WO2021100336A1 - 液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材、および、液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材の製造方法 - Google Patents
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Definitions
- the crack becomes a stress concentration part, the film fracture at the crack tip and the corrosion reaction proceed at an accelerating rate, eventually leading to the fracture of the steel material.
- the resistance (arrestability) of the steel material to SCC crack propagation that determines the life of the steel material. Therefore, in order to secure the SCC resistance of the steel material, it is necessary to increase the SCC crack propagation resistance. Specifically, it is necessary to reduce the anodic dissolution sensitivity at the crack tip.
- the Cu content and the Sb content are set to 0.50% or less, respectively. It is preferably 0.40% or less, and more preferably 0.30% or less, respectively.
- the above steel material (steel slab) is hot-rolled to a desired size and shape
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Abstract
Description
アノード反応:2Fe→2Fe2++4e-
カソード反応:O2+2NH4 ++4e-→2OH-+2NH3
ただし、鋼材表面には、上記の腐食反応に伴い、不活性な酸化被膜が形成される。このため、通常であれば、上記の腐食反応の総反応量は多くない。したがって、液体アンモニア環境は、本質的には厳しい腐食環境ではない。
[1]質量%で、
C:0.50%以下、
Si:0.01~1.00%、
Mn:0.10~3.00%、
P:0.030%以下、
S:0.0100%以下、
N:0.0005~0.0100%、
Al:0.001~0.10%
を含有し、さらに
Cu:0.010~0.50%および
Sb:0.010~0.50%
のうちから選ばれる1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有するとともに、
(Cu+Sb)偏析度が15未満である、液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。
ここで、(Cu+Sb)偏析度は、次式(1)により定義される。
[(Cu+Sb)偏析度]=[偏析部の(Cu+Sb)濃度]/[平均の(Cu+Sb)濃度] (1)
[2]前記成分組成が、さらに質量%で、
Sn:0.01~0.50%、
Ni:0.01~3.00%、
Cr:0.01~3.00%
のうちから選ばれる1種以上を含有する[1]に記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。
[3]前記成分組成が、さらに質量%で、
Ca:0.0001~0.0100%、
Mg:0.0001~0.0200%および
REM:0.001~0.200%
のうちから選ばれる1種以上を含有する[1]または[2]に記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。
[4]前記成分組成が、さらに質量%で、
Ti:0.005~0.100%、
Zr:0.005~0.100%、
Nb:0.005~0.100%および
V:0.005~0.100%
のうちから選ばれる1種以上を含有する[1]~[3]のいずれかに記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。
[5]前記成分組成が、さらに質量%で、
Co:0.01~0.50%
を含有する[1]~[4]のいずれかに記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。
[6]前記成分組成が、さらに質量%で、
B:0.0001~0.0300%
を含有する[1]~[5]のいずれかに記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。
[7][1]~[6]のいずれかに記載された成分組成を有する鋼を、鋳造速度:0.3~2.8m/minで連続鋳造することにより鋼素材を製造し、
鋼素材を、再加熱温度:900~1350℃、再加熱時の800~950℃の温度範囲における滞在時間:8~150minの条件で再加熱し、
再加熱された鋼素材を仕上圧延終了温度:650℃以上で熱間圧延する液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材の製造方法。
Cは、鋼の強度確保に有効な元素である。したがって、本発明においては、0.01%以上を含有することが好ましい。より好ましくは、0.02%以上である。一方、C含有量が0.50%を超えると、加工性および溶接性が大幅に劣化する。このため、C含有量は0.50%以下とする。好ましくは0.40%以下、より好ましくは0.30%以下、さらに好ましくは0.20%以下である。
Siは、耐アンモニアSCC性向上に有効な元素である。すなわち、Siは、液体アンモニア環境での鋼材の腐食に伴って溶出し、鋼材表面に不活性なSiO2被膜を形成する。これにより、亀裂先端での選択的なアノード溶解反応の進行が抑制され、鋼材のアンモニアSCC感受性が低減される。このような効果は、Si含有量を0.01%以上とすることで発現する。Si含有量は0.02%以上であることが好ましく、0.03%以上であることがより好ましく、0.05%以上であることがいっそう好ましい。一方、Si含有量が1.00%を超えると、靭性や溶接性が劣化する。このため、Si含有量は、1.00%以下とし、0.80%以下が好ましく、0.70%以下がより好ましく、0.60%以下であることがいっそう好ましい。なお、アンモニアのSCC亀裂伝播過程においては、亀裂が深く進展するため、亀裂先端での酸素濃度が低下して、SiO2被膜が十分に形成されない。したがって、安定的に耐アンモニアSCC性の向上を図るためには、CuもしくはSb含有に加えて、後述する(Cu+Sb)偏析度を制御する必要がある。
Mnは、強度および靭性を改善する元素である。ここで、Mn含有量が0.10%未満では、その効果が十分でないのでMn含有量は0.10%以上とし、0.20%以上であることが好ましく、0.50%以上であることがさらに好ましい。一方、Mn含有量が3.00%を超えると、溶接性が劣化するので、Mn含有量は3.00%以下とし、2.00%以下であることが好ましい。
Pは、靭性及び溶接性を劣化させるため、P含有量は0.030%以下とする。好ましくは0.025%以下である。
Sは、鋼の靭性および溶接性を劣化させる有害元素であるので、極力低減することが望ましい。特に、S含有量が0.0100%を超えると、母材靭性および溶接部靭性の劣化が大きくなる。そのため、S含有量は0.0100%以下とする。好ましくは0.0080%以下、さらに好ましくは0.0060%以下である。
Nは、靭性を低下させる有害な元素であるので、極力低減させることが望ましい。特に、N量が0.0100%を超えると、靭性の低下が大きくなる。したがって、N量は0.0100%以下とする。好ましくは0.0080%である。より好ましくは0.0070%である。一方、製鋼工程における精錬コストが過度に増加することを避けるため、N量は0.0005%以上とし、0.0010%以上であることが好ましい。
Alは、脱酸剤として添加される元素であり、Al量は0.001%以上とし、0.003%以上であることが好ましい。しかし、Al量が0.10%を超えると、鋼の靭性が低下する。このため、Al量は0.10%以下とし、0.08%以下であることが好ましい。
CuおよびSbは、耐アンモニアSCC性向上のために重要な元素であり、このうちの1種または2種を含有させる必要がある。すなわち、CuおよびSbは、液体アンモニア環境中において鋼材のアノード溶出に伴って速やかに、それぞれ、難溶性のメタルCuとメタルSbとして表面に濃化する。これら難溶性金属の表面濃化の結果として、亀裂先端でのアノード溶解感受性が低下する。その結果、応力腐食割れの亀裂先端でのアノード反応が抑制され、亀裂進展速度が低下する。このような効果を得るため、Cuを含有させる場合にはCu含有量を0.010%以上に、また、Sbを含有させる場合にはSb含有量を0.010%以上に、それぞれする必要がある。一方、CuおよびSbを過剰に含有させると、溶接性や靱性が劣化し、コストの観点からも不利になる。このため、Cu含有量およびSb含有量はそれぞれ0.50%以下とする。好ましくはそれぞれ0.40%以下であり、より好ましくはそれぞれ0.30%以下である。
Sn、NiおよびCrは、耐アンモニアSCC性を一層向上させる元素であり、このうちの1種以上を含有させてもよい。これらの元素はいずれも、鋼材の耐酸性を高める元素であり、亀裂先端での選択的なアノード溶解の結果、過剰にpHが低下した場合に、加速度的に進行する腐食反応を抑制する働きを有する。このような効果は、これらの元素を0.01%以上含有させることで発現するので、0.01%以上含有させることが好ましく、0.02%以上含有させることがより好ましい。しかし、いずれの元素も多量に含有させると、溶接性や靱性を劣化させ、コストの観点からも不利になる。したがって、これらの元素を含有させる場合、Snの含有量は0.50%以下が好ましく、0.35%以下がより好ましい。Niの含有量は3.00%以下が好ましく、2.00%以下がより好ましい。Crの含有量は3.00%以下が好ましく、2.00%以下がより好ましい。
Ca、MgおよびREMはいずれも、溶接部の靱性を確保する目的で、このうちの1種以上を含有させてもよい。しかし、いずれの元素も多量に含有させると、溶接部の靱性劣化やコストの増加を招く。したがって、これらの元素を含有させる場合、その含有量はCa:0.0001~0.0100%、Mg:0.0001~0.0200%およびREM:0.001~0.200%の範囲とすることが好ましい。
Ti、Zr、NbおよびVは、所望とする強度を確保するために、このうちの1種または2種以上を含有させてもよい。しかし、いずれの元素も多量に含有させると、靱性や溶接性を劣化させる。したがって、これらの元素を含有させる場合、その含有量はいずれも0.005~0.100%の範囲とすることが好ましく、より好ましくは0.005~0.050%の範囲である。
Coは、鋼材の強度を高める元素であり、必要に応じて含有させてもよい。このような効果を得るためには、Coを0.01%以上含有させることが好ましい。しかし、Co含有量が0.50%を超えると、靱性や溶接性が劣化する。したがって、Coを含有させる場合、その含有量は0.01~0.50%の範囲とすることが好ましく、より好ましくは0.01~0.30%の範囲である。
Bは、鋼材の焼入性を向上させる元素であり、鋼材の強度を確保する目的で必要に応じて含有させてもよい。このような効果を得るためには、Bを0.0001%以上含有させることが好ましく、0.0003%以上含有させることがより好ましい。しかし、B含有量が0.0300%を超えると、靱性の大幅な劣化を招く。したがって、Bを含有させる場合、その含有量は0.0300%以下とすることが好ましく、0.0020%以下とすることがより好ましい。
CuとSbの偏析によって、偏析部と非偏析部での耐アノード溶解性の差は大きくなる。この耐アノード溶解性の差は、選択的なアノード溶解の駆動力となり、アノード溶解支配型であるアンモニアSCCの亀裂伝播を助長する。すなわち、アンモニアSCCの亀裂伝播過程においては、亀裂が深く進展するため、亀裂先端での酸素濃度が低下して、SiO2被膜が十分に形成されない。したがって、CuとSbを含有する成分組成において優れた耐アンモニアSCC特性を確保するには、前述したCuもしくはSbの含有に加えて、CuとSbの偏析を抑制して鋼材内でのアノード溶解感受性差を抑制することが重要である。このような観点から、(Cu+Sb)偏析度は15未満とする。好ましくは14未満である。より好ましくは12以下である。下限については特に限定されるものではないが、1.5以上とすることが好ましい。
[(Cu+Sb)偏析度]=[偏析部の(Cu+Sb)濃度]/[平均の(Cu+Sb)濃度] (1)
上述したように、本発明の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材は、耐SCC性を確保する観点から、CuとSbの偏析を抑制する、すなわち、CuとSbの偏析の度合いを示す(Cu+Sb)偏析度を所定値以下に制御することが極めて重要である。ここで、(Cu+Sb)偏析度は、成分組成が同じであっても、製造条件によって大きく変化する。このため、CuとSbの偏析を抑制するには、後述する鋼材の製造方法を適切に制御することが非常に重要である。
◎(優):90%以上
○(良):80%以上90%未満
×(不十分):80%未満
得られた結果を表2に示す。
Claims (7)
- 質量%で、
C:0.50%以下、
Si:0.01~1.00%、
Mn:0.10~3.00%、
P:0.030%以下、
S:0.0100%以下、
N:0.0005~0.0100%、
Al:0.001~0.10%
を含有し、さらに
Cu:0.010~0.50%および
Sb:0.010~0.50%
のうちから選ばれる1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有するとともに、
(Cu+Sb)偏析度が15未満である、液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。
ここで、(Cu+Sb)偏析度は、次式(1)により定義される。
[(Cu+Sb)偏析度]=[偏析部の(Cu+Sb)濃度]/[平均の(Cu+Sb)濃度] (1) - 前記成分組成が、さらに質量%で、
Sn:0.01~0.50%、
Ni:0.01~3.00%、
Cr:0.01~3.00%
のうちから選ばれる1種以上を含有する請求項1に記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。 - 前記成分組成が、さらに質量%で、
Ca:0.0001~0.0100%、
Mg:0.0001~0.0200%および
REM:0.001~0.200%
のうちから選ばれる1種以上を含有する請求項1または2に記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。 - 前記成分組成が、さらに質量%で、
Ti:0.005~0.100%、
Zr:0.005~0.100%、
Nb:0.005~0.100%および
V:0.005~0.100%
のうちから選ばれる1種以上を含有する請求項1~3のいずれかに記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。 - 前記成分組成が、さらに質量%で、
Co:0.01~0.50%
を含有する請求項1~4のいずれかに記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。 - 前記成分組成が、さらに質量%で、
B:0.0001~0.0300%
を含有する請求項1~5のいずれかに記載の液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材。 - 請求項1~6のいずれかに記載された成分組成を有する鋼を、鋳造速度:0.3~2.8m/minで連続鋳造することにより鋼素材を製造し、
鋼素材を、再加熱温度:900~1350℃、再加熱時の800~950℃の温度範囲における滞在時間:8~150minの条件で再加熱し、
再加熱された鋼素材を仕上圧延終了温度:650℃以上で熱間圧延する液体アンモニア輸送用及び貯蔵用鋼材の製造方法。
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