JPS5943468B2 - 6a,10a−トランス−ヘキサヒドロジベンゾピラノン誘導体の製造方法 - Google Patents
6a,10a−トランス−ヘキサヒドロジベンゾピラノン誘導体の製造方法Info
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- JPS5943468B2 JPS5943468B2 JP52081488A JP8148877A JPS5943468B2 JP S5943468 B2 JPS5943468 B2 JP S5943468B2 JP 52081488 A JP52081488 A JP 52081488A JP 8148877 A JP8148877 A JP 8148877A JP S5943468 B2 JPS5943468 B2 JP S5943468B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D311/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
- C07D311/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D311/78—Ring systems having three or more relevant rings
- C07D311/80—Dibenzopyrans; Hydrogenated dibenzopyrans
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- Organic Chemistry (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、2、7−ジヒドロキシー5−イソプロピリデ
ンー9−置換−2、6−メタノー3、4、5、6−テト
ラヒドロー 2’H−1−ベンゾオキソンンを、有機溶
媒中である種のハロゲン化アルミニウムと反応させて、
ピラン環系の開裂と同時に再閉環を行わせ、選択的に6
a、10a−トランス−1−ヒドロキシ−3一置換−6
,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10a−ヘ
キサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オ
ンを得る新規製造方法を提供する。
ンー9−置換−2、6−メタノー3、4、5、6−テト
ラヒドロー 2’H−1−ベンゾオキソンンを、有機溶
媒中である種のハロゲン化アルミニウムと反応させて、
ピラン環系の開裂と同時に再閉環を行わせ、選択的に6
a、10a−トランス−1−ヒドロキシ−3一置換−6
,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10a−ヘ
キサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オ
ンを得る新規製造方法を提供する。
ある種のヘキサヒドロージベンゾ〔B,d〕ピラン一9
−オン類は、有用な医薬として知られている。米国特許
第3928598号、第3944673号および第39
53603号に記載されているように、dl−6a,1
0a−トランス−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメ
チルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,6a,7,8
,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,
d〕ピラン一9−オンは、不安症およびうつ病の治療に
、特に重要である。
−オン類は、有用な医薬として知られている。米国特許
第3928598号、第3944673号および第39
53603号に記載されているように、dl−6a,1
0a−トランス−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメ
チルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,6a,7,8
,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,
d〕ピラン一9−オンは、不安症およびうつ病の治療に
、特に重要である。
これらの化合物の製造に関する先行技術は、工程が長く
、低収率である0Fahrenh01tzラLurie
ツKier一Stead2J−Am−Chem.sOc
..?,2079(1966),?,5934(196
7)の記載によれば、この種のヘキサヒドロジベンゾ〔
B,d〕ピラノン類を合成するにあたり、5−アルキル
レゾルシノールをα−アセチルグルタール酸ジエチルと
反応させて4−メチル−5−ヒドロキシーJメ[アルキル
クマリン一3−プロピオン酸エチルとし、これを水素化
金属との反応によつて閉環させて1ーヒドロキシ−3−
アルキルー7,10−ジヒトロー6H−ジベンゾ〔B,
d〕ピラン一6,9(8H)−ジオンとし、後者の9位
をケタール化し、メチルマグネシウムプロミドと反応さ
せ、さらに脱ケタール化して1−ヒドロキシ−3−アル
キル−6,6−ジメチル−6a,7,8,9−テトラヒ
トロー6H〜ジベンゾ〔B,d〕ピラン9−オンとし、
最後にこれを液体アンモニア中リチウムで還元して、対
応するdl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ
−3−アルキル−6,6−ジメチル−6,6a,7,8
,10,10aヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d
〕ピラン一9−オンを主生成物として得ているが、同時
に活性の弱い6a,10a−シス異性体が生成している
。本発明は、2,6−メタノ一2H−1−ベンゾオキソ
シン誘導体から一工程で、実質上選択的に、6a,10
a−トランス−1−ヒドロキシ−3置換−6,6−ジメ
チル−6,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロ
ー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン類を製造
する方法に関する。
、低収率である0Fahrenh01tzラLurie
ツKier一Stead2J−Am−Chem.sOc
..?,2079(1966),?,5934(196
7)の記載によれば、この種のヘキサヒドロジベンゾ〔
B,d〕ピラノン類を合成するにあたり、5−アルキル
レゾルシノールをα−アセチルグルタール酸ジエチルと
反応させて4−メチル−5−ヒドロキシーJメ[アルキル
クマリン一3−プロピオン酸エチルとし、これを水素化
金属との反応によつて閉環させて1ーヒドロキシ−3−
アルキルー7,10−ジヒトロー6H−ジベンゾ〔B,
d〕ピラン一6,9(8H)−ジオンとし、後者の9位
をケタール化し、メチルマグネシウムプロミドと反応さ
せ、さらに脱ケタール化して1−ヒドロキシ−3−アル
キル−6,6−ジメチル−6a,7,8,9−テトラヒ
トロー6H〜ジベンゾ〔B,d〕ピラン9−オンとし、
最後にこれを液体アンモニア中リチウムで還元して、対
応するdl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ
−3−アルキル−6,6−ジメチル−6,6a,7,8
,10,10aヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d
〕ピラン一9−オンを主生成物として得ているが、同時
に活性の弱い6a,10a−シス異性体が生成している
。本発明は、2,6−メタノ一2H−1−ベンゾオキソ
シン誘導体から一工程で、実質上選択的に、6a,10
a−トランス−1−ヒドロキシ−3置換−6,6−ジメ
チル−6,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロ
ー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9−オン類を製造
する方法に関する。
ある種の2,6−メタノ一2H−1−ベンゾオキソシン
誘導体は既知であるが、ジベンゾピラノン化合物の合成
中間体として使用されたことはない。Razdanet
alは、5−ペンチルレゾルシノールと1−メチル−1
−ヒドロキシ−4−(2−プロペニルノ一2−シクロヘ
キセンを反応させて2−メチル−5−イソプロピリデン
ーJ■■3,4,5,6−テトラヒトロー2H−1−ベ
ンゾオキソシンを合成する方法を報告した(J.Am.
Chem.SOc.,?,5860(1974))。
誘導体は既知であるが、ジベンゾピラノン化合物の合成
中間体として使用されたことはない。Razdanet
alは、5−ペンチルレゾルシノールと1−メチル−1
−ヒドロキシ−4−(2−プロペニルノ一2−シクロヘ
キセンを反応させて2−メチル−5−イソプロピリデン
ーJ■■3,4,5,6−テトラヒトロー2H−1−ベ
ンゾオキソシンを合成する方法を報告した(J.Am.
Chem.SOc.,?,5860(1974))。
この種のベンゾオキソシンは、ジベンゾピラノン誘導体
には変換できないと報告された。さらに、Razdan
,Zltkべま、1−ヒドロキシ3−n−ペンチル−6
,6,9−トリメチル6aα,7,8,10aβ−テト
ラヒトロー6H−ジベンゾ〔B,d〕ピランの、2−メ
チル−5イソプロピリデンーJメ[ヒドロキシ一9−ペン
チル一2,6−メタノ一2H−1−ベンゾオキソシンへ
の変換を報告した(TetrahedrOnLette
rs,4947(1969))。
には変換できないと報告された。さらに、Razdan
,Zltkべま、1−ヒドロキシ3−n−ペンチル−6
,6,9−トリメチル6aα,7,8,10aβ−テト
ラヒトロー6H−ジベンゾ〔B,d〕ピランの、2−メ
チル−5イソプロピリデンーJメ[ヒドロキシ一9−ペン
チル一2,6−メタノ一2H−1−ベンゾオキソシンへ
の変換を報告した(TetrahedrOnLette
rs,4947(1969))。
彼らの報告では、ベンゾオキソシン誘導体とジベンゾピ
ラノン誘導体の間には平衡があり、その平衡はベンゾオ
キソシン側にかたよつているとされた。2,6−メタノ
一2H−1−ーーベンゾオキソシンからジベンゾピラノ
ン誘導体への効果的な変換はまだ報告されていない。
ラノン誘導体の間には平衡があり、その平衡はベンゾオ
キソシン側にかたよつているとされた。2,6−メタノ
一2H−1−ーーベンゾオキソシンからジベンゾピラノ
ン誘導体への効果的な変換はまだ報告されていない。
本発明は、下記式1の6a,10a−トランスヘキサヒ
ドロジベンゾピラノンの新製法に関し(式中、RはC5
{10アルキルを表わし、6aおよび10a位に結合し
ている水素原子は相互にトランス配置をとつているもの
とする。
ドロジベンゾピラノンの新製法に関し(式中、RはC5
{10アルキルを表わし、6aおよび10a位に結合し
ている水素原子は相互にトランス配置をとつているもの
とする。
)その要旨は、凡そ2〜6モル当量の塩化アルミニウム
または臭化アルミニウムを、不活性有機溶媒(例えば、
ハロゲン化炭化水素、芳香族化合物)中、凡そ−20℃
〜100℃で、下記式の2,7−ジヒドロキシ−5−イ
ソプロピリデン−9−置換−2,6−メタノ−3,4,
5,6−テトラヒドロ−2H−1−べンゾオキソシンと
反応させる点にある。
または臭化アルミニウムを、不活性有機溶媒(例えば、
ハロゲン化炭化水素、芳香族化合物)中、凡そ−20℃
〜100℃で、下記式の2,7−ジヒドロキシ−5−イ
ソプロピリデン−9−置換−2,6−メタノ−3,4,
5,6−テトラヒドロ−2H−1−べンゾオキソシンと
反応させる点にある。
(式中、Rは上記と同意義とする。
)好ましい反応溶媒はハロゲン化炭化水素、特にジクロ
ルメタンであり、好ましい温度温度はO℃〜80℃の範
囲である。
ルメタンであり、好ましい温度温度はO℃〜80℃の範
囲である。
上記式において、C合C10アルキルは直鎖または分枝
のアルキル基を意味し、その実例にはnペンチル、n−
オクチル、1−メチルノニル、1,2−ジメチルヘプチ
ル、1,2,3−トリメチルヘキシル、1−エチル−2
−メチルブチル、イソヘキシルおよびその関連基が含ま
れる。
のアルキル基を意味し、その実例にはnペンチル、n−
オクチル、1−メチルノニル、1,2−ジメチルヘプチ
ル、1,2,3−トリメチルヘキシル、1−エチル−2
−メチルブチル、イソヘキシルおよびその関連基が含ま
れる。
本発明は、6a,10a−トランスーヘキサヒドロジベ
ンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンの簡便な製造法を提供
する。
ンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンの簡便な製造法を提供
する。
ここで、“6a,10aトランス1という用語は、式1
の化合物の6aと10a位に結合する水素原子の相対的
配置に関し、それらの水素原子が相互にトランス配置、
すなわち分子面に対して互いに反対側に配置しているこ
とを示す。6a,10a−トランスという表示は少くと
も2個の異性体を含む。
の化合物の6aと10a位に結合する水素原子の相対的
配置に関し、それらの水素原子が相互にトランス配置、
すなわち分子面に対して互いに反対側に配置しているこ
とを示す。6a,10a−トランスという表示は少くと
も2個の異性体を含む。
すなわち、そのひとつでは、6a一水素が分子面の上側
に配置し(この場合、6aβとして示される)、10a
一水素が分子面の下側に配置している(この場合、10
aαとして示される)。″6a,10a−トランズとい
う表示には、上記配置の鏡像体が含まれ、そこでは6a
一水素が分子面の下側(6aα)に、10aー水素が分
子面の上側(10aβ)に配置している。以下ここでは
、6a一水素原子および10a水素原子の絶対配置は示
さないこととする。
に配置し(この場合、6aβとして示される)、10a
一水素が分子面の下側に配置している(この場合、10
aαとして示される)。″6a,10a−トランズとい
う表示には、上記配置の鏡像体が含まれ、そこでは6a
一水素が分子面の下側(6aα)に、10aー水素が分
子面の上側(10aβ)に配置している。以下ここでは
、6a一水素原子および10a水素原子の絶対配置は示
さないこととする。
従つて、″6a,10a−トランス1という表示は、前
記一般式を有する化合物の各鏡像異性体およびそれら鏡
像異性体の混合物を含む。すなわち、式Iの6a,10
a−トランス化合物は、6aα,10aβ一体、6aβ
,10aα一体およびそれらの混合物を含む。この種の
鏡像異性体混合物は、常法に従つてdl一体と表示する
。本発明方法によれば、2,7−ジヒドロキシー5−イ
ソプロピリデン−9一置換−2,6−メタノ−2H−1
−べンゾオキソシン(■)を、塩化アルミニウムまたは
臭化アルミニウム、好ましくは塩化アルミニウムと反応
させる。
記一般式を有する化合物の各鏡像異性体およびそれら鏡
像異性体の混合物を含む。すなわち、式Iの6a,10
a−トランス化合物は、6aα,10aβ一体、6aβ
,10aα一体およびそれらの混合物を含む。この種の
鏡像異性体混合物は、常法に従つてdl一体と表示する
。本発明方法によれば、2,7−ジヒドロキシー5−イ
ソプロピリデン−9一置換−2,6−メタノ−2H−1
−べンゾオキソシン(■)を、塩化アルミニウムまたは
臭化アルミニウム、好ましくは塩化アルミニウムと反応
させる。
本工程において使用するハロゲン化アルミニウムの量は
、普通2モル過剰〜6モル過剰量であるが、所望により
さらに大量を使用することもできる。本方法は、ハロゲ
ン化炭化水素や芳香族溶媒、例えば、ジクロルメタン、
ジブロムメタン、1,2ジクロルエタン、1,1−ジブ
ロムエタン、クロルプロパン、クロルベンゼン、ブロム
ベンゼン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどを反応溶
媒として実施されるが、好ましい溶媒はジクロルメタン
である。
、普通2モル過剰〜6モル過剰量であるが、所望により
さらに大量を使用することもできる。本方法は、ハロゲ
ン化炭化水素や芳香族溶媒、例えば、ジクロルメタン、
ジブロムメタン、1,2ジクロルエタン、1,1−ジブ
ロムエタン、クロルプロパン、クロルベンゼン、ブロム
ベンゼン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどを反応溶
媒として実施されるが、好ましい溶媒はジクロルメタン
である。
本反応は−20℃〜100℃の範囲で効果的に進行する
が、好ましくはO℃〜80℃の範囲において実施される
。
が、好ましくはO℃〜80℃の範囲において実施される
。
べンゾオキソシン誘導体から対応する6a,10a−ト
ランス−ヘキサヒドロージベンゾ〔b,d〕ピラン−9
−オン誘導体への変換は、実質上0,5〜8時間で完了
するが、さらに長時間反応させることも可能であつて、
有害ではない。上記変換反応の生成物であるジベンゾ〔
b,d〕ピラノンは、反応混液を水洗するか、あるいは
所望なら希鉱酸、例えば塩酸で洗浄し、有機溶媒を留去
することにより、容易に単離される。
ランス−ヘキサヒドロージベンゾ〔b,d〕ピラン−9
−オン誘導体への変換は、実質上0,5〜8時間で完了
するが、さらに長時間反応させることも可能であつて、
有害ではない。上記変換反応の生成物であるジベンゾ〔
b,d〕ピラノンは、反応混液を水洗するか、あるいは
所望なら希鉱酸、例えば塩酸で洗浄し、有機溶媒を留去
することにより、容易に単離される。
こうして単離された残留物は、必要なら常法、例えはク
ロマトグラフイー、ヘキサンやシクロヘキサンなどの溶
媒からの再結晶などによつてさらに精製され得る。本発
明方法に使用される原料物質、2,7−ジヒドロキシ−
5−イソプロピリデン−9一置換2,6−メタノ−3.
4,5,6−テトラヒドロ2H−1−べンヅオキソシン
は、適当な5一置換レゾルシノ一ルと1−アルコキシ−
4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−1,4−
シクロヘキサジエンを、適当な触媒(三臭化ホウ素、三
フツ化ホウ素、塩化亜鉛など)の存在下に反応させるこ
とにより容易に製造される。
ロマトグラフイー、ヘキサンやシクロヘキサンなどの溶
媒からの再結晶などによつてさらに精製され得る。本発
明方法に使用される原料物質、2,7−ジヒドロキシ−
5−イソプロピリデン−9一置換2,6−メタノ−3.
4,5,6−テトラヒドロ2H−1−べンヅオキソシン
は、適当な5一置換レゾルシノ一ルと1−アルコキシ−
4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−1,4−
シクロヘキサジエンを、適当な触媒(三臭化ホウ素、三
フツ化ホウ素、塩化亜鉛など)の存在下に反応させるこ
とにより容易に製造される。
この反応を凡そ当モル量の触媒(例えば三フツ化ホウ素
)の存在下に行うと、生成物は2−アルコキシ−5イソ
プロピリデンーJメ[ヒドロキシ一9一置換一2,6−メ
タノ一2H−ベンゾオキソシンである。一方、5一置換
レゾルシノールと1−アルコキシ−4−(1−ヒドロキ
シ−1−メチルエチル)1,4−シクロヘキサジエンを
、過剰の触媒(例えば0.5〜2モル過剰の三フツ化ホ
ウ素、塩化亜鉛)の存在下に反応させると、対応する2
,7−ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン一9置換−
2,6−メタノ一3,4,5,6−テトラヒトロー2H
−1−ベンゾオキソシン()が直接得られる。しかし、
5一置換レゾルシノールと1−アルコキシ−4−(1−
ヒドロキシ−1−メチルエチル)−1,4−シクロヘキ
サジエンとの縮合反応は、ハロゲン化アルミニウムの存
在下には進行しない。本発明方法において、トランス−
1−ヒドロキシ−3一置換−6,6−ジメチル−6,6
a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベ
ンゾ〔B,d〕ピラン一9−オンを得るために、ハロゲ
ン化アルミニウムと反応させる2,7−ジヒドロキシ−
5−イソプロピリデン一9一置換−2,6−メタノ一3
,4,5,6−デトラヒドロ2H−1−ベンゾオキソシ
ンの例には、次のような化合物が含まれる。
)の存在下に行うと、生成物は2−アルコキシ−5イソ
プロピリデンーJメ[ヒドロキシ一9一置換一2,6−メ
タノ一2H−ベンゾオキソシンである。一方、5一置換
レゾルシノールと1−アルコキシ−4−(1−ヒドロキ
シ−1−メチルエチル)1,4−シクロヘキサジエンを
、過剰の触媒(例えば0.5〜2モル過剰の三フツ化ホ
ウ素、塩化亜鉛)の存在下に反応させると、対応する2
,7−ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン一9置換−
2,6−メタノ一3,4,5,6−テトラヒトロー2H
−1−ベンゾオキソシン()が直接得られる。しかし、
5一置換レゾルシノールと1−アルコキシ−4−(1−
ヒドロキシ−1−メチルエチル)−1,4−シクロヘキ
サジエンとの縮合反応は、ハロゲン化アルミニウムの存
在下には進行しない。本発明方法において、トランス−
1−ヒドロキシ−3一置換−6,6−ジメチル−6,6
a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベ
ンゾ〔B,d〕ピラン一9−オンを得るために、ハロゲ
ン化アルミニウムと反応させる2,7−ジヒドロキシ−
5−イソプロピリデン一9一置換−2,6−メタノ一3
,4,5,6−デトラヒドロ2H−1−ベンゾオキソシ
ンの例には、次のような化合物が含まれる。
2,7−ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン9−(1
,1−ジメチルヘプチル)−2,6メタノ一3,4,5
,6−テトラヒトロー2H1−ベンゾオキソシン、2,
7−ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン一9−n−ペ
ンチル一2,6−メタノ一3,4,5,6−テトラヒト
ロー2H−1−ベンゾオキソシン:2,7−ジヒドロキ
シ−5−イソプロピリデン9−(1,2−ジメチル−1
−ヘプチル)−2,6−メタノ一3,4,5,6−テト
ラヒドロ2H−1−ベンゾオキソシンリ本発明方法によ
つて容易に製造されるdl−6a,10a−トランス−
1−ヒドロキシ−3一置換一6,6−ジメチル−6,6
a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベ
ンゾ〔B,d〕ピラン一9−オンの代表例には、次の化
合物が含まれる。
,1−ジメチルヘプチル)−2,6メタノ一3,4,5
,6−テトラヒトロー2H1−ベンゾオキソシン、2,
7−ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン一9−n−ペ
ンチル一2,6−メタノ一3,4,5,6−テトラヒト
ロー2H−1−ベンゾオキソシン:2,7−ジヒドロキ
シ−5−イソプロピリデン9−(1,2−ジメチル−1
−ヘプチル)−2,6−メタノ一3,4,5,6−テト
ラヒドロ2H−1−ベンゾオキソシンリ本発明方法によ
つて容易に製造されるdl−6a,10a−トランス−
1−ヒドロキシ−3一置換一6,6−ジメチル−6,6
a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベ
ンゾ〔B,d〕ピラン一9−オンの代表例には、次の化
合物が含まれる。
Dj−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
n−ヘプチル−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,
10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d
〕ピラン一9−オン;dl−6a,10a−トランス−
1−ヒドロキシ−3−(1,2−ジメチルヘプチル)6
,6ジメチル−6,6a,7,8,10,10a−ヘキ
サヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン9−オン;
およびdl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ
−3−(1−エチルヘキシル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−
ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9オン。
n−ヘプチル−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,
10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d
〕ピラン一9−オン;dl−6a,10a−トランス−
1−ヒドロキシ−3−(1,2−ジメチルヘプチル)6
,6ジメチル−6,6a,7,8,10,10a−ヘキ
サヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラン9−オン;
およびdl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ
−3−(1−エチルヘキシル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−
ジベンゾ〔B,d〕ピラン一9オン。
本発明によつて製造されるdl−6a,10aートラン
ス−1−ヒドロキシ−3一置換−6,6ジメチル−6,
6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジ
ベンゾ〔B,d〕ピラン9−オンは向精神薬として有用
であり、また他の有用な医薬(例えば、米国第3507
885号および第3636058号に記載されたもの)
を製造するための中間体として有用である。
ス−1−ヒドロキシ−3一置換−6,6ジメチル−6,
6a,7,8,10,10a−ヘキサヒトロー9H−ジ
ベンゾ〔B,d〕ピラン9−オンは向精神薬として有用
であり、また他の有用な医薬(例えば、米国第3507
885号および第3636058号に記載されたもの)
を製造するための中間体として有用である。
本発明方法によつて製造される化合物の一部はまた、抗
不安剤および抗うつ剤として特に有用であることが最近
発見された。特に重要な化合物は、例えば、米国特許第
3928598号に記載されているdl−6a,10a
−トランス−1−ヒドロキシ3−(1.1−ジメチルヘ
プチル)−6,6ジメチル−6,6a,7,8,10,
10a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラ
ン9−オンである。本化合物の有用性は、他のいくつか
の関連化合物と共に、抗不安作用の検定に利用される標
準的実験方法によつて証明された。特に上記化合物は、
中隔損傷ラツトを馴化させるために経口投与した場合、
最小有効量1.25117/Kyを示した。従つて、本
発明方法は、不安症を訴え、治療を必要としている患者
に投与され得る化合物を提供する。
不安剤および抗うつ剤として特に有用であることが最近
発見された。特に重要な化合物は、例えば、米国特許第
3928598号に記載されているdl−6a,10a
−トランス−1−ヒドロキシ3−(1.1−ジメチルヘ
プチル)−6,6ジメチル−6,6a,7,8,10,
10a−ヘキサヒトロー9H−ジベンゾ〔B,d〕ピラ
ン9−オンである。本化合物の有用性は、他のいくつか
の関連化合物と共に、抗不安作用の検定に利用される標
準的実験方法によつて証明された。特に上記化合物は、
中隔損傷ラツトを馴化させるために経口投与した場合、
最小有効量1.25117/Kyを示した。従つて、本
発明方法は、不安症を訴え、治療を必要としている患者
に投与され得る化合物を提供する。
本化合物は、好ましくは経口投与用に製剤化されるが、
非経口投与もまた可能でめる。本化合物の投与量は通常
、1日あたり0.1〜100′11t(Iである。本化
合物は、常法により、通常の賦形剤あるいは担体(例え
ば、デンプン、デキストロース、ポリビニルピロリドン
など)を用いて製剤される。製剤は簡便な経口投与用に
、錠剤に成型されてもよいし、ゼラチンカプセルに充填
されてもよい。また非経口投与用には、溶液または懸濁
液としてもよい。経口投与の好ましい態様の例としては
、dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3
−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−
6,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−9H
−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンのような本発明
化合物10部を、エタノ一ル中でポリビニルピロリドン
90部と混和する。次いで、エタノ一ルを蒸発させて除
去し、得られた固体をデンプン89部とポリオキシエチ
レンソルビタン、モノオレエート1部と混和する。この
混合物を、各カプセルが有効成分57I′Iを含むよう
に充填した。患者は1日あたり1〜2カプセル、または
静穏作用を実現するに必要な量を投与される。さらに、
先にも述べたように、式1の6a,10aートランスー
ジペンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンは、他の有用なジ
ベンゾ〔b,d〕ピラン誘導体の合成中間体として有用
である。
非経口投与もまた可能でめる。本化合物の投与量は通常
、1日あたり0.1〜100′11t(Iである。本化
合物は、常法により、通常の賦形剤あるいは担体(例え
ば、デンプン、デキストロース、ポリビニルピロリドン
など)を用いて製剤される。製剤は簡便な経口投与用に
、錠剤に成型されてもよいし、ゼラチンカプセルに充填
されてもよい。また非経口投与用には、溶液または懸濁
液としてもよい。経口投与の好ましい態様の例としては
、dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3
−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−
6,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−9H
−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンのような本発明
化合物10部を、エタノ一ル中でポリビニルピロリドン
90部と混和する。次いで、エタノ一ルを蒸発させて除
去し、得られた固体をデンプン89部とポリオキシエチ
レンソルビタン、モノオレエート1部と混和する。この
混合物を、各カプセルが有効成分57I′Iを含むよう
に充填した。患者は1日あたり1〜2カプセル、または
静穏作用を実現するに必要な量を投与される。さらに、
先にも述べたように、式1の6a,10aートランスー
ジペンゾ〔b,d〕ピラン−9−オンは、他の有用なジ
ベンゾ〔b,d〕ピラン誘導体の合成中間体として有用
である。
特に、9−ケトンを還元すると、血圧降下剤として有用
な化合物を得る。例えば、dl−6a,10a−トラン
ス−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメチルヘプチル
)−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10
a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−
9−オンを還元するとdl6a,10a−トランス−3
−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−−ジメチル
−6,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−6
H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−1,9−ジオールが得
られ、後者は降圧作用を有するので薬理的に特に重要で
ある。本発明方法によつて得られる化合物は、さらにま
た中枢神経系への作用を有する医薬の合成中間体として
有用である。
な化合物を得る。例えば、dl−6a,10a−トラン
ス−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメチルヘプチル
)−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10
a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−
9−オンを還元するとdl6a,10a−トランス−3
−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−−ジメチル
−6,6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−6
H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−1,9−ジオールが得
られ、後者は降圧作用を有するので薬理的に特に重要で
ある。本発明方法によつて得られる化合物は、さらにま
た中枢神経系への作用を有する医薬の合成中間体として
有用である。
6a,10a−トランスジベ冫ゾ〔b,d〕ピラン−9
−オン類をメチノレマグネシウムブロミドと反応させ、
次いで脱水反応を行うと6a,10a−トランス−1−
ヒドロキシ−3一置換−6,6,9−トリメチル−6a
,7,8,10a−テトラヒドロ−6H−ジベンゾ〔b
,d〕ピラン類が得られ、その多くは、例えば米国特許
第3507885号に記載されているように、有用な中
枢神経薬である。
−オン類をメチノレマグネシウムブロミドと反応させ、
次いで脱水反応を行うと6a,10a−トランス−1−
ヒドロキシ−3一置換−6,6,9−トリメチル−6a
,7,8,10a−テトラヒドロ−6H−ジベンゾ〔b
,d〕ピラン類が得られ、その多くは、例えば米国特許
第3507885号に記載されているように、有用な中
枢神経薬である。
本発明方法は、事実上選択的に6a,10aトランスー
ヘキサヒドロジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン誘導
体を与える点が注目されるべきである。
ヘキサヒドロジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン誘導
体を与える点が注目されるべきである。
薬理学的に活性が劣るdj−6a,10aシスージベン
ゾ〔b,d〕ピラン−9−オンが生成しないことが望ま
しいので、本反応は極めて重要である。本発明の方法を
さらに完全に説明するため、以下の詳細な実施例を、例
示として掲げる。
ゾ〔b,d〕ピラン−9−オンが生成しないことが望ま
しいので、本反応は極めて重要である。本発明の方法を
さらに完全に説明するため、以下の詳細な実施例を、例
示として掲げる。
参考例 1
2,7−ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン9−(1
,1−ジメチルヘプチル)−2,6メタノ−3,4,5
,6−テトラヒドロ2H−1−ベンゾオキソシン 1−メトキシ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチ
ル)−1,4−シクロヘキサジエン1.09と5−(1
,1−ジメチルヘプチル)レゾルシノ一ル1.189
をジクロルメタン40mlに?かし、氷水浴中で5℃に
冷却して攪拌しながら、三フツ化ホウ素・ジエチルエー
テレート1.5dを一度に加えた。
,1−ジメチルヘプチル)−2,6メタノ−3,4,5
,6−テトラヒドロ2H−1−ベンゾオキソシン 1−メトキシ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチ
ル)−1,4−シクロヘキサジエン1.09と5−(1
,1−ジメチルヘプチル)レゾルシノ一ル1.189
をジクロルメタン40mlに?かし、氷水浴中で5℃に
冷却して攪拌しながら、三フツ化ホウ素・ジエチルエー
テレート1.5dを一度に加えた。
反応混合物を5℃で5時間攪拌し、炭酸水素ナトリウム
水溶液で洗浄後乾燥した。減圧下に溶媒を留去すると油
状物質を得た。得られた油状物實をn−ヘキサンで磨砕
し、室温で12時間放置した。その間に固化した生成物
を沢取し、メチルシクロヘキサン10mlから再結晶し
て2,7ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン−9(1
,1−ジメチルヘプチル)−2,6−メタノ3,4,5
,6−テトラヒドロ−2H−1−べンゾオキソシン58
0m7を得た。
水溶液で洗浄後乾燥した。減圧下に溶媒を留去すると油
状物質を得た。得られた油状物實をn−ヘキサンで磨砕
し、室温で12時間放置した。その間に固化した生成物
を沢取し、メチルシクロヘキサン10mlから再結晶し
て2,7ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン−9(1
,1−ジメチルヘプチル)−2,6−メタノ3,4,5
,6−テトラヒドロ−2H−1−べンゾオキソシン58
0m7を得た。
Mp158〜159℃。元素分析:C24H3603と
して計算値:C,77.38,H,9.74。実験値:
C,77.33;H,9.55o実施例 1 dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−−ジメチルヘプチル)−6,6ジメチノレ−
6,6 a,7,8 , 10, 10 aーヘキサヒ
ドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン2,
7−ジヒドロキシ−5−イソプロビリデン9−(1,1
−ジメチルヘプチル)−2,6メタノ−3,4,5,6
−テトラヒドロ−2H1−べンゾオキソシン100ηを
ジクロルメタン5mlに溶かして24℃で攪拌しながら
、塩化アルミニウム100m7を一度に加えた。
して計算値:C,77.38,H,9.74。実験値:
C,77.33;H,9.55o実施例 1 dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−−ジメチルヘプチル)−6,6ジメチノレ−
6,6 a,7,8 , 10, 10 aーヘキサヒ
ドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン2,
7−ジヒドロキシ−5−イソプロビリデン9−(1,1
−ジメチルヘプチル)−2,6メタノ−3,4,5,6
−テトラヒドロ−2H1−べンゾオキソシン100ηを
ジクロルメタン5mlに溶かして24℃で攪拌しながら
、塩化アルミニウム100m7を一度に加えた。
反応混合物を24℃で6時間攪拌し、次いで1N塩酸お
よび水で洗浄した。乾燥後減圧下に溶媒を留去して、d
l−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−(
1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,
6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−9H−ジ
ベンゾ〔b,d〕ピランー9−オンを得た。Mp160
〜161℃。nmr(CDCl3):67Hz(s,3
H,C−6メチル):88Hz(s,3H,C−6メチ
ル)。実施例 2 dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−
6,6a,7,8,10,10aーヘキサヒドロ−9H
−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン2,7−ジヒド
ロキシ−5−イソプロピリデンー9−(1,1−ジメチ
ルヘプチル)−2,6ーメタノ−3,4,5,6−テト
ラヒドロ−2H−1−べンゾオキソシン19をジクロル
メタン20mlに溶かし、5℃に冷却した。
よび水で洗浄した。乾燥後減圧下に溶媒を留去して、d
l−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−(
1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6,
6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−9H−ジ
ベンゾ〔b,d〕ピランー9−オンを得た。Mp160
〜161℃。nmr(CDCl3):67Hz(s,3
H,C−6メチル):88Hz(s,3H,C−6メチ
ル)。実施例 2 dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−
6,6a,7,8,10,10aーヘキサヒドロ−9H
−ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン2,7−ジヒド
ロキシ−5−イソプロピリデンー9−(1,1−ジメチ
ルヘプチル)−2,6ーメタノ−3,4,5,6−テト
ラヒドロ−2H−1−べンゾオキソシン19をジクロル
メタン20mlに溶かし、5℃に冷却した。
塩化アルミニウム19を加え、混合物を5℃で2時間撹
拌した。反応混液を3回水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下に溶媒を留去した。残渣を熱n−ヘキサン
10mlで洗浄し、沢過して、dl−6a,10aトラ
ンス−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメチルヘプチ
ル)−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,1
0a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン
−9−オンO.829を得た。Mp161〜163℃o
本品は、実施例1の生成物とnmr分析により同定され
た。実施例 3 dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6ージメチル−6
,6a,7,8,10,10aーヘキサヒドロ−9H−
ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン実施例2の方法を
、0℃においてO.39のスケールで実施した。
拌した。反応混液を3回水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下に溶媒を留去した。残渣を熱n−ヘキサン
10mlで洗浄し、沢過して、dl−6a,10aトラ
ンス−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメチルヘプチ
ル)−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,1
0a−ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラン
−9−オンO.829を得た。Mp161〜163℃o
本品は、実施例1の生成物とnmr分析により同定され
た。実施例 3 dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6ージメチル−6
,6a,7,8,10,10aーヘキサヒドロ−9H−
ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン実施例2の方法を
、0℃においてO.39のスケールで実施した。
4時間後に目的物質への変換が実質的に完了した。
生成物は、薄膜クロマトグラフイーにより実施例1の生
成物と同定された。実施例 4dl−6a,10a−ト
ランス−1−ヒドロキシ−3−(1,1 −ジメチルヘ
プチル)−6,6ジメチル−6,6a,7,8,10,
10a一ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラ
ン−9−オン反応溶媒としてべンゼンを使用し、室温で
実施例3の方法を実施した。
成物と同定された。実施例 4dl−6a,10a−ト
ランス−1−ヒドロキシ−3−(1,1 −ジメチルヘ
プチル)−6,6ジメチル−6,6a,7,8,10,
10a一ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b,d〕ピラ
ン−9−オン反応溶媒としてべンゼンを使用し、室温で
実施例3の方法を実施した。
目的物質への変換は、実質的に2時間で完了した。生成
物は、薄膜クロマトグラフイーにより実施例1の生成物
と同定された。実施例 5 dj−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10aーヘキサヒドロ−9H−
ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン溶媒としてトルエ
ンを使用して実施例4の方法を実施した。
物は、薄膜クロマトグラフイーにより実施例1の生成物
と同定された。実施例 5 dj−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10aーヘキサヒドロ−9H−
ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン溶媒としてトルエ
ンを使用して実施例4の方法を実施した。
2時間で、実施例1の生成物と薄膜クロマトグラフイー
で同定される目的物質への変換が完了した。
で同定される目的物質への変換が完了した。
実施例 6
dZ−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
.6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−9H−
ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン溶媒としてo−ク
ロルトルエンを使用し、実施例5の方法を実施した。
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
.6a,7,8,10,10a−ヘキサヒドロ−9H−
ジベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン溶媒としてo−ク
ロルトルエンを使用し、実施例5の方法を実施した。
目的物質への変換は、実質的に2時間で完了した。本品
は、薄層クロマトグラフイーにより実施例1の生成物と
同定された。実施例 7dj−6a,10a−トランス
−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメチルヘプチル)
−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10a
ーヘキサヒドロ−9H−ジベゾゾ〔b,d〕ピラン−9
−オン溶媒として1,1,2−トリクロルエタンを使用
して実施例6の方法を実施した。
は、薄層クロマトグラフイーにより実施例1の生成物と
同定された。実施例 7dj−6a,10a−トランス
−1−ヒドロキシ−3−(1,1−ジメチルヘプチル)
−6,6−ジメチル−6,6a,7,8,10,10a
ーヘキサヒドロ−9H−ジベゾゾ〔b,d〕ピラン−9
−オン溶媒として1,1,2−トリクロルエタンを使用
して実施例6の方法を実施した。
2時間の攪拌で目的物質への変換は実質的に完了し、生
成物は薄層クロマトグラフイーにより実施例1の生成物
と同定された。
成物は薄層クロマトグラフイーにより実施例1の生成物
と同定された。
実施例 8
dl−6a,10a−トランス−1−ヒドロキシ−3−
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10aヘキサヒドロ−9H−ジ
ベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン溶媒としてクロロホ
ルムを使用し、実施例7を実施した。
(1,1−ジメチルヘプチル)−6,6−ジメチル−6
,6a,7,8,10,10aヘキサヒドロ−9H−ジ
ベンゾ〔b,d〕ピラン−9−オン溶媒としてクロロホ
ルムを使用し、実施例7を実施した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2,7−ジヒドロキシ−5−イソプロピリデン−9
−置換−2,6−メタノ−3,4,5,6−テトラヒド
ロ−2H−1−ベンゾオキソシン(II)を塩化アルミニ
ウムまたは臭化アルミニウムと非反応性有機溶媒中で反
応させることを特徴とする6a,10a−トランス−ヘ
キサヒドロジベンゾピラノン誘導体( I )の製造方法
。 ▲数式、化学式、表等があります▼ I ▲数式、化学式、表等があります▼II (式中、RはC_5〜C_1_0アルキルを表わし、式
I において6aおよび10a位に結合している水素原
子は相互にトランス配置をとるものとする。 )2 反応温度が−20℃ないし100℃である特許請
求の範囲1記載の方法。3 反応溶媒がハロゲン化炭化
水素または芳香族溶媒である特許請求の範囲1記載の方
法。 4 Rが1,1−ジメチルヘプチルである特許請求の範
囲1記載の方法。 5 反応温度が0℃ないし80℃である特許請求の範囲
1記載の方法。 6 反応溶媒がジクロルメタン、クロロホルム、1,1
,2−トリクロルエタン、o−クロルトルエン、ベンゼ
ンまたはトルエンである特許請求の範囲3記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US000000702808 | 1976-07-06 | ||
US05/702,808 US4054583A (en) | 1976-07-06 | 1976-07-06 | Process for converting 2,7-dihydroxy-5-isopropylidene-9-substituted-2,6-methano-3,4,5,6-tetrahydro-2H-1-benzoxocin to trans-1-hydroxy-3-substituted-6,6-dimethyl-6,6a,7,8,10,10a-hexahydro-9H-dibenzo(b,d)pyran-9-one |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS537680A JPS537680A (en) | 1978-01-24 |
JPS5943468B2 true JPS5943468B2 (ja) | 1984-10-22 |
Family
ID=24822688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52081488A Expired JPS5943468B2 (ja) | 1976-07-06 | 1977-07-04 | 6a,10a−トランス−ヘキサヒドロジベンゾピラノン誘導体の製造方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4054583A (ja) |
JP (1) | JPS5943468B2 (ja) |
BE (1) | BE856412A (ja) |
CA (1) | CA1090358A (ja) |
CH (1) | CH633788A5 (ja) |
DE (1) | DE2729845C2 (ja) |
FR (1) | FR2357557A1 (ja) |
GB (1) | GB1584169A (ja) |
IE (1) | IE45246B1 (ja) |
IL (1) | IL52421A (ja) |
NL (1) | NL7707466A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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