JP2000001897A - 温水洗浄装置 - Google Patents
温水洗浄装置Info
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- JP2000001897A JP2000001897A JP17074998A JP17074998A JP2000001897A JP 2000001897 A JP2000001897 A JP 2000001897A JP 17074998 A JP17074998 A JP 17074998A JP 17074998 A JP17074998 A JP 17074998A JP 2000001897 A JP2000001897 A JP 2000001897A
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Abstract
ノズルユニットに向けて洗浄水を供給する給水手段と、
供給された水を瞬間的に温水に加熱する瞬間式加熱手段
とを備えた温水洗浄装置において、瞬間的な湯温の変化
を緩衝して常に適切な湯温の洗浄水を噴射し、使用者に
不安感や不快感を与えないようにする。 【解決手段】 瞬間式加熱手段とノズル手段との間に温
水を攪拌して湯温の急変を緩和する湯温緩衝手段17を
介装するとともに、この湯温緩衝手段17に異常温度を
感知する感温センサ27を内蔵させ、ノズル手段の手前
で温水を攪拌して湯温の急変を緩和するとともに、その
緩衝作用では快適な湯温にできないような湯温の温水が
流入したときに、感温センサ27で検知して給水手段や
加熱手段を停止するようにした。
Description
し、特に瞬間式加熱手段を備えた温水洗浄装置に関する
ものである。
は、所定水量の温水を貯えるとともに内蔵した加熱ヒー
タにて所定の水温に制御可能に構成された温水タンクを
備え、洗浄時には給水手段にて温水タンク内に給水する
ことによって温水タンク内の温水を押し出してノズル手
段に向けて圧送するように構成されている。また、その
温水タンク内に、水温を検知して加熱ヒータを制御する
ためのサーミスタや、異常水温発生時に速やかに検知し
て給水手段を緊急停止させる感温センサを設けたものも
知られている。
パクト化と、熱効率の向上による省エネルギーを達成す
るために瞬間式加熱手段を備えた温水洗浄装置が提案さ
れている。この種の温水洗浄装置としては、図4に示す
ような構成のものが知られている。図4において、水道
端末から逆止弁61、定流量弁62を介して止水電磁弁
63に給水され、洗浄時に止水電磁弁63から真空破壊
弁64、水ポンプ65、流量センサ66を介して瞬間式
加熱手段67に送給され、所定温度に加温された洗浄水
がノズルユニット68にて局部に向けて噴射される。瞬
間式加熱手段67では、その出口での湯温をサーミスタ
で検出してヒータ制御を行い、さらにサーモスイッチを
設けて湯温が一定温度以上になるとヒータと水ポンプ6
5を停止させるようにして異常時にも高温の洗浄水が局
部に噴射されないようにされている。
来の構成の温水洗浄装置では、サーモスイッチが作動し
ない程度の短時間だけの湯温の変化によって、火傷等の
恐れはないが、瞬間的に比較的高い温度の温水が噴射さ
れることが起こり得るため、使用者に不安感や不快感を
与える恐れがあるという問題があった。
的な湯温の変化を緩衝して常に適切な湯温の洗浄水を噴
射でき、使用者に不安感や不快感を与えることのない温
水洗浄装置を提供することを目的としている。
は、洗浄水を局部に噴出するノズル手段と、ノズル手段
に向けて洗浄水を供給する給水手段と、供給された水を
瞬間的に温水に加熱する瞬間式加熱手段と、瞬間式加熱
手段とノズル手段との間に介装され、温水を攪拌して湯
温の急変を緩和する湯温緩衝手段とを備え、湯温緩衝手
段に異常温度を感知する感温センサを内蔵させたもので
あり、ノズル手段の手前で温水が攪拌されて湯温の急変
が緩和されるので、瞬間的に比較的高い温度の温水が噴
射されて使用者に不安感や不快感を与えるような恐れを
なくすことができ、さらにその緩衝作用では快適な湯温
にできないような湯温の温水が流入したときには感温セ
ンサにて検知でき、その検知に基づいて給水手段や加熱
手段を停止するようにことで、常に快適かつ安全に使用
できる。
アウトポートの間の緩衝室から成り、緩衝室は、適当な
大きさの容積室とその入口又は出口又はその両方に形成
された狭隘通路とを有し、感温センサはインポートの近
傍に配設され、感温センサとアウトポートの間に少なく
とも1つの容積室と狭隘通路を有する構成とされ、それ
によって簡単でコンパクトな構成で温水が効果的に攪拌
されて瞬間的な湯温の変化を確実に緩衝できるととも
に、温水は感温センサにて湯温検知後に容積室で攪拌さ
れてからノズル手段に送給されるので、高い温度の温水
がノズル手段から噴出されるのを確実に防止できる。
実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
逆止弁で、その入口部にはストレーナ(図示せす)が内
蔵され、また水抜き栓2が設けられている。逆止弁1の
出口部は定流量弁3を介して止水電磁弁4に接続されて
いる。止水電磁弁4の出口は真空破壊弁5を介してポン
プモータ7にて駆動される水ポンプ6の入口に接続され
ている。真空破壊弁5は水ポンプ6の入口側が負圧にな
ったときエアを導入するように構成され、またオーバー
フロー水を水タンクに分岐排出するように構成されてい
る。水ポンプ6の出口は流量センサ8を介して瞬間式加
熱手段10の入口10aに接続され、流量センサ8によ
る検出流量によってポンプモータ7を駆動制御すること
により、精度良く一定流量の洗浄水を瞬間式加熱手段1
0に送給するように構成されている。上記逆止弁1〜流
量センサ8にて給水手段9が構成されている。
に洗浄水が流通する蛇行水路12が設けられるとともに
この蛇行水路12に臨ませて平板状のセラミックヒータ
13が配設され、出口10bに温水の温度を検出するサ
ーミスタ14と安全用のサーモスイッチ15とが配設さ
れている。そして、サーミスタ14の検出信号に応じて
セラミックヒータ13に対する通電制御を行うことによ
り所定温度の温水を得るように構成されている。また、
加熱ケース11の過熱を防止するため、後述の温度ヒュ
ーズ16(図3参照)が配設されている。
された温水は湯温緩衝手段17を通ってノズルユニット
18に送給され、このノズルユニット18にて局部に噴
射される。
を参照して説明すると、インポート19とアウトポート
20の間に緩衝室21が設けられている。緩衝室21は
下面開放のケース22と底板23にて構成され、ケース
22の一側部には筒塔部24が立設されてその上端にイ
ンポート19が設けられ、ケース22の他側部に上面に
アウトポート20が設けられている。底板23の筒塔部
24に対応する位置にはセンサ取付穴25が設けられる
とともにシール材26が配設され、感温センサ27がセ
ンサ取付穴25を貫通して筒塔部24内に挿入配置さ
れ、取付ビス28にて固定されている。
るリードスイッチの外周に互いに間隔をあけて一対のフ
ェライトマグネット29a、29bを配設するとともに
それらの間に感温フェライト30を配設して構成されて
おり、周囲温度に応じて感温フェライト30の飽和磁束
密度が急激に変化することによってリードスイッチの接
点がオンオフするように構成されており、感温動作点の
精度が高くかつ感温部である感温フェライト30が直接
温水に接するので応答性に優れている。
させて感温センサ27の外周との間に適当な隙間をあけ
た状態で導入管31が垂下され、その下端と底板23と
の間の隙間によって第1の狭隘通路32が形成され、ま
たアウトポート20のケース22内の開口をケース22
側壁とで略取り囲むように横断面形状円弧状の仕切板3
3がケース22の上壁から垂下され、この仕切板33の
両側縁及び下端とケース22の側壁及び底板23との間
に形成した隙間によって第2の狭隘通路34が形成さ
れ、緩衝室21内の第1と第2の狭隘通路32、34間
の空間にて第1の容積室35が、第2の狭隘通路34と
アウトポート20間の空間にて比較的小さい第2の容積
室36が構成されている。
ッチ15等による安全制御構成を図3を参照して説明す
ると、電源37に対して温水噴出スイッチ及びセラミッ
クヒータ13に対する通電と連動するトライアック38
と止水電磁弁4と感温センサ27と温度ヒューズ16と
サーモスイッチ15が直列に接続されており、感温セン
サ27と温度ヒューズ16とサーモスイッチ15の何れ
が絶たれても止水電磁弁4に対する通電が停止して直ち
に給水が停止されるように構成されている。さらに、止
水電磁弁4の両端電圧を検出する検出手段39が設けら
れ、その検出信号によってポンプモータ7に対して通電
制御するトランジスタ40がオンし、両端電圧が無くな
るとトランジスタ40がオフし、従って止水電磁弁4が
開くとポンプモータ7が駆動され、閉じるとポンプモー
タ7も同時に停止するように構成されている。
5と温度ヒューズ16の作動温度は、この順に順次高く
なるように設定されており、最も感度のよい感温センサ
27がまず作動し、二次安全装置としてサーモスイッチ
15が作動してセラミックヒータ13への通電を停止
し、最終安全装置として温度ヒューズ16が切れるよう
に構成されている。
オンされると、止水電磁弁4が開くとともに水ポンプ6
が作動して瞬間式加熱手段10に洗浄水が送給され、瞬
間式加熱手段10でサーミスタ14による検出温度に応
じてて通電制御されるセラミックヒータ13にて洗浄水
が所定温度に加温され、さらに湯温緩衝手段17を介し
てノズルユニット18から局部に噴出される。その際
に、湯温緩衝手段17にてノズルユニット18の手前で
温水が攪拌されて湯温の急変が緩和されるので、瞬間的
に比較的高い温度の温水が噴射されて使用者に不安感や
不快感を与えるような恐れをなくすことができ、常に快
適な使用感が得られる。
ンポート19とアウトポート20の間の緩衝室21室
に、第1の狭隘通路32と、第1の容積室35と、第2
の狭隘通路34と、第2の容積室36を順次設けている
ので、簡単でコンパクトな構成で温水が2段階で効果的
に攪拌され、瞬間的な湯温の変化を確実に緩衝すること
ができる。
度を感知する感温センサ27をインポート19と第1の
狭隘通路32の間に配設しているので、上記のような緩
衝作用では快適な湯温にできないような湯温の温水が流
入したときに、直ちにこれを検知してその検知に基づい
て給水手段9や瞬間式加熱手段10を停止することがで
き、快適かつ安全に使用でき、さらに温水は湯温検知後
に第1と第2の容積室35、36で攪拌されてからしか
ノズルユニット18に送給されないので、ノズルユニッ
ト18から高い温度の温水が噴出されるのを確実に防止
できる。
説明から明らかなように、瞬間式加熱手段とノズル手段
との間に温水を攪拌して湯温の急変を緩和する湯温緩衝
手段を介装するとともに、その湯温緩衝手段に異常温度
を感知する感温センサを内蔵させたので、ノズル手段の
手前で温水を攪拌して湯温の急変を緩和でき、瞬間的に
比較的高い温度の温水が噴射されて使用者に不安感や不
快感を与えるような恐れをなくすことができ、さらにそ
の緩衝作用では快適な湯温にできないような湯温の温水
が流入したときには感温センサにて検知でき、それ基づ
いて給水手段や加熱手段を停止するようにことで、常に
快適かつ安全に使用できる。
ポートの間に適当な大きさの容積室とその入口又は出口
又はその両方に形成された狭隘通路とを有する緩衝室を
設けて構成し、感温センサはインポートの近傍に配設
し、感温センサとアウトポートの間に少なくとも1つの
容積室と狭隘通路を有する構成とすると、簡単でコンパ
クトな構成で温水を効果的に攪拌して瞬間的な湯温の変
化を確実に緩衝できるとともに、温水は感温センサにて
湯温検知後に容積室で攪拌されてからノズル手段に送給
されるので、高い温度の温水がノズル手段から噴出され
るのを確実に防止できる。
構成図である。
面図、(b)は(c)のB−B矢視断面図、(c)は
(a)のA−A矢視断面図である。斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄水を局部に噴出するノズル手段と、
ノズル手段に向けて洗浄水を供給する給水手段と、供給
された水を瞬間的に温水に加熱する瞬間式加熱手段と、
瞬間式加熱手段とノズル手段との間に介装され、温水を
攪拌して湯温の急変を緩和する湯温緩衝手段とを備え、
湯温緩衝手段に異常温度を感知する感温センサを内蔵さ
せたことを特徴とする温水洗浄装置。 - 【請求項2】 湯温緩衝手段は、インポートとアウトポ
ートの間の緩衝室から成り、緩衝室は、適当な大きさの
容積室とその入口又は出口又はその両方に形成された狭
隘通路とを有し、感温センサはインポートの近傍に配設
され、感温センサとアウトポートの間に少なくとも1つ
の容積室と狭隘通路を有することを特徴とする請求項1
記載の温水洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17074998A JP3773357B2 (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 温水洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17074998A JP3773357B2 (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 温水洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000001897A true JP2000001897A (ja) | 2000-01-07 |
JP3773357B2 JP3773357B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=15910684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17074998A Expired - Lifetime JP3773357B2 (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 温水洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3773357B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005146552A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ装置 |
-
1998
- 1998-06-18 JP JP17074998A patent/JP3773357B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005146552A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ装置 |
JP4701602B2 (ja) * | 2003-11-12 | 2011-06-15 | パナソニック株式会社 | トイレ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3773357B2 (ja) | 2006-05-10 |
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