WO2022250096A1 - フォーカスリングおよびプラズマ処理装置 - Google Patents

フォーカスリングおよびプラズマ処理装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2022250096A1
WO2022250096A1 PCT/JP2022/021457 JP2022021457W WO2022250096A1 WO 2022250096 A1 WO2022250096 A1 WO 2022250096A1 JP 2022021457 W JP2022021457 W JP 2022021457W WO 2022250096 A1 WO2022250096 A1 WO 2022250096A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
focus ring
average value
mounting surface
supported portion
roughness curve
Prior art date
Application number
PCT/JP2022/021457
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
政生 吉田
Original Assignee
京セラ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 京セラ株式会社 filed Critical 京セラ株式会社
Priority to CN202280036792.0A priority Critical patent/CN117355926A/zh
Priority to KR1020237040158A priority patent/KR20230174262A/ko
Priority to JP2023524216A priority patent/JPWO2022250096A1/ja
Publication of WO2022250096A1 publication Critical patent/WO2022250096A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32623Mechanical discharge control means
    • H01J37/32642Focus rings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • H01L21/3065Plasma etching; Reactive-ion etching
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/46Generating plasma using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/32Processing objects by plasma generation
    • H01J2237/33Processing objects by plasma generation characterised by the type of processing
    • H01J2237/332Coating
    • H01J2237/3321CVD [Chemical Vapor Deposition]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/32Processing objects by plasma generation
    • H01J2237/33Processing objects by plasma generation characterised by the type of processing
    • H01J2237/334Etching

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

本開示に係るフォーカスリングは、被処理基板を収容して被処理基板の下面に対向する載置面と、載置面の反対側に位置する裏面とを備える。1つの支持部材によって支持される裏面の被支持部は、載置面よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい。

Description

フォーカスリングおよびプラズマ処理装置
 本発明は、フォーカスリングおよびプラズマ処理装置に関する。
 例えば、特許文献1に記載のような従来のプラズマ処理装置において、ガスのプラズマ化によってプラズマ処理室内の温度が上昇すると、エッジリング(フォーカスリング)の表面と裏面との間で、大きな温度差が生じる。被処理基板を収容して被処理基板の下面に対向する載置面が、表面から段差を備えて形成されていると、この温度差によって載置面の内周側端部に大きな変位が生じる。このような変位が生じると、被処理基板を安定して保持できなくなる。
特開2016-184610号公報
 本開示に係るフォーカスリングは、被処理基板を収容して被処理基板の下面に対向する載置面と、載置面の反対側に位置する裏面とを備える。1つの支持部材によって支持される裏面の被支持部は、載置面よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい。
 本開示に係る他のフォーカスリングは、被処理基板を収容して被処理基板の下面に対向する載置面と、載置面の反対側に位置する裏面とを備える。複数の支持部材によって支持される裏面の最内周側の被支持部は、載置面よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい。
 本開示に係るプラズマ処理装置は、上記のフォーカスリングを含む。
(A)は、本開示の一実施形態に係るフォーカスリングの平面図を示し、(B)は、本開示の一実施形態に係るフォーカスリングに、被処理基板を収容した状態の一部を示す断面図である。 (A)は、本開示の他の実施形態に係るフォーカスリングの平面図を示し、(B)は、本開示の他の実施形態に係るフォーカスリングに、被処理基板を収容した状態の一部を示す断面図である。
 上述のように、従来のプラズマ処理装置において、ガスのプラズマ化によってプラズマ処理室内の温度が上昇すると、エッジリング(フォーカスリング)の表面と裏面との間で、大きな温度差が生じる。大きな温度差が生じると、載置面の内周側端部に大きな変位が生じる。このような変位が生じると、被処理基板を安定して保持できなくなる。したがって、被処理基板が載置面に接触しても、被処理基板に傷が入りにくく、プラズマ処理室内の温度が上昇しても、載置面の内周側端部で生じる変位を抑制することができるフォーカスリングが求められている。
 本開示に係るフォーカスリングは、被処理基板が載置面に接触しても、被処理基板に傷が入りにくく、プラズマ処理室内の温度が上昇しても、載置面の内周側端部で生じる変位を抑制することができる。
 本開示の一実施形態に係るフォーカスリングを、図1に基づいて説明する。図1(A)は、本開示の一実施形態に係るフォーカスリング1の平面図を示す。図1(B)は、一実施形態に係るフォーカスリング1に、被処理基板2を収容した状態の一部を示す断面図である。具体的には、プラズマ処理装置の内部(プラズマ処理装置を構成しているチャンバなどのプラズマ処理室の内部)に設けられた支持部材3の上に、被処理基板2が水平に支持された状態の一部を示す断面図である。
 一実施形態に係るフォーカスリング1は、図1(A)に示すように環状を有する部材である。図1(B)に記載のフォーカスリング1は、図1(A)に示すX-X線で切断した際の断面を示す。フォーカスリング1の材質は限定されず、例えば、酸化イットリウム、酸化ランタン、酸化セリウムなどの希土類元素酸化物、希土類元素アルミニウム複合酸化物、酸化アルミニウムなどを主成分とするセラミックスが挙げられる。希土類元素アルミニウム複合酸化物としては、例えば、YAG(3Y23・5Al23)、YAM(2Y23・Al23)、YAL(Y23・Al23)、YAP(YAlO3)などのイットリウムアルミニウム複合酸化物、EAG(Er3Al512)、EAM(Er4Al29)、EAP(ErAlO3)などのエルビウムアルミニウム複合酸化物、GdAM(Gd4Al29)、GdAP(GdAlO3)などのガドリニウムアルミニウム複合酸化物、NdAG(Nd3Al512)、NdAM(Nd4Al29)、NdAP(NdAlO3)などのネオジムアルミニウム複合酸化物である。
 一実施形態に係るフォーカスリング1は、図1(A)および(B)に示すように、載置面11と載置面11の反対側に位置する裏面12とを備える。載置面11は、被処理基板2を収容した際に、被処理基板2の下面と対向する面である。一方、裏面12は、載置面11の反対側に位置する面、すなわち載置面11と対向する面に相当する。
 裏面12の少なくとも一部は、1つの支持部材3によって支持されており、支持部材3と対向している部分が被支持部12aに相当する。図1(B)では、裏面12全体が支持部材3によって支持されているため、裏面12全体が被支持部12aに相当する。
 一実施形態に係るフォーカスリング1において、被支持部12aは、載置面11よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい。
 このように、被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値が、載置面11の切断レベル差(Rδc)の平均値よりも大きいため、一実施形態に係るフォーカスリング1は、プラズマ処理室内において上昇した熱が被支持部12aから支持部材3に伝わりにくくなる。その結果、載置面11と被支持部12aとの間で生じる温度差が小さくなり、載置面11の内周側端部で生じる変位を抑制することができる。さらに、載置面11の切断レベル差(Rδc)の平均値が被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値よりも小さい。その結果、被処理基板2が載置面11に接触しても、被処理基板2に傷が入りにくくすることができる。被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値と、載置面11の切断レベル差(Rδc)の平均値との差は0.03μm以上であってもよい。
 一実施形態に係るフォーカスリング1において、被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値は、載置面11の切断レベル差(Rδc)の平均値よりも大きければ、限定されない。例えば、被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値は、0.18μm以上0.42μm以下であってもよい。被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値が0.18μm以上であれば、支持部材3と被支持部12aとの間に適度な摩擦力が生じる。そのため、フォーカスリング1を支持部材3に安定して固定させることができる。一方、被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値が0.42μm以下であれば、フォーカスリング1を支持部材3から繰り返し着脱した場合、被支持部12aから脱離する粒子を減少させることができる。そのため、このような粒子がプラズマ処理室内を浮遊するおそれを低減させることができる。
 さらに、被支持部12aの粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は、載置面11の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値よりも大きくてもよい。このように、被支持部12aの粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が、載置面11の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値よりも大きい場合、一実施形態に係るフォーカスリング1は、プラズマ処理室内において上昇した熱が被支持部12aから支持部材3に伝わりにくくなる。その結果、載置面11と被支持部12aとの間で生じる温度差が小さくなり、載置面11の内周側端部で生じる変位を抑制することができる。さらに、載置面11の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が被支持部12aの粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値よりも小さい。その結果、被処理基板2が載置面11に接触しても、被処理基板2に傷が入りにくくすることができる。被支持部12aの2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値と、載置面11の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値との差は0.001以上であってもよい。
 被支持部12aの2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は限定されず、例えば、0.066以上0.1以下であってもよい。被支持部12aの2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が0.066以上であれば、支持部材3と被支持部12aとの間に適度な摩擦力が生じる。そのため、フォーカスリング1を支持部材3に安定して固定させることができる。一方、被支持部12aの2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が0.1以下であれば、フォーカスリング1を支持部材3から繰り返し着脱した場合、被支持部12aから脱離する粒子を減少させることができる。そのため、このような粒子がプラズマ処理室内を浮遊するおそれを低減させることができる。
 次いで、本開示の他の実施形態に係るフォーカスリングを、図2に基づいて説明する。図2(A)は、本開示の他の実施形態に係るフォーカスリング1’の平面図を示す。図2(B)は、他の実施形態に係るフォーカスリング1’に、被処理基板2を収容した状態の一部を示す断面図である。具体的には、プラズマ処理装置の内部(プラズマ処理装置を構成しているチャンバの内部)に設けられた支持部材3の上に、被処理基板2が水平に支持された状態の一部を示す断面図である。
 他の実施形態に係るフォーカスリング1’は、図2(A)に示すように環状を有する部材である。図2(B)に記載のフォーカスリング1’は、図2(A)に示すY-Y線で切断した際の断面を示す。フォーカスリング1’の材質は、上述の一実施形態に係るフォーカスリング1で説明した通りであり、詳細については省略する。
 他の実施形態に係るフォーカスリング1’は、図2(A)および(B)に示すように、載置面11と載置面11の反対側に位置する裏面12とを備える。載置面11は、被処理基板2を収容した際に、被処理基板2の下面と対向する面である。一方、裏面12は、載置面11の反対側に位置する面、すなわち載置面11と対向する面に相当する。
 裏面12の少なくとも一部は、2つの支持部材3、3’によって支持されており、支持部材3、3’と対向している部分が被支持部12a、12bに相当する。他の実施形態に係るフォーカスリング1’は、図2(B)に示すように、2つの支持部材3、3’によって支持されている点で、一実施形態に係るフォーカスリング1と相違する。他の実施形態に係るフォーカスリング1’は、2つの支持部材3、3’によって支持されているものの、3つ以上の支持部材で支持されていてもよい。
 他の実施形態に係るフォーカスリング1’において、裏面12に存在する被支持部12a、12bのうち最内周側の被支持部12aは、載置面11よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい。
 このように、最内周側の被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値が、載置面11の切断レベル差(Rδc)の平均値よりも大きいため、他の実施形態に係るフォーカスリング1’は、プラズマ処理室内において上昇した熱が最内周側の被支持部12aから支持部材3に伝わりにくくなる。その結果、載置面11と最内周側の被支持部12aとの間で生じる温度差が小さくなり、載置面11の内周側端部で生じる変位を抑制することができる。さらに、載置面11の切断レベル差(Rδc)の平均値が最内周側の被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値よりも小さい。その結果、被処理基板2が載置面11に接触しても、被処理基板2に傷が入りにくくすることができる。
 他の実施形態に係るフォーカスリング1’において、最内周側の被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値は、載置面11の切断レベル差(Rδc)の平均値よりも大きければ、限定されない。例えば、最内周側の被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値は、0.18μm以上0.42μm以下であってもよい。最内周側の被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値が0.18μm以上であれば、支持部材3と最内周側の被支持部12aとの間に適度な摩擦力が生じる。そのため、フォーカスリング1’を支持部材3に安定して固定させることができる。一方、最内周側の被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値が0.42μm以下であれば、フォーカスリング1’を支持部材3から繰り返し着脱した場合、最内周側の被支持部12aから脱離する粒子を減少させることができる。そのため、このような粒子がプラズマ処理室内を浮遊するおそれを低減させることができる。
 最内周側の被支持部12a以外の被支持部(図2(B)では被支持部12b)の切断レベル差(Rδc)の平均値については限定されず、例えば、最内周側の被支持部12aの切断レベル差(Rδc)の平均値と同様、0.18μm以上0.42μm以下であってもよい。
 さらに、最内周側の被支持部12aの粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は、載置面11の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値よりも大きくてもよい。このように、最内周側の被支持部12aの粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が、載置面11の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値よりも大きい場合、他の実施形態に係るフォーカスリング1’は、プラズマ処理室内において上昇した熱が、最内周側の被支持部12aから支持部材3に伝わりにくくなる。その結果、載置面11と最内周側の被支持部12aとの間で生じる温度差が小さくなり、載置面11の内周側端部で生じる変位を抑制することができる。さらに、載置面11の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が、最内周側の被支持部12aの粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値よりも小さい。その結果、被処理基板2が載置面11に接触しても、被処理基板2に傷が入りにくくすることができる。
 最内周側の被支持部12aの2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は限定されず、例えば、0.066以上0.1以下であってもよい。最内周側の被支持部12aの2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が0.066以上であれば、支持部材3と最内周側の被支持部12aとの間に適度な摩擦力が生じる。そのため、フォーカスリング1’を支持部材3に安定して固定させることができる。一方、最内周側の被支持部12aの2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が0.1以下であれば、フォーカスリング1’を支持部材3から繰り返し着脱した場合、最内周側の被支持部12aから脱離する粒子を減少させることができる。そのため、このような粒子がプラズマ処理室内を浮遊するおそれを低減させることができる。
 最内周側の被支持部12a以外の被支持部(図2(B)では被支持部12b)の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値については限定されず、例えば、最内周側の被支持部12aの2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値と同様、0.066以上0.1以下であってもよい。
 さらに、本開示に係るフォーカスリングは、図2(B)に示すような周面13を有していてもよい。具体的には、周面13は裏面12から上方に向かって延出し、支持部材3’に対向している。周面13は、載置面11よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい方がよい。
 このように、周面13の切断レベル差(Rδc)の平均値が、載置面11の切断レベル差(Rδc)の平均値よりも大きいため、他の実施形態に係るフォーカスリング1’は、プラズマ処理室内において上昇した熱が周面13から支持部材3’に伝わりにくくなる。その結果、載置面11と周面13との間で生じる温度差が小さくなり、載置面11の内周側端部で生じる変位を抑制することができる。
 周面13の切断レベル差(Rδc)の平均値は、例えば、0.18μm以上0.42μm以下であってもよい。周面13の切断レベル差(Rδc)の平均値が0.18μm以上であれば、支持部材3’と周面13との間に適度な摩擦力が生じる。そのため、フォーカスリング1’を支持部材3’に安定して固定させることができる。一方、周面13の切断レベル差(Rδc)の平均値が0.42μm以下であれば、フォーカスリング1’を支持部材3、3’から繰り返し着脱した場合、周面13から脱離する粒子を減少させることができる。そのため、このような粒子がプラズマ処理室内を浮遊するおそれを低減させることができる。
 さらに、周面13の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は、載置面11の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値よりも大きくてもよい。このように、周面13の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が、載置面11の粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値よりも大きい場合、他の実施形態に係るフォーカスリング1’は、プラズマ処理室内において上昇した熱が、周面13から支持部材3’に伝わりにくくなる。その結果、載置面11と周面13との間で生じる温度差が小さくなり、載置面11の内周側端部で生じる変位を抑制することができる。
 周面13の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は限定されず、例えば、0.066以上0.1以下であってもよい。周面13の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が0.066以上であれば、支持部材3’と周面13との間に適度な摩擦力が生じる。そのため、フォーカスリング1’を支持部材3’に安定して固定させることができる。一方、周面13の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が0.1以下であれば、フォーカスリング1’を支持部材3、3’から繰り返し着脱した場合、最内周側の被支持部12aから脱離する粒子を減少させることができる。そのため、このような粒子がプラズマ処理室内を浮遊するおそれを低減させることができる。
 被支持部12a、12bは、載置面11よりも、粗さ曲線における平均長さ(RSm)の平均値が大きくてもよい。被支持部12a、12bが載置面11よりも、粗さ曲線における平均長さ(RSm)の平均値が大きい場合、被支持部12a、12bにおいて凸部である山の間隔が広い。そのため、支持部材3の被支持部12a、12bを支持する支持面との接点が少なくなり、プラズマ処理室内において上昇した熱が被支持部12a、12bから支持部材3、3’に伝わりにくくなる。
 この場合、載置面11は被支持部12a、12bよりも粗さ曲線における平均長さ(RSm)の平均値が小さくなる。その結果、載置面11において凸部である山の間隔が狭く、被処理基板2の下面との接点が多くなり、この下面に対する載置面11の摩擦力が高くなる。そのため、プラズマ処理が被処理基板2に施されて、プラズマ処理室内の温度が高くなっても、フォーカスリング1’に対する被処理基板2の径方向および周方向の位置決め精度を十分維持することができる。
 被支持部12aの平均長さ(RSm)の平均値と、載置面11の平均長さ(RSm)の平均値との差は、3μm以上であってもよい。特に、被支持部12a、12bの平均長さ(RSm)の平均値は、20μm以上50μm以下であってもよい。
 被支持部12a、12bの平均長さ(RSm)の平均値が20μm以上であると、プラズマ化された腐食性ガスが被支持部12a、12bに触れても、被支持部12a、12bから脱離する粒子を減少させることができる。そのため、このような粒子がプラズマ処理室内を浮遊するおそれを低減させることができる。被支持部12a、12bの平均長さ(RSm)の平均値が50μm以下であると、支持部材3、3’の被支持部12a、12bに対する支持面の摩擦力が高くなる。そのため、プラズマ処理室内の温度が高くなっても、支持部材3、3’に対するフォーカスリング1’の径方向および周方向の位置決め精度を十分維持することができる。
 さらに、被支持部12a、12bの平均長さ(RSm)の変動係数は、0.15以下であるとよい。変動係数は、0.15以下であると、被支持部12a、12bの平均長さ(RSm)のばらつきが小さくなるため、被支持部12a、12bから脱離する粒子の径も小さくなる。
 上述した切断レベル差(Rδc)、2乗平均平方根傾斜(RΔq)および平均長さ(RSm)は、JIS B 0601:2001に準拠し、形状解析レーザ顕微鏡((株)キーエンス製、VK-X1100またはその後継機種)を用いて測定することができる。測定条件としては、まず、照明方式を同軸落射方式、倍率を240倍、カットオフ値λsを無し、カットオフ値λcを0.08mm、カットオフ値λfを無し、終端効果の補正を有り、測定対象とする載置面、裏面の被支持部および周面から1か所当たりの測定範囲を、例えば、1420μm×1070μmに設定する。各測定範囲に、測定範囲の長手方向に沿って測定対象とする線を略等間隔に4本引いて、線粗さ計測を行えばよい。測定範囲はそれぞれ周方向に沿って等間隔となるように合計3箇所とし、計測の対象とする線1本当たりの長さは、例えば、1280μmである。各面で得られる測定値から平均値を算出し、平均値を比べればよい。
 周面13について、図2(B)を参照して説明している。しかし、1つの支持部材3によって支持されるような一実施形態に係るフォーカスリング1においても、周面13が設けられていてもよい。具体的には、図1(B)に示す支持部材3が、図2(B)に示す支持部材3と支持部材3’とが一体化されたような形状を有する場合、一実施形態に係るフォーカスリング1においても、周面13が形成され得る。
 本開示に係るフォーカスリングを製造する方法は限定されない。一実施形態に係るフォーカスリング1は、例えば、下記のような手順で得られる。
 出発原料としてY23を99.9質量%以上含み、AEO(AEは周期表第2族元素)、SiO2、Fe23およびAl23の少なくともいずれかを含む粉末を準備する。この粉末を、粉砕用ミルに溶媒(イオン交換水)ととともに投入する。粉末の平均粒径を1μm以下に粉砕した後、有機結合剤を添加してスラリーを得る。SiO2、Fe23およびAl23の少なくともいずれかが出発原料100質量%に含まれる場合、例えば、SiO2は250質量ppm以下、Fe23は40質量ppm以下、Al23は50質量ppm以下、AEOは250質量ppm以下である。
 粉砕用ミルは、例えば粉砕用ボールを用いたボールミル、振動ミルまたはビーズミルである。スラリーへの粉砕用ボールの摩耗による混入を抑制するために、粉砕用ボールとしてはZrO2ボールを用いるとよい。ZrO2ボールの純度は99.9質量%以上、特に、99.99質量%以上であるとよい。
 上記有機結合剤としては、パラフィンワックス、ワックスエマルジョン(ワックス+乳化剤)、PVA(ポリビニールアルコール)、PEG(ポリエチレングリコール)、PEO(ポリエチレンオキサイド)などである。溶媒は、蒸留水、有機溶媒などであってもよい。
 スラリー作製後、スラリーをスプレードライ装置などの造粒機にて造粒し、得られた造粒体を、例えば静水圧プレス成形装置などを用いて環状平板状の成形体を得る。成形体を200~1200℃の温度で脱脂して脱脂体を得る。
 得られた脱脂体を、大気雰囲気などの酸素を含む雰囲気中にて、融点が2000℃を超える焼成用治具、例えば、高純度アルミナ、高純度マグネシアなどからなる板状の焼成用治具に載置する。平均20℃/時間以下の昇温速度で昇温後、1500℃以上2000℃以下で2時間以上5時間以下保持し、焼結体を得ることができる。焼結は1000℃以上で促進されるので、1000℃以上では、平均18℃/時間以下の昇温速度で昇温するとよい。高純度とは、99.9質量%以上を含有することを意味し、特に、99.99質量%以上であるとよい。
 酸素を含む雰囲気中で焼成する場合、酸素分圧を0.05MPa以上1MPa以下とし、酸素を50体積%以上含む雰囲気中、特に酸素を80体積%含む雰囲気中で焼成することによって、得られる焼結体は、より緻密質になる。
 焼結体の両側の主面からダイヤモンド砥粒を備えた砥石で研削することによって、本開示に係るフォーカスリングを得ることができる。被処理基板を収容する部分は、研削代を多くすることによって載置面を得ることができる。
 1つの支持部材によって支持される裏面の被支持部、複数の支持部材によって支持される裏面の最内周側の被支持部、または裏面から上方に向かって延出し支持部材に対向する周面が、載置面よりも切断レベル差(Rδc)の平均値が大きいフォーカスリングを得るには、粒度が#320以上#600以下のダイヤモンド砥粒を備えた砥石のうち、被支持部となる面や周面となる面を粒度の番号が小さい(平均粒径の大きい)砥石で研削し、載置面となる面を粒度の番号が小さい(平均粒径の大きい)砥石で研削すればよい。粒度は、JIS R6001-2:2017に準拠する。
 被支持部または周面のそれぞれの切断レベル差(Rδc)の平均値が0.18μm以上0.42μm以下であるフォーカスリングを得るには、例えば、粒度が#360以上#500以下のダイヤモンド砥粒を備えた砥石で裏面の被支持部となる面を研削すればよい。
 このようにして、一実施形態に係るフォーカスリング1に相当するフォーカスリングを得た。得られたフォーカスリングにおいて、載置面の切断レベル差(Rδc)の平均値を求めると0.26μmであり、被支持部の切断レベル差(Rδc)の平均値を求めると0.3μmであった。得られたフォーカスリングにおいて、載置面の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値を求めると0.06であり、被支持部の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値を求めると0.08であった。
 被支持部が載置面よりも、粗さ曲線における平均長さ(RSm)の平均値が大きいフォーカスリングを得るには、少なくとも被支持部面をゼロ研削し、ゼロ研削する回数を載置面よりも被支持部を多くすればよい。ゼロ研削とは、研削加工の最後に切込みをしないで、送りだけをかけることを意味し、スパークアウトまたはゼロカットとも称する。被支持部の平均長さ(RSm)の平均値が20μm以上50μm以下であるフォーカスリングを得るには、例えば、被支持部のゼロ研削を30秒以上75秒以下行えばよい。
 本開示に係るフォーカスリングは、プラズマエッチング装置、プラズマ成膜装置などのプラズマ処理装置の部材として使用される。具体的には、図1(B)および図2(B)に示すように、被処理基板2を載置して収容する部材として使用される。
 1、1’ フォーカスリング
 11 載置面
 12 裏面
 12a、12b 被支持部
 13 周面
 2  被処理基板
 3、3’ 支持部材

Claims (15)

  1.  被処理基板を収容して該被処理基板の下面に対向する載置面と、該載置面の反対側に位置する裏面とを備え、
     1つの支持部材によって支持される前記裏面の被支持部は、前記載置面よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、前記粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい、
    フォーカスリング。
  2.  前記被支持部の切断レベル差(Rδc)の平均値は、0.18μm以上0.42μm以下である、請求項1に記載のフォーカスリング。
  3.  前記被支持部は、前記載置面よりも、粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が大きい、請求項1または2に記載のフォーカスリング。
  4.  前記被支持部の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は、0.066以上0.1以下である、請求項3に記載のフォーカスリング。
  5.  被処理基板を収容して該被処理基板の下面に対向する載置面と、該載置面の反対側に位置する裏面とを備え、
     複数の支持部材によって支持される前記裏面の最内周側の被支持部は、前記載置面よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、前記粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい、
    フォーカスリング。
  6.  前記最内周側の被支持部の切断レベル差(Rδc)の平均値は、0.18μm以上0.42μm以下である、請求項5に記載のフォーカスリング。
  7.  前記最内周側の被支持部は、前記載置面よりも、粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が大きい、請求項5または6に記載のフォーカスリング。
  8.  前記最内周側の被支持部の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は、0.066以上0.1以下である、請求項7に記載のフォーカスリング。
  9.  前記被支持部は、前記載置面よりも、粗さ曲線における平均長さ(RSm)の平均値が大きい、請求項1~8のいずれかに記載のフォーカスリング。
  10.  前記被支持部の平均長さ(RSm)の平均値は、20μm以上50μm以下である、請求項9に記載のフォーカスリング。
  11.  前記裏面から上方に向かって延出し、前記支持部材に対向する周面を有しており、
     該周面は、前記載置面よりも、粗さ曲線における25%の負荷長さ率での切断レベルと、前記粗さ曲線における75%の負荷長さ率での切断レベルとの差を表す、切断レベル差(Rδc)の平均値が大きい、請求項1~10のいずれかに記載のフォーカスリング。
  12.  前記周面の切断レベル差(Rδc)の平均値は、0.18μm以上0.42μm以下である、請求項11に記載のフォーカスリング。
  13.  前記周面は、前記載置面よりも、粗さ曲線における2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値が大きい、請求項11または12に記載のフォーカスリング。
  14.  前記周面の2乗平均平方根傾斜(RΔq)の平均値は、0.066以上0.1以下である、請求項13に記載のフォーカスリング。
  15.  請求項1~14のいずれかに記載のフォーカスリングを含む、プラズマ処理装置。
PCT/JP2022/021457 2021-05-27 2022-05-25 フォーカスリングおよびプラズマ処理装置 WO2022250096A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN202280036792.0A CN117355926A (zh) 2021-05-27 2022-05-25 聚焦环以及等离子处理装置
KR1020237040158A KR20230174262A (ko) 2021-05-27 2022-05-25 포커스 링 및 플라즈마 처리 장치
JP2023524216A JPWO2022250096A1 (ja) 2021-05-27 2022-05-25

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021089598 2021-05-27
JP2021-089598 2021-05-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2022250096A1 true WO2022250096A1 (ja) 2022-12-01

Family

ID=84229882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2022/021457 WO2022250096A1 (ja) 2021-05-27 2022-05-25 フォーカスリングおよびプラズマ処理装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPWO2022250096A1 (ja)
KR (1) KR20230174262A (ja)
CN (1) CN117355926A (ja)
WO (1) WO2022250096A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012089842A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Siltronic Ag 単結晶シリコンで構成された半導体ウェハを熱処理中に支持するための支持リング、該半導体ウェハの熱処理のための方法、および単結晶シリコンで構成された熱処理された半導体ウェハ
JP2015015439A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 株式会社ニコン プラズマ処理装置用部材、プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置用部材の製造方法
JP2016184645A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 住友大阪セメント株式会社 静電チャック装置
JP2020196662A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 京セラ株式会社 載置用部材、検査装置および加工装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016184610A (ja) 2015-03-25 2016-10-20 株式会社東芝 上部電極、エッジリングおよびプラズマ処理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012089842A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Siltronic Ag 単結晶シリコンで構成された半導体ウェハを熱処理中に支持するための支持リング、該半導体ウェハの熱処理のための方法、および単結晶シリコンで構成された熱処理された半導体ウェハ
JP2015015439A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 株式会社ニコン プラズマ処理装置用部材、プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置用部材の製造方法
JP2016184645A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 住友大阪セメント株式会社 静電チャック装置
JP2020196662A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 京セラ株式会社 載置用部材、検査装置および加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20230174262A (ko) 2023-12-27
CN117355926A (zh) 2024-01-05
JPWO2022250096A1 (ja) 2022-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20210093817A (ko) 용사 피막, 용사 피막의 제조 방법, 용사 부재 및 용사 재료
EP3113211B1 (en) Handle substrate for composite substrate for semiconductor and composite substrate for semiconductor
US11031278B2 (en) Suction member
KR20150097384A (ko) 반도체용 복합 기판의 핸들 기판
KR101534460B1 (ko) 반도체용 복합 기판의 핸들 기판
EP2978009B1 (en) Handle substrate, composite substrate for semiconductor, and semiconductor circuit board and method for manufacturing same
KR20150097818A (ko) 핸들 기판 및 반도체용 복합 웨이퍼
JP6146413B2 (ja) 組み合わせ体、プラズマ処理装置用部材、プラズマ処理装置およびフォーカスリングの製造方法
WO2022250096A1 (ja) フォーカスリングおよびプラズマ処理装置
WO2018116688A1 (ja) 希土類オキシフッ化物焼結体及びその製造方法
JP7397974B2 (ja) 通気性部材、半導体製造装置用部材、プラグおよび吸着部材
WO2022250097A1 (ja) フォーカスリングおよびプラズマ処理装置
JP2008266069A (ja) 導電性アルミナ質焼結体
JP2010114416A (ja) ウエハ載置台及びその製法
US11527388B2 (en) Member for plasma processing devices
JP5849176B1 (ja) 半導体用複合基板のハンドル基板および半導体用複合基板
US20230111655A1 (en) Wafer boat
JP7053673B2 (ja) セラミック複合体およびその製造方法ならびに半導体製造装置用部材
JP7420600B2 (ja) 耐食性部材
JP2015015439A (ja) プラズマ処理装置用部材、プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置用部材の製造方法
JP2009203113A (ja) プラズマ処理装置用セラミックス
JP2004259768A (ja) 真空チャンバー用部材およびその製造方法
JP2004006448A (ja) エキシマレーザ装置

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 22811366

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2023524216

Country of ref document: JP

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 20237040158

Country of ref document: KR

Kind code of ref document: A

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 1020237040158

Country of ref document: KR

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 18564558

Country of ref document: US

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE