JPS63141241A - 陰極線管のスポツトノツキング方法 - Google Patents

陰極線管のスポツトノツキング方法

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Publication number
JPS63141241A
JPS63141241A JP28667186A JP28667186A JPS63141241A JP S63141241 A JPS63141241 A JP S63141241A JP 28667186 A JP28667186 A JP 28667186A JP 28667186 A JP28667186 A JP 28667186A JP S63141241 A JPS63141241 A JP S63141241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neck
high voltage
voltage
electron gun
knocking
Prior art date
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Pending
Application number
JP28667186A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Inoue
勝義 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63141241A publication Critical patent/JPS63141241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、耐圧特性を向上させるためにおこ′なわれ
る陰極線管のスポットノッキング方法に関する。
(従来の技術) カラー受像管など高電圧で使用される陰極線管において
は、管内に異物やあるいは電子銃を構成する電極などに
針状の突起などがあると、動作中にスパーク放電やスト
レーエミッションなど、いわゆる管内放電をおこし、管
特性を劣化する。それ故、かかる陰極線管においては、
従来より、動作特性を安定化させるためのエージング工
程の前段で、耐電圧特性を向上さぜるためのスポットノ
ッキングがおこなわれている。
通常、このスポットノッキングは、たとえばカラー受像
管では、第5図に示すように、ファンネル■側壁に設け
られた陽極端子■と電子銃■の電極に接続されてネック
に)端部から導出された接続ピンとの間に、陰極線管の
動作電圧より高い直流高電圧Vを印加し、かつこの高電
圧を徐々に上昇して強制的に管内放電をおこさせ、その
放電エネルギにより管内異物や針状突起を除去すること
によりおこなわれている。しかし、この方法でおこなう
と、ネックに)外面の吸湿により、アース電位がネック
に)端部から陽極端子方向に移動して、ガラスからなる
ネック(イ)管壁を絶縁破壊し、ネック貫通を生ずるこ
とがある。なお、第5図において、■は直流電源、■は
この直流電源■と接続ピンとを接続するソケット、■は
カラー受像管を支持するコンベヤのハンガーである。
ところで、上記ネック貫通を防止するため、特公昭58
−36450号公報には、必らかじめネックに)を加熱
して除湿してからスポットノッキングをおこなう方法が
示されている。しかし、カラー受像管は、画面の大型化
や明るい画像の再生が進められており、そのためにその
動作電圧はますます高くなってきている。したがって、
それに対応した耐電圧特性が必要であり、スポットノッ
キングもより高い電圧でおこなわなければならなくなっ
ている。そのために、ネックに)の除湿をおこなっても
、なおネック貫通不良の発生が増加している。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のようにカラー受像管など高電圧で使用される陰極
線管は、耐電圧特性を向上させるために、従来リスポッ
トノッキングがおこなわれているが、画面の大型化や明
るい画像の再生に必要なより高い動作電圧に対応して、
所要の耐電圧特性を確保するために、スポットノッキン
グ電圧を高くすると、従来方法のままではネック貫通不
良が増加する。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、高電圧でスポットノッキングをおこなっても、
ネック貫通不良を発生せず、容易に良好な耐電圧特性が
得られるようにすることを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 陽極端子と電子銃の電極に接続された接続ピンとの間に
高電圧を印加して外囲器内に放電を発生させる陰極線管
のスポットノッキング方法において、陽極端子に導電接
続されて外囲器内面上に形成された内部導電膜の電子銃
側端部に対向する外囲器外周面に、上記高電圧と相似波
形の電圧を印加してスポットノッキングをおこなうよう
にした。
(作 用) 上記のように陽極端子に導電接続された内部導電膜の電
子銃側端部に対向する外囲器外周部に、陽極端子と電子
銃電極の接続ピンとの間に印加される高電圧と相似波形
の電圧を印加すると、内部導電膜の電子銃側端部付近の
外囲器厚み方向の電位傾度をゆるやかにすることができ
る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの、発明を実施例に基づいて説
明する。
第1図はこの発明の一実施例であるカラー受像管のスポ
ットノッキング方法を説明するための図である。たとえ
ばコンベヤのカート0のにカラー受像管(6)を載置し
、このカラー受像管■の陽極端子■および電子銃■の電
極に接続されてネックに)端部から導出された接続ピン
を、インダクションコイルなど高電圧発生トランス0の
からなる高圧電源の出力端に接続する。0はその接続の
ために上記接続ピンに装着されたソケットである。
また、第2図に示すように陽極端子■に導電接続されて
外囲器03)を構成するファンネルの内面上に形成され
た内部導電膜0◇の電子銃■側端部に対向するネック(
イ)外周面を、図示しないネックチャックなどに取付け
られた金属片00で脱着可能に取囲み、この金属片C0
を上記高電圧発生トランス0のの中点に設けられた中間
タップ0(!lに接続する。この金属片00は、外囲器
0の外で陽極端子■や接続ピンとの間で放電を発生しな
い大きさに形成することが望ましい。
ところで、一般に陽極端子と接続ピンとの間に高電圧を
印加してスポットノッキングをおこなうとき発生する絶
縁破壊は、上記陽極端子に導電接続された内部導電膜の
電子銃側端部でおこる。これは、一つには高電圧に充電
された内部導電膜のエツジ効果による。一方、ガラスな
どの絶縁部材に高電圧が印加されたときおこる絶縁破壊
は、そのときの外的条件、すなわち、ガラスの吸湿、内
部導電膜の電子銃側端部やコンバーゼンスカップなどの
針状突起の有無などに大きく影響される。
また、直流高電圧を印加する場合、内部導電膜の電子銃
側端部からネック内面に沿って形成される正の電位勾配
により、負の電極に対向するネック内面が電子衝撃など
を受ける。そのため、これらが重畳すると、ネックを貫
通する絶縁破壊をおこす。したがって、ネックの吸湿量
が増加し、また温度がある程度高くなると、その吸湿の
影響が顕著となってネック貫通を発生しやすくなる。ま
た、内部導電膜の電子銃側端部や電子銃電極などに針状
突起があると、同様にネック貫通が発生しやすくなる。
したがって、上記のように内部導電膜00の電子銃■側
端部に対向するネック(イ)外周面に金属片0Φを配設
し、この金属片O0に高電圧発生トランス02)の中点
に接続して、上記ネックに)外周面に、陽極端子■と接
続ピンとの間に印加する高電圧と相似波形の電圧を印加
すると、上記ネックに)厚み方向の電位傾度をゆるやか
にすることができる。したがって、このカラー受像管■
に従来より高いスポットノッキング電圧を印加しても、
ネック貫通不良を発生させることなく、絶縁破壊をおこ
しやすい要因が存在していても、ネック貫通不良を発生
させることなく、所要のスポットノッキングをおこなう
ことができ、良好な耐電圧特性をもつカラー受像管とす
ることができる。
なお、このスポットノッキングをおこなうに際し、あら
かじめたとえばネックに)を加熱して除湿しておこなえ
ば、より安全にスポットノッキングをおこなうことがで
きる。
つぎに、他の実施例について述べる。
上記実施例では、ネック外周部に配設した金属片を高電
圧発生トランスの中点に接続したが、第3図に示すよう
に金属片00を高電圧発生トランス(イ)の任意中間タ
ップOeに接続して陽極端子■と接続ピンとの間に印加
される電圧の波形と若干具なる相似波形の電圧を印加す
るようにしてもよい。
また、第4図に示すように金属片0Φをアースするとと
もに高電圧発生トランス02)の中間タップをアースし
て陽極端子■と接続ピンとの間に高電圧を印加するよう
にしてもよい。
〔発明の効果〕
陰極線管の陽極端子と電子銃の電極に接続された接続ピ
ンとの間に高電圧を印加するとともに、上記陽極端子に
導電接続されて外囲器内面上に形成された内部導電膜の
電子銃側端部に対向する外囲器外周面に、上記高電圧と
相似波形の電圧を印加してスポットノッキングをおこな
うようにすると、上記内部導電膜の電子銃側端部におけ
る外囲器厚み方向の電位傾度をゆるやかにすることがで
きる。したがって、従来より高い高電圧を陽極端子と接
続ピンとの間に印加しても、ネック貫通などの絶縁破壊
をおこすことなくスポットノッキングをおこなうことが
でき、良好な耐電圧特性をもつ陰極線管とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるカラー受像管のスポ
ットノッキング方法を説明するための図、第2図はその
金属片の配置を説明するための図、第3図は他の実施例
を説明するための図、第4図は異なる他の実施例を説明
するための図、第5図は従来のスポットノッキング方法
を説明するための図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 陽極端子と電子銃の電極に接続された接続ピンとの間に
    高電圧を印加して外囲器内に放電を発生させる陰極線管
    のスポットノッキング方法において、 上記陽極端子に導電接続されて上記外囲器内面上に形成
    された内部導電膜の電子銃側端部に対向する外囲器外周
    面に上記高電圧と相似波形の電圧を印加してスポットノ
    ッキングをおこなうことを特徴とする陰極線管のスポッ
    トノッキング方法。
JP28667186A 1986-12-03 1986-12-03 陰極線管のスポツトノツキング方法 Pending JPS63141241A (ja)

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JPS63141241A true JPS63141241A (ja) 1988-06-13

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