WO2021039167A1 - 紙幣処理システム、紙幣処理結果同期方法、および紙幣処理制御プログラム - Google Patents

紙幣処理システム、紙幣処理結果同期方法、および紙幣処理制御プログラム Download PDF

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Abstract

紙幣処理システム(1)は、複数の紙幣ソータ2がPeer to Peer通信可能に接続されて構成される。各紙幣ソータ(2)は、自装置での紙幣計数が終了すると、紙幣計数の計数結果に係るデータを生成し、生成したデータを他の紙幣ソータ(2)へ送信して同期処理を実行する。また、各紙幣ソータ(2)は、データを受信した場合には、データを自装置内の格納部(24)へ格納する。各紙幣ソータ(2)は、格納部(24)へ格納したデータをもとに、全ての複数の紙幣ソータ(2)による紙幣計数の計数結果を集計する集計処理を実行する。

Description

紙幣処理システム、紙幣処理結果同期方法、および紙幣処理制御プログラム
 本発明は、紙幣処理システム、紙幣処理結果同期方法、および紙幣処理制御プログラムに関する。
 複数の紙幣ソータが導入された現金センタにおいては、クライアント・サーバ型のネットワークシステムを用いて複数の紙幣ソータとサーバを接続し、複数の紙幣ソータでの日々の計数結果を、サーバにて集計処理することが一般的である。
特許第5914687号公報
 しかしながら、上述の従来技術のようなクライアント・サーバ型のネットワークシステムは、サーバの導入および維持や、データバックアップにかかるコストが問題となる。さらに、サーバがダウンするとシステム全体が機能しなくなるため、サーバを適切に保守・管理できる人員の配備も考慮を要する。
 このような点を考慮すると、近年、経済発展に伴って紙幣の取扱量が増えてきている途上国において、特に小規模な現金センタに複数の紙幣ソータを導入する場合、クライアント・サーバ型のネットワークシステムを採用することは、コスト的に適していない。
 このため、途上国では、複数の紙幣ソータの計数結果を、手書きの帳票を用いて集計することが行われており、手間がかかり非効率であるという問題がある。
 本発明の目的は、上述の点を考慮してなされたものであり、複数の紙幣ソータの計数結果を、コストを掛けずに効率的に集計処理することができる紙幣処理システム、紙幣処理結果同期方法、および紙幣処理制御プログラムを提供することを1つの目的とする。
 かかる課題を解決するため本発明においては、複数の紙幣ソータが通信可能に接続された紙幣処理システムであって、前記複数の紙幣ソータはPeer to Peer通信可能に接続されており、各前記紙幣ソータは、自装置での紙幣計数が終了すると、該紙幣計数の計数結果に係るデータを生成し、生成した前記データを他の紙幣ソータへ送信して同期処理を実行し、前記データを受信した場合には、該データを自装置内の格納部へ格納し、該格納部へ格納した前記データをもとに、全ての前記複数の紙幣ソータによる紙幣計数の計数結果を集計する集計処理を実行する。
 本発明によれば、例えば、複数の紙幣ソータの計数結果を、コストを掛けずに効率的に集計処理することができる紙幣処理システム、紙幣処理結果同期方法、および紙幣処理制御プログラムを提供することができる。
実施形態1に係る紙幣処理システムの構成の一例を示す図。 実施形態1に係る紙幣処理システムを構成する紙幣ソータの概略構成例を示す図。 実施形態1に係る紙幣ソータの機能構成例を示す図。 実施形態1に係る紙幣ソータのアプリケーションのホーム画面の表示例を示す図。 実施形態1に係る紙幣ソータの複数金種の計数画面の表示例を示す図。 実施形態1に係る紙幣ソータにおける取引終了の際に生成されるデータの一例を示す図。 実施形態1に係る紙幣ソータ間でのデータ同期の説明図。 実施形態1に係る紙幣ソータの集計画面の表示例を示す図。 実施形態1に係る紙幣ソータのソータ情報画面の表示例を示す図。 実施形態1に係る紙幣ソータの集計画面の注意表示例を示す図。 実施形態1に係る紙幣計数結果同期処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態2に係る紙幣処理システムの構成の一例を示す図。 実施形態2に係る管理端末のソータ情報画面の表示例を示す図。 実施形態3に係る紙幣ソータの正損閾値設定画面の表示例を示す図。 実施形態3に係る設定値同期処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態4に係る紙幣ソータのホーム画面の操作メニューの設定および配信例を示す図。 操作端末を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図。
 以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の説明において、同一または類似の要素および処理には、原則として同一の符号を付し、重複説明を省略する。また、後出の実施形態では、既出の実施形態との差異のみを説明し、重複説明を省略する。また、以下に説明する構成および処理はあくまで一例に過ぎず、本発明に係る実施の態様が、以下の実施形態に限定されることを意図する趣旨ではない。また、各実施形態および変形例は、本発明の技術思想の範囲内および整合する範囲内でその一部または全部を組合せることができる。
 以下の説明で参照する各図は、本発明の理解および実施に必要な程度で実施形態の概要を示すものであり、本発明の範囲は各図に示す構成に限定されない。
 以下の説明では、例えば「xxx100-1」「xxx100-2」や、「xxx100a」「xxx100b」のように、同一番号に枝番号が付加された符号が付与されている複数の要素を総称する場合には、同一番号のみを用いて「xxx100」のように表すこととする。
 以下の説明では、テーブル形式にて各種情報を説明または図示することがあるが、各種情報は、テーブル以外のデータ構造で表現されていてもよい。データ構造に依存しないことを示すために「aaaテーブル」を「aaa情報」と呼ぶこともできる。「aaaテーブル」または「aaa情報」は、記憶資源(例えばメモリ)に確保された記憶領域に格納される。
 以下では、紙幣処理システムおよび紙幣ソータは、紙葉類として紙幣を取り扱うとして説明するが、これに限られず、小切手や商品券等の他の様々な紙葉類についても同様に取り扱うことができる。
[実施形態1]
(実施形態1の紙幣処理システム1の構成)
 図1は、実施形態1に係る紙幣処理システム1の構成の一例を示す図である。紙幣処理システム1は、現金処理センタ内に設置される。
 図1に示すように、紙幣ソータ2(2a,2b,2c,2d)は、紙幣処理装置の一例であり、ルータRを介したP2P(Peer to Peer)型の無線もしくは有線のネットワークNにて接続され、ルータRを介して、互いに情報を送受信可能な状態である。本実施形態では、紙幣処理システム1は、ネットワークNに接続されている4つの紙幣ソータ2a~2dを含むが、紙幣ソータ2の数は、図1の図示に限られない。
(紙幣ソータ2の構成および動作)
 図2は、実施形態1に係る紙幣処理システム1を構成する紙幣ソータ2の概略構成例を示す図である。図2は、紙幣ソータ2を側方から見た断面図である。図2を参照して、紙幣ソータ2の動作について説明する。
 紙幣ソータ2を動作させるためのアプリケーションがインストールされた操作端末200は、紙幣ソータ2に接続されているタッチパネル式のタブレット等であり、タッチパネル機能を有する表示画面を含む入出力部220を備える。オペレータは、操作端末200を利用して、紙幣ソータ2の設定や操作を行う。
 先ず、ユーザは、紙幣をホッパ251に積層する。積層された紙幣は、分離繰出ローラ252により1枚ずつ分離され、搬送路253に沿って搬送される。識別部254は、搬送路253上に設置され、通過する紙幣の真偽、正損、金種、向き、枚数等を読み取ることができる。収納部271(P1),272(P2),273(P3),274(P4)は、搬送された紙幣を1枚ずつ集積させる仕組みとなっており、ユーザの設定により正損、金種、方向、シリーズ(版数)等、所定の条件で仕分けられた紙幣をそれぞれ収納することができる。
 リジェクトスタッカ275,276は、識別部254による識別の結果や搬送異常などによって、何れの収納部271~274の収納にも適さない紙幣を収納するものであって、紙幣を取出すことを可能とした開口部を備えている。
 また、1つの収納部に集積させる最大枚数もユーザの選択により決定できる。本実施形態では、1つの収納部への最大集積枚数は100枚とする。紙幣搬送中に収納部271~274のいずれかの集積枚数が100枚に達すると、紙幣ソータ2は、ホッパ251からの紙幣繰出しを止め、紙幣抜き取り待ちの状態になる。100枚に達した何れかの収納部271~274から紙幣を抜き取ると、ホッパ251からの紙幣繰り出しが再開される。
(紙幣ソータ2の機能構成)
 図3は、実施形態1に係る紙幣ソータ2の機能構成例を示す図である。紙幣ソータ2は、紙幣処理部20、および紙幣処理部20と通信可能に接続された操作端末200を含んで構成される。
 紙幣処理部20は、主制御部21、ROM22a、RAM22b、通信部23、格納部24、識別部254、および振分ゲート29を含んで構成される。
 主制御部21は、紙幣処理部20の装置内の各部を制御する。ROM22aは、主制御部21の動作プログラム等を記録している。RAM22bは、主制御部21が各部を制御する制御プログラムを展開し、制御プログラムが使用する制御データを読み書き可能に記憶する。通信部23は、紙幣処理部20が操作端末200と通信を行うためのインターフェースである。
 格納部24は、紙幣識別情報241、正損分離基準情報242、および紙幣画像情報243等の各種情報を格納する記憶装置である。紙幣識別情報241は、紙幣の真偽判定の基準となる情報である。正損分離基準情報242は、正券損券といった紙幣の区分振分けの判定の基準となる情報である。紙幣画像情報243は、スキャナ27によって取得された紙幣の画像データである。
 識別部254は、記番号読取センサ25、枚数検出センサ26、スキャナ27、および損券検知センサ28を含み、ホッパ251から繰り出された紙幣に対して計数、真偽判定、正損分離処理といった精査を行う。振分ゲート29は、識別部254により精査した紙幣を収納部271~274、リジェクトスタッカ275,276へ振り分ける。
 操作端末200は、タブレット端末等のコンピュータ装置である。操作端末200は、制御部210、入出力部220、通信部230、および格納部240を含んで構成される。
 制御部210は、格納部240やROM(不図示)に格納されたアプリケーション・プログラムをRAM(不図示)へ展開して実行することにより、操作端末200の各部を制御したり、各種の処理を行ったりする。また、制御部210は、操作端末200が接続された紙幣処理部20の主制御部21と連携し、ソート処理により紙幣の各金種の枚数および合計枚数などを計数する。
 入出力部220は、例えば、各種情報を表示すると共にユーザ入力を受付けるタッチパネル付きディスプレイ等である。入出力部220は、キーボード、マウス等を含んでも良い。
 通信部230は、操作端末200が紙幣処理部20と通信を行うためのインターフェースと、操作端末200が他の紙幣処理部20に接続されている他の操作端末200と通信を行うためのインターフェースを含む。格納部240は、紙幣ソータ2での処理に係る各種情報を格納する記憶装置である。
 格納部240は、設定値2401、画像情報2402、およびログ2403等の各種情報を格納する。設定値2401は、ユーザによって入力された紙幣処理部20の動作を規定するパラメータや日付情報などを含み、紙幣処理部20に対して反映される。例えば紙幣識別情報241や正損分離基準情報242は、設定値2401に基づく情報である。
 画像情報2402は、識別部254によってソート処理で取得された紙幣の画像のデータであり、例えば記番号画像である。ログ2403は、制御部210が紙幣処理部20と連携してソート処理で計数した紙幣の各金種の枚数および合計枚数などを含む計数結果である。
(紙幣ソータ2のアプリケーションのホーム画面221の表示例)
 図4は、実施形態1に係る紙幣ソータ2のアプリケーションのホーム画面221の表示例を示す図である。操作端末200の入出力部220の表示画面に表示されるホーム画面221には、紙幣ソータ2の使用目的に応じた複数の動作モードボタン221f~221mが配置される。ユーザは、動作モードボタン221f~221mの何れかのメニューを選択することで、紙幣ソータ2が対応した動作を行う。
 図4に示すメニュー構成例において、例えば動作モードボタン221fが選択されると、紙幣ソータ2は、単一金種のみをソートする。また、動作モードボタン221gが選択されると、紙幣ソータ2は、複数金種をソートし、金種毎の収納部271~274に収納する。また、動作モードボタン221hが選択されると、紙幣ソータ2は、ユーザ指定金種のみをソートする。また、動作モードボタン221iが選択されると、紙幣ソータ2は、正損チェックを行う。また、動作モードボタン221jが選択されると、紙幣ソータ2は、紙幣を方向別にソートする。また、動作モードボタン221kが選択されると、紙幣ソータ2は、紙幣を発行シリーズ毎に分類する。また、動作モードボタン221lが選択されると、紙幣ソータ2は、紙幣の枚数を単純計数する。また、動作モードボタン221mが選択されると、紙幣ソータ2は、紙幣の真偽チェックを行う。
 また、設定ボタン221cが押下されると、紙幣ソータ2の設定ができるメニュー画面へ遷移する。また、メニューボタン221dが押下されると、計数結果の表示画面へ遷移する。また、メニューボタン221eが押下されると、ネットワークN上の各紙幣ソータ2の状態を表示する画面へ遷移する。
 また、ホームボタン221aは、何れの画面表示の際にも表示されており、押下されることでホーム画面221へ復帰することができる。また、電源ボタン221bが押下されると、操作端末200と、操作端末200に接続された紙幣ソータ2の電源が切れる。
(動作モードボタン選択時の表示画面(複数金種搬送モード画面の例))
 図5は、実施形態1に係る紙幣ソータ2の複数金種の計数画面の表示例を示す図である。図5は、ユーザがホーム画面221にて複数金種を計数する動作モードボタン221gを選択したことに応じて複数金種搬送モード画面222へ遷移し、紙幣ソータ2が複数金種をソートし、その結果を複数金種搬送モード画面222に表示する例を示す。
 図5の例では、25枚(金種:USD100)が収納部271(P1)に、15枚(金種:CNY100)が収納部274(P4)に、それぞれ収納されたことを示している。
 複数金種搬送モード画面222において、紙幣画像2221、金種情報2222、シリーズ(版数)情報2223、収納枚数2224が収納部271,272,273,274ごとの表示222a,222b,222c,222dに表示され、各金種の合計金額222g、222hおよび合計枚数222iが表示される。
 また、リジェクトスタッカ275(RJ1),276(RJ2)に格納された紙幣は、それぞれ表示222e,222fに各収納枚数が表示される。
 OKボタン222jが押下されると、複数金種搬送モードを終了し、ホーム画面221(図4)に戻り、紙幣の計数結果が確定される。紙幣の計数結果を確定することで、図6のような、取引毎の計数結果を示すファイルが生成される。
(取引終了時の生成データ)
 図6は、実施形態1に係る紙幣ソータ2における取引終了の際に生成されるデータの一例を示す図である。当該紙幣ソータ2での取引が終了すると、図6に示すように、該当取引で計数された紙幣の情報を個別に示す最新データが取引一覧ファイル2403aに追加され、各紙幣の記番号画像2402aの最新データが生成される。さらに、紙幣ソータ2の取引累計ファイル2403bの最下行に該当取引に関する最新の取引データが追加される。各取引データには、取引番号、開始累番、終了累番、取引種別、取引の開始時刻、終了時刻、エラーコード、累計枚数、収納部271~274,リジェクトスタッカ275,276毎の振り分け枚数および振り分け金額など、取引における結果が記録されている。開始累番および終了累番は、取引一覧ファイル2403aにおいて該当取引に該当する開始および終了のレコードを指す。
 取引一覧ファイル2403aおよび取引累計ファイル2403bは、格納部240に格納されるログ2403の一例である。記番号画像2402aは、格納部240に格納される画像情報2402の一例である。
(紙幣ソータ2間でのデータ同期)
 図7は、実施形態1に係る紙幣ソータ2間でのデータ同期の説明図である。上述のように、記番号画像2402aと取引累計ファイル2403bは、これらの最新データが、他の紙幣ソータ2の操作端末200と同期される。
 図7では紙幣ソータ2dの図示を省略しているが、紙幣ソータ2aの取引累計ファイルの最新データ2403b-1が、紙幣ソータ2b,2c,2dと同期される。紙幣ソータ2bの取引累計ファイルの最新データ2403b-2、紙幣ソータ2cの取引累計ファイルの最新データ2403b-3、紙幣ソータ2dの取引累計ファイルの最新データも同様である。
 また、記番号画像2402aの最新データ(2402a-1,2402a-2,2402a-3)は、自操作端末200で計数した紙幣に関してのみ自操作端末200に格納しており、他の操作端末200が計数した紙幣に関しては、画像データのアクセス先情報のみを同期する。操作端末200は、他の操作端末200が保持する記番号画像2402aに対し、必要に応じて、アクセス先情報をもとにアクセスして取得する。これにより、同期する際のデータ量や通信負荷を低減し、また、紙幣ソータ2の記憶容量の圧迫を低減できる。なお、記番号画像2402aも、取引累計ファイル2403bと同様に、全データを同期しても良い。
 また、紙幣ソータ2の計数処理においては、識別部254などで高速かつ大容量の紙幣データを処理しており、主制御部21や制御部210等のプロセッサが高負荷状態にある。さらに、大量データを同期することで計数処理に影響を及ぼすことになり、紙幣ソータ2の障害発生や、スループット低下の要因となる場合がある。これを回避するため、図2における分離繰出ローラ252を駆動するモータなどから紙幣ソータ2のソート処理の動作を検知した場合、データ同期を一時停止し、紙幣ソータ2の動作終了後にデータ同期を再開する。データ同期を、同期データのファイル単位もしくは同期データを分割した所定サイズ単位で行うことで、データ同期が途中で一時停止しても、同期途中のファイル単位もしくは所定データ単位からデータ同期を再開し、最初から同期をやり直す必要なしで効率的に同期を行う。
 なお、データ同期を開始する際に、紙幣ソータ2が動作中のとき、紙幣ソータ2の動作を一時停止し、データ同期終了後に紙幣ソータ2の動作を再開するようにしても良い。すなわち、紙幣ソータ2は、データ同期と紙幣の計数処理とを同時には行わない。
(紙幣ソータの集計モード画面223)
 図8は、実施形態1に係る紙幣ソータの集計モード画面223の表示例を示す図である。紙幣ソータ2のアプリケーションのホーム画面221上のメニューボタン221d(図4)が押下されると、図8に示すように、ネットワークN上の全ての紙幣ソータ2の計数結果を表示する集計モード画面223に移行する。集計モード画面223には、同期済みの紙幣ソータ2のデータが表示される。
 集計モード画面223は、ソータ名、取引日(集計日)、金種別の枚数、金種別の金額、各取引のFit/Unfitの出来高など、ユーザが必要とする情報を含んで構成される。集計モード画面223の左側に設けられたソート機能223eを用いると、同期データ(取引累計ファイル2403b)から指定に該当する抽出情報223fが表示される。ソート機能223eは、例えば、集計対象の紙幣ソータ2の指定、取引日の指定、取引種別(動作モード)の指定、紙幣ソータ2のオペレータの指定などができる。
 ソート機能223eでの情報抽出後、集計ボタン223dが押下されると、抽出情報223fを集計した集計結果223gが表示される。
 なお、ホームボタン223aは、ホームボタン221a(図4)と同様である。また、電源ボタン223bは、電源ボタン221b(図4)と同様である。戻るボタン223cが押下されると、集計モード画面223への遷移直前に表示されていた画面表示へ戻る。
(ソータ情報画面224)
 図9は、実施形態1に係る紙幣ソータのソータ情報画面224の表示例を示す図である。紙幣ソータ2のアプリケーションのホーム画面221上のメニューボタン221e(図4)が押下されると、図9に示すように、ネットワークN上の全ての紙幣ソータ2に関する情報を示すソータ情報画面224に移行する。ソータ情報画面224は、各紙幣ソータ2の電源オン/オフ状態、各紙幣ソータ2による他の紙幣ソータ2のデータ同期状況、他の紙幣ソータ2による各紙幣ソータ2のデータ同期状況、操作端末200の記憶領域の空き容量やOS情報などが分かるように構成されている。
 ここで、“各紙幣ソータ2による他の紙幣ソータ2のデータ同期状況”とは、ソータ02の例で説明すると、自ソータ02が他ソータのデータをどの程度持っているかの情報である。また、“他の紙幣ソータ2による各紙幣ソータ2のデータ同期状況”とは、同様にソータ02の例で説明すると、ソータ02が生成したデータを他ソータがどの程度持っているかの情報である。
 図9では、ソータ情報画面224においてソータ02の行が選択されているので、“他の紙幣ソータ2による各紙幣ソータ2のデータ同期状況”は「ソータ02の同期率」となっている。
 なお、ホームボタン224aは、ホームボタン221a(図4)と同様である。また、電源ボタン224bは、電源ボタン221b(図4)と同様である。戻るボタン224cは、戻るボタン223c(図8)と同様である。
 図9に示すデータ同期の情報を用いることで、例えば集計モード画面223(図8)において集計ボタン223dが押下された場合に、集計対象の紙幣ソータ2のデータ同期が完了していないとき、図10に示すように、全ての結果が集計されていない旨の表示223hを出力しても良い。
(実施形態1の紙幣計数結果同期処理)
 図11は、実施形態1に係る紙幣計数結果同期処理の一例を示すシーケンス図である。図11は、紙幣ソータ2a(ソータ01)が紙幣ソータ2b~2dと計数結果のデータ同期を行う例を示すが、紙幣ソータ2b(ソータ02)が紙幣ソータ2a,2c~2dと同期を行う場合、紙幣ソータ2c(ソータ03)が紙幣ソータ2a~2b,2dと同期を行う場合、紙幣ソータ2d(ソータ04)が紙幣ソータ2a~2cと同期を行う場合も同様である。
 先ず、ステップS11では、紙幣ソータ2aは、紙幣セットを検知する。次にステップS12では、紙幣ソータ2aは、ステップS11でセットされた紙幣を計数する。次にステップS13では、紙幣ソータ2aは、ステップS12の計数結果のデータ(取引累計ファイル2403bの最新データと、記番号画像2402aの最新データのアクセス先情報)を、紙幣ソータ2b~2dへ送信する。
 このように、各紙幣ソータ2は、自装置による計数結果のデータを全ての他の紙幣ソータ2へ送信し同期することで、ネットワークN上の全ての紙幣ソータ2の計数結果の集計を、各紙幣ソータ2上で行うことができる。
(実施形態1の効果)
 上述の実施形態1によれば、各紙幣ソータでの紙幣の計数データを全ての紙幣ソータで同期することにより、全ての紙幣ソータの計数結果を集計した当日の出来高を、何れの紙幣ソータでも算出し、確認することができる。
[実施形態2]
 実施形態2では、現金センタに管理者が在勤し、紙幣ソータのネットワークに管理者用の端末を設置する構成について説明する。
 図12は、実施形態2に係る紙幣処理システム1Bの構成の一例を示す図である。実施形態2に係る紙幣処理システム1Bは、実施形態1の紙幣処理システム1にさらに管理端末5が追加された構成である。管理端末5は、ネットワークNに接続されたタブレット等のパーソナルコンピュータでも良い。あるいは、紙幣ソータ2a~2dの何れかを管理端末5としても良い。
 実施形態2では、図12に示すように、複数の紙幣ソータ2と管理端末5がP2P型のネットワークNにて接続され、互いに情報を送受信可能である。取引データは、実施形態1と同じように同期されるが、同期先として管理端末5を優先させて同期させることで、管理者がより早く出来高を確認することができ、管理端末5との同期が完了した時点で、管理端末5から紙幣処理システム1Bをシャットダウンすることも可能である。
(管理端末5のソータ情報画面51)
 図13は、実施形態2に係る管理端末5のソータ情報画面51の表示例を示す図である。管理端末5がすべての紙幣ソータ2との同期が完了しているかどうかは、管理端末5の表示部50に表示されるソータ情報画面51で確認できる。ソータ情報画面51は、実施形態1で説明したソータ情報画面224(図9)と同様に、同一ネットワークN上の紙幣ソータ2のリストが表示される。
 ソータ情報画面51は、各紙幣ソータ2の電源オン/オフ状態、各紙幣ソータ2による他の紙幣ソータ2のデータ同期状況、管理端末5による各紙幣ソータ2のデータ同期状況、操作端末200の記憶領域の空き容量やOS情報などがわかるように構成されている。ここで、“管理端末5による各紙幣ソータ2のデータ同期状況”(管理端末との同期率)とは、各紙幣ソータ2が生成したデータを管理端末5がどの程度持っているかの情報である。管理者は、ソータ情報画面51を参照し、データの同期状況を確認できる。
 なお、ホームボタン51aは、ホームボタン224a(図9)と同様である。また、電源ボタン51bは、電源ボタン224b(図9)と同様である。戻るボタン51cは、戻るボタン224c(図9)と同様である。
 また、各紙幣ソータ2と管理端末5との間では全ての画像データを同期し、各紙幣ソータ2間では画像データのアクセス先情報のみを同期するようにしても良い。または、各紙幣ソータ2と管理端末5との間、各紙幣ソータ2間の何れでも、画像データのアクセス先情報のみを同期するようにしても良い。
 さらに、各紙幣ソータ2の電源を管理端末5で一括して管理することで、業務開始前の一斉起動、業務終了後の一斉電源オフを管理端末5から行うことが可能である。管理者は、全ての紙幣ソータ2のデータ同期が終わったことを確認後、紙幣処理システム1Bの電源を一斉にオフすることができる。このため、各紙幣ソータ2のオペレータは、自身の紙幣ソータ2での計数が終了すると、この計数結果が同期されたかどうかを確認せずとも自身の業務を終了することができる。
[実施形態3]
 実施形態3では、ある紙幣ソータ2で設定された正損の設定閾値を、全ての他の紙幣ソータ2へ反映する場合について説明する。なお、正損の設定閾値は、一例であり、他の設定情報についても同様である。
(実施形態3の正損閾値設定画面225)
 図14は、実施形態3に係る紙幣ソータ2の正損閾値設定画面225の表示例を示す図である。ホーム画面221の設定ボタン221cが押下された場合の表示からメニュー選択することで、図14に示す正損閾値設定画面225に進むことができる。正損閾値設定画面225では、チェックボックスなどで選択された金種およびシリーズ毎に、複数の損券要因の閾値を調整することで、Fit/Unfitの閾値レベルを変えることができる。識別部254での識別結果がこの閾値を超えると、損券としてみなすということであり、この閾値の設定を変更し保存することで、正損の基準を変更することができる。
 なお、ホームボタン225aは、ホームボタン224a(図9)と同様である。また、電源ボタン225bは、電源ボタン224b(図9)と同様である。戻るボタン225cは、戻るボタン224c(図9)と同様である。
(実施形態3の設定値同期処理)
 図15は、実施形態3に係る設定値同期処理の一例を示すシーケンス図である。図15は、紙幣ソータ2a(ソータ01)が紙幣ソータ2b~2dと設定情報の同期を行う例を示すが、紙幣ソータ2b(ソータ02)が紙幣ソータ2a,2c~2dと同期を行う場合、紙幣ソータ2c(ソータ03)が紙幣ソータ2a~2b,2dと同期を行う場合、紙幣ソータ2d(ソータ04)が紙幣ソータ2a~2cと同期を行う場合も同様である。
 先ず、ステップS21では、紙幣ソータ2aは、設定情報の変更を受け付ける。次にステップS22では、紙幣ソータ2aは、ステップS21で変更された設定情報を自装置の格納部240へ格納する。次にステップS23では、紙幣ソータ2aは、ステップS22で保存された設定情報のデータを、紙幣ソータ2b~2dへ送信し、反映させる。
 実施形態3によれば、正損の仕分けパラメータの設定は、これまで、全ての紙幣ソータ2毎に設定する必要があったが、1台の紙幣ソータ2で設定した設定パラメータファイルをソータ間で同期することにより、他の紙幣ソータ2にも設定が反映され、ユーザの作業負荷を大幅に低減できる。
[実施形態4]
 図16は、実施形態4に係る紙幣ソータのホーム画面221の操作メニューの設定および配信例を示す図である。実施形態4では、操作メニューの設定の同期を、各紙幣ソータ2におけるホーム画面221(図4)を例に説明する。
 ホーム画面221は、何れの紙幣ソータ2も同一に設定にされるばかりでなく、例えば「この紙幣ソータは、中央銀行向けの設定」、「この紙幣ソータは、xx銀行向けの設定」、「この紙幣ソータは、xx銀行のATM向けの設定」というように、個別に異なる設定がなされることも多い。
 ホーム画面221における設定ボタン221cが押下され場合の表示からメニュー選択することで、ホーム画面221の設定を変更するための画面が表示される。この変更画面を押下すと、選択画面226が表示される。選択画面226には、ホーム画面221を設定するためのメニュー設定ボタン226cと、各紙幣ソータ2へ配布するホーム画面221の種類を指定する配布先メニュー設定ボタン226dが表示される。
 メニュー設定ボタン226cが押下されと、ホーム画面221の構成名称の一覧画面2261へ画面遷移する。この一覧画面2261では、ホーム画面221の新規作成、編集、削除が可能である。ここで、例えば、「1.中央銀行向け」を選ぶと、そのホーム画面221の編集画面2263が表示される。編集画面2263では、ホーム画面221の構成を編集可能であり、編集終了後、名称を付けて保存もしくは上書き保存できる。また、作成済みのホーム画面221を削除することも可能である。
 一方、配布先メニュー設定ボタン226dが押下されると、各紙幣ソータ2が保持するべきホーム画面221の番号(もしくは名前)の一覧画面2262が表示される。管理者は、この一覧画面2262から、各紙幣ソータ2へ配布するホーム画面221の種類を指定することができる。
 図16の例では、ソータ01とソータ02は「1.中央銀行向け」の設定、ソータ03は、「3.XX銀行のATM向け」の設定が可能となる。
 上述の実施形態3および4によれば、ある紙幣ソータで設定を変更し、その設定を他の紙幣ソータと同期するというように、管理端末がないシステム構成であっても、設定の同期を行うことができる。
 また、上述の実施形態4によれば、ある紙幣ソータで操作メニューを変更し、各紙幣ソータへ反映させることで、各紙幣ソータで行うべき作業内容のメニューのみを表示させることができるので、紙幣ソータのオペレータに作業内容を的確に指示でき、オペレータは混乱なく作業を行うことができる。
[実施形態5]
 上述の実施形態3および4においては、複数の紙幣ソータでデータや設定値を同期させる例を説明したが、実施形態2で示したように、管理端末5を置くことにより、管理端末5からのみ変更することも可能である。
 また、管理端末5で設定を行って各紙幣ソータ2と同期する場合、個別の紙幣ソータ2での設定に対して、管理端末5からの設定を優先させるという運用が可能である。例えば、個別の紙幣ソータ2で設定値が変更されても、管理端末5からの設定値に戻すということが可能である。
 このようにすると、設定値や操作メニューは、管理端末5で登録された内容をのみを同期し、個別の紙幣ソータ2で変更が加えられても、その変更を不正と認識することになり、例えば電源オン時やアプリケーションの起動時、あるいは設定値の更新時に、管理端末5が設定値を確認することで、常に管理端末5のデータを正とするようにすることができる。
 また、上述の実施形態1~5では、紙幣ソータ2は、現金処理センタ内に設置されるとしたが、必ずしも同一の建物に設置されている必要はなく、複数の拠点であっても、ネットワークで接続されていれば良く、この場合でも紙幣処理システム1,1Bの実現が可能である。
(操作端末200を実現するコンピュータのハードウェア構成)
 図17は、操作端末200を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。操作端末200を実現するコンピュータ5000は、CPU(Central Processing Unit)に代表される処理装置5300、RAM(Random Access Memory)等のメモリ5400、入力装置5600(例えばキーボード、マウス、タッチパネル等)、及び出力装置5700(例えば外部ディスプレイモニタに接続されたビデオグラフィックカード)が、メモリコントローラ5500を通して相互接続される。コンピュータ5000において、操作端末200を実現するためのプログラムがI/O(Input/Output)コントローラ5200を介してSSDやHDD等の外部記憶装置5800から読み出されて、CPU5300およびメモリ5400の協働により実行されることにより、操作端末200が実現される。または、操作端末200を実現するためのプログラムは、頒布可能な記録媒体からの媒体読取装置による読み出しで取得され、あるいは、ネットワークインターフェース5100を介した通信により外部のコンピュータから取得されてもよい。
 なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、矛盾しない限りにおいて、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成で置き換え、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、構成の追加、削除、置換、統合、または分散をすることが可能である。また実施形態で示した構成および処理は、処理効率または実装効率に基づいて適宜分散または統合することも可能である。
N:ネットワーク、R:ルータ、1,1B:紙幣処理システム、2,2a,2b,2c,2d:紙幣ソータ、20:紙幣処理部、21:主制御部、22a:ROM、22b:RAM、23:通信部、24:格納部、25:記番号読取センサ、26:枚数検出センサ、27:スキャナ、28:損券検知センサ、29:振分ゲート、100,110,120,130,140:金種別カセット、200:操作端末、210:制御部、220:入出力部、220a:表示画面、230:通信部、240:格納部、2401:設定値、2402:画像情報、2403:ログ、254:識別部
 

Claims (10)

  1.  複数の紙幣ソータが通信可能に接続された紙幣処理システムであって、
     前記複数の紙幣ソータはPeer to Peer通信可能に接続されており、
     各前記紙幣ソータは、
     自装置での紙幣計数が終了すると、該紙幣計数の計数結果に係るデータを生成し、
     生成した前記データを他の紙幣ソータへ送信して同期処理を実行し、
     前記データを受信した場合には、該データを自装置内の格納部へ格納し、
     該格納部へ格納した前記データをもとに、全ての前記複数の紙幣ソータによる紙幣計数の計数結果を集計する集計処理を実行する
     ことを特徴とする紙幣処理システム。
  2.  前記複数の紙幣ソータとPeer to Peer通信可能に接続された所定端末をさらに含み、
     各前記紙幣ソータは、
     生成した前記データを他の紙幣ソータと共に前記所定端末へ送信して同期処理を実行し、
     前記所定端末は、
     前記データを受信した場合には、該データを自装置内の格納部へ格納し、
     該格納部へ格納した前記データをもとに、全ての前記複数の紙幣ソータによる紙幣計数の計数結果を集計する集計処理を実行する
     ことを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理システム。
  3.  入力された設定情報を各前記紙幣ソータへ送信して同期処理を実行し、
     各前記紙幣ソータは、
     前記設定情報を受信した場合に、該設定情報を自装置内の格納部へ格納し、
     該格納部へ格納した設定値に基づいて動作する
     ことを特徴とする請求項1または2に記載の紙幣処理システム。
  4.  入力された前記紙幣ソータ毎に必要な操作メニューの設定情報を各前記紙幣ソータへ配布し、
     各前記紙幣ソータは、
     受信した前記設定情報に基づく操作メニューを表示する
     ことを特徴とする請求項3に記載の紙幣処理システム。
  5.  特定の前記紙幣ソータまたは特定端末から前記設定情報を受信した場合にのみ、該設定情報を自装置内の格納部へ格納する
     ことを特徴とする請求項3に記載の紙幣処理システム。
  6.  同期先の優先順位を設け、優先順位がより高い同期先との間での前記同期処理を優先して実行する
     ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の紙幣処理システム。
  7.  前記複数の紙幣ソータの接続状況および前記複数の紙幣ソータ間での前記データの同期状況を表示する
     ことを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の紙幣処理システム。
  8.  各前記紙幣ソータは、
     前記同期処理と前記紙幣計数を同時に行わない
     ことを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の紙幣処理システム。
  9.  複数の紙幣ソータが通信可能に接続された紙幣処理システムにおける紙幣処理結果同期方法であって、
     前記複数の紙幣ソータはPeer to Peer通信可能に接続されており、
     各前記紙幣ソータが、
     自装置での紙幣計数が終了すると、該紙幣計数の処理結果に係るデータを生成し、
     生成した前記データを他の紙幣ソータへ送信して同期処理を実行し、
     前記データを受信した場合には、該データを自装置内の格納部へ格納し、
     該格納部へ格納した前記データをもとに、全ての前記複数の紙幣ソータによる紙幣計数の計数結果を集計する集計処理を実行する
     ことを特徴とする紙幣処理結果同期方法。
  10.  紙幣処理システムにおいてPeer to Peer通信可能に接続された複数の紙幣ソータを制御するそれぞれのコンピュータに、
     自装置が制御する紙幣ソータでの紙幣計数が終了すると、該紙幣計数の処理結果に係るデータを生成し、
     生成した前記データを他の紙幣ソータを制御するコンピュータへ送信して同期処理を実行し、
     前記データを受信した場合には、該データを自装置内の格納部へ格納し、
     該格納部へ格納した前記データをもとに、全ての前記複数の紙幣ソータによる紙幣計数の計数結果を集計する集計処理を実行する
     各処理を実行させることを特徴とする紙幣処理制御プログラム。
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