JP2007206856A - セキュリティ管理装置、セキュリティ管理システムおよびセキュリティ管理方法 - Google Patents

セキュリティ管理装置、セキュリティ管理システムおよびセキュリティ管理方法 Download PDF

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勉 尾上
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Abstract

【課題】 入退室管理と機器の利用権限管理を連動させたシステムにおいて、入退室管理装置との同期のずれを速やかに回復することのできるセキュリティ管理装置を提供する。
【解決手段】
セキュリティ管理装置30は、入退室管理装置10から随時送信される入退室情報と、入退室の履歴情報とを受信する通信部32と、入室状態および入退室時刻等を記憶する状態管理テーブル36と、状態管理テーブル36を更新する状態管理部34と、状態管理テーブル36に記憶されたユーザの入室状態に基づいて機器の利用権限を設定する機器管理部40とを備える。状態管理部34は、入退室情報を受信したときにその入退室情報に基づいて状態管理テーブル36を更新する。状態管理部34は、履歴情報を受信したときに履歴情報から取り出した入退室情報がすでに状態管理テーブル36に記憶されている入退室情報より新しい場合に状態管理テーブル36を更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入退場管理装置や入退室管理装置と連動してコンピュータ等の機器の利用権限を管理するセキュリティ管理装置に関する。
近年、情報処理技術が発展し、ユーザの所有する端末から様々な情報にアクセス可能となった。しかし、その一方で、情報の漏洩が社会的に大きな問題となってきている。個人情報や企業秘密などが漏洩すれば、取引先や顧客からの信用失墜は免れず、また金銭的にも莫大な損害が生じる。
最近の調べによれば、情報漏洩の大部分は、契約社員を含む社員、元社員、業務提携先などの内部の要因によるものであることがわかってきた。例えば、職場において、離席した際に、コンピュータの画面を盗み見られたり、不正にコンピュータを使用されて機密情報をUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの電子媒体にコピーされて持ち出されたりする場合がある。また、不注意によりログオンパスワードが知られてしまえば、本人がいないときにコンピュータを操作されて情報を盗まれてしまうおそれがある。また、情報遺漏のほかにも、情報の改竄や機器の損壊なども問題視されている。
上記の問題は、情報端末のみならず、プラントや発電所などの安全管理が必須とされる施設においても共通の問題である。例えば、発電所施設に部外者が忍び込んで施設内の装置を操作すれば、電力を供給できなくなったり、周辺住民に危険が及ぶことになったりする。
特許文献1には、情報漏洩に対するセキュリティを高めるシステムとして、入退室の管理とコンピュータの使用権限の管理を連動させたシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムでは、セキュリティ室内の機器にログオンするためにはICカードに入室情報が記録されていることを要する。具体的には、ICカードには、あらかじめ登録番号と指紋情報とが記憶されている。ユーザは、セキュリティ室へ入室する際に、ICカードを読み取らせ、かつ指紋を入力する。このとき、ICカードにセキュリティ室への入室情報が記録される。そして、ユーザは、入室情報が記録されたICカードを使ってセキュリティ室内の機器へログオンする。従って、このシステムでは、何らかの方法でセキュリティ室内に侵入しても、入室情報が記録されたICカードを持っていない限り、セキュリティ室内の機器へログオンできず、これによりセキュリティを高めることができる。
特許文献1に記載されたシステムでは、入室情報はICカード(オフライン)でセキュリティ室内の機器に伝えられるが、特許文献1に従来技術として記載されているように、入退室管理と機器の利用権限の管理とをネットワークによって連携させたシステムも知られている。入退室管理と利用権限の管理とをネットワークで連携させると、入退室状況とそれに伴う機器利用状況の履歴をネットワーク上で一元管理できる。従って、セキュリティの管理者がその履歴を調査することにより不審なアクセスを検知できるため、セキュリティを向上させることができる。
特開2002−197500号公報
上記したような入退室管理と機器の利用権限管理をネットワークで連携させたシステムにおいて、入退室管理装置にて正当に認証されて入室したユーザが室内の機器にアクセスできるようにするためには、利用権限を管理する装置(以下、「セキュリティ管理装置」という)が、当該ユーザが入室したことを示す情報を有していなければならない。以下、入退室管理装置とセキュリティ管理装置とが、入室状態に関して同じ情報を有するようにすることを、入退室管理装置とセキュリティ管理装置を「同期させる」という。
通常の動作中には、入退室管理装置とセキュリティ管理装置とを同期させることは比較的容易である。しかし、例えば、入退室管理装置とセキュリティ管理装置との間の回線障害が発生した場合等には、入退室管理装置とセキュリティ管理装置とが同期しなくなる。このような障害から復旧したときには、障害発生から復旧までの間の入退室の状況等から現在ユーザが入室しているか否かを速やかに把握して、機器の利用権限を設定するリカバリー処理を行う必要がある。また、このリカバリーの間にもユーザは入退室するので、リカバリー処理中に発生した入退室の情報をも反映させなければならない。
本発明は、上記背景に鑑み、入退室管理と機器の利用権限管理を連携させたシステムにおいて、入退室管理装置との同期のずれを速やかに回復することのできるセキュリティ管理装置を提供することを目的とする。
本発明のセキュリティ管理装置は、セキュリティエリアへの入退場を管理する入退場管理装置から、ユーザの入退場に応じて随時送信される入退場情報と、前記入退場情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退場情報受信部と、前記ユーザがセキュリティエリア内に存在するか否かを示す入場状態と前記ユーザの入退場時刻とを記憶する状態管理テーブルと、前記ユーザの入退場に応じて送信された前記入退場情報を受信したときにその入退場情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退場時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退場情報を順次取り出し、取り出された入退場情報に含まれる入退場時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻より新しい場合に、その入退場情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入場状態に基づいて、セキュリティエリア内の機器の利用権限を設定する機器管理部とを備えた構成を有する。
この構成により、状態管理部は、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新する際にも、随時送信される入退場情報を受信したときには、その入退場情報に基づいて状態管理テーブルを更新するので、履歴情報に基づく状態管理テーブルの反映を行う最中に入退場するユーザの状態を管理することができる。また、状態管理部は、履歴情報から取り出した入退場情報によって状態管理テーブルを更新する際に、すでに状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻と比較する。すなわち、履歴情報から取り出した入退場情報がそのユーザについての最新の履歴情報か否かを判定する。これにより、状態管理テーブルの情報が過去の履歴情報によって更新されてしまう不都合を防止することができる。
本発明のセキュリティ管理装置は、入退室を管理する入退室管理装置から、ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信部と、前記ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルと、前記ユーザの入退室に応じて送信された前記入退室情報を受信したときにその入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退室情報を順次取り出し、取り出された入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理部とを備えた構成を有する。
この構成により、状態管理部は、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新する際にも、随時送信される入退室情報を受信したときには、その入退室情報に基づいて状態管理テーブルを更新するので、履歴情報に基づく状態管理テーブルの反映を行う最中に入退室するユーザの状態を管理することができる。また、状態管理部は、履歴情報から取り出した入退室情報によって状態管理テーブルを更新する際に、すでに状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻と比較する。すなわち、履歴情報から取り出した入退室情報がそのユーザについての最新の履歴情報か否かを判定する。これにより、状態管理テーブルの情報が過去の履歴情報によって更新されてしまう不都合を防止することができる。
本発明の別の態様に係るセキュリティ管理装置は、入退室を管理する入退室管理装置から、ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信部と、前記ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルと、前記入退室情報受信部にて前記入退室情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退室情報または前記履歴情報から順次読み出した入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理部とを備えた構成を有する。
この構成により、状態管理部は、随時送信される入退室情報または履歴情報から取り出した入退室情報によって状態管理テーブルを更新する際に、すでに状態管理テーブルに記憶されているそのユーザの入退室時刻と比較するので、入退室管理装置から受信した入退室情報が最新の履歴情報か否かを判定することができる。これにより、状態管理テーブルの情報が過去の履歴情報によって更新されてしまう不都合を防止することができる。従って、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことが可能となる。
本発明のセキュリティ管理装置において、前記入退室情報受信部は、障害の発生により前記入退室管理装置から入退室情報を受信できなくなってから復旧するまでの間に前記入退室管理装置に蓄積された履歴情報を受信する構成を有する。
この構成により、障害の発生から復旧の間に受信することができなかった履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新するので、状態管理テーブルを復旧時点の状態に更新することが可能となる。
本発明のセキュリティ管理装置において、前記入退室情報受信部は、前記入退室管理装置から定期的に前記履歴情報を受信する構成を有する。
この構成により、入退室管理装置から随時送信される入退室情報を受信できなかった場合でも、定期的に受信する履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新するので、入退室管理装置とセキュリティ管理装置との同期合わせの精度を高めることができる。なお、この構成は、入退室管理装置とセキュリティ管理装置とが回線品質の保証されていないネットワーク(例えば、インターネット)で接続されている場合に有効である。
本発明のセキュリティ管理装置において、前記状態管理部は、前記履歴情報から入退室情報を取り出す際に、入退室時刻の新しい方から順に取り出す構成を有する。
この構成により、履歴情報を構成する入退室情報を新しい方から順番に取り出して状態管理テーブルを更新していくので、速やかに、入退室管理装置との同期を合わせることができる。例えば、履歴情報に、ユーザが「入室」した後、「退室」したことを示す2つの入退室情報が含まれていた場合、現時点での入室状態は「不在」となる。入退室時刻の古い方から処理すると、現時点での入室状態が「不在」であるにもかかわらず、一旦「在室」となり、その後で「不在」に更新されることとなるので、現時点の入室状態になるまで余計な時間がかかることとなる。新しい方から処理することにより、このようなタイムラグを低減することができる。
本発明のセキュリティ管理装置は、入退室するユーザを撮影するためのカメラから送信された映像を受信する映像受信部と、前記映像受信部にて受信した映像から、前記入退室情報受信部にて受信した入退室情報に含まれる前記入退室時刻前後の所定時間の映像を取り出し、取り出された映像と前記入退室情報とを関連付けて格納する入退室履歴格納部とを備えた構成を有する。
この構成により、入退室したユーザを撮影した映像を格納しておくので、後に入退室履歴を参照する際に、入退室したユーザの映像も参照することができる。また、映像は、入退室情報に関連付けて格納されるので、所望の映像を容易に検索することができる。
本発明のセキュリティ管理システムは、セキュリティエリアへの入退場を管理する入退場管理装置と、前記入退場管理装置と連携して機器の利用権限を管理するセキュリティ管理装置とを備え、前記入退場管理装置は、前記セキュリティエリアへ入退場するユーザを認証する認証部と、前記認証部による認証の際に取得した入退場情報を履歴情報として蓄積する入退場履歴格納部と、前記認証部による認証の際に取得した入退場情報および前記入退場履歴格納部に格納された履歴情報をセキュリティ管理装置に送信する入退場情報送信部とを有し、前記セキュリティ管理装置は、前記入退場管理装置から、前記ユーザの入退場に応じて随時送信される入退場情報と、前記入退場情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退場情報受信部と、前記ユーザがセキュリティエリア内に存在するか否かを示す入場状態と前記ユーザの入退場時刻とを記憶する状態管理テーブルと、前記ユーザの入退場に応じて送信された前記入退場情報を受信したときにその入退場情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退場時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退場情報を順次取り出し、取り出された入退場情報に含まれる入退場時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻より新しい場合に、その入退場情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入場状態に基づいて、セキュリティエリア内の機器の利用権限を設定する機器管理部とを有する。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退場情報に基づく更新を行うことが可能となる。
本発明のセキュリティ管理システムは、入退室を管理する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と連携して機器の利用権限を管理するセキュリティ管理装置とを備え、前記入退室管理装置は、入退室するユーザを認証する認証部と、前記認証部による認証の際に取得した入退室情報を履歴情報として蓄積する入退室履歴格納部と、前記認証部による認証の際に取得した入退室情報および前記入退室履歴格納部に格納された履歴情報をセキュリティ管理装置に送信する入退室情報送信部とを有し、前記セキュリティ管理装置は、前記入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信部と、前記ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルと、前記ユーザの入退室に応じて送信された前記入退室情報を受信したときにその入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退室情報を順次取り出し、取り出された入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理部とを有する。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことが可能となる。
本発明の別の態様に係るセキュリティ管理システムは、入退室を管理する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と連携して機器の利用権限を管理するセキュリティ管理装置とを備え、前記入退室管理装置は、入退室するユーザを認証する認証部と、前記認証部による認証の際に取得した入退室情報を履歴情報として蓄積する入退室履歴格納部と、前記認証部による認証の際に取得した入退室情報および前記入退室履歴格納部に格納された履歴情報をセキュリティ管理装置に送信する入退室情報送信部とを有し、前記セキュリティ管理装置は、前記入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信部と、前記ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルと、前記入退室情報受信部にて前記入退室情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退室情報または前記履歴情報から順次読み出した入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理部とを有する。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことが可能となる。
本発明のセキュリティ管理システムにおいて、前記入退室管理装置の入退室情報送信部は、障害の発生により前記セキュリティ管理装置が入退室情報を受信できなくなってから復旧するまでの間に蓄積された履歴情報を送信する構成を有する。
この構成により、障害の発生から復旧の間に受信することができなかった履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新するので、状態管理テーブルを復旧時点の状態に更新することが可能となる。
本発明のセキュリティ管理システムにおいて、前記入退室管理装置の入退室情報送信部は、定期的に前記履歴情報を送信する構成を有する。
この構成により、入退室管理装置から随時送信される入退室情報を受信できなかった場合でも、定期的に受信する履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新するので、入退室管理装置とセキュリティ管理装置との同期合わせの精度を高めることができる。
本発明のセキュリティ管理システムにおいて、前記セキュリティ管理装置の状態管理部は、前記履歴情報から入退室情報を取り出す際に、入退室時刻の新しい方から順に取り出す構成を有する。
この構成により、履歴情報を構成する入退室情報を新しい方から順番に取り出して状態管理テーブルを更新していくので、速やかに、入退室管理装置との同期を合わせることができる。
本発明のセキュリティ管理システムにおいて、前記セキュリティ管理装置は、入退室するユーザを撮影するためのカメラから送信された映像を受信する映像受信部と、前記映像受信部にて受信した映像から、前記入退室情報受信部にて受信した入退室情報に含まれる前記入退室時刻前後の所定時間の映像を取り出し、取り出された映像と前記入退室情報とを関連付けて格納する入退室履歴格納部とを備えた構成を有する。
この構成により、入退室したユーザを撮影した映像を格納しておくので、後に入退室履歴を参照する際に、入退室したユーザの映像も参照することができる。
本発明のセキュリティ管理方法は、ユーザがセキュリティエリア内に存在するか否かを示す入場状態と前記ユーザの入退場時刻とを記憶する状態管理テーブルを備えたセキュリティ管理装置によってセキュリティエリア内の機器の利用権限を管理するセキュリティ管理方法であって、前記セキュリティ管理装置が、入退場を管理する入退場管理装置から、セキュリティエリアへの前記ユーザの入退場に応じて随時送信される入退場情報と、前記入退場情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退場情報受信ステップと、前記ユーザの入退場に応じて送信された前記入退場情報を受信したときにその入退場情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退場時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退場情報を順次取り出し、取り出された入退場情報に含まれる入退場時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻より新しい場合に、その入退場情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入場状態に基づいて、セキュリティエリア内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップとを備えた構成を有する。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退場情報に基づく更新を行うことが可能となる。また、本発明のセキュリティ管理装置の各種の構成を、本発明のセキュリティ管理方法に適用することも可能である。
本発明のセキュリティ管理方法は、ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルを備えたセキュリティ管理装置によって室内の機器の利用権限を管理するセキュリティ管理方法であって、前記セキュリティ管理装置が、入退室を管理する入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信ステップと、前記ユーザの入退室に応じて送信された前記入退室情報を受信したときにその入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退室情報を順次取り出し、取り出された入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップとを備えた構成を有する。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことが可能となる。また、本発明のセキュリティ管理装置の各種の構成を、本発明のセキュリティ管理方法に適用することも可能である。
本発明の別の態様に係るセキュリティ管理方法は、 ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルを備えたセキュリティ管理装置によって室内の機器の利用権限を管理するセキュリティ管理方法であって、入退室を管理する入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信ステップと、前記入退室情報受信ステップにて前記入退室情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退室情報または前記履歴情報から順次読み出した入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップとを備えた構成を有する。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことが可能となる。また、本発明のセキュリティ管理装置の各種の構成を、本発明のセキュリティ管理方法に適用することも可能である。
本発明に係るプログラムは、セキュリティエリアへの入退場を管理する入退場管理装置と連携してセキュリティエリア内の機器の利用権限を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、ユーザがセキュリティエリア内に存在するか否かを示す入場状態と前記ユーザの入退場時刻とを状態管理テーブルとして記憶するための記憶領域を確保するステップと、入退場を管理する入退場管理装置から、前記ユーザの入退場に応じて随時送信される入退場情報と、前記入退場情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退場情報受信ステップと、前記入退場情報受信ステップにて前記入退場情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退場情報または前記履歴情報から順次読み出した入退場情報に含まれる入退場時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻より新しい場合に、その入退場情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退場時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入場状態に基づいて、セキュリティエリア内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップとを実行させる。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退場情報に基づく更新を行うことが可能となる。また、本発明のセキュリティ管理装置の各種の構成を、本発明のプログラムに適用することも可能である。
本発明に係るプログラムは、入退室を管理する入退室管理装置と連携して室内の機器の利用権限を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを状態管理テーブルとして記憶するための記憶領域を確保するステップと、入退室を管理する入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信ステップと、前記ユーザの入退室に応じて送信された前記入退室情報を受信したときにその入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退室情報を順次取り出し、取り出された入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップとを実行させる。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことが可能となる。また、本発明のセキュリティ管理装置の各種の構成を、本発明のプログラムに適用することも可能である。
本発明の別の態様に係るプログラムは、入退室を管理する入退室管理装置と連携して室内の機器の利用権限を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを状態管理テーブルとして記憶するための記憶領域を確保するステップと、入退室を管理する入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信ステップと、前記入退室情報受信ステップにて前記入退室情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退室情報または前記履歴情報から順次読み出した入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップとを実行させる。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことが可能となる。また、本発明のセキュリティ管理装置の各種の構成を、本発明のプログラムに適用することも可能である。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記のプログラムを格納した構成を有する。
この構成により、本発明のセキュリティ管理装置と同様に、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことが可能となる。
本発明によれば、過去の履歴情報によって状態管理テーブルの情報が更新されてしまう不都合を防止することができ、履歴情報に基づいて状態管理テーブルを更新しつつ、随時送信される入退室情報に基づく更新を行うことができるというすぐれた効果を有する。
以下、本発明の実施の形態のセキュリティ管理システムについて図面を用いて説明する。
図1は、実施の形態のセキュリティ管理システム1の構成を示す図である。セキュリティ管理システム1は、入退室を管理する入退室管理装置10と、入退室管理装置10に連携して室内のコンピュータであるPC端末60の使用可否などの利用権限を管理するセキュリティ管理装置30とを備えている。本実施の形態においては、PC端末60が設置されたセキュリティ室が、セキュリティ管理が行われるセキュリティエリアに該当する。
入退室管理装置10は、ユーザ認証を行い、PC端末60が設けられた部屋のドア18の施錠を制御する機能を有する。入退室管理装置10は、ICカードリーダから認証データを読み取る認証データ入力部12と、認証データ入力部12から入力された認証データに基づいて、ユーザ認証を行う認証部14とを備えている。
認証データ入力部12は、ICカード70のデータを読み取るためのICカードリーダリーダである。認証部14は、ID管理テーブル16を参照して、認証データ入力部12にて入力された認証データの認証処理を行う。ID管理テーブル16には、ユーザを認証するためのデータが格納されている。例えば、ユーザID、ユーザの指紋データ、虹彩データ等が格納されている。なお、指紋データ、虹彩データを認証に用いる場合には、入退室管理装置10に、ユーザの指紋や虹彩を検出するためのデバイスを備えるようにする。
入退室管理装置10は、ドア18の電気錠を制御するための電気錠制御部20を備えている。電気錠制御部20は、認証部14と接続されており、認証部14による認証結果に応じてドア18の電気錠の制御を行う。認証部14は、認証時に入退室に関する入退室情報を取得する。すなわち、ICカードから読み取った認証データにより、ユーザを特定するユーザIDを取得すると共に、認証時の時刻、認証結果を取得する。また、認証データ入力部12の備えられた位置に基づいて、ドア18を特定する情報および入退室の区分を求める。
また、入退室管理装置10は、履歴管理部22および入退室履歴ファイル24を備えている。履歴管理部22は、認証部14に接続されている。履歴管理部22は、認証部14による認証時に取得した入退室情報を入退室履歴ファイル24に格納する機能を有する。
図2は、入退室履歴ファイル24に格納される入退室情報の例を示す図である。入退室履歴ファイル24には、「日時」「ドアID」「ユーザID」「IN/OUT」「OK/NG」の各データが格納されている。「日時」は、ユーザがICカードを認証データ入力部12に読み取らせた時刻を示す情報である。「ドアID」は、ドア18を特定する情報である。この情報により、入退室管理装置10は、入退室された部屋のみならず、その入退室に用いられたドア18を特定することができる。「ユーザID」は、入退室したユーザを特定する情報である。「IN/OUT」は、入室と退室の区分を示す情報である。部屋の外側に設けられた認証データ入力部12にてICカード70を読み取った場合には入室(IN)、部屋の内側に設けられた認証データ入力部12にてICカード70を読み取った場合には退室(OUT)として処理する。「OK/NG」は、ユーザが認証されたか否かを示す情報である。本実施の形態では、図2に示す入退室情報を入退室履歴ファイル24に格納することとしているが、入退室履歴ファイル24に格納される入退室情報は、図2に示すデータに限定されることはない。
履歴管理部22は、認証部14から入退室情報を受けたとき、図2に示すような情報を入退室履歴ファイル24に蓄積していくと共に、通信部26を通じて入退室情報をセキュリティ管理装置30に送信する。ここで履歴管理部22が送信する入退室情報は、図2に示す入退室履歴情報に示す項目を含むデータである。本実施の形態において、これらの全項目のデータを送信するのは、後述するように、入退室したドア18を特定して認証時のユーザの映像を履歴として格納しておくためである。本発明は、必ずしも、図2に示す全項目のデータを送信する必要はなく、入退室情報は、少なくともユーザIDと入退室時刻とを含んでいればよい。
また、履歴管理部22は、入退室履歴ファイル24に格納された入退室の履歴情報をセキュリティ管理装置30に送信する機能を有する。履歴管理部22は、例えば、回線障害やセキュリティ管理装置30の故障等により、取得した入退室情報をセキュリティ管理装置30に送信できなかった場合に、送信できなかった期間の入退室の履歴情報をセキュリティ管理装置30に送信する。
次に、セキュリティ管理装置30について説明する。セキュリティ管理装置30は、入退室管理装置10から送信された入退室情報または履歴情報を受信する通信部32と、通信部32にて受信した入退室情報または履歴情報に基づいて、ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態を管理する状態管理部34とを備えている。状態管理部34には、入室状態を記憶しておくための状態管理テーブル36が接続されている。状態管理部34は、入退室管理装置10から受信した入退室情報または履歴情報に基づいて状態管理テーブル36を更新する。
図3は、状態管理テーブル36に記憶されたデータの例を示す図である。状態管理テーブル36には、「ゾーンID」「ユーザID」「入室状態」「入退室時刻」「PC端末ID」「PC接続」の各データが記憶されている。「ゾーンID」は、部屋を特定するデータである。ゾーンIDを有することにより、セキュリティ管理装置30は、複数の部屋のセキュリティを管理することができる。「ユーザID」は、ユーザを特定するデータである。「入室状態」は、ユーザが室内に存在するか否かを示すデータである。最新の入退室情報において入退室の区分が「入室」であれば「在室」、「退室」であれば「不在」というデータが記憶される。なお、最新の入退室区分が「入室」の場合であっても、その入退室時刻が例えば72時間以上前である場合には、そのような長時間在室し続けているとは通常考えられないので、データの信頼性が低いと判断される。このような場合には、入室状態を「不明」としてもよい。なお、ここでは、例として72時間を挙げたが、管理対象の部屋の性質(例えば、会社、自宅の別)によっても異なるので、データが古いと判断する基準の時間は適宜設定することが好ましい。「入退室時刻」は、ユーザが入退室した時刻を示すデータである。「PC端末ID」は、ユーザが使用するPCを特定するデータである。「PC接続」は、PCの電源がONされてセキュリティ管理装置30と接続されているか否かを示す情報である。
状態管理テーブル36において、PC端末IDとユーザIDとは、あらかじめ関連付けられていてもよいし、ユーザがPC端末60にログオンしたときに関連付けを行ってもよい。本実施の形態では、PC端末60がPC接続されていないときにもユーザIDが割り当てられている(2つめのレコード)ことからも分かるように、あらかじめPC端末IDとユーザIDとの関連付けがなされている。すなわち、本実施の形態では、各ユーザが使用するPC端末60は、あらかじめ定められている。
図1に示すように、状態管理部34には、構成管理テーブル38が接続されている。構成管理テーブル38は、セキュリティ管理の対象となっている部屋およびその部屋にあるドア18およびそのドア18を通過するユーザを撮影するカメラ80との関係を示すテーブルである。
図4は、構成管理テーブル38に格納されたデータの例を示す図である。構成管理テーブル38には、「ゾーンID」「ドアID」「カメラID:入室」「カメラID:退室」の各データが格納されている。「ゾーンID」は部屋を特定するデータ、「ドアID」はドア18を特定するデータである。これらのデータが関連付けられて格納されていることにより、どの部屋にどのドア18があるのかを把握できる。また、「カメラID:入室」は入室するユーザを撮影するカメラ80を特定するデータ、「カメラID:退室」は退室するユーザを撮影するカメラ80を特定するデータである。入室するユーザを撮影するカメラ80と退室するユーザを撮影するカメラ80では、撮影方向が異なる。カメラIDがドアIDと関連付けられて格納されていることにより、どのカメラ映像がどのドア18で撮影したものであるのかを把握できる。
再び図1を参照して、セキュリティ管理装置30の構成について説明する。セキュリティ管理装置30は、PC端末60を管理するための機器管理部40を備えている。機器管理部40は、状態管理テーブル36を参照して、室内のPC端末60の利用権限を制御する機能を有する。具体的には、機器管理部40は、PC端末60から利用権限の取得要求を受信したときに、状態管理テーブル36を参照して、PC端末60のユーザを特定し、そのユーザが在室しているか否かを確認する。ユーザが在室している場合にはPC端末60へのログオンを許可し、ユーザが不在の場合にはログオンを拒否する。また、機器管理部40は、ログオン管理だけでなく、PC端末60の画面ロックの制御を行ってもよい。機器管理部40は、状態管理テーブル36を監視し、在室中のユーザがPC端末60の電源をONにしたまま退室したことを検出した場合には、PC端末60に画面を表示しないように画面ロックの命令を送信する。これにより、ユーザが離席した場合には、自動的に画面表示がなされなくなるので、他人に盗み見される危険を低減できる。
セキュリティ管理装置30は、履歴管理部42を備えている。履歴管理部42は、状態管理部34に接続されている。状態管理部34は、入退室管理装置10から受信した入退室情報を履歴管理部42に送信する。履歴管理部42は、状態管理部34から受信した入退室情報に基づいて、入退室の履歴を映像付入退室履歴ファイル44に格納する。
セキュリティ管理装置30は、ドア18を通過するユーザを撮影するカメラ80と接続されている。映像受信部46は、カメラ80で撮影された映像を受信し、蓄積映像ファイル48に蓄積する。カメラ80は、ユーザがドア18を通過するときを含め、ドア18の付近にユーザがいないときも連続的に撮影するため、蓄積映像ファイル48には、連続的に映像が蓄積されている。
履歴管理部42は、状態管理部34から入退室情報と、入退室されたカメラ80を特定するカメラIDを受信する。カメラIDおよび受信した入退室情報に含まれる入退室時刻に基づいて、入退室の前後の所定期間における映像を蓄積映像ファイル48から取り出す。そして、履歴管理部42は、蓄積映像ファイル48から取り出した映像と入退室情報とを関連付けて映像付入退室履歴ファイル44に格納する。
また、セキュリティ管理装置30は、入力部50および表示部52を備えている。入力部50は、例えば、キーボードやマウスであり、表示部52は、ディスプレイである。入力部50および表示部52は、履歴管理部42に接続されている。履歴管理部42は、入力部から入力された条件に従って映像付入退室履歴ファイル44を検索し、検索された映像付入退室履歴を表示部52によって表示する。これにより、セキュリティ管理装置30の運用者は、入退室履歴を容易に分析することができ、セキュリティを向上することができる。
次に、本実施の形態のセキュリティ管理システム1の動作について説明する。
図5は、本実施の形態のセキュリティ管理システム1の通常運用時の動作を示す図である。
ユーザが入退室管理装置10の認証データ入力部12にてICカード70を読み取らせると、認証データ入力部12はICカード70から読み取った認証データと共に、認証指示を認証部14に送信する(S10)。認証部14は、認証データ入力部12から送信された認証データと、ID管理テーブル16に格納されたデータとを照合してユーザ認証を行う(S12)。認証判定がOKの場合には、認証部14は電気錠制御部20に対して解錠制御を送信し(S14)、入退室情報を履歴管理部22に送信する(S16)。認証判定がNGの場合には、認証部14は、解錠制御を送信することなく、履歴管理部22に入退室情報を送信する(S16)。つまり、認証判定がNGの場合には、ドア18は施錠されたままであり、入退室を行うことはできない。
履歴管理部22は、入退室情報を受信すると、受信した入退室情報に基づいて図2に示す入退室履歴ファイル24に蓄積する(S18)。続いて、履歴管理部22は、入退室情報を通信部26を通じてセキュリティ管理装置30に送信する(S20)。
セキュリティ管理装置30は、入退室管理装置10から送信された入退室情報を通信部32によって受信し、受信した入退室情報を状態管理部34に通知する。状態管理部34は、入退室情報を受信すると、入退室があったゾーンを特定する(S22)。具体的には、状態管理部34は、受信した入退室情報に含まれるドアIDに対応するゾーンIDを構成管理テーブル38から検索することによってゾーンを特定する。
次に、状態管理部34は、受信した入退室情報に含まれる入退室時刻と、特定したゾーンでの当該ユーザの入退室時刻とを比較する(S24)。受信した入退室時刻の方が新しい場合には(S24でYES)、状態管理部34は、受信した入退室情報に基づいて、状態管理テーブル36を更新する(S26)。受信した入退室時刻の方が古い場合には、状態管理テーブル36を更新しないで次の処理を行う。状態管理部34は、状態管理テーブル36を更新した後、入退室管理装置10から受信した入退室情報を履歴管理部42に送信する(S28)。
履歴管理部42は、状態管理部34から入退室情報を受信すると、入退室を撮影したゾーンおよびカメラ80を特定する(S30)。具体的には、履歴管理部22は、入退室情報に含まれるドアIDに対応するゾーンIDおよびカメラIDを構成管理テーブル38から検索することによってカメラ80を特定する。このとき1つのドア18に入室撮影用のカメラ80と退室撮影用のカメラ80の2台が設けられている場合には、入退室情報に含まれる入退室区分(IN/OUTの情報)に基づいてカメラ80を特定する。
履歴管理部42は、特定したカメラ80によって撮影した映像から、入退室時刻を含む所定時間の映像を取り出す(S32)。所定の時間は、認証に要する時間や撮影角度などに応じて適宜設定する。履歴管理部42は、取り出した映像と入退室情報とを関連付けて、映像付入退室履歴ファイル44に格納する(S34)。履歴管理部42は、映像付入退室履歴ファイル44に格納が完了したことを示す完了通知を状態管理部34に送信する(S36)。
以上のように、通常運用時においては、ユーザの入退室に応じて随時(リアルタイムに)、入退室管理装置10がセキュリティ管理装置30に入退室情報を送信する。セキュリティ管理装置30は、リアルタイムに送信された入退室情報に基づいて、状態管理テーブル36を更新する。これにより、入退室管理装置10とセキュリティ管理装置30との同期がとられる。
次に、例えば、回線障害やシステム障害によって、入退室管理装置10からセキュリティ管理装置30に入退室情報を送信することができず、入退室管理装置10とセキュリティ管理装置30の間で生じた同期のずれを復旧する動作について説明する。
図6は、復旧時におけるセキュリティ管理システム1の動作を示す図である。セキュリティ管理装置30の状態管理部34は、入退室管理装置10に対して定期的に状態監視を送信し、入退室管理装置10を監視している(S40)。この監視応答を受信できないときには(S42)、セキュリティ管理装置30は、入退室管理装置10側で何らかの障害が発生したことを検知できる。
セキュリティ管理装置30は、障害を検知した後も引き続き、入退室管理装置10に対して、状態監視を送信し続ける(S44)。入退室管理装置10から監視応答が返ってきた場合に(S46)、セキュリティ管理装置30は、障害から復旧したことを検知する。セキュリティ管理装置30は、障害復旧を検知すると、入退室管理装置10に履歴取得要求を送信する(S48)。この履歴取得要求には、履歴を要求する期間として、セキュリティ管理装置30が入退室情報を受信できなかった期間を示す情報を含める。
入退室管理装置10の履歴管理部22は、セキュリティ管理装置30から履歴取得要求を受信すると、要求された期間の入退室の履歴情報を入退室履歴ファイル24から取得して、セキュリティ管理装置30に送信する(S50)。
セキュリティ管理装置30の状態管理部34は、履歴情報から入退室情報を1レコードずつ取り出して(S52)、取り出した入退室情報を用いて状態管理テーブル36を更新する(S54)。この際、状態管理部34は、履歴情報に含まれる入退室情報のうち、入退室時刻の新しいレコードから順番に入退室情報を取り出す。履歴情報から取り出した入退室情報を用いて状態管理テーブル36を更新する処理(S54)は、図5で説明した処理と同じである。なお、この処理中に、入退室管理装置10からリアルタイムに入退室情報が送信されてきた場合には、その入退室情報を優先して、状態管理テーブル36を更新する処理を行う。
履歴情報から読み出した入退室情報を用いて状態管理テーブル36を更新した後、履歴情報に含まれる全ての入退室情報について処理を完了したか否かを判定する(S56)。履歴情報の全ての入退室情報の処理が完了した場合には(S56でYES)、履歴情報による更新処理を終了する。全ての入退室情報の処理が完了していない場合には(S56でNO)、履歴情報から入退室情報を取り出す処理(S52)に戻って、状態管理テーブル36の更新処理を行う。なお、本実施の形態では、入退室管理装置10側で障害が発生した例について説明したが、本発明は、セキュリティ管理装置30で障害が発生し、その障害から復旧するときの処理にも適用できる。
次に、セキュリティ管理システム1による機器の利用権限の管理の動作について説明する。
図7は、利用権限を管理する動作を説明するための図である。ユーザがPC端末60の電源を入力すると、PC端末60の制御部は、セキュリティ管理装置30に対して利用権限の取得要求を送信する(S60)。セキュリティ管理装置30の機器管理部40は、PC端末60からの利用権限取得要求を受信すると、そのPC端末60の利用権限を取得する(S62)。具体的には、機器管理部40は、状態管理テーブル36から、該当のPC端末60のユーザの入室状態を検索する。ユーザの入室状態が「在室」である場合には利用権限ありとし、「不在」である場合には利用権限なしとする。
機器管理部40は、取得した利用権限を利用権限取得応答としてPC端末60に送信する(S64)。PC端末60は、セキュリティ管理装置30から送信された利用権限取得応答に基づいて、利用権限を管理する(S66)。
なお、本実施の形態では、各ユーザが使用するPC端末60があらかじめ決まっている例について説明したが、本発明は、ユーザが室内にあるいずれのPC端末60も利用できる場合にも適用できる。この場合は、PC端末60は、ユーザIDが入力されたときに、ユーザIDを含めて利用権限取得要求をセキュリティ管理装置30に送信する。セキュリティ管理装置30は、ユーザIDによって特定されるユーザの入室状態を状態管理テーブル36から検索し、利用権限の設定を行う。ここでは、ユーザIDの入力に応じてPC端末60が利用権限取得要求を送信する例について説明しているが、PC端末60は定期的に利用権限取得要求を送信する構成としてもよい。これにより、定期的にユーザの利用権限を確認できるので、例えばユーザが部屋から退室したようなときに、速やかにPC端末60の利用権限を「なし」に更新できる。
また、状態管理テーブルは不在のユーザを管理しない構成とすることも可能である。例えば、状態管理テーブルは、入室状態にあるユーザだけを管理すればよいので、「入室状態」という項目のないテーブルとすることもできる。セキュリティ管理装置30は、入退室管理装置10からユーザの入室情報が送信されてきたときに、状態管理テーブルにそのユーザのユーザIDを記憶する。その後、セキュリティ管理装置30は、PC端末60から利用権限取得要求を受信したときに、利用権限取得要求に含まれるユーザIDが状態管理テーブルに当該ユーザIDが記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合には利用権限を付与する。
図8は、セキュリティ管理装置30にて、入退室履歴を検索する動作を示す図である。ユーザが入力部50にて入退室履歴表示の条件を入力すると、入力部50は入力された条件を履歴管理部42に送信する(S70)。履歴管理部42は、受信した条件に基づいて映像付入退室履歴ファイル44を検索して、条件に合致した入退室履歴を抽出する(S72)。そして、履歴管理部42は、抽出した入退室履歴を表示部52に送信し(S74)、表示部52にて検索結果を表示する(S76)。
ユーザが入力部50にて映像表示の条件を入力すると、入力部50は入力された条件を履歴管理部42に送信する(S78)。履歴管理部42は、受信した条件に基づいて映像付入退室履歴ファイル44を検索して、条件に合致した映像を抽出する(S80)。そして、履歴管理部42は、抽出した映像を表示部52に送信し(S82)、表示部52にて映像を表示する(S84)。
以上、実施の形態のセキュリティ管理システム1の構成および動作について説明した。
本実施の形態では、履歴情報に基づいて状態管理テーブル36を更新する際に、リアルタイムに送信される入退室情報に基づいて状態管理テーブル36を更新するので、履歴情報に基づく状態管理テーブル36のリカバリーを行う最中に入退室するユーザの状態を管理することができる。
この際、状態管理部34は、履歴情報から取り出した入退室情報によって状態管理テーブル36を更新する際には、すでに状態管理テーブル36に記憶されている入退室時刻と比較し、履歴情報から取り出した入退室情報がそのユーザについての最新の履歴情報か否かを判定する。これにより、状態管理テーブル36の情報を、古い履歴情報によって誤って更新することなく、適切にリカバリーを行うことができる。
また、本実施の形態では、履歴情報を構成する入退室情報を新しい方から順番に用いて状態管理テーブル36を更新していくので、状態管理テーブル36を復旧時点の状態に速やかに更新できる。
以上、本発明のセキュリティ管理システムおよびセキュリティ管理装置について、実施の形態を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
上記した実施の形態では、障害復旧時に入退室管理装置10から履歴情報を受信してリカバリーを行う場合を例として説明したが、本発明のセキュリティ管理システムにおける履歴更新の処理方法は、障害復旧以外の場合にも適用することが可能である。以下に、その一例を示す。
図9は、入退室管理装置10とセキュリティ管理装置30とがインターネット90で接続されたセキュリティ管理システム2の構成を示す図である。インターネットは、回線品質が保証されたネットワークではないので、ユーザの入退室に応じて入退室管理装置10から送信された入退室情報がセキュリティ管理装置30に確実に送信されるとは限らない。このような態様においては、入退室管理装置10とセキュリティ管理装置30との同期をとるための工夫が必要である。図9に示すシステムでは、セキュリティ管理装置が障害を検知したか否かに関わらず、入退室管理装置10からセキュリティ管理装置30に定期的に履歴情報を送信する。これにより、リアルタイムに送信される入退室情報がネットワーク上で失われて、入退室管理装置10とセキュリティ管理装置30との同期がずれても、履歴情報を用いて状態管理テーブル36を更新して、同期合わせをすることができる。図9に示すシステムにおいて、セキュリティ管理装置30が履歴情報に基づいて状態管理テーブル36を更新するときに、本発明を適用することができる。
上記した実施の形態では、リアルタイムに送信される入退室情報に基づいて状態管理テーブルを更新する際に、入退室時刻のチェックを行っているが(図5、S24参照)、リアルタイムの入退室情報によって更新する場合には、入退室時刻のチェックを行わなくてもよい場合も考えられる。例えば、セキュリティ管理装置30と入退室管理装置10とを接続するネットワークの品質が高い場合には、リアルタイムに送信される入退室情報は、最新の入退室情報である可能性が高いので、入退室時刻のチェックを行わない態様とすることも可能である。
上記した実施の形態では、セキュリティエリアの例として、セキュリティ室を取り上げて説明したが、本発明はセキュリティ室内の機器の管理に限定されるものではない。本発明は、プラント施設や発電所などの敷地をセキュリティエリアとし、そのセキュリティエリアへの入退場に応じて、敷地内の大型装置等の利用権限を管理する場合にも適用することができる。この場合、セキュリティエリアへの入出場を管理する入出場管理装置は、セキュリティエリアのゲートに設置する。セキュリティエリアにゲートがなく、出入口付近に警備員等が常駐している場合には、入退場管理装置の認証データ入力用デバイスを警備員の駐在室に設けてもよい。
本発明は、履歴情報に基づく状態管理テーブルの反映を行う最中に入退室するユーザの状態を管理することができるというすぐれた効果を有し、入退室管理装置と連動してPC等の機器の利用権限を管理するセキュリティ管理装置等として有用である。
本実施の形態のセキュリティ管理システムの構成を示す図 入退室管理装置の入退室管理ファイルに格納されたデータの例を示す図 状態管理テーブルに記憶されたデータの例を示す図 構成管理テーブルに格納されたデータの例を示す図 本実施の形態のセキュリティ管理システムの通常の動作を示す図 本実施の形態のセキュリティ管理システムの障害復旧時の動作を示す図 本実施の形態のセキュリティ管理システムの機器管理の動作を示す図 本実施の形態のセキュリティ管理システムの履歴検索の動作を示す図 他の実施の形態のセキュリティ管理システムの構成を示す図
符号の説明
1 セキュリティ管理システム
10 入退室管理装置
12 認証データ入力部
14 認証部
16 ID管理テーブル
18 ドア
20 電気錠制御部
22 履歴管理部
24 入退室履歴ファイル
26 通信部
30 セキュリティ管理装置
32 通信部
34 状態管理部
36 状態管理テーブル
38 構成管理テーブル
40 機器管理部
42 履歴管理部
44 映像付入退室履歴ファイル
46 映像受信部
48 蓄積映像ファイル
60 PC端末
70 ICカード
80 カメラ
90 インターネット

Claims (21)

  1. セキュリティエリアへの入退場を管理する入退場管理装置から、ユーザの入退場に応じて随時送信される入退場情報と、前記入退場情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退場情報受信部と、
    前記ユーザがセキュリティエリア内に存在するか否かを示す入場状態と前記ユーザの入退場時刻とを記憶する状態管理テーブルと、
    前記ユーザの入退場に応じて送信された前記入退場情報を受信したときにその入退場情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退場時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退場情報を順次取り出し、取り出された入退場情報に含まれる入退場時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻より新しい場合に、その入退場情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入場状態に基づいて、セキュリティエリア内の機器の利用権限を設定する機器管理部と、
    を備えたことを特徴とするセキュリティ管理装置。
  2. 入退室を管理する入退室管理装置から、ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信部と、
    前記ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルと、
    前記ユーザの入退室に応じて送信された前記入退室情報を受信したときにその入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退室情報を順次取り出し、取り出された入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理部と、
    を備えたことを特徴とするセキュリティ管理装置。
  3. 入退室を管理する入退室管理装置から、ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信部と、
    前記ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルと、
    前記入退室情報受信部にて前記入退室情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退室情報または前記履歴情報から順次読み出した入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理部と、
    を備えたことを特徴とするセキュリティ管理装置。
  4. 前記入退室情報受信部は、障害の発生により前記入退室管理装置から入退室情報を受信できなくなってから復旧するまでの間に前記入退室管理装置に蓄積された履歴情報を受信することを特徴とする請求項2または3に記載のセキュリティ管理装置。
  5. 前記入退室情報受信部は、前記入退室管理装置から定期的に前記履歴情報を受信することを特徴とする請求項2または3に記載のセキュリティ管理装置。
  6. 前記状態管理部は、前記履歴情報から入退室情報を取り出す際に、入退室時刻の新しい方から順に取り出すことを特徴とする請求項2または3に記載のセキュリティ管理装置。
  7. 入退室するユーザを撮影するためのカメラから送信された映像を受信する映像受信部と、
    前記映像受信部にて受信した映像から、前記入退室情報受信部にて受信した入退室情報に含まれる前記入退室時刻前後の所定時間の映像を取り出し、取り出された映像と前記入退室情報とを関連付けて格納する入退室履歴格納部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のセキュリティ管理装置。
  8. セキュリティエリアへの入退場を管理する入退場管理装置と、
    前記入退場管理装置と連携して機器の利用権限を管理するセキュリティ管理装置と、
    を備え、
    前記入退場管理装置は、
    前記セキュリティエリアへ入退場するユーザを認証する認証部と、
    前記認証部による認証の際に取得した入退場情報を履歴情報として蓄積する入退場履歴格納部と、
    前記認証部による認証の際に取得した入退場情報および前記入退場履歴格納部に格納された履歴情報をセキュリティ管理装置に送信する入退場情報送信部と、
    を有し、
    前記セキュリティ管理装置は、
    前記入退場管理装置から、前記ユーザの入退場に応じて随時送信される入退場情報と、前記入退場情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退場情報受信部と、
    前記ユーザがセキュリティエリア内に存在するか否かを示す入場状態と前記ユーザの入退場時刻とを記憶する状態管理テーブルと、
    前記ユーザの入退場に応じて送信された前記入退場情報を受信したときにその入退場情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退場時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退場情報を順次取り出し、取り出された入退場情報に含まれる入退場時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻より新しい場合に、その入退場情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入場状態に基づいて、セキュリティエリア内の機器の利用権限を設定する機器管理部と、
    を有することを特徴とするセキュリティ管理システム。
  9. 入退室を管理する入退室管理装置と、
    前記入退室管理装置と連携して機器の利用権限を管理するセキュリティ管理装置と、
    を備え、
    前記入退室管理装置は、
    入退室するユーザを認証する認証部と、
    前記認証部による認証の際に取得した入退室情報を履歴情報として蓄積する入退室履歴格納部と、
    前記認証部による認証の際に取得した入退室情報および前記入退室履歴格納部に格納された履歴情報をセキュリティ管理装置に送信する入退室情報送信部と、
    を有し、
    前記セキュリティ管理装置は、
    前記入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信部と、
    前記ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルと、
    前記ユーザの入退室に応じて送信された前記入退室情報を受信したときにその入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退室情報を順次取り出し、取り出された入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理部と、
    を有することを特徴とするセキュリティ管理システム。
  10. 入退室を管理する入退室管理装置と、
    前記入退室管理装置と連携して機器の利用権限を管理するセキュリティ管理装置と、
    を備え、
    前記入退室管理装置は、
    入退室するユーザを認証する認証部と、
    前記認証部による認証の際に取得した入退室情報を履歴情報として蓄積する入退室履歴格納部と、
    前記認証部による認証の際に取得した入退室情報および前記入退室履歴格納部に格納された履歴情報をセキュリティ管理装置に送信する入退室情報送信部と、
    を有し、
    前記セキュリティ管理装置は、
    前記入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信部と、
    前記ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルと、
    前記入退室情報受信部にて前記入退室情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退室情報または前記履歴情報から順次読み出した入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理部と、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理部と、
    を有することを特徴とするセキュリティ管理システム。
  11. 前記入退室管理装置の入退室情報送信部は、障害の発生により前記セキュリティ管理装置が入退室情報を受信できなくなってから復旧するまでの間に蓄積された履歴情報を送信することを特徴とする請求項9または10に記載のセキュリティ管理システム。
  12. 前記入退室管理装置の入退室情報送信部は、定期的に前記履歴情報を送信することを特徴とする請求項9または10に記載のセキュリティ管理システム。
  13. 前記セキュリティ管理装置の状態管理部は、前記履歴情報から入退室情報を取り出す際に、入退室時刻の新しい方から順に取り出すことを特徴とする請求項9または10に記載のセキュリティ管理システム。
  14. 前記セキュリティ管理装置は、
    入退室するユーザを撮影するためのカメラから送信された映像を受信する映像受信部と、
    前記映像受信部にて受信した映像から、前記入退室情報受信部にて受信した入退室情報に含まれる前記入退室時刻前後の所定時間の映像を取り出し、取り出された映像と前記入退室情報とを関連付けて格納する入退室履歴格納部と、
    を備えたことを特徴とする請求項9または10に記載のセキュリティ管理システム。
  15. ユーザがセキュリティエリア内に存在するか否かを示す入場状態と前記ユーザの入退場時刻とを記憶する状態管理テーブルを備えたセキュリティ管理装置によってセキュリティエリア内の機器の利用権限を管理するセキュリティ管理方法であって、
    前記セキュリティ管理装置が、入退場を管理する入退場管理装置から、セキュリティエリアへの前記ユーザの入退場に応じて随時送信される入退場情報と、前記入退場情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退場情報受信ステップと、
    前記ユーザの入退場に応じて送信された前記入退場情報を受信したときにその入退場情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退場時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退場情報を順次取り出し、取り出された入退場情報に含まれる入退場時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻より新しい場合に、その入退場情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入場状態に基づいて、セキュリティエリア内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップと、
    を備えたことを特徴とするセキュリティ管理方法。
  16. ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルを備えたセキュリティ管理装置によって室内の機器の利用権限を管理するセキュリティ管理方法であって、
    前記セキュリティ管理装置が、入退室を管理する入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信ステップと、
    前記ユーザの入退室に応じて送信された前記入退室情報を受信したときにその入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退室情報を順次取り出し、取り出された入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップと、
    を備えたことを特徴とするセキュリティ管理方法。
  17. ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを記憶する状態管理テーブルを備えたセキュリティ管理装置によって室内の機器の利用権限を管理するセキュリティ管理方法であって、
    入退室を管理する入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信ステップと、
    前記入退室情報受信ステップにて前記入退室情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退室情報または前記履歴情報から順次読み出した入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップと、
    を備えたことを特徴とするセキュリティ管理方法。
  18. セキュリティエリアへの入退場を管理する入退場管理装置と連携してセキュリティエリア内の機器の利用権限を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、
    ユーザがセキュリティエリア内に存在するか否かを示す入場状態と前記ユーザの入退場時刻とを状態管理テーブルとして記憶するための記憶領域を確保するステップと、
    入退場を管理する入退場管理装置から、前記ユーザの入退場に応じて随時送信される入退場情報と、前記入退場情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退場情報受信ステップと、
    前記入退場情報受信ステップにて前記入退場情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退場情報または前記履歴情報から順次読み出した入退場情報に含まれる入退場時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退場時刻より新しい場合に、その入退場情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退場時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入場状態に基づいて、セキュリティエリア内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  19. 入退室を管理する入退室管理装置と連携して室内の機器の利用権限を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、
    ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを状態管理テーブルとして記憶するための記憶領域を確保するステップと、
    入退室を管理する入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信ステップと、
    前記ユーザの入退室に応じて送信された前記入退室情報を受信したときにその入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新すると共に、前記履歴情報を受信したときに前記履歴情報から入退室情報を順次取り出し、取り出された入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  20. 入退室を管理する入退室管理装置と連携して室内の機器の利用権限を管理するためのプログラムであって、コンピュータに、
    ユーザが室内に存在するか否かを示す入室状態と前記ユーザの入退室時刻とを状態管理テーブルとして記憶するための記憶領域を確保するステップと、
    入退室を管理する入退室管理装置から、前記ユーザの入退室に応じて随時送信される入退室情報と、前記入退室情報が蓄積して構成された履歴情報とを受信する入退室情報受信ステップと、
    前記入退室情報受信ステップにて前記入退室情報または前記履歴情報を受信したときに、受信した前記入退室情報または前記履歴情報から順次読み出した入退室情報に含まれる入退室時刻がすでに前記状態管理テーブルに記憶されている入退室時刻より新しい場合に、その入退室情報に含まれるユーザ識別情報および前記入退室時刻に基づいて前記状態管理テーブルを更新する状態管理ステップと、
    前記状態管理テーブルに記憶されたユーザの入室状態に基づいて、室内の機器の利用権限を設定する機器管理ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  21. 請求項18〜20のいずれかに記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

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