WO2021171590A1 - 無人内覧システム - Google Patents

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Abstract

【課題】業者の立ち合いを必要とすることなく、無人にて建物の内覧をすることができ、建物の内部の破損などを抑制することができる無人内覧システムの提供。 【解決手段】無人内覧システム1は、建物の内部に設置可能に構成されるとともに、可搬性を有する内覧ロボット3と、内覧ロボット3に通信回線を介して接続され、内覧ロボット3を管理する管理機器4とを備える。内覧ロボット3は、建物の内部に発生した異常を検知した場合に、通信回線を介して管理機器4に異常を通知する異常通知部341を備える。管理機器4は、異常通知部341にて異常を通知された場合に、管理者に異常を報知する異常報知部411を備える。

Description

無人内覧システム
 本発明は、内覧者に建物の内部を内覧させる無人内覧システムに関する。
 従来、不動産仲介業において、建物の内部を自由に内覧することができるシステムが提案されている。例えば、特許文献1に記載された不動産仲介業務支援システムは、不動産物件(建物)に内覧ロボットを設置し、この内覧ロボットの得た物件内の様子や、物件内の音などの情報を顧客端末に送信することによって、業者の立ち合いを必要とすることなく、無人にて建物の内覧をすることができるようになっている。
特開2017-107272号公報
 しかしながら、特許文献1に記載された発明では、無人にて建物の内覧をすることができるものの、実際に建物の内部を見て入居するか否かを判断したいという入居希望者の要望に沿うことができないという問題がある。
 これに対して、入居希望者の要望に沿うべく実際に建物の内部を内覧させる場合には、建物の内部の破損などを抑制するために、業者の立ち合いを必要とすることになる。
 本発明の目的は、業者の立ち合いを必要とすることなく、無人にて建物の内覧をすることができ、建物の内部の破損などを抑制することができる無人内覧システムを提供することである。
 本発明の無人内覧システムは、建物の内部に設置可能に構成されるとともに、可搬性を有する可搬装置と、可搬装置に通信回線を介して接続され、可搬装置を管理する管理機器とを備え、可搬装置は、この可搬装置を制御する可搬装置側制御手段を備え、可搬装置側制御手段は、建物の内部に発生した異常を検知した場合に、通信回線を介して管理機器に異常を通知する異常通知部を備え、管理機器は、この管理機器を制御する管理機器側制御手段を備え、管理機器側制御手段は、異常通知部にて異常を通知された場合に、管理者に異常を報知する異常報知部を備えることを特徴とする。
 このような構成によれば、可搬装置は、建物の内部に設置可能に構成されるとともに、可搬性を有するので、内覧希望の建物に内覧前に設置しておくことができ、入居契約を締結した場合には、容易に可搬装置を撤去することができる。また、可搬装置側制御手段は、建物の内部に発生した異常を検知した場合に、通信回線を介して管理機器に異常を通知する異常通知部を備え、管理機器側制御手段は、異常通知部にて異常を通知された場合に、管理者に異常を報知する異常報知部を備えているので、業者の立ち合いなく建物を内覧させる場合であっても、管理者は、建物の内部の破損などの異常を容易に把握することができる。したがって、本発明の無人内覧システムによれば、業者の立ち合いを必要とすることなく、無人にて建物の内覧をすることができ、建物の内部の破損などを抑制することができる。
 本発明では、可搬装置は、建物の錠装置に通信回線を介して接続され、可搬装置側制御手段は、錠装置が正常に開錠されたか否かを判定し、正常に開錠されていないと判定した場合に、建物の内部に発生した異常を検知する錠装置判定部を備えることが好ましい。
 このような構成によれば、可搬装置側制御手段は、錠装置が正常に開錠されたか否かを判定し、正常に開錠されていないと判定した場合に、建物の内部に発生した異常を検知する錠装置判定部を備えているので、例えば、錠装置を正常に開錠することができる内覧者、すなわち管理者に許可された内覧者とは異なり、ピッキングなどの不正な手段を用いた不正者の侵入を錠装置判定部にて異常として検知することができ、建物の安全性を向上させることができる。
 本発明では、可搬装置は、建物の内覧者に接客する接客手段を備え、可搬装置側制御手段は、錠装置判定部にて錠装置が正常に開錠されていると判定した場合に、接客手段による接客を実行する接客実行部を備えることが好ましい。
 このような構成によれば、可搬装置側制御手段は、錠装置判定部にて錠装置が正常に開錠されていると判定した場合に、接客手段による接客を実行する接客実行部を備えているので、錠装置を正常に開錠することができる内覧者、すなわち管理者に許可された内覧者に対し、接客手段による接客を実行することができる。ここで、接客手段による接客の内容としては、例えば、建物のセールスポイントを内覧者に説明したり、内覧者を誘導して建物の内部を見せて回ったり、建物に設置された照明やエアコンを稼働させたりすることを採用できる。
 本発明では、可搬装置は、建物の内部の画像を撮像する撮像手段を備え、可搬装置側制御手段は、建物の内覧者の正常な行動パターンのサンプルを記憶する記憶部と、撮像手段にて撮像された画像に基づいて、建物の内覧者の行動パターンを取得する行動パターン取得部と、記憶部に記憶された行動パターンのサンプルと、行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して相違するか否かを判定し、相違すると判定した場合に、建物の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部を備えることが好ましい。
 このような構成によれば、可搬装置側制御手段は、建物の内覧者の正常な行動パターンのサンプルと、行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して相違するか否かを判定し、相違すると判定した場合に、建物の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部を備えているので、例えば、建物の内部を見て回るなどの通常の内覧に即した行動パターンを正常な行動パターンとして記憶部に記憶しておくことによって、建物の内部を物色するなどの挙動不審な行動パターンの侵入者を行動パターン判定部にて異常として検知することができ、建物の安全性を向上させることができる。
 本発明では、可搬装置は、建物の内部の画像を撮像する撮像手段を備え、可搬装置側制御手段は、建物の内覧者の異常な行動パターンのサンプルを記憶する記憶部と、撮像手段にて撮像された画像に基づいて、建物の内覧者の行動パターンを取得する行動パターン取得部と、記憶部に記憶された行動パターンのサンプルと、行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、建物の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部を備えることが好ましい。
 このような構成によれば、可搬装置側制御手段は、建物の内覧者の異常な行動パターンのサンプルと、行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、建物の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部を備えているので、例えば、建物の内部を物色するなどの挙動不審な行動パターンを異常な行動パターンとして記憶部に記憶しておくことによって、挙動不審な行動パターンの侵入者を行動パターン判定部にて異常として検知することができ、建物の安全性を向上させることができる。
 本発明では、管理機器側制御手段は、予約により設定された内覧開始時刻および内覧終了時刻を含む予約情報を管理する予約管理部と、予約情報に基づいて、可搬装置に対する指令を生成する指令生成部と、通信回線を介して可搬装置に指令を送信する指令送信部とを備え、可搬装置側制御手段は、指令送信部からの指令を受信する指令受信部と、指令受信部にて受信した指令に基づいて、所定の動作を実行する指令実行部とを備えることが好ましい。
 このような構成によれば、可搬装置側制御手段は、指令送信部からの指令を受信する指令受信部と、指令受信部にて受信した指令に基づいて、所定の動作を実行する指令実行部とを備えているので、適宜な指令に基づく動作の実行によって、建物の内部を見て回っている内覧者に対して働きかけを行うことができる。したがって、例えば、可搬装置は、内覧者に内覧終了時刻を報知することによって、内覧の時間超過を抑制することができ、次の内覧者の予約までの空き時間を短く設定することができ、建物の内覧の効率を高めることができる。
 本発明では、指令生成部は、予約情報に基づいて、内覧終了時刻を報知する報知指令を生成し、指令実行部は、報知指令に基づいて、内覧者に内覧終了時刻を報知することが好ましい。
 このような構成によれば、指令実行部は、報知指令に基づいて、内覧者に内覧終了時刻を報知するので、可搬装置は、内覧者に内覧終了時刻を報知することによって、内覧の時間超過を抑制することができ、次の内覧者の予約までの空き時間を短く設定することができ、建物の内覧の効率を高めることができる。
 本発明では、予約管理部は、内覧終了時刻以降の予約状況を含む予約情報を管理し、指令生成部は、予約情報に基づいて、予約状況に応じた内覧時間の延長の可否を報知する延長指令を生成し、指令実行部は、延長指令に基づいて、延長の可否を内覧者に報知することが好ましい。
 このような構成によれば、指令実行部は、延長指令に基づいて、延長の可否を内覧者に報知するので、内覧終了時刻以降に予約に空きがある場合には、延長可能であることを内覧者に報知することができる。また、内覧終了時刻以降に予約に空きがない場合には、延長不能であることを内覧者に報知することができる。
 本発明では、可搬装置は、内覧者による延長申請の入力を受け付ける入力受付手段を備え、可搬装置側制御手段は、入力受付手段にて延長申請の入力を受け付けた場合に、通信回線を介して管理機器に延長申請を送信する申請送信部を備え、管理機器側制御手段は、申請送信部から送信された延長申請を受信する申請受信部を備え、予約管理部は、申請受信部にて受信した延長申請に基づいて、内覧終了時刻を変更して予約情報を更新することが好ましい。
 このような構成によれば、管理機器側制御手段は、申請送信部から送信された延長申請を受信する申請受信部を備え、予約管理部は、申請受信部にて受信した延長申請に基づいて、内覧終了時刻を変更して予約情報を更新するので、内覧者の延長申請に基づいて、延長処理を実行できる。
 本発明では、可搬装置は、建物の内部における内覧者の存在を検知する存在検知手段を備え、可搬装置側制御手段は、存在検知手段にて内覧者の存在を検知した場合に、通信回線を介して管理機器に内覧者の存在を通知する存在通知部を備え、管理機器側制御手段は、存在通知部にて通知された内覧者の存在情報を管理する存在管理部を備え、指令生成部は、予約情報および存在情報に基づいて、内覧終了時刻以降も内覧者が存在した場合に、内覧者に対して警告を報知する警告指令を生成し、指令実行部は、警告指令に基づいて、内覧終了時刻を過ぎていることを内覧者に報知することが好ましい。
 このような構成によれば、指令生成部は、予約情報および存在情報に基づいて、内覧終了時刻以降も内覧者が存在した場合に、内覧者に対して警告を報知する警告指令を生成し、指令実行部は、警告指令に基づいて、内覧終了時刻を過ぎていることを内覧者に報知するので、内覧者に内覧の時間超過を確実に報知することができる。
本発明の一実施形態に係る無人内覧システムの概略構成図 無人内覧システムの概略構成を示す機能ブロック図 無人内覧システムの動作を示すフローチャート 行動パターン判定処理を示すフローチャート 延長報知処理を示すフローチャート 警告処理を示すフローチャート
 以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
 図1は、本発明の一実施形態に係る無人内覧システムの概略構成図である。
 無人内覧システム1は、図1に示すように、建物2の内部に設置された内覧ロボット3と、内覧ロボット3を管理する管理機器4と、建物2の内覧を希望する内覧者の所持する携帯電話、スマートフォン、およびパーソナルコンピュータ等の端末装置5と、建物2の内覧を予約するための予約サイト6とを備えている。建物2、内覧ロボット3、管理機器4、端末装置5、および予約サイト6は、通信回線としての公衆ネットワークであるインターネット7を介して相互に通信可能に接続されている。
 建物2は、複数の部屋20を備え、各部屋20には、出入口21と、出入口21を施解錠するための錠装置22を備えている。錠装置22は、管理機器4から内覧者の端末装置5に発行される暗証番号や、バーコード等の認証キーによって、解錠可能になっている。この認証キーは、利用するたびにランダムに変更され、その時間に予約をした内覧者は、固有の認証キーを用いて錠装置22を解錠できるようになっている。各部屋20は、LAN(Local Area Network)を介して接続されたモデムやルータ等の通信端末装置23を備えている。この通信端末装置23は、インターネット7を介して管理機器4に接続されている。
 内覧ロボット3は、建物2の内部に設置可能に構成されるとともに、可搬性を有する可搬装置である。この内覧ロボット3は、建物2を内覧させる際に、建物2を管理する不動産仲介業者によって、建物2の内部に運び込まれる。また、内覧ロボット3は、建物2に対して入居契約を締結した場合には、建物2を管理する不動産仲介業者によって、建物2の内部から撤去される。
 内覧者は、端末装置5を用いてインターネット7を介して予約サイト6にアクセスし、内覧希望の部屋20を探し、利用時間を指定して内覧の予約を実行することができる。予約サイト6は、内覧者からの予約を受け付けると、予約が確定した部屋20と予約時間を含む予約情報を管理機器4に送信する。
 図2は、無人内覧システムの概略構成を示す機能ブロック図である。
 内覧ロボット3は、図2に示すように、撮像手段31と、タッチパネル32と、存在検知手段33と、可搬装置側制御手段としての制御手段34とを備えている。
 撮像手段31は、部屋20の内部の画像を撮像する。この撮像手段31としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラ等を採用できる。
 タッチパネル32は、内覧者の操作に応じて情報の入力を受け付けるとともに、内覧者に対して画像にて所定の情報を提供する。
 存在検知手段33は、部屋20の内部における内覧者の存在を検知する。この存在検知手段33としては、例えば、人感センサ等を採用できる他、撮像手段31にて撮像される画像を用いることによって、内覧者の存在を検知するようにしてもよい。
 制御手段34は、CPU(Central Processing Unit)や、メモリなどによって構成され、このメモリに記憶された所定のプログラムに従って情報処理を実行する。この制御手段34は、異常通知部341と、錠装置判定部342と、接客実行部343と、行動パターン取得部344と、行動パターン判定部345と、指令受信部346と、指令実行部347と、申請送信部348と、存在通知部349と、記憶部350とを備えている。
 ここで、記憶部350は、部屋20の内覧者の正常な行動パターンの複数のサンプルを予め記憶している。具体的には、記憶部350は、例えば、建物の内部を見て回るなどの通常の内覧に即した行動パターンを正常な行動パターンとして記憶している。
 なお、本実施形態では、記憶部350は、制御手段34のメモリにて構成されているが、HDD(Hard Disk Drive)や、NAS(Network Attached Storage)等によって構成されてもよく、クラウドサービスによって構成されてもよい。
 また、制御手段34の各機能は、記憶部350に記憶されたプログラムに従って実行されているが、それぞれ独立した機器にて構成してもよく、クラウドコンピューティングによって構成してもよい。
 異常通知部341は、部屋20の内部に発生した異常を検知した場合に、インターネット7を介して管理機器4に異常を通知する。
 錠装置判定部342は、錠装置22が正常に開錠されたか否かを判定し、正常に開錠されていないと判定した場合に、部屋20の内部に発生した異常を検知する。
 接客実行部343は、錠装置判定部342にて錠装置22が正常に開錠されていると判定した場合に、タッチパネル32による接客を実行する。具体的には、制御手段34は、タッチパネル32の表示画面に部屋20のセールスポイントを表示し、内覧者への説明を開始する。
 このように、タッチパネル32は、部屋20の内覧者に接客する接客手段として機能している。
 なお、本実施形態では、接客手段は、タッチパネル32を採用していたが、例えば、部屋20を自由に移動可能な移動手段を内覧ロボット3に取り付け、内覧者を誘導して部屋20の内部を見せて回ってもよく、部屋20に設置された照明やエアコンに通信回線を介して接続し、自動的に照明やエアコンを稼働させるようにしてもよい。要するに、接客手段は、建物の内覧者に接客することができれば、どのようなものを採用してもよい。
 行動パターン取得部344は、撮像手段31にて撮像された画像に基づいて、部屋20の内覧者の行動パターンを取得する。
 行動パターン判定部345は、記憶部350に記憶された行動パターンの複数のサンプルと、行動パターン取得部344にて取得された行動パターンとを比較して相違するか否かを判定し、相違すると判定した場合に、部屋20の内部に発生した異常を検知する。
 このように、本実施形態では、異常通知部341は、錠装置判定部342にて部屋20の内部に発生した異常を検知した場合、および行動パターン判定部345にて部屋20の内部に発生した異常を検知した場合に、インターネット7を介して管理機器4に異常を通知する。
 これに対して、例えば、マイク等の集音手段にて部屋20の内部の音を集音し、この集音した音に基づいて、部屋20の内部の破損などが生じたか否かを判定し、部屋20の内部の破損などが生じたと判定した場合に、部屋20の内部に発生した異常を検知するようにしてもよい。要するに、異常通知部は、建物の内部に発生した異常を検知した場合に、通信回線を介して管理機器に異常を通知できればよい。
 指令受信部346は、管理機器4からの指令を受信する。
 指令実行部347は、指令受信部346にて受信した指令に基づいて、所定の動作を実行する。この所定の動作については、後に詳細に説明する。
 申請送信部348は、内覧者による内覧時間の延長を申請する延長申請を管理機器4に送信する。具体的には、申請送信部348は、タッチパネル32を介して内覧者による延長申請の入力を受け付けた場合に、インターネット7を介して管理機器4に延長申請を送信する。
 存在通知部349は、存在検知手段33にて内覧者の存在を検知した場合に、インターネット7を介して管理機器4に内覧者の存在を通知する。
 管理機器4は、管理機器側制御手段としての制御手段41を備えている。
 制御手段41は、CPUや、メモリなどによって構成され、このメモリに記憶された所定のプログラムに従って情報処理を実行する。この制御手段41は、異常報知部411と、予約管理部412と、指令生成部413と、指令送信部414と、申請受信部415と、存在管理部416と、記憶部417とを備えている。
 異常報知部411は、異常通知部341にて異常を通知された場合に、管理者に異常を報知する。具体的には、異常報知部411は、管理機器4に接続された表示装置(図示略)を介して管理者に異常を報知する。
 予約管理部412は、予約により設定された内覧開始時刻および内覧終了時刻を含む予約情報を記憶部417に記憶させて管理する。
 指令生成部413は、予約情報に基づいて、内覧ロボット3に対する指令を生成する。具体的には、指令生成部413は、内覧終了時刻を報知する報知指令や、予約状況に応じた内覧時間の延長の可否を報知する延長指令や、内覧終了時刻以降も内覧者が存在した場合に、内覧者に対して警告を報知する警告指令などの各種の指令を生成する。
 指令送信部414は、インターネット7を介して内覧ロボット3に指令を送信する。
 申請受信部415は、内覧ロボット3の申請送信部348から送信された延長申請を受信する。そして、予約管理部412は、申請受信部415にて受信した延長申請に基づいて、内覧終了時刻を変更して予約情報を更新する。
 存在管理部416は、存在通知部349にて通知された内覧者の存在情報を記憶部417に記憶させて管理する。
 なお、記憶部417は、制御手段41のメモリにて構成されているが、HDD(Hard Disk Drive)や、NAS(Network Attached Storage)等によって構成されてもよく、クラウドサービスによって構成されてもよい。
 また、制御手段41の各機能は、記憶部417に記憶されたプログラムに従って実行されているが、それぞれ独立した機器にて構成してもよく、クラウドコンピューティングによって構成してもよい。
 図3は、無人内覧システムの動作を示すフローチャートである。
 無人内覧システム1は、メモリに記憶された所定のプログラムに従って、図3に示すように、ステップST1~10の処理を実行する。
 なお、本実施形態では、内覧ロボット3の動作、および管理機器4の動作をまとめて無人内覧システム1の動作とし、これを共通のフローチャートを用いて説明する。
 まず、内覧ロボット3の錠装置判定部342は、錠装置22が開錠されたか否かを判定する(ステップST1)。
 ステップST1にて錠装置22が開錠されていないと判定した場合には、錠装置判定部342は、繰り返しステップST1の処理を実行する。
 これに対して、ステップST1にて錠装置22が開錠されたと判定した場合には、錠装置判定部342は、錠装置22が正常に開錠されたか否かを判定する(ステップST2)。
 ステップST2にて錠装置22が正常に開錠されていないと判定した場合には、制御手段34は、後述するステップST10の入室異常通知処理を実行する。このステップST10の入室異常通知処理については、後に詳細に説明する。
 これに対して、ステップST2にて錠装置22が正常に開錠されたと判定した場合には、錠装置判定部342は、インターネット7を介して管理機器4に問い合わせを実行し、管理機器4の記憶部417から予約情報を取得する(ステップST3)。
 ここで、管理機器4の記憶部417に記憶された予約情報は、内覧者の予約により設定された内覧開始時刻および内覧終了時刻を含み、予約管理部412にて記憶部417に記憶させて管理されている。
 管理機器4の記憶部417から予約情報を取得した後、制御手段34は、この予約情報に基づいて、錠装置22が正常に開錠された時刻が内覧開始時刻以降であるか否かを判定する(ステップST4)。
 ステップST4にて内覧開始時刻以降でないと判定した場合には、制御手段34は、後述するステップST10の入室異常通知処理を実行する。このステップST10の入室異常通知処理については、後に詳細に説明する。
 これに対して、ステップST4にて内覧開始時刻以降であると判定した場合、すなわち内覧開始時刻以降に錠装置判定部342にて錠装置22が正常に開錠されていると判定した場合には、接客実行部343は、タッチパネル32による接客を実行する(ステップST5:接客実行処理)。具体的には、制御手段34は、タッチパネル32の表示画面に部屋20のセールスポイントを表示し、内覧者への説明を開始する。
 また、制御手段34は、接客実行処理を開始した後、ステップST6の行動パターン判定処理を実行し、ステップST7の延長報知処理を実行する。
 なお、ステップST6の行動パターン判定処理、およびステップST7の延長報知処理については、後に詳細に説明する。
 ステップST7の延長報知処理を実行した後、制御手段34は、現在の時刻が内覧終了時刻以降であるか否かを判定する(ステップST8)。
 ステップST8にて内覧終了時刻以降でないと判定した場合には、制御手段34は、前述したステップST5以降の処理を繰り返し実行する。
 これに対して、ステップST8にて内覧終了時刻以降であると判定した場合には、制御手段34は、ステップST9の警報処理を実行する。
 なお、ステップST9の警報処理については、後に詳細に説明する。
 また、ステップST2にて錠装置22が正常に開錠されていないと判定した場合、およびステップST4にて内覧開始時刻以降でないと判定した場合には、前述したように、制御手段34は、ステップST10の入室異常通知処理を実行する。換言すれば、制御手段34は、部屋20の内部に発生した異常を検知した場合に、ステップST10の入室異常通知処理を実行する。
 ステップST10の入室異常通知処理では、異常通知部341は、インターネット7を介して管理機器4に異常を通知する。
 そして、管理機器4の異常報知部411は、異常通知部341にて異常を通知された場合に、管理者に異常を報知する。具体的には、異常報知部411は、管理機器4に接続された表示装置(図示略)を介して管理者に異常を報知する。
<行動パターン判定処理>
 図4は、行動パターン判定処理を示すフローチャートである。
 制御手段34は、メモリに記憶された所定のプログラムに従って、図4に示すように、ステップST11~13の行動パターン判定処理を実行する。
 行動パターン判定処理では、行動パターン取得部344は、撮像手段31にて撮像された画像に基づいて、部屋20の内覧者の行動パターンを取得する(ステップST11)。
 ステップST11にて部屋20の内覧者の行動パターンを取得した後、行動パターン判定部345は、記憶部350に記憶された行動パターンの複数のサンプルと、行動パターン取得部344にて取得された行動パターンとを比較して相違するか否かを判定する(ステップST12)。
 ステップST12にて相違しないと判定した場合には、制御手段34は、行動パターン判定処理を終了する。
 これに対して、ステップST12にて相違すると判定した場合には、制御手段34は、ステップST13の行動異常通知処理を実行する。換言すれば、制御手段34は、部屋20の内部に発生した異常を検知した場合に、ステップST13の行動異常通知処理を実行する。
 ステップST13の行動異常通知処理では、異常通知部341は、インターネット7を介して管理機器4に異常を通知する。
 そして、管理機器4の異常報知部411は、異常通知部341にて異常を通知された場合に、管理者に異常を報知する。具体的には、異常報知部411は、管理機器4に接続された表示装置(図示略)を介して管理者に異常を報知する。
<延長報知処理>
 図5は、延長報知処理を示すフローチャートである。
 管理機器4の制御手段41は、メモリに記憶された所定のプログラムに従って、図5に示すように、ステップST21~29の延長報知処理を実行する。
 延長報知処理では、制御手段41は、内覧終了時刻よりも所定時間i分(管理者の設定した時間であり、例えば10分)だけ前の時刻を経過したか否かを判定する(ステップST21)。
 ステップST21にて時刻を経過したと判定した場合には、制御手段41は、記憶部417から予約情報を取得する(ステップST22)。
 記憶部417から予約情報を取得した後、制御手段41は、この予約情報に基づいて、内覧終了時刻以降に所定時間(例えば、30分)以上の空きがあるか否かを調べ、内覧時間を延長できるか否かを判定する(ステップST23)。
 ステップST23にて内覧時間を延長できると判定した場合には、指令生成部413は、予約情報に基づいて、内覧ロボット3に対する指令を生成する。具体的には、指令生成部413は、予約状況に応じた内覧時間の延長の可否を報知する延長指令を生成する(ステップST24)。具体的には、指令生成部413は、内覧時間を延長できることの情報として「内覧時間を延長することができます」という可否情報と、延長できる時間として「最大2時間まで延長することができます」という延長時間情報とを延長指令として生成する。
 そして、指令送信部414は、インターネット7を介して内覧ロボット3に延長指令を送信する。
 その後、内覧ロボット3の指令受信部346は、管理機器4からの延長指令を受信する。
 そして、指令実行部347は、指令受信部346にて受信した延長指令に基づいて、所定の動作を実行する。具体的には、指令実行部347は、タッチパネル32の表示画面に「内覧時間を延長することができます」、「最大2時間まで延長することができます」、および「延長する場合には画面から延長申請してください」という情報を表示させて内覧者に報知する(ステップST25)。
 内覧者に内覧時間を延長できることを報知した後、制御手段34は、タッチパネル32を介して内覧者による延長申請の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップST26)。
 ステップST26にて内覧者による延長申請の入力を受け付けたと判定した場合には、申請送信部348は、内覧者による内覧時間の延長を申請する延長申請を管理機器4に送信する。換言すれば、申請送信部348は、タッチパネル32を介して内覧者による延長申請の入力を受け付けた場合に、インターネット7を介して管理機器4に延長申請を送信する。したがって、本実施形態では、タッチパネル32は、内覧者による延長申請の入力を受け付ける入力受付手段として機能している。
 申請送信部348にて延長申請を送信した場合には、管理機器4の申請受信部415は、内覧ロボット3の申請送信部348から送信された延長申請を受信する。そして、予約管理部412は、申請受信部415にて受信した延長申請に基づいて、内覧終了時刻を変更して予約情報を更新する(ステップST27)。その後、内覧ロボット3および管理機器4は、延長報知処理を終了する。
 これに対して、ステップST26にて内覧者による延長申請の入力を受け付けていないと判定した場合(内覧者が内覧時間を延長しない選択をした場合や、所定時間の間にタッチパネル32の操作を検出しなかった場合など)には、申請送信部348は、内覧者による内覧時間の延長を申請する延長申請に代えて非延長申請を管理機器4に送信する。
 申請送信部348にて非延長申請を送信した場合には、管理機器4の申請受信部415は、内覧ロボット3の申請送信部348から送信された非延長申請を受信する。そして、指令生成部413は、予約情報に基づいて、内覧ロボット3に対する指令を生成する。具体的には、指令生成部413は、内覧終了時刻を報知する報知指令を生成する(ステップST28)。
 そして、指令送信部414は、インターネット7を介して内覧ロボット3に報知指令を送信する。
 その後、内覧ロボット3の指令受信部346は、管理機器4からの報知指令を受信する。
 そして、指令実行部347は、指令受信部346にて受信した報知指令に基づいて、所定の動作を実行する。具体的には、指令実行部347は、タッチパネル32の表示画面に「内覧終了時刻まで残りi分です」という情報を表示させて内覧者に内覧終了時刻を報知する(ステップST29)。その後、内覧ロボット3および管理機器4は、延長報知処理を終了する。
 なお、内覧者に内覧終了時刻を報知する手段としては、タッチパネル32の表示画面に表示させて報知する他、例えば、アラームを鳴動させて報知してもよく、部屋20の照明を徐々に暗くして報知してもよい。
<警告処理>
 図6は、警告処理を示すフローチャートである。
 管理機器4の制御手段41は、メモリに記憶された所定のプログラムに従って、図6に示すように、ステップST31~35の警告処理を実行する。
 警告処理では、内覧ロボット3の存在通知部349は、存在検知手段33にて内覧者の存在を検知した場合に、インターネット7を介して管理機器4に内覧者の存在を通知する(ステップST31)。
 ステップST31にてインターネット7を介して管理機器4に内覧者の存在を通知された場合には、管理機器4の存在管理部416は、存在通知部349にて通知された内覧者の存在情報を記憶部417に記憶させて管理する。
 そして、管理機器4の制御手段41は、記憶部417に記憶された存在情報に基づいて、内覧終了時刻以降に部屋20に内覧者が存在しているか否かを判定する(ステップST32)。
 ステップS32にて内覧終了時刻以降に部屋20に内覧者が存在していると判定した場合には、指令生成部413は、予約情報に基づいて、内覧ロボット3に対する指令を生成する。具体的には、指令生成部413は、内覧者に対して警告を報知する警告指令を生成する(ステップST33)。
 そして、指令送信部414は、インターネット7を介して内覧ロボット3に警告指令を送信する。
 その後、内覧ロボット3の指令受信部346は、管理機器4からの警告指令を受信する。
 そして、指令実行部347は、指令受信部346にて受信した警告指令に基づいて、所定の動作を実行する。具体的には、指令実行部347は、タッチパネル32の表示画面に「内覧終了時刻を終了しています」という情報を表示させて内覧者に内覧終了時刻を終了したことを報知する(ステップST34)。また、指令実行部347は、撮像手段31にて部屋20の内部の画像を撮像し、記憶部350に記憶させる(ステップST35)。その後、内覧ロボット3および管理機器4は、延長報知処理を終了する。
 このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)内覧ロボット3は、建物2の内部に設置可能に構成されるとともに、可搬性を有するので、内覧希望の建物2に内覧前に設置しておくことができ、入居契約を締結した場合には、容易に内覧ロボット3を撤去することができる。
(2)制御手段34は、建物2の内部に発生した異常を検知した場合に、インターネット7を介して管理機器4に異常を通知する異常通知部341を備え、制御手段41は、異常通知部341にて異常を通知された場合に、管理者に異常を報知する異常報知部411を備えているので、業者の立ち合いなく建物2を内覧させる場合であっても、管理者は、建物2の内部の破損などの異常を容易に把握することができる。したがって、無人内覧システム1によれば、業者の立ち合いを必要とすることなく、無人にて建物2の内覧をすることができ、建物2の内部の破損などを抑制することができる。
(3)制御手段34は、錠装置22が正常に開錠されたか否かを判定し、正常に開錠されていないと判定した場合に、建物2の内部に発生した異常を検知する錠装置判定部342を備えているので、例えば、錠装置22を正常に開錠することができる内覧者、すなわち管理者に許可された内覧者とは異なり、ピッキングなどの不正な手段を用いた不正者の侵入を錠装置判定部342にて異常として検知することができ、建物2の安全性を向上させることができる。
(4)制御手段34は、錠装置判定部342にて錠装置22が正常に開錠されていると判定した場合に、タッチパネル32による接客を実行する接客実行部343を備えているので、錠装置22を正常に開錠することができる内覧者、すなわち管理者に許可された内覧者に対し、タッチパネル32による接客を実行することができる。
(5)制御手段34は、建物2の内覧者の正常な行動パターンのサンプルと、行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して相違するか否かを判定し、相違すると判定した場合に、建物2の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部345を備えているので、建物2の内部を物色するなどの挙動不審な行動パターンの侵入者を行動パターン判定部345にて異常として検知することができ、建物2の安全性を向上させることができる。
(6)制御手段34は、指令送信部414からの指令を受信する指令受信部346と、指令受信部346にて受信した指令に基づいて、所定の動作を実行する指令実行部347とを備えているので、適宜な指令に基づく動作の実行によって、建物2の内部を見て回っている内覧者に対して働きかけを行うことができる。
(7)指令実行部347は、報知指令に基づいて、内覧者に内覧終了時刻を報知するので、内覧ロボット3は、内覧者に内覧終了時刻を報知することによって、内覧の時間超過を抑制することができ、次の内覧者の予約までの空き時間を短く設定することができ、建物2の内覧の効率を高めることができる。
(8)指令実行部347は、延長指令に基づいて、延長の可否を内覧者に報知するので、内覧終了時刻以降に予約に空きがある場合には、延長可能であることを内覧者に報知することができる。また、内覧終了時刻以降に予約に空きがない場合には、延長不能であることを内覧者に報知することができる。
(9)制御手段41は、申請送信部348から送信された延長申請を受信する申請受信部415を備え、予約管理部412は、申請受信部415にて受信した延長申請に基づいて、内覧終了時刻を変更して予約情報を更新するので、内覧者の延長申請に基づいて、延長処理を実行できる。
(10)指令生成部413は、予約情報および存在情報に基づいて、内覧終了時刻以降も内覧者が存在した場合に、内覧者に対して警告を報知する警告指令を生成し、指令実行部347は、警告指令に基づいて、内覧終了時刻を過ぎていることを内覧者に報知するので、内覧者に内覧の時間超過を確実に報知することができる。
〔実施形態の変形〕
 なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
 例えば、前記実施形態では、無人内覧システム1の各種機能は、内覧ロボット3、および管理機器4に振り分けて実装されていたが、どの機能を内覧ロボット3、および管理機器4のどちらに振り分けて実装してもよく、無人内覧システム1の各種機能を実現することができれば適宜設計してよい。例えば、前記実施形態では、錠装置22は、内覧ロボット3にインターネット7を介して接続されていたが、管理機器4にインターネット7を介して接続されていてもよい。この場合には、錠装置判定部は、管理機器4に実装されていてればよい。
 前記実施形態では、管理機器4は、集中管理型のサーバ装置によって構成されていてもよく、分散管理型のものであってもよく、例えば、ブロックチェーンに代表される分散型取引台帳を利用したものなどが利用可能であり、予約情報を管理するとともに、内覧ロボット3に対して各種の指令を送信し、内覧ロボット3からの申請を受信して処理できるものであればよい。
 また、前記実施形態では、管理機器4および予約サイト6は、別個に設けられるとともに、互いにインターネット7を介して接続されていたが、これに限らず、管理機器4および予約サイト6は、単一のサイトに設けられていてもよいし、管理機器4および予約サイト6の機能は、インターネット7上に分散された複数の機器によって構成されていてもよい。
 前記実施形態では、制御手段34は、建物2の内覧者の正常な行動パターンのサンプルと、行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して相違するか否かを判定し、相違すると判定した場合に、建物2の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部345を備えていた。これに対して、例えば、可搬装置側制御手段は、建物の内覧者の異常な行動パターンのサンプルと、行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、建物の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部を備えていてもよい。この場合には、記憶部は、建物の内部を物色するなどの挙動不審な行動パターンを異常な行動パターンとして記憶しておけばよい。
 前記実施形態では、指令生成部413は、部屋20の予約状況に応じた内覧時間の延長の可否を報知する延長指令を生成し、内覧ロボット3の指令実行部347は、延長の可否を内覧者に報知したが、このような延長の可否を報知する機能は省略可能である。また、前記実施形態では、内覧ロボット3は、内覧者からの延長申請の入力を受け付けるタッチパネル32と、管理機器4に延長申請を送信する申請送信部348とを備え、管理機器4は、延長申請を受信する申請受信部415を備えていたが、このような延長の申請を入力し送受信する機能は省略可能である。さらに、これらの延長の報知、申請に係る機能は、予約サイト6を介して内覧者の端末装置5を用いて実行されてもよい。
 前記実施形態では、指令生成部413は、内覧終了時刻以降も内覧者が存在した場合に、内覧者に対して警告を報知するための警告指令を生成し、内覧ロボット3の指令実行部347は、内覧終了時刻を過ぎていることを内覧者に報知したが、このような時間超過を報知する機能は省略可能である。また、時間超過を報知する機能は、予約サイト6を介して内覧者の端末装置5を用いて実行されてもよい。
 以上のように、本発明は、内覧者に建物の内部を内覧させる無人内覧システムに好適に利用できる。
 1    無人内覧システム
 2    建物
 3    内覧ロボット(可搬装置)
 4    管理機器
 20   部屋
 22   錠装置
 31   撮像手段
 32   タッチパネル(入力受付手段)
 33   存在検知手段
 34   制御手段(可搬装置側制御手段)
 41   制御手段(管理機器側制御手段)
 341  異常通知部
 342  錠装置判定部
 343  接客実行部
 344  行動パターン取得部
 345  行動パターン判定部
 346  指令受信部
 347  指令実行部
 348  申請送信部
 349  存在通知部
 350  記憶部
 411  異常報知部
 412  予約管理部
 413  指令生成部
 414  指令送信部
 415  申請受信部
 416  存在管理部
 417  記憶部

Claims (10)

  1.  建物の内部に設置可能に構成されるとともに、可搬性を有する可搬装置と、
     前記可搬装置に通信回線を介して接続され、前記可搬装置を管理する管理機器とを備え、
     前記可搬装置は、
     当該可搬装置を制御する可搬装置側制御手段を備え、
     前記可搬装置側制御手段は、
     前記建物の内部に発生した異常を検知した場合に、前記通信回線を介して前記管理機器に異常を通知する異常通知部を備え、
     前記管理機器は、
     当該管理機器を制御する管理機器側制御手段を備え、
     前記管理機器側制御手段は、
     前記異常通知部にて異常を通知された場合に、管理者に異常を報知する異常報知部を備えることを特徴とする無人内覧システム。
  2.  請求項1に記載された無人内覧システムにおいて、
     前記可搬装置は、前記建物の錠装置に通信回線を介して接続され、
     前記可搬装置側制御手段は、前記錠装置が正常に開錠されたか否かを判定し、正常に開錠されていないと判定した場合に、前記建物の内部に発生した異常を検知する錠装置判定部を備えることを特徴とする無人内覧システム。
  3.  請求項2に記載された無人内覧システムにおいて、
     前記可搬装置は、
     前記建物の内覧者に接客する接客手段を備え、
     前記可搬装置側制御手段は、
     前記錠装置判定部にて前記錠装置が正常に開錠されていると判定した場合に、前記接客手段による接客を実行する接客実行部を備えることを特徴とする無人内覧システム。
  4.  請求項1から請求項3のいずれかに記載された無人内覧システムにおいて、
     前記可搬装置は、
     前記建物の内部の画像を撮像する撮像手段を備え、
     前記可搬装置側制御手段は、
     前記建物の内覧者の正常な行動パターンのサンプルを記憶する記憶部と、
     前記撮像手段にて撮像された画像に基づいて、前記建物の内覧者の行動パターンを取得する行動パターン取得部と、
     前記記憶部に記憶された行動パターンのサンプルと、前記行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して相違するか否かを判定し、相違すると判定した場合に、前記建物の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部を備えることを特徴とする無人内覧システム。
  5.  請求項1から請求項3のいずれかに記載された無人内覧システムにおいて、
     前記可搬装置は、
     前記建物の内部の画像を撮像する撮像手段を備え、
     前記可搬装置側制御手段は、
     前記建物の内覧者の異常な行動パターンのサンプルを記憶する記憶部と、
     前記撮像手段にて撮像された画像に基づいて、前記建物の内覧者の行動パターンを取得する行動パターン取得部と、
     前記記憶部に記憶された行動パターンのサンプルと、前記行動パターン取得部にて取得された行動パターンとを比較して一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、前記建物の内部に発生した異常を検知する行動パターン判定部を備えることを特徴とする無人内覧システム。
  6.  請求項1から請求項5のいずれかに記載された無人内覧システムにおいて、
     前記管理機器側制御手段は、
     予約により設定された内覧開始時刻および内覧終了時刻を含む予約情報を管理する予約管理部と、
     前記予約情報に基づいて、前記可搬装置に対する指令を生成する指令生成部と、
     前記通信回線を介して前記可搬装置に指令を送信する指令送信部とを備え、
     前記可搬装置側制御手段は、
     前記指令送信部からの指令を受信する指令受信部と、
     前記指令受信部にて受信した指令に基づいて、所定の動作を実行する指令実行部とを備えることを特徴とする無人内覧システム。
  7.  請求項6に記載された無人内覧システムにおいて、
     前記指令生成部は、前記予約情報に基づいて、内覧終了時刻を報知する報知指令を生成し、
     前記指令実行部は、前記報知指令に基づいて、内覧者に内覧終了時刻を報知することを特徴とする無人内覧システム。
  8.  請求項6または請求項7に記載された無人内覧システムにおいて、
     前記予約管理部は、内覧終了時刻以降の予約状況を含む予約情報を管理し、
     前記指令生成部は、前記予約情報に基づいて、予約状況に応じた内覧時間の延長の可否を報知する延長指令を生成し、
     前記指令実行部は、前記延長指令に基づいて、延長の可否を内覧者に報知することを特徴とする無人内覧システム。
  9.  請求項8に記載された無人内覧システムにおいて、
     前記可搬装置は、
     内覧者による延長申請の入力を受け付ける入力受付手段を備え、
     前記可搬装置側制御手段は、
     前記入力受付手段にて前記延長申請の入力を受け付けた場合に、前記通信回線を介して前記管理機器に前記延長申請を送信する申請送信部を備え、
     前記管理機器側制御手段は、
     前記申請送信部から送信された前記延長申請を受信する申請受信部を備え、
     前記予約管理部は、前記申請受信部にて受信した前記延長申請に基づいて、内覧終了時刻を変更して前記予約情報を更新することを特徴とする無人内覧システム。
  10.  請求項6から請求項9のいずれかに記載された無人内覧システムにおいて、
     前記可搬装置は、
     前記建物の内部における内覧者の存在を検知する存在検知手段を備え、
     前記可搬装置側制御手段は、
     前記存在検知手段にて内覧者の存在を検知した場合に、前記通信回線を介して前記管理機器に内覧者の存在を通知する存在通知部を備え、
     前記管理機器側制御手段は、
     前記存在通知部にて通知された内覧者の存在情報を管理する存在管理部を備え、
     前記指令生成部は、前記予約情報および前記存在情報に基づいて、内覧終了時刻以降も内覧者が存在した場合に、内覧者に対して警告を報知する警告指令を生成し、
     前記指令実行部は、前記警告指令に基づいて、内覧終了時刻を過ぎていることを内覧者に報知することを特徴とする無人内覧システム。
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