JPS6336922Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6336922Y2 JPS6336922Y2 JP808383U JP808383U JPS6336922Y2 JP S6336922 Y2 JPS6336922 Y2 JP S6336922Y2 JP 808383 U JP808383 U JP 808383U JP 808383 U JP808383 U JP 808383U JP S6336922 Y2 JPS6336922 Y2 JP S6336922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing part
- filament
- grid
- ceramic
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 15
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 10
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000615 nonconductor Substances 0.000 claims description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、フイラメント端子部及びグリツド
端子部のスパークなどの放電を防止するための電
子管の改良に関するものである。
端子部のスパークなどの放電を防止するための電
子管の改良に関するものである。
電子管のうち特に高い電圧を印加して動作させ
る送信管においては電極間でスパークなどを起こ
すことがある。送信管を用いた装置の調整中には
異常発振を起こすことが多く、このような場合、
送信管の各電極間に異常に高い電圧が発生するこ
とがある。通常ではフイラメント電極とグリツド
電極の間にはプレート電極とグリツド電極の数分
の1以下(2〜3KV以下)の電圧しか発生しな
いが異常発振などを起こすと非常に高い電圧(10
〜20KV以上)が発生することがある。
る送信管においては電極間でスパークなどを起こ
すことがある。送信管を用いた装置の調整中には
異常発振を起こすことが多く、このような場合、
送信管の各電極間に異常に高い電圧が発生するこ
とがある。通常ではフイラメント電極とグリツド
電極の間にはプレート電極とグリツド電極の数分
の1以下(2〜3KV以下)の電圧しか発生しな
いが異常発振などを起こすと非常に高い電圧(10
〜20KV以上)が発生することがある。
この考案の目的はこのような高い電圧に対して
放電を防止する安価な構造を提供するものであ
る。
放電を防止する安価な構造を提供するものであ
る。
第1図は一般的な送信管の外形図であり、1は
フイラメント導入端子、2はフイラメント側の封
止部、3はセラミツク、4はグリツド側封止部、
5はグリツド端子、6は陽極である。フイラメン
ト側封止部2とグリツド側封止部4との間の放電
はセラミツク3の汚面で起こることが多く、一度
放電を起こすと、セラミツク3の表面に放電の跡
が黒く残り、耐電圧特性がさらに劣化してしま
う。
フイラメント導入端子、2はフイラメント側の封
止部、3はセラミツク、4はグリツド側封止部、
5はグリツド端子、6は陽極である。フイラメン
ト側封止部2とグリツド側封止部4との間の放電
はセラミツク3の汚面で起こることが多く、一度
放電を起こすと、セラミツク3の表面に放電の跡
が黒く残り、耐電圧特性がさらに劣化してしま
う。
第2図に一般的に今まで採用されてきた放電防
止のための対策の例を示す。各番号は第1図と対
応するものである。すなわち、セラミツク3を放
電を防止できるまで長く伸ばしたものである。
止のための対策の例を示す。各番号は第1図と対
応するものである。すなわち、セラミツク3を放
電を防止できるまで長く伸ばしたものである。
しかしながらかかる方法によるとフイラメント
導入端子1のフイラメント電極までの導入部が長
くなり、リードインダクタンスが増加し、送信管
を使用した装置の動作が不安定になる要因を与え
る原因となる。またセラミツクは価格が高く、送
信管の価格を高くする要因ともなる。
導入端子1のフイラメント電極までの導入部が長
くなり、リードインダクタンスが増加し、送信管
を使用した装置の動作が不安定になる要因を与え
る原因となる。またセラミツクは価格が高く、送
信管の価格を高くする要因ともなる。
この考案はかかる欠点を取り除き安価で安定な
動作を行う送信管を提供するものである。
動作を行う送信管を提供するものである。
以下にこの考案の一実施例を第3図を用いて詳
細に説明する。すなわち、セラミツク3の長さを
第2図の場合に比べ1/3〜1/4以下にし、フイラメ
ント側封止部2とセラミツク3とグリツド側封止
部を熱縮チユーブ8で被い、シリコン樹脂7を熱
縮チユーブ8とフイラメント側封止部2とセラミ
ツク3とブリツド側封止部4との間に充填し、熱
縮チユーブ8をドライヤーなどで加熱し収縮させ
たものである。
細に説明する。すなわち、セラミツク3の長さを
第2図の場合に比べ1/3〜1/4以下にし、フイラメ
ント側封止部2とセラミツク3とグリツド側封止
部を熱縮チユーブ8で被い、シリコン樹脂7を熱
縮チユーブ8とフイラメント側封止部2とセラミ
ツク3とブリツド側封止部4との間に充填し、熱
縮チユーブ8をドライヤーなどで加熱し収縮させ
たものである。
このようにすることによつて、リードインダク
タンスを小さくすることができ、装置の調整中に
異常な高圧が発生しても放電を防止することがで
きる。また熱縮チユーブやシリコン樹脂は大量に
市中に出回つているものであり、電子管用に特別
に作られた緻密なセラミツクに比べればかなり安
価である。
タンスを小さくすることができ、装置の調整中に
異常な高圧が発生しても放電を防止することがで
きる。また熱縮チユーブやシリコン樹脂は大量に
市中に出回つているものであり、電子管用に特別
に作られた緻密なセラミツクに比べればかなり安
価である。
このように、本考案によれば、安価で安定な動
作を行う電子管を提供することができる。
作を行う電子管を提供することができる。
なお、本考案は上述の一実施例に限定されるこ
となく要旨を逸脱しない範囲内で種々変形が可能
なことは言うまでもない。例えばスクリーングリ
ツドを有する電子管であれば、コントロールグリ
ツドとスクリーングリツドとの間やグリツドとプ
レートの間の耐電圧を向上させるためにシリコン
樹脂を充填した熱縮チユーブで被つてもよい。
となく要旨を逸脱しない範囲内で種々変形が可能
なことは言うまでもない。例えばスクリーングリ
ツドを有する電子管であれば、コントロールグリ
ツドとスクリーングリツドとの間やグリツドとプ
レートの間の耐電圧を向上させるためにシリコン
樹脂を充填した熱縮チユーブで被つてもよい。
第1図は一般的な電子管の外形を示す図、第2
図は従来の放電を防止する構造の半断面図、第3
図は本考案の一実施例を示す半断面図である。 1……フイラメント導入端子、2……フイラメ
ント側封止部、3……電気的絶縁物、4……グリ
ツド側封止部、5……グリツド端子、6……プレ
ート、7……シリコン樹脂、8……熱縮チユー
ブ。
図は従来の放電を防止する構造の半断面図、第3
図は本考案の一実施例を示す半断面図である。 1……フイラメント導入端子、2……フイラメ
ント側封止部、3……電気的絶縁物、4……グリ
ツド側封止部、5……グリツド端子、6……プレ
ート、7……シリコン樹脂、8……熱縮チユー
ブ。
Claims (1)
- フイラメント電極部と同電位になる外部に露出
した封止部とグリツド電極部と同電位になる外部
に露出した封止部とを有し、両封止部間にセラミ
ツクを有する電子管において、フイラメントと同
電位となる封止部とグリツドと同電位となる封止
部とセラミツクを熱縮チユーブで被い、熱縮チユ
ーブとフイラメント側封止部及びグリツド側封止
部及び電気的絶縁物との間にシリコン樹脂を充填
したことを特徴とする電子管の耐電圧構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP808383U JPS59113955U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 電子管の耐電圧構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP808383U JPS59113955U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 電子管の耐電圧構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59113955U JPS59113955U (ja) | 1984-08-01 |
JPS6336922Y2 true JPS6336922Y2 (ja) | 1988-09-29 |
Family
ID=30139590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP808383U Granted JPS59113955U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 電子管の耐電圧構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59113955U (ja) |
-
1983
- 1983-01-24 JP JP808383U patent/JPS59113955U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59113955U (ja) | 1984-08-01 |
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