WO2022092053A1 - 検体採取容器 - Google Patents

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嵩也 内山
邦哉 駒井
雅敏 丹生谷
浩信 五十川
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積水メディカル株式会社
徳山積水工業株式会社
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Abstract

収容された液体の蒸発を抑えることができる検体採取容器を提供する。 本発明に係る検体採取容器は、開口部を有するポリエチレンナフタレート容器と、前記開口部に取り付けられた栓体と、前記ポリエチレンナフタレート容器の外表面上に配置されたバリアフィルムと、前記ポリエチレンナフタレート容器内に収容された液体とを備え、前記バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度が、0.8g/(m・day)以下であり、前記ポリエチレンナフタレート容器の外表面の全表面積100%中、前記バリアフィルムが配置されている部分の表面積が、50%以上である。

Description

検体採取容器
 本発明は、検体採取容器に関する。
 臨床検査において、検体が採取される検体採取容器が広く用いられている。上記検体採取容器の一例として、血液が採取される採血管が挙げられる(例えば、特許文献1)。
特開2010-154909号公報
 検体と混合させるための液体が予め収容された検体採取容器が用いられることがある。上記検体採取容器では、採取される検体と、収容された液体とが、所定の混合比で混合されるように設計されている。上記検体採取容器としては、例えば、抗凝固剤を含む液が収容された採血管が挙げられる。また、臨床現場では、血液をシリンジに採取した後、シリンジから上記検体採取容器に血液を分注することがある。
 しかしながら、検体採取容器の製造後、収容された液体は徐々に蒸発する。液体の蒸発量が多いと、採取される検体と収容された液体との混合比が変化して、検査結果に影響を及ぼすことがある。
 本発明の目的は、収容された液体の蒸発を抑えることができる検体採取容器を提供することである。
 本発明の広い局面によれば、開口部を有するポリエチレンナフタレート容器と、前記開口部に取り付けられた栓体と、前記ポリエチレンナフタレート容器の外表面上に配置されたバリアフィルムと、前記ポリエチレンナフタレート容器内に収容された液体とを備え、前記バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度が、0.8g/(m・day)以下であり、前記ポリエチレンナフタレート容器の外表面の全表面積100%中、前記バリアフィルムが配置されている部分の表面積が、50%以上である、検体採取容器が提供される。
 本発明に係る検体採取容器のある特定の局面では、前記バリアフィルムが、第1のフィルムと、第1の粘着層と、第2のフィルムと、第2の粘着層とをこの順に有し、前記第2の粘着層が、前記ポリエチレンナフタレート容器の外表面上に配置されている。
 本発明に係る検体採取容器のある特定の局面では、前記第1のフィルムが、バリアフィルム本体であり、前記第2のフィルムが、ポリエチレンテレフタレートフィルムである。
 本発明に係る検体採取容器のある特定の局面では、検体採取容器に採取される検体が、血液であり、前記液体が、抗凝固剤を含む液である。
 本発明に係る検体採取容器のある特定の局面では、前記抗凝固剤が、クエン酸、EDTA、又はヘパリンである。
 本発明に係る検体採取容器のある特定の局面では、前記ポリエチレンナフタレート容器内に収容された前記液体の量が、0.1mL以上5mL以下である。
 本発明に係る検体採取容器は、開口部を有するポリエチレンナフタレート容器と、上記開口部に取り付けられた栓体と、上記ポリエチレンナフタレート容器の外表面上に配置されたバリアフィルムと、上記ポリエチレンナフタレート容器内に収容された液体とを備える。本発明に係る検体採取容器では、上記バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度が、0.8g/(m・day)以下であり、上記ポリエチレンナフタレート容器の外表面の全表面積100%中、上記バリアフィルムが配置されている部分の表面積が、50%以上である。本発明に係る検体採取容器では、上記の構成が備えられているので、収容された液体の蒸発を抑えることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る検体採取容器を模式的に示す正面断面図である。
 以下、本発明を詳細に説明する。
 本発明に係る検体採取容器は、開口部を有するポリエチレンナフタレート容器と、上記開口部に取り付けられた栓体と、上記ポリエチレンナフタレート容器の外表面上に配置されたバリアフィルムと、上記ポリエチレンナフタレート容器内に収容された液体とを備える。本発明に係る検体採取容器では、上記バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度が、0.8g/(m・day)以下であり、上記ポリエチレンナフタレート容器の外表面の全表面積100%中、上記バリアフィルムが配置されている部分の表面積が、50%以上である。
 本発明に係る検体採取容器では、上記の構成が備えられているので、収容された液体の蒸発を抑えることができる。
 従来、内部に液体が収容された検体採取容器として、ポリエチレンテレフタレート容器(PET容器)に栓体が取り付けられた検体採取容器が広く用いられている。しかしながら、この検体採取容器では、収容された液体が徐々に蒸発するという課題がある。液体の蒸発量が多いと、採取される検体と収容された液体との混合比が変化して、検査結果に影響を及ぼすことがある。この課題に対して、PET容器の外周面にバリアフィルムを貼り付けることが考えられる。しかしながら、本発明者らは、PET容器とバリアフィルムとの組み合わせでは、液体の蒸発を抑えるために、バリアフィルムをPET容器の外表面に大面積(例えば、PET容器の外表面積100%に対して70%以上の面積)にて貼り付ける必要があることを見出した。このため、PET容器とバリアフィルムとの組み合わせでは、製造コストが増加したり、バリアフィルムが着色している場合には視認性が低下したりする。
 これに対して、本発明に係る検体採取容器では、特定のバリアフィルムがポリエチレンナフタレート容器(PEN容器)の外表面上に配置されているので、液体の蒸発を効果的に抑えることができる。したがって、本発明では、製造してから時間がそれほど経過していない検体採取容器を用いて検体を採取した際の検体と液体との混合比に対して、製造してから長期間経過した検体採取容器を用いて検体を採取した際の検体と液体との混合比の変化を抑えることができる。本発明では、例えば、製造直後の検体採取容器に収容されている液体の量と、製造から1年経過後の検体採取容器に収容されている液体の量との変化割合を10%以内とすることができる。そのため、製造してから長期間経過した検体採取容器を用いた場合であっても、検査精度を高く維持することができる。また、本発明では、バリアフィルムをPEN容器の外表面に必ずしも大面積で配置する必要はないため、製造コストを低くすることができ、また、着色しているバリアフィルムを用いた場合であっても、採取された検体の視認性を高めることができる。
 (ポリエチレンナフタレート容器)
 上記ポリエチレンナフタレート容器(PEN容器)は、開口部を有する。上記PEN容器の形状は、特に限定されない。上記PEN容器は、有底の容器であることが好ましく、有底の管状容器であることがより好ましい。すなわち、上記PEN容器は、PEN管であることがより好ましい。
 上記PEN容器100重量%中、ポリエチレンナフタレートの含有量は、好ましくは95重量%以上、より好ましくは98重量%以上、更に好ましくは99重量%以上、特に好ましくは99.5重量%以上、最も好ましくは100重量%である。上記ポリエチレンナフタレートの含有量が上記下限以上であると、本発明の効果をより一層効果的に発揮することができる。
 (バリアフィルム)
 上記バリアフィルムは、上記PEN容器の外表面上に配置されている。上記バリアフィルムは、上記PEN容器の外表面上に貼り付けられていることが好ましく、巻かれていることが好ましい。上記バリアフィルムは、水蒸気バリアフィルムであることが好ましい。上記バリアフィルムは、透明であることが好ましい。上記検体採取容器は、検体を採取したときに、上記バリアフィルムを介して、採取された検体が視認可能であることが好ましい。上記バリアフィルムは、透明バリアフィルムであることが好ましく、透明水蒸気バリアフィルムであることが好ましい。ただし、上記バリアフィルムは着色されていてもよく、着色されている領域を有していてもよい。
 バリア性能を高め、本発明の効果を発揮させる観点から、上記バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度は0.8g/(m・day)以下である。
 本発明の効果をより一層効果的に発揮させる観点からは、上記バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度は、好ましくは0.6g/(m・day)以下、より好ましくは0.3g/(m・day)以下、更に好ましくは0.1g/(m・day)以下、特に好ましくは0.05g/(m・day)以下である。
 上記バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度は、JIS K7129のB法に準拠して測定される。
 上記PEN容器の外表面の全表面積100%中、上記バリアフィルムが配置されている部分の表面積は50%以上である。上記バリアフィルムが配置されている部分の表面積が50%未満であると、検体採取容器のバリア性能が低下しやすく、液体の蒸発を十分に抑えることは困難である。
 収容された液体の蒸発をより一層効果的に抑える観点からは、上記PEN容器の外表面の全表面積100%中、上記バリアフィルムが配置されている部分の表面積は、好ましくは60%以上、より好ましくは65%以上、更に好ましくは70%以上である。
 製造コストを抑える観点及び着色しているバリアフィルムを用いた場合であっても、採取された検体の視認性を高める観点からは、上記PEN容器の外表面の全表面積100%中、上記バリアフィルムが配置されている部分の表面積は、好ましくは70%未満、より好ましくは65%以下、更に好ましくは60%以下、特に好ましくは55%以下である。
 PEN容器の側面上に、バリアフィルムを皺なく配置する観点からは、上記PEN容器の外表面の全表面積100%中、上記バリアフィルムが配置されている部分の表面積は、好ましくは75%以下、より好ましくは70%以下、更に好ましくは65%以下である。
 上記PEN容器の外表面の全表面積100%中、上記バリアフィルムが配置されている部分の表面積は、100%以下であってもよく、90%以下であってもよく、85%以下であってもよく、80%以下であってもよい。
 上記バリアフィルムは、上記PEN容器の外表面の周方向に、0.5周以上で配置されていることが好ましく、0.6周以上で配置されていることがより好ましく、0.7周以上で配置されていることが更に好ましく、3周以下で配置されていることが好ましく、1.5周以下で配置されていることがより好ましい。この場合には、本発明の効果をより一層効果的に発揮することができる。
 上記バリアフィルムの厚み(上記PEN容器の外表面上に配置される前のバリアフィルムの厚み)は、好ましくは5μm以上、より好ましくは30μm以上、好ましくは300μm以下、より好ましくは200μm以下である。上記バリアフィルムの厚みは、バリアフィルム自体の厚みである。上記バリアフィルムの厚みが上記下限以上及び上記上限以下であると、バリアフィルムの柔軟性を高めることができ、PEN容器の外表面上へバリアフィルムを良好に配置することができる。そのため、PEN容器とバリアフィルムとの間に気泡が残存するリスクを低くすることができる。
 上記バリアフィルムは、バリアフィルム本体と、粘着層とを有することが好ましい。上記検体採取容器では、上記粘着層が上記PEN容器の外表面上に配置されており、上記粘着層の外側に上記バリアフィルム本体が配置されていることが好ましい。この場合に、上記検体採取容器において、上記粘着層の外表面上に上記バリアフィルム本体が配置されていてもよい。
 検体採取容器を良好に作製する観点及び本発明の効果をより一層効果的に発揮させる観点からは、上記バリアフィルムは、第1のフィルムと、第1の粘着層と、第2のフィルムと、第2の粘着層とをこの順に有することがより好ましい。この場合に、上記第1のフィルムの外表面が、上記バリアフィルムの外表面であることが好ましい。また、この場合に、上記第2の粘着層が、上記PEN容器の外表面上に配置されていることが好ましい。また、この場合に、上記第1のフィルムがバリアフィルム本体であってもよく、上記第2のフィルムがバリアフィルム本体であってもよい。
 上記第1のフィルムと上記第1の粘着層とは直接積層されていてもよく、他の層を介して積層されていてもよい。上記第1の粘着層と上記第2のフィルムとは直接積層されていてもよく、他の層を介して積層されていてもよい。上記第2のフィルムと上記第2の粘着層とは直接積層されていてもよく、他の層を介して積層されていてもよい。
 バリアフィルムの厚みを薄くする観点からは、上記第1のフィルムと上記第1の粘着層とは直接積層されていることが好ましく、上記第1の粘着層と上記第2のフィルムとは直接積層されていることが好ましく、上記第2のフィルムと上記第2の粘着層とは直接積層されていることが好ましい。
 以下、バリアフィルムを構成する層について更に説明する。
 <バリアフィルム本体、第1,第2のフィルム>
 上記バリアフィルムは、バリアフィルム本体を有することが好ましい。
 上記バリアフィルム本体の40℃及び90%RHでの水蒸気透過度は、好ましくは0.8g/(m・day)以下、より好ましくは0.6g/(m・day)以下、更に好ましくは0.3g/(m・day)以下、特に好ましくは0.1g/(m・day)以下、最も好ましくは0.05g/(m・day)以下である。
 上記バリアフィルム本体の40℃及び90%RHでの水蒸気透過度は、JIS K7129のB法に準拠して測定される。
 上記バリアフィルム本体は、基材フィルムと、無機酸化物層とを備えることが好ましく、基材フィルムと、無機酸化物層と、バリアコート層とをこの順で備えることがより好ましい。上記基材フィルムと上記無機酸化物層とは直接積層されていてもよく、他の層を介して積層されていてもよい。上記無機酸化物層とバリアコート層とは、直接積層されていてもよく、他の層を介して積層されていてもよい。
 上記基材フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ナイロンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリルニトリルフィルム、及びポリイミドフィルム等が挙げられる。
 上記基材フィルムは、透明であることが好ましい。
 上記無機酸化物層は、ガスバリア性又は水蒸気バリア性を有する層であることが好ましい。上記無機酸化物層は、上記基材フィルムの表面上に無機酸化物が蒸着された無機酸化物蒸着層であることが好ましい。
 上記無機酸化物層に含まれる無機酸化物としては、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化錫、及び酸化マグネシウム等が挙げられる。上記無機酸化物は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されていてもよい。
 ガスバリア性及び水蒸気バリア性を高める観点から、上記無機酸化物は、酸化アルミニウム又は酸化ケイ素であることが好ましい。
 上記バリアコート層は、ガスバリア性を有する層である。また、上記バリアコート層を有することにより、無機酸化物の酸化を効果的に抑えることができ、外部からの衝撃等により無機酸化物層が破損することを抑えることができる。
 上記バリアコート層の材料として、バリアコート層として用いられる従来公知の材料を用いることができる。上記バリアコート層の材料としては、アルコキシシランの加水分解生成物と水溶性高分子とを含む組成物、ポリエチレンテレフタレート、及びナイロン等が挙げられる。上記バリアコート層の材料は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されていてもよい。
 上記水溶性高分子としては、ポリビニルアルコール系樹脂、及びエチレン-ビニルアルコール共重合体等が挙げられる。上記水溶性高分子は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されていてもよい。
 上記基材フィルムと上記無機酸化物層とのうち、上記基材フィルムが、PEN容器側に配置されていることが好ましい。上記基材フィルムと上記バリアコート層のうち、上記基材フィルムが、PEN容器側に配置されていることが好ましい。
 ラミネート加工の観点からは、上記バリアフィルム本体の外表面が、上記バリアフィルムの外表面であることが好ましい。
 ラミネート加工の観点及びバリアフィルムの品質担保の観点からは、上記第1のフィルムが、上記バリアフィルム本体であることが好ましい。検体採取容器において、上記第1のフィルムの外表面が、上記バリアフィルムの外表面であることが好ましい。
 上記バリアフィルム本体及び上記バリアフィルム本体である上記第1のフィルムの材料として市販品を用いることもできる。上記市販品としては、凸版印刷社製「GX-P-F」、「GL-AEC-F」、大日本印刷社製「IB-PET-PXB2」、東レフィルム加工社製「バリアロックス 1011 SBR2」、三井化学東セロ社製「Vバリア」、及び三菱ケミカル社製「テックバリア」等が挙げられる。
 上記第2のフィルムは、バリアフィルム本体であってもよく、バリアフィルム本体でなくてもよい。上記第1のフィルムがバリアフィルム本体である場合に、上記第2のフィルムは、バリアフィルム本体ではないことが好ましく、樹脂フィルムであることが好ましい。
 上記第2のフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ナイロンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリルニトリルフィルム、及びポリイミドフィルム等が挙げられる。
 上記第2のフィルムは、ポリエチレンテレフタレートフィルムであることが好ましい。この場合には、粘着剤を良好に塗布でき、ラミネート加工性も高めることができる。
 上記第2のフィルムの厚みは、好ましくは1μm以上、より好ましくは10μm以上、好ましくは80μm以下、より好ましくは50μm以下である。上記第2のフィルムの厚みは、第2のフィルム自体の厚みである。上記第2のフィルムの厚みが上記下限以上及び上記上限以下であると、バリアフィルムの柔軟性を高めることができ、PEN容器の外表面上へバリアフィルムを良好に配置することができる。そのため、PEN容器とバリアフィルムとの間に気泡が残存するリスクを低くすることができる。
 <粘着層(第1,第2の粘着層)>
 上記バリアフィルムは、粘着層を有することが好ましい。上記粘着層は、粘着剤により形成される層である。
 上記第1の粘着層は、上記第1のフィルムと上記第2のフィルムとの間に配置されている。上記第2の粘着層は、上記第2のフィルムと上記PEN容器の外表面との間に配置されている。上記第2の粘着層は、上記PEN容器の外表面上に配置されていることが好ましい。
 上記粘着層の材料(第1,第2の粘着層の材料)としては特に限定されず、従来公知の粘着剤を用いることができる。上記粘着剤としては、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、及びアクリル系粘着剤等が挙げられる。上記粘着剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
 接着力を高める観点からは、上記粘着剤は、アクリル系粘着剤、又はシリコーン系粘着剤であることが好ましい。
 上記第1の粘着層の厚みは、好ましくは1μm以上、より好ましくは10μm以上、好ましくは80μm以下、より好ましくは50μm以下である。上記第1の粘着層の厚みは、第1の粘着層自体の厚みである。上記第1の粘着層の厚みが上記下限以上及び上記上限以下であると、接着力を高めることができる。
 上記第2の粘着層の厚みは、好ましくは1μm以上、より好ましくは10μm以上、好ましくは80μm以下、より好ましくは50μm以下である。上記第2の粘着層の厚みは、第2の粘着層自体の厚みである。上記第2の粘着層の厚みが上記下限以上及び上記上限以下であると、接着力を高めることができる。
 (栓体)
 上記検体採取容器は、上記PEN容器の開口部に取り付けられた栓体を備える。上記栓体として、従来公知の栓体を用いることができる。上記栓体は、PEN容器の開口部に、気密的かつ液密的に取り付け可能な材質及び形状を有する栓体であることが好ましい。上記検体を検体採取容器に容易に採取する観点からは、上記栓体は、針が刺通され得るように構成されていることが好ましい。
 上記栓体としては、PEN容器の開口部に嵌合する形状を有する栓体、シート状のシール栓体等が挙げられる。
 また、上記栓体は、ゴム栓等の栓本体と、プラスチック等で構成されたキャップ部材とを備える栓体であってもよい。この場合には、血液等の体液の採取後に、PEN容器の開口部から栓体を引き抜く際に、体液が人体と接触するリスクを抑えることができる。
 上記栓体(又は上記栓本体)の材質としては、例えば、合成樹脂、エラストマー、ゴム、金属箔等が挙げられる。上記ゴムとしては、ブチルゴム、及びハロゲン化ブチルゴム等が挙げられる。上記金属箔としては、アルミニウム箔等が挙げられる。密封性を高める観点からは、上記栓体(又は上記栓本体)の材質は、ブチルゴム、又はハロゲン化ブチルゴムであることが好ましい。上記栓体(又は上記栓本体)は、ブチルゴム栓、又はハロゲン化ブチルゴム栓であることが好ましい。
 (検体及び液体)
 上記PEN容器に収容される液体の種類及び量、並びに、検体採取容器に採取される検体の種類及び量は特に限定されない。
 上記検体としては、生体由来試料等が挙げられる。上記検体としては、具体的には、血液、血漿、尿、及び髄液等が挙げられる。
 上記検体が血液である場合、上記検体採取容器は、血液採取容器である。上記検体採取容器は、採血管であることが好ましく、真空採血管であることがより好ましい。
 上記液体の溶媒は、水であることが好ましい。
 上記検体が血液である場合、上記液体は、抗凝固剤を含む液であることが好ましく、抗凝固剤と水とを含む液であることがより好ましい。上記検体が血液である場合、上記液体は、酵素を含む液であることも好ましく、酵素と該酵素の安定化剤とを含む液であることもより好ましい。
 上記抗凝固剤としては、クエン酸、シュウ酸、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、及びヘパリン等が挙げられる。上記抗凝固剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されていてもよい。
 上記抗凝固剤は、クエン酸、EDTA、又はヘパリンを含むことが好ましく、クエン酸、EDTA、又はヘパリンであることがより好ましい。上記検体が血液である場合には、上記液体は、クエン酸、EDTA及びヘパリンの内の少なくとも1種を含む液であることが好ましい。
 上記酵素としては、トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼ、トロンビン、プラスミン、蛇毒トロンビン様酵素、サブチリシン及び酸性カルボキシペプチターゼ等のセリンプロテアーゼ;カテプシンB及びフィシン等のチオールプロテアーゼ;カルボキシペプチダーゼA、カルボキシペプチダーゼB、ロイシンアミノペプチターゼ及びキニナーゼI等の金属プロテアーゼ等が挙げられる。
 上記酵素の安定化剤としては、デキストラン等の糖、ペプチド、並びにアルブミン及びグロブリン等のタンパク質等が挙げられる。上記酵素がトロンビン又はトロンビン様酵素である場合に、上記安定化剤としては、β-アラニン、グリシン、D-マンニトール、ゼラチン及びアルブミン等が挙げられる。上記酵素がトロンビンである場合に、上記安定化剤としては、β-アラニン及びグリシン等が挙げられる。
 採取される検体1mLあたり、上記酵素の含有量は、好ましくは0.5単位以上、より好ましくは1単位以上、好ましくは50単位以下、より好ましくは20単位以下である。上記酵素の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、酵素反応を良好に進行させることができる。
 上記検体が血液である場合に、採取される血液1mLあたり、上記酵素の含有量は、好ましくは0.5単位以上、より好ましくは1単位以上、好ましくは50単位以下、より好ましくは20単位以下である。上記酵素の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、酵素反応を良好に進行させることができる。
 上記酵素1単位あたり、上記安定化剤の含有量は、好ましくは0.001μg以上、より好ましくは0.01μg以上、好ましくは100μg以下、より好ましくは10μg以下である。上記安定化剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、酵素活性の低下をより一層抑えることができる。
 上記PEN容器内に収容された液体の量は、0.1mL以上であってもよく、5mL以下であってもよい。
 上記検体採取容器では、上記PEN容器内に上述した成分以外の他の成分が収容されていてもよい。上記他の成分としては、血清または血漿分離剤、血清または血漿分離用治具、フィコール及び磁気ビーズ等が挙げられる。
 上記検体採取容器に採取される検体量は、特に限定されない。上記検体採取容器に採取される検体量は、0.5mL以上であってもよく、4.5mL以上であってもよく、7.6mL以上であってもよい。上記検体採取容器に採取される検体量は、10mL以下であってもよく、5.5mL以下であってもよく、2.0mL以下であってもよい。
 (検体採取容器の他の詳細)
 以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明する。なお、以下の図面において、大きさ、厚み及び形状等は、図示の便宜上、実際の大きさ、厚み及び形状等と異なる場合がある。
 図1は、本発明の一実施形態に係る検体採取容器を模式的に示す正面断面図である。
 図1に示す検体採取容器11は、PEN容器1と、栓体2と、バリアフィルム3と、液体4とを備える。PEN容器1は、管状の容器である。PEN容器1は、一端に開口部を有し、他端に閉じられた底部を有する。栓体2は、PEN容器1の開口部に取り付けられている。バリアフィルム3は、PEN容器1の外表面1a上の周方向に配置されている。バリアフィルム3は、PEN容器1の外表面1a上の一部に配置されている。バリアフィルム3は、PEN容器1の外表面1a上に巻かれている。液体4は、PEN容器1内に収容されている。
 バリアフィルム3は、検体採取容器11の外側から内側に向かって、第1のフィルム31と、第1の粘着層33と、第2のフィルム32と、第2の粘着層34とをこの順に有する。PEN容器1の外表面1a上に第2の粘着層34が配置されている。第2の粘着層34のPEN容器1とは反対側の表面上に第2のフィルム32が配置されている。第2のフィルム32の第2の粘着層34とは反対側の表面上に第1の粘着層33が配置されている。第1の粘着層33の第2のフィルム32とは反対側の表面上に第1のフィルム31が配置されている。
 バリアフィルム3では、第1のフィルム31がバリアフィルム本体であり、第2のフィルム32がポリエチレンテレフタレートフィルムである。
 上記検体採取容器の内部は、減圧されていてもよく、減圧されていなくてもよい。上記検体採取容器の内圧は、検体採取容器のサイズ及び採取される検体量により適宜変更される。
 細菌感染を防止する観点から、上記検体採取容器の内部はISO、又はJISに記載の基準に則って滅菌されていることが好ましい。
 以下、実施例及び比較例を挙げることにより、本発明を具体的に説明する。本発明は、以下の実施例に限定されない。
 (PEN容器)
 図1に示す形状を有する以下のPEN容器を用意した。
 長さ75mm×外径13mm(長さ:一端(開口端)と他端との距離)
 材質:ポリエチレンナフタレート(PEN)
 (PET容器)
 図1に示す形状を有する以下のPET容器を用意した。
 長さ75mm×外径13mm(長さ:一端(開口端)と他端との距離)
 材質:ポリエチレンテレフタレート(PET)
 (栓体)
 図1に示す形状を有し、PEN容器又はPET容器の開口部に取り付け可能なゴム栓(ブチルゴム栓)を用意した。
 (液体)
 3.2w/v%クエン酸水溶液
 (実施例1)
 (1)バリアフィルムの作製
 以下の材料を用意した。
 バリアフィルム本体:凸版印刷社製「GX-P-F」(厚み12μm)
 ポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)(厚み25μm)
 粘着剤
 剥離紙
 バリアフィルム本体と粘着剤とPETフィルムと粘着剤と剥離紙とをこの順に積層し、ラミネート加工して、バリアフィルム本体(厚み12μm)/第1の粘着層/PETフィルム(厚み25μm)/第2の粘着層/剥離紙の層構成を有する積層フィルム(バリアフィルムと剥離紙との積層フィルム)を得た。
 得られたバリアフィルムは、バリアフィルム本体(第1のフィルム)と、第1の粘着層と、PETフィルム(第2のフィルム)と、第2の粘着層とをこの順に有し、かつ66μmの厚みを有する。
 (2)検体採取容器の作製
 バリアフィルムと剥離紙との積層フィルムを、縦50mm×横40mmのサイズに切断した。切断後の積層フィルムにおいて、剥離紙を剥離し、第2の粘着層を露出させた。バリアフィルムの縦方向がPEN容器の長さ方向に対応するように、PEN容器の外表面上にバリアフィルムを第2の粘着層側から1周巻き付けた。また、PEN容器内に、0.20mLの3.2w/v%クエン酸水溶液を添加した。次いで、57.8kPaに減圧し、栓体により密閉して検体採取容器(採血管)を製造した。
 (実施例2)
 バリアフィルムと剥離紙との積層フィルムを、縦50mm×横30mmのサイズに切断したこと、切断後の積層フィルムから得られるバリアフィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、検体採取容器(採血管)を製造した。
 (比較例1)
 バリアフィルムと剥離紙との積層フィルムを、縦50mm×横20mmのサイズに切断したこと、切断後の積層フィルムから得られるバリアフィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、検体採取容器(採血管)を製造した。
 (比較例2)
 バリアフィルムを用いなかったこと以外は実施例1と同様にして、検体採取容器(採血管)を製造した。
 (比較例3)
 PEN容器の代わりにPET容器を用いたこと、バリアフィルムを用いなかったこと以外は実施例1と同様にして、検体採取容器(採血管)を製造した。
 (比較例4)
 PEN容器の代わりにPET容器を用いたこと、バリアフィルムと剥離紙との積層フィルムを、縦50mm×横20mmのサイズに切断したこと、切断後の積層フィルムから得られるバリアフィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、検体採取容器(採血管)を製造した。
 (比較例5)
 PEN容器の代わりにPET容器を用いたこと、バリアフィルムと剥離紙との積層フィルムを、縦50mm×横40mmのサイズに切断したこと、切断後の積層フィルムから得られるバリアフィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、検体採取容器(採血管)を製造した。
 (評価)
 (1)バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度
 得られたバリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度を、JIS K7129のB法に準拠して測定した。
 (2)検体採取容器の保管
 得られた検体採取容器を、40℃及び0%RHの恒温恒湿装置内に70日間保管した。40℃及び70日間の保管は、25℃及び1年間の保管に相当する。
 (2-1)収容された液体量
 製造直後及び保管後の検体採取容器に収容された液体量を測定した。
 (2-2)採取された検体量
 血液をシリンジに採取した。検体採取容器の栓体を開栓し、シリンジから製造直後及び保管後の検体採取容器に、規定量の血液を分注した。分注することによって血液採取容器内に採取された血液量を測定した。
 (2-3)液体と検体との混合比
 上記(2-1)及び(2-2)で測定した液体量と検体量とから、製造直後及び保管後の検体採取容器での液体と検体との混合比を、下記式(1)により算出した。
 混合比=検体量(g)/液体量(mL)   ・・・(1)
 構成及び結果を下記の表1,2に示す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000002
 1…PEN容器
 1a…外表面
 2…栓体
 3…バリアフィルム
 3a…外表面
 4…液体
 11…検体採取容器
 31…第1のフィルム
 32…第2のフィルム
 33…第1の粘着層
 34…第2の粘着層

Claims (6)

  1.  開口部を有するポリエチレンナフタレート容器と、
     前記開口部に取り付けられた栓体と、
     前記ポリエチレンナフタレート容器の外表面上に配置されたバリアフィルムと、
     前記ポリエチレンナフタレート容器内に収容された液体とを備え、
     前記バリアフィルムの40℃及び90%RHでの水蒸気透過度が、0.8g/(m・day)以下であり、
     前記ポリエチレンナフタレート容器の外表面の全表面積100%中、前記バリアフィルムが配置されている部分の表面積が、50%以上である、検体採取容器。
  2.  前記バリアフィルムが、第1のフィルムと、第1の粘着層と、第2のフィルムと、第2の粘着層とをこの順に有し、
     前記第2の粘着層が、前記ポリエチレンナフタレート容器の外表面上に配置されている、請求項1に記載の検体採取容器。
  3.  前記第1のフィルムが、バリアフィルム本体であり、
     前記第2のフィルムが、ポリエチレンテレフタレートフィルムである、請求項2に記載の検体採取容器。
  4.  検体採取容器に採取される検体が、血液であり、
     前記液体が、抗凝固剤を含む液である、請求項1~3のいずれか1項に記載の検体採取容器。
  5.  前記抗凝固剤が、クエン酸、EDTA、又はヘパリンである、請求項4に記載の検体採取容器。
  6.  前記ポリエチレンナフタレート容器内に収容された前記液体の量が、0.1mL以上5mL以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の検体採取容器。
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