JP2000002221A - パネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付けるための取付ボルト及びナット - Google Patents
パネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付けるための取付ボルト及びナットInfo
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- JP2000002221A JP2000002221A JP16955098A JP16955098A JP2000002221A JP 2000002221 A JP2000002221 A JP 2000002221A JP 16955098 A JP16955098 A JP 16955098A JP 16955098 A JP16955098 A JP 16955098A JP 2000002221 A JP2000002221 A JP 2000002221A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】取付ボルトを、任意の位置から胴縁の取付溝に
挿入及び取り外しができ、且つ取付ボルトが不必要に回
転しないようにする。 【解決手段】胴縁1の開口縁11より取付溝12内に挿
入可能な幅で両端が左右に張り出された頭部31形状を
有する取付ボルト3を用い、胴縁1に当接したパネル2
の長孔21を貫通して開口縁11より胴縁1の取付溝1
2内に取付ボルト3の頭部31を挿入し、しかる後取付
ボルト3を回転させてその頭部31両端を取付溝12の
内壁13に係止させると共に取付ボルト3にナット5を
締め付けることによりパネル2を胴縁1に取付け、且つ
取付ボルト3の頭部31裏面は緩み止め突起32を設
け、ナット5を締め付けた際に、緩み止め突起32が取
付溝の開口縁11裏面に食い込むようにする。
挿入及び取り外しができ、且つ取付ボルトが不必要に回
転しないようにする。 【解決手段】胴縁1の開口縁11より取付溝12内に挿
入可能な幅で両端が左右に張り出された頭部31形状を
有する取付ボルト3を用い、胴縁1に当接したパネル2
の長孔21を貫通して開口縁11より胴縁1の取付溝1
2内に取付ボルト3の頭部31を挿入し、しかる後取付
ボルト3を回転させてその頭部31両端を取付溝12の
内壁13に係止させると共に取付ボルト3にナット5を
締め付けることによりパネル2を胴縁1に取付け、且つ
取付ボルト3の頭部31裏面は緩み止め突起32を設
け、ナット5を締め付けた際に、緩み止め突起32が取
付溝の開口縁11裏面に食い込むようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば橋梁、高架
道路橋等の高架建造物の下部、あるいは一般ビルの壁面
や地下道の天井面等に、主として美装化を目的として取
付けられるパネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付け
るための取付ボルト及びナットに関するものである。
道路橋等の高架建造物の下部、あるいは一般ビルの壁面
や地下道の天井面等に、主として美装化を目的として取
付けられるパネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付け
るための取付ボルト及びナットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば橋梁、高架道路橋等の高架
建造物の下部に取付けられるパネルの取付構造として
は、図8の如く全長に亘って開口縁aが内方に突出され
た取付溝bが形成されたレール状の胴縁cを高架建造物
の下部に取付け、この胴縁cの端部より必要数の取付ボ
ルトdの頭部eを挿入し、所定の位置までこの取付ボル
トdを摺動した後、パネルfを胴縁cに当接させると共
にパネルfの縁部に穿設された取付孔gに取付ボルトd
を通し、しかる後ナットhを締め付けることによりパネ
ルfを胴縁cに取付けるようになされている。
建造物の下部に取付けられるパネルの取付構造として
は、図8の如く全長に亘って開口縁aが内方に突出され
た取付溝bが形成されたレール状の胴縁cを高架建造物
の下部に取付け、この胴縁cの端部より必要数の取付ボ
ルトdの頭部eを挿入し、所定の位置までこの取付ボル
トdを摺動した後、パネルfを胴縁cに当接させると共
にパネルfの縁部に穿設された取付孔gに取付ボルトd
を通し、しかる後ナットhを締め付けることによりパネ
ルfを胴縁cに取付けるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
きパネルの取付構造に於いては、パネルを取付けるにあ
たって予め必要数の取付ボルトを胴縁の取付溝内に挿入
しておかねばならず、又、この取付ボルトは胴縁の端部
から挿入せねばならないため、長尺の胴縁を使用すると
きは、端部から挿入した取付ボルトを1個づつ所定の位
置まで摺動させねばならず、施工工数がかかるという問
題があった。又、取付ボルトの破損時など、取付ボルト
の交換が必要になったとき、パネルを取り外した後でな
ければ取付ボルトの交換ができないので作業性が悪く、
また車両通過時の振動等によって取付ボルトが緩んだり
することにより、取付ボルトが不必要に回転して脱落す
る等の問題がある。
きパネルの取付構造に於いては、パネルを取付けるにあ
たって予め必要数の取付ボルトを胴縁の取付溝内に挿入
しておかねばならず、又、この取付ボルトは胴縁の端部
から挿入せねばならないため、長尺の胴縁を使用すると
きは、端部から挿入した取付ボルトを1個づつ所定の位
置まで摺動させねばならず、施工工数がかかるという問
題があった。又、取付ボルトの破損時など、取付ボルト
の交換が必要になったとき、パネルを取り外した後でな
ければ取付ボルトの交換ができないので作業性が悪く、
また車両通過時の振動等によって取付ボルトが緩んだり
することにより、取付ボルトが不必要に回転して脱落す
る等の問題がある。
【0004】そこで本発明は上記の如き問題を解決し、
取付ボルトを胴縁の任意の位置から取付溝に挿入及び取
り外しができ、且つ取付ボルトが不必要に回転しないよ
うにしたパネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付ける
ための取付ボルト及びナットを提供せんとするものであ
る。
取付ボルトを胴縁の任意の位置から取付溝に挿入及び取
り外しができ、且つ取付ボルトが不必要に回転しないよ
うにしたパネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付ける
ための取付ボルト及びナットを提供せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明の請求項1記載のパネルの取付構造は、開口縁が内
方に突出された取付溝が長さ方向に沿って形成された胴
縁と、開口縁より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右
に張り出された頭部形状を有する取付ボルトと、取付ボ
ルトに螺合されるナットと、取付ボルトの頭部が挿通可
能な長孔が穿設されたパネルとを備え、胴縁に当接した
パネルの長孔を貫通して開口縁より胴縁の取付溝内に取
付ボルトの頭部を挿入し、しかる後取付ボルトを回転さ
せてその頭部両端を取付溝の内壁に係止させた状態で取
付ボルトにナットを締め付けることによりパネルは胴縁
に取付けられるようになされ、且つ前記取付ボルトの頭
部裏面は緩み止め突起が設けられ、ナットを締め付けた
際に、前記緩み止め突起が取付溝の開口縁裏面に食い込
むようになされたことを特徴とするものである。
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明の請求項1記載のパネルの取付構造は、開口縁が内
方に突出された取付溝が長さ方向に沿って形成された胴
縁と、開口縁より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右
に張り出された頭部形状を有する取付ボルトと、取付ボ
ルトに螺合されるナットと、取付ボルトの頭部が挿通可
能な長孔が穿設されたパネルとを備え、胴縁に当接した
パネルの長孔を貫通して開口縁より胴縁の取付溝内に取
付ボルトの頭部を挿入し、しかる後取付ボルトを回転さ
せてその頭部両端を取付溝の内壁に係止させた状態で取
付ボルトにナットを締め付けることによりパネルは胴縁
に取付けられるようになされ、且つ前記取付ボルトの頭
部裏面は緩み止め突起が設けられ、ナットを締め付けた
際に、前記緩み止め突起が取付溝の開口縁裏面に食い込
むようになされたことを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、開口縁が内方に突出され
た取付溝が長さ方向に沿って形成された胴縁に対して、
開口縁より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り
出された頭部形状を有する取付ボルトが用いられ、胴縁
に当接したパネルの長孔を貫通して開口縁より胴縁の取
付溝内にこの取付ボルトの頭部を挿入し、しかる後取付
ボルトを回転させてその頭部両端を取付溝の内壁に係止
させた状態でナットを締め付けることによりパネルは胴
縁に取付けられるようになされ、取付ボルトは胴縁の任
意の位置から取付溝に挿入することができ、また取り外
すことができるようになされている。
た取付溝が長さ方向に沿って形成された胴縁に対して、
開口縁より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り
出された頭部形状を有する取付ボルトが用いられ、胴縁
に当接したパネルの長孔を貫通して開口縁より胴縁の取
付溝内にこの取付ボルトの頭部を挿入し、しかる後取付
ボルトを回転させてその頭部両端を取付溝の内壁に係止
させた状態でナットを締め付けることによりパネルは胴
縁に取付けられるようになされ、取付ボルトは胴縁の任
意の位置から取付溝に挿入することができ、また取り外
すことができるようになされている。
【0007】また取付ボルトの頭部裏面は緩み止め突起
が設けられ、ナットを締め付けた際に、前記緩み止め突
起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされ、この
緩み止め突起により、車両通過時の振動等によっても取
付ボルトの緩みが防止される。
が設けられ、ナットを締め付けた際に、前記緩み止め突
起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされ、この
緩み止め突起により、車両通過時の振動等によっても取
付ボルトの緩みが防止される。
【0008】なお前記緩み止め突起は、取付溝の開口縁
裏面に食い込むような形状であればよく、線状であって
もよいし、錐状であってもよく、またその数も特に限定
されるものではないが、回転方向に対して垂直となるよ
うに取付ボルトの中心から放射線状に設けられていれ
ば、緩みが効果的に防止されるので好ましい。
裏面に食い込むような形状であればよく、線状であって
もよいし、錐状であってもよく、またその数も特に限定
されるものではないが、回転方向に対して垂直となるよ
うに取付ボルトの中心から放射線状に設けられていれ
ば、緩みが効果的に防止されるので好ましい。
【0009】またこの発明の請求項3記載のパネルの取
付構造は、請求項1記載のパネルの取付構造に対して、
取付ボルトは従来からある通常のものが使用され、この
取付ボルトに螺合されるナットを、胴縁の開口縁より取
付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平面
形状としたものである。すなわちこのパネルの取付構造
は、開口縁が内方に突出された取付溝が長さ方向に沿っ
て形成された胴縁と、取付ボルトと、開口縁より取付溝
内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平面形状
であって前記取付ボルトに螺合されるナットと、ナット
が挿通可能な長孔が穿設されたパネルとを備え、取付ボ
ルトの先端にナットを螺合して取付けると共に、このナ
ットを胴縁に当接したパネルの長孔を貫通して開口縁よ
り胴縁の取付溝内に挿入し、しかる後ナットを回転させ
てその両端を取付溝の内壁に係止させた状態で取付ボル
トを締め付けることによりパネルは胴縁に取付けられる
ようになされ、且つ前記ナットの一面は緩み止め突起が
設けられ、取付ボルト締め付けた際に、前記緩み止め突
起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされたこと
を特徴とするものである。
付構造は、請求項1記載のパネルの取付構造に対して、
取付ボルトは従来からある通常のものが使用され、この
取付ボルトに螺合されるナットを、胴縁の開口縁より取
付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平面
形状としたものである。すなわちこのパネルの取付構造
は、開口縁が内方に突出された取付溝が長さ方向に沿っ
て形成された胴縁と、取付ボルトと、開口縁より取付溝
内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平面形状
であって前記取付ボルトに螺合されるナットと、ナット
が挿通可能な長孔が穿設されたパネルとを備え、取付ボ
ルトの先端にナットを螺合して取付けると共に、このナ
ットを胴縁に当接したパネルの長孔を貫通して開口縁よ
り胴縁の取付溝内に挿入し、しかる後ナットを回転させ
てその両端を取付溝の内壁に係止させた状態で取付ボル
トを締め付けることによりパネルは胴縁に取付けられる
ようになされ、且つ前記ナットの一面は緩み止め突起が
設けられ、取付ボルト締め付けた際に、前記緩み止め突
起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされたこと
を特徴とするものである。
【0010】この発明においても、取付ボルトの先端
に、開口縁より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に
張り出された平面形状のナットを螺合して取付けると共
に、このナットを胴縁に当接したパネルの長孔を貫通し
て開口縁より胴縁の取付溝内に挿入し、しかる後ナット
を回転させてその両端を取付溝の内壁に係止させた状態
で取付ボルトを締め付けることによりパネルは胴縁に取
付けられるようになされているので、請求項1記載のパ
ネルの取付構造と同様に、取付ボルトはナットを介して
胴縁の任意の位置から取付溝に取付けることができ、ま
た取り外すことができる。
に、開口縁より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に
張り出された平面形状のナットを螺合して取付けると共
に、このナットを胴縁に当接したパネルの長孔を貫通し
て開口縁より胴縁の取付溝内に挿入し、しかる後ナット
を回転させてその両端を取付溝の内壁に係止させた状態
で取付ボルトを締め付けることによりパネルは胴縁に取
付けられるようになされているので、請求項1記載のパ
ネルの取付構造と同様に、取付ボルトはナットを介して
胴縁の任意の位置から取付溝に取付けることができ、ま
た取り外すことができる。
【0011】またナットの一面は緩み止め突起が設けら
れ、ナットを締め付けた際に、前記緩み止め突起が取付
溝の開口縁裏面に食い込むようになされているので、こ
れまた同様に、この緩み止め突起により、車両通過時の
振動等によっても取付ボルトの緩みが防止される。
れ、ナットを締め付けた際に、前記緩み止め突起が取付
溝の開口縁裏面に食い込むようになされているので、こ
れまた同様に、この緩み止め突起により、車両通過時の
振動等によっても取付ボルトの緩みが防止される。
【0012】なお本発明においても、前記緩み止め突起
は、取付溝の開口縁裏面に食い込むような形状であれば
よく、線状であってもよいし、錐状であってもよく、ま
たその数も特に限定されるものではないが、回転方向に
対して垂直となるようにナットの中心から放射線状に設
けられていれば、緩みが効果的に防止されるので好まし
い。
は、取付溝の開口縁裏面に食い込むような形状であれば
よく、線状であってもよいし、錐状であってもよく、ま
たその数も特に限定されるものではないが、回転方向に
対して垂直となるようにナットの中心から放射線状に設
けられていれば、緩みが効果的に防止されるので好まし
い。
【0013】また本発明に係る請求項5記載の胴縁にパ
ネルを取付けるための取付ボルトは、開口縁が内方に突
出された取付溝が長さ方向に沿って形成された胴縁にパ
ネルを取付けるための取付ボルトであって、胴縁の開口
縁より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出さ
れた頭部形状を有し、且つ頭部裏面に緩み止め突起が設
けられ、開口縁より胴縁の取付溝内に前記頭部を挿入
し、しかる後頭部を回転させてその頭部両端を取付溝の
内壁に係止させた状態でねじ部にナットが締め付け可能
となされ、且つナットを締め付けた際に、前記緩み止め
突起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされたこ
とを特徴とするものである。
ネルを取付けるための取付ボルトは、開口縁が内方に突
出された取付溝が長さ方向に沿って形成された胴縁にパ
ネルを取付けるための取付ボルトであって、胴縁の開口
縁より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出さ
れた頭部形状を有し、且つ頭部裏面に緩み止め突起が設
けられ、開口縁より胴縁の取付溝内に前記頭部を挿入
し、しかる後頭部を回転させてその頭部両端を取付溝の
内壁に係止させた状態でねじ部にナットが締め付け可能
となされ、且つナットを締め付けた際に、前記緩み止め
突起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされたこ
とを特徴とするものである。
【0014】さらに本発明に係る請求項6記載の胴縁に
パネルを取付けるためのナットは、開口縁が内方に突出
された取付溝が長さ方向に沿って形成された胴縁にパネ
ルを取付けるためのナットであって、胴縁の開口縁より
取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平
面形状を有し、且つ一面に緩み止め突起が設けられ、開
口縁より胴縁の取付溝内に挿入し、しかる後回転させて
その両端を取付溝の内壁に係止させた状態でパネルを取
付ける取付ボルトが締め付け可能となされ、且つ取付ボ
ルトを締め付けた際に、前記緩み止め突起が取付溝の開
口縁裏面に食い込むようになされたことを特徴とするも
のである。
パネルを取付けるためのナットは、開口縁が内方に突出
された取付溝が長さ方向に沿って形成された胴縁にパネ
ルを取付けるためのナットであって、胴縁の開口縁より
取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平
面形状を有し、且つ一面に緩み止め突起が設けられ、開
口縁より胴縁の取付溝内に挿入し、しかる後回転させて
その両端を取付溝の内壁に係止させた状態でパネルを取
付ける取付ボルトが締め付け可能となされ、且つ取付ボ
ルトを締め付けた際に、前記緩み止め突起が取付溝の開
口縁裏面に食い込むようになされたことを特徴とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照し、具体的に説明する。図1は本発明の
実施の一形態を示す分解斜視図、図2は図1に用いられ
た取付ボルトを示し、(イ)は底面図、(ロ)は側面図
であり、図3は図1における取付ボルトの取付状態を示
す説明図、図4はその断面図、図5は本発明の実施の他
の形態を示す分解斜視図、図6は図5に用いられたナッ
トを示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図であり、図
7は図5における取付状態の主要部を示す断面図であ
る。
いて図面を参照し、具体的に説明する。図1は本発明の
実施の一形態を示す分解斜視図、図2は図1に用いられ
た取付ボルトを示し、(イ)は底面図、(ロ)は側面図
であり、図3は図1における取付ボルトの取付状態を示
す説明図、図4はその断面図、図5は本発明の実施の他
の形態を示す分解斜視図、図6は図5に用いられたナッ
トを示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図であり、図
7は図5における取付状態の主要部を示す断面図であ
る。
【0016】1は例えば橋梁や高架道路橋等の高架建造
物の下部等に取付けられる胴縁であり、開口縁11が内
方に突出された取付溝12が長さ方向に沿って形成され
ている。胴縁1は一般にはアルミニウム合金等の押し出
し型材で作製されるが、鋼板やステンレス鋼板等を折曲
して作製されても良い。胴縁1は一般には2m以上の長
尺で用いられる。
物の下部等に取付けられる胴縁であり、開口縁11が内
方に突出された取付溝12が長さ方向に沿って形成され
ている。胴縁1は一般にはアルミニウム合金等の押し出
し型材で作製されるが、鋼板やステンレス鋼板等を折曲
して作製されても良い。胴縁1は一般には2m以上の長
尺で用いられる。
【0017】2は前記胴縁1に取付けられるパネルであ
り、このパネル2を取付けることにより、橋梁や高架道
路橋等の高架建造物の下部等が隠蔽され、美装化がなさ
れる。パネル2は鋼板やアルミニウム板等の金属板が適
宜断面ハット形に折曲され、その表面は塗装や鍍金等の
適宜表面処理がなされ、また縁部には後記の取付ボルト
3の頭部31が挿通可能な長孔21が複数個穿設されて
いる。
り、このパネル2を取付けることにより、橋梁や高架道
路橋等の高架建造物の下部等が隠蔽され、美装化がなさ
れる。パネル2は鋼板やアルミニウム板等の金属板が適
宜断面ハット形に折曲され、その表面は塗装や鍍金等の
適宜表面処理がなされ、また縁部には後記の取付ボルト
3の頭部31が挿通可能な長孔21が複数個穿設されて
いる。
【0018】3は取付ボルトであり、頭部31が前記胴
縁1の開口縁11より取付溝12内に挿入可能な幅で両
端が左右に張り出され、また頭部31裏面には緩み止め
突起32が、ねじ部33を中心にして放射状に形成さ
れ、その緩み止め突起32の断面形状は緩む方向に対し
て食い込むように、略直角三角形状となされ、その頂部
が鋭利な形状となされている。
縁1の開口縁11より取付溝12内に挿入可能な幅で両
端が左右に張り出され、また頭部31裏面には緩み止め
突起32が、ねじ部33を中心にして放射状に形成さ
れ、その緩み止め突起32の断面形状は緩む方向に対し
て食い込むように、略直角三角形状となされ、その頂部
が鋭利な形状となされている。
【0019】取付ボルト3の材質は一般には、ステンレ
ス鋼、軟鋼、チタン、アルミ合金等の適宜金属を冷間鍛
造や切削加工等で加工し適宜表面処理が施され作製され
るが、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リスチレン等の熱可塑性樹脂を成型して作製されても良
い。
ス鋼、軟鋼、チタン、アルミ合金等の適宜金属を冷間鍛
造や切削加工等で加工し適宜表面処理が施され作製され
るが、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リスチレン等の熱可塑性樹脂を成型して作製されても良
い。
【0020】この取付ボルト3により前記パネル2が胴
縁1に取付けられる。すなわち、まず胴縁1の取付溝1
2にパネル2の長孔21が連通するようにして胴縁1の
任意の前面にパネル2を当接し、次いでパネル2の長孔
21を貫通して開口縁11より胴縁1の取付溝12内に
取付ボルト3の頭部31を挿入する。しかる後取付ボル
ト3を回転させて頭部31両端を取付溝12の内壁13
に係止させることにより、取付ボルト3の回転を阻止さ
せ、この回転を阻止させた状態でパネル2の長孔21よ
り突出した取付ボルト3のねじ部33にワッシャー4を
介して螺入したナット5を締め付ける。なおナット5を
締め付ける過程においては、ナット5と同じように回転
しようとする力が取付ボルト3に作用するため、取付ボ
ルト3は、頭部31両端が取付溝12の内壁13に係止
された状態で維持される。そしてナット5の締め付け完
了時においては、頭部31裏面の緩み止め突起32が取
付溝12の開口縁11裏面に食い込み、取付ボルト3と
ナット5とが確実に螺着されると共に取付ボルト3の緩
みが防止される。
縁1に取付けられる。すなわち、まず胴縁1の取付溝1
2にパネル2の長孔21が連通するようにして胴縁1の
任意の前面にパネル2を当接し、次いでパネル2の長孔
21を貫通して開口縁11より胴縁1の取付溝12内に
取付ボルト3の頭部31を挿入する。しかる後取付ボル
ト3を回転させて頭部31両端を取付溝12の内壁13
に係止させることにより、取付ボルト3の回転を阻止さ
せ、この回転を阻止させた状態でパネル2の長孔21よ
り突出した取付ボルト3のねじ部33にワッシャー4を
介して螺入したナット5を締め付ける。なおナット5を
締め付ける過程においては、ナット5と同じように回転
しようとする力が取付ボルト3に作用するため、取付ボ
ルト3は、頭部31両端が取付溝12の内壁13に係止
された状態で維持される。そしてナット5の締め付け完
了時においては、頭部31裏面の緩み止め突起32が取
付溝12の開口縁11裏面に食い込み、取付ボルト3と
ナット5とが確実に螺着されると共に取付ボルト3の緩
みが防止される。
【0021】なお前記ナット5は、予め取付ボルト3の
ねじ部33先端に仮に螺合されて取付けられていてもよ
いし、取付ボルト3の頭部31を胴縁1の取付溝12内
に挿入した後に、取付けてもよい。また前記ナット5は
緩み止めリング51が設けられて緩み止め機能を有する
ものが好ましい。その理由は、施工にあたる作業者は、
施工効率を高めるために予め取付ボルト3にワッシャー
4及びナット5をセットして携帯するのが好ましいが、
この場合、緩み止めリング51を有するナット5を使用
すれば、取付ボルト3に仮挿入する際に、緩み止めリン
グ51位置で一旦係止され、ワッシャー4及びナット5
の離脱が防止でき、セット状態での携帯が便利になるこ
とから、作業性が極めて向上するためである。
ねじ部33先端に仮に螺合されて取付けられていてもよ
いし、取付ボルト3の頭部31を胴縁1の取付溝12内
に挿入した後に、取付けてもよい。また前記ナット5は
緩み止めリング51が設けられて緩み止め機能を有する
ものが好ましい。その理由は、施工にあたる作業者は、
施工効率を高めるために予め取付ボルト3にワッシャー
4及びナット5をセットして携帯するのが好ましいが、
この場合、緩み止めリング51を有するナット5を使用
すれば、取付ボルト3に仮挿入する際に、緩み止めリン
グ51位置で一旦係止され、ワッシャー4及びナット5
の離脱が防止でき、セット状態での携帯が便利になるこ
とから、作業性が極めて向上するためである。
【0022】さらに取付ボルト3の頭部31の平面形状
は図面では略平行四辺形状となされ、回転させて頭部3
1両端を取付溝12の内壁13に係止させる際に、角部
34が取付溝12の内壁13に当たらないように、回転
によって取付溝12の内壁13に当たる側の角部34が
若干切り欠かれ木の葉形状となされているが、特に頭部
31の平面形状は限定されるものではない。また取付ボ
ルト3のねじ部33の先端に、取付ボルト3の回転状態
を確認できる刻印や切削印、マーキング等のしるし35
を付けておけば、頭部31が胴縁1の取付溝12内で確
実に回転していることが確認できるので好ましい。すな
わち、取付ボルト3の挿入後は、パネル2や開口縁11
により、内部での取付ボルト3の状態が確認しにくくな
るため、ねじ部33の先端に頭部31に対して好ましく
は平行に又は直角等の適宜方向のしるし35を付けるこ
とにより、内部をのぞき見なくても、このしるし35を
見ることにより、取付ボルト3の回転状態が確かめら
れ、万一締め忘れがあっても、発見しやすくなり、施工
管理面においても安全性が向上する。
は図面では略平行四辺形状となされ、回転させて頭部3
1両端を取付溝12の内壁13に係止させる際に、角部
34が取付溝12の内壁13に当たらないように、回転
によって取付溝12の内壁13に当たる側の角部34が
若干切り欠かれ木の葉形状となされているが、特に頭部
31の平面形状は限定されるものではない。また取付ボ
ルト3のねじ部33の先端に、取付ボルト3の回転状態
を確認できる刻印や切削印、マーキング等のしるし35
を付けておけば、頭部31が胴縁1の取付溝12内で確
実に回転していることが確認できるので好ましい。すな
わち、取付ボルト3の挿入後は、パネル2や開口縁11
により、内部での取付ボルト3の状態が確認しにくくな
るため、ねじ部33の先端に頭部31に対して好ましく
は平行に又は直角等の適宜方向のしるし35を付けるこ
とにより、内部をのぞき見なくても、このしるし35を
見ることにより、取付ボルト3の回転状態が確かめら
れ、万一締め忘れがあっても、発見しやすくなり、施工
管理面においても安全性が向上する。
【0023】次に図5〜7に示された形態について説明
する。前記図1〜4の形態においては、開口縁11より
取付溝12内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出され
た頭部31形状を有する特殊な取付ボルト3が用いられ
ているのに対して、本形態においては、取付ボルト6は
従来からある通常のものが使用され、この取付ボルト6
に螺合されるナット7を、胴縁1の開口縁11より取付
溝12内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平
面形状としたものであり、その他はほぼ前記形態と同様
である。
する。前記図1〜4の形態においては、開口縁11より
取付溝12内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出され
た頭部31形状を有する特殊な取付ボルト3が用いられ
ているのに対して、本形態においては、取付ボルト6は
従来からある通常のものが使用され、この取付ボルト6
に螺合されるナット7を、胴縁1の開口縁11より取付
溝12内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平
面形状としたものであり、その他はほぼ前記形態と同様
である。
【0024】すなわち本形態は、開口縁11が内方に突
出された取付溝12が長さ方向に沿って形成された胴縁
1と、取付ボルト6と、開口縁11より取付溝12内に
挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平面形状であ
って前記取付ボルト6に螺合されるナット7と、ナット
7が挿通可能な長孔21が穿設されたパネル2とから構
成されている。そして取付ボルト6の先端にまずワッシ
ャー4及びナット7を仮に螺合して取付け、次に取付ボ
ルト6を摘んでこのナット7を胴縁1に当接したパネル
2の長孔21を貫通して開口縁11より胴縁1の取付溝
12内に挿入し、しかる後ナット7を回転させてその両
端を取付溝12の内壁13に係止させることによりナッ
ト7の回転を阻止させ、この回転を阻止させた状態で取
付ボルト6を締め付けることによりパネル2は胴縁1に
取付けられる。また前記ナット7の上面は、前記形態の
取付ボルト3の頭部31裏面に形成された緩み止め突起
32と同様に緩み止め突起71が設けられ、取付ボルト
6を締め付けた際に、この緩み止め突起71が取付溝1
2の開口縁11裏面に食い込むようになされている。
出された取付溝12が長さ方向に沿って形成された胴縁
1と、取付ボルト6と、開口縁11より取付溝12内に
挿入可能な幅で両端が左右に張り出された平面形状であ
って前記取付ボルト6に螺合されるナット7と、ナット
7が挿通可能な長孔21が穿設されたパネル2とから構
成されている。そして取付ボルト6の先端にまずワッシ
ャー4及びナット7を仮に螺合して取付け、次に取付ボ
ルト6を摘んでこのナット7を胴縁1に当接したパネル
2の長孔21を貫通して開口縁11より胴縁1の取付溝
12内に挿入し、しかる後ナット7を回転させてその両
端を取付溝12の内壁13に係止させることによりナッ
ト7の回転を阻止させ、この回転を阻止させた状態で取
付ボルト6を締め付けることによりパネル2は胴縁1に
取付けられる。また前記ナット7の上面は、前記形態の
取付ボルト3の頭部31裏面に形成された緩み止め突起
32と同様に緩み止め突起71が設けられ、取付ボルト
6を締め付けた際に、この緩み止め突起71が取付溝1
2の開口縁11裏面に食い込むようになされている。
【0025】なおこの形態において、取付ボルト6の先
端にナット7を予め螺合して取付けておくのは、ナット
7を胴縁1の取付溝12内に挿入する際に、ナット7の
みでは挿入しづらいために、取付ボルト6を摘んで挿入
することができるようにするためである。なお前記形態
のナット5と同様に、この形態のナット7についても、
背面に緩み止めリング72を設けることで、取付ボルト
6へのセット状態での回転防止と離脱防止ができ、不本
意にナット7が胴縁1内に落下したり、自ら回転して落
下、紛失することを防止することができる。またナット
7の形状及び緩み止め突起71については、前記図1〜
4に示された形態の取付ボルト3の頭部31形状及びこ
の裏面に形成された緩み止め突起32について説明した
内容がほぼ同様に適用される。
端にナット7を予め螺合して取付けておくのは、ナット
7を胴縁1の取付溝12内に挿入する際に、ナット7の
みでは挿入しづらいために、取付ボルト6を摘んで挿入
することができるようにするためである。なお前記形態
のナット5と同様に、この形態のナット7についても、
背面に緩み止めリング72を設けることで、取付ボルト
6へのセット状態での回転防止と離脱防止ができ、不本
意にナット7が胴縁1内に落下したり、自ら回転して落
下、紛失することを防止することができる。またナット
7の形状及び緩み止め突起71については、前記図1〜
4に示された形態の取付ボルト3の頭部31形状及びこ
の裏面に形成された緩み止め突起32について説明した
内容がほぼ同様に適用される。
【0026】
【発明の効果】請求項1及び2記載の本発明によれば、
開口縁より胴縁の取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右
に張り出された頭部形状を有する取付ボルトが用いら
れ、この取付ボルトの頭部を取付溝内に挿入することが
できるようになされているので、取付ボルトを胴縁の任
意の位置から取付溝に取付けることができ、また取り外
すことができる。また取付ボルトの頭部裏面は緩み止め
突起が設けられ、ナットを締め付けた際に、前記緩み止
め突起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされ、
この緩み止め突起により、車両通過時の振動等によって
も取付ボルトの緩みが防止される。
開口縁より胴縁の取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右
に張り出された頭部形状を有する取付ボルトが用いら
れ、この取付ボルトの頭部を取付溝内に挿入することが
できるようになされているので、取付ボルトを胴縁の任
意の位置から取付溝に取付けることができ、また取り外
すことができる。また取付ボルトの頭部裏面は緩み止め
突起が設けられ、ナットを締め付けた際に、前記緩み止
め突起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされ、
この緩み止め突起により、車両通過時の振動等によって
も取付ボルトの緩みが防止される。
【0027】請求項3及び4記載の本発明によれば、開
口縁より胴縁の取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に
張り出された平面形状のナットが用いられ、このナット
を取付ボルトの先端に螺合して取付けると共に、ナット
を取付溝内に挿入することができるようになされている
ので、このナットを介して取付ボルトを胴縁の任意の位
置から取付溝に取付けることができ、また取り外すこと
ができる。またナットの一面には緩み止め突起が設けら
れ、取付ボルトを締め付けた際に、前記緩み止め突起が
取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされ、この緩み
止め突起により、車両通過時の振動等によっても取付ボ
ルトの緩みが防止される。
口縁より胴縁の取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に
張り出された平面形状のナットが用いられ、このナット
を取付ボルトの先端に螺合して取付けると共に、ナット
を取付溝内に挿入することができるようになされている
ので、このナットを介して取付ボルトを胴縁の任意の位
置から取付溝に取付けることができ、また取り外すこと
ができる。またナットの一面には緩み止め突起が設けら
れ、取付ボルトを締め付けた際に、前記緩み止め突起が
取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされ、この緩み
止め突起により、車両通過時の振動等によっても取付ボ
ルトの緩みが防止される。
【0028】請求項5記載の本発明による取付ボルトを
使用して胴縁にパネルを取付ければ、胴縁の任意の位置
から取付溝に挿入及び取り外しができ、且つ不必要に回
転しないようにすることができる。
使用して胴縁にパネルを取付ければ、胴縁の任意の位置
から取付溝に挿入及び取り外しができ、且つ不必要に回
転しないようにすることができる。
【0029】請求項6記載の本発明によるナットを使用
して胴縁にパネルを取付ければ、パネルを取付ける取付
ボルトを胴縁の任意の位置から取付溝に挿入及び取り外
しができ、且つ取付ボルトを不必要に回転しないように
することができる。
して胴縁にパネルを取付ければ、パネルを取付ける取付
ボルトを胴縁の任意の位置から取付溝に挿入及び取り外
しができ、且つ取付ボルトを不必要に回転しないように
することができる。
【図1】本発明の実施の一形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に用いられた取付ボルトを示し、(イ)は
底面図、(ロ)は側面図である。
底面図、(ロ)は側面図である。
【図3】図1における取付ボルトの取付状態を示す説明
図である。
図である。
【図4】図1における取付ボルトの取付状態を示す断面
図である。
図である。
【図5】本発明の実施の他の形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図6】図5に用いられたナットを示し、(イ)は平面
図、(ロ)は側面図である。
図、(ロ)は側面図である。
【図7】図5における取付状態の主要部を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】従来のパネル取付構造を示す分解斜視図であ
る。
る。
1 胴縁 11 開口縁 12 取付溝 13 内壁 2 パネル 21 長孔 3 取付ボルト 31 頭部 32 緩み止め突起 33 ねじ部 34 角部 35 しるし 4 ワッシャ 5 ナット 51 緩み止めリング 6 取付ボルト 7 ナット 71 緩み止め突起 72 緩み止めリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA42 AA50 AB03 AB04 AB46 BA12 BB04 BC12 BD16 BD23 CA07 CA13 CA17 CC03 CC04 CC18 CC20 DA09 DC12 EA05 EA06 GA03Z GA33W GA33Y GA33Z GB02W GB02Y GB02Z GB03Y GB03Z GB05Z GB06W GB06Y GB06Z GB43Z GB46Z
Claims (6)
- 【請求項1】 開口縁が内方に突出された取付溝が長さ
方向に沿って形成された胴縁と、開口縁より取付溝内に
挿入可能な幅で両端が左右に張り出された頭部形状を有
する取付ボルトと、取付ボルトに螺合されるナットと、
取付ボルトの頭部が挿通可能な長孔が穿設されたパネル
とを備え、胴縁に当接したパネルの長孔を貫通して開口
縁より胴縁の取付溝内に取付ボルトの頭部を挿入し、し
かる後取付ボルトを回転させてその頭部両端を取付溝の
内壁に係止させた状態で取付ボルトにナットを締め付け
ることによりパネルは胴縁に取付けられるようになさ
れ、且つ前記取付ボルトの頭部裏面は緩み止め突起が設
けられ、ナットを締め付けた際に、前記緩み止め突起が
取付溝の開口縁裏面に食い込むようになされたことを特
徴とするパネルの取付構造。 - 【請求項2】 前記取付ボルトの頭部裏面に設けられた
緩み止め突起は、取付ボルトの中心から放射状に設けら
れていることを特徴とする請求項1記載のパネルの取付
構造。 - 【請求項3】 開口縁が内方に突出された取付溝が長さ
方向に沿って形成された胴縁と、取付ボルトと、開口縁
より取付溝内に挿入可能な幅で両端が左右に張り出され
た平面形状であって前記取付ボルトに螺合されるナット
と、ナットが挿通可能な長孔が穿設されたパネルとを備
え、取付ボルトの先端にナットを螺合して取付けると共
に、このナットを胴縁に当接したパネルの長孔を貫通し
て開口縁より胴縁の取付溝内に挿入し、しかる後ナット
を回転させてその両端を取付溝の内壁に係止させた状態
で取付ボルトを締め付けることによりパネルは胴縁に取
付けられるようになされ、且つ前記ナットの一面は緩み
止め突起が設けられ、取付ボルト締め付けた際に、前記
緩み止め突起が取付溝の開口縁裏面に食い込むようにな
されたことを特徴とするパネルの取付構造。 - 【請求項4】 前記ナットの一面に設けられた緩み止め
突起は、ナットの中心から放射状に設けられていること
を特徴とする請求項3記載のパネルの取付構造。 - 【請求項5】 開口縁が内方に突出された取付溝が長さ
方向に沿って形成された胴縁にパネルを取付けるための
取付ボルトであって、胴縁の開口縁より取付溝内に挿入
可能な幅で両端が左右に張り出された頭部形状を有し、
且つ頭部裏面に緩み止め突起が設けられ、開口縁より胴
縁の取付溝内に前記頭部を挿入し、しかる後頭部を回転
させてその頭部両端を取付溝の内壁に係止させた状態で
ねじ部にナットが締め付け可能となされ、且つナットを
締め付けた際に、前記緩み止め突起が取付溝の開口縁裏
面に食い込むようになされたことを特徴とする胴縁にパ
ネルを取付けるための取付ボルト。 - 【請求項6】 開口縁が内方に突出された取付溝が長さ
方向に沿って形成された胴縁にパネルを取付けるための
ナットであって、胴縁の開口縁より取付溝内に挿入可能
な幅で両端が左右に張り出された平面形状を有し、且つ
一面に緩み止め突起が設けられ、開口縁より胴縁の取付
溝内に挿入し、しかる後回転させてその両端を取付溝の
内壁に係止させた状態でパネルを取付ける取付ボルトが
締め付け可能となされ、且つ取付ボルトを締め付けた際
に、前記緩み止め突起が取付溝の開口縁裏面に食い込む
ようになされたことを特徴とする胴縁にパネルを取付け
るためのナット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16955098A JP2000002221A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | パネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付けるための取付ボルト及びナット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16955098A JP2000002221A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | パネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付けるための取付ボルト及びナット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000002221A true JP2000002221A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15888560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16955098A Pending JP2000002221A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | パネルの取付構造及び胴縁にパネルを取付けるための取付ボルト及びナット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000002221A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008208619A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Junten:Kk | フレーム構造体の連結構造 |
JP2009148102A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | トラフ固定金具及びそれを用いたトラフの固定方法 |
WO2011050652A1 (zh) * | 2009-10-28 | 2011-05-05 | 福建鹏坤实业有限公司 | 幕墙面板的干挂组件 |
CN102644365A (zh) * | 2012-05-08 | 2012-08-22 | 方金福 | 一种墙体安装饰面板的结构及使用方法 |
KR101222706B1 (ko) * | 2011-03-25 | 2013-01-29 | 주식회사 테크자인라이트패널 | 광고용 패널 및 평판 조명 설치구 |
CN103255886A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-08-21 | 嘉兴格勒集成吊顶科技有限公司 | 一种集成背景墙 |
KR101770767B1 (ko) * | 2016-06-02 | 2017-08-23 | 오용진 | 프로파일 연결 브라켓 구조 |
KR101921006B1 (ko) * | 2017-11-01 | 2018-11-21 | 주식회사 산돌기업 | 볼트 회전 및 슬롯 처짐 방지 돌기가 형성되는 스틸 각관을 이용한 내진성능을 갖는 건축용 무용접 구조물 |
JP2018185009A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 積水樹脂株式会社 | 取付ボルトとそれを用いた部材の取付構造 |
JP2021108818A (ja) * | 2020-01-08 | 2021-08-02 | 大建工業株式会社 | 棚板支持装置及び棚構造 |
CN115929761A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-04-07 | 西安鑫垚陶瓷复合材料股份有限公司 | 一种可实现单侧预紧单侧防松的螺栓紧固结构 |
-
1998
- 1998-06-17 JP JP16955098A patent/JP2000002221A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008208619A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Junten:Kk | フレーム構造体の連結構造 |
JP2009148102A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | トラフ固定金具及びそれを用いたトラフの固定方法 |
WO2011050652A1 (zh) * | 2009-10-28 | 2011-05-05 | 福建鹏坤实业有限公司 | 幕墙面板的干挂组件 |
KR101222706B1 (ko) * | 2011-03-25 | 2013-01-29 | 주식회사 테크자인라이트패널 | 광고용 패널 및 평판 조명 설치구 |
CN102644365A (zh) * | 2012-05-08 | 2012-08-22 | 方金福 | 一种墙体安装饰面板的结构及使用方法 |
CN103255886A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-08-21 | 嘉兴格勒集成吊顶科技有限公司 | 一种集成背景墙 |
KR101770767B1 (ko) * | 2016-06-02 | 2017-08-23 | 오용진 | 프로파일 연결 브라켓 구조 |
JP2018185009A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 積水樹脂株式会社 | 取付ボルトとそれを用いた部材の取付構造 |
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JP2021108818A (ja) * | 2020-01-08 | 2021-08-02 | 大建工業株式会社 | 棚板支持装置及び棚構造 |
JP7414220B2 (ja) | 2020-01-08 | 2024-01-16 | 大建工業株式会社 | 棚板支持装置及び棚構造 |
CN115929761A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-04-07 | 西安鑫垚陶瓷复合材料股份有限公司 | 一种可实现单侧预紧单侧防松的螺栓紧固结构 |
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A521 | Written amendment |
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