JP2000001323A - 光学素子成形装置および光学素子の製造方法 - Google Patents

光学素子成形装置および光学素子の製造方法

Info

Publication number
JP2000001323A
JP2000001323A JP17814598A JP17814598A JP2000001323A JP 2000001323 A JP2000001323 A JP 2000001323A JP 17814598 A JP17814598 A JP 17814598A JP 17814598 A JP17814598 A JP 17814598A JP 2000001323 A JP2000001323 A JP 2000001323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical element
outer diameter
molding
mold
regulating portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17814598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4131016B2 (ja
Inventor
Takanobu Shiokawa
孝紳 塩川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP17814598A priority Critical patent/JP4131016B2/ja
Publication of JP2000001323A publication Critical patent/JP2000001323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4131016B2 publication Critical patent/JP4131016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/76Pressing whereby some glass overflows unrestrained beyond the press mould in a direction perpendicular to the press axis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】成形後の芯取り作業を必要とせず、簡易な方法
でレンズの外径を高精度に規制された光学素子を製造す
る。 【解決手段】加熱軟化した光学素子材料5を加圧成形す
る成形面を有する一対の成形型(2a、2b)と、少な
くとも一方の成形型(2a)に装着される環状の外形型
3とを備え、外径型3は成形される光学素子の外径を規
制する外径規制部35と、光学素子の外径を規制しない
外径非規制部37とを有し、さらに光学素子の成形時に
余剰の前記光学素子材料を収容可能な空間33を有する
ように構成する。外径規制部35および外径非規制部3
7は各々外径型3の内周面に周設されていることが好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光学素子成形装
置、特に対向する一対の成形型の間で光学素子材料を押
圧し光学素子を成形する光学素子成形装置およびその装
置を用いた光学素子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラスレンズ等の光学素子は、光
学素子素材(プリフォーム)を加熱・軟化し、これを一
対の成形型で加圧することにより製造されている。
【0003】このような製造方法の場合、通常、光学素
子の径方向については何ら規制されておらず、プリフォ
ームは、その供給量、型の押圧力如何により無秩序に拡
がり、成形される光学素子の外径にバラツキが生じてい
た。このため、光学素子材料を加圧成形した後に研削に
より、芯取り作業を必要としていたため、煩雑で製造効
率が悪く、コストが高くなるという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、成形面
の外周面に衝面を形成する胴型等により、光学素子の径
方向への拡がりを制限することにより光学素子の外径を
規制し、高精度成形を行う方法が提案されている。
【0005】しかし、成形部が閉空間を形成するため、
光学素子の形状を一定にするためには光学素子材料の厳
密な体積管理が必要となる。したがって、プリフォーム
の供給量を精密に制御する手段等を必要とし、製造工程
が煩雑となりコスト高になるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、成形
後の芯取り作業を必要とせず、簡易な方法でレンズの外
径が高精度に規制された光学素子を製造することができ
る光学素子成形装置および光学素子の製造方法を提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(16)の本発明により達成される。
【0008】(1) 加熱軟化した光学素子材料を加圧
成形する成形面を有する一対の成形型と、少なくとも一
方の前記成形型の外周に装着される環状の外径型とを備
える光学素子成形装置において、前記外径型は成形され
る光学素子の外径を規制する外径規制部と、前記光学素
子の外径を規制しない外径非規制部とを有することを特
徴とする光学素子成形装置。
【0009】(2) 前記外径規制部および前記外径非
規制部は各々前記外径型の内周面に周設されている上記
(1)に記載の光学素子成形装置。
【0010】(3) 前記外径非規制部は前記外径型の
内周面に形成された少なくとも1つの切り欠きにより設
けられている上記(1)または(2)に記載の光学素子
成形装置。
【0011】(4) 前記外径非規制部は1つの大きさ
が前記外径型内周の全周360°に対し中心角が90°
以下となるように形成されている上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載の光学素子成形装置。
【0012】(5) 前記外径規制部および前記外径非
規制部のうち少なくとも一方は前記外径型の周方向に等
間隔に設けられている上記(1)ないし(4)のいずれ
かに記載の光学素子成形装置。
【0013】(6) 少なくとも前記外径規制部の内周
面は前記成形面の中心軸と平行な面となるよう形成され
ている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光学
素子成形装置。
【0014】(7) 少なくとも前記外径規制部の内周
面に前記外径型の上面から前記成形面に向けて内径が漸
減するテーパ部が形成されている上記(1)ないし
(5)のいずれかに記載の光学素子成形装置。
【0015】(8) 前記テーパ部のテーパ面の傾斜が
すべて等しくなるよう設けられている上記(7)に記載
の光学素子成形装置。
【0016】(9) 前記外径型の外径規制部の高さが
0.1mm以上である上記(1)ないし(8)のいずれか
に記載の光学素子成形装置。
【0017】(10) 加熱軟化した光学素子材料を加圧
成形する成形面を有する一対の成形型と、少なくとも一
方の前記成形型の外周に装着され、光学素子の外径を規
制する外径規制部と、前記光学素子の外径を規制しない
外径非規制部とを有する環状の外径型とを備える光学素
子成形装置において、前記光学素子の成形時に余剰の前
記光学素子材料を収容可能な空間を有することを特徴と
する光学素子成形装置。
【0018】(11) 前記空間は前記成形面の外周部に
設けられている上記(10)に記載の光学素子成形装置。
【0019】(12) 前記空間は前記外径型の内周面に
形成された少なくとも1つの切り欠きにより設けられて
いる上記(10)または(11)に記載の光学素子成形装
置。
【0020】(13) 前記空間は1つの大きさが前記外
径型内周面の全周360°に対し中心角が90°以下と
なるように形成されている上記(10)ないし(12)のい
ずれかに記載の光学素子成形装置。
【0021】(14) 前記外径非規制部は前記空間を備
える上記(1)ないし(13)のいずれかに記載の光学素
子成形装置。
【0022】(15) 上記(1)ないし(14)のいずれ
かに記載の光学素子成形装置を用いる光学素子の製造方
法であって、余剰の前記光学素子材料を前記成形面の外
周部に設けられた空間に収容することを特徴とする光学
素子の製造方法。
【0023】(16) 前記光学素子材料はガラスを主成
分とするものである上記(15)に記載の光学素子の製造
方法。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光学素子成形装置
を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0025】図1は、本発明の光学素子成形装置の一例
を示す概略断面図、図2は、図1に示す光学素子成形装
置のA−A線断面図、図8は図1に示す光学素子成形装
置に用いられる外径型の立体斜視図、図9ないし図11
は図1に示す光学素子成形装置に用いられる下型の作製
工程を示す断面図である。
【0026】図1に示すように、本発明の光学素子成形
装置1は、加熱軟化した光学素子材料を加圧成形する成
形面21b、21aを有する上下1対の成形型(上型2
b、下型2a)とを有する。
【0027】上型2bと下型2aとは成形面21b、2
1aが対向するよう配設され、上型2bおよび下型2a
の中心軸が一致するよう後述する胴型6a、6bによっ
て調整されている。
【0028】下型2aは、図1に示すように断面形状が
略凸状であって、成形面21aの中心軸を中心に同心円
状に段差部22およびフランジ24とが形成されてい
る。
【0029】成形面21aは、光学素子の光学機能面を
形成する面を構成し、所望の光学素子の反転形状に形成
されている。
【0030】段差部22は、下型2aの外周面に設けら
れた切り欠きからなり、かかる段差部22には光学素子
の外径を規制する外径型3が装着される。
【0031】嵌合用外周部212は、その中心軸と成形
面21aの中心軸とが一致するように形成されている。
【0032】フランジ24は、胴型6aの凹部61と嵌
合可能な形状をなしており、これにより下型2aは胴型
6aに固定される。
【0033】段差部22とフランジ24との間に設けら
れた外周縁部213は、成形面21aの中心線を定める
基準であって、成形面21aの中心線と外周縁部213
の中心線とは一致するよう形成されている。
【0034】下型2a(上型2b)は、例えば図9ない
し図11に示すような工程により作製される。以下、下
型2aを例に説明する。
【0035】まず、下型2aを構成する母材に、上述し
た成形面21a、段差部22、フランジ24、嵌合用外
周部212および外周縁部213を形成する。
【0036】次に、成形面21aの周縁部や段差部22
の欠損、変形、ダレ等を防止するために、図10に示す
ような超硬合金(WC)製の加工ヤトイ4を装着する。
【0037】この状態で、成形面21aを研削加工によ
り所望の形状(非球面または球面)に形成する。その
後、ダイヤモンド研磨材を用いて表面を研磨し、例えば
最大表面粗さ(Rmax )=0.02μm以下とする。
【0038】次に、加工ヤトイ4を除去し、成形面21
aにスパッタリング等により、図11に示すように例え
ばPtからなる薄膜211を積層し、下型2aが作製さ
れる。
【0039】このように薄膜211を積層することによ
って、成形面21aの耐熱性、耐酸化性、耐濡れ性等を
より向上させることができる。薄膜211としては、P
tの他、Au等の貴金属およびこれらの金属を主とする
合金、セラミックス等からなる薄膜が好ましい。
【0040】薄膜211の成膜方法は、特に限定され
ず、スパッタリングの他に例えばイオンプレーティング
等の方法が挙げられる。薄膜211の膜厚としては0.
1〜5μm程度が好ましい。
【0041】成形型の構成材料としては、高硬度材料か
らなるものが好ましく、例えば炭化珪素、窒化珪素、炭
化チタン、窒化チタン、炭化タングステン等の炭化物、
タングステンカーバイド系の超硬合金、モリブデン、タ
ングステン、タンタル等の金属等やアルミナ、ジルコニ
ア等の酸化物系セラミックス、窒化物セラミックス等を
用いることができる。これにより、光学素子成形装置1
の耐久性、耐熱性、耐食性等を大幅に向上させることが
できる。また、光学素子の成形時に成形型の摺動部にお
いて生じる、かじり、片当り、噛みつき等を防止するこ
とができる。
【0042】下型2aの段差部22には外径型3が装着
される。これにより外径型3は成形面21aの外周部に
位置し、内周面で光学素子の外径を規制することができ
る。
【0043】外径型3は、図8に示すように断面形状が
円形の環状体であって、その内周面は、下型2aの段差
部22に嵌合する嵌合部38と、下型2aに嵌合させた
状態で成形面21aの外周部に位置する成形部39とか
ら構成されている。
【0044】嵌合部38の内径は嵌合用外周部212と
ほぼ等しく構成されており、外径型3を下型2aに固定
することができる。
【0045】成形部39には成形される光学素子の外径
を規制する外径規制部35と、光学素子の外径を規制し
ない外径非規制部37とが周設されている。
【0046】外径非規制部37は、図8に示すように成
形部39に形成された少なくとも1つの切り欠きにより
設けられている。したがって、外径非規制部37におい
て光学素子材料5の余剰分を収容可能な空間33が形成
される。
【0047】光学素子材料の供給量のばらつき等を考慮
すると、外径非規制部37の内径は、成形面21aの外
径に比べ約3〜15%程度大きく設けられていることが
好ましい。外径非規制部37の内径があまりに大き過ぎ
ると、外径型3全体が大径化する等の無駄を生じ、一
方、外径非規制部37の内径を成形面21aの外径とあ
まりに近似させると空間33が十分な大きさをもつこと
ができず余剰の光学素子材料を収容できなくなるおそれ
がある。
【0048】外径規制部35の内径は、図1等に示すよ
うに成形面21aの径とほぼ等しくなるように構成され
ている。これにより、成形面21aの周縁に外径規制部
35の内周面によって衝面が形成され、かかる衝面で光
学素子は所定の外径に規制される。
【0049】このように、本発明の光学素子成形装置
は、外径型3が外径規制部35と外径非規制部37とを
有し、余剰の光学素子材料5を収容可能な空間33を有
することにより、外径規制部35により光学素子の外径
が規制されるとともに、外径非規制部37から光学素子
材料の余剰分が径方向に逃がされ、空間33に収容され
る。したがって、常に形状精度に優れた光学素子を形成
することができ、後工程において光学素子の芯取り作業
を不要とすることができる。また、光学機能面の形状精
度の維持・向上を図ることができる。
【0050】本実施形態の外径型3は、中心角が30°
に相当する大きさの3つの外径規制部35と、中心角が
90°に相当する大きさの3つの外径非規制部37とか
ら構成されており、外径規制部35と外径非規制部37
とは各々等間隔に配置されている。
【0051】このように、外径規制部35および外径非
規制部37のうち少なくとも一方を等間隔に設けること
により、成形部39における外径非規制部37の占める
割合をより大きくすることができ、光学素子の偏肉の程
度を抑制することができる。
【0052】1つの外径非規制部37は、外径型内周の
全周360°に対し中心角が90°以下となるように形
成されていることが好ましい。
【0053】1つの外径非規制部37が中心角90°を
超える大きさである場合、成形された光学素子を例えば
鏡筒内に挿着した場合、光学素子の外径(形状)と鏡筒
の内径とのクリアランスにより生じる最大軸ずれ量が大
きくなり、光学的精度が低下する場合がある。これにつ
いて図12を用いて説明する。
【0054】図12は、光学素子の外径と最大軸ずれ量
との関係を示す図である。光学素子100および鏡筒1
03の断面形状が円形の場合を例にとって説明する。
【0055】光学素子100は、中心点O’から中心角
90°(<PO’Q)相当する外周部分は直線PQで構
成されている。したがって光学素子100の外周の直線
PQ部分は外径が規定されておらず、その他の外周部は
外径が規定されている。なお、点線は鏡筒103の中心
点と光学素子100との中心点が一致する場合の光学素
子103の位置を示す。
【0056】この場合、光学素子100の鏡筒103内
での最大軸ずれ量Sは、鏡筒103の中心点Oと、実線
で示された光学素子100の中心点O’との距離で表さ
れる。
【0057】したがって、光学素子100の最大軸ずれ
量Sは、△PO’Oについて余弦定理から下記式(I)
で計算される。
【0058】 S=1/2 ×(φ1cosθ+(φ1 2cos2θ−φ1 2+φ2 21/2)・・・(I) (φ1 は光学素子100の外径、φ2 は鏡筒103の内
径、θは<PO’Oの角度を表す。なお、φ1 =2r
1 、φ2 =2r2 であり、r1 は光学素子100の半
径、r2 は鏡筒103の半径を表す。)
【0059】光学素子100の外径φ1 が規定されてい
ない部分(直線PQ部分)が、中心角90°に相当する
場合、<PO’Q=90°であるから、θ=1/2×
(360°−90°)=135°となる。
【0060】例えば、φ1 =12.00mm、φ2 =1
2.01mmとすると、上記式(I)から、最大軸ずれ量
Sは0.007mmとなる。
【0061】一方、上記の場合、全外周が外径φ1 で規
定された光学素子では最大軸ずれ量Sは、S=1/2 ×
(φ2 −φ1 )=0.005mmとなる。
【0062】このことから、1つの外径非規制部37が
中心角90°以下となるように形成されていれば、鏡筒
に取付けた状態でも十分な光軸精度を維持し得るものと
いえる。すなわち、1つの外径非規制部37は、中心角
が小さいほど最大軸ずれ量Sは小さくなり、全外周にわ
たって外径を規制する場合のずれ量に近づく。
【0063】また、外径非規制部の1つが中心角90°
以下であれば、成形部39の内周面に複数設けられてい
てもよい。
【0064】一方、1つの外径非規制部37が外径型内
周の全周360°に対し中心角90°を超えると、最大
軸ずれ量Sが大きくなり、光学素子の光軸精度を十分に
満足することができなくなるおそれがある。
【0065】このことから、外径非規制部37の1つの
大きさは、外径型内周面の全周360°に対し中心角が
90°以下になるように形成されていることが好まし
い。
【0066】これにともない、空間33の1つの大きさ
は外径型内周面の全周360°に対し中心角が90°以
下になるように形成されていることが好ましい。
【0067】外径型3は、下型2aと段差部22におい
て装着した状態で、成形面21aの中心軸と外径型3と
の中心軸(外径軸)とが一致するように構成されている
ことが好ましい。これにより成形される光学素子の光軸
精度の向上を図ることができ、後工程での芯取り加工を
不要とすることができる。
【0068】外径規制部35の内周面は、前記成形面2
1aの中心軸と平行な面となるように形成されている。
外径規制部35は、成形面21aおよび21bとともに
光学素子材料を所定の形状に成形するキャビティーの一
部を構成するため、光学素子の取出し方向(成形面21
aから上面34)に対して、内径が等しく形成されてい
ることにより、光学素子の取出しを容易に行うことがで
きる。
【0069】外径型3の外径規制部35の高さは0.1
mm以上であることが好ましく、0.1mm〜2mm程度であ
ることがより好ましい。外径規制部35の高さとは、例
えば図5に示すように、成形面21aの周縁から外径型
3の上面34までの内周面側の高さhを意味する。
【0070】外径規制部35の高さが0.1mm未満であ
ると、例えば、図5に示すように成形された光学素子を
外径が規制された部分のみで鏡筒内に嵌着する場合、固
定が不十分でガタツキを生じるおそれがある。一方、外
径規制部35の高さがあまりに大き過ぎる場合、光学素
子の型からの取出しが困難になるおそれがある。
【0071】外径型3の構成材料としては特に限定され
ず、下型2a(上型2b)と同様の高硬度材料を挙げる
ことができるが、なかでも熱膨張係数が下型2aと近似
するものであることがより好ましい。これにより、成形
工程において成形型の加熱、冷却を繰り返し行った場合
でも外径型3と下型2aとの嵌合状態を維持することが
でき、軸ずれ等を生じるおそれがない。
【0072】下型2aは、円筒状の下部胴型6aに挿入
され、フランジ24を下部胴型6aの凹部61に嵌合さ
せることにより固定されている。下部胴型6aの内径部
の中心軸と成形面21aの中心軸とは一致するよう予め
調整されている。
【0073】上型2bは、下型2aと同様にフランジ2
4を上部胴型6bの凹部61に嵌合させることにより上
部胴型6bに固定されている。そして、両者の中心軸は
一致するよう調整されている。
【0074】さらに、下部胴型6aおよび上部胴型6b
は、各々の中心軸が一致するよう配置されている。これ
により成形面21aと成形面21bの中心軸が一致し、
成形される光学素子の面相互の軸ずれや傾きの発生を抑
制することができる。
【0075】下部胴型6aおよび上部胴型6bを構成す
る材料としては特に限定されず、例えばWC等が挙げら
れるが、加熱時に熱膨張等によるガタつきの発生を防止
するために、各々下型2a、上型2bとほぼ等しい熱膨
張係数を有する材料が好ましい。
【0076】下部胴型6aおよび上部胴型6bは、図示
しないボルト等の固定手段により、各々固定した型支持
部材7、可動上型支持部材8に脱着可能に固定されてい
る。
【0077】可動上型支持部材8は、駆動機構(図示せ
ず)により中心軸に沿って上下方向に駆動される。
【0078】なお、1つの成形装置で複数の光学素子を
成形する場合には、例えば下型2aと固定下型支持部材
7との間に光学素子の肉厚を調整するためのスペーサ7
1を介在させることがより好ましい。
【0079】次に、本発明の光学素子成形装置を用いた
光学素子の成形方法の一例を図1ないし図5にしたがっ
て説明する。
【0080】光学素子成形装置1に図示しない光学素子
材料搬送手段により光学素子材料5が搬送され、下型2
aの成形面21a上に供給される。
【0081】光学素子材料5は、ガラス材料、樹脂材料
のいずれでもよいが、ガラスを主成分とするものがより
好ましい。これにより、より高精度かつ耐熱性の良好な
光学素子を成形することができる。
【0082】光学素子材料5が供給されたら可動上型支
持部材8が移動し、成形面21bが光学素子材料5に接
触しない程度に接近する。
【0083】可動上型支持部材8の付近には、昇降可能
な石英管10が配設されており、この石英管10は、図
3に示す押圧成形時には下降して成形面21a、21b
の周囲に閉空間を形成する。
【0084】この状態で、石英管10の周囲に配設され
たヒータ11に通電し、成形型全体を加熱する。
【0085】このとき、石英管10の閉空間内に不活性
ガスを導入することが好ましい。これにより、光学素子
材料、型材料の酸化反応等を抑制することができる。導
入される不活性ガスとは、例えば希ガスや窒素ガス、お
よびこれらの混合ガス等が挙げられる。
【0086】熱電対12が所定の温度に達した段階で、
さらに可動上型支持部材8が下降し、図3に示すように
外径型3の上面34が上型2bに当接するまで上型2b
を移動させる。このとき、上型2b、下型2aおよび外
径型3とでキャビティーが形成される。
【0087】光学素子材料5の加熱温度は、400〜8
00℃程度とすることが好ましい。また、成形時のプレ
ス圧は成形する光学素子の大きさや個数等により適宜設
定されるが、50〜2000kgf/cm2 程度とすることが
好ましい。
【0088】このように加熱・加圧されると、図3およ
び図4に示すように光学素子材料5は成形面の径方向に
圧延される。圧延された光学素子材料5は、外径規制部
35の内周面に圧接し光学素子の外径が規制される。余
剰の光学素子材料が供給された場合には、外径非規制部
37から外周方向にはみ出し、空間33内へ押し出され
る。
【0089】このように、外径規制部35で光学素子の
外径を規制する一方で外径非規制部37で余剰の光学素
子材料(余肉51)を空間33内へ逃がすことにより、
光学素子成形装置1に供給される光学素子材料の容量に
多少バラツキがあっても、成形される光学素子外径の寸
法精度を維持することが可能である。
【0090】さらに、余肉51は光学素子の形状精度を
維持する必要のない部分へ押出されるため、光学機能面
の精度には影響を与えることはない。
【0091】成形終了後および冷却過程においても、光
学素子材料の熱収縮により生じるヒケを防止し、光学素
子の光学機能面の面精度を保持するために、加圧状態を
維持しておく。
【0092】成形終了後、石英管10を上昇させ閉空間
を開放し、成形された光学素子を取出す。
【0093】図5は、外径が規定された部分のみで光学
素子を鏡筒に固定する場合の光学素子の製造方法を示す
断面図である。
【0094】この場合、外径規制部35の高さhに相当
する部分で光学素子の外径が規制され、かかる部分は光
学素子の鏡筒取付け基準面52を構成する。
【0095】余剰の光学素子材料5が供給された場合に
は、上記と同様、余剰分は成形面21aの外周部に設け
られた空間33に収容されるため、成形される光学素子
の外径の寸法精度を維持することが可能である。
【0096】また、光学素子の外径を規制し、鏡筒取付
け基準面52を設けることにより、レンズ等の曲率のつ
いた外径(鏡筒取付け基準面)に対する偏芯精度が向上
する。
【0097】図6および図7は、本発明の光学素子成形
装置の他の実施形態を示す断面図である。図1〜図5お
よび図8に示した第1実施形態の光学素子成形装置と同
一構成および同一部材には同一符号を付し、説明を省略
する。
【0098】本実施形態の光学素子成形装置1では、外
径型3は2つの外径規制部35と2つの外径非規制部3
7とを備えている。
【0099】2つの外径非規制部37は、各々成形面2
1bの外径型内周の全周360°に対し中心角90°に
相当する大きさに設けられている。一方、外径規制部3
5は、1つが中心角160°、他方が中心角20°に相
当する大きさに設けられている。
【0100】外径規制部35の内周面には、図6に示す
ように外径型3の上面34から成形面21aに向けて内
径が漸減するテーパ部351が設けられている。これに
より、光学素子の離型性が向上し、取出しを容易にする
ことができる。また、成形面の曲率が大きな場合であっ
ても光学素子は容易に取出すことができる。
【0101】また、テーパ部351を鏡筒の取付け部に
設けられたテーパ部と嵌合可能に形成することにより、
光学素子の組立て上の操作性がより向上する。
【0102】さらに、テーパ部351は、テーパ面の傾
斜がすべて等しくなるよう設けられていることが好まし
い。これによって光学素子外径の規定精度の維持・向上
を図ることができる。
【0103】以上、本発明の光学素子成形装置およびこ
の装置を用いた光学素子の製造方法を図示の各実施形態
について説明したが、本発明はこれらに限定されるもの
ではなく、各手段の構成は同様の機能を有する任意の構
成に置換することができる。
【0104】例えば、本発明の外径型は下型に装着され
る場合に限定されるものではなく、上型のみまたは上
型、下型の両方に装着するものであってもよい。また、
上下型を構成する成形型および成形面は任意の構成とす
ることができ、例えば、成形面を備える別部材が成形型
の一部に取付けられた構成としてもよい。
【0105】また、余剰の光学素子材料を収容する空間
は、外径型の外径非規制部に設けられている場合に限ら
れるものではなく、その他の部分に設けられているもの
でもよい。
【0106】さらに、本発明の光学素子成形装置により
成形される光学素子は、凸レンズに限られず、凹面レン
ズ、非球面レンズ、シリンドリカルレンズ等、種々の光
学素子を成形することができる。
【0107】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例について説明す
る。
【0108】(実施例1)図1に示す光学素子成形装置
1を用いて光学素子を成形した。
【0109】まず、下型2aを成形面21a側から下部
胴型6aに挿入し、フランジ24で下部胴型6aの凹部
61と嵌合させて装着し、固定下型支持部材7に取り付
けた。このとき、下型2aの底面と固定下型支持部材7
との間にスペーサ71を介在させた。
【0110】次に、下型2aの段差部22と下部胴型6
aの内周面とで形成された凹部に外径型3を嵌入した。
なお、外径型3の外径規制部35の高さは0.5mmとし
た。
【0111】上型2bを成形面21b側から上部胴型6
bに挿入し、フランジ24で凹部61と嵌合させて装着
し、可動上型支持部材8に取り付けた。
【0112】成形面21b上に光学ガラスVC78(住
田光学ガラス社製)からなる光学素子材料5(プリフォ
ーム)を載置した。
【0113】次に、上型2bの成形面21bと光学素子
材料5との距離が0.5mmになるよう可動上型支持部材
8を降下させた後、石英管10を降下させて成形面21
bを覆い、石英管10内をN2 ガス雰囲気とした。ヒー
タ11に通電することにより加熱し、型温度は熱電対1
2により測定した。
【0114】型温度(光学素子材料の加熱温度)が58
0℃に達した時点で、可動上型支持部材8をさらに下降
させて光学素子材料5の加圧成形を開始した。成形時の
加圧力は200kgf/cm2 とした。
【0115】光学素子材料5は加熱により軟化し、上下
の型による押圧にしたがって成形面21a、21bに沿
って径方向に拡がった。
【0116】外径規制部35では、光学素子材料5はそ
の内周面に接触し、径方向への拡がりが規制された。余
剰のプリフォームは外径非規制部37から空間33に流
入し、余肉51として収容された。
【0117】(実施例2)図6および図7に示すよう
に、外径規制部35にテーパ部351および外径非規制
部37にテーパ部371(図示せず)が設けられた外径
型3を使用した以外は、実施例1と同様にして光学素子
を成形した。
【0118】(比較例)外径型として外径規制部のみが
形成され、外径非規制部が形成されていないものを使用
した以外は、実施例1と同様にして光学素子を成形し
た。
【0119】実施例1および実施例2で製造された各光
学素子は、いずれも所望の形状に成形され外径の寸法精
度にも優れ、後工程での芯取りが不要であった。また、
光学機能面も良好に転写されていた。
【0120】また、各光学素子の光軸と外径軸とが偏芯
することなく、容易かつ精密に鏡筒への組み込みを行う
ことができた。
【0121】さらに実施例2では、外径型にテーパ部が
設けられているため、光学素子の取出しが非常に容易で
あった。
【0122】一方、比較例の光学素子成形装置では、余
剰の光学素子材料の収容部が設けられていないため、光
学素子材料の供給量のばらつきが成形される光学素子の
肉厚のばらつきとなり、形状精度に劣るものとなった。
【0123】また、外径型内に成形品全体が収まるため
に接触面積が大きく、取出しが非常に困難であった。
【0124】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光学素子成
形装置によれば、光学素子の外径を規制するとともに光
学素子材料(プリフォーム)の余剰分を収容することが
できるため、プリフォームの厳密な体積管理が不要とな
るだけでなく、光学素子の外径を厳密に確保することが
でき、高精度の光学機能面を有する光学素子を成形する
ことができる。また、後工程での芯取りが不要となり、
製造コストの低減を図ることができる。
【0125】さらに、本発明の方法で製造された光学素
子は外径精度に優れ、後工程で芯取りを行う場合よりも
偏芯精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学素子成形装置の一実施形態の成形
部を示す断面図である。
【図2】図1に示す光学素子成形装置のA−A線断面図
である。
【図3】図1に示す光学素子成形装置において成形過程
を示す断面図である。
【図4】図3に示す光学素子成形装置のB−B線断面図
である。
【図5】図1に示す光学素子成形装置において他の成形
過程を示す断面図である。
【図6】本発明の光学素子成形装置の他の実施形態の要
部を示す断面図である。
【図7】図6に示す光学素子成形装置のC−C線断面図
である。
【図8】図1に示す光学素子成形装置の外径型を示す斜
視図である。
【図9】本発明の光学素子成形装置の要部の製造工程を
示す断面図である。
【図10】本発明の光学素子成形装置の要部の製造工程
を示す断面図である。
【図11】本発明の光学素子成形装置の要部の製造工程
を示す断面図である。
【図12】光学素子の外径と、鏡筒の中心軸と光学素子
と光軸のずれとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 光学素子成形装置 2a 下型 2b 上型 21a、21b 成形面 22 段差部 24 フランジ 211 薄膜 212 嵌合用外周部 213 外周縁部 3 外径型 31 成形面内周面 32 外周面 33 空間 34 上面 35 外径規制部 351 テーパ部 37 外径非規制部 371 テーパ部 38 嵌合部 39 成形部 4 加工ヤトイ 5 光学素子材料 51 余肉 52 鏡筒取付け基準面 6a 下部胴型 6b 上部胴型 61 凹部 7 固定下型支持部材 71 スペーサ 8 可動上型支持部材 10 石英管 11 ヒータ 12 熱電対 100 光学素子 103 鏡筒

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱軟化した光学素子材料を加圧成形す
    る成形面を有する一対の成形型と、 少なくとも一方の前記成形型の外周に装着される環状の
    外径型とを備える光学素子成形装置において、 前記外径型は成形される光学素子の外径を規制する外径
    規制部と、 前記光学素子の外径を規制しない外径非規制部とを有す
    ることを特徴とする光学素子成形装置。
  2. 【請求項2】 前記外径規制部および前記外径非規制部
    は各々前記外径型の内周面に周設されている請求項1に
    記載の光学素子成形装置。
  3. 【請求項3】 前記外径非規制部は前記外径型の内周面
    に形成された少なくとも1つの切り欠きにより設けられ
    ている請求項1または2に記載の光学素子成形装置。
  4. 【請求項4】 前記外径非規制部は1つの大きさが前記
    外径型内周の全周360°に対し中心角が90°以下と
    なるように形成されている請求項1ないし3のいずれか
    に記載の光学素子成形装置。
  5. 【請求項5】 前記外径規制部および前記外径非規制部
    のうち少なくとも一方は前記外径型の周方向に等間隔に
    設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載の光
    学素子成形装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記外径規制部の内周面は前
    記成形面の中心軸と平行な面となるよう形成されている
    請求項1ないし5のいずれかに記載の光学素子成形装
    置。
  7. 【請求項7】 少なくとも前記外径規制部の内周面に前
    記外径型の上面から前記成形面に向けて内径が漸減する
    テーパ部が形成されている請求項1ないし5のいずれか
    に記載の光学素子成形装置。
  8. 【請求項8】 前記テーパ部のテーパ面の傾斜がすべて
    等しくなるよう設けられている請求項7に記載の光学素
    子成形装置。
  9. 【請求項9】 前記外径型の外径規制部の高さが0.1
    mm以上である請求項1ないし8のいずれかに記載の光学
    素子成形装置。
  10. 【請求項10】 加熱軟化した光学素子材料を加圧成形
    する成形面を有する一対の成形型と、 少なくとも一方の前記成形型の外周に装着され、光学素
    子の外径を規制する外径規制部と、前記光学素子の外径
    を規制しない外径非規制部とを有する環状の外径型とを
    備える光学素子成形装置において、 前記光学素子の成形時に余剰の前記光学素子材料を収容
    可能な空間を有することを特徴とする光学素子成形装
    置。
  11. 【請求項11】 前記空間は前記成形面の外周部に設け
    られている請求項10に記載の光学素子成形装置。
  12. 【請求項12】 前記空間は前記外径型の内周面に形成
    された少なくとも1つの切り欠きにより設けられている
    請求項10または11に記載の光学素子成形装置。
  13. 【請求項13】 前記空間は1つの大きさが前記外径型
    内周面の全周360°に対し中心角が90°以下となる
    ように形成されている請求項10ないし12のいずれか
    に記載の光学素子成形装置。
  14. 【請求項14】 前記外径非規制部は前記空間を備える
    請求項1ないし13のいずれかに記載の光学素子成形装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれかに記載
    の光学素子成形装置を用いる光学素子の製造方法であっ
    て、 余剰の前記光学素子材料を前記成形面の外周部に設けら
    れた空間に収容することを特徴とする光学素子の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 前記光学素子材料はガラスを主成分と
    するものである請求項15に記載の光学素子の製造方
    法。
JP17814598A 1998-06-10 1998-06-10 光学素子成形装置および光学素子の製造方法 Expired - Fee Related JP4131016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17814598A JP4131016B2 (ja) 1998-06-10 1998-06-10 光学素子成形装置および光学素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17814598A JP4131016B2 (ja) 1998-06-10 1998-06-10 光学素子成形装置および光学素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000001323A true JP2000001323A (ja) 2000-01-07
JP4131016B2 JP4131016B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=16043435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17814598A Expired - Fee Related JP4131016B2 (ja) 1998-06-10 1998-06-10 光学素子成形装置および光学素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4131016B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048727A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Konica Corp プレス成形装置
EP2353849A3 (en) * 2010-02-10 2016-10-05 Fujifilm Corporation Preform for molding an optical element and optical element molding method
JP2016216317A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 オリンパス株式会社 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048727A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Konica Corp プレス成形装置
JP4686928B2 (ja) * 2001-08-03 2011-05-25 コニカミノルタホールディングス株式会社 プレス成形装置
EP2353849A3 (en) * 2010-02-10 2016-10-05 Fujifilm Corporation Preform for molding an optical element and optical element molding method
JP2016216317A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 オリンパス株式会社 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4131016B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000001323A (ja) 光学素子成形装置および光学素子の製造方法
JP2000001322A (ja) 光学素子成形装置および光学素子の製造方法
JP2000313627A (ja) 光学素子の成形方法
JP3886022B2 (ja) ガラス成形体の製造方法及び装置
JP4094210B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法及びそれに用いるガラス光学素子用成形型
JP3674910B2 (ja) ガラス成形体の製造方法及び装置
JP4118668B2 (ja) プレス成形用成形装置及びそれを用いた成形体の製造方法
JP2001270724A (ja) 光学レンズ及びその成形金型
JPH0729777B2 (ja) 光学素子の形成方法
JP4373278B2 (ja) 光学素子の成形方法
JP5112120B2 (ja) 光学素子の製造方法とその製造用金型組立体
JP4992035B2 (ja) 光学素子の製造方法
JP2008074636A (ja) 光学素子の製造方法及び製造装置
JP2000203852A (ja) 光学素子成形装置、光学素子の製造方法
WO2021006194A1 (ja) ガラスレンズ成形型
JP2005343760A (ja) ガラスレンズプレス成型用金型およびそれを使用したガラスレンズ製造法
JP2008074637A (ja) 光学素子の製造方法及び製造装置
JP4508501B2 (ja) 光学ガラス素子の成形型
JPS63315524A (ja) ガラスゴブの供給方法
JP2005097009A (ja) ガラス成形用型の製造方法および光学素子の製造方法
JP2006096579A (ja) 光学素子の成形方法
JP2001226129A (ja) 光学素子の成形方法
JP2000264654A (ja) モールド成形型,その作製方法,及び作製装置
JP2016124767A (ja) 光学素子の製造方法
JP2790261B2 (ja) 光学素子のプレス成形用型構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080512

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140606

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees