WO2022054297A1 - 紙類 - Google Patents

Abstract

【課題】海、川への汚染を防ぎガソリン系素材を使わずにマスクの素材を提供し地産地消で素材を仕入れる為輸送コストがかからずに同時にＣＯ２も削減する。パルプに代わる紙の原料で森林伐採も少なくし地球環境を良くする。 【解決手段】地産地消の植物農産物で次世代の和紙を作る事でパルプの過剰な生産を無くす同時に作物の廃棄部分を使い更に植物と農産物の廃棄部分が大量に出る工場や農場に隣接する場所に次世代の和紙の工場を作ることで、ＣＯ２の削減にも繋げ同時に輸送コストも下げ材料原価も限界まで下がった。マスクの素材に限っても公害と原料の輸出入のコストとＣＯ２の削減にも莫大の効果が出た。

Description

紙類

　本発明は一般植物の廃棄部位で作る和紙に似通った全く新しい精製紙、世紙に関する。

この世紙は世界各国の国内国外に流通が多く生産が多い植物の不執拗な部位を主に精製紙、世紙の原料にしている。廃棄部位を精製して次世代の和紙である世紙の原料を作る発明である。

従来のマスクはガソリン系から出来た素材で作られていて生地は勿論、鼻金具もプラスチック製で耳ゴムも同じであるこれ等を設置するのに工程も増えコストも増えていた。最大はマスク生地生産時やマスク使用後に川や海に流れ込んで汚染に繋がる事である。

本発明の次世代の和紙を使う事により公害が無くなった。
次世代の和紙である世紙を使い切り込み点線だけで耳ゴムと鼻金具の代用に成功した為従来の欠点を解決した。
更に地産地消と材料や植物廃棄素材が大量に集まる場所を次世代の和紙である世紙の生産工場にした事により輸送コストも大幅に削減した。
輸送にともなうＣＯ２の削減にも成功した。

本発明は植物を特定しない事により大量生産を実現させた。植物の原料を植物等や農作物の廃棄部分にした事でコストを大幅に下げた。更に植物廃棄部分の集まる農場、加工場に世紙（次世代の和紙）の加工場を隣接する事で輸送コストも大幅に削減した。更に地産地消で材料を調達して世紙の材料にする事により大幅にＣＯ２の削減に成功した。これらの事により低価格の次世代の和紙である世紙が誕生した。

本発明を使い捨てマスクの素材に利用する事により、無公害で低価格のマスクを開発できた。各業界から注目引き合いがきている。植物の廃棄物をと古紙の材料を混ぜて作る１例を説明すると世紙の材料１例の植物はトウモロコシの廃棄部分
で説明する。
トウモロコシの廃棄部分を皮、芯、茎にとしたなら茎は粉砕する。トウモロコシの心も粉砕し皮と共に圧力をかける水溶液に溶け出したところに古紙の材料を０．１％~３０％程その時の植物の廃棄部分の種により異なる。
植物の材料の比率を多くしていて細かい繊維から何ミリかの細い繊維状にしている為植物の繊維
同士が複雑に絡まり強度と新たな和紙の様な紙に成った。
また植物繊維を荒くして絡ませ厚く成形する事により一般の厚紙や段ボールの様な製品も出来た。
この様に厚さ強度も自由に変えられ新たな紙で有る世紙の可能性を広げた。
この様に古紙の原料はあくまでも植物材料が性質によりツナギの役割で使う場合があると言う位に軽く留める様に願う。

次世代の和紙に代わる紙なので、和紙類を利用しているすべての企業である。使い捨てマスクを製造している会社と製紙工場。マスクの素材として発明されたのでマスクは勿論のこと。製紙産業全般。マクドナルドの様なファストフード店の容器等。梱包会社、製品の段ボールに変わる物に。発泡スチロールに変わるクッション材。考えれば切がない。

Claims (12)

1. 植物の廃棄部分を使い紙の原料にした和紙に代わる新たな素材の製造技術です。地球の全ての植物、農産物を材料にした、次世代の紙るいに分類される材料である。強いて例えるなら次世代の和紙で各植物の特性を引き出し、植物によってはツナギに成る、素材を混入させて定着剤にした。
2. 植物を採取した素材で和紙等の紙を作るのが常識だったが、製品コストを限界まで下げる為、植物を収穫する際に必要視されず廃棄される部分を使うのが好ましい。
   勿論、収穫後の加工時に不必要な廃棄される部分を回収し使用するのも好ましい。
3. 植物を熱処理や乾燥またはその両方で処理する。また熱処理や乾燥が要らない植物はそのまま使用する。植物の性質により圧力をかける物も有ると言う事で植物の性質により処理方法が異なる。
4. 植物によって処理方法は異なるが米、麦、大麦の様に籾殻を使用する場合、乾燥は基本的に要らない場合がある。
5. 極端に言えばバナナの皮、みかんの皮、栗の毬、でも良いし落ち葉、雑草、トマトの花と茎、サトウキビの茎などでも良い。米の稲穂、パイナップルの皮、茎等です。中には適さない植物も有るので注意する。竹や間引きした木の枝でも良いが工場や農家が１箇所で大量に廃棄が出る所で採取する方が輸送コストが減りＣｏ２の削減にも繋がった。
6. 製造の１例を紹介する。
   アメリカ合衆国の場合は、トウモロコシと大麦の２例で説明するとトウモロコシの廃棄部分は、茎、皮、絹糸等です。茎は熱処理や乾燥が、必要になる場合が有ります。適切な処理後に粉砕し粉砕方法も植物により異なるが、トウモロコシの場合は、茎と皮を粉砕後に（茎の状態により圧力をかける場合もある）。また、トウモロコシの廃棄部位で作る場合は、再生紙を何‰かの比率で混入させると安定して紙が出きた。
7. 日本に古くから伝わる和紙の、製造方法をヒントに考案された特許製造方法で有る。日本古来から今現在まで伝えられた製法は、今では生息が少なく成り生息地も限られていて使用する植物が、何種類かに限定されている為に日本では、賄え無くなり、タイ産の植物を使用して何とか生産を続けているのが現状だ。
   材料の植物も聞き慣れない植物ばかりで、楮（コウゾ）みっすた、雁皮（カンビ）トロロアオイの根、アオギリの根、ノリウツギの皮、キンバイソウノ等が有るが初めて聞く名前ばかりだ。
8. 植物の廃棄物に特化して考えると各国の生産地で地産地消で生産する。アメリカ合衆国は、トウモロコシ、籾殻等、オレンジの皮、イタリアはトマトの茎、パスタの原料の籾殻、小麦籾殻、日本国は籾殻、竹、落ち葉、飲料水工場で大量に出るお茶、紅茶、烏龍茶等の抽出済み茶葉等の、材料も地産地消で確保出来る物である。コーヒーの抽出済み豆粉も大丈夫である。コーヒー豆粉の場合は、他の繊維と再生紙を配合して定着させる事により紙にした。
9. 本案の発明は従来の素材を使って無く和紙とも言えないし、パルプを直接使用して無いので紙でも無いので以後は、地産地消で世界中に作られるので世界の「世」と日本古来の言い方の和紙から「紙」とで、「世紙」（せし）と名付け、以後そう呼ぶ事にする。
10. 植物の種類によっては、植物だけで世紙を精製できない場合が有るのでその場合は、再生紙や古紙を植物の性質に合わせ何％か混ぜ合わせて精製する製造例を１例あげる。再生紙等を混ぜ合わせる混合比率は、植物の性質と再生紙等により異なるが大体植物７０‰に対し、再生紙等３０‰が好ましいが植物と再生紙、古紙等の状態に応じて可成りの違いが出るので上記の比率の数値は参考程度に留めて頂き大体の目安にし、素材に応じてその都度調整配合をする。
11. 植物を如何なる方法で採取した世紙を再生紙と牛乳パック類のトイレットペーパーを作る前の工程の原料に本発明の原料である、世紙の原料を限界まで入れ世紙を製造する方法も発明した。
12. 世紙は紙簡易マスクの生地に使用することを目的に発明された物である。用途が有ればマスク生地の材料以外に使用する事も可能で既に色々な分野で期待されている。今回は簡易世紙マスクの生地製造特許に限定して説明進行してきた。