WO2021009802A1 - 空調システム - Google Patents
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- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
Abstract
第1通風路(310)は、第1空調機(100)から出力された空気を個別送風部(400)に導く。第2通風路(320)は、第2空調機(110)から出力された空気を個別送風部(400)に導く。第3通風路(312)は、第1通風路(310)からの空気および第2通風路(320)からの空気を個別送風部(400)に導く。第3流量調整弁(421)は、第1通風路(310)と第1送風口(402)との間を流れる空気量を調整する。第4流量調整弁(422)は、第2通風路(320)と第1送風口(402)との間を流れる空気量を調整する。第5流量調整弁(423)は、第3通風路(312)と第1送風口(402)との間を流れる空気量を調整する。
Description
本発明は、複数の送風口が形成された空調システムに関する。
従来、複数の送風口が形成された空調システムが知られている。たとえば、特開平5-149601号公報(特許文献1)には、複数の送風口を備え、室内に設けられた温度センサからの温度情報および室内にいる各ユーザから入力された温熱感に関する申告値を用いたファジィ推論によって室内に対する空調を制御するファジィ空調システムが開示されている。当該空調システムによれば、室内にいる各ユーザの好みに合わせた温熱環境を得るようにして快適性および省エネ性を向上させることができる。
特許文献1に開示されている空調システムにおいては、各送風口から室内に送風される空気は、同じ空調機から出力された空気である。そのため、室内にいる複数のユーザの申告値の間にばらつきがある場合、各ユーザの申告値に対応する空気の状態と室内に送風される空気の状態との乖離が大きくなり得る。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、空調対象の空間内の各ユーザの快適性を向上させることである。
本発明に係る空調システムは、特定空間の空調を行う。空調システムは、第1空調機と、第2空調機と、個別送風部と、第1通風路と、第2通風路と、第3通風路とを備える。個別送風部は、特定空間に配置されている。第1通風路は、第1空調機から出力された空気を個別送風部に導く。第2通風路は、第2空調機から出力された空気を個別送風部に導く。第3通風路は、第1通風路からの空気および第2通風路からの空気を個別送風部に導く。第1流量調整弁は、第1通風路と第3通風路との間を流れる空気量を調整する。第2流量調整弁は、第2通風路と第3通風路との間を流れる空気量を調整する。個別送風部は、第1送風口と、第2通風口と、第3流量調整弁と、第4流量調整弁と、第5流量調整弁と、第6流量調整弁と、第7流量調整弁と、第8流量調整弁とを含む。第3流量調整弁は、第1通風路と第1送風口との間を流れる空気量を調整する。第4流量調整弁は、第2通風路と第1送風口との間を流れる空気量を調整する。第5流量調整弁は、第3通風路と第1送風口との間を流れる空気量を調整する。第6流量調整弁は、第1通風路と第2送風口との間を流れる空気量を調整する。第7流量調整弁は、第2通風路と第2送風口との間を流れる空気量を調整する。第8流量調整弁は、第3通風路と第2送風口との間を流れる空気量を調整する。
本発明に係る空調システムによれば、第1通風路、第2通風路、および第3通風路によって第1空調機および第2空調機の空気が導かれる個別送風部により、空調対象の空間内の各ユーザの快適性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰り返さない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空調システム1の構成を示す機能ブロック図である。図1に示されるように、空調システム1は、空調機100(第1空調機)と、空調機110(第2空調機)と、テーブル400(個別送風部)と、ダクト310(第1通風路)と、ダクト320(第2通風路)と、ダクト312(第3通風路)と、流量調整弁121(第1流量調整弁)と、流量調整弁122(第2流量調整弁)と、温度センサTS1~TS3とを備える。
図1は、実施の形態1に係る空調システム1の構成を示す機能ブロック図である。図1に示されるように、空調システム1は、空調機100(第1空調機)と、空調機110(第2空調機)と、テーブル400(個別送風部)と、ダクト310(第1通風路)と、ダクト320(第2通風路)と、ダクト312(第3通風路)と、流量調整弁121(第1流量調整弁)と、流量調整弁122(第2流量調整弁)と、温度センサTS1~TS3とを備える。
空調システム1は、室内空間900の空調を行う。テーブル400は、室内空間900(特定空間)に配置されている。ダクト310は、空調機100から出力された空気をテーブル400に導く。ダクト320は、空調機110から出力された空気をテーブル400に導く。ダクト312は、ダクト310からの空気およびダクト320からの空気をテーブル400に導く。流量調整弁121は、ダクト310と312との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁122は、ダクト320と312との間を流れる空気量を調整する。
テーブル400は、送風口402(第1送風口)と、送風口404(第2送風口)と、送風口406と、送風口408と、流量調整弁421(第3流量調整弁)と、流量調整弁422(第4流量調整弁)と、流量調整弁423(第5流量調整弁)と、流量調整弁441(第6流量調整弁)と、流量調整弁442(第7流量調整弁)と、流量調整弁443(第8流量調整弁)と、流量調整弁461~463と、流量調整弁481~483と、ファン402Aと、ファン404Aと、ファン406Aと、ファン408Aと、操作部402Bと、操作部404Bと、操作部406Bと、操作部408Bとを含む。
流量調整弁421は、送風口402とダクト310との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁422は、送風口402とダクト320との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁423は、送風口402とダクト312との間を流れる空気量を調整する。
流量調整弁441は、送風口404とダクト310との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁442は、送風口404とダクト320との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁443は、送風口404とダクト312との間を流れる空気量を調整する。
流量調整弁461は、送風口406とダクト310との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁462は、送風口406とダクト320との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁463は、送風口406とダクト312との間を流れる空気量を調整する。
流量調整弁481は、送風口408とダクト310との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁482は、送風口408とダクト320との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁483は、送風口408とダクト312との間を流れる空気量を調整する。
ファン402Aは、送風口402へ空気を送風する。ファン402Aから送風される空気により、ダクト310、320、あるいは312からの空気が送風口402から出力されることが促進される。
ファン404Aは、送風口404へ空気を送風する。ファン404Aから送風される空気により、ダクト310、320、あるいは312からの空気が送風口404から出力されることが促進される。
ファン406Aは、送風口406へ空気を送風する。ファン406Aから送風される空気により、ダクト310、320、あるいは312からの空気が送風口406から出力されることが促進される。
ファン408Aは、送風口408へ空気を送風する。ファン408Aから送風される空気により、ダクト310、320、あるいは312からの空気が送風口408から出力されることが促進される。
操作部402Bには、送風口402から出力される空気の空調設定が入力される。操作部404Bには、送風口404から出力される空気の空調設定が入力される。操作部406Bには、送風口406から出力される空気の空調設定が入力される。操作部408Bには、送風口408から出力される空気の空調設定が入力される。空調設定は、温度および湿度を含む。空調システム1においては、たとえば4人のユーザが、操作部402B,404B,406B,408Bに互いに異なる要求温度および要求湿度をそれぞれ入力することが可能である。
空調機100は、制御部50を含む。制御部50は、空調システム1を統合的に制御する。すなわち、制御部50は、空調機100,110、流量調整弁121,122、およびテーブル400を制御する。
制御部50は、温度センサTS1からダクト310を通過する空気の温度を取得する。制御部50は、温度センサTS2からダクト320を通過する空気の温度を取得する。制御部50は、温度センサTS3からダクト312を通過する空気の温度を取得する。制御部50は、操作部402B,404B,406B,408Bから送風口402,404,406,408のそれぞれから出力される空気の空調設定を取得する。
空調システム1においてテーブル400に導かれる空気は、空調機100から出力された空気、空調機110から出力された空気、ならびに空調機100から出力された空気および空調機110から出力された空気が混合された空気の3種類である。空調システム1においてテーブル400に導かれる空気の種類は、テーブル400に接続されるダクト数に一致する。実施の形態に係る空調システムにおいては、ダクト数をd、空調機の台数をn、およびテーブルの台数をmとすると、以下の式(1)が成立する。
空調システム1においては、空調機の台数nが2であり、テーブルの台数mが1である場合が示されている。
図2は、図1の制御部50の構成を示す機能ブロック図である。図2に示されるように、制御部50は、処理回路51と、メモリ52と、入出力部53とを含む。処理回路51は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリ52に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。処理回路51が専用のハードウェアである場合、処理回路51は、たとえば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、あるいはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路51がCPUの場合、制御部50の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアあるいはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。処理回路51は、メモリに記憶されたプログラムを読み出して実行する。メモリ52には、不揮発性または揮発性の半導体メモリ(たとえばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、あるいはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory))、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、あるいはDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。なお、CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、あるいはDSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
図3は、図1の制御部50によって行われる処理の流れを説明するためのフローチャートである。図3に示される処理は、空調システム1を統合的に制御する不図示のメインルーチンによって実行される。以下では、ステップを単にSと記載する。
図3に示されるように、制御部50は、S101において、温度センサTS1~TS3から取得した温度をもとに、要求温度の空気を送風している空調機があるか否かを判定する。要求温度の空気を送風している空調機がある場合(S101においてYES)、制御部50は、S105において要求温度が入力された操作部に対応する流量調整弁を調整して処理をメインルーチンに返す。たとえば、要求温度が操作部402Bから入力された空調設定に含まれている場合、制御部50は、流量調整弁421~423を調整する。
要求温度の空気を送風している空調機がない場合(S101においてNO)、制御部50は、S102において要求温度の空気を複数の空調機によって生成可能か否かを判定する。具体的には、要求温度の種類の数がダクト数以下である場合、生成可能と判断する。要求温度の種類の数がダクト数よりも大きい場合、要求温度の空気を生成不可能と判断する。たとえば、操作部402B,404B,406B,408Bに要求温度としてそれぞれ20℃、22℃、22℃、および24℃が入力された場合、要求温度の個数は4であるが、22℃が重複しているため、要求温度の種類は3と算出される。
要求温度の空気を複数の空調機によって生成可能である場合(S102においてYES)、制御部50は、S103において複数の空調機の運転設定を要求温度に合わせて変更し処理をS105に進める。要求温度の空気を複数の空調機によって生成不可能である場合(S102においてNO)、制御部50は、S104において要求温度を再設定する。具体的には、各要求温度の公差および要求温度の中央値を用いて、要求温度をグルーピングする。たとえば、要求温度が18℃、20℃、22℃、および24℃である場合、公差は2であり、中央値は21である。中央値に相対的に近い20℃および22℃をグルーピングして、1つの要求温度とみなす。当該要求温度は、グルーピングされた温度の平均値21℃である。その結果、要求温度は、18℃、21℃、および24℃に再設定される。
要求温度がたとえば18℃、19℃、20℃、および24℃である場合、18℃、19℃、および20℃の公差が1と比較的小さい。また、要求温度の中央値は20.25である。そのため、19℃および20℃をグルーピングして、1つの要求温度とみなす。当該要求温度は、グルーピングされた温度の平均値19.5℃である。なお、中央値に替えて、最大値以外および最小値以外の要求温度をグルーピングして平均値を算出してもよい。
なお、操作部に入力される空調設定は、たとえば、「現在よりも涼しく」、あるいは「現在よりも暖かく」のように、ユーザが希望する体感を含んでいてもよい。たとえば、「現在よりも涼しく」は現在よりも温度を1℃だけ低くすることを意味し、「現在よりも暖かく」を現在よりも温度を1℃だけ高くすることを意味する。
以上、実施の形態1に係る空調システムによれば、空調対象の空間内の各ユーザの快適性を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態2においては、室内空間の空気および室内空間の外部の空気を吸入し、室内空間の空気と熱交換した外部の空気を出力する熱交換器が、実施の形態1に係る空調システムに追加された構成について説明する。当該空調システムによれば、温度に加えて湿度に関しても各ユーザの要求に合わせた空調を実現することができる。
実施の形態2においては、室内空間の空気および室内空間の外部の空気を吸入し、室内空間の空気と熱交換した外部の空気を出力する熱交換器が、実施の形態1に係る空調システムに追加された構成について説明する。当該空調システムによれば、温度に加えて湿度に関しても各ユーザの要求に合わせた空調を実現することができる。
図4は、実施の形態2に係る空調システム2の構成を示す機能ブロック図である。空調システム2の構成は、図1の空調システム1の構成に、全熱交換器200と、流量調整弁201(第9流量調整弁)と、流量調整弁202(第10流量調整弁)と、湿度センサHS1,HS2とが追加された構成である。これら以外は同様であるため、説明を繰り返さない。
図4に示されるように、流量調整弁201は、ダクト310と全熱交換器200との間を流れる空気量を調整する。流量調整弁202は、ダクト320と全熱交換器200との間を流れる空気量を調整する。全熱交換器200は、室内空間900の空気および室内空間900の外部の空気(室外空気)を吸入し、室内空間900の空気と熱交換した室外空気を出力する。全熱交換器200は、空気の除湿および加湿を行う。
制御部50は、全熱交換器200を制御する。制御部50は、湿度センサHS1からダクト310を通過する空気の湿度を取得する。制御部50は、湿度センサHS2からダクト320を通過する空気の湿度を取得する。制御部50は、温度と同様に、ユーザからの要求湿度に応じて空調機100、空調機110、全熱交換器200、およびテーブル400を制御する。
制御部50は、ユーザからの要求湿度が入力されていない場合(たとえば空調システム2の運転開始直後)、湿度センサHS1およびHS2の各々が目標値(たとえば湿度50%)になるように、全熱交換器200、および流量調整弁201,202を制御する。ユーザから加湿あるいは除湿の湿度体感の入力があった場合、制御部50は、当該入力に合わせて全熱交換器200を制御する。たとえば、加湿の入力に対しては湿度を3%だけ上昇させ、除湿の入力に対しては湿度を3%だけ低下させる。制御部50は、実施の形態1と同様に、要求湿度の種類数と、ダクト数とに基づき、適宜グルーピング等を行ってユーザの要求湿度に合わせた空調を行う。
以上、実施の形態2に係る空調システムによれば、空調対象の空間内の各ユーザの快適性を向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3においては、室内空間全体の空調のための全体送風口が実施の形態1に係る空調システムに追加された構成について説明する。
実施の形態3においては、室内空間全体の空調のための全体送風口が実施の形態1に係る空調システムに追加された構成について説明する。
図5は、実施の形態3に係る空調システム3の構成を示す機能ブロック図である。空調システム3の構成は、図1の空調システム1の構成に全体送風口430、切替弁300、および温度センサTS4が追加された構成である。これら以外は同様であるため、説明を繰り返さない。
全体送風口430は、ダクト312に連通し、室内空間においてテーブル400の外部に配置されている。切替弁300は、ダクト312と全体送風口430との連通および非連通を切り替える。制御部50は、切替弁300を制御する。制御部50は、温度センサTS4から室内空間の温度(室内温度)を取得する。
制御部50は、室内温度と各要求温度との差が小さくなるように、全体送風口430から出力される空気の状態を調整する。たとえば、室内温度が25℃であり、かつ、要求温度が20℃、21℃、21℃、22℃である場合、室内温度が各要求温度よりも高いため、制御部50は、全体送風口430が出力される空気の温度を低下させる。
以上、実施の形態3に係る空調システムによれば、空調対象の空間内の各ユーザの快適性を向上させることができる。
実施の形態4.
実施の形態4においては、空調機とは別個の制御装置が設けられる構成について説明する。
実施の形態4においては、空調機とは別個の制御装置が設けられる構成について説明する。
図6は、実施の形態4に係る空調システム4の構成を示す機能ブロック図である。空調システム4の構成は、図1の空調機100が100Aに置き換えられているとともに、制御装置500が追加された構成である。これら以外は同様であるため、説明を繰り返さない。
図6に示されるように、制御装置500は、空調システム4を統合的に制御する。すなわち、制御装置500は、空調機100A,110、流量調整弁121,122、およびテーブル400を制御する。
制御装置500は、温度センサTS1からダクト310を通過する空気の温度を取得する。制御装置500は、温度センサTS2からダクト320を通過する空気の温度を取得する。制御装置500は、温度センサTS3からダクト312を通過する空気の温度を取得する。制御装置500は、操作部402B,404B,406B,408Bから送風口402,404,406,408のそれぞれから出力される空気の空調設定を取得する。
制御装置500は、図3に示された処理を行う。制御装置500は、クラウド上に設けられてもよい。制御装置500は、学習済みモデルを用いたAI制御によって室内空間の空調を行ってもよい。
以上、実施の形態4に係る空調システムによれば、空調対象の空間内の各ユーザの快適性を向上させることができる。
今回開示された各実施の形態は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実施することも予定されている。今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1~4 空調システム、50 制御部、51 処理回路、52 メモリ、53 入出力部、100,100A,110 空調機、121,122,201,202,421~423,441~443,461~463,481~483 流量調整弁、200 全熱交換器、300 切替弁、310,312,320 ダクト、400 テーブル、402,404,406,408 送風口、402A,404A,406A,408A ファン、402B,404B,406B,408B 操作部、430 全体送風口、500 制御装置、900 室内空間、HS1,HS2 湿度センサ、TS1~TS4 温度センサ。
Claims (4)
- 特定空間の空調を行う空調システムであって、
第1空調機と、
第2空調機と、
前記特定空間に配置された個別送風部と、
前記第1空調機から出力された空気を前記個別送風部に導く第1通風路と、
前記第2空調機から出力された空気を前記個別送風部に導く第2通風路と、
前記第1通風路からの空気および前記第2通風路からの空気を前記個別送風部に導く第3通風路とを備え、
前記第1通風路と前記第3通風路との間を流れる空気量を調整する第1流量調整弁と、
前記第2通風路と前記第3通風路との間を流れる空気量を調整する第2流量調整弁とを備え、
前記個別送風部は、
第1送風口と、
第2送風口と、
前記第1通風路と前記第1送風口との間を流れる空気量を調整する第3流量調整弁と、
前記第2通風路と前記第1送風口との間を流れる空気量を調整する第4流量調整弁と、
前記第3通風路と前記第1送風口との間を流れる空気量を調整する第5流量調整弁と、
前記第1通風路と前記第2送風口との間を流れる空気量を調整する第6流量調整弁と、
前記第2通風路と前記第2送風口との間を流れる空気量を調整する第7流量調整弁と、
前記第3通風路と前記第2送風口との間を流れる空気量を調整する第8流量調整弁とを含む、空調システム。 - 前記特定空間の空気および前記特定空間の外部の空気を吸入し、前記特定空間の空気と熱交換した前記外部の空気を出力する熱交換器と、
前記第1通風路と前記熱交換器との間を流れる空気量を調整する第9流量調整弁と、
前記第2通風路と前記熱交換器との間を流れる空気量を調整する第10流量調整弁とをさらに備える、請求項1に記載の空調システム。 - 前記第3通風路に連通し、前記特定空間において前記個別送風部の外部に配置された全体送風口と、
前記第3通風路と前記全体送風口との連通および非連通を切り替える切替弁とをさらに備える、請求項1または2に記載の空調システム。 - 前記第1空調機、前記第2空調機、前記第1流量調整弁、前記第2流量調整弁、および前記個別送風部を制御する制御装置をさらに備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の空調システム。
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