JP2000002683A - バイオセンサ - Google Patents

バイオセンサ

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JP2000002683A
JP2000002683A JP10168692A JP16869298A JP2000002683A JP 2000002683 A JP2000002683 A JP 2000002683A JP 10168692 A JP10168692 A JP 10168692A JP 16869298 A JP16869298 A JP 16869298A JP 2000002683 A JP2000002683 A JP 2000002683A
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membrane
working electrode
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enzyme
permselective membrane
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Soichi Saito
総一 齋藤
Atsushi Saito
敦 齋藤
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶液中で選択透過膜の密着性を確保したバイ
オセンサを提供することにある。 【解決手段】 選択透過膜3は、作用極2の表面のみを
被覆する形状にパターン形成しており、酵素膜4は、カ
ップリング剤7を介して基板1の表面に接合し、作用極
2と選択透過膜3を密着させている。これにより、作用
極2と選択透過膜3とが密着して安定に保持されること
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液中の成分濃度を
測定するバイオセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療においては血液や尿、食料品におい
ては果汁その他の液体の成分を定量的に把握すること
は、診断の精度、生産の効率向上のために極めて重要で
あり、近年、これらを測定するバイオセンサが開発され
ている。この種のバイオセンサを図4に示す。
【0003】図4に示される従来例に係るバイオセンサ
(特開平9−21779号公報参照)は、セラミック製
の基板1上に白金の作用極2が形成され、作用極2上に
酢酸セルロースからなる選択透過膜3と、アルブミン、
グルコースオキシターゼ、グルタールアルデヒドからな
る酵素膜4、アルブミン、グルタルアルデヒドからなる
制限透過膜5が順に積層形成されている。
【0004】図4に示される従来例の係るバイオセンサ
は、酢酸セルロースからなる選択透過膜3の密着性を向
上させるために、基板1および作用極2上にN−メチル
シラザンを用いてシロキサン基を導入していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示さ
れる従来例に係るバイオセンサでは、酢酸セルロースが
共有結合に関与する感応基をもたないことに着目して、
基板表面の極性を強めて密着性の向上を図る技術である
と考えられる。
【0006】したがって、図4に示される従来例に係る
バイオセンサは、乾燥状態では相応の効果を発揮するこ
とができるが、実際に測定を行う水溶液中では、ほとん
ど効果が得られないという問題がある。
【0007】また、特開平3−28752号公報に開示
された技術では、ポリアリルアミン、アルブミン、グル
タルアルデヒドからなる選択透過膜の密着性を向上させ
るために保湿剤としてコラーゲンを含有させ、これによ
って、選択透過膜の乾燥による収縮で膜が剥離すること
を防止している。
【0008】しかしながら、特開平3−28752号公
報に開示された技術では、膜形成時の剥離を防止する効
果を発揮するが、水溶液中での密着性を向上させる効果
が全くなかった。
【0009】以上述べたように、従来例の技術では、水
溶液中で選択透過膜の密着性を確保することができない
という問題がある。
【0010】本発明の目的は、水溶液中で選択透過膜の
密着性を確保したバイオセンサを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るバイオセンサは、少なくとも作用極と
対極を基板上に有し、前記電極上に選択透過膜及び酵素
膜を順次積層したバイオセンサであって、前記選択透過
膜は、前記作用極の少なくとも表面を被覆するものであ
り、前記酵素膜は、カップリング剤を介して前記基板の
表面に接合し、前記作用極と前記選択透過膜を密着させ
るものである。
【0012】また前記選択透過膜は、前記作用極の表面
及び側面を被覆するものである。
【0013】また前記選択透過膜は、前記作用極の表面
を完全に覆うため該作用極の表面外形形状より若干大き
めにパターン形成されたものである。
【0014】また前記選択透過膜は、酢酸セルロースで
ある。
【0015】また前記酵素膜は、グルタールアルデヒド
を含有するものである。
【0016】また前記カップリング剤は、シランカップ
リング剤である。
【0017】また前記基板は、Si,SiO2またはA
23を主成分とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係るバイオ
センサを示す断面図である。
【0020】図1に示す本発明の実施形態1に係るバイ
オセンサは、電流検出型のバイオセンサである。
【0021】図1に示すような電流検出型のバイオセン
サは、一般に絶縁基板1上に作用極2と対極6を形成
し、電極2上に固定化酵素膜(酵素膜)4を設けてお
り、その動作原理は下記の通りである。
【0022】すなわち、バイオセンサは、その感応部を
溶液に接触させ、溶液に対し所定の電位差を印加して用
いられる。
【0023】酵素は溶液に接触すると、溶液中の特定物
質を電極(作用極2)で酸化還元可能な別の物質に変換
し、変換された物質は、作用極2上で酸化あるいは還元
される。
【0024】このとき作用極2と対極6の間には、その
酸化還元反応に比例した電流が流れるため、この電流を
測定すれば、溶液中の特定物質濃度を定量することが可
能となる。
【0025】しかしながら、電極2,6は、液中に含ま
れる測定対象外の物質とも反応してしまう場合がある。
このような物質を妨害物質と呼ぶ。これを除去するため
に設けられるのが、選択透過膜3あるいは妨害物質除去
膜と呼ばれるものである。
【0026】選択透過膜3は、分子量あるいは荷電によ
って分子をふるいにかけるフィルターであり、一般的に
は多孔性の高分子である。例えば、もっとも広く普及し
ているグルコースセンサにおいては、主たる妨害物質
は、アスコルビン酸(ビタミンC)であり、これを除去
する選択透過膜としては、酢酸セルロースがよく用いら
れる。この他にイオン交換樹脂などが用いられることも
ある。
【0027】選択透過膜3は、溶液中の基質と反応して
変化したり、汚染物質を吸着することがないよう化学的
に安定でなければならない。このため、選択透過膜3と
電極2,6及び基板1との密着性は、一般的にきわめて
悪い。
【0028】そして、電極2,6から選択透過膜3が剥
離すると、電極2,6に到達する基質の量が変化するた
め、バイオセンサの出力が不安定になる。
【0029】そこで、本発明は、酵素膜4をカップリン
グ剤7を介して基板1の表面に接合し、基板1に接着し
た酵素膜4で作用極2と選択透過膜3を密着させること
を特徴とするものである。
【0030】次に、本発明の具体例を実施形態1として
詳細に説明する。
【0031】図1に示す本発明の実施形態1に係るバイ
オセンサは、絶縁性基板1上に作用極(測定極)2と対
極6からなる電極を一定距離を離して形成し、作用極2
上に選択透過膜3を形成している。
【0032】選択透過膜3は、作用極2の表面を完全に
覆うため作用極2の表面外形形状より若干大きめに余白
部3aをもつ寸法にパターン形成されている。
【0033】図1に示す本発明の実施形態1では、選択
透過膜3の機能が測定対象の物質を作用極2に透過接触
するものであり、この機能を発揮すれば十分なものであ
ることに着目して、パターン形成された選択透過膜3を
用いて作用極2の表面のみを被覆している。
【0034】なお、図1に示す選択透過膜3は、作用極
2の表面のみを被覆しているため、その余白部3aが作
用極2より離れているが、余白部3aを用いて作用極2
の側面をも被覆し、作用極2の表面を完全に覆うように
してもよい。
【0035】さらに、酵素膜4は、カップリング剤7を
介して基板1の全面に接合し、基板1に接着した酵素膜
4により作用極2と選択透過膜3を密着させている。
【0036】またカップリング剤7は、作用極2及び選
択透過膜3を覆って基板1の全面に接着するようになっ
ており、酵素膜4を基板1の全面に接合して、作用極2
と選択透過膜3を密着させる締結力を酵素膜4に付与す
るようにしている。
【0037】また酵素膜4上には、制限透過膜5を形成
している。また、電極2,6に追加して基準電位を設定
する参照電極を設けることにより、バイオセンサの測定
精度を向上させることが可能となる。
【0038】基板1にはガラスやセラミックが用いら
れ、電極2,6には、白金,カーボンが用いられる。参
照電極には銀塩化銀電極,白金,金などが用いられる場
合が多い。
【0039】選択透過膜3としては、酢酸セルロースや
イオン交換樹脂が用いられる。選択透過膜3をパターン
化するには、スピンコート法や滴下法などによって成膜
形成することが可能である。スピンコートの場合は、フ
ィルム上のマスクを用いたマスキング法や、レジストを
用いたリフトオフなどによってパターン化する。ただ
し、通常選択透過膜3は、有機溶剤に可溶であるため、
レジストには水溶性物質を用いるとよい。
【0040】酵素膜4は、タンパク質,酵素,架橋剤の
混合物を含む水溶液をカップリング剤7上に塗布して設
ける。タンパク質としてはゼラチン、アルブミン、架橋
剤には2感応基アルデヒドであるグルタルアルデヒドを
用いるのが一般的である。酵素は、測定対象物質に応じ
て選定される。例えばグルコースを測定する場合は、グ
ルコース酸化酵素、乳酸を測定する場合は、乳酸酸化酵
素などを用いる。
【0041】カップリング剤7は、酵素膜4を基板1に
接合させるための接着剤として機能するものであり、各
種のシラザンやシランカップリング剤が用いられる。
【0042】制限透過膜5は、基質の侵入量を制限する
ための膜であり、通常多孔性の膜を用いる。酢酸セルロ
ース、シリコーン等、あるいは不織布や多孔性のポリカ
ーボネートフィルムを貼り付けてもよい。
【0043】本発明の実施形態1のバイオセンサをグル
コースセンサとして用いる場合の構成について説明す
る。
【0044】この場合、電極の材料として作用極2と対
極6には、白金を用いる。参照極には、表面が塩化銀に
覆われ内部が銀である銀塩化銀電極を用いる。
【0045】選択透過膜3としては、酢酸セルロースを
用いる。これは、アスコルビン酸をブロックして測定対
象物質である過酸化水素を透過する性質を有するためで
ある。図2に示すように選択透過膜3は、作用極2の表
面を完全に覆うため作用極2の表面外形形状より若干大
きめにパターン化する。
【0046】さらに選択透過膜3を含む基板1のほぼ全
面にシランカップリング剤7としてのγ-アミノプロピ
ルトリエトキシシラン(APTES)を設け、次いで酵
素膜4を形成される。酵素膜は牛血清アルブミン(BS
A)とグルコース酸化酵素(GOD)の混合物がグルタ
ルアルデヒドと架橋した膜である。
【0047】γ-アミノプロピルトリエトキシシラン
(APTES)の分子式は、
【化1】 である。なお、分子式では主鎖の炭素に結合する水素を
省略している。
【0048】グルタルアルデヒドの分子式は、
【化2】 である。なお、分子式では主鎖の炭素に結合する水素を
省略している。
【0049】このため、下記に示すように、γ-アミノ
プロピルトリエトキシシラン(APTES)の一方のS
iが基板1のガラス分子と結合し、他方のN原子が酵素
膜4中のグルタルアルデヒドと結合することなり、基板
1と酵素膜4とは強く密着することとなる。
【化3】
【0050】前述したように、選択透過膜3としての酢
酸セルロースと、カップリング剤7としてのγ-アミノ
プロピルトリエトキシシラン(APTES)との間に
は、上述したような化学結合がないため、選択透過膜3
(酢酸セルロース)は、基板1あるいは作用極2との間
の付着力が弱い。
【0051】しかしながら、本発明の実施形態1の構成
によれば、酵素膜4を基板1の全面に接合して、酵素膜
4の締結力を用いて作用極2と選択透過膜3を密着させ
るため、作用極2と選択透過膜(酢酸セルロース)3と
の間に剥離が生じることがない。
【0052】また、酵素膜4上には、水溶性シリコーン
からなる制限透過膜5を設ける。制限透過膜5がない場
合は、測定範囲が0〜100mg/dlであるが、制限
透過膜5がある場合には、測定範囲を0〜500mg/
dl程度まで拡大することが可能になる。測定範囲は、
制限透過膜5の膜厚及び膜質の制御により任意にコント
ロールされる。膜質の制御は、溶剤と乾燥温度によって
行う。ただし、制限透過膜5は、本発明に必ずしも必要
ではない。
【0053】また、図2に示すセンサ素子のリード8
は、外部の信号検出回路に接続される。作用極2,対極
6,参照極9等からなる感応部10以外の部分は、絶縁
膜で覆うか、或いは筐体に収納して溶液と触れないよう
になっている。これは、リード8,8間に電極反応と無
関係な電流が流れないようにするためである。
【0054】次に本発明の実施形態に係るグルコースセ
ンサを用いて、試料溶液中のグルコース濃度を測定する
方法について説明する。
【0055】まず、試料溶液中に前述のグルコースセン
サを浸漬するか、或いは溶液を感応部10上に滴下す
る。
【0056】次に、参照極9を基準として、作用極2に
一定電位を印加する。この電位は0.6〜0.8Vであ
る。
【0057】試料溶液中のグルコース(C6126
は、酵素膜中の酵素によってグルコン酸(C6106
と過酸化水素(H22)に変換される。過酸化水素は、
白金電極表面に到達すると、作用極2に電子を与えて酸
化される。前記の電位は、過酸化水素を効率よく酸化す
るために設定されたものである。
【0058】このとき作用極2に流れる電流は、反応し
た過酸化水素の量に比例する。そして過酸化水素の量
は、溶液中のグルコースの量に比例するため、電流値を
測定することによって溶液中のグルコース濃度を定量す
ることができる。
【0059】一方、白金電極ではアスコルビン酸も酸化
され、酸化電流は測定誤差となる。この影響を取り除く
ために設けられているのが、選択透過膜3の酢酸セルロ
ースである。酢酸セルロース膜(選択透過膜3)は、多
孔性の高分子膜であり、小さな分子を通し、大きな分子
は通さない。すなわち、分子量34の過酸化水素を透過
し、分子量176のアスコルビン酸を透過しないという
選択性を有する。このため、試料溶液に含まれるアスコ
ルビン酸は、作用極2の表面に到達せず精度の高い測定
が可能となる。
【0060】次に、測定中の膜の状態について説明す
る。前述のように酢酸セルロース(選択透過膜3)は、
シランカップリング剤7、基板1、作用極2のいずれと
も共有結合をもたず、選択透過膜3の付着力は、分子の
極性に由来する分子間力によって生じている。
【0061】このため、選択透過膜3が乾燥状態である
場合には、ある程度の密着性を期待できるが、水溶液中
では、水の極性によって逆方向も引力が加わるため、選
択透過膜3の付着力は、ほとんどなくなっている。
【0062】したがって、酢酸セルロースからなる選択
透過膜3を基板全面に塗布した場合、上層の酵素膜4と
一体で基板1から剥離してしまう。筐体などで膜の周囲
を押さえていればセンサが破壊することはないが、酵素
膜4と作用極2の間の距離が変動するため、センサ出力
が不安定になる。
【0063】しかしながら、本発明の実施形態に係るグ
ルコースセンサでは、作用極2上に位置する酢酸セルロ
ースの選択透過膜3の周囲を酵素膜4で強固に押さえ付
けているため、酢酸セルロースの選択透過膜3が浮き上
がることがなく、安定な出力が得られる。
【0064】図3は、グルコース濃度100mg/dl
の標準液を10回繰り返し測定したときの結果である。
従来のように酢酸セルロース(選択透過膜)を全面に塗
布した場合は、出力の変動係数(標準偏差を平均値で割
算したもの)が0.11であったが、本発明では0.0
18となり、変動係数が改善されている。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板に接合した酵素膜の締結力を用いて作用極と選択透過
膜とを密着して安定に保持するため、センサ出力の再現
性を得ることができるとともに、安定性に優れたバイオ
センサを得ることができ、特に、繰り返し使用した場
合、その効果は顕著に現れる。
【0066】さらに選択透過膜は、作用極の表面を完全
に覆うため該作用極の表面外形形状より若干大きめにパ
ターン形成されて余白部を有しており、その余白部を利
用して作用極の表面及び側面を覆うことにより、作用極
の表面を完全に覆うことができ、測定対象の物質を作用
極に透過接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図3】繰り返し測定におけるセンサ出力の変動を示す
特性図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 作用極 3 選択透過膜 4 酵素膜 5 制限透過膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも作用極と対極を基板上に有
    し、前記電極上に選択透過膜及び酵素膜を順次積層した
    バイオセンサであって、 前記選択透過膜は、前記作用極の少なくとも表面を被覆
    するものであり、 前記酵素膜は、カップリング剤を介して前記基板の表面
    に接合し、前記作用極と前記選択透過膜を密着させるも
    のであることを特徴とするバイオセンサ。
  2. 【請求項2】 前記選択透過膜は、前記作用極の表面及
    び側面を被覆するものであることを特徴とする請求項1
    に記載のバイオセンサ。
  3. 【請求項3】 前記選択透過膜は、前記作用極の表面を
    完全に覆うため該作用極の表面外形形状より若干大きめ
    にパターン形成されたものであることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のバイオセンサ。
  4. 【請求項4】 前記選択透過膜は、酢酸セルロースであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のバイオセンサ。
  5. 【請求項5】 前記酵素膜は、グルタールアルデヒドを
    含有するものであることを特徴とする請求項1に記載の
    バイオセンサ。
  6. 【請求項6】 前記カップリング剤は、シランカップリ
    ング剤であることを特徴とする請求項1に記載のバイオ
    センサ。
  7. 【請求項7】 前記基板は、Si,SiO2またはAl2
    3を主成分とするものであることを特徴とするバイオ
    センサ。
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