JP2000001619A - 消臭機能を有する樹脂組成物及び建築内装部材 - Google Patents
消臭機能を有する樹脂組成物及び建築内装部材Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】日光の当たらない室内等の種々の場面において
も、安定した消臭、抗菌、健康促進等の種々の機能を有
する、樹脂組成物及び該組成物からなる樹脂層を有する
建築内装部材を提供する。 【解決手段】樹脂バインダー、トルマリン、及び無機多
孔質吸着剤又は亜鉛、鉄若しくは銅のいずれかの金属の
酸化物を含有する樹脂組成物、並びに該組成物からなる
樹脂層を有する建築内装部材。
も、安定した消臭、抗菌、健康促進等の種々の機能を有
する、樹脂組成物及び該組成物からなる樹脂層を有する
建築内装部材を提供する。 【解決手段】樹脂バインダー、トルマリン、及び無機多
孔質吸着剤又は亜鉛、鉄若しくは銅のいずれかの金属の
酸化物を含有する樹脂組成物、並びに該組成物からなる
樹脂層を有する建築内装部材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消臭、抗菌、健康
促進他の機能、特に消臭機能が付与された建築内装部材
に関する。
促進他の機能、特に消臭機能が付与された建築内装部材
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の建築内装部材分野においては、建
築内装部材に消臭、抗菌、健康促進等の種々の機能を付
与するニーズが高まってきている。しかしながら、建築
内装部材に消臭、抗菌、健康促進等の種々の機能が付与
された建築内装部材はこれまであまり知られていなかっ
た。
築内装部材に消臭、抗菌、健康促進等の種々の機能を付
与するニーズが高まってきている。しかしながら、建築
内装部材に消臭、抗菌、健康促進等の種々の機能が付与
された建築内装部材はこれまであまり知られていなかっ
た。
【0003】例えば、壁紙の他、合板や集成材、パーテ
ィクルボードなどの木質系材料や、石膏ボードなどの無
機系材料、金属、合成樹脂など種々の材質からなる建築
内装部材が広く使用されているが、これらは、専ら意匠
性を付与することを主目的としたものが多い。中には、
機能性付与をコンセプトにしたものもあるが、せいぜい
硬質塗膜層を表面に形成して、耐擦傷性、耐汚染性を付
与するに留まっていた。
ィクルボードなどの木質系材料や、石膏ボードなどの無
機系材料、金属、合成樹脂など種々の材質からなる建築
内装部材が広く使用されているが、これらは、専ら意匠
性を付与することを主目的としたものが多い。中には、
機能性付与をコンセプトにしたものもあるが、せいぜい
硬質塗膜層を表面に形成して、耐擦傷性、耐汚染性を付
与するに留まっていた。
【0004】ところで、近年、イオンの発生と遠赤外線
の輻射の作用により、抗菌効果、界面活性効果、消臭効
果を有する材料としてトルマリンが、建築内装品等の分
野において注目されている。
の輻射の作用により、抗菌効果、界面活性効果、消臭効
果を有する材料としてトルマリンが、建築内装品等の分
野において注目されている。
【0005】トルマリンは、一般式(Na,Ca)(A
l,Fe,Li,Mg,Mn)3 B 3 Al3 (AlSi
2 O9 )3 (O,OH,F)4 で表される珪酸塩鉱物で
あり、電荷の自発分極性を有し、著しい圧電性、焦電性
を示すことから電気石とも称される。ブラジル産のもの
とネパール産のものが特にその効果が高いとされる。
l,Fe,Li,Mg,Mn)3 B 3 Al3 (AlSi
2 O9 )3 (O,OH,F)4 で表される珪酸塩鉱物で
あり、電荷の自発分極性を有し、著しい圧電性、焦電性
を示すことから電気石とも称される。ブラジル産のもの
とネパール産のものが特にその効果が高いとされる。
【0006】トルマリン粒子は自発分極によりエレクト
レットと呼ばれる常に静電気を帯びた状態となっている
ので、これに水分子が触れると瞬間的に放電して水素ガ
スとヒドロキシルイオンとを生成し、水を弱アルカリ化
する作用を有する。そして、空気中にあっては、空気中
の水分が同様に電気分解されて生成したヒドロキシルイ
オンが空気中に放出されることによって、空気がマイナ
スイオン化される。マイナスイオン化された空気は、人
体に対し、新陳代謝の促進、血行促進、疲労回復、食欲
増進、安眠、鎮痛等の種々の好影響を与える。
レットと呼ばれる常に静電気を帯びた状態となっている
ので、これに水分子が触れると瞬間的に放電して水素ガ
スとヒドロキシルイオンとを生成し、水を弱アルカリ化
する作用を有する。そして、空気中にあっては、空気中
の水分が同様に電気分解されて生成したヒドロキシルイ
オンが空気中に放出されることによって、空気がマイナ
スイオン化される。マイナスイオン化された空気は、人
体に対し、新陳代謝の促進、血行促進、疲労回復、食欲
増進、安眠、鎮痛等の種々の好影響を与える。
【0007】また、トルマリンは、前記静電気が物質を
吸着したり、イオンを発生する作用によってもたらされ
る消臭効果や抗菌効果、空気清浄効果、前記圧電性や焦
電性によって蓄積されたエネルギーを電磁波として放出
することによるそれ自身の遠赤外線放出効果等、人間の
生活環境に好ましい種々の効果を有することも知られて
いる。
吸着したり、イオンを発生する作用によってもたらされ
る消臭効果や抗菌効果、空気清浄効果、前記圧電性や焦
電性によって蓄積されたエネルギーを電磁波として放出
することによるそれ自身の遠赤外線放出効果等、人間の
生活環境に好ましい種々の効果を有することも知られて
いる。
【0008】さらに、トルマリンはその自発分極性を恒
常的に保持しているので、上記した種々の効果は、化学
反応により失われたり経時的に劣化したりすることはな
い。
常的に保持しているので、上記した種々の効果は、化学
反応により失われたり経時的に劣化したりすることはな
い。
【0009】このようにトルマリンを建築内装部材に何
らかの形で含有させることにより、建築内装部材に消
臭、抗菌、健康促進他の諸機能を付与する恰好の材料と
して注目を集めている。
らかの形で含有させることにより、建築内装部材に消
臭、抗菌、健康促進他の諸機能を付与する恰好の材料と
して注目を集めている。
【0010】上記したトルマリンの消臭効果や抗菌効
果、空気清浄効果を利用するものとしては、例えば以下
のものが知られている。
果、空気清浄効果を利用するものとしては、例えば以下
のものが知られている。
【0011】(1)特開平10−46479号公報に
は、図4に示すような、紙基材1”上に、樹脂層3”
と、絵柄印刷層5”とを有する壁紙において、前記紙基
材1”、前記樹脂層3”または前記絵柄印刷層5”の内
の少なくともいずれか一つの層に、トルマリン粉末を含
有する壁紙及び該壁紙を壁部材用基板の表面に貼付して
なる壁部材が記載されている。
は、図4に示すような、紙基材1”上に、樹脂層3”
と、絵柄印刷層5”とを有する壁紙において、前記紙基
材1”、前記樹脂層3”または前記絵柄印刷層5”の内
の少なくともいずれか一つの層に、トルマリン粉末を含
有する壁紙及び該壁紙を壁部材用基板の表面に貼付して
なる壁部材が記載されている。
【0012】(2)また、特開平9−313626号公
報には、トルマリン及び遠赤外線発生物質を含有する遠
赤外線及びマイナスイオン発生材が記載されている。そ
して、遠赤外線を発生する物質として、平均粒度3μm
の遠赤外線発生セラミック粉末と平均粒度1.7μmの
波動エネルギー発生物質の粉末の混合物が例示されてい
る。
報には、トルマリン及び遠赤外線発生物質を含有する遠
赤外線及びマイナスイオン発生材が記載されている。そ
して、遠赤外線を発生する物質として、平均粒度3μm
の遠赤外線発生セラミック粉末と平均粒度1.7μmの
波動エネルギー発生物質の粉末の混合物が例示されてい
る。
【0013】(3)さらに、特開平9−140512号
公報には、トルマリン(エレクトレット性を有する鉱
物)及び遠赤外線発生物質を含有する繊維からなる寝具
が記載されている。
公報には、トルマリン(エレクトレット性を有する鉱
物)及び遠赤外線発生物質を含有する繊維からなる寝具
が記載されている。
【0014】(4)また、実用新案登録第304180
3号公報には、トルマリン及び酸化チタンが添加された
塗布材を塗布して形成した塗布層を有する壁紙地等の塗
布製品が記載されている。
3号公報には、トルマリン及び酸化チタンが添加された
塗布材を塗布して形成した塗布層を有する壁紙地等の塗
布製品が記載されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記列記した文献の中
で、(1)に示すものは、トルマリンのみを使用するも
のである。しかしながら、トルマリンそれ自体では自身
の活性化エネルギーが高いため、室温や日光の当たらな
いところでは、効果が十分ではない。即ち、トルマリン
を活性化させるためには、光あるいは遠赤外線照射等の
何らかの活性化手段が必要とされる。また、(2)に示
すものは、トルマリン及び遠赤外線発生物質の他に、波
動エネルギー発生物質が必要であり、系内が複雑にな
る。(3)に示すものは、トルマリン(エレクトレット
性を有する鉱物)及び遠赤外線発生物質(=セラミッ
ク)を含有する繊維からなる寝具であり、生体細胞に賦
活効果を与える生体効果に着目し、寝心地の良さがその
目的である。また、(4)に示すものは、二酸化チタン
とトルマリンとの相乗効果を有するものである。しかし
ながら、二酸化チタンは光触媒であり有機物の分解力が
強い。従って、樹脂中に通常の方法で含有させた場合に
は、有機物である樹脂が分解されるおそれがある。その
上、光量子で励起されて機能する光触媒の為、波長38
0nm以下の短波長の光を、十分な量照射された環境で
ないと二酸化チタンの効果は奏されない。
で、(1)に示すものは、トルマリンのみを使用するも
のである。しかしながら、トルマリンそれ自体では自身
の活性化エネルギーが高いため、室温や日光の当たらな
いところでは、効果が十分ではない。即ち、トルマリン
を活性化させるためには、光あるいは遠赤外線照射等の
何らかの活性化手段が必要とされる。また、(2)に示
すものは、トルマリン及び遠赤外線発生物質の他に、波
動エネルギー発生物質が必要であり、系内が複雑にな
る。(3)に示すものは、トルマリン(エレクトレット
性を有する鉱物)及び遠赤外線発生物質(=セラミッ
ク)を含有する繊維からなる寝具であり、生体細胞に賦
活効果を与える生体効果に着目し、寝心地の良さがその
目的である。また、(4)に示すものは、二酸化チタン
とトルマリンとの相乗効果を有するものである。しかし
ながら、二酸化チタンは光触媒であり有機物の分解力が
強い。従って、樹脂中に通常の方法で含有させた場合に
は、有機物である樹脂が分解されるおそれがある。その
上、光量子で励起されて機能する光触媒の為、波長38
0nm以下の短波長の光を、十分な量照射された環境で
ないと二酸化チタンの効果は奏されない。
【0016】本発明は、トルマリンの持つ消臭作用と、
無機多孔質粉末吸着性能あるいは特定の金属酸化物の遠
赤外線放射能と有機物分解能とに着目し、優れた消臭機
能を有する建築内装部材を提供することを目的とする。
無機多孔質粉末吸着性能あるいは特定の金属酸化物の遠
赤外線放射能と有機物分解能とに着目し、優れた消臭機
能を有する建築内装部材を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の
結果、トルマリン粉末に無機多孔質吸着剤或いは亜鉛、
鉄又は銅のいずれかの金属の酸化物を含有させると、格
段に優れた消臭作用を発揮することを見いだし、本発明
を完成するに至った。
結果、トルマリン粉末に無機多孔質吸着剤或いは亜鉛、
鉄又は銅のいずれかの金属の酸化物を含有させると、格
段に優れた消臭作用を発揮することを見いだし、本発明
を完成するに至った。
【0018】即ち、本発明は、樹脂バインダー、トルマ
リン粉末および無機多孔質吸着剤を含有する樹脂組成
物、又は樹脂バインダー、トルマリン粉末、および亜
鉛、鉄又は銅のいずれかの金属の酸化物を含有する樹脂
組成物、並びにこれら樹脂組成物からなる樹脂層を有す
る建築内装部材を提供する。
リン粉末および無機多孔質吸着剤を含有する樹脂組成
物、又は樹脂バインダー、トルマリン粉末、および亜
鉛、鉄又は銅のいずれかの金属の酸化物を含有する樹脂
組成物、並びにこれら樹脂組成物からなる樹脂層を有す
る建築内装部材を提供する。
【0019】本発明の樹脂組成物においては、前記成分
に加えて帯電防止剤を含有するのがより好ましい。
に加えて帯電防止剤を含有するのがより好ましい。
【0020】また、本発明は、基材上に、樹脂バインダ
ー、トルマリン粉末および無機多孔質吸着剤を含有する
樹脂組成物からなる樹脂層を有する建築内装部材、又は
基材上に、樹脂バインダー、トルマリン粉末、および亜
鉛、鉄又は銅のいずれかの金属の酸化物を含有する樹脂
組成物からなる樹脂層を有する建築内装部材を提供す
る。
ー、トルマリン粉末および無機多孔質吸着剤を含有する
樹脂組成物からなる樹脂層を有する建築内装部材、又は
基材上に、樹脂バインダー、トルマリン粉末、および亜
鉛、鉄又は銅のいずれかの金属の酸化物を含有する樹脂
組成物からなる樹脂層を有する建築内装部材を提供す
る。
【0021】本発明によれば、(1)無機多孔質吸着
剤、あるいは亜鉛、鉄、銅又は銀のいずれかの金属の酸
化物の遠赤外線を放出することによりトルマリンを活性
化する効果と、(2)同時に無機多孔質吸着剤の悪臭物
質の吸着能、あるいは亜鉛、鉄、銅又は銀のいずれかの
金属の酸化物それ自身の悪臭物質分解能という二つの効
果が相乗的に作用して、優れた消臭作用を有する樹脂組
成物、及び該樹脂組成物からなる樹脂層を基材上に有す
る建築内装部材を提供することができる。
剤、あるいは亜鉛、鉄、銅又は銀のいずれかの金属の酸
化物の遠赤外線を放出することによりトルマリンを活性
化する効果と、(2)同時に無機多孔質吸着剤の悪臭物
質の吸着能、あるいは亜鉛、鉄、銅又は銀のいずれかの
金属の酸化物それ自身の悪臭物質分解能という二つの効
果が相乗的に作用して、優れた消臭作用を有する樹脂組
成物、及び該樹脂組成物からなる樹脂層を基材上に有す
る建築内装部材を提供することができる。
【0022】即ち、本発明の建築内装部材は、室内や光
のあたらない場所に設置された場合等においても優れた
消臭作用を発揮することができる。
のあたらない場所に設置された場合等においても優れた
消臭作用を発揮することができる。
【0023】また、前記本発明の建築内装部材において
は、帯電防止層を有するのがより好ましい。即ち、前述
したようにトルマリンは静電気を帯びているので、塵等
の表面を汚染する物質を引きよせる作用を有し、部材表
面が汚染しやすくなる。帯電防止層を設けることによ
り、部材表面を汚染されにくくすることができる。
は、帯電防止層を有するのがより好ましい。即ち、前述
したようにトルマリンは静電気を帯びているので、塵等
の表面を汚染する物質を引きよせる作用を有し、部材表
面が汚染しやすくなる。帯電防止層を設けることによ
り、部材表面を汚染されにくくすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の樹脂組成物に含有されるトルマリンは、上述し
たように、一般式(Na,Ca)(Al,Fe,Li,
Mg,Mn)3 B3 Al3 (AlSi2 O9 ) 3 (O,
OH,F)4 で表される珪酸塩鉱物であり、電荷の自発
分極性を有し、著しい圧電性や焦電性を示す物質であ
る。
本発明の樹脂組成物に含有されるトルマリンは、上述し
たように、一般式(Na,Ca)(Al,Fe,Li,
Mg,Mn)3 B3 Al3 (AlSi2 O9 ) 3 (O,
OH,F)4 で表される珪酸塩鉱物であり、電荷の自発
分極性を有し、著しい圧電性や焦電性を示す物質であ
る。
【0025】本発明の樹脂組成物にトルマリンとともに
含有される無機多孔質吸着剤および亜鉛、鉄又は銅のい
ずれかの金属酸化物は、共通する性質として遠赤外線を
放出する性質を有する。無機多孔質吸着剤としては例え
ば、アルミニウム、マグネシウムおよび亜鉛塩などの複
合物の焼成によってつくられたゼオライト、シリカゲ
ル、シリカアルミナ、珪酸カルシウム、アナターゼ型の
結晶構造を有する二酸化チタンを担持した多孔質体等が
挙げられる。亜鉛、鉄、又は銅のいずれかの金属酸化物
は例えば、酸化亜鉛、過酸化亜鉛、酸化第一鉄、酸化第
二鉄、酸化第一銅、酸化第二銅等を挙げることができ
る。また、本発明においては、これらの2種以上をトル
マリンと共に用いることもできる。
含有される無機多孔質吸着剤および亜鉛、鉄又は銅のい
ずれかの金属酸化物は、共通する性質として遠赤外線を
放出する性質を有する。無機多孔質吸着剤としては例え
ば、アルミニウム、マグネシウムおよび亜鉛塩などの複
合物の焼成によってつくられたゼオライト、シリカゲ
ル、シリカアルミナ、珪酸カルシウム、アナターゼ型の
結晶構造を有する二酸化チタンを担持した多孔質体等が
挙げられる。亜鉛、鉄、又は銅のいずれかの金属酸化物
は例えば、酸化亜鉛、過酸化亜鉛、酸化第一鉄、酸化第
二鉄、酸化第一銅、酸化第二銅等を挙げることができ
る。また、本発明においては、これらの2種以上をトル
マリンと共に用いることもできる。
【0026】アルミニウム、マグネシウムおよび亜鉛塩
などの複合物の焼成によってつくられたゼオライトは、
遠赤外線を放出してトルマリンを活性化する機能のほか
に、固体塩基性と固体酸性の両方を有する両性酸化物で
あり、これが塩基性悪臭源、酸性悪臭源の両方に良好な
吸着能も有する。吸着された悪臭源(環境汚染物質)は
活性化トルマリンの作用によって徐々に分解されるの
で、有効性は長期にわたり保たれることになる。
などの複合物の焼成によってつくられたゼオライトは、
遠赤外線を放出してトルマリンを活性化する機能のほか
に、固体塩基性と固体酸性の両方を有する両性酸化物で
あり、これが塩基性悪臭源、酸性悪臭源の両方に良好な
吸着能も有する。吸着された悪臭源(環境汚染物質)は
活性化トルマリンの作用によって徐々に分解されるの
で、有効性は長期にわたり保たれることになる。
【0027】前記アナターゼ型の結晶構造を有する二酸
化チタンは、それ自身で遠赤外線放出効果を有し、か
つ、これに紫外線を照射すると光化学反応を起こし、各
種の有機物を分解する触媒として作用する。従って、二
酸化チタン微粒子とトルマリン粉末の混合物でもトルマ
リンは活性化され、二酸化チタンの光触媒作用と相まっ
て、優れた消臭作用を発揮し得る。しかしながら、二酸
化チタンは、強力な有機物分解性を有するため、樹脂バ
インダーも分解されてしまう。従って、二酸化チタンを
多孔質体に担持させることにより、樹脂の分解を抑制し
つつ、トルマリンの活性化作用と光触媒作用を発揮させ
ることができる。
化チタンは、それ自身で遠赤外線放出効果を有し、か
つ、これに紫外線を照射すると光化学反応を起こし、各
種の有機物を分解する触媒として作用する。従って、二
酸化チタン微粒子とトルマリン粉末の混合物でもトルマ
リンは活性化され、二酸化チタンの光触媒作用と相まっ
て、優れた消臭作用を発揮し得る。しかしながら、二酸
化チタンは、強力な有機物分解性を有するため、樹脂バ
インダーも分解されてしまう。従って、二酸化チタンを
多孔質体に担持させることにより、樹脂の分解を抑制し
つつ、トルマリンの活性化作用と光触媒作用を発揮させ
ることができる。
【0028】亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物
は、遠赤外線を放出する効果とともに、それ自身に触媒
効果による有機物分解性を有する。従って、遠赤外線を
放出することによりトルマリンを活性化する作用と、酸
化物自身の有機物を分解作用により、優れた消臭効果が
発揮される。
は、遠赤外線を放出する効果とともに、それ自身に触媒
効果による有機物分解性を有する。従って、遠赤外線を
放出することによりトルマリンを活性化する作用と、酸
化物自身の有機物を分解作用により、優れた消臭効果が
発揮される。
【0029】前記トルマリン及び前記無機多孔質吸着剤
および亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物は、樹脂
バインダー中に分散させ、塗工、押出加工等で製膜する
ときの加工適性上は、共に平均粒径0.1〜100μm
程度の粒子(粉末)とし、樹脂中に合計1〜90重量%
程度添加するのが好ましい。
および亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物は、樹脂
バインダー中に分散させ、塗工、押出加工等で製膜する
ときの加工適性上は、共に平均粒径0.1〜100μm
程度の粒子(粉末)とし、樹脂中に合計1〜90重量%
程度添加するのが好ましい。
【0030】又、トルマリンと前記無機多孔質吸着剤お
よび亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物との混合比
は、前記無機多孔質吸着剤及び亜鉛、鉄又は銅のいずれ
かの金属酸化物が遠赤外線を放出し、トルマリンを活性
化し、かつそれ自身の効果を奏し得る機能を有する限
り、特に制限はないが、一般的には、トルマリン/金属
酸化物(或いはトルマリン/無機多孔質吸着剤)=95
/5〜5/95(重量比)程度が好ましい。トルマリン
と金属酸化物(或いは無機多孔質吸着剤)の混合比がこ
の範囲をこえる場合には、両者の優れた相乗効果が発揮
されなくなる。
よび亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物との混合比
は、前記無機多孔質吸着剤及び亜鉛、鉄又は銅のいずれ
かの金属酸化物が遠赤外線を放出し、トルマリンを活性
化し、かつそれ自身の効果を奏し得る機能を有する限
り、特に制限はないが、一般的には、トルマリン/金属
酸化物(或いはトルマリン/無機多孔質吸着剤)=95
/5〜5/95(重量比)程度が好ましい。トルマリン
と金属酸化物(或いは無機多孔質吸着剤)の混合比がこ
の範囲をこえる場合には、両者の優れた相乗効果が発揮
されなくなる。
【0031】本発明の建築内装部材においては、トルマ
リンが塵等を引き寄せることによる汚れを防止するため
に、帯電防止剤を、樹脂バインダー、トルマリン粉末と
前記無機多孔質吸着剤又は亜鉛、鉄又は銅のいずれかの
金属酸化物からなる組成物に添加することができる。
リンが塵等を引き寄せることによる汚れを防止するため
に、帯電防止剤を、樹脂バインダー、トルマリン粉末と
前記無機多孔質吸着剤又は亜鉛、鉄又は銅のいずれかの
金属酸化物からなる組成物に添加することができる。
【0032】あるいは、帯電防止剤を含有する樹脂層
を、基材上で、樹脂バインダー、トルマリン粉末及び前
記無機多孔質吸着剤若しくは亜鉛、鉄又は銅のいずれか
の金属酸化物からなる樹脂組成物からなる層の下層に設
けることもできる。帯電防止剤がトルマリンのイオン生
成、金属酸化物の触媒作用、或いは無機多孔質吸着剤の
吸着に影響を及ぼすことを防ぐ為には、この構成が好ま
しい。
を、基材上で、樹脂バインダー、トルマリン粉末及び前
記無機多孔質吸着剤若しくは亜鉛、鉄又は銅のいずれか
の金属酸化物からなる樹脂組成物からなる層の下層に設
けることもできる。帯電防止剤がトルマリンのイオン生
成、金属酸化物の触媒作用、或いは無機多孔質吸着剤の
吸着に影響を及ぼすことを防ぐ為には、この構成が好ま
しい。
【0033】帯電防止剤として、例えば、アルミニウ
ム、クロム、ニッケル、銀、銅等の導電性材料からなる
導電フィラー等がある。
ム、クロム、ニッケル、銀、銅等の導電性材料からなる
導電フィラー等がある。
【0034】本発明の樹脂組成物は、さらに、他の充填
剤等を添加することができる。
剤等を添加することができる。
【0035】充填剤は、耐クリープ変形性、易接着性、
難燃性などの物性を改良する目的で添加されるものであ
り、例えば、炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水酸化アルミニウム、酸化珪素、雲母、石英等
の粉末、ガラス球等の無機充填剤を挙げることができ
る。
難燃性などの物性を改良する目的で添加されるものであ
り、例えば、炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水酸化アルミニウム、酸化珪素、雲母、石英等
の粉末、ガラス球等の無機充填剤を挙げることができ
る。
【0036】さらに、本発明の樹脂組成物には、所望の
色彩、隠蔽性或いはその両方を付与するために、適宜、
顔料、染料などの着色材を添加することができる。着色
は、透明着色、不透明着色(隠蔽)の何れでもよい。
色彩、隠蔽性或いはその両方を付与するために、適宜、
顔料、染料などの着色材を添加することができる。着色
は、透明着色、不透明着色(隠蔽)の何れでもよい。
【0037】着色剤としては、チタン白、亜鉛華、弁
柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、カーボンブ
ラック等の無機顔料、イソインドリン、ハンザイエロー
A、キナクドリン、パーマネントレッド4R、フタロシ
アニンブルー等の有機系顔料、あるいは塗料、アルミニ
ウム、真鍮等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基
性炭酸亜鉛等の箔粉からなる真珠光沢顔料などを用いる
ことができる。
柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、カーボンブ
ラック等の無機顔料、イソインドリン、ハンザイエロー
A、キナクドリン、パーマネントレッド4R、フタロシ
アニンブルー等の有機系顔料、あるいは塗料、アルミニ
ウム、真鍮等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基
性炭酸亜鉛等の箔粉からなる真珠光沢顔料などを用いる
ことができる。
【0038】トルマリン粉末や前記無機多孔質吸着剤お
よび亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物自体には、
通常自己支持性がない。従って、本発明に於いては、樹
脂層を構成するバインダー中に分散させた樹脂組成物を
インキや塗料の形に調製し、このものを基材上にコート
するのが好ましい。また該樹脂層の厚みも消臭が十分に
行われるものであれば特に制限はないが、通常1〜20
0μmとする。
よび亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物自体には、
通常自己支持性がない。従って、本発明に於いては、樹
脂層を構成するバインダー中に分散させた樹脂組成物を
インキや塗料の形に調製し、このものを基材上にコート
するのが好ましい。また該樹脂層の厚みも消臭が十分に
行われるものであれば特に制限はないが、通常1〜20
0μmとする。
【0039】また、基材中に、トルマリン粉末及び前記
無機多孔質吸着剤若しくは亜鉛、鉄又は銅のいずれかの
金属酸化物を添加することもできる。例えば、基材がプ
ラスチックシート等の場合、基材シートを作製する際
に、シート材料中にトルマリン粉末及び前記無機多孔質
吸着剤若しくは亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物
を適宜添加、混合して基材シートを作製することができ
る。
無機多孔質吸着剤若しくは亜鉛、鉄又は銅のいずれかの
金属酸化物を添加することもできる。例えば、基材がプ
ラスチックシート等の場合、基材シートを作製する際
に、シート材料中にトルマリン粉末及び前記無機多孔質
吸着剤若しくは亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物
を適宜添加、混合して基材シートを作製することができ
る。
【0040】前記バインダーとなる樹脂としては、特に
制限はないが、環境衛生上、ハウスシックの問題からノ
ンホルムアルデヒドタイプを使用することが望ましい。
制限はないが、環境衛生上、ハウスシックの問題からノ
ンホルムアルデヒドタイプを使用することが望ましい。
【0041】樹脂層は、従来はポリ塩化ビニル樹脂を使
用して形成する例が大半であったが、近年ではポリ塩化
ビニル樹脂のペースト塗工に使用する有機溶剤や、焼却
時に発生する塩化水素ガスによる環境汚染の問題から、
塩素を含有しないアクリル系樹脂やポリオレフィン系樹
脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹
脂、シリコン樹脂、弗素樹脂等が好ましく用いられる。
用して形成する例が大半であったが、近年ではポリ塩化
ビニル樹脂のペースト塗工に使用する有機溶剤や、焼却
時に発生する塩化水素ガスによる環境汚染の問題から、
塩素を含有しないアクリル系樹脂やポリオレフィン系樹
脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹
脂、シリコン樹脂、弗素樹脂等が好ましく用いられる。
【0042】本発明の樹脂組成物は、環境汚染及び作業
環境上の観点から、これらの樹脂をエマルジョン、より
好ましくは、有機溶剤を含有しない水性エマルジョンの
形で調製し、用いる。
環境上の観点から、これらの樹脂をエマルジョン、より
好ましくは、有機溶剤を含有しない水性エマルジョンの
形で調製し、用いる。
【0043】アクリル樹脂としては、例えば、ポリ(メ
タ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチ
ル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポリ(メタ)ア
クリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)
アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリ
ル酸メチル共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸メ
チル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステルを含む単
独重合体又は共重合体を挙げることができる。なお、こ
こで(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタアクリル
を意味する。
タ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチ
ル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポリ(メタ)ア
クリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)
アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリ
ル酸メチル共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸メ
チル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステルを含む単
独重合体又は共重合体を挙げることができる。なお、こ
こで(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタアクリル
を意味する。
【0044】ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、
オレフィン系熱可塑性エラストマーや非エラストマーオ
レフィン系樹脂等が挙げられる。具体的には、ポリエチ
レン(高密度、中密度、低密度)、ポリプロピレン、ポ
リメチルペンテン、エチレン−プロピレン共重合体、エ
チレン−プロピレン−ブテン−1−共重合体、アイオノ
マー等の結晶質の非エラストマーポリオレフィン系樹
脂、あるいはオレフィン系熱可塑性エラストマーが用い
られる。これらの内、化粧シートの成形加工適性の点か
らは、オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂が特に好
ましい。
オレフィン系熱可塑性エラストマーや非エラストマーオ
レフィン系樹脂等が挙げられる。具体的には、ポリエチ
レン(高密度、中密度、低密度)、ポリプロピレン、ポ
リメチルペンテン、エチレン−プロピレン共重合体、エ
チレン−プロピレン−ブテン−1−共重合体、アイオノ
マー等の結晶質の非エラストマーポリオレフィン系樹
脂、あるいはオレフィン系熱可塑性エラストマーが用い
られる。これらの内、化粧シートの成形加工適性の点か
らは、オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂が特に好
ましい。
【0045】オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂
は、ソフトセグメントとなるエラストマーと、ハードセ
グメントとなる非エラストマーオレフィン系樹脂とから
なる複合材料の熱可塑性エラストマーであり、例えば、
下記のものがある。 (1)ソフトセグメントとしてのエラストマーとハード
セグメントとしての結晶質の非エラストマーオレフィン
系樹脂との単純ブレンド。 (2)エラストマーと非エラストマーオレフィン系樹脂
とを部分的に架橋させて複合化した架橋タイプ。 (3)エラストマーを架橋させて、それを非エラストマ
ーオレフィン系樹脂に分散させたタイプ。
は、ソフトセグメントとなるエラストマーと、ハードセ
グメントとなる非エラストマーオレフィン系樹脂とから
なる複合材料の熱可塑性エラストマーであり、例えば、
下記のものがある。 (1)ソフトセグメントとしてのエラストマーとハード
セグメントとしての結晶質の非エラストマーオレフィン
系樹脂との単純ブレンド。 (2)エラストマーと非エラストマーオレフィン系樹脂
とを部分的に架橋させて複合化した架橋タイプ。 (3)エラストマーを架橋させて、それを非エラストマ
ーオレフィン系樹脂に分散させたタイプ。
【0046】これらの非エラストマーオレフィン系樹脂
としては、前記に列挙したものが用いられ得るが、特に
高密度ポリエチレン又はポリプロピレン(特に、アタク
チック型)が好ましい。
としては、前記に列挙したものが用いられ得るが、特に
高密度ポリエチレン又はポリプロピレン(特に、アタク
チック型)が好ましい。
【0047】なお、これらポリオレフィン系樹脂に柔軟
性、耐衝撃性、易接着性を付与するためにジエン系ゴ
ム、水素添加ジエン系ゴム、オレフィン系エラストマー
等のエラストマー(ゴム類)を添加することもできる。
性、耐衝撃性、易接着性を付与するためにジエン系ゴ
ム、水素添加ジエン系ゴム、オレフィン系エラストマー
等のエラストマー(ゴム類)を添加することもできる。
【0048】ビニル系樹脂としては、例えば、酢酸ビニ
ル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール、ポリビニルエーテル等が挙
げられる。
ル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール、ポリビニルエーテル等が挙
げられる。
【0049】ウレタン系樹脂としては、ポリオール(主
剤)とイソシアネート(硬化剤)から形成される熱可塑
性ウレタン樹脂、1液硬化型ウレタン樹脂及び2液硬化
型ウレタン樹脂を挙げることができる。前記ポリオール
としては、分子中に2個以上の水酸基を有するもので、
例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、アクリルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオ
ール等がある。また、イソシアネートとしては分子中に
2個以上のイソシアネート基を有する多価イソシアネー
トが好ましく、例えば、2,4−トリレンジイソシアネ
ート、キシレンジイソシアネート、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート等の芳香族イソシアネート類、
ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、水素添加トリレンジイソシアネート等の脂肪
族(乃至は脂環族)イソシアネートを挙げることができ
る。
剤)とイソシアネート(硬化剤)から形成される熱可塑
性ウレタン樹脂、1液硬化型ウレタン樹脂及び2液硬化
型ウレタン樹脂を挙げることができる。前記ポリオール
としては、分子中に2個以上の水酸基を有するもので、
例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、アクリルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオ
ール等がある。また、イソシアネートとしては分子中に
2個以上のイソシアネート基を有する多価イソシアネー
トが好ましく、例えば、2,4−トリレンジイソシアネ
ート、キシレンジイソシアネート、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート等の芳香族イソシアネート類、
ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、水素添加トリレンジイソシアネート等の脂肪
族(乃至は脂環族)イソシアネートを挙げることができ
る。
【0050】上記の樹脂をより具体的に製品名で示す
と、リカボンドET83(アクリルスチレン共重合
体)、リカボンドET84(アクリル共重合体)、アク
アテックスMC−3800(エチレン酢酸ビニル共重合
体)、アクアテックスMC−3500(エチレン酢酸ビ
ニル共重合体)、アクアテックスMA−20(エチレン
系3元共重合体)、(以上中央理化工業社製の商品
名)。または、KM2002T(シリコーン樹脂)(信
越化学工業の商品名)などを好ましく用いることができ
る。
と、リカボンドET83(アクリルスチレン共重合
体)、リカボンドET84(アクリル共重合体)、アク
アテックスMC−3800(エチレン酢酸ビニル共重合
体)、アクアテックスMC−3500(エチレン酢酸ビ
ニル共重合体)、アクアテックスMA−20(エチレン
系3元共重合体)、(以上中央理化工業社製の商品
名)。または、KM2002T(シリコーン樹脂)(信
越化学工業の商品名)などを好ましく用いることができ
る。
【0051】本発明の建築内装部材の構成は特に限定さ
れるものではないが、例えば、図1(a)に示すよう
な、着色顔料2により着色された基材1上に、樹脂層3
を有するタイプ、図1(b)に示すような、基材1上に
樹脂層3を設け、裏面にプライマー層4を介して装飾層
5を形成したタイプ、図1(c)に示す、樹脂層3の表
面にエンボス加工により凹凸を形成し、凹部にワイピン
グインキ6を充填したタイプ、図2(d)に示すよう
に、基材1と表面にエンボス加工が施された樹脂層の間
にプライマー層4を設けて層間密着性を高めたタイプ、
図2(e)に示すように、帯電防止層7を形成するタイ
プ等がある。本発明の建築内装部材は、表面に露出する
層、即ちこれらに図示の構成で云うと樹脂層3又は装飾
層5の少なくともいずれかの層にトルマリン粒子及びこ
れに添加する成分としての無機多孔質吸着剤、又は特定
の金属酸化物のいずれかを含有しているのが好ましい。
れるものではないが、例えば、図1(a)に示すよう
な、着色顔料2により着色された基材1上に、樹脂層3
を有するタイプ、図1(b)に示すような、基材1上に
樹脂層3を設け、裏面にプライマー層4を介して装飾層
5を形成したタイプ、図1(c)に示す、樹脂層3の表
面にエンボス加工により凹凸を形成し、凹部にワイピン
グインキ6を充填したタイプ、図2(d)に示すよう
に、基材1と表面にエンボス加工が施された樹脂層の間
にプライマー層4を設けて層間密着性を高めたタイプ、
図2(e)に示すように、帯電防止層7を形成するタイ
プ等がある。本発明の建築内装部材は、表面に露出する
層、即ちこれらに図示の構成で云うと樹脂層3又は装飾
層5の少なくともいずれかの層にトルマリン粒子及びこ
れに添加する成分としての無機多孔質吸着剤、又は特定
の金属酸化物のいずれかを含有しているのが好ましい。
【0052】本発明の建築内装部材を構成する基材とし
ては、特に限定はない。例えば、以下のものが挙げられ
る。
ては、特に限定はない。例えば、以下のものが挙げられ
る。
【0053】薄葉紙、クラフト紙、リンター紙、和紙、
石膏ボード紙、紙にポリ塩化ビニルをゾル塗工あるいは
ドライラミネートしたいわゆるビニル壁紙原反等の建築
印刷用紙類、上質紙、コート紙、アート紙、硫酸紙、グ
ラシン紙、パーチメント紙、パラフィン紙等の紙類、硝
子繊維、チタン酸カリウム繊維、アルミナ繊維、シリカ
繊維、炭素繊維等の無機質繊維、ポリエステル、ビニロ
ン等の有機樹脂繊維等を用いた織布又は不織布等の紙類
似繊維質シート。
石膏ボード紙、紙にポリ塩化ビニルをゾル塗工あるいは
ドライラミネートしたいわゆるビニル壁紙原反等の建築
印刷用紙類、上質紙、コート紙、アート紙、硫酸紙、グ
ラシン紙、パーチメント紙、パラフィン紙等の紙類、硝
子繊維、チタン酸カリウム繊維、アルミナ繊維、シリカ
繊維、炭素繊維等の無機質繊維、ポリエステル、ビニロ
ン等の有機樹脂繊維等を用いた織布又は不織布等の紙類
似繊維質シート。
【0054】アルミニウム、鉄、ステンレス鋼、銅等の
金属箔、杉、檜、樫、ラワン、チーク等各種樹木からな
る木材単板、木材合板、パーチクルボード、MDF(中
密度繊維板)等の木質板、石膏板、石膏スラグ等の石膏
系板、珪酸カルシウム板等の珪酸カルシウム系板、軽量
発泡コンクリート板、中空押出セメント板、パルプセメ
ント板、木片セメント板、硝子繊維強化コンクリート板
等のセメント系板、陶器、磁器、せっ器、土器、硝子、
ホウロウ等のセラミックス板、鉄板、亜鉛メッキ鋼板、
ポリ塩化ビニルゾル塗工鋼板、アルミニウム板、銅版等
の金属板。
金属箔、杉、檜、樫、ラワン、チーク等各種樹木からな
る木材単板、木材合板、パーチクルボード、MDF(中
密度繊維板)等の木質板、石膏板、石膏スラグ等の石膏
系板、珪酸カルシウム板等の珪酸カルシウム系板、軽量
発泡コンクリート板、中空押出セメント板、パルプセメ
ント板、木片セメント板、硝子繊維強化コンクリート板
等のセメント系板、陶器、磁器、せっ器、土器、硝子、
ホウロウ等のセラミックス板、鉄板、亜鉛メッキ鋼板、
ポリ塩化ビニルゾル塗工鋼板、アルミニウム板、銅版等
の金属板。
【0055】ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコー
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニル
アルコール共重合体等のビニル系樹脂、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ
ステル樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メ
タ)アクリル酸エチル等のアクリル樹脂、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体
(ABS)、三酢酸セルロース、ポリカーボネート等の
熱可塑性樹脂シート又は板、フェノール樹脂、尿素樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂シート又は板、フ
ェノール樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウ
レタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂等の樹脂を、硝子繊維不織布、布帛、紙、
その他各種繊維質基材に含浸硬化して複合化したいわゆ
るFRP板。
レフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコー
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニル
アルコール共重合体等のビニル系樹脂、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ
ステル樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メ
タ)アクリル酸エチル等のアクリル樹脂、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体
(ABS)、三酢酸セルロース、ポリカーボネート等の
熱可塑性樹脂シート又は板、フェノール樹脂、尿素樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂シート又は板、フ
ェノール樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウ
レタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂等の樹脂を、硝子繊維不織布、布帛、紙、
その他各種繊維質基材に含浸硬化して複合化したいわゆ
るFRP板。
【0056】並びに、上記各種基材の2種以上を接着乃
至は熱融着等の公知の手段により積層した複合基材を用
いることができる。なお、基材の大きさ、厚みには特に
制限はなく、目的、用途に応じて適宜選択採用すること
ができる。
至は熱融着等の公知の手段により積層した複合基材を用
いることができる。なお、基材の大きさ、厚みには特に
制限はなく、目的、用途に応じて適宜選択採用すること
ができる。
【0057】本発明の建築内装部材は上記基材の上に、
樹脂バインダー、トルマリン粉末及び前記無機多孔質吸
着剤若しくは亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物を
含有する樹脂組成物からなる樹脂層を有する。
樹脂バインダー、トルマリン粉末及び前記無機多孔質吸
着剤若しくは亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属酸化物を
含有する樹脂組成物からなる樹脂層を有する。
【0058】樹脂層を形成する方法としては、例えば、
水系等のエマルジョンに混合した物を基材に塗工・乾燥
するものがある。この方法によれば、加工時に溶剤など
有害物質が発生しなく、環境保護及び作業環境上好まし
い。また、製造コスト、加工性等を考慮して、本発明の
樹脂組成物の基材上への塗布量(乾燥時)は、0.01
〜20g/m2 程度が望ましい。
水系等のエマルジョンに混合した物を基材に塗工・乾燥
するものがある。この方法によれば、加工時に溶剤など
有害物質が発生しなく、環境保護及び作業環境上好まし
い。また、製造コスト、加工性等を考慮して、本発明の
樹脂組成物の基材上への塗布量(乾燥時)は、0.01
〜20g/m2 程度が望ましい。
【0059】また、本発明の建築内装部材においては、
前記基材上で前記樹脂層の下に、例えば、アルミニウ
ム、クロム、ニッケル、銀、銅等の導電性材料からなる
導電フィラー等の帯電防止剤を樹脂中に含有する帯電防
止層を形成することも好ましい。前記帯電防止層は、上
記樹脂層の場合と同様に形成することができる。
前記基材上で前記樹脂層の下に、例えば、アルミニウ
ム、クロム、ニッケル、銀、銅等の導電性材料からなる
導電フィラー等の帯電防止剤を樹脂中に含有する帯電防
止層を形成することも好ましい。前記帯電防止層は、上
記樹脂層の場合と同様に形成することができる。
【0060】さらに、本発明の建築内装材料には、装飾
を目的として意匠性を付与するために、装飾層を設ける
こともできる。装飾層は、基材又は樹脂層のいずれか一
方、あるいは両方に形成することができる。装飾処理と
しては、模様印刷、エンボス加工(加熱プレス)、ヘア
ライン加工等による凹凸模様賦形等のいずれであっても
よい。さらに、凹凸模様の凹部に公知のワイピング法に
よって、着色インキを充填することもできる(ワイピン
グ加工)。また、ワイピング加工等の場合には、さらに
その上層に表面保護層を設けることができる。表面保護
層は、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等
の透明な樹脂を、グラビアコート、ナイフコート、エア
ーナイフ等の方法で塗工し、形成することができる。表
面保護層を設ける場合には、最表面層にも、トルマリン
及びこれに添加する成分としての無機多孔質吸着剤又は
特定の金属酸化物を含有することが好ましい。
を目的として意匠性を付与するために、装飾層を設ける
こともできる。装飾層は、基材又は樹脂層のいずれか一
方、あるいは両方に形成することができる。装飾処理と
しては、模様印刷、エンボス加工(加熱プレス)、ヘア
ライン加工等による凹凸模様賦形等のいずれであっても
よい。さらに、凹凸模様の凹部に公知のワイピング法に
よって、着色インキを充填することもできる(ワイピン
グ加工)。また、ワイピング加工等の場合には、さらに
その上層に表面保護層を設けることができる。表面保護
層は、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等
の透明な樹脂を、グラビアコート、ナイフコート、エア
ーナイフ等の方法で塗工し、形成することができる。表
面保護層を設ける場合には、最表面層にも、トルマリン
及びこれに添加する成分としての無機多孔質吸着剤又は
特定の金属酸化物を含有することが好ましい。
【0061】本発明の建築内装部材としては、例えば、
家屋の床、壁、天井等の内装材、手摺り、扉、扉枠、窓
枠、家具、自動車、電車、航空機、船舶等の各種内装品
等に用いることができる壁紙、化粧シート、化粧板等が
ある。
家屋の床、壁、天井等の内装材、手摺り、扉、扉枠、窓
枠、家具、自動車、電車、航空機、船舶等の各種内装品
等に用いることができる壁紙、化粧シート、化粧板等が
ある。
【0062】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお実施例中の各項目の評価は次の方法によって行
った。
る。なお実施例中の各項目の評価は次の方法によって行
った。
【0063】実施例1 2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム1’上に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジ
ル産)25重量部とゼオライト系金属酸化物の多孔質吸
着剤(平均粒径5μm,セラモンドOPS−3:大和化
学社の商品名))20重量部、アクリル共重合体系エマ
ルジョンバインダー(リカボンドET−84:中央理化
社の商品名)50重量部を、水とメタノール混合溶媒
(1:1)に分散させた分散液を塗布したのち、120
℃で1分間乾燥して塗布量2g/m 2 の樹脂層3’を形
成して、図3(a)に示す本発明の建築内装部材を得
た。
ム1’上に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジ
ル産)25重量部とゼオライト系金属酸化物の多孔質吸
着剤(平均粒径5μm,セラモンドOPS−3:大和化
学社の商品名))20重量部、アクリル共重合体系エマ
ルジョンバインダー(リカボンドET−84:中央理化
社の商品名)50重量部を、水とメタノール混合溶媒
(1:1)に分散させた分散液を塗布したのち、120
℃で1分間乾燥して塗布量2g/m 2 の樹脂層3’を形
成して、図3(a)に示す本発明の建築内装部材を得
た。
【0064】実施例2 2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム1’上に、帯電防止剤(バイトロン:バイエル社の商
品名)をコーティングし、1g/m2 の塗布量の帯電防
止層7を形成した。このときの表面抵抗値は1×1010
Ω/□であった。
ム1’上に、帯電防止剤(バイトロン:バイエル社の商
品名)をコーティングし、1g/m2 の塗布量の帯電防
止層7を形成した。このときの表面抵抗値は1×1010
Ω/□であった。
【0065】次いで、該帯電防止層7の上に、トルマリ
ン粉末(平均粒径5μm,ブラジル産)25重量部とゼ
オライト系金属酸化物の無機多孔質吸着剤(平均粒径5
μm,セラモントOPS3:大和化学社の商品名))2
0重量部、アクリル共重合体系エマルジョンバインダー
(リカボンドET−84:中央理化社の商品名)50重
量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)に分散させ
た分散液を塗布したのち、120℃で1分間乾燥して、
塗布量2g/m2 の樹脂層3’を形成して、図3(b)
に示す本発明のプラスチックシートを得た。
ン粉末(平均粒径5μm,ブラジル産)25重量部とゼ
オライト系金属酸化物の無機多孔質吸着剤(平均粒径5
μm,セラモントOPS3:大和化学社の商品名))2
0重量部、アクリル共重合体系エマルジョンバインダー
(リカボンドET−84:中央理化社の商品名)50重
量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)に分散させ
た分散液を塗布したのち、120℃で1分間乾燥して、
塗布量2g/m2 の樹脂層3’を形成して、図3(b)
に示す本発明のプラスチックシートを得た。
【0066】実施例3 2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム1’上に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジ
ル産)25重量部と過酸化亜鉛粉末(ZnO6)(ライ
オナイト:長島特殊塗料(株)の商品名、固形分30w
t%)粉末6重量部、アクリル共重合体系エマルジョン
バインダー(リカボンドET−84:中央理化社の商品
名)50重量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)
に分散させた分散液を塗布したのち、120℃で1分間
乾燥して塗布量2g/m2 の樹脂層3’を形成して、図
3(a)に示すのと同じ層構造を有する本発明の建築内
装部材を得た。
ム1’上に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジ
ル産)25重量部と過酸化亜鉛粉末(ZnO6)(ライ
オナイト:長島特殊塗料(株)の商品名、固形分30w
t%)粉末6重量部、アクリル共重合体系エマルジョン
バインダー(リカボンドET−84:中央理化社の商品
名)50重量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)
に分散させた分散液を塗布したのち、120℃で1分間
乾燥して塗布量2g/m2 の樹脂層3’を形成して、図
3(a)に示すのと同じ層構造を有する本発明の建築内
装部材を得た。
【0067】実施例4 2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム1’上に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジ
ル産)25重量部と鉄酸化物を主剤とする粉末(エフニ
カ:南妻エフニカ(株)の商品名、固形分10wt%)
20重量部、アクリル共重合体系エマルジョンバインダ
ー(リカボンドET−84:中央理化社の商品名)50
重量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)に分散さ
せた分散液を塗布したのち、120℃で1分間乾燥して
塗布量2g/m2 の樹脂層3’を形成して、図3(a)
に示すのと同じ層構造を有する本発明の建築内装部材を
得た。
ム1’上に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジ
ル産)25重量部と鉄酸化物を主剤とする粉末(エフニ
カ:南妻エフニカ(株)の商品名、固形分10wt%)
20重量部、アクリル共重合体系エマルジョンバインダ
ー(リカボンドET−84:中央理化社の商品名)50
重量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)に分散さ
せた分散液を塗布したのち、120℃で1分間乾燥して
塗布量2g/m2 の樹脂層3’を形成して、図3(a)
に示すのと同じ層構造を有する本発明の建築内装部材を
得た。
【0068】実施例5 2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム1’上に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジ
ル産)25重量部と銅酸化物を主剤とする粉末(アトミ
ーボールTAC:触媒化成(株)の商品名、固形分3w
t%)50重量部、アクリル共重合体系エマルジョンバ
インダー(リカボンドET−84:中央理化社の商品
名)50重量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)
に分散させた分散液を塗布したのち、120℃で1分間
乾燥して塗布量2g/m2 の樹脂層3’を形成して、図
3(a)に示すのと同じ層構造を有する本発明の建築内
装部材を得た。
ム1’上に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジ
ル産)25重量部と銅酸化物を主剤とする粉末(アトミ
ーボールTAC:触媒化成(株)の商品名、固形分3w
t%)50重量部、アクリル共重合体系エマルジョンバ
インダー(リカボンドET−84:中央理化社の商品
名)50重量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)
に分散させた分散液を塗布したのち、120℃で1分間
乾燥して塗布量2g/m2 の樹脂層3’を形成して、図
3(a)に示すのと同じ層構造を有する本発明の建築内
装部材を得た。
【0069】比較例1 2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム1’に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジル
産)25重量部と、アクリル共重合体系エマルジョンバ
インダー(リカボンドET−84:中央理化社の商品
名)50重量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)
に分散させた分散液を塗布量2g/m2 で塗布したの
ち、120℃で1分間乾燥して、図3(a)に示すのと
同様な構造のプラスチックシートを得た。
ム1’に、トルマリン粉末(平均粒径5μm,ブラジル
産)25重量部と、アクリル共重合体系エマルジョンバ
インダー(リカボンドET−84:中央理化社の商品
名)50重量部を、水とメタノール混合溶媒(1:1)
に分散させた分散液を塗布量2g/m2 で塗布したの
ち、120℃で1分間乾燥して、図3(a)に示すのと
同様な構造のプラスチックシートを得た。
【0070】比較例2 トルマリンを含まない以外は、実施例3と同様のプラス
チックシートを作製した。
チックシートを作製した。
【0071】比較例3 トルマリンを含まない以外は、実施例4と同様のプラス
チックシートを作製した。
チックシートを作製した。
【0072】比較例4 トルマリンを含まない以外は、実施例5と同様のプラス
チックシートを作製した。
チックシートを作製した。
【0073】比較例5 2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ムを所定の大きさに切り取り、比較例2のプラスチック
シートとした。
ムを所定の大きさに切り取り、比較例2のプラスチック
シートとした。
【0074】各種機能評価試験 次に、上記実施例1〜5及び比較例1〜5で得たプラス
チックシートを10cm×10cmに切り取り、これを
サンプルとして用いて、以下のような機能評価試験を行
った。第1表に示す評価結果は、各試験とも、消臭率
(%)=〔3時間経過した後の濃度/初期の濃度〕×1
00で表した。以下の各試験結果を、下記第1表にまと
めて示す。
チックシートを10cm×10cmに切り取り、これを
サンプルとして用いて、以下のような機能評価試験を行
った。第1表に示す評価結果は、各試験とも、消臭率
(%)=〔3時間経過した後の濃度/初期の濃度〕×1
00で表した。以下の各試験結果を、下記第1表にまと
めて示す。
【0075】(1)アンモニアの消臭性能:予め上記実
施例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを5リッ
トルのテドラーバックに入れたものを準備し、これを真
空にしたあとアンモニア500ppmの気体を600c
c該バックに注入し、バックごとに3時間後の濃度を北
川式ガス検知管で測定した。
施例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを5リッ
トルのテドラーバックに入れたものを準備し、これを真
空にしたあとアンモニア500ppmの気体を600c
c該バックに注入し、バックごとに3時間後の濃度を北
川式ガス検知管で測定した。
【0076】(2)酢酸の消臭性能試験:予め上記実施
例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを5リット
ルのテドラーバックに入れたものを準備し、これを真空
にしたあと酢酸40ppmの気体を600cc該バック
に注入し、各バック内の3時間経過後の濃度を北川式ガ
ス検知管で測定した。
例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを5リット
ルのテドラーバックに入れたものを準備し、これを真空
にしたあと酢酸40ppmの気体を600cc該バック
に注入し、各バック内の3時間経過後の濃度を北川式ガ
ス検知管で測定した。
【0077】(3)ピリジンの消臭性能試験:予め上記
実施例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを5リ
ットルのテドラーバックに入れたものを準備し、これを
真空にしたあとピリジン10ppmの気体を600cc
該バックに注入し、各バックごとに、3時間経過後の濃
度を北川式ガス検知管で測定した。
実施例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを5リ
ットルのテドラーバックに入れたものを準備し、これを
真空にしたあとピリジン10ppmの気体を600cc
該バックに注入し、各バックごとに、3時間経過後の濃
度を北川式ガス検知管で測定した。
【0078】(4)トルエンの消臭性能試験:予め上記
実施例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを5リ
ットルのテドラーバックに入れたものを準備し、これを
真空にしたあとトルエン50ppmの気体を600cc
該バックに注入し、各バックごとに、3時間経過後の濃
度を北川式ガス検知管で測定した。
実施例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを5リ
ットルのテドラーバックに入れたものを準備し、これを
真空にしたあとトルエン50ppmの気体を600cc
該バックに注入し、各バックごとに、3時間経過後の濃
度を北川式ガス検知管で測定した。
【0079】
【表1】
【0080】表1から明らかなように、本実施例1〜5
のプラスチックシートは、比較例1〜5のプラスチック
シートに比して、優れた消臭性能を示すことが明らかに
なった。即ち、本実施例1〜5と比較例1とを比較する
と、実施例1,2,5のシートは、同量のトルマリン使
用量で試験した各臭気物質全てに対して、各比較例より
優れた消臭効果を有し、実施例3、実施例4は、トルマ
リンのみ使用の場合と比べて、アンモニア及びピリジン
について同等以上の消臭効果を、その他の臭気物質につ
いては同等の効果を有することがわかる。また、実施例
1と比較例1、実施例3と比較例2、実施例4と比較例
3、実施例5と比較例4とをそれぞれ比較すると、いず
れの実施例の場合も、トルマリンを添加することによっ
て無機多孔質吸着剤あるいは亜鉛、鉄又は銅のいずれか
の金属の酸化物のみを含有する比較例に比べて、格段に
優れた消臭効果を有することがわかる。
のプラスチックシートは、比較例1〜5のプラスチック
シートに比して、優れた消臭性能を示すことが明らかに
なった。即ち、本実施例1〜5と比較例1とを比較する
と、実施例1,2,5のシートは、同量のトルマリン使
用量で試験した各臭気物質全てに対して、各比較例より
優れた消臭効果を有し、実施例3、実施例4は、トルマ
リンのみ使用の場合と比べて、アンモニア及びピリジン
について同等以上の消臭効果を、その他の臭気物質につ
いては同等の効果を有することがわかる。また、実施例
1と比較例1、実施例3と比較例2、実施例4と比較例
3、実施例5と比較例4とをそれぞれ比較すると、いず
れの実施例の場合も、トルマリンを添加することによっ
て無機多孔質吸着剤あるいは亜鉛、鉄又は銅のいずれか
の金属の酸化物のみを含有する比較例に比べて、格段に
優れた消臭効果を有することがわかる。
【0081】(7)塵等の表面付着防止効果試験:上記
実施例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを屋外
に20日間放置し、目視観察により表面の汚れを調べ
た。その結果、上記実施例2のサンプルは、他のサンプ
ルに比して表面の汚れが少なかった。
実施例1〜5及び比較例1〜5で得た各サンプルを屋外
に20日間放置し、目視観察により表面の汚れを調べ
た。その結果、上記実施例2のサンプルは、他のサンプ
ルに比して表面の汚れが少なかった。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の建築内装
部材は、日光のあたらない室温等においても、優れた消
臭効果を発揮する。また、帯電防止層を有する場合に
は、優れた消臭効果に加え、表面への汚れ付着防止効果
も有する。
部材は、日光のあたらない室温等においても、優れた消
臭効果を発揮する。また、帯電防止層を有する場合に
は、優れた消臭効果に加え、表面への汚れ付着防止効果
も有する。
【図1】本発明の建築内装部材の一例の断面構造図であ
る。
る。
【図2】本発明の建築内装部材の一例の断面構造図であ
る。
る。
【図3】実施例で作製したプラスチックシートの断面構
造図である。
造図である。
【図4】特開平10−46479号公報に記載された壁
紙の断面構造図である。
紙の断面構造図である。
1…基材、1’…PETフィルム、1”…紙基材、2…
着色顔料、3,3”…樹脂層、3’…アクリル樹脂層、
4…プライマー層、5…装飾層、5”…絵柄印刷層、6
…ワイピングインキ、7…帯電防止層
着色顔料、3,3”…樹脂層、3’…アクリル樹脂層、
4…プライマー層、5…装飾層、5”…絵柄印刷層、6
…ワイピングインキ、7…帯電防止層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08L 33/06 C08L 33/06 Fターム(参考) 4F100 AA01A AA03A AA17A AA23A AA25A AK01A AK25 AK42 AL05A AS00A AT00B BA01 BA02 CA22A CA22C DE01A DJ00A EH46 EJ38 GB08 JC00 JD14A JM01 4J002 BB031 BB121 BB151 BB171 BC071 BE031 BE061 BF021 BG031 CK021 DA078 DA088 DA098 DA118 DE097 DE107 DE117 DJ006 DJ007 DJ037 DJ047 FD010 FD090 FD108 FD207 GL00
Claims (7)
- 【請求項1】樹脂バインダー、トルマリン粉末および無
機多孔質吸着剤を含有する樹脂組成物。 - 【請求項2】樹脂バインダー、トルマリン粉末、および
亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属の酸化物を含有する樹
脂組成物。 - 【請求項3】樹脂バインダー、トルマリン粉末、無機多
孔質吸着剤および帯電防止剤を含有する樹脂組成物。 - 【請求項4】樹脂バインダー、トルマリン粉末、亜鉛、
鉄若しくは銅のいずれかの金属の酸化物、および帯電防
止剤を含有する樹脂組成物。 - 【請求項5】基材上に、樹脂バインダー、トルマリン粉
末および無機多孔質吸着剤を含有する樹脂組成物からな
る樹脂層を有する建築内装部材。 - 【請求項6】基材上に、樹脂バインダー、トルマリン粉
末、および亜鉛、鉄又は銅のいずれかの金属の酸化物を
含有する樹脂組成物からなる樹脂層を有する建築内装部
材。 - 【請求項7】前記基材と前記樹脂層の間に、帯電防止剤
を含有する層をさらに有する請求項5または6記載の建
築内装部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16735498A JP2000001619A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 消臭機能を有する樹脂組成物及び建築内装部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16735498A JP2000001619A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 消臭機能を有する樹脂組成物及び建築内装部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000001619A true JP2000001619A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15848175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16735498A Pending JP2000001619A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 消臭機能を有する樹脂組成物及び建築内装部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000001619A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005255792A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Shinto Paint Co Ltd | 塗料組成物 |
KR100601784B1 (ko) * | 2002-07-19 | 2006-07-19 | 김화자 | 기능성 프라스틱 칩의 제조방법 |
JP2008095262A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Dynic Corp | 天然石微粉末または/および天然土微粉末を含有する紙用塗料 |
JP2008106584A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Daiwa House Ind Co Ltd | 表面材、表面材を備えた建築用壁材及びその製造方法 |
JP2008163285A (ja) * | 2006-12-29 | 2008-07-17 | Dong Yang Living Quest Co Ltd | 建築物仕上げ用ゲル組成物及びその製造方法 |
KR101133531B1 (ko) | 2011-10-25 | 2012-04-04 | (주)나라엔퍼스 | 내구성과 항균성이 개선된 로커 |
JP2017001895A (ja) * | 2015-06-04 | 2017-01-05 | ゲィリー ツァワーGarry Tsaur | 酸素及び酸素負イオンの供給機能を備えた通気性材質 |
CN110294936A (zh) * | 2018-03-23 | 2019-10-01 | 信越化学工业株式会社 | 加成固化型硅酮组合物、硅酮固化物及光半导体装置 |
CN110845821A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-28 | 安徽实友电力金具有限公司 | 一种用于智能家居的防尘型电子设备控制盒 |
JP2021030451A (ja) * | 2019-08-13 | 2021-03-01 | リンテック株式会社 | 内装用化粧シート |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP16735498A patent/JP2000001619A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100601784B1 (ko) * | 2002-07-19 | 2006-07-19 | 김화자 | 기능성 프라스틱 칩의 제조방법 |
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KR101133531B1 (ko) | 2011-10-25 | 2012-04-04 | (주)나라엔퍼스 | 내구성과 항균성이 개선된 로커 |
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JP2021030451A (ja) * | 2019-08-13 | 2021-03-01 | リンテック株式会社 | 内装用化粧シート |
JP7429505B2 (ja) | 2019-08-13 | 2024-02-08 | リンテック株式会社 | 内装用化粧シート |
CN110845821A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-28 | 安徽实友电力金具有限公司 | 一种用于智能家居的防尘型电子设备控制盒 |
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