JP2000004021A - 薄膜トランジスタおよび液晶表示装置用アクティブマトリックスアレイとそれらの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタおよび液晶表示装置用アクティブマトリックスアレイとそれらの製造方法

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JP2000004021A
JP2000004021A JP16575798A JP16575798A JP2000004021A JP 2000004021 A JP2000004021 A JP 2000004021A JP 16575798 A JP16575798 A JP 16575798A JP 16575798 A JP16575798 A JP 16575798A JP 2000004021 A JP2000004021 A JP 2000004021A
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film transistor
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Mamoru Furuta
守 古田
Tatsuhiko Tamura
達彦 田村
Ikunori Kobayashi
郁典 小林
Hiroshi Tsutsu
博司 筒
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジスト残り等の不良を大きく低減すること
ができ、製造歩留まりを大幅に向上することができると
ともに、作製したp型薄膜トランジスタにおける移動度
並びにしきい電圧を上昇して、それらの各特性を従来に
比べて大幅に改善し、制御性および信頼性を向上するこ
とができる薄膜トランジスタおよび液晶表示装置用アク
ティブマトリックスアレイとそれらの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 フォトレジスト30によるマスクを、高
加速電圧(30kV以上)で不純物注入を行うn型低濃
度不純物注入時には用いずに、低加速電圧(30kV以
下)で不純物注入を行うn型あるいはp型ソース及びド
レイン領域不純物注入時に用いることにより、注入後の
レジストマスクの剥離性を向上するとともに、n型及び
p型のソース・ドレイン領域31cの注入時には低加速
電圧で不純物注入を行うことにより、ゲート電極15に
より水素の大部分を停止させることを可能とし、薄膜ト
ランジスタのチャネル領域31aへの水素注入によるダ
メージを大幅に低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置やイ
メージセンサー等の入出力デバイスに使用可能な多結晶
シリコンによる薄膜トランジスタおよび液晶表示装置用
アクティブマトリックスアレイとそれらの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば液晶表示装置やイメー
ジセンサー等の入出力デバイスとして、多結晶シリコン
による薄膜トランジスタが広く使用されているが、多結
晶シリコンによる薄膜トランジスタは、非晶質シリコン
による薄膜トランジスタに比べて電子移動度が2桁以上
大きく、素子の微細化や駆動回路を同一基板上に集積可
能である等の利点の反面、薄膜トランジスタの待機時の
Off電流が非晶質シリコンによる薄膜トランジスタに
比べて大きいという課題を有している。
【0003】このようなOff電流における課題を解決
し、かつ薄膜トランジスタの信頼性を向上するために、
LDD(Lightly−Doped−Drain)構
造の薄膜トランジスタが提案されている。
【0004】図5は液晶表示装置用アクティブマトリッ
クスアレイなどの駆動回路部に使用される従来の多結晶
シリコン薄膜トランジスタの製造方法における作製工程
例を示す断面図である。図5(a)に示したように、プ
ラズマ気相成長法(PCVD法)を用いて透光性および
高耐熱性を有するガラス基板11上に非晶質シリコン薄
膜を形成し、これに対してエキシマレーザーアニール処
理を行うことにより、非晶質シリコン薄膜を結晶化して
多結晶シリコン薄膜(非単結晶シリコン薄膜)13を形
成する。この多結晶シリコン薄膜13を薄膜トランジス
タの形状に加工し、これを覆うように酸化シリコン薄膜
からなるゲート絶縁膜14を形成する。このゲート絶縁
膜14上であり、第1の導電型(p型)の薄膜トランジ
スタ(pチャネルTFT)となる多結晶シリコン薄膜1
3上にのみゲート電極15を形成する。
【0005】p型薄膜トランジスタ側の多結晶シリコン
薄膜13上にゲート電極15を形成した後に、そのゲー
ト電極15をマスクとして第1の導電型となるホウ素イ
オンを注入する。第1の導電型となるホウ素イオンは、
イオンドーピング法を用い水素希釈率85%のB26
スをプラズマ分解した後に質量分析することなく、その
生成イオンを、加速電圧60kV,ドーズ量2×1015
/cm2にて注入した。
【0006】図5(b)に示したように、第2の導電型
(n型)の薄膜トランジスタ(nチャネルTFT)とな
る多結晶シリコン薄膜13上にゲート電極15を形成し
た後に、そのゲート電極15をマスクとして真性多結晶
シリコン領域(チャネル領域)13aおよび低濃度不純
物注入領域(n−領域)13bを形成する。この第2の
不純物注入は、イオンドーピング法を用い水素希釈率9
5%のPH3ガスをプラズマ分解した後に質量分析する
ことなく、その生成イオンを、加速電圧70kV,ドー
ズ量2×1013/cm2にて注入した。
【0007】第2の不純物注入後、図5(c)に示した
ように、フォトレジスト30にて、n−領域13b及び
pチャネル(以下、場合により、p−ch.と記す)T
FT側のマスクを形成した後に、第3の不純物注入を行
うことにより、高濃度不純物注入領域(n+領域)13
cを形成する。第3の不純物注入は、イオンドーピング
法を用い水素希釈率95%のPH3ガスをプラズマ分解
した後に質量分析することなく、その生成イオンを、加
速電圧70kV,ドーズ量2×1013/cm2にて注入
した。この第3の不純物注入後に、フォトレジスト30
によるマスクを除去し、注入した不純物の活性化処理を
おこなう。
【0008】最後に、図5(d)に示したように、層間
絶縁膜18を形成し、コンタクトホール19を開口した
のちソース・ドレイン配線20,21を形成し、薄膜ト
ランジスタが完成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな作製工程を用いた従来の薄膜トランジスタの製造方
法では、図5(c)に示すように、n型薄膜トランジス
タのソース及びドレイン領域の不純物注入を行う場合
に、p型薄膜トランジスタへの燐イオン打ち込みを防止
するためフォトレジスト30を注入マスクに用いている
が、このように水素を多量に含むイオンドーピング法に
おいて、フォトレジスト30を注入マスクに用いている
場合には、加速電圧が例えば前述の70kVのように3
0kV以上で注入を行うと、注入後のレジストマスク3
0の剥離が困難になるという問題点を有していた。
【0010】このような問題点を解決するために、燐イ
オン注入時にレジストマスク30を用いないようにした
場合には、p型薄膜トランジスタへの燐イオン注入時
に、その打ち込みを補償するためレジストマスクを用い
る場合に対して、3〜5倍のホウ素イオン注入量が必要
となり製造能力が低下するという問題点を有していた。
【0011】また、イオンドーピング法では、その生成
イオンに多量の水素を含んでおり、従来例に示したゲー
ト電極15は、燐あるいはホウ素イオンに対する薄膜ト
ランジスタのチャネル領域13aへの打ち込み防止効果
があるものの、水素はその平均飛翔(Rp)が大きいた
めチャネル領域13a中に打ち込まれ、従ってドーズ量
の大きなソース及びドレイン領域(n型及びp型)を形
成する注入時には、多量の水素が薄膜トランジスタのチ
ャネル領域13aに注入されてしまい、このチャネル領
域13aに注入された水素は、特にp型薄膜トランジス
タの移動度を低下させて、しきい電圧(Vth)を減少
させるという問題点も有していた。
【0012】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、従来に比べて、レジスト残り等の不良を大きく低
減することができ、製造歩留まりを大幅に向上すること
ができるとともに、作製したp型薄膜トランジスタにお
ける移動度並びにしきい電圧を上昇して、それらの各特
性を従来に比べて大幅に改善し、制御性および信頼性を
向上することができる薄膜トランジスタおよび液晶表示
装置用アクティブマトリックスアレイとそれらの製造方
法を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の薄膜トランジスタおよび液晶表示装置用ア
クティブマトリックスアレイとそれらの製造方法は、レ
ジストマスクを、高加速電圧(30kV以上)で不純物
注入を行うn型低濃度不純物注入時には用いずに、低加
速電圧(30kV以下)で不純物注入を行うn型あるい
はp型ソース及びドレイン領域不純物注入時に用いるこ
とにより、注入後のレジストマスクの剥離性を向上する
とともに、n型及びp型ソース及びドレイン領域の注入
時には低加速電圧で不純物注入を行うことにより、ゲー
ト電極により水素の大部分を停止させることを可能と
し、薄膜トランジスタのチャネル領域への水素注入によ
るダメージを大幅に低減することを特徴とする。
【0014】以上により、従来に比べて、レジスト残り
等の不良を大きく低減することができ、製造歩留まりを
大幅に向上することができるとともに、作製したp型薄
膜トランジスタにおける移動度並びにしきい電圧を上昇
して、それらの各特性を従来に比べて大幅に改善し、制
御性および信頼性を向上することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の薄膜ト
ランジスタは、多結晶シリコン薄膜を活性層に有し、そ
の多結晶シリコン薄膜内に形成されたチャネル領域とソ
ースおよびドレイン領域との間に低濃度不純物注入領域
を有する薄膜トランジスタにおいて、前記低濃度不純物
注入領域上は、前記多結晶シリコン薄膜とゲート電極と
の間にそれらを絶縁するために形成されたゲート絶縁膜
により被覆され、かつ、前記ソースおよびドレイン領域
上は、前記ゲート絶縁膜により被覆されないように構成
する。
【0016】請求項2に記載の液晶表示装置用アクティ
ブマトリックスアレイは、多結晶シリコン薄膜を活性層
に有し、その多結晶シリコン薄膜内に形成されたチャネ
ル領域とソースおよびドレイン領域との間に低濃度不純
物注入領域を有するn型薄膜トランジスタが、液晶表示
装置における表示電極のスイッチング素子として用いら
れ、そのスイッチング素子を駆動しn型及びp型薄膜ト
ランジスタからなる駆動回路が内蔵された駆動回路内蔵
型の液晶表示装置において、前記薄膜トランジスタを、
その低濃度不純物注入領域上は、前記多結晶シリコン薄
膜とゲート電極との間にそれらを絶縁するために形成さ
れたゲート絶縁膜により被覆され、かつ、ソース及びド
レイン領域上は、前記ゲート絶縁膜により被覆されない
ように構成する。
【0017】請求項3に記載の薄膜トランジスタまたは
液晶表示装置用アクティブマトリックスアレイの製造方
法は、請求項1に記載の薄膜トランジスタまたは請求項
2に記載の液晶表示装置用アクティブマトリックスアレ
イの製造方法であって、透光性基板上にバッファー層を
形成する工程と、前記バッファー層上に多結晶シリコン
薄膜を形成し薄膜トランジスタの形状に加工する工程
と、前記多結晶シリコン薄膜を被覆するようにゲート絶
縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲート電
極を形成する工程と、前記ゲート電極形成後に、第1の
導電型となる不純物イオンを注入して薄膜トランジスタ
の低濃度不純物注入領域を形成する工程と、第1及び第
2の導電型となる薄膜トランジスタのソース及びドレイ
ン領域上のゲート絶縁膜を除去する工程と、前記ゲート
絶縁膜を除去した後に、第1及び第2の導電型となる不
純物イオンを注入し薄膜トランジスタのソース及びドレ
イン領域を形成する工程とからなる方法とする。
【0018】請求項4に記載の薄膜トランジスタまたは
液晶表示装置用アクティブマトリックスアレイの製造方
法は、請求項3に記載の不純物イオンを注入し薄膜トラ
ンジスタの低濃度不純物注入領域を形成する工程では、
前記不純物イオンの注入の際の加速電圧が、前記薄膜ト
ランジスタのソース及びドレイン領域の形成の際に用い
る加速電圧に対して、30kV以上高くなるように設定
する方法とする。
【0019】請求項5に記載の薄膜トランジスタまたは
液晶表示装置用アクティブマトリックスアレイの製造方
法は、請求項3または請求項4に記載の第1の導電型と
なる不純物イオンを注入し薄膜トランジスタの低濃度不
純物注入領域を形成する工程では、水素希釈したPH3
ガスを用いたイオンドーピング法により、燐イオンを、
加速電圧50kV以上かつ100kV以下で、水素を含
むドーズ量3×1012/cm2〜1×1014/cm2の範
囲で注入し、第1の導電型となる薄膜トランジスタのソ
ース及びドレイン領域を形成する工程では、加速電圧5
kV以上かつ20kV以下で、水素を含む燐ドーズ量1
×1014/cm2〜3×1015/cm2の範囲で注入し、
第2の導電型となる薄膜トランジスタのソース及びドレ
イン領域を形成する工程では、水素希釈したB26ガス
を用いたイオンドーピング法により、ホウ素イオンを、
加速電圧5kV以上かつ20kV以下で、水素を含むホ
ウ素ドーズ量1×1014/cm2〜3×1015/cm2
範囲で注入する方法とする。
【0020】以上の構成または方法によると、レジスト
マスクを、高加速電圧(30kV以上)で不純物注入を
行うn型低濃度不純物注入時には用いずに、低加速電圧
(30kV以下)で不純物注入を行うn型あるいはp型
ソース及びドレイン領域不純物注入時に用いることによ
り、注入後のレジストマスクの剥離性を向上するととも
に、n型及びp型ソース及びドレイン領域の注入時には
低加速電圧で不純物注入を行うことにより、ゲート電極
により水素の大部分を停止させることを可能とし、薄膜
トランジスタのチャネル領域への水素注入によるダメー
ジを大幅に低減する。
【0021】以下、本発明の実施の形態を示す薄膜トラ
ンジスタおよび液晶表示装置用アクティブマトリックス
アレイとそれらの製造方法について、図面を参照しなが
ら具体的に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1の薄膜トランジ
スタについて、その製造方法を示す作製工程を図1に基
づいて説明する。
【0022】図1は本実施の形態1の薄膜トランジスタ
の作製工程を示す断面図である。まず、図1(a)に示
すように、ガラス基板11上にバッファー層12となる
酸化シリコン膜を3000Åの厚さで形成し、プラズマ
CVD法を用いて非晶質シリコン(a−Si)を850
Åの厚さに堆積する。ついで、このa−Si膜中の水素
を低減するため1Torrの減圧窒素雰囲気下で450
℃,90分の熱処理を行った後、エキシマレーザーアニ
ールにてa−Si膜を多結晶化し、poly−Si膜と
なる多結晶シリコン薄膜13(以下、多結晶シリコン薄
膜13をpoly−Si膜13のようにも記す)を形成
する。エキシマレーザーは波長308nmのXeClエ
キシマレーザーを用い、照射は真空中とし、エネルギー
密度は第1ステップ260mJ/cm2で、平均照射数
は16shot/pointである。
【0023】a−Si膜を多結晶化してpoly−Si
膜13を形成した後に、このpoly−Si膜13をT
FTの形状に加工し、これを覆うように、ゲート絶縁膜
14となる酸化シリコン膜を850Åの厚さに形成す
る。この酸化シリコン膜はプラズマCVD法にて形成し
た。ゲート絶縁膜14の形成後、Al−Zr合金(Zr
濃度1%)1000ÅとMo−W合金(W濃度10at
%)1000Åを堆積し、ゲート電極15の形状に加工
する。
【0024】ゲート電極15の形成後、このゲート電極
15をマスクにして、チャネル領域13aおよびnチャ
ネル(場合により、n−ch.と記す)LDD領域13
bの形成用である燐イオンのドーピングを行う。燐は、
水素希釈率95%のホスフィン(PH3)を分解・イオ
ン化したものを質量分離することなく、加速電圧70k
V,水素を含むドーズ量2×1013/cm2にて注入し
た。
【0025】次に図1(b)に示すように、ゲート絶縁
膜14を、n−ch.TFTのLDD領域13b上は被
覆し、かつn−ch.TFT及びp−ch.TFTのソ
ース・ドレイン(S/D)領域上には残さない形状に加
工する。その後、p−ch.TFTをフォトレジスト3
0にてマスクした後に、n−ch.TFTのソース・ド
レイン(S/D)領域13cを形成するための燐イオン
ドーピングを行う。燐は、水素希釈率95%のホスフィ
ン(PH3)を分解・イオン化したものを質量分離する
ことなく、加速電圧10kV,水素を含むドーズ量5×
1014/cm2にて注入した。この燐イオンドーピング
後に、酸素アッシング処理の後にレジスト剥離処理を行
うことにより、ドーピングしたフォトレジスト30によ
るマスクを除去する。
【0026】次いで図1(c)に示したように、n−c
h.TFTをフォトレジスト30にてマスクした後に、
p−ch.TFTのソース・ドレイン領域を形成するた
めのホウ素イオンドーピングを行う。ホウ素は、水素希
釈率85%のジボラン(B26)を分解・イオン化した
ものを質量分離することなく、加速電圧10kV,水素
を含むドーズ量2×1015/cm2にて注入した。この
ホウ素イオンドーピング後に、酸素アッシング処理の後
にレジスト剥離処理を行うことにより、ドーピングした
フォトレジスト30によるマスクを除去する。
【0027】このようにして、マスクを除去した後に、
図1(d)に示したように、酸化シリコンからなる層間
絶縁膜18を形成し、コンタクトホール19を開口し、
ソース及びドレインに電気的に接続するためのソース・
ドレイン(S/D)配線20,21を形成することによ
り、薄膜トランジスタが完成する。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2の薄膜トランジ
スタについて、その製造方法を示す作製工程を図2に基
づいて説明する。
【0028】図2は本実施の形態2の薄膜トランジスタ
の作製工程を示す断面図である。まず、図2(a)に示
すように、ガラス基板11上にバッファー層12となる
酸化シリコン膜を3000Åの厚さで形成し、プラズマ
CVD法を用いて非晶質シリコン(a−Si)を850
Åの厚さに堆積する。ついで、このa−Si膜中の水素
を低減するため1Torrの減圧窒素雰囲気下で450
℃,90分の熱処理を行った後、エキシマレーザーアニ
ールにてa−Si膜を多結晶化し、poly−Si膜と
なる多結晶シリコン薄膜13を形成する。エキシマレー
ザーは波長308nmのXeClエキシマレーザーを用
い、照射は真空中とし、エネルギー密度は第1ステップ
260mJ/cm2で、平均照射数は16shot/p
ointである。
【0029】a−Si膜を多結晶化してpoly−Si
膜13を形成した後に、このpoly−Si膜13をT
FTの形状に加工し、これを覆うように、ゲート絶縁膜
14となる酸化シリコン膜を850Åの厚さに形成す
る。この酸化シリコン膜はプラズマCVD法にて形成し
た。ゲート絶縁膜14の形成後、Al−Zr合金(Zr
濃度1%)1000ÅとMo−W合金(W濃度10at
%)1000Åを堆積し、ゲート電極15の形状に加工
する。
【0030】ゲート電極15の形成後、このゲート電極
15をマスクにして、チャネル領域13aおよびn−c
h.LDD領域13bの形成用である燐イオンのドーピ
ングを行う。燐は、水素希釈率95%のホスフィン(P
3)を分解・イオン化したものを質量分離することな
く、加速電圧70kV,水素を含むドーズ量2×10 13
/cm2にて注入した。
【0031】次に図2(b)に示すように、ゲート絶縁
膜14を、p−ch.TFTのソース及びドレイン領域
上は除去し、かつn−ch.TFT上には残す形状に加
工する。その後、p−ch.TFTのソース・ドレイン
領域を形成するためのホウ素イオンドーピングを行う。
ホウ素は、水素希釈率85%のジボラン(B26)を分
解・イオン化したものを質量分離することなく、加速電
圧10kV,水素を含むドーズ量2×1015/cm2
て注入した。
【0032】次に図2(c)に示すように、p−ch.
TFTをフォトレジスト30にてマスクした後に、n−
ch.TFTのソース・ドレイン領域13cを形成する
ための燐イオンドーピングを行う。燐は、水素希釈率9
5%のホスフィン(PH3)を分解・イオン化したもの
を質量分離することなく、加速電圧10kV,水素を含
むドーズ量5×1014/cm2にて注入した。この燐イ
オンドーピング後に、酸素アッシング処理の後にレジス
ト剥離処理を行うことにより、ドーピングしたフォトレ
ジスト30によるマスクを除去する。
【0033】このようにして、マスクを除去した後に、
図2(d)に示したように、酸化シリコンからなる層間
絶縁膜18を形成し、コンタクトホール19を開口し、
ソース及びドレインに電気的に接続するためのソース・
ドレイン配線20,21を形成することにより、薄膜ト
ランジスタが完成する。 (実施の形態3)本発明の実施の形態3の薄膜トランジ
スタについて、その製造方法を示す作製工程を図3に基
づいて説明する。
【0034】図3は本実施の形態3の薄膜トランジスタ
の作製工程を示す断面図である。図3に示すように、作
製工程としては基本的には実施の形態1の場合と同様で
あるが、図3(a)に示したように、n−ch.TFT
のLDD領域13bを形成するためのn−ch.LDD
注入時に、p−ch.TFTをフォトレジスト30によ
りマスクして保護する点が、実施の形態1の場合と異な
る。
【0035】このフォトレジスト30によるマスクによ
って、p−ch.TFTのチャネル領域に注入される水
素を基本的にはなくすことが可能となる。また、イオン
ドーピング後のレジスト剥離性に関しては、注入加速電
圧が従来例のレジスト使用時と同じであるが、注入量が
2桁程度小さくできるため、イオンドープ後のフォトレ
ジスト30の剥離性も向上した。 (実施の形態4)本発明の実施の形態4の液晶表示装置
用アクティブマトリックスアレイについて、その構成を
図4に基づいて説明する。
【0036】図4は本実施の形態4の液晶表示装置用ア
クティブマトリックスアレイの一構成例を示すブロック
図であり、図4(a)に各画素部の等価回路を示し、図
4(b)に周辺駆動回路を含むブロック図を示す。図4
において、31は画素電極駆動用のn−ch.TFT、
32は第1走査線〜第N走査線を駆動する走査側駆動回
路、33は第1データー線〜第Nデーター線を駆動する
データー側駆動回路、34は画素、CLCは液晶容量、C
Sは信号保持用の付加容量である。
【0037】図4(b)に示す走査側駆動回路32とデ
ータ側駆動回路33は、実施の形態1〜3で示したよう
な薄膜トランジスタを用いたCMOS駆動回路で構成さ
れており、図4(a)に示す画素電極駆動用のn−c
h.TFT31は、LDDあるいはLDD構造を直列に
接続した構成となっている。
【0038】実施の形態1〜3で示した薄膜トランジス
タを液晶表示装置用アクティブマトリックスアレイの周
辺駆動回路に用いた場合、移動度が向上することによる
動作速度の向上、消費電力の低減、素子サイズの縮小化
による容量低減等の効果が得られた。
【0039】上記の各実施の形態によると、イオンドー
ピング後のフォトレジストの除去性は加速電圧に大きく
依存するが、高加速電圧(30kV以上)で不純物注入
を行うn型低濃度不純物注入時にはレジストマスクを用
いず、低加速電圧(30kV以下)で不純物注入を行う
n型あるいはp型ソース及びドレイン領域不純物注入時
にレジストマスクを用いており、従って、従来では例え
ば加速電圧70kVで注入したレジストマスクを除去す
る必要があったのに対して、レジストマスク使用時の加
速電圧の低減により、例えば加速電圧10kVで注入し
たレジストを除去すればよく、注入後のレジストマスク
の剥離性を向上することができる。
【0040】その結果、従来に比べて、レジスト残り等
の不良を大きく低減することができ、製造歩留まりを向
上することができる。また、イオンドーピング工程では
多量の水素イオンを同時に注入するが、70kV注入時
の水素(H1+イオン)の平均飛翔は例えばSi中で6
00nmであり、ゲート電極でストップされずにゲート
絶縁膜あるいはチャネル領域に注入され、このチャネル
領域に注入された水素は特にp−ch.TFTの特性に
影響し、移動度の低下およびしきい電圧(Vth)の変
動を引き起こす。
【0041】従って、従来では、p−ch.TFTのチ
ャネル領域に注入される水素はn−ch.LDD注入時
の水素とp−ch.S/D注入時の水素との総和であ
り、注入量はS/D領域形成時がLDD注入時に比較し
て2桁程度大きく、薄膜トランジスタのチャネル領域に
注入される水素量はS/D領域形成時の注入が支配的で
ある、これに対して、n−ch.TFT及びp−ch.
TFTのS/D領域注入時は加速電圧を10kVで注入
しており、H1+イオンのSi中の平均飛翔は85nm
であってゲート電極で止められ、薄膜トランジスタのチ
ャネル領域に入ることはなく、p−ch.TFTのチャ
ネル領域に注入される水素はn−ch.LDD注入時の
水素のみとなり、従来例に比較してp−ch.TFTに
注入される水素を大幅に減少することができ、その水素
注入によるダメージを大幅に低減することができる。
【0042】その結果、作製したp型薄膜トランジスタ
における移動度並びにしきい電圧を上昇して、それらの
各特性を従来に比べて大幅に改善し、制御性および信頼
性を向上することができる。
【0043】例えば、移動度については、従来技術によ
り作製したものが30cm2/V・secであったのに
対して、120cm2/V・secとなり、また、しき
い電圧については、従来技術により作製したものが−
5.6Vであったのに対して、−2.0Vとなったよう
に、それぞれ大幅な特性の改善が図れた。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、イオンド
ーピング後のレジストの除去性は加速電圧に大きく依存
するが、そのレジストマスクを、高加速電圧(30kV
以上)で不純物注入を行うn型低濃度不純物注入時には
用いずに、低加速電圧(30kV以下)で不純物注入を
行うn型あるいはp型ソース及びドレイン領域不純物注
入時に用いることにより、注入後のレジストマスクの剥
離性を向上することができる。
【0045】そのため、従来に比べて、レジスト残り等
の不良を大きく低減することができ、製造歩留まりを大
幅に向上することができる。また、通常、p−ch.T
FTのチャネル領域に注入される水素はn−ch.LD
D注入時の水素とp−ch.S/D注入時の水素との総
和であり、それらの注入量はS/D領域形成時がLDD
注入時に比較して2桁程度大きく、薄膜トランジスタの
チャネル領域に注入される水素量はS/D領域形成時の
注入が支配的であるが、これに対して、n型及びp型ソ
ース及びドレイン領域の注入時には低加速電圧で不純物
注入を行うことにより、ゲート電極により水素の大部分
を停止させることを可能とし、薄膜トランジスタのチャ
ネル領域への水素注入によるダメージを大幅に低減する
ことができる。
【0046】そのため、作製したp型薄膜トランジスタ
における移動度並びにしきい電圧を上昇して、それらの
各特性を従来に比べて大幅に改善し、制御性および信頼
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の薄膜トランジスタの作
製工程を示す断面図
【図2】本発明の実施の形態2の薄膜トランジスタの作
製工程を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態3の薄膜トランジスタの作
製工程を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態4の液晶表示装置用アクテ
ィブマトリックスアレイの一構成例を示すブロック図
【図5】従来の薄膜トランジスタの作製工程を示す断面
【符号の説明】
11 ガラス基板 12 バッファー層(酸化シリコン) 13 多結晶シリコン薄膜(非単結晶シリコン薄膜) 13a 真性多結晶シリコン領域(チャネル領域) 13b 低濃度不純物注入領域(LDD領域) 13c 高濃度不純物注入領域(S/D領域) 14 ゲート絶縁膜(酸化シリコン) 15 ゲート電極(Al−10%Zr/MoW) 18 層間絶縁膜(酸化シリコン) 19 コンタクトホール 20,21 ソース・ドレイン(S/D)配線(Al
/Ti) 30 フォトレジスト 31 n−ch.TFT 32 走査側駆動回路 33 データー側駆動回路 34 画素 CLC 液晶容量 CS 信号保持用付加容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 郁典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 筒 博司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多結晶シリコン薄膜を活性層に有し、そ
    の多結晶シリコン薄膜内に形成されたチャネル領域とソ
    ースおよびドレイン領域との間に低濃度不純物注入領域
    を有する薄膜トランジスタにおいて、前記低濃度不純物
    注入領域上は、前記多結晶シリコン薄膜とゲート電極と
    の間にそれらを絶縁するために形成されたゲート絶縁膜
    により被覆され、かつ、前記ソースおよびドレイン領域
    上は、前記ゲート絶縁膜により被覆されないように構成
    したことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 多結晶シリコン薄膜を活性層に有し、そ
    の多結晶シリコン薄膜内に形成されたチャネル領域とソ
    ースおよびドレイン領域との間に低濃度不純物注入領域
    を有するn型薄膜トランジスタが、液晶表示装置におけ
    る表示電極のスイッチング素子として用いられ、そのス
    イッチング素子を駆動しn型及びp型薄膜トランジスタ
    からなる駆動回路が内蔵された駆動回路内蔵型の液晶表
    示装置において、前記薄膜トランジスタを、その低濃度
    不純物注入領域上は、前記多結晶シリコン薄膜とゲート
    電極との間にそれらを絶縁するために形成されたゲート
    絶縁膜により被覆され、かつ、ソース及びドレイン領域
    上は、前記ゲート絶縁膜により被覆されないように構成
    したことを特徴とする液晶表示装置用アクティブマトリ
    ックスアレイ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の薄膜トランジスタまた
    は請求項2に記載の液晶表示装置用アクティブマトリッ
    クスアレイの製造方法であって、透光性基板上にバッフ
    ァー層を形成する工程と、前記バッファー層上に多結晶
    シリコン薄膜を形成し薄膜トランジスタの形状に加工す
    る工程と、前記多結晶シリコン薄膜を被覆するようにゲ
    ート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲ
    ート電極を形成する工程と、前記ゲート電極形成後に、
    第1の導電型となる不純物イオンを注入して薄膜トラン
    ジスタの低濃度不純物注入領域を形成する工程と、第1
    及び第2の導電型となる薄膜トランジスタのソース及び
    ドレイン領域上のゲート絶縁膜を除去する工程と、前記
    ゲート絶縁膜を除去した後に、第1及び第2の導電型と
    なる不純物イオンを注入し薄膜トランジスタのソース及
    びドレイン領域を形成する工程とからなることを特徴と
    する薄膜トランジスタまたは液晶表示装置用アクティブ
    マトリックスアレイの製造方法。
  4. 【請求項4】 不純物イオンを注入し薄膜トランジスタ
    の低濃度不純物注入領域を形成する工程では、前記不純
    物イオンの注入の際の加速電圧が、前記薄膜トランジス
    タのソース及びドレイン領域の形成の際に用いる加速電
    圧に対して、30kV以上高くなるように設定すること
    を特徴とする請求項3に記載の薄膜トランジスタまたは
    液晶表示装置用アクティブマトリックスアレイの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 第1の導電型となる不純物イオンを注入
    し薄膜トランジスタの低濃度不純物注入領域を形成する
    工程では、水素希釈したPH3ガスを用いたイオンドー
    ピング法により、燐イオンを、加速電圧50kV以上か
    つ100kV以下で、水素を含むドーズ量3×1012
    cm2〜1×1014/cm2の範囲で注入し、第1の導電
    型となる薄膜トランジスタのソース及びドレイン領域を
    形成する工程では、加速電圧5kV以上かつ20kV以
    下で、水素を含む燐ドーズ量1×1014/cm2〜3×
    1015/cm2の範囲で注入し、第2の導電型となる薄
    膜トランジスタのソース及びドレイン領域を形成する工
    程では、水素希釈したB26ガスを用いたイオンドーピ
    ング法により、ホウ素イオンを、加速電圧5kV以上か
    つ20kV以下で、水素を含むホウ素ドーズ量1×10
    14/cm2〜3×1015/cm2の範囲で注入することを
    特徴とする請求項3または請求項4に記載の薄膜トラン
    ジスタまたは液晶表示装置用アクティブマトリックスア
    レイの製造方法。
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