４が表面向き４ａであること
がセンサー１２によって判別されると、回転体が９０°
回転されて孔部１１がチップ部品４の向きと一致し、孔
部１１内にチップ部品をワンチップ受け入れると同時
に、センサー１２からの信号により回転体を９０°時計
回り方向ａへ正転しチップ部品４を直立向きの姿勢で図
示しないエアーの吐出圧で孔部１１から搬出する。この
とき、後続のチップ部品４はロータ１０の端面に突き当
たって待機される。

【００２７】一方、後続のチップ部品４がセンサー１２
によって裏面向き４ｂであることが判別されると、回転
体が９０°回転され孔部１１内にチップ部品４を受け入
れると同時に、センサー１２からの信号により回転体を
９０°反時計回り方向ｂへ逆転しチップ部品４を直立向
きの姿勢で図示しないエアーの吐出圧で孔部１１から搬
出する。

【００２８】ロータ１０から搬出されたチップ部品４は
表面側が揃い垂直向きの状態に整列されることになり、
このあと、整列されたチップ部品４は表面側を上向きに
されて搬送し、例えば充填機によりスティック状のマガ
ジンケースに積層状態に収容される。

【００２９】図４の整列装置では、ロータ１０の孔部１
１にワンチップづつ受け入れたチップ部品４をロータ１
０の回転により垂直な姿勢で表面向きに揃った状態で搬
出することができるようにしたものであり、シンプルで
超小型化されたロータ１０となり、しかも、高速による
整列が可能となる。

【００３０】尚、ロータ１０を使用した別の整列の仕方
を図５に示す。これによれば、整列前のチップ部品４は
水平向きで所定の押し力を受けて搬送されている。これ
に対してロータ１０は孔部１１が直立向きにされ、この
ため、チップ部品４が孔部１１と位相が９０°ずれてい
ることで、ロータ１０の端面に最前部のチップ部品４が
突き当たって待機していることは図４の場合と同様であ
る。

【００３１】かくして、最前部のチップ部品４が表面側
の向きか裏面側の向きかがセンサー１２によって判別さ
れ、例えば、チップ部品４が表面向き４ａであることが
センサー１２によって判別されると、ロータ１０が９０
°回転され孔部１１がチップ部品４の向きと一致し、孔
部１１内にチップ部品をワンチップ受け入れると同時
に、センサー１２からの信号によりロータ１０を９０°
時計回り方向ａへ正転しチップ部品４を直立向きの姿勢
にする。このとき、後続のチップ部品４はロータ１０の
端面に突き当たって待機される。

【００３２】一方、後続のチップ部品４がセンサー１２
によって裏面向き４ｂであることが判別されると、孔部
１１にチップ部品４が収納されている状態においてロー
タ１０が９０°反時計回り方向ａへ逆転し、これによっ
て、後続のチップ部品４によって孔部１１内のチップ部
品４が表面向き４ａの姿勢で押し出され、孔部１１に裏
面向き４ｂのチップ部品４が受け入れられる。このチッ
プ部品４はセンサー１２からの信号によりロータ１０を
９０°反時計回り方向ｂへ逆転し直立向きの姿勢にされ
る。

【００３３】続いて、次のチップ部品４の表裏面向きが
センサー１２によって判別されると、ロータ１０が９０
°反時計回り方向へ逆転することで、孔部１１内のチッ
プ部品４が表面向き４ａの姿勢で押し出され、孔部１１
にチップ部品４が受け入れられる。

【００３４】このように図５の場合の整列装置では、ロ
ータ１０の孔部１１にワンチップづつ受け入れたチップ
部品４をロータ１０の回転により水平な姿勢で表面向き
にし、搬入されてくる後続のチップ部品４の押し力を利
用して整列状態に押し出されて搬出することができるよ
うにしたものである。

【００３５】ここで、上述したロータ１０を使用してチ
ップ部品をスティック状のマガジンケースに整列して充
填する充填機に適用した例を図６について説明する。

【００３６】表裏面を有するチップ部品４はバルクケー
ス１３内に多数収容されている。バルクケース１３はバ
ルクフィーダ１４に接続され、バルクフィーダ１４は充
填機のテーブル１５に挿着されている。すなわち、バル
クケース１３からチップ部品４はワンチップづつバルク
フィーダ１４に移動し、ここからチップ部品４はテーブ
ル１５の搬送路１６に一列に搬送される。この搬送路１
６ではチップ部品は表裏面の向きが混在して搬送されて
いる。

【００３７】ロータ１０の外周面にはギア１７が形成さ
れ、ロータ１０はパルスモータ１８の出力ギア１９と噛
み合い正逆回転可能にされている。搬送路１６上のチッ
プ部品４はセンサー６で表裏面の向きが判別され、ロー
タ１０の孔部に収納されてロータ１が正逆回転され、孔
部１１から搬出されたチップ部品は表面の向きが揃った
状態で搬出路２０に搬出される。

【００３８】そして、搬出路２０を搬送されたチップ部
品４は充填口２１において、ワンチップ位置決めされ、
ここで、シリンダー２２の押しピン２３の下降動作によ
りスティック状のマガジンケース２４内にワンチップづ
つ充填される。これによって、チップ部品はマガジンケ
ース２４内に表面の向きが揃った状態で積層され収容さ
れる。

【００３９】このように本発明の整列装置を上述した充
填機に適用することによって、表裏面を有するリードレ
スのチップ部品をスティック状のマガジンケースに向き
を揃えて収容することができる画期的な充填機となり、
しかも、小型化された充填機を得ることができる。

【００４０】本発明は上述しかつ図面に示した実施の形
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。

【００４１】本発明の整列装置を使用することによっ
て、チップ部品として表裏面を有する種々の種類のリー
ドレスチップ部品の整列装置として広く適用可能であ
る。

【００４２】

【発明の効果】以上説明したように本発明によるチップ
部品の整列方法によれば、搬送路から搬入されてきたリ
ードレスのチップ部品をＸ軸を中心軸として回転する回
転体に設けた凹部に収納し、チップ部品をセンサーによ
り表裏面向きを判別し、判別されたチップ部品の表裏向
きに応じて回転体を９０°正逆回転し、チップ部品が整
列した向きに揃えられ搬出されるようにしたので、表裏
面を有するコードレスのチップ部品の整列に極めて好適
であり、しかも、高速による整列が可能となり信頼性の
高いチップ部品の整列方法となる。

【００４３】また、本発明によるチップ部品の整列装置
によれば、Ｘ軸を中心軸として正逆回転するリング状の
回転体の周面に９０°の角度間隔にリードレスのチップ
部品を収納する４つの凹部を有し、一方の対向する凹部
に中心軸を貫通し連通し合うチップ部品の通路を備えた
ことによって、表裏面を有するコードレスのチップ部品
の整列装置に適用して実用上好適である。また、整列装
置自体も構成が極めて簡単であり小型化が図れる。従っ
て、チップ充填機に組付けた場合にも全体の小型化が可
能となり、メンテナンスも容易となる。

【００４４】また、本発明によるチップ部品の整列装置
によれば、Ｘ軸に沿って正逆回転する回転体の中心部
に、リードレスのチップ部品が収納される矩形状の孔部
を貫通して設けたことによって、回転体の超小型化が図
れると共に、シンプルな構成の整列装置を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による整列装置の要部であるロータの斜
視図である。

【図２】ａ ロータへチップ部品が収納された整列動作
前の説明図である ｂ チップ部品が表面側を向いているときの整列動作の
説明図である。

【図３】ａ ロータへチップ部品が収納された整列動作
前の説明図である ｂ チップ部品が裏面側を向いているときの整列動作の
説明図である。

【図４】ロータの別の形態例によるチップ部品の整列の
様子の説明図である。

【図５】同じく図４のロータによるチップ部品の別の整
列の様子の説明図である。

【図６】本発明の整列装置を組付けた充填機の全体の正
面図である。

【符号の説明】

１…ロータ、２…中心軸、３ａ〜３ｄ…凹部、４…チッ
プ部品、５…通路、６…センサー、７…エアー吐出ノズ
ル、１０…ロータ、１１…矩形状の孔部、１２…センサ
ー、１３…バルクケース、１４…バルクフィーダ、１５
…テーブル、１８…パルスモータ、２２…シリンダ、２
３…押しピン、２４…マガジンケース

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 搬送路から搬入されてきたリードレスの
   チップ部品を、Ｘ軸を中心軸として正逆回転するリング
   状の回転体に設けた凹部にワンチップづつ収納する工程
   と、 上記チップ部品の表裏面の向きをセンサーにより判別す
   る工程と、 判別されたチップ部品の表裏向きに応じ上記回転体を９
   ０°正逆回転させることで、チップ部品の表裏向きが揃
   えられ上記回転体から搬出される工程とからなることを
   特徴とするチップ部品の整列方法。
2. 【請求項２】 Ｘ軸を中心軸として正逆回転するリング
   状の回転体に９０°の角度間隔にリードレスのチップ部
   品を収納する４つの凹部を有し、一方の対向する凹部に
   上記中心軸を貫通し連通し合うチップ部品の通路を備え
   たチップ部品の整列装置。
3. 【請求項３】 請求項２記載のチップ部品の整列装置に
   おいて、 チップ部品の搬入側の凹部に対応してチップ部品の表裏
   向きを判別するセンサーを備えたことを特徴とするチッ
   プ部品の整列装置。
4. 【請求項４】 請求項２記載のチップ部品の整列装置に
   おいて、 上記通路により連通する一方の凹部側から他方の凹部側
   に向かってチップ部品を押し出し、上記回転体外へ排出
   するエアー吐出ノズルを備えたことを特徴とするチップ
   部品の整列装置。
5. 【請求項５】 Ｘ軸に沿って正逆回転する回転体の中心
   部に、リードレスのチップ部品が収納される矩形状の孔
   部が貫通されていることを特徴とするチップ部品の整列
   装置。
6. 【請求項６】 請求項５記載のチップ部品の整列装置に
   おいて、 上記回転体の入口側に対応してチップ部品の表裏向きを
   判別するセンサーを備えたことを特徴とするチップ部品
   の整列装置。
7. 【請求項７】 請求項５記載のチップ部品の整列装置に
   おいて、 上記回転体の孔部からチップ部品を押し出し、上記回転
   体外へ排出するエアー吐出ノズルを備えたことを特徴と
   するチップ部品の整列装置。