JP2000037819A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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JP2000037819A
JP2000037819A JP10208192A JP20819298A JP2000037819A JP 2000037819 A JP2000037819 A JP 2000037819A JP 10208192 A JP10208192 A JP 10208192A JP 20819298 A JP20819298 A JP 20819298A JP 2000037819 A JP2000037819 A JP 2000037819A
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deodorant
layer
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deodorants
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JP10208192A
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Hironori Kamiyama
弘徳 上山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建築内装部材に、室内空気の清浄、空気のイオ
ン化、浄化、抗菌等の機能を付与するための、建築内装
部材の表面化粧材を提供する。 【解決手段】少なくとも2種の消臭剤層が、互いに同一
平面内で分離されて平面パターン化されている化粧材で
あって、前記平面パターンは、特定の1種の消臭塗膜か
ら構成される閉領域が複数種集合してなることを特徴と
する化粧材。ならびに、少なくとも2種の消臭塗膜が各
々独立して消臭層を形成し、かつ相互に積層されてなる
化粧材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧材に関し、特
に、種々の材質からなる建築内装部材の表面化粧材とし
て用いられる、消臭性能を有する化粧材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化粧材(壁材、床材、天井材)と
しては、紙または樹脂等の基材上に意匠性を付与するた
め、単に所望の絵柄を印刷したものが用いられていた。
近年、種々の機能が付与された化粧材が要求されてお
り、上記のように印刷が施されたものの他に、耐久性、
耐汚染性等をもたせるための表面処理がなされたものも
使用されている。あるいは、意匠性の付与を目的として
表面に凹凸加工を設けたものも使用されている。
【0003】また、基材上に絵柄印刷層を設け、その上
層に表面保護を目的として、透明または不透明の樹脂層
を設けたものもある。逆に、基材上に樹脂層を設け、そ
の上に絵柄印刷層を設けて強度を補強したものもある。
あるいは、建築内装部材を構成する樹脂層中に発泡剤を
添加して加熱発泡させたり、樹脂層上に発泡性インキを
用いて絵柄の印刷を行い、表面に凹凸模様を設けたもの
もある。
【0004】樹脂層上に設けられた絵柄印刷層の上層
に、さらに透明樹脂層(オーバーコート樹脂層)を積層
し、オーバーコート樹脂層の表面に凹凸のエンボス加工
を施して、立体感の付与あるいは艶調整が行われたもの
もある。以上のように、所望の意匠性を実現させる目的
で、種々の構成を有する、あるいは種々の加工が施され
た化粧材が用いられている。上記のような各種の化粧材
は、合板や集成材、パーティクルボード等の木質系材料
や、石膏ボード等の無機系材料、金属、合成樹脂等、種
々の材質からなる部材に貼着させて、建築内装部材とし
て広く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の化粧材におい
て、室内空気の消臭、あるいは空気のイオン化、浄化、
抗菌等の機能を有する化粧材としては、例えば、特開平
10−46479号公報記載の壁紙および壁部材があ
る。この壁紙は、紙基材上に、樹脂層と、絵柄印刷層と
を有する壁紙において、紙基材、樹脂層、絵柄印刷層の
少なくともいずれか1つの層に、トルマリン粉末が含有
されていることを特徴としている。
【0006】トルマリンはケイ酸塩鉱物であり、電荷の
自発分極性を有し、さらに、圧電効果や焦電気効果を示
す性質があり、有機物を分解し、消臭効果を示すことが
知られている。このためトルマリンは、抗菌または消臭
機能を有する材料として、近年注目されてきている。ま
た、特開平10−10033号公報記載の化粧シート
は、紙等のシート状基材上に絵柄印刷層および透明樹脂
層を、この順に形成してなり、これらの層のうちの少な
くとも1層にジシアンジアミド等の有機アミノ化合物等
からなるホルムアルデヒド捕捉剤を含有する。この化粧
シートは、木質合板から室内に放出されるホルムアルデ
ヒドを捕捉・除去する。特開平10−58588号公報
には、基材上に透明無機物層を介して透明アナターゼ型
二酸化チタン層を形成してなり、空気中に存在するホル
ムアルデヒド等の臭気成分を分解除去する化粧材が記載
されている。さらに、実用新案登録第3041803号
公報には、紙上に、トルマリンとアナターゼ型二酸化チ
タンの両方を混合添加してなる化粧材が開示されてい
る。これは、2種類混合した消臭剤により、アンモニ
ア、煙草臭等、広範囲の臭気を除去することを目的とし
たものである。
【0007】しかしながら、上記の実用新案登録第30
41803号公報記載の化粧材のように、消臭機能を有
する材料を均一に分散させて用いる化粧材においては、
2種以上の消臭剤を混在させると、消臭剤の組み合わせ
によっては、消臭剤の効果が低減することが判明した。
例えば、消臭剤として、光触媒であるアナターゼ型二酸
化チタンとヒドラジン化合物とを混合させて同一層内に
存在させると、光触媒の作用に伴い発生するイオンがヒ
ドラジン基を酸化させて、アルデヒド臭に対する消臭機
能が著しく減退する。
【0008】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、したがって、建築内装部材に室内空気の消
臭、空気のイオン化、浄化、抗菌等の機能が付与された
建築内装部材を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の化粧材は、少なくとも2種の消臭剤層が、
同一面内で平面パターン化されている化粧材であって、
前記平面パターンは、特定の1種の消臭剤層から構成さ
れる閉領域が複数種、平面内に集合してなり、前記1種
の消臭剤層は、1種の消臭剤または、互いに消臭効果を
低下させない2種以上の消臭剤を含有することを特徴と
する。また、上記の目的を達成するため、本発明の化粧
材は、少なくとも2種の消臭剤層が各々独立して消臭剤
層を形成し、かつ相互に積層されてなり、前記消臭剤層
は、1種の消臭剤または、互いに消臭効果を低下させな
い2種以上の消臭剤を含有することを特徴とする。
【0010】本発明の化粧材によれば、効果の異なる複
数の消臭剤を、同一平面内において、あるいは厚み方向
において、互いに分離・独立させて同一化粧材中に含有
させる。これにより、消臭剤の組み合わせによっては、
混合により消臭機能の低下が起こるのを解消することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の化粧材およびそ
の製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明
する。図1は、本発明の化粧材の実施形態の1例を示す
斜視図である。基材1上に、消臭層2が形成されてい
る。消臭層2は、消臭剤層aから構成される閉領域A
と、消臭剤層bから構成される閉領域Bとが格子模様を
形成するように配列されている。
【0012】以下に、消臭剤層の形成方法について説明
する。本発明の化粧材に使用することができる消臭剤と
しては、以下に詳細に説明するトルマリン、ヒドラジド
化合物、キトサン、光触媒、アルキルカルボン酸金属塩
等が挙げられるが、本発明の化粧材に使用できる消臭剤
は、これらに限定されるものではない。
【0013】(トルマリン)トルマリンは、一般式(N
a,Ca)(Al,Fe,Li,Mg,Mn)3 3
3 (AlSi2 3 3 (O,OH,F)4 で表され
るケイ酸塩鉱物であり、電荷の自発分極性を示すことか
ら、電気石とも呼ばれている。トルマリンにおいては、
外力による応力に対応してイオン結晶に誘電分極が生じ
る圧電効果や、結晶の一部を熱したとき表面に電荷が現
れる焦電気効果が確認されている。
【0014】上記のようなトルマリンの性質により、特
に遠赤外線を放出する材料が共存する条件下でトルマリ
ンが水や空気中の水蒸気に接すると、水が分解される。
水の分解により生じるヒドロキシルイオンの作用によ
り、あるいはトルマリンが直接作用することにより、有
機物を分解し、消臭効果を示すことが知られている。ト
ルマリンは通常、粒径0.1〜100μm程度の粒子
(粉末)を用いる。
【0015】(ヒドラジド化合物)本発明の化粧材に用
いられるヒドラジド化合物は、分子内にヒドラジン基
(−CONHNH2 −)を2個以上有する化合物であ
り、例えば、シュウ酸ジヒドラジド、マロン酸ジヒドラ
ジド、アジピン酸ジヒドラジド、コハク酸ジヒドラジ
ド、グルタル酸ジヒドラジド、ピメリン酸ジヒドラジ
ド、スベリン酸ジヒドラジド、アゼライン酸ジヒドラジ
ド、セバシン酸ジヒドラジド等の直鎖状ジヒドラジド化
合物、テレフタル酸ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒド
ラジド等の芳香族ヒドラジド化合物、ポリアクリル酸ヒ
ドラジド等のポリマー型のヒドラジド化合物が挙げられ
る。
【0016】環境問題の点からヒドラジド化合物として
は水溶性のヒドラジド化合物を用いることが好ましく、
特にアジピン酸ジヒドラジド、ポリアクリル酸ヒドラジ
ド等を単独あるいは組み合わせて用いることが好まし
い。本反応において、ヒドラジド化合物と反応して架橋
体を形成する多官能モノマーは、ヒドラジン基と反応す
る官能基を2個以上有する架橋剤であればよく、イソシ
アネート化合物やエポキシ化合物等が挙げられる。
【0017】(キトサン)本発明に用いるキトサンは、
グルコサミン単位を基本単位とする、アミノ基含有多糖
であり、カニ、エビ等の甲殻類の甲殻中に存在するキチ
ンを脱アセチル化して得られるものである。本発明の化
粧材には、脱アセチル化度70〜90%程度、分子量数
万〜100万程度の市販品のキトサンを用いることがで
きる。
【0018】キトサンがカルボキシル基と結合すること
により、カルボキシル基を含有する樹脂とキトサンのコ
ンプレックスが形成される。そのコンプレックスを水系
のエマルジョン樹脂等に混入させて、乾燥させることに
より、キトサンを樹脂中に固定化させる。
【0019】(光触媒)アナターゼ型の二酸化チタン
(以下、単に二酸化チタンとも呼称する)は、光励起さ
れることにより有機物を分解・酸化する作用をもつ。そ
の分解機構は以下のように考えられている。二酸化チタ
ンの吸収波長(<380nm)の光が照射されると、エ
ネルギーバンドにおける価電子帯の電子が伝導帯に励起
され、電子、正孔の対を生じる。
【0020】この電子は二酸化チタン近傍の水を還元
し、オゾンイオンまたは酸素ラジカルになる。一方、正
孔は二酸化チタン近傍の水を酸化して水素イオンまたは
ヒドロキシルラジカルを発生させる。特に、ここで生じ
た水素イオンの作用により、有機物が還元あるいは分解
され、他の物質に変換すると考えられている。
【0021】二酸化チタンの吸収波長をより長波長の可
視光領域(400〜700nm)とするため、ルテニウ
ム(4,4’−ジカルボキシル−2,2’−ビピリジ
ン)2(NCS)2 等の増感色素を用いてもよい。
【0022】また、この二酸化チタンを塗膜として形成
する場合、二酸化チタン粒子を結着するバインダーは、
二液硬化型ウレタン樹脂等の多官能樹脂と架橋剤を用い
るものをはじめ、シランカップリング剤を用いたゾルゲ
ル法の手法、多官能のアクリレートまたはメタクリレー
トあるいはエポキシ系の紫外(UV)、電子線(EB)
硬化型樹脂、アクリル樹脂、エマルジョン等、バインダ
ー自身が架橋等により不溶化するもの、フッ素樹脂、ケ
イ素樹脂等を用いることができる。
【0023】本発明の化粧材に用いることができるバイ
ンダーとしては、特に制限はないが、近年、盛んに懸念
されている環境に対する配慮から、水、アルコール等の
水系溶液に可溶なものが好ましい。また、この二酸化チ
タン層を壁紙等の化粧材に塗布した時、有機物からなる
基材を腐食する恐れがある場合には、特開平10−58
588号公報に記載されているように、シリカ蒸着膜等
の透明無機質層をブロッキング層として、下引き処理を
行ってもよい。
【0024】上記の二酸化チタンは、通常の悪臭の原因
物質となる有機物であれば、ほとんどのものを分解する
ことができる。二酸化チタンは本実施例においては単体
で用いられるが、二酸化チタンをベースとして他の消臭
機能を有する金属酸化物を担持させてもよい。
【0025】なお、アナターゼ型の二酸化チタンは、通
常の有機樹脂バインダーも分解・劣化させる性質がある
ため、アナターゼ型二酸化チタンを単体で樹脂に添加す
る場合には、二酸化チタンの光触媒作用で分解されない
バインダー樹脂、ないしは分解されにくいバインダー樹
脂、例えば、フッ素樹脂またはケイ素樹脂を用いる。
【0026】これら以外の樹脂に二酸化チタンを添加す
る場合は、アナターゼ型二酸化チタンをゼオライト、シ
リカゲル、多孔質シリカ、多孔質ガラス等の無機質から
なる透明な多孔質粒子中に担持させてもよい。これによ
り、二酸化チタンの光触媒作用によって、バインダー樹
脂が分解・劣化するのを防止することができる。
【0027】(金属酸化物)本発明の化粧材には、アル
ミニウム、マグネシウムおよび亜鉛塩等の複合物を焼成
させて形成されるゼオライトが用いられる。このゼオラ
イト中には必要に応じて、さらに、酸化鉄系、酸化亜鉛
系、酸化銅系等の、有機系低分子の分解を触媒する金属
酸化物を添加してもよい。ゼオライトは塩基性基と酸性
基の両方を有するため、塩基性の悪臭源あるいは悪臭源
分解物と、酸性の悪臭源あるいは悪臭源分解物の両方に
対して、吸着能を有する。
【0028】吸着された悪臭源あるいは悪臭源分解物
は、消臭剤粒子中の金属酸化物の作用により、徐々に分
解される。例えば、アンモニアは過酸化亜鉛等の金属酸
化物を触媒として、窒素と水に分解される。また、硫化
水素は金属酸化物を触媒として、金属硫化物に置換され
ながら水素を発生する。以上のような消臭機能をもつ物
質を1種類または2種類以上組み合わせて、化粧材に含
有させることにより、例えば、たばこの煙や染みついた
たばこ臭を消臭することができる。
【0029】(アルキルカルボン酸金属塩)本消臭剤
は、主に塩基性臭に対して有効であり、酸塩基の中和反
応により無臭化が起こると考えられている。本消臭剤の
アルキルはC1 〜C25の範囲であれば問題なく用いるこ
とができるが、特に、(CH3 CH2 CH2 COO)n
M(Mは金属を表す)の酪酸塩が安定性、消臭性能から
好適に用いられる。
【0030】上記の種々の消臭剤は、それぞれ個々に独
立して用いられている。これらの消臭剤を組み合わせて
用いる際には、組み合わせが不適切な場合、消臭効果が
著しく損なわれるおそれがある。例えば、光触媒とヒド
ラジン化合物を混合させて同一層内に存在させると、光
触媒の作用に伴い発生するイオンが、ヒドラジン基を酸
化させて、アルデヒド臭に対する消臭機能が著しく減退
する。本発明の化粧材においては、個々の消臭塗膜の効
果を発揮させるため、個々の消臭塗膜がそれぞれ独立し
た構造となっている。
【0031】本発明の化粧材において、同一塗膜上に上
記の消臭剤を2種以上混合し(以下、同一塗膜中に混合
された2種以上の消臭剤を1群の消臭剤と呼称す
る。)、かつ、同一化粧材に対して用いる複数の消臭剤
は、互いに効果を相殺し合わないものを1群の消臭剤と
して同一塗膜中に添加し、互いに効果を相殺し合うもの
同士は別群の消臭剤として別種の塗膜とし、そしてこれ
ら別種の塗膜は平面内あるいは厚さ方向において分離形
成する。ここで、複数の消臭剤を別々の2群に分けて用
いる場合には、以下の表に示す組み合わせとし、異なる
群の消臭剤は同一層内に共存させずに用いる。
【0032】
【表1】
【0033】あるいは、上記の消臭剤を3群に分けて用
いることもできる。a〜c群の3群に分ける場合、a群
をアナターゼ型二酸化チタン、b群をトルマリン、c群
をヒドラジド化合物とする。さらに、4群以上に分割し
て、それらの各群からなる化粧材を構成することもでき
る。
【0034】二酸化チタン、トルマリン、金属酸化物、
その他の消臭剤層自体に自己支持性がある場合には、消
臭剤単体で層形成してもよい。その場合には、真空蒸
着、スパッタリング等、公知の手法を用いる。また、自
己支持性がなく、層状に成形するのが困難な場合には、
前述したように、これら消臭剤をバインダーに分散させ
た塗料を塗工する。その場合、水系のエマルジョンに混
合させ、乾燥・固化させることが望ましい。これによ
り、有機溶剤を用いて成膜する場合に比較して、溶剤に
起因する有害物質の発生を抑制することができる。ま
た、有機溶剤を用いる場合には、近年、問題となってい
るハウスシックへの対策として、ノンホルムアルデヒド
タイプの有機溶剤を使用するのが好ましい。
【0035】上記の条件が満足されていれば、用いるエ
マルジョンは特に限定されないが、特に好ましく用いる
ことができるエマルジョンとしては、例えば、アクリル
樹脂、アクリル−スチレン共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、ポリエチレン樹脂、ポリフッ化ビニリデ
ン、シリコン樹脂等からなるエマルジョンが挙げられ
る。
【0036】具体的には、例えば、リカボンドET83
(アクリルスチレン共重合体)、リカボンドET84
(アクリル共重合体)、アクアテックスMC−3800
およびアクアテックスMC−3500(エチレン−酢酸
ビニル共重合体)、アクアテックスMA−20(エチレ
ン系三元共重合体)(以上、中央理化工業社製)や、K
M2002T(シリコーン樹脂)(信越化学工業社製)
等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
上記のような樹脂を、有機溶剤でなく水または水−アル
コール混合液に溶解あるいは分散させ、これを各消臭剤
の溶剤として用いる。
【0037】膜厚については、消臭機能が維持される範
囲で薄膜化することができる。消臭剤のコストを含む化
粧材の製造コストや、消臭剤含有層の加工性の観点か
ら、消臭剤を含有するエマルジョンの塗布量は、通常、
0.01〜20g/m2 程度とする。また、消臭剤の表
面積を拡張させ、消臭効率をより高くするために、消臭
剤と同一の層に発泡剤等を導入し、所定の温度に加熱す
ることにより発泡させてもよい。これにより、消臭剤が
外気に触れる表面積を増大させることができる。発泡剤
としては、アゾジカーボンアミド、オキシビスベンセン
スルホニルヒドラジド等の熱分解型発泡剤、アクリルや
ポリ塩化ビニリデン等の樹脂の球状被膜中に、ヘキサ
ン、ペンタン等の揮発性気体を封入したマイクロカプセ
ル型発泡剤等、公知のものを用いることができる。
【0038】本発明の化粧材においては、前述したa、
b群等の消臭剤層を相互に分離・独立させるための具体
的手段の1つとして、図3のように、異なる群(種)の
消臭剤層を厚さ方向に積層して形成する。各層の膜厚
は、通常、1〜200μm程度とし、積層する層数は、
2層(図3(A))、3層(図3(B))、4層(図3
(C))あるいはそれ以上とすることもできる。また、
各層は、図3(A)または図3(C)に示すように、2
種の消臭剤層のみからなるもの、あるいは、図3(B)
に示すように、3種類の異なる消臭剤層が積層されたも
の、あるいは4種以上の異なる消臭剤層が積層されたも
の(不図示)のいずれでもよい。
【0039】本発明の化粧材においては、各群(種)の
消臭剤を相互に分離・独立させるためのもう1つの手段
として、各消臭剤層を平面内において分離させて平面パ
ターン状とすることもできる。消臭剤が塗布された平面
パターンは図1、図2に示すように、複数種類の閉領域
の集合体からなり、各種類の閉領域内には1種の(また
は前述したように、互いに効果を低減させない、同一群
に含まれる)消臭剤が含有される。本発明の化粧材の平
面パターンは、図2(A)〜(C)に示すように、2種
類の閉領域からなるものであっても、また、図2(D)
〜(F)に示すように、3種類以上の閉領域からなるも
のであってもよい。上記のように、本発明の化粧材は、
相互に独立した消臭剤が何らかの形状で平面上にパター
ン化されており、良好な消臭機能を有する。
【0040】本発明の化粧材に、相互に独立する消臭剤
層を塗膜として形成するには、特に制限はないが、通常
の積層膜形成方法、例えば、バーコート法、グラビアコ
ート法、ロールコート法、スクリーン印刷等の方法、あ
るいはそれらの組み合わせで行うことができる。また、
平面パターン化する際には、印刷ロールの刷版を用い
て、多色刷りを行うのと同様の方法で、個々の消臭層の
印刷部位を特定して印刷を行えばよい。印刷法として
は、グラビア印刷、オフセット印刷、活版印刷、シルク
スクリーン印刷等、公知の手法が用いられる。各消臭塗
膜のパターンの大きさや形状については、特に制限はな
いが、10μm〜1mのラインまたは角程度であれば問
題なく、内装部材中に2種以上の閉領域が含まれる大き
さおよび形状とすればよい。なお、本発明の化粧材の用
途としては、例えば、壁、床、天井等の建築物の内装
材、箪笥等、家具の表面化粧材または内貼り材、扉、扉
枠、窓枠、手摺り等の建具、ないしは造作部材の表面
材、車輛、船舶、航空機等の乗物の内装材、箱等容器の
内装材等に用いることができる。
【0041】
【実施例】以下に、本発明の化粧材について、実施例を
用いて具体的に説明する。なお、実施例および比較例中
の各項目の評価は、次の方法で行った。 (アンモニアの消臭性能)所定の大きさ(10cm×1
0cm)に裁断された各実施例および比較例の化粧材フ
ィルムに、予め消臭剤を塗布して、5L(リットル)の
テドラーバックに入れておく。このテドラーバックを真
空にした後、500ppmのアンモニアを含有する気体
を600cc、上記のテドラーバックに注入する。3時
間経過後のアンモニア濃度を、バック毎に、北川式ガス
検知管を用いて測定し、残臭率(3時間後の濃度/初期
の濃度、単位%)を算出する。
【0042】(酢酸の消臭性能)所定の大きさ(10c
m×10cm)に裁断された各実施例および比較例の化
粧材フィルムに、予め消臭剤を塗布して、5Lのテドラ
ーバックに入れておく。このテドラーバックを真空にし
た後、40ppmの酢酸を含有する気体を600cc、
上記のテドラーバックに注入する。3時間経過後の酢酸
濃度を、バック毎に、北川式ガス検知管を用いて測定
し、残臭率(3時間後の濃度/初期の濃度、単位%)を
算出する。
【0043】(アセトアルデヒドの消臭性能)所定の大
きさ(10cm×10cm)に裁断された各実施例およ
び比較例の化粧材フィルムに、予め消臭剤を塗布して、
5Lのテドラーバックに入れておく。このテドラーバッ
クを真空にした後、50ppmのアセトアルデヒドを含
有する気体を600cc、上記のテドラーバックに注入
する。3時間経過後のアセトアルデヒド濃度を、バック
毎に、北川式ガス検知管を用いて測定し、残臭率(3時
間後の濃度/初期の濃度、単位%)を算出する。
【0044】各消臭剤層の形成は、多層積層の場合はバ
ーコート法、同一平面上にパターン化する場合はスクリ
ーン印刷で120本/inchメッシュを用いて行っ
た。成膜後、上記の方法で消臭性能の評価を行った。
【0045】(実施例1)2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルムにトルマリンインキ(I:
後述)をスクリーン印刷し、120℃で1分間乾燥さ
せ、トルマリンインキIの層からなる閉領域Aを得た。
次に、同一のPETフィルムに、閉領域Aと重ならない
ように、金属酸化物インキ(II:後述)を用いて再度
スクリーン印刷を行う。120℃で1分間乾燥させ、金
属酸化物インキIIからなる閉領域Bを得た。
【0046】なお、印刷した平面パターンは図2(A)
に示すような正方格子であり、1辺のサイズは5mmと
した。消臭塗膜の塗布量はトルマリンインキIおよび金
属酸化物インキIIともに、各0.3g/m2 とし、総
塗布量は0.6g/m2 とした。平面パターンが形成さ
れたPETフィルムを、所定の大きさ(10cm×10
cm)に裁断し、消臭性能の評価を行った。評価結果を
表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】上記の構成と同様の消臭塗膜を、PETフ
ィルムの代わりにポリ塩化ビニルからなる壁紙の上層に
形成して、室内空間で評価を行ったところ、PETフィ
ルムを用いたモデル試験と同様に、良好な空気清浄を行
うことができた。
【0049】 (トルマリンインキI) トルマリンパウダー(ブラジル産) 平均粒径1μm 25重量部 遠赤外線放射消臭抗菌剤(ゼオライト系金属酸化物の多孔質吸着剤 平均粒径 5μm) セラモンド OPS−3 (大和化学社製:固形分10%) 20重量部 アクリル共重合体系エマルジョンバインダー リカボンドET−84 (中央理化社製:固形分50%) 50重量部
【0050】 (金属酸化物インキII) ザオバタックスーパーCP (大和化学社製:固形分10%) 50重量部 アクリル共重合体系エマルジョンバインダー リカボンドET−84 (中央理化社製:固形分50%) 50重量部
【0051】(実施例2,3)実施例1で使用したI、
IIの各インキを全面ベタ印刷し、インキIからなるA
層とインキIIからなるB層の2層積層構造とする。
A、B各層の塗布量は、それぞれ0.3g/m2 とし
た。下層がインキIのA層であり、上層(表層)がイン
キIIのB層である化粧材を実施例2とした。逆に、下
層がインキIIのB層であり、上層(表層)がインキI
のA層である化粧材を実施例3とした。各化粧材の評価
結果を表2に示す。
【0052】(比較例1,2)実施例1で使用したイン
キを単独で用いて消臭剤層を1層形成した。トルマリン
単独のものを比較例1とし、金属酸化物単独のものを比
較例2とした。各比較例の評価結果を表3に示す。表3
に示すように、1種の消臭剤層が形成された比較例1、
2においては、表2に示す実施例1に比較して消臭性能
は低かった。
【0053】
【表3】
【0054】(比較例3)実施例1で使用したインキI
およびインキIIを混合して、バーコート法により各々
0.3g/m2 、全体で0.6g/m2 となるようにP
ETフィルムに塗布した。評価結果を表3に示す。表3
に示すように、2種の消臭剤を混合して用いた比較例3
においては、表2に示す実施例1に比較して消臭性能は
低かった。
【0055】(実施例4)ポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムにジヒドラジドインキ(III:後
述)をスクリーン印刷し、120℃で1分間乾燥させ、
ジヒドラジドインキIIIの層からなる閉領域Cを得
た。次に、同一のPETフィルムに、閉領域Aと重なら
ないように、金属酸化物インキ(IIb:後述)を用い
て再度スクリーン印刷を行う。120℃で1分間乾燥さ
せ、金属酸化物インキIIbからなる閉領域Bを得た。
【0056】なお、印刷した平面パターンは図2(B)
に示すような閉領域Bおよび閉領域Cが交互に並んだ縞
模様であり、閉領域B、Cの幅はそれぞれ5mmとし
た。消臭塗膜の塗布量はジヒドラジドインキIIIおよ
び金属酸化物インキIIbともに、各0.3g/m2
し、総塗布量は0.6g/m2 とした。平面パターンが
形成されたPETフィルムを、所定の大きさ(10cm
×10cm)に裁断し、消臭性能の評価を行った。評価
結果を表2に示す。
【0057】上記の構成と同様の消臭塗膜を、PETフ
ィルムの代わりにポリ塩化ビニルからなる壁紙の上層に
形成して、室内空間で評価を行ったところ、PETフィ
ルムを用いたモデル試験と同様に、良好な空気清浄を行
うことができた。
【0058】 (ジヒドラジドインキIII) アジピン酸ジヒドラジド 100重量部 アクリル共重合体系エマルジョンバインダー リカボンドET−84 (中央理化社製:固形分50%) 25重量部
【0059】 (金属酸化物インキIIb) ザオバタックスーパーCP (大和化学社製:固形分10%) 50重量部 アクリル共重合体系エマルジョンバインダー リカボンドET−84 (中央理化社製:固形分50%) 10重量部
【0060】(実施例5,6)実施例4で使用したII
I、IIbの各インキを全面ベタ印刷し、インキIII
からなるC層とインキIIbからなるB層の2層積層構
造とする。C、B各層の塗布量は、それぞれ0.3g/
2 とした。下層がインキIIIのC層であり、上層
(表層)がインキIIbのB層である化粧材を実施例5
とした。逆に、下層がインキIIbのB層であり、上層
(表層)がインキIIIのC層である化粧材を実施例6
とした。各化粧材の評価結果を表2に示す。
【0061】(比較例4)実施例4で使用したインキI
II(ヒドラジドインキ)を単独で用いて消臭剤層を1
層形成した。塗布量は0.6g/m2 とした。比較例4
の評価結果を表3に示す。表3に示すように、1種の消
臭剤層が形成された比較例4においては、表2に示す実
施例4に比較して消臭性能は低かった。
【0062】(比較例5)実施例4で使用したインキI
IIおよびインキIIbを混合して、バーコート法によ
り各々0.3g/m2 、全体で0.6g/m2 となるよ
うにPETフィルムに塗布した。評価結果を表3に示
す。表3に示すように、2種の消臭剤を混合して用いた
比較例5においては、表2に示す実施例4に比較して消
臭性能は低かった。
【0063】(実施例7)ポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムにジヒドラジドインキ(III:前
述)をスクリーン印刷し、120℃で1分間乾燥させ、
ジヒドラジドインキIIIの層からなる閉領域Cを得
た。次に、同一のPETフィルムに、閉領域Aと重なら
ないように、酪酸カルシウムインキ(IV:後述)を用
いて再度スクリーン印刷を行う。120℃で1分間乾燥
させ、酪酸カルシウムインキIVからなる閉領域Dを得
た。
【0064】なお、印刷した平面パターンは図2(B)
に示すような閉領域Cおよび閉領域Dが交互に並んだ縞
模様であり、閉領域C、Dの幅はそれぞれ5mmとし
た。消臭塗膜の塗布量はジヒドラジドインキIIIおよ
び酪酸カルシウムインキIVともに、各0.3g/m2
とし、総塗布量は0.6g/m2 とした。平面パターン
が形成されたPETフィルムを、所定の大きさ(10c
m×10cm)に裁断し、消臭性能の評価を行った。評
価結果を表2に示す。実施例7においては、良好な消臭
性能が得られた。
【0065】 (酪酸カルシウムインキIV) 酪酸カルシウム粉末 5重量部 アクリル共重合体系エマルジョンバインダー リカボンドET−84 (中央理化社製:固形分50%) 10重量部
【0066】(実施例8,9)実施例7で使用したII
I、IVの各インキを全面ベタ印刷し、インキIIIか
らなるC層とインキIVからなるD層の2層積層構造と
する。C、D各層の塗布量は、それぞれ0.3g/m2
とした。下層がインキIVのD層であり、上層(表層)
がインキIIIのC層である化粧材を実施例8とした。
逆に、下層がインキIIIのC層であり、上層(表層)
がインキIVのD層である化粧材を実施例9とした。各
化粧材の評価結果を表2に示す。表2に示すように、実
施例8および実施例9においては、良好な消臭性能が得
られた。
【0067】(比較例6)実施例7で使用したインキI
V(酪酸カルシウムインキ)を単独で用いて消臭剤層を
1層形成した。塗布量は0.6g/m2 とした。比較例
6の評価結果を表3に示す。表3に示すように、インキ
IVからなる1層の消臭剤層が形成された比較例6にお
いては、表2に示す実施例7〜9に比較して消臭性能は
低かった。
【0068】(比較例7)実施例7で使用したインキI
II(ヒドラジドインキ)およびインキIV(酪酸カル
シウムインキ)を1:1で混合して、バーコート法によ
り各々0.3g/m2 、全体で0.6g/m2 となるよ
うにPETフィルムに塗布した。評価結果を表3に示
す。表3に示すように、2種の消臭剤を混合して用いた
比較例7においては、表2に示す実施例7に比較して消
臭性能は低かった。
【0069】上記の本発明の実施形態の化粧材によれ
ば、相互に効果を低減させる、異なる種類(群)の消臭
剤を、互いに混在させずに同一平面上にパターン状に分
離した消臭剤層として形成するか、あるいは厚さ方向に
別個の層として積層形成することができる。したがっ
て、単一種類の消臭剤を用いる場合に比較して、より広
範な悪臭源に対して有効となる。本発明の化粧材は、上
記の実施の形態に限定されない。例えば、各消臭剤層
(閉領域)の形状は、適宜変更することができる。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可
能である。
【0070】
【発明の効果】本発明の化粧材によれば、同一化粧材上
に複数の効果の異なる消臭剤を、それぞれ分離・独立さ
せて含有させることができる。異種の消臭剤を同一層内
に共存させると、消臭剤の組み合わせによっては消臭機
能が低下することがあるが、本発明の化粧材によれば、
このような問題が解消される。また、本発明の化粧材に
よれば、効果の異なる消臭剤を同一平面上、あるいは厚
さ方向に形成することができるため、より広範な悪臭源
に対して有効な化粧材となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧材の斜視図である。
【図2】本発明の化粧材の上面図であり、(A)〜
(C)は2種の閉領域が形成される場合、(D)〜
(F)は3種の閉領域が形成される場合の例である。
【図3】本発明の化粧材の断面図である。
【符号の説明】
1…基材、2…消臭層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B002 AA01 AA10 BA01 BB11 DA01 DA02 DA03 4F055 AA11 BA26 CA18 DA12 4F100 AA17 AA17B AC10B AH03B AH08B AK41 AT00A BA02 BA03 BA10A BA10C CA30 CA30B CA30C GB08 HB00B HB00C HB19 HB31 JB20 JC00 JL08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2種の消臭剤層が、同一面内で
    平面パターン化されている化粧材であって、 前記平面パターンは、特定の1種の消臭剤層から構成さ
    れる閉領域が複数種、平面内に集合してなり、 前記1種の消臭剤層は、1種の消臭剤または、互いに消
    臭効果を低下させない2種以上の消臭剤を含有すること
    を特徴とする化粧材。
  2. 【請求項2】少なくとも2種の消臭剤層が各々独立して
    消臭剤層を形成し、かつ相互に積層されてなり、 前記消臭剤層は、1種の消臭剤または、互いに消臭効果
    を低下させない2種以上の消臭剤を含有することを特徴
    とする化粧材。
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