JPS5943467B2 - トランス−ヘキサヒドロジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン類の製造法 - Google Patents

トランス−ヘキサヒドロジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン類の製造法

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JPS5943467B2
JPS5943467B2 JP52081487A JP8148777A JPS5943467B2 JP S5943467 B2 JPS5943467 B2 JP S5943467B2 JP 52081487 A JP52081487 A JP 52081487A JP 8148777 A JP8148777 A JP 8148777A JP S5943467 B2 JPS5943467 B2 JP S5943467B2
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JPS537679A (en
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ウイリアム・ビ−・ブランチヤ−ド
チヤ−ルズ・ダブリユ・ライアン
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/78Ring systems having three or more relevant rings
    • C07D311/80Dibenzopyrans; Hydrogenated dibenzopyrans

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、6a310a−シスー1−ヒドロキシー3−
置換−6、6−ジメチルー6、6a37、8、1O、1
0a−ヘキサヒドロー9H−ジペンゾ〔b、d〕ピラン
ー9−オンを、非反応性有機溶媒中ある種のハロゲン化
アルミニウムと反応させて、対応する6a、10a−ト
ランスー1−ヒドロキシー3−置換−6、6−ジメチル
ー 6、6a27、8、1O、10a−ヘキサヒドロー
9H−ジペンゾ〔b、d〕ピランー9−オンを得る新
規製造法を提供ずるものである。
6a,10a−シスージベンゾ〔b,d〕ピラン−9−
オン化合物の対応ずるトランス異性体への変換は、Ra
zdanとZikto1こよつて最初(こ行われ、その
際6a,[0a−シス−[−ヒドロキシ−3−n−ぺン
チル−6,6,9−トリメチルー6a,7,10,10
a−テトラヒドロ−6H−ジべンゾ〔b,d〕ピランを
対応ずる6a,L0aートランス−6a,7,10,[
0a−テトラヒドロージベンゾ〔b,d〕ピラン誘導体
lこ変換している。
この変換は、シス体をジクロルメタン中−20°C1こ
?いて三フツ化ホウ素で90分間処理することに上つて
実施され、この異性体に伴つてΔ9(0の二重結合がΔ
8(9)に移動した。RazdanとZitkoの異性
化反応(こついては、TetrahedーronLet
ters1 4947〜4950(1960)に詳しく
述べられている。C−9位にメチル基の代りにケトンを
有し、C環が1個の二重結合を有する代りに完全1こ飽
和されている点でRazdan?よびZitkoの場合
と異る、6a,10−シス−1−ヒドロキシ−3ー置換
−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10a
ーヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9
−オンを、RazdanとZitkoによつて示された
反応条件下lこ三臭化ホウ素と反応させても、単離し得
る量の対応するトランス体は生成しない。
事実、5一置換レゾルシノ一ルと1−メトキシー4−(
1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−1,4−シクロ
ヘキサジエンとを過剰の三臭化ホウ素の存在下に反応さ
せると、殆んど選択的:こ6a,10a−シス−]−ヒ
ドロキシ−3一置換6,6ージメチル−6,6a,7,
8,10,,[0a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔
b,d〕ピラン−9−オンが生成し、この条件下ではト
ランス体への異性化は起らないことが最近発見された。
この縮合反応jこついて11、同日付の別途出願(発明
者Day?よびLavagnino)に述べられている
。ある種の6a,t0a−トランス−1−ヒド口キシ−
3一置換−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10
,10a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピ
ラン−9−オン類1ま、医薬、殊1こ不安症δよびうつ
病の治療剤?よび鎮痛剤として特に重要であることが最
近発見された。これらのトランスヘキサヒドロジベンゾ
ピラノン類の用途は、米国特許第3,928,598号
、同第3,944,673号8よび同第3,953,6
03号に詳述されている。シスーヘキサヒドロジベンゾ
ピラノン類も薬理活件を有するが、その活件は意外にも
対応するトランスー異性体のものより弱い。従つて、本
発明の目的1ま、シスーヘキサヒドロジベンゾピラノン
を、薬理的に活性の高いトランス異性体に変換ずるため
の簡便な方法を提供しようとずるものである。本発明は
、下記式の6a,10a−トランスーヘキサヒドロジベ
ンゾピラノンの新規製造方法に関ずる。し113 〔式中、RはC5〜C10アルキルを表わし、6a位と
10a位に結合する水素原子は互いにトランス配置をと
るものとする。
〕本発明方法11、上記一般式で表わされかつ6aと1
0a位に結合する水素が互いにシス配置である6a,1
0a−シスーヘキサヒドロジベンゾピラノンを、非反応
性溶媒中、例えば−80℃ないし100℃に?いて10
分間ないし6時間、ある種のハロゲン化アルミニウム(
塩化アルミニウムまたは臭化アルミニウム)と反応させ
て、式1の6a,l0a−トランス−1−ヒドロキシ−
3置換−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,
10a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラ
ン−9−オンを得ようとするものである。
本発明は、6a,10a−トランスーヘキサヒドロジベ
ンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンを対応ずる6a,10
a−シス異件体から製造する簡便な万法lこ関する。
ここで使用する″6a,10aーシス〃?よび6a,1
0a−トランス〃という用語は、前記の式で表わされる
化合物の6a位?よび[0a位の水素原子相互の相対的
な配置に関ずるものである。従つて、 ″6a,10a
−シス〃と表示されている化合物は、6a位?よびl0
a位に結合している水素が、分子面に対して同じ側に配
置しているものである。言うまでもなく、″6a,[0
a−シス2との表示には、少くとも2個の異性体が含ま
れる。
ずなわち、6a水素と10a水素が共に分子面の上側に
配置している場合があり、このときの絶対配置は6aβ
?よびI0aβとして示される。他方、6a水素とI0
a水素が共に分子面の下側に配置している場合があり、
このときは6aαと10aαで表示される。同様に、″
6a,10a−トランス2という用語は、前記式に?い
て6a位と10a位の水素原子が相互にトランス配置を
とつているもの、換言すればそれらが分子面に対して相
互に逆方向の配置をとつている化合物を示す。
″6a,]0a−シス2の場合と同様に、〃6a,[0
a−トランス2という表示は、少くとも2個の異性体を
含む。
すなわち、そのひとつの異性体では、6a一水素が分子
面の上側、つまり6αβに配置しており、10a一水素
が分子面の下側、つまり10aαに配置している。この
様な配置の鏡像異性体もまた〃6a,l0a−トランス
7という表示に含まれて?り、この場合6a水素は分子
面の下側、つまり6aαに配置され、10a水素は分子
面の上側、つまりIOaβに配置されている。ここでは
、以後6a一水素とI0a一水素の絶対配置は指示しな
いこととし、″6a,I0a−トランス2という表示は
、前記一般式で示される各鏡像異性体?よびこれら鏡像
異性体の混合物を意味するものとする。
例えば、本発明の方法によつて製造される6a,[0a
−トランス化合物は、6aα,l0aβ一体、6aβ,
l0aα一体?よびこれら鏡像異性体の混合物を含むも
のと理解されるべきである。この種の鏡像異性体混合物
は、通常の万法に従つて、a一混合物として示される。
ここで用いる″C5〜C10アルキル〃という用語は全
体として5〜10個の炭素原子を有する直鎖または分枝
のアルキル基を意味する。この種のアルキル基の例には
、n−ぺンチル、[−メチルブチル、1,I−ジメチル
プロピル、n−ヘキシル、1,2−ジメチルペンチル、
1,[−ジメチルヘキシル、I−エチルブチル、1−メ
チル−2−エチルブチル、2−メチルヘキシル、n−ヘ
プチル、1,2−ジメチルヘプチル、n−オクチル、イ
ソオクチル、1−エチルオクチル、1,2−ジメチルオ
クチル、n−ノニル、1,l−ジメチルヘプチル右よび
1,l−ジメチルオクチルが含まれる。本発明によれば
、6a,[0a−シス−1−ヒドロキシ−3一置換−6
,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,[0a−ヘ
キサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オ
ンを、非反応性有機溶媒中でハロゲン化アルミニウム、
すなわち塩化アルミニワムまたは臭化アルミニウムと反
応させ、対応する6a,l0a−トランス−1−ヒドロ
キシ−3一置換−6,6−ジメチル−6,6a,7,8
,10,,l0a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b
,d〕ピラン−9−オン(1)を得る。
この変換を実現するために要するハロゲン化アルミニウ
ムの量の厳密さはこの方法によつて特に重要ではないが
、本異性化反応は一般に上記6a,10aーシスージベ
ンゾ〔b,d〕ピラノン誘導体を過剰のハロゲン化アル
ミニウムを混合するこによつて遂行される。反応に通常
使用されるハロゲン化アルミニウムの過剰量は3〜4モ
ル過剰の範囲である。しかし、必要あらばさらに過剰量
を使用する゜こともできる。反応は、一般に非反応性溶
媒中で実施される。
代表的な溶媒には、ジクロルメタン、クロロホルム、1
,l−ジクロルエタン、1,2−ジクロルエタン、ブロ
ムエタン、1,2−ジブロムエタン、lーブロム−2−
クロルエタン、l−ブロムプロパン、1,l−ジブロム
エタン、2−クロルプロバン、1ーヨードプロバン、l
−ブロム−2−クロルエタン、クロルベンゼン、ブロム
ベンゼンまたは1,2ジクロルベンゼンのようなハロゲ
ン化炭化水素;゜べンゼン、ニトロベンゼン、トルエン
またはキシレンのような芳香族洛媒;あるいはジエチル
エーテル、メチルエチルエーテル、ジメチルエーテルま
たはジイソプロピルエーテルのようなエーテル類が含ま
れる。本発明の異性化反応に使用ずる溶:媒の特定は必
要でないが、好ましい浴媒には、ジクロルエタン、ジク
ロルメタン、ブロムエタンまたは1,2−ジブロムエタ
ンのようなハロゲン化炭化水素あるいはべンゼンまたは
トルエンのような芳香族洛媒が含まれる。本発明によつ
て提供される6a,l0a−シスーヘキサヒドロジベン
ゾ〔b,d〕ピラノンの対応ずる6a,10a−トラン
ス異性体への異性化反応では、反応温度の厳密さは重要
ではないので、実際上如何なる便宜的温度範囲ででも実
施ずるこ′とができる。
本反応は、通常−80℃〜[00℃の温度で実施される
が、さらに好ましくは0℃〜5℃で行われる。本反応に
とつて、反応時間もまた重要でない。
,本反応は、通常10分間〜6時間で実質的に完了する
が、これより長い反応時間でも生成する6a,10a−
トランス化合物に有害ではない。通常、反応の進行を薄
層クロマトグラフイーのような常法で追跡ずるなどの方
法により6a,[0a−シスージベンゾ〔b,d〕ピラ
ノンの対応ずる6a,10a−トランスージベンゾ〔b
,d〕ピラノンへの異性化が実質的に完了したことが判
明ずるまで、反応を継続する。シス異性体が目的とする
トランス異性体へ完全に変換された後、生成物は、水洗
あるいは希塩酸もしくは希硫酸のような酸水溶液での洗
滌によつて過剰のアルミニウムハライドを除去すれば容
易に単離される。
次いで、蒸発などの方法によつて反応混合物から溶媒を
除くと、目的とずる6a,10a−トランス−1−ヒド
ロキシ−3一置換一6,6−ジメチル−6,6a,7,
8,10,,口n−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b
,d〕ピランー9−オンが通常ひとつのdl一混合物と
して得られる。こうして得られる生成物は実質的に不純
物を含まない。しかし、必要あれば、固一液相クロマト
グラフイー、薄層クロマトグラフイーあるいはヘキサン
やシクロヘキサンなどの通常洛媒からの再結晶のような
常套手段によつてさらに精製することもできる。前述し
たように、本発明方法は、通常6a,10a−シスーヘ
キサヒドロジベンゾ〔b,d〕ピラノンのde一混合物
について実施され、対応する6a,l0a−トランスー
ヘキサヒドロジベンゾ〔b,d〕ピラノンのdl一混合
物を得るものである。
本発明方法によつて容易に製造されるdjートランスl
−ヒドロキシ−3一置換−6,6−ジメチル−6,6a
,7,8,10,10a−ヘキサヒドロー9H−ジベン
ゾ〔b,d〕ピラン−9−オンの実例には、次のような
化合物が含まれる。dl−6a,10a−トランス−1
−ヒドロキシー3−n−ヘプチル−6,6−ジメチル−
6,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−9H
−ジベンゾ〔b,d〕ピラノ−9−オン;dl−6a,
10a−トランス−1−ヒドロキシー3−(1,2−ジ
メチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,6a,7,
8,10,10a−ヘキサヒドロー9Hジベンゾ〔b,
d〕ピラン−9−オン;?よびdl6a,10a−トラ
ンス−1−ヒドロキシー3−(1−エチルヘキシル)−
6,6−ジメチルー6,6a,7,8,10,10a−
ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−
オン。
本発明方法の原料物質として必要な6a,l0aーシス
−1−ヒドロキシ−3一置換−6,6−ジメチル−6,
6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロー9H−ジ
ベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンは、種々の方法で製
造され得る。
例えば、3−n−ぺンチル誘導体は、Fahrenho
ltzの米国特許第3,507,885号?よび同第3
,636,058号記載の方法によつて低収率ながら製
造され得る。他の3一置換誘導体は、Fahrenho
ltzの方法を利用し、適当な5一置換レゾルシノ一ル
を選択することによつて製造され得る。別法として、こ
れらの6a,10a−シスーヘキサヒドロジベンゾ〔b
,d〕ピラン−9−オン類は三フツ化ホウ素・ジエチル
エーテレートまたは塩化第二スズの存在下に、5一置換
レゾルシノールと1−メトキシ−4−(1−ヒドロキシ
−1ーメチルエチル)−1,4−シクロヘキサジエンを
縮合させることによつて製造され得る。
この縮合反応は、一般に、べンゼンなどの溶媒中、凡そ
当モル量ずつの5一置換レゾルシノ一ルとl−メトキシ
−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチノりー1,4
−シクロヘキサジエンを混和し、三フツ化ホウ素・ジエ
チルエーテレートまたは塩化第二スズの約[〜5モル過
剰量を添加ずることによつて行われる。反応は、通常2
5℃付近で行われ、般に約4〜5時間後に実質的に終了
ずる。生成物dl−6a,10a−シス−1−ヒドロキ
シ−3ー置換6,6−ジメチル−6,6a,7,8,1
0,10a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕
ピランー9−オンは、反応洛媒除去後再結晶することに
よつて容易に単離される。上記の縮合反応またはFah
renhotzの方法によつて6a,I0a−シス−1
−ヒドロキシー3一置換−6,6−ジメチル−6,6a
,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−9H−ジベン
ゾ〔b,d〕ピラン9−オンを製造するために使用され
る5ー置換レゾルシノ一ルの例として、5−n−ぺンチ
ルレゾルシノール、5−n−オクチルレゾルシノール、
5−(1,2−ジメチルヘプチル)レゾルシノール、5
−(1プロピルブチル)レゾルシノールが挙げられる。
上述の5一置換レゾルシノールと縮合させる1ーメトキ
シ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−1,
4−シクロヘキサジエン1も例えばInhOffenら
の報告(Ann・,674、28〜35(1964)に
従つて、[−メトキシ−4一(1−ヒドロキシ−1−メ
チルエチル)ベンゼンに対して常法によるバーチ還元を
行うことによつて容易に製造される。
先にも述べたように、本発明方法で製造されるdl−6
a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3一置換−6
,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10a−ヘ
キサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オ
ン(1)は医薬品として、また他の価値ある薬品の合成
中間体として有用である。
本発明方法によつて得られるdl−6a,10a−トラ
ンスージベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン類は、特に
抗不安剤として有用であり、またうつ病の治療にも有用
であるほか、処置を要する患者に対して鎮静?よび鎮痛
効果を発揮する性質を有している。この化合物群中特に
重要なものはdl−6a,10a−トランス−1−ヒド
ロキシ−3−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−
ジメチル−6,6a,7,8,10,I0a−ヘキサヒ
トロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オンであ
つて、この化合物は抗不安剤として特に有用であり、神
経性不安症の患者に対するトランキライザ一として使用
され得る。本化合物?よび関連化合物の有用性は、抗不
安作用の検定に通常使用される標準的試験法によつて証
明された。特に、上記の化合物を2中隔損傷ラツト(S
eptal−1es・IOnedrats)を馴化させ
るために経口投与したとき、最小有効投与量は1.25
Tn9/Kgであつた。従つて、本発明方法によつて製
造される化合物は不安症の治療を要する対象に投与され
得る。
これらの化合物は、経口投与用に製剤されるのが好まし
いが、非経口投与も可能である。通常のI日用量は、患
者あたり0.1−100ワである。本化合物は、デンプ
ン、デキストローズ、ポリビニルピロリドンなどの通常
の賦型剤や担体を用いて常法により製剤される。便利な
経口投与のため′には錠剤またはゼラチンカプセルによ
るカプセル剤に製剤することができ、非経口投与のため
に1ま溶液または懸濁液とすることができる。
経口投与の好ましい態様を例示すると次の通りである。
本発明方法の化合物、例えばdl−6a,10a−トラ
ンス−1−ヒドロキシ−3−(1,1ジメチルヘプチル
)−6,6a,7,8,L0,L0a−ヘキサヒトロー
6,6−ジメチル−9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一
9−オン10部とポリビニルピロリドン90部をエタノ
ール中で混合する。次いで、エタノールを蒸発除去し、
得られる固体をデンプン89部とポリオキシエチレンゾ
ルビタン・モノオレエートl部と混合する。この混合物
を、各カプセルあたり約5mgの活性薬物が含まれるよ
うにカプセルに充填する。患者に対して、l日あたり1
〜2カプセル、または静穏作用発現に必要な量を投与す
る。前述の通り、6a,10a−トランスージベンゾ〔
B,d〕ピラン一9−オン(1)は、また、他の価値あ
るジベンゾ〔B,d〕ピラン誘導体の合成中間体として
も有用である。
さらに詳しくは、9−ケトン基を還元すると、血圧降下
剤として有用な(ヒ合物が得られる。例えば、dl−6
a,[0aートランス−1−ヒドロキシ−3−(1,1
−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,6a,
7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ
〔B,d〕ピラン一9−オンを還元すると、dl一6a
,10a−トランス−3−(1,1−ジメチルヘプチル
)−6,6−ジメチル−6a,7,8,10,10a−
ヘキサヒトロー6H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一1,
9−ジオールが得られ、後者はその降、圧作用の故に薬
理学上特に重要な化合物である。本発明方法(こよつて
もたらされる化合物は、さらに、中枢神経系]こ作用す
る薬品の合成上有用である。6a,10a−トランスー
ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン類をメチルマグネ
シウムプロミドと反応させ、次いで脱水すると一群の6
a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3一置換一6
,6,9−トリメチル−6a,7,8,10a−テトラ
ヒトロー6H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン類が得られ、
その多くは、例えば米国特許第3,507,885号に
記載されているように中枢神経薬として有用である。
以下の詳細な実施例1ま、シス型原料物質の製法と共に
、本発明方法の種々の特徴を説明しようとずるものであ
る。
それらは、専ら説明を目的として?り、如何なる場合に
も本発明を制限するものと解されるべきではない。参考
例 1 de−6a,10a−シス−1−ヒドロキシ−3−(1
,1−ジメチルプチノ(ハ)−6,6−ジメチルー6,
6a,7,8,10,10a−ヘキナヒドロ−9Hージ
ベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン1−メトキシ−4−
(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−1,4−シク
ロヘキサジエン504即と5−(1,l−ジメチルヘプ
チル)レゾルシノール708ml.をべンゼン25dに
溶かし、24℃で撹拌しながら三フツ化ホウ素・ジエチ
ルエーテレート5dを一度に加えた。
反応混合物を24℃で5時間撹拌し、次いで6N塩酸2
0dに加えた。この混合液からべンゼンを留去し、酸性
水溶液を数回ジエチルエーテルで抽出した。エーテル抽
出液を合併し、水?よび炭酸水素ナトリウム水溶液で洗
浄した後乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、得られた油
状物をヘキサンから結晶化させてdl−6a,l0a−
シス−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメチルヘプチ
ル)−6,6−ジメチル−6,6g,7,8,10,1
0a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン
−9−オンを得た。nmr(CDCl3):80Hz(
s1 3H5 C−6メチル).84Hz(s5 3H
5C−6メチル)。参考例 2dl−6a,10a−シ
ス−1ヒドロキシ−3ー。
−ぺンナル−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,1
0,10a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕
ピラン−9−オン1−メトキシ−4−(1−ヒドロキシ
−1−メチルエチル)−1,4−シクロヘキサジエン2
669と5−n−ぺンチルレゾルシノ一ル2.99を、
微量のシクロヘキサンを含有するジクロルメタン110
ml,に溶かし、氷一食塩浴で−5℃に冷却して撹拌し
ながら、塩化第二スズ4.2dを一度に加えた。
次いで反応混合物を室温まで温め、さらに7時間撹拌し
た。反応混合物を水?よびIN水酸化ナトリウム溶液で
洗浄し、乾燥した。減田下に洛媒を留去し、得られる油
状物質をn−ヘキサン]0dから結晶化してde−6a
,10a−シスー1−ヒドロキシ−3−n−ぺンチル−
6,6−ジメチル−6,6a7,8,10,10a−ヘ
キサヒドロー9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オ
ンを得た。nmr(CDC23):80Hz(s53H
sCー6メチノリ、84Hz(s1 3H5C−6メチ
ル)。実施例 1 dl−6a,l0a−トランス−1−ヒドロキシー3−
(1,【−ジメチヌヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロー9H−
ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンdl−6a,l0
a−シス−1−ヒドロキシ−3ー(1,l−ジメチルヘ
プチル)−6,6−ジメチルー6,6a,7,8,10
,10a−ヘキサヒドロ−9Hージベンゾ〔b,d〕ピ
ラン−9−オン1,09を市販のジクロルメタン40m
lに溶かし、24℃で撹拌しながら塩化アルミニウム1
,09を一度に加.えた。
この反応液を24℃で5時間撹拌した。反応混合物をI
N塩酸?よび水で洗滌し、有機溶液を乾桑し、減圧下に
溶媒を留去して固体の生成物994ηを得た。これをヘ
キサンから再結晶してdl−6a,10a−トランス−
1−ヒドロキシー3−(1,1−ジメチルヘプチル)−
6,6−ジメチル−6,6a7,8,10,10a−ヘ
キサヒドロー9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オ
ン761〜を得た。M.P・160〜161℃。nmr
(CDC23):67Hz(s5 3HsC−6メチル
)、88Hz(s53HsC−6メチル)。実施例 2
dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
n−ぺンチル−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,
10,10a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d
〕ピラン−9−オンde−6a,lOa−シス−1−ヒ
ドロキシ−3ーn−ぺンチル−6,6−ジメチル−6,
6a,7,8,10,l0a−ヘキサヒドロ−9H−ジ
ベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン400W9を、シク
ロヘキサンldを含むジクロルメタン200dを溶かし
、24℃で撹拌しながら塩化アルミニウム600ηを一
度に加えた。
反応混合物を24℃で2時間撹拌した。反応混合物を水
洗、乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、固体の生成吻を得
た。これをn−ヘキサンから結晶化し、a−6a,l0
aートランス−1−ヒドロキシ−3−n−ぺンチルー6
,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10a−ヘ
キサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オ
ン220mgを得た。M.P−146〜150℃。Nm
r(CDCl3):67Hz(Sl3HsC−6メチル
)、88Hz(Sl3H5C−メチル)。実施例 3 d.1−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−
ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オンdl−6a,10
a−シス一1−ヒドロキシ−3一(1,1−ジメチルヘ
プチル)−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10
,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピ
ラン一9−オン1.09をジクロルメタン407r9に
浴かし、臭化アルミニウム1.09を一度に加えた。
反応混合物を24℃で5時間撹拌し、IN塩酸?よび水
で洗浄した。反応混液を乾燥し、減圧下に溶媒を留去し
、dl一6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3
一(1,1ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−
ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オンを得た。Nmr(
CDC′3):67Hz(Sl3HsC−6メチル)、
88Hz(S53HsC−6メチル)。実施例 4d1
−6a,I0a−トランス−1−ヒドロキシー3−(1
,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,6
a,,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ン
ベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン実施例1記載の方法
を1シス化合物109?よび塩化アルミニウム12.5
9を用いて実施した。
反応は氷浴中2℃で実施し、塩化アルミニウムの添加後
同温度で4時間撹拌した。目的物質(MPl6O〜16
24C)7.59が得られ、Nmrにより実施例1の標
品と同定された。実施例 5 d1−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシー3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−
ンベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オンdl−6a,10
a−シス一1−ヒドロキシ−3一(1,]−ジメチルヘ
プチル)6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,
[0a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラ
ン一9−オン100W19と塩化アルミニウム0.1f
1を、1,2−ジクロルエタン5m1中、温度約24℃
で5時間反応させた。
得られた目的物質は、Nmrにより実施例1の生成物と
同定された。実施例 6 d1−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9トジベ
ンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン実施例5記載の方法を
還流温度(約80℃)で実施した。
薄層クロマトグラフイ一による同定の結果、実施例1と
同一の生成物への変換は15分以内に終結した。実施例
7 市−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシー3−(
1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,
6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9YI−
S)ベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン洛媒としてクロ
ルベンゼンを使用して実施例5の方法を実施した。
TLCによつて実施例1の生成物と同定される製品への
変換は、1時間を要した。実施例 8 d1−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチノリ一6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9トジ
ベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン実施例1の原料物質
0.39を、ベンゼン101VI中24℃で、塩化アル
ミニウム0.39と4時間反応させて、目的物質を得た
本品は、TLCにより実施例1の製品と同定された。実
施例 9 d1−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−
ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン0−クロルトルエ
ンを溶媒として実施例8の方法を実施し、効果的な変換
によつて目的物質を得た。
本品は、実施例1の製品とTLCにより同定された。実
施例 10 市−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−(
1,1−ジメチルヘプチル)6,6−ジメチル−6,6
a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベ
ンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン1,1,2−トリクロ
ルエタンを洛媒として実施例8の方法を実施し、目的物
質への良好な変換を6時間で達成した。
本品は、実施例1の製品とTLC(こより同定された。
実施例 11 dj−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ3−(
1,1−ジメチル)−6,6−ジメチル−6,6a,7
,8,10,[0a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔
B,d〕ピラン一9−オンクロロホルムを溶媒として実
施例8の方法を実し、6時間の反応で目的物質を得た。
本品は、TLCにより実施例1の製品と同定された。実
施例 12 d1−6a,[0a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,
6a,7,8,[0,10a−ヘキサヒトロー9H−ジ
ベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オントルエンを溶媒とし
て実施例8の方法を行い、3時間の反応で目的物質を得
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RはC_5〜C_1_0アルキルを表わし、6
    a位と10a位に結合している水素原子は相互にトラン
    ス配置をとつているものとする。 )で表わされる化合物を製造するにあたり、上記と同一
    平面構造を有しかつ6a位と10a位に結合している水
    素原子が相互にシス配置をとつている6a,10a−シ
    ス−ヘキサヒドロジベンゾ〔b,d〕ビラン−9−オン
    を非反応性有機溶媒中で塩化アルミニウムおよび臭化ア
    ルミニウムから選んだハロゲン化アルミニウムと反応さ
    せることを特徴とする6a,10a−トランス−ヘキサ
    ヒドロジベンゾ〔b,d〕ビラン−9−オン類の製造方
    法。 2 反応温度が−80℃ないし100℃である特許請求
    の範囲1記載の方法。 3 非反応性有機溶媒がハロゲン化炭化水素である特許
    請求の範囲1記載の方法。 4 非反応性有機溶媒が芳香族溶媒である特許請求の範
    囲1記載の方法。 5 Rがn−ベンジルまたは1,1−ジメチルヘブチル
    である特許請求の範囲1記載の方法。 6 反応温度が0℃ないし50℃である特許請求の範囲
    2記載の方法。 7 ハロゲン化炭化水素がジクロルメタン、1,2−ジ
    クロルエタン、クロロホルム、1,1,2−トリクロル
    エタン、クロルベンゼンまたはo−クロルトルエンであ
    る特許請求の範囲3記載の方法。 8 芳香族溶媒がベンゼンまたはトルエンである特許請
    求の範囲4記載の方法。
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