JP2726254B2 - 電子レンジの陰イオン発生制御装置及び方法 - Google Patents

電子レンジの陰イオン発生制御装置及び方法

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JP2726254B2
JP2726254B2 JP10729296A JP10729296A JP2726254B2 JP 2726254 B2 JP2726254 B2 JP 2726254B2 JP 10729296 A JP10729296 A JP 10729296A JP 10729296 A JP10729296 A JP 10729296A JP 2726254 B2 JP2726254 B2 JP 2726254B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジの陰イオ
ン発生制御装置及び方法に関するもので、特に排気口に
流出されるガス量を感知し、その感知されたガス量によ
って陰イオン発生量及び冷却ファンの回転速度を制御し
て、調理時及び非調理時に電子レンジ内部及び厨房空間
内に存在する匂いを除去するようにする電子レンジの陰
イオン発生制御装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、従来の電子レンジ
は、調理モード時、加熱室1内の調理物2の調理を制御
するマイクロプロセッサ3と、前記マイクロプロセッサ
3の制御により電源を供給する電源供給部4と、前記電
源供給部4から供給される電源により前記調理物2の置
かれたターンテーブル5を回転させるターンテーブルモ
ーター6と、前記電源供給部4から供給される電源によ
り冷却ファン7を回転させて、吸入口8を介して空気を
加熱室1内に流入させる冷却ファンモーター9と、前記
電源供給部4から供給される電源を高圧に昇圧させる高
圧トランス10と、前記高圧トランス10で昇圧された
高圧によりマイクロウェーブを発生して加熱室1に供給
するマグネトロン11と、排気口12に装着された排気
ダクト13に付着され、その排気口12を介して流出さ
れる前記加熱室1内の調理匂いを除去する触媒14とか
ら構成される。
【0003】このように構成された従来の電子レンジの
調理動作を図7を参照しつつ以下に説明する。先ず、使
用者が調理を始めるために加熱室1内のターンテーブル
5上に調理物2を置き調理モードキー(図示せず)で入
力すると、マイクロプロセッサ3は前記調理開始キーの
入力によるキー信号を認識して電源供給部4を制御す
る。
【0004】次いで、前記電源供給部4はマイクロプロ
セッサ3の制御により電子レンジに供給すべき電源を供
給し、その供給された電源によりターンテーブルモータ
ー6は前記ターンテーブル5を回転させる。又、高圧ト
ランス10は前記電源供給部4から供給された電源を昇
圧して高圧を発生し、その発生された高圧によりマグネ
トロン11がマイクロウェーブを発生して加熱室1内に
供給する。
【0005】そして、冷却ファンモーター9は前記電源
供給部4から供給される電源により冷却ファン7を一定
速度に回転させて、吸入口8を介して加熱室1内に空気
を流入させる。これにより、前記加熱室1内の調理物2
は前記ターンテーブル5により一定速度に回転されなが
ら、前記マグネトロン11から供給されるマイクロウェ
ーブにより使用者の望む状態に調理され、その調理時に
発生される蒸気は前記吸入口8を介して流入される空気
により冷却されて排気口12に流出される。
【0006】その結果、排気ダクト13に装着された脱
臭触媒14は前記排気口12に流出される調理匂いを除
去することになる。一般に、図7(A)に示すように、
前記触媒14がない場合は、調理時に発生される匂いに
より調理初期時の匂い指数(x)は時間(t)が第1時
間(t1)、第2時間(t2)及び第3時間(t3)に
経過するにつれてxからa,b,cに急激に増加する。
【0007】しかし、図7(B)に示すように、前記触
媒14により調理匂いが除去された場合は、時間(t)
が経過するにつれて匂い指数が段々減少して、調理時に
発生される匂いの脱臭性能が向上される。ここで、前記
脱臭触媒14は、排気ダクト13を介して外部へ流出さ
れる空気の流出速度を考慮してその体積を設定し、触媒
の活性物質は前記排気口12に流出される空気の温度に
より活性化し得るように所定の成分を添加した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子レンジは調理時にだけ脱臭触媒により調
理時に発生される調理匂いを除去するが、非調理時の場
合は、図7(C)に示すように、調理初期時の匂い指数
(x)がそのまま維持されるため、つまり厨房に存在す
る匂いを除去し得る機能がないため、消費者の多様な要
求を満足させ得なくて製品の消費競争力を弱化させる問
題点があった。
【0009】従って、本発明の目的は排気口に流出され
るガス量を感知し、その感知されたガス量によって陰イ
オン発生量及び冷却ファンの回転速度を制御して、調理
時及び非調理時に電子レンジ内部及び厨房空間内に存在
する匂いを除去するようにする電子レンジの陰イオン発
生制御装置及び方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような本発明の目的
を達成するための手段は、排気口に流出されるガス量を
感知し、その感知されたガス量に対応する感知電圧を出
力するセンサーと、前記センサーから出力される感知電
圧によって電子レンジの各装置に供給すべき電圧レベル
を可変的に制御するマイクロプロセッサと、前記マイク
ロプロセッサの制御により電圧レベルを変化させて電子
レンジの各装置に供給する電源供給手段と、前記電源供
給手段から供給される電圧レベルによって陰イオンを発
生して、触媒により脱臭されたガスを再脱臭させ、排気
ルーバを介して電子レンジの外部へ流出させる陰イオン
発生手段とを含んで構成される。
【0011】そして、このような本発明の目的を達成す
るための他の手段は、外部電源が供給されると、調理モ
ードであるか否かを判断する第1段階と、前記第1段階
での判断結果が調理モードである場合、電圧供給レベル
を制御して電子レンジを構成する各装置をそれぞれ駆動
させる第2段階と、前記第2段階での駆動結果、調理段
階別に排気口に流出されるガス量を感知し、その感知さ
れたガス量に対応する感知電圧のレベルと調理段階別に
既設定された基準電圧とをそれぞれ比較し、その比較結
果によって前記陰イオン発生手段及び前記冷却モーター
に供給すべき電圧レベルを変化させて陰イオン発生量及
び前記冷却ファンの回転速度を可変制御する第3段階
と、前記第1段階での判断結果が非調理である場合、前
記センサーの感知電圧レベルと既設定された非調理時の
基準電圧レベルとを比較し、その比較結果によって前記
陰イオン発生手段及び前記冷却モーターに供給すべき電
圧レベルを変化させて陰イオン発生量及び前記冷却ファ
ンの回転速度を可変制御する第4段階とで構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付した図面を参
照して詳細に以下に説明する。図1に示すように、本発
明による電子レンジの陰イオン発生制御装置は、排気口
12に流出されるガス量を感知し、その感知されたガス
量に対応する感知電圧を出力するセンサー100と、前
記センサー100から出力される感知電圧によって電子
レンジの各装置に供給すべき電圧レベルを可変的に制御
するマイクロプロセッサ103と、前記マイクロプロセ
ッサ103の制御により電圧レベルを変化させて電子レ
ンジの各装置に供給する電源供給部104と、前記電源
供給部104から供給される電圧レベルによって陰イオ
ンを発生して、触媒14により脱臭されたガスを再脱臭
させ、排気ルーバ102,107を介して電子レンジの
外部へ流出させる陰イオン発生回路105と、前記電源
供給部104から供給される電圧レベルによって冷却フ
ァン7の回転速度を変化する冷却モーター106とから
構成する。
【0013】ここで、ターンテーブルモーター6、冷却
ファン7、高圧トランス10、マグネトロン11、触媒
14は従来と同一構成なので同一符号を付加し、その説
明を省略する。また、図1に示すように、前記陰イオン
発生回路105は、前記電源供給部104から供給され
る電圧を昇圧させて高電圧を発生させる高電圧発生器1
05aと、前記高電圧発生器105aから発生された高
電圧に対応する陰電圧を電極105bに印加して陰イオ
ン(−O2 )を発生する陰イオン発生器105cとから
構成する。
【0014】前記電極105bは前記ケース101と調
理室1間の所定距離(l)の中間位置(l/2)に位置
する。そして、図5に示すように、本発明による電子レ
ンジの陰イオン発生制御方法は、外部電源が供給される
と(S1)、調理モードであるか否かを判断する第1段
階(S2)と、前記第1段階(S2)での判断結果が調
理モードである場合、電圧供給レベルを制御して前記タ
ーンテーブルモーター6、高圧トランス10、マグネト
ロン11、陰イオン発生回路105及び冷却モーター1
06をそれぞれ駆動させる第2段階(S3)と、前記第
2段階での駆動結果、調理段階別に前記排気口12に流
出されるガス量を感知し、その感知されたガス量に対応
する感知電圧(Vs )のレベルと調理段階別に既設定さ
れた基準電圧とをそれぞれ比較し、その比較結果によっ
て前記陰イオン発生回路105及び前記冷却モーター1
06に供給すべき電圧レベルを変化させて陰イオン発生
量及び前記冷却ファン7の回転速度を可変制御する第3
段階と、前記第1段階(S2)での判断結果が非調理で
ある場合、前記センサー100の感知電圧(Vsd) レベ
ルと既設定された非調理時の基準電圧(Vd ) レベルと
を比較し、その比較結果によって前記陰イオン発生回路
105及び前記冷却モーター106に供給すべき電圧レ
ベルを変化させて陰イオン発生量及び前記冷却ファン7
の回転速度を可変制御する第4段階とで構成される。
【0015】前記第3段階は、調理物から蒸気が発生さ
れる調理段階(以下、第1調理段階)で前記センサー1
00の感知電圧(Vsa)レベルが第1調理段階で既設定
された基準電圧(Va )レベルより低いかを比較し(S
4)、その比較結果(S4)、前記感知電圧(Vsa)レ
ベルが基準電圧(Va )レベルより低い場合、陰イオン
が所定量(a)だけ発生されるようにすると共に前記冷
却モーター106が所定速度(Ra )に回転されるよう
に制御する第1過程(S5)と、前記第1過程での比較
結果(S4)、前記感知電圧(Vsa)レベルが基準電圧
(Va )より高いか同じである場合、飲食物が沸く調理
段階(以下、第2調理段階という)で前記センサー10
0の感知電圧(Vsb)レベルが第2調理段階での既設定
された基準電圧(Vb )レベルより低いか同じであるか
を比較し(S6)、その比較結果(S6)、前記感知電
圧(Vsb)レベルが前記基準電圧(Vb )レベルより低
いか同じである場合、陰イオンが所定量(b)だけ発生
されるように制御すると共に前記冷却モーター106が
所定速度(Rb )に回転されるように制御する第2過程
(S7)と、前記第2過程での比較結果(S6)、前記
感知電圧(Vsb)レベルが前記基準電圧(Vb )レベル
より高い場合、飲食物調理が完了される調理段階(以
下、第3調理段階という)での前記センサー100の感
知電圧(Vsc)レベルが第3調理段階での既設定された
基準電圧(Vc )レベルより高いか同じであるかを比較
し(S8)、その比較結果(S8)、前記感知電圧(V
sc)が前記基準電圧(Vc )より高いか同じである場
合、陰イオンが所定量(c)だけ発生されるように制御
すると共に前記冷却モーター106が所定速度(Rc
に回転されるように制御する第3過程(S9)と、前記
第3過程での比較結果(S8)、前記感知電圧(Vsc
レベルが基準電圧(Vc )レベルより低い場合、調理完
了後所定時間(以下、第4調理段階という)の間前記セ
ンサー100の感知電圧(Vsd) レベルが第4調理段階
での既設定された基準電圧(Vd ) より高いか同じであ
るかを比較し(S10)、その比較結果(S10)、前
記感知電圧(V sd) レベルが前記基準電圧(Vd ) レベ
ルより高いか同じである場合、陰イオンが所定量(d)
だけ発生されるように制御すると共に前記冷却モーター
106が所定速度(Rd )に回転されるように制御する
第4過程(S11)と、前記第4過程での比較結果(S
10)、前記感知電圧(Vsd) レベルが前記基準電圧
(V d ) レベルより低い場合、陰イオンが所定量(e)
だけ発生されるように制御すると共に前記冷却モーター
106が所定速度(Re )に回転されるように制御する
第5過程(S12)で構成される。
【0016】前記第4段階は、非調理モード時、前記セ
ンサー100の感知電圧(Vse) レベルが非調理モード
時の既設定された基準電圧(Vd ) レベルより低いかを
比較し(S13)、その比較結果(S13)、前記感知
電圧(Vse) レベルが基準電圧(Vd ) レベルより低い
場合、前記段階(S12)を実行し、前記感知電圧(V
se) レベルが基準電圧(Vd ) レベルより高いか同じで
ある場合、前記段階(S4〜S12)を順次反復実行す
る過程でなる。
【0017】このように構成された本発明による電子レ
ンジの陰イオン発生制御装置の動作及び本発明による電
子レンジの陰イオン発生制御方法の過程を図3〜図5を
参照して以下に詳細に説明する。先ず、使用者により外
部電源が供給されると(S1)、その供給された外部電
源は電源供給部104を介してマイクロプロセッサ10
3に供給される。次いで、前記マイクロプロセッサ10
3はキー入力部(図示せず)に備えられた調理モードキ
ーの入力有無をスキャンして調理モードであるか否かを
判断する(S2)。
【0018】前記判断結果(S2)が調理モードである
場合、前記マイクロプロセッサ103は前 記電源供給
部104の供給電圧レベルを制御し、その制御により前
記電源供給部104はターンテーブルモーター6、高圧
トランス10、マグネトロン11、陰イオン発生回路1
05及び冷却モーター106にそれぞれ所定レベルを供
給してその各装置6,10,11,105,106をそ
れぞれ駆動させる(S3)。
【0019】前記駆動(S3)により既に説明したよう
に調理動作が実行され、その実行結果、調理物により発
生されるガスが調理段階別に排気口12を介して流出さ
れる。その結果、排気ダクト13内の所定位置に装着さ
れたセンサー100は前記排気口12を介して流出され
るガス量を感知し、その感知されたガス量に対応する感
知電圧を出力する。
【0020】次いで、前記マイクロプロセッサ103は
段階別に前記センサー103から出力される感知電圧と
調理段階別に既設定された基準電圧とをそれぞれ比較
し、その比較結果によって電源供給量を制御して陰イオ
ン発生量及び前記冷却モーター106の回転速度を制御
する。前記制御動作を以下により詳細に説明する。
【0021】先ず、図3(A)に示すように、所定時間
(T1)の間、つまり第1調理段階での制御動作を説明
すると、前記マイクロプロセッサ103は前記センサー
100から出力される感知電圧(Vsa)レベルが既設定
された基準電圧(Va )レベルより低いかを比較する
(S4)。前記比較結果(S4)、前記感知電圧
(Vsa)レベルが基準電圧(Va )レベルより低い場
合、前記マイクロプロセッサ103は前記電源供給部1
04を制御して陰イオン発生回路105の高電圧発生器
105aに図3(B)のような所定電圧(V1)を供給
する。
【0022】次いで、図3(C)に示すように、前記高
電圧発生器105aは供給を受けた所定電圧(V1)を
昇圧させて高電圧を発生させ、その発生された高電圧に
より陰イオン発生器105cは図3(C)に示す陰電圧
(V11)を発生した後、その陰電圧(V11)を電極
105cに供給して陰イオン(−O2 )を図3(D)に
示すように所定量(a)だけ発生させ電極105bを介
して出力する。
【0023】一方、前記冷却モーター106は前記電源
供給部104から供給される電圧(V1)を受け冷却フ
ァン7を、図3(E)に示すように、回転速度(Ra
に回転させる。従って、前記第1調理段階で、前記排気
口12に流出されるガスは触媒14を介して脱臭され、
前記陰イオン発生回路105から発生された所定量
(a)の陰イオンにより再脱臭された後、排気ルーバ1
02を介して電子レンジの外部へ流出される。
【0024】以後、図3(A)に示す前記所定時間(T
1)の経過後の所定時間(T2)の間、つまり第2調理
段階での制御動作を説明すると、第2調理段階では、前
記比較結果(S4)、前記感知電圧(Vsa)が基準電圧
(Va )より高いか同じになるので、前記マイクロプロ
セッサ103は第2調理段階と認識し、その第2調理段
階で前記センサー100から出力される感知電圧
(Vsb)が既設定された基準電圧(Vb )より低いか同
じであるかを比較する(S6)。
【0025】前記比較結果(S6)、感知電圧(Vsb
が基準電圧(Vb )より低いか同じである場合、前記マ
イクロプロセッサ103は前記電源供給部104の供給
電源量を制御し、その制御により前記電源供給部104
は、図3(B)に示すように、前記第1調理段階での所
定電圧(V1)より高い所定電圧(V2)を前記陰イオ
ン発生回路105に供給する。
【0026】次いで、前記陰イオン発生回路105は既
に説明したように動作して、図3(D)に示すように、
前記第1調理段階での所定量(a)より多い所定量
(b)の陰イオン(−O2 )を発生し、前記排気口12
及び前記触媒14を順次介して脱臭されたガスを再脱臭
し前記排気ルーバ102に流出させる。併せて、前記冷
却モーター106は前記電源供給部104から供給され
る電圧(V2)を受け、図3(E)に示すように、前記
第1調理段階での回転速度(R a )より高速である回転
速度(Rb )に冷却ファン7を回転させる。
【0027】従って、前記第2調理段階で前記排気口1
2に流出されるガスは前記陰イオン発生量(b)だけ第
1調理段階より脱臭され排気ルーバ102を介して電子
レンジの外部へ流出される。以後、第3、第4調理段階
では、既に説明したように、前記マイクロプロセッサ1
03は前記陰イオン発生回路105及び冷却モーター1
06に供給すべき電圧レベルを変化させて供給して、図
3(D)及び図3(E)に示すように、陰イオン発生量
及び冷却ファン7の回転速度を制御する。
【0028】一方、非調理モード時の前記制御動作を説
明すると、前記マイクロプロセッサ103は前記センサ
ー100の感知電圧(Vse)レベルが既設定された基準
電圧(Vd ) レベルより低いかを比較し(S13)、そ
の比較結果(S13)、前記感知電圧(Vse)レベルが
前記基準電圧(Vd ) より低い場合、前記マイクロプロ
セッサ103は前記電源供給部104の供給電圧を制御
して、図3(B)に示すように、前記陰イオン発生回路
105及び前記冷却モーター106にそれぞれ所定電圧
(V5)を供給する。
【0029】従って、前記陰イオン発生回路105は前
記電源供給部104から供給される電圧(V5)により
所定量(d)の陰イオンを発生し、前記冷却モーター1
06は前記電源供給部104から供給される電圧(V
5)により所定速度(Re )に前記冷却モーター7を回
転させることになる。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る電子レンジの陰イオン発生装置及び方法は、調理モー
ドである場合、調理段階別に陰イオン発生量及び冷却フ
ァンの回転速度を変化させて発生させることにより、図
4(A)に示すように、非調理モード時の陰イオン発生
量だけ匂い指数(x1)が低くなり電子レンジ内部の脱
臭性能が向上される効果があり、一方、非調理モードで
ある場合、陰イオンを所定量だけ発生させると共に冷却
ファンを所定速度の回転速度に回転させることにより、
図4(B)に示すように、匂い指数(x)が従来の匂い
指数(x)より低くなり厨房の脱臭性能を向上させる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子レンジの陰イオン発生制御装
置のブロック構成図である。
【図2】図1の陰イオン発生回路の詳細ブロック構成図
である。
【図3】図1及び図2の入出力波形図である。
【図4】図1の動作結果、電子レンジ内部及び厨房の脱
臭性能を説明するグラフである。
【図5】本発明による電子レンジの陰イオン発生制御方
法による処理フローチャートである。
【図6】従来の電子レンジのブロック構成図である。
【図7】図6の動作により発生される匂いの脱臭性能を
示すグラフである。
【符号の説明】
1…加熱室 2…調理物 3,103…マイクロプロセッサ 4,104…電源供給部 5…ターンテーブル 6…ターンテーブルモーター 7…冷却ファン 8…吸入口 9…冷却ファンモーター 10…高圧トランス 11…マグネトロン 12…排気口 13…排気ダクト 14…触媒 100…センサー 102,107…排気ルーバ 105…陰イオン発生回路 105a…高電圧発生器 105b…電極 105c…陰イオン発生器 106…冷却モーター

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気口に流出されるガス量を感知し、前
    記感知されたガス量に対応する感知電圧を出力するセン
    サーと、 前記センサーから出力される感知電圧によって電子レン
    ジの各装置に供給すべき電圧レベルを可変的に制御する
    マイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサの制御により電圧レベルを変化
    させて電子レンジの各装置に供給する電源供給手段と、 前記電源供給手段から供給される電圧レベルによって陰
    イオンを発生して、触媒により脱臭されたガスを再脱臭
    させ、排気ルーバを介して電子レンジの外部へ流出させ
    る陰イオン発生手段と、 を具備する電子レンジの陰イオン発生制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電源供給手段から供給される電圧レ
    ベルによって冷却ファンの回転速度を変化させる冷却モ
    ーターをさらに含む請求項1に記載の電子レンジの陰イ
    オン発生制御装置。
  3. 【請求項3】 前記陰イオン発生手段は、前記電源供給
    手段から供給される電圧を昇圧させて高電圧を発生させ
    る高電圧発生器と、前記高電圧発生器から発生された高
    電圧に対応する陰電圧を電極に印加して陰イオンを発生
    する陰イオン発生器とを備える請求項1に記載の電子レ
    ンジの陰イオン発生制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電極は電子レンジケースと調理室間
    の所定距離の中間に位置するように配置される請求項3
    に記載の電子レンジの陰イオン発生制御装置。
  5. 【請求項5】 外部電源が供給されると、調理モードで
    あるか否かを判断する第1段階と、 前記第1段階での判断結果が調理モードである場合、電
    圧供給レベルを制御して電子レンジを構成する各装置を
    それぞれ駆動させる第2段階と、 前記第2段階での駆動結果、調理段階別に排気口に流出
    されるガス量を感知し、感知されたガス量に対応する感
    知電圧のレベルと調理段階別に既設定された基準電圧と
    をそれぞれ比較し、比較結果によって前記陰イオン発生
    手段及び前記冷却モーターに供給すべき電圧レベルを変
    化させて陰イオン発生量及び前記冷却ファンの回転速度
    を可変制御する第3段階と、 前記第1段階での判断結果が非調理である場合、前記セ
    ンサーの感知電圧レベルと既設定された非調理時の基準
    電圧レベルとを比較し、比較結果によって前記陰イオン
    発生手段及び前記冷却モーターに供給すべき電圧レベル
    を変化させて陰イオン発生量及び前記冷却ファンの回転
    速度を可変制御する第4段階と、 を具備する電子レンジの陰イオン発生制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第3段階は、調理物から蒸気が発生
    される調理段階で前記センサーの感知電圧レベルが第1
    調理段階で既設定された基準電圧レベルより低いかを比
    較し、比較結果、前記感知電圧レベルが基準電圧レベル
    より低い場合、陰イオンが第1所定量だけ発生されるよ
    うにすると共に前記冷却モーターが第1所定速度に回転
    されるように制御する第1過程と、 前記第1過程での比較結果、前記感知電圧レベルが基準
    電圧より高いか同じである場合、飲食物が沸く調理段階
    で前記センサーの感知電圧レベルがその調理段階での既
    設定された基準電圧レベルより低いか同じであるか否か
    を比較し、比較結果、前記感知電圧レベルが前記基準電
    圧レベルより低いか同じである場合、陰イオンが所定量
    だけ発生されるように制御すると共に前記冷却モーター
    が第2所定速度に回転されるように制御する第2過程
    と、 前記第2過程での比較結果、前記感知電圧レベルが前記
    基準電圧レベルより高い場合、飲食物調理が完了される
    調理段階での前記センサーの感知電圧レベルがその調理
    段階での既設定された基準電圧レベルより高いか同じで
    あるかを比較し、比較結果、前記感知電圧が前記基準電
    圧より高いか同じである場合、陰イオンが第3所定量だ
    け発生されるように制御すると共に前記冷却モーターが
    第3所定速度に回転されるように制御する第3過程と、 前記第3過程での比較結果、前記感知電圧レベルが基準
    電圧レベルより低い場合、調理完了後所定時間の間、前
    記センサーの感知電圧レベルがその所定時間に既設定さ
    れた基準電圧より高いか同じであるかを比較し、比較結
    果、前記感知電圧レベルが前記基準電圧レベルより高い
    か同じである場合、陰イオンが第4所定量だけ発生され
    るように制御すると共に前記冷却モーターが第4所定速
    度に回転されるように制御する第4過程と、 前記第4過程での比較結果、前記感知電圧レベルが前記
    基準電圧レベルより低い場合、陰イオンが第5所定量だ
    け発生されるように制御すると共に前記冷却モーターが
    所定速度に回転されるように制御する第5過程と、 を具備する請求項5に記載の電子レンジの陰イオン発生
    制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第4段階は、非調理モード時、前記
    センサーの感知電圧レベルが非調理モード時の既設定さ
    れた基準電圧レベルより低いかを比較し、比較結果、前
    記感知電圧レベルが基準電圧レベルより低い場合、前記
    3段階での第5過程を実行し、前記感知電圧レベルが基
    準電圧レベルより高いか同じである場合、前記3段階を
    順次反復実行する過程で構成される請求項5に記載の電
    子レンジの陰イオン発生制御方法。
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