WO2023181192A1 - 硬貨取扱装置、及び、入出金装置 - Google Patents

硬貨取扱装置、及び、入出金装置 Download PDF

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Abstract

硬貨取扱装置の一例である硬貨ユニット(3)は、複数枚の硬貨を一括して受け入れ可能な硬貨受け入れ口(31a)を有する硬貨受け入れ部(31)と、この硬貨受け入れ部(31)に配置され、硬貨受け入れ部(31)内の硬貨をすくい上げるように回転する回転板(32)と、この回転板(32)によってすくい上げられる最大サイズの硬貨が通過可能な大きさ(径d1)の硬貨孔(33a)と、回転板(32)の回転方向における硬貨孔(33a)の下流側に位置し最大サイズの硬貨よりも大きい大異物孔(33b:径d2)とが設けられた振り分け部材の一例である振り分け板(33)と、振り分け板(33)の硬貨孔(33a)に連結された受け入れ通路(34)と、振り分け板(33)の大異物孔(33b)に連結された排出通路(35)とを備える。

Description

硬貨取扱装置、及び、入出金装置
 本発明は、硬貨取扱装置と、この硬貨取扱装置を備える入出金装置とに関する。
 例えば、スーパーマーケット等の店舗で顧客が商品を購入した際、又は、店員が商品の精算処理を行う際に、商品代金を入金するための入出金装置がある。このような入出金装置は、硬貨入出金部(硬貨入出金装置)及び紙幣入出金部(紙幣入出金装置)を備える。
 また、硬貨の入金のみを行う硬貨受け入れ装置(硬貨入金装置)が用いられることもある。上述の硬貨入出金装置、硬貨受け入れ装置などの硬貨取扱装置には、通常、1枚ずつ硬貨が投入される。
 一方で、複数枚の硬貨を一括して投入可能な装置も提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平8-180240号公報 特開2003-144615号公報
 ところで、硬貨を一括投入可能な硬貨受け入れ口を有する硬貨受け入れ部において、回転板の回転によって硬貨をすくい上げて受け入れ通路に流す装置では、投入が予定されている最大サイズの硬貨よりも大きな異物(投入が予定されていない異国の硬貨など)が投入されると、受け入れ通路に流れずに硬貨受け入れ部に留まり続けることになる。また、大きな異物があることで、硬貨の搬送が阻害されてしまうことにもなる。
 そこで、大きな異物を排除するための機構を配置することが考えられるが、このような機構が回転板の駆動とは別駆動で設けられる場合には、硬貨取扱装置の構造が複雑化する。
 本発明の目的は、硬貨よりも大きな異物を簡素な構成で排出することができる硬貨取扱装置及び入出金装置を提供することである。
 1つの態様では、硬貨取扱装置は、複数枚の硬貨を一括して受け入れ可能な硬貨受け入れ口を有する硬貨受け入れ部と、前記硬貨受け入れ部に配置され、前記硬貨受け入れ部内の硬貨をすくい上げるように回転する回転板と、前記回転板によってすくい上げられる最大サイズの硬貨が通過可能な大きさの硬貨孔と、前記回転板の回転方向における前記硬貨孔の下流側に位置し前記最大サイズの硬貨よりも大きい大異物孔とが設けられた振り分け部材と、前記振り分け部材の前記硬貨孔に連結された受け入れ通路と、前記振り分け部材の前記大異物孔に連結された排出通路とを備える。
 他の1つの態様では、入出金装置は、前記硬貨取扱装置と、紙幣入出金部とを備え、前記硬貨取扱装置は、硬貨入出金部である。
 前記態様によれば、硬貨よりも大きな異物を簡素な構成で排出することができる。
一実施の形態に係る入出金装置の内部構造を示す斜視概略図である。 一実施の形態に係る入出金装置の内部構造を示す正面概略図である。 一実施の形態に係る入出金装置の内部構造を示す右側面概略図である。 一実施の形態における硬貨受け入れ部の内部構造を示す正面図である。 一実施の形態における回転板及び振り分け板を図4のV方向から見た図である。 一実施の形態における振り分け板を、回転板を省略して図4のV方向から見た図である。 一実施の形態における硬貨受け入れ部の引き出し動作を説明するための右側面図(その1)である。 一実施の形態における硬貨受け入れ部の引き出し動作を説明するための右側面図(その2)である。 一実施の形態における硬貨受け入れ部の傾け動作を説明するための正面図(その1)である。 一実施の形態における硬貨受け入れ部の傾け動作を説明するための正面図(その2)である。 一実施の形態におけるコントローラユニットの機能構成の一例を示すブロック図である。
 以下、本発明の一実施の形態に係る硬貨取扱装置及び入出金装置について、図面を参照しながら説明する。
 図1~図3は、一実施の形態に係る入出金装置1の内部構造を示す斜視概略図、正面概略図、及び右側面概略図である。
 なお、図1~図3及び後述する図4~図8Bに示す上下、前後、左右の各方向は、入出金装置1の顧客(ユーザ)側を前方向とした場合の一例にすぎないが、例えば、上下方向は鉛直方向であり、前後方向及び左右方向は水平方向である。
 図1に示すように、入出金装置1は、紙幣リサイクルユニット2と、硬貨ユニット3と、コントローラユニット4とを備える。入出金装置1は、例えば、スーパーマーケット等の店舗で顧客又は店員が商品代金を入出金するために、或いは、店員が店舗のバックヤードで入出金するために用いられる。もちろん、入出金装置1は、店舗に限らず、任意の場所に配置することができる。
 紙幣リサイクルユニット2は、紙幣を入出金する紙幣入出金部(紙幣入出金装置)である。
 硬貨ユニット3は、硬貨を取り扱う硬貨取扱装置の一例であり、硬貨を入出金する硬貨入出金部(硬貨入出金装置)である。硬貨取扱装置としては、少なくとも硬貨の受け入れを行うものであればよく、入出金装置1に用いられる装置(硬貨ユニット3)に限定されない。なお、硬貨ユニット3(硬貨入出金装置)は、紙幣リサイクルユニット2(紙幣入出金部)を伴わずに単体で入出金装置として用いられてもよい。
 図1~図3に示すように、硬貨ユニット3は、硬貨受け入れ部31と、硬貨リサイクルユニット11と、硬貨オーバフローカセット12と、硬貨回収カセット13と、硬貨アクセプタ14と、硬貨出金部15と、硬貨ソータ部16と、硬貨リフタ部17と、硬貨回収ストッパ部18と、制御部19とを備える。なお、硬貨ユニット3は、回転板32と、振り分け板33と、受け入れ通路34と、排出通路35と、スライドレール36と、スライダ37と、ヒンジ38と、硬貨検知センサ39とを更に備えるが、これらについては後述する。
 コントローラユニット4は、入出金装置1に対してコマンドを指示すると共に、入出金装置1の状態や商品の買上額等の情報を表示するユニットである。コントローラユニット4についても後述する。
 硬貨受け入れ部31は、商品請求額等の複数枚の硬貨を一括して受け入れ可能な硬貨受け入れ口31aを有する。
 硬貨リサイクルユニット11は、硬貨受け入れ部31において投入され、硬貨アクセプタ(入金口)14から入金した硬貨を収納すると共に、硬貨出金部(出金口)15から出金可能な硬貨を収納するユニットである。
 硬貨オーバフローカセット12は、硬貨出金部15から出金不可の硬貨を収納するユニットである。なお、硬貨オーバフローカセット12に収納中の硬貨は、硬貨リサイクルユニット11のフル状態を回避するため移動した硬貨であるため、例えば、店舗で再利用できる硬貨と言える。
 硬貨回収カセット13は、硬貨ユニット3、特に硬貨リサイクルユニット11内の回収硬貨を収納するカセットである。なお、硬貨回収カセット13に収納する硬貨は、例えば、売上金として銀行に預けられる硬貨である。
 硬貨アクセプタ14は、硬貨受け入れ部31において投入された硬貨を鑑別する鑑別機能を有する。鑑別機能は、硬貨が正規硬貨、偽造硬貨や記念硬貨等を鑑別する機能である。また、鑑別機能は、硬貨の金種を識別する機能も備えている。
 硬貨出金部15は、硬貨ユニット3(硬貨取扱装置)から硬貨を排出する硬貨排出部の一例であり、釣り銭等の硬貨を出金する。
 硬貨ソータ部16は、硬貨アクセプタ14から投入された硬貨を硬貨リサイクルユニット11、硬貨オーバフローカセット12、又は硬貨出金部15に振り分ける。更に、硬貨ソータ部16は、硬貨アクセプタ14の鑑別機能の鑑別結果に基づき、硬貨が正規硬貨の場合、正規硬貨を硬貨リサイクルユニット11又は硬貨オーバフローカセット12に振り分ける。硬貨ソータ部16は、硬貨が偽造硬貨の場合、偽造硬貨を硬貨出金部15に振り分ける。
 硬貨回収ストッパ部18は、硬貨リサイクルユニット11内の金種ホッパ毎に硬貨を吐出する硬貨吐出口を開閉するためのストッパである。
 硬貨リフタ部17は、硬貨回収ストッパ部18の開動作と、硬貨リフタ部17の順回転動作に応じて、上記の硬貨吐出口から吐出した硬貨を硬貨アクセプタ14に搬送するリフト(搬送部)である。また、硬貨リフタ部17は、硬貨回収ストッパ部18の開動作と、硬貨リフタ部17の逆回転動作に応じて、上記の硬貨吐出口から吐出した硬貨を硬貨回収カセット13に搬送するリフト(搬送部)である。
 制御部19は、例えば、プロセッサと、メモリとを有する。プロセッサは、硬貨ユニット3の各部の動作を制御する演算処理装置として機能する例えばCPU(Central Processing Unit)である。メモリは、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)などである。
 図4は、硬貨受け入れ部31の内部構造を示す正面図である。
 図5は、回転板32及び振り分け板33を図4のV方向から見た図である。
 図6は、振り分け板33を、回転板32を省略して図4のV方向から見た図である。
 図4に示すように、硬貨受け入れ部31の破線で示す内部の底面は、受け入れた硬貨を回転板32にガイドするように、右部から中央部にかけて回転板32の底部に向かって傾斜している。また、図1に一部が表れるように、硬貨受け入れ部31の内部底面は、前部から後部にかけて回転板32の底部に向かって傾斜している。
 回転板32は、仮想鉛直面Vに対して傾斜角度θ(例えば図4における反時計回りに10度)傾斜して硬貨受け入れ部31に配置されている。回転板32は、硬貨受け入れ部31内の硬貨をすくい上げるように回転する(例えば、図5における時計回り)。図5に示すように、回転板32には、例えば、回転方向に等間隔で8つ、後述する振り分け板33の大異物孔33bと同一サイズ(径d2)の保持孔32a(図6では回転板32が省略されているため想像線である2点鎖線で図示)が設けられている。この保持孔32aは、回転板32と同じ傾斜角度θで回転板32の左部に重ねて配置された振り分け板33との間で硬貨や異物を保持する。
 図6に示すように、振り分け板33には、回転板32によってすくい上げられる最大サイズの硬貨が通過可能な大きさ(径d1)の硬貨孔33aと、回転板32の回転方向における硬貨孔33aの下流側に位置し最大サイズの硬貨よりも大きい大異物孔33b(径d2(d2>d1))と、回転板32の回転方向における硬貨孔33aの上流側に位置し、回転板32によってすくい上げられる最小サイズの硬貨が通過不能な大きさ(径d3(d3<d1))の小異物孔33cが設けられている。なお、回転板32の回転方向の上流側及び下流側は、回転板32の底部を起点として、回転板32が1回転する際の回転の序盤を上流端部、回転の終盤を下流端部とした場合のものである。また、振り分け板33の大異物孔33bと、回転板32の保持孔32aとは、同一サイズ(径d2)に設けられているが、ともに硬貨孔33a(径d1)よりも大きいサイズであればよい。なお、振り分け板33は、少なくとも硬貨孔33a及び大異物孔33bが設けられた振り分け部材の一例であり、板状に限られない。また、振り分け板33の小異物孔33cは省略されてもよい。小異物孔33cが省略される場合には、最小サイズの硬貨よりも小さな異物は、硬貨とともに硬貨アクセプタ14とともに送られ、硬貨とは分別される。
 図4にかくれ線である破線で図示し、図5に想像線である2点鎖線で図示する受け入れ通路34は、振り分け板33の硬貨孔33aの左端に連結され、例えば図1に示すように硬貨受け入れ部31の左壁部を貫通する。受け入れ通路34は、硬貨孔33aを通過した硬貨を上述の硬貨アクセプタ14に送る。なお、後述するように硬貨受け入れ部31が引き出し可能であったり傾斜可能であったりする場合には、受け入れ通路34は、硬貨受け入れ部31の引き出し動作又は傾斜動作を許容するように可撓性の材料からなるとよい。
 図4にかくれ線である破線で図示し、図5に想像線である2点鎖線で図示する排出通路35は、振り分け板33の大異物孔33b及び小異物孔33cに連結され、例えば図示はしないが硬貨受け入れ部31の後壁部を貫通する。排出通路35は、大異物孔33bを通過した、最大サイズの硬貨よりも大きい異物と、小異物孔33cを通過した、最小サイズの硬貨よりも小さい異物とを硬貨出金部15に送る。なお、図5の二点鎖線で示す例では、排出通路35が二股に別れて大異物孔33b及び小異物孔33cに連結されているが、大異物孔33bに連結された排出通路と、小異物孔33cに連結された排出通路とが独立して2本設けられていてもよい。また、硬貨受け入れ部31が引き出し可能であったり傾斜可能であったりする場合には、受け入れ通路34と同様に、排出通路35は、硬貨受け入れ部31の引き出し動作又は傾斜動作を許容するように可撓性の材料からなるとよい。
 図7A及び図7Bは、硬貨受け入れ部31の引き出し動作を説明するための右側面図である。
 図7A及び図7Bに示すように、スライドレール36は、硬貨受け入れ部31を前方(顧客側)に引き出すために配置されている。スライドレール36は、硬貨受け入れ部31の下部に連結されたスライダ37を前後方向にスライド可能に保持することによって、硬貨受け入れ部31を前後方向にスライド可能にしている。
 図7Bに示すように、係員などが硬貨受け入れ部31(スライダ37)を前方に、例えば、硬貨受け入れ部31の全体を入出金装置1の前面から突出させるまで、引き出すことによって、硬貨受け入れ部31の内部の詰まった硬貨や異物の除去を行いやすくすることができる。
 図8A及び図8Bは、硬貨受け入れ部31の傾け動作を説明するための正面図である。
 図7A、図7B、図8A、及び図8Bに示すように、ヒンジ38は、硬貨受け入れ部31とスライドレール36との右端の境界部分に配置されている。ヒンジ38は、硬貨受け入れ部31を傾斜可能に支持する支持部材の一例である。
 図8Bに示すように、ヒンジ38は、例えば、硬貨受け入れ口31aが右向きとなるまで90度時計回りに回転可能に硬貨受け入れ部31を支持する。これにより、硬貨受け入れ部31の内部の詰まった硬貨や異物の除去を行いやすくすることができる。硬貨受け入れ部31の傾斜動作は、硬貨受け入れ部31が上述のように前方に引き出された状態で行われるとよい。なお、硬貨受け入れ部31の傾斜方向は、右向きに限らず、左向き、前向きなどであってもよい。また、ヒンジ38(支持部材)の支持による硬貨受け入れ部31の傾斜可能角度は、90度に限らず、任意の角度とすればよい。
 図7A及び図7Bに破線(かくれ線)で示す硬貨検知センサ39は、例えば、硬貨受け入れ部31内で照射した検知光が硬貨によって遮蔽されることに基づいて、硬貨受け入れ部31において硬貨を検知する。上述の回転板32は、硬貨検知センサ39が硬貨を検知したことに基づいて回転するとよい。この回転板32の回転動作は、例えば、上述の制御部19が図示しないモータ等のアクチュエータである回転駆動部を駆動制御することによって行われるとよい。なお、硬貨検知センサ39が省略され、回転板32が、例えば、入出金装置1の電源ON時、硬貨受け入れ部31への硬貨受け入れ時(硬貨の投入が要求される時)などに常時回転していてもよい。
 図9は、図1に示すコントローラユニット4の機能構成の一例を示すブロック図である。
 図9に示すコントローラユニット4は、表示部41と、キーボード/マウス42と、スキャナ43と、プリンタ44と、通信ユニット45と、制御部46とを有する。
 表示部41は、例えば、商品の請求金額等の各種情報を表示する出力インタフェースである。
 キーボード/マウス42は、例えば、コマンド等の各種情報を入力する入力インタフェースである。
 スキャナ43は、例えば、商品添付のバーコード等を読み取る入力インタフェースである。
 プリンタ44は、例えば、商品等の買上レシート等の各種情報を印刷出力する出力インタフェースである。
 通信ユニット45は、紙幣リサイクルユニット2及び硬貨ユニット3と無線通信で接続する通信インタフェースである。
 制御部46は、コントローラユニット4全体を制御する。なお、コントローラユニット4の制御部46は、硬貨ユニット3の制御部19と同様に、プロセッサ、メモリなどを有するとよい。
 以上説明した本実施の形態では、硬貨取扱装置の一例である硬貨ユニット3は、複数枚の硬貨を一括して受け入れ可能な硬貨受け入れ口31aを有する硬貨受け入れ部31と、この硬貨受け入れ部31に配置され、硬貨受け入れ部31内の硬貨をすくい上げるように回転する回転板32と、この回転板32によってすくい上げられる最大サイズの硬貨が通過可能な大きさ(径d1)の硬貨孔33aと、回転板32の回転方向における硬貨孔33aの下流側に位置し最大サイズの硬貨よりも大きい大異物孔33b(径d2)とが設けられた振り分け部材の一例である振り分け板33と、振り分け板33の硬貨孔33aに連結された受け入れ通路34と、振り分け板33の大異物孔33bに連結された排出通路35とを備える。
 また、本実施の形態では、入出金装置1は、硬貨取扱装置と、紙幣入出金部の一例である紙幣リサイクルユニット2とを備え、硬貨取扱装置は、硬貨入出金部(例えば、硬貨ユニット3)である。
 上述の硬貨ユニット3及び入出金装置1によれば、まず、硬貨受け入れ部31の硬貨受け入れ口31aが複数枚の硬貨を一括して受け入れ可能であることによって、顧客の利便性を高めることができる。また、振り分け板33に最大サイズの硬貨よりも大きい大異物孔33b(径d2)が設けられていることによって、最大サイズの硬貨よりも大きな異物(例えば、投入が予定されていない異国の硬貨など)が硬貨受け入れ部31において留まり続けたり、硬貨の搬送を阻害したりするのを、回転板32の駆動とは別駆動の機構を要することなく抑制することができる。よって、本実施の形態によれば、硬貨よりも大きな異物を簡素な構成で排出することができる。
 また、本実施の形態では、振り分け板33には、回転板32の回転方向における硬貨孔33aの上流側に位置し、回転板32によってすくい上げられる最小サイズの硬貨が通過不能な大きさの小異物孔33cが更に設けられている。そして、排出通路35は、大異物孔33b及び小異物孔33cに連結されている。
 これにより、回転板32の駆動とは別駆動の機構を要することなく、最大サイズの硬貨よりも大きな異物のみならず、最小サイズの硬貨よりも小さな異物をも排出することができる。
 また、本実施の形態では、硬貨ユニット3は、硬貨受け入れ部31を引き出すためのスライドレール36を更に備える。
 これにより、硬貨受け入れ部31を引き出した状態で、硬貨受け入れ部31の内部の詰まった硬貨や異物の除去を行いやすくすることができる。
 また、本実施の形態では、硬貨ユニット3は、硬貨受け入れ部31を傾斜可能に支持する支持部材の一例であるヒンジ38を更に備える。
 これにより、硬貨受け入れ部31を傾けた状態で、硬貨受け入れ部31の内部の詰まった硬貨や異物の除去を行いやすくすることができる。
 また、本実施の形態では、硬貨ユニット3は、硬貨受け入れ部31において硬貨を検知する硬貨検知センサ39を更に備える。回転板32は、硬貨検知センサ39が硬貨を検知したことに基づいて回転する。
 これにより、硬貨受け入れ部31に硬貨が投入されたときのみ回転板32を回転させることができるため、省電力で異物を排出することができる。
 なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されず、構成要素を変形して具体化することができる。例えば、本実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。このように、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において発明の種々の変形や応用が可能である。
 1 入出金装置
 2 紙幣リサイクルユニット
 3 硬貨ユニット(硬貨取扱装置)
 4 コントローラユニット
11 硬貨リサイクルユニット
12 硬貨オーバフローカセット
13 硬貨回収カセット
14 硬貨アクセプタ
15 硬貨出金部
16 硬貨ソータ部
17 硬貨リフタ部
18 硬貨回収ストッパ部
19 制御部
31 硬貨受け入れ部
31a 硬貨受け入れ口
32 回転板
32a 保持孔
33 振り分け板(振り分け部材)
33a 硬貨孔
33b 大異物孔
33c 小異物孔
34 受け入れ通路
35 排出通路
36 スライドレール
37 スライダ
38 ヒンジ
39 硬貨検知センサ
 V 仮想鉛直面

Claims (6)

  1.  複数枚の硬貨を一括して受け入れ可能な硬貨受け入れ口を有する硬貨受け入れ部と、
     前記硬貨受け入れ部に配置され、前記硬貨受け入れ部内の硬貨をすくい上げるように回転する回転板と、
     前記回転板によってすくい上げられる最大サイズの硬貨が通過可能な大きさの硬貨孔と、前記回転板の回転方向における前記硬貨孔の下流側に位置し前記最大サイズの硬貨よりも大きい大異物孔とが設けられた振り分け部材と、
     前記振り分け部材の前記硬貨孔に連結された受け入れ通路と、
     前記振り分け部材の前記大異物孔に連結された排出通路と
     を備えることを特徴とする硬貨取扱装置。
  2.  前記振り分け部材には、前記回転板の前記回転方向における前記硬貨孔の上流側に位置し、前記回転板によってすくい上げられる最小サイズの硬貨が通過不能な大きさの小異物孔が更に設けられ、
     前記排出通路は、前記大異物孔及び前記小異物孔に連結されている
     ことを特徴とする請求項1記載の硬貨取扱装置。
  3.  前記硬貨受け入れ部を引き出すためのスライドレールを更に備える
     ことを特徴とする請求項1又は2記載の硬貨取扱装置。
  4.  前記硬貨受け入れ部を傾斜可能に支持する支持部材を更に備える
     ことを特徴とする請求項1又は2記載の硬貨取扱装置。
  5.  前記硬貨受け入れ部において硬貨を検知する硬貨検知センサを更に備え、
     前記回転板は、前記硬貨検知センサが硬貨を検知したことに基づいて回転する
     ことを特徴とする請求項1又は2記載の硬貨取扱装置。
  6.  請求項1記載の硬貨取扱装置と、
     紙幣入出金部とを備え、
     前記硬貨取扱装置は、硬貨入出金部である
     ことを特徴とする入出金装置。
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