JP2000000544A - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
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Abstract
る水蒸気等の臭気を脱臭するための触媒に対し、電力を
効率的に供給することを目的とする。 【解決手段】 処理容器1内部で発生した水蒸気等の排
気を排出する排気経路に排気に含まれる臭気を脱臭する
複数の触媒10、11と、前記触媒10、11を加熱さ
せる複数の触媒加熱手段と、前記触媒加熱手段を制御す
る制御手段を有し、制御手段は被処理物の量が多い場合
には両方の触媒10、11を動作させるように触媒加熱
手段を動作させ、被処理物の量が少ない場合には一方の
触媒10を動作させるように触媒加熱手段を動作させる
ので、量が少ないと触媒加熱手段での消費電力を低減す
ることができるため、効率的な電力供給をしながら脱臭
することができる。
Description
るための厨芥処理装置に関するものである。
示されるものが一般に知られている。以下図12を用い
て説明する。
容する処理容器、2は処理容器1内の被処理物を加熱し
て減量させるシーズヒーター等からなる加熱手段、3は
処理容器1内の雰囲気温度を検出するように処理容器1
の底裏面に配設した温度センサーである。加熱手段2は
温度センサー3の出力に基づき制御手段(図示せず)加
熱制御され、処理容器1内の温度を所定温度にする。5
は撹拌羽根で、駆動モーター6により駆動され、被処理
物を攪拌、粉砕することにより乾燥を促進する。7は処
理容器1内で発生したガス(水蒸気を含む)を排出する
ための吸引ファンである。9はガスを排出する排気部で
あり、8は処理容器1と排気部7の間の排気経路に設け
た触媒である。
すなわち、制御手段により加熱手段2の温度を温度セン
サー3の出力に基づき所定温度で加熱制御し、撹拌羽根
5で被処理物を攪拌、粉砕すると共に、吸引ファン7に
よってガスを排出し、被処理物を乾燥処理する。処理
中、処理容器1内部で被処理物から発生するガス(水蒸
気を含む)は触媒加熱手段(図示せず)で加熱された触
媒8を通過して臭い成分が除去され、排気部9より排出
される。
て乾燥処理する温風乾燥処理方式のものもある。また、
被処理物の量にあわせて自動的に乾燥処理を終了させる
ものや、使用者が乾燥処理時間を設定する方式のものが
ある。
理装置では、触媒8の脱臭処理能力は一定で、装置の被
処理物の最大乾燥処理能力に合わせて、触媒8の脱臭処
理能力を設定していたため、被処理物を多量に処理する
場合では勿論脱臭能力が十分発揮されるが、反面被処理
物の量が少ない場合は、過剰な脱臭処理能力を有してい
た。このため、触媒8を機能させるために触媒8を加熱
していたので、常に触媒8には過剰な電力を供給するこ
とになり、効率が悪いという問題があった。
量に応じて触媒の加熱を制御することで消費電力の低減
を図ることを目的とする。
に本発明は、被処理物を減量する際に発生する排気に含
まれる臭気を脱臭する複数の触媒と、触媒を加熱させる
複数の触媒加熱手段と、被処理物の量に応じて触媒加熱
手段を制御する制御手段を有しているので、被処理物の
量に応じて触媒を作用させることができ、少量の被処理
物を乾燥処理するときなど触媒加熱手段へのエネルギー
供給量を抑えることが可能となる。
被処理物を収容する処理容器と、被処理物を減量する減
量手段と、前記処理容器内部からの排気に含まれる臭気
を脱臭する複数の触媒と、前記触媒を加熱させる複数の
触媒加熱手段と、前記触媒加熱手段を制御する制御手段
を有し、前記制御手段は被処理物の量に応じて前記触媒
加熱手段を制御するので、被処理物の量により発生する
水蒸気等の排気の量に応じて触媒の能力を変えることが
可能となり、複数の触媒のすべてを作用させれば多量の
被処理物から発生する排気に含まれる臭気を脱臭できる
うえ、被処理物が少量のときは発生する臭気も少量にな
るので作用させる触媒を減らし触媒加熱手段へのエネル
ギー供給を抑え、電力の消費を抑えることができる。
1記載の発明に加え、処理量選択手段を有し、前記処理
量選択手段により被処理物の量を選択する構成としいる
ため、使用者の感覚や経験および好みに合った触媒の脱
臭能力や消費電力が設定できる。
記載の発明に加え、処理量判定手段を有し、前記処理量
判定手段により被処理物の量を判定する構成としたた
め、使用者が処理量を設定する必要が無いので使用時の
煩わしさを無くすことができる。
記載の処理量判定手段が、被処理物の重量を測定する重
量センサーを有し、この重量センサーの検知に応じて被
処理物の量を判定するため、被処理物の重量に応じた脱
臭性能と適切な消費電力が設定できる。
記載の処理量判定手段が、処理容器内部の圧力を測定す
る圧力センサーを有し、この圧力センサーの検知に応じ
て被処理物の量を判定するので、主に被処理物の体積に
応じた脱臭性能と適切な消費電力が設定できる。
量の能力の異なる触媒を用いて構成されるため、被処理
物の量に合わせて、能力の異なる触媒の組み合わせを変
えることで触媒の能力をきめ細かく設定でき、必要とす
る触媒の能力に合わせて効率的に電力供給することが可
能となる。
て、図1から図4を用いて説明する。なお、従来例と同
一構成部品については同一符号を付与して、その詳細な
説明を省略する。
第2の触媒11は処理容器1内部で発生した水蒸気等の
排気が流れる排気経路に直列に接続されており、排気は
吸引ファン7の回転により吸引され、排気部9から放出
される。
0は第1触媒加熱手段12に、第2の触媒11は第2触
媒加熱手段13により各々加熱される。第1触媒加熱手
段12と第2触媒加熱手段13は同図のように制御手段
14に接続されている。15は処理量選択手段で使用者
が処理量に合わせて設定する操作部である。
すなわち、乾燥処理を行う際には従来例と同様に加熱手
段2により、処理容器1が加熱されることで内部の被処
理物が加熱され水蒸気が発生し、吸引ファン7により吸
引され、排気される。このとき、温度センサー3の出力
に応じて制御手段14から加熱手段2を制御し、さらに
駆動モーター6により攪拌羽根5が回転し乾燥処理され
る。
の出力により、使用者が選択した被処理物の処理量を認
識する。制御手段14は被処理物の処理量を認識する
と、その量に応じて触媒加熱手段に電力を供給する。
とき(同図c間)は第1触媒加熱手段12のみに通電し
て触媒10を動作させ、同図aの電力に消費を抑える。
また被処理物の量が多い場合(同図d間)は、第1触媒
加熱手段12に加え、第2触媒加熱手段13にも通電
し、触媒10と触媒11の両方を動作(消費電力は同図
a+b)させ、十分な脱臭能力を発揮させることができ
る。
用いて構成し、同処理量選択手段15は触媒の制御に関
する設定のみならず加熱処理時間の設定等の目的に使用
してもよい。
るが、3つ以上としても問題なく、むしろ数を増やす方
がよりきめの細かい消費電力制御が可能となる。
て、図5と図6を用いて説明する。なお上記実施例1と
同一構成部分には同一符号を付与して、その詳細な説明
を省略する。
その出力を制御手段14に出力する。また本実施例では
図6のように処理量判定手段18として、重量センサー
19を処理容器1の下部に設け、処理容器1の重量を判
定し被処理物の重量を間接的に制御手段14に認識させ
るものである。
被処理物の重量を検出でき、被処理物の重量に応じた触
媒を動作させることができる。すなわち、被処理物の重
量が多いと判定した場合は第1の触媒10と第2の触媒
11の両方を動作させて十分な脱臭能力を得て、また、
被処理物の重量が少ないと判定した場合は第1の触媒1
0のみを動作させて消費電力を抑えるように動作させる
ことができる。
細な記載しないが、重量による変位を検出するものや、
半導体素子を使ったものなどで構成できる。
て、図7〜9を用いて説明する。なお上記実施例と同一
構成部分については同一符号を付与して、その詳細な説
明を省略する。
7のように配置され処理容器1内部の圧力を検出する圧
力センサー20で形成したものである。また処理容器1
からの排気は吸引ファン7で吸引されて排出されるが、
排気経路22は図8に示すように、処理容器1に外気を
取り入れる吸気口21より大きく(e<f)形成してあ
り、吸引ファン7が回転しているときは通常処理容器1
の内部は大気圧に対して低い負圧になっている。
すなわち、加熱手段2により加熱されると、被処理物2
3からは水蒸気等が発生し始めるが、被処理物23の量
が少なければ水蒸気の発生量は少なく、前述のとおり処
理容器1内部は排気に対し吸気が少ないため負圧になっ
ている。しかし、被処理物23の量が多くなると、水蒸
気の発生量が増え大気圧に近い圧力になる。これを図示
したものが図9である。
センサー20で検出することにより被処理物の量を認識
できる。被処理物の量が多いと判定した場合は第1の触
媒10と第2の触媒11の両方を動作させて十分な脱臭
能力を得て、また、被処理物の量が少ないと判定した場
合は第1の触媒10のみを動作させて消費電力を抑える
ように動作させることができる。
て、図10から11を用いて説明する。なお上記実施例
1と同一構成部分については同一符号を付与して、その
詳細な説明を省略する。
異なる2つの触媒24と触媒25を直列に配置したもの
である。また触媒24、触媒25の各々を加熱する加熱
手段の電力も異なるものである(図示せず)。
き(図11のh)と、触媒25を動作させたとき(図1
1のg)、また触媒24と触媒25の両方を動作させた
とき(図11のh+g)の3つの場合でそれぞれ異なっ
た脱臭能力を得ることができる。従って、図11のよう
に被処理物の量に応じて脱臭能力とともに消費電力を変
えることができ効率的な電力供給が容易にできるように
なる。
て、2つで説明したが、3つ以上であればその組み合わ
せはさらに多彩になり、被処理物の量に応じた脱臭能力
を必要最低限の消費電力で設定できる。
1記載の発明によれば、被処理物の量に応じて制御手段
は、どの触媒加熱手段に通電するかを制御するため、被
処理物の量(臭いの発生量)に応じた脱臭性能を得るこ
とができ、しかも余分な電力を消費することなく効率的
に電力を供給することができる。
物の量を選択して触媒の脱臭性能と消費電力を設定でき
るので、使用者の感覚や経験および好みに応じた性能を
得ることができる。
物の量を自動的に判定するので、被処理物の量を使用者
が設定する必要が無いので、煩わしい操作が不要とな
る。
物の量として重量を自動的に判定して動作させることが
でき、比較的水分量が多い被処理物に対して効率的な電
力供給が可能となる。
物の量として体積を自動的に判定して動作させることが
でき、比較的体積が多い被処理物に対して効率的な電力
供給が可能となる。
力と消費電力の異なる複数の触媒を有して、それぞれの
組み合わせで動作させることで、きめ細かな脱臭性能
と、きめ細かな消費電力設定が可能となり、被処理物の
量に対して細かく脱臭能力を設定できるとともに、必要
最低限に消費電力を抑えることも可能になる。
ク図
経路の構成図
Claims (6)
- 【請求項1】 被処理物を収容する処理容器と、被処理
物を減量する減量手段と、前記処理容器内部からの排気
に含まれる臭気を脱臭する複数の触媒と、前記触媒を加
熱させる複数の触媒加熱手段と、前記触媒加熱手段を制
御する制御手段を有し、前記制御手段は被処理物の量に
応じて前記触媒加熱手段を制御することを特徴とする厨
芥処理装置。 - 【請求項2】 処理量選択手段を有し、前記処理量選択
手段により被処理物の量を選択する構成とした請求項1
記載の厨芥処理装置。 - 【請求項3】 処理量判定手段を有し、前記処理量判定
手段により被処理物の量を判定する構成とした請求項1
記載の厨芥処理装置。 - 【請求項4】 処理量判定手段は、被処理物の重量を測
定する重量センサーを有し、この重量センサーの検知に
応じて被処理物の量を判定する請求項3記載の厨芥処理
装置。 - 【請求項5】 処理量判定手段は、処理容器内部の圧力
を測定する圧力センサーを有し、この圧力センサーの検
知に応じて被処理物の量を判定する請求項3記載の厨芥
処理装置。 - 【請求項6】 脱臭処理能力の異なる触媒を複数用いた
請求項1〜5のいずれか1項記載の厨芥処理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16964498A JP3941236B2 (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16964498A JP3941236B2 (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 厨芥処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000000544A true JP2000000544A (ja) | 2000-01-07 |
JP3941236B2 JP3941236B2 (ja) | 2007-07-04 |
Family
ID=15890311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16964498A Expired - Fee Related JP3941236B2 (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3941236B2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-17 JP JP16964498A patent/JP3941236B2/ja not_active Expired - Fee Related
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