JP2014043956A - ダクトシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】室内機の必要十分な風量を確保しつつ、吹出口からの風量を絞り、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームに対処できるようにする。
【解決手段】室内機1への空気の入口側と出口側とを連通させるバイパスダクト6を設ける。バイパスダクト6にバイパスダンパ7を設ける。バイパスダンパ7に対して制御装置8を設ける。制御装置8は、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8の平均開度θaveが最小開度θmin以下となると、吹出ダンパ5の全体が絞り気味の状態になったと判断して、バイパスダンパ7を開く。これにより、室内機1からの調和空気がバイパスダクト6側へも流れるようになり、室内機1の必要十分な風量が確保されるものとなる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、室内機からの調和された空気を主ダクトを通して複数のゾーンに供給するダクトシステムに関するものである。
小規模ビルでは、大規模ビルに比べて、低イニシャルコストの空調システムが求められる。このため、従来より、小規模ビルでは、室内機にダクトを接続して、複数のゾーンの空調制御を行うというシステムが採用されている(例えば、特許文献1参照)。この室内機にダクトを接続して複数のゾーン(制御対象エリア)の空調制御を行う方式をダクトビルマルチ空調と呼ぶ。
図10に従来のダクトビルマルチ空調の構成例を示す。同図において、1は室内機、2は主ダクト、3(3−1〜3−8)は分岐ダクト、4(4−1〜4−8)は制御対象エリアAR(AR1〜AR8)への吹出口、5(5−1〜5−8)はダンパである。主ダクト2および分岐ダクト3は直線の鉄板ダクトとされている。ダンパ5−1〜5−8は分岐ダクト4−1〜4−8に設けられている。なお、ダンパ5はモータダンパとされる場合もあるし、手動ダンパとされる場合もある。
このシステムにおいて、室内機1は調和された空気を主ダクト2に供給する。主ダクト2に供給された室内機1からの調和空気は、分岐ダクト3−1〜3−8によって分岐され、吹出口4−1〜4−8に導かれて制御対象エリアAR1〜AR8へ吹き出される。吹出口4−1〜4−8から制御対象エリアAR1〜AR8へ吹き出される調和空気の風量はダンパ5−1〜5−8によって調整される。また、室内機1の風量は、図示されていない給気風量調整装置によって調整される。例えば、吹出口4−1〜4−8からの風量が低減されると、室内機1からの風量が絞られる。
特開2006−132822号公報
しかしながら、このようなダクトビルマルチ空調のシステムでは、個別性、操作性、効率改善の良さがある一方で、室内機の風量をあまり絞ることができない。このため、吹出口からの風量を大きく低減することができず、吹出口直下での気流クレーム(気流が直接あたる等のクレーム)が発生したり、過冷房・過暖房に関するクレームが発生したりするなどの問題が生じていた。
これは、冷媒回路の保護のため、室内機の風量を定格の7割程度までしか絞ることができないことに起因している。もし、風量を絞り過ぎると、すなわち必要十分な風量を確保できなくなると、保護回路が働き、室外機(圧縮機)が発停を繰り返してしまい、その結果、室内機の冷房(暖房)が間欠運転となり、給気温度や室内温度が大きくハンチングし、安定しなくなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、室内機の必要十分な風量を確保しつつ、吹出口からの風量を絞り、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームに対処することが可能なダクトシステムを提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、調和された空気を主ダクトに供給する室内機と、主ダクトに供給された室内機からの調和空気を分岐する分岐ダクトと、分岐ダクトによって分岐された調和空気を制御対象エリアに吹き出す吹出口と、制御対象エリアに吹き出される調和空気の風量を調整するダンパと、主ダクトに供給された室内機からの調和空気を分岐ダクトとは別の経路へ分流する分流ダクトと、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて、分岐ダクトに送られる室内機からの調和空気の量と分流ダクトに送られる室内機からの調和空気の量とを制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明において、制御手段は、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて、分岐ダクトに送られる室内機からの調和空気の量と分流ダクトに送られる室内機からの調和空気の量とを制御する。すなわち、室内機から主ダクトに送られる調和空気のうち、制御対象エリアへ送られる調和空気の量と、制御対象エリアに供給せず別の経路へ送る調和空気の量)とを、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて制御する。
例えば、第1の例として、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて、そのダンパ全体が絞り気味の状態になったか否かを判断し、絞り気味の状態になったと判断した場合に、分流ダクトに設けられているダンパを開くようにする。例えば、制御対象エリア毎のダンパの開度を監視し、これらダンパの平均開度が予め定められた最小開度以下となった場合に、分流ダクトに設けられているダンパを開くようにする。
この場合、吹出口からの風量が絞られて、ダンパ全体が絞り気味の状態になったと判断されると、分流ダクトに設けられているダンパが開かれる。これにより、室内機からの調和空気が分流ダクト側へも流れるようになり、室内機の必要十分な風量が確保されるものとなる。
例えば、第2の例として、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて室内機の通風風量を推定し、この推定された室内機の通風風量が予め定められた下限値以下となった場合に、分流ダクトに設けられているダンパを開くようにする。
この場合、吹出口からの風量が絞られて、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて推定される室内機の通風風量が予め定められた下限値以下となると、分流ダクトに設けられているダンパが開かれる。これにより、室内機からの調和空気が分流ダクト側へも流れるようになり、室内機の必要十分な風量が確保されるものとなる。
本発明において、分流ダクトは、室内機への空気の入口側と出口側とを連通させるバイパスダクトとしたり、室内機からの空気の出口側と天井裏チャンバとを連通させるレリーフダクトとすることが考えられる。分流ダクトをバイパスダクトとする場合には、例えば、バイパスダクトにバイパスダンパを設けるようにし、このバイパスダンパの動作を制御するようにする。分流ダクトをレリーフダクトとする場合には、例えば、レリーフダクトにレリーフダンパを設けるようにし、このレリーフダンパの動作を制御するようにする。
また、本発明において、主ダクトは、直線ダクトとしてもよく、環状に繋げられたループダクトとしてもよい。ループダクトを主ダクトする場合、例えば、フレキシブルダクトを環状に繋げてループダクトとし、このループダクトを主ダクトとして用いるようにするとよい。
本発明によれば、主ダクトに供給された室内機からの調和空気を分岐ダクトとは別の経路へ分流する分流ダクトを設け、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて、分岐ダクトに送られる室内機からの調和空気の量と分流ダクトに送られる室内機からの調和空気の量とを制御するようにしたので、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて、そのダンパ全体が絞り気味の状態になったか否かを判断し、絞り気味の状態になったと判断した場合に、分流ダクトに設けられているダンパを開くようにしたり、制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて室内機の通風風量を推定し、この推定された室内機の通風風量が予め定められた下限値以下となった場合に、分流ダクトに設けられているダンパを開くようにするなどして、室内機の必要十分な風量を確保しつつ、吹出口からの風量を絞り、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームに対処することが可能となる。
本発明に係るダクトシステムの一実施の形態(実施の形態1)を示す図である。 本発明に係るダクトシステムの他の実施の形態(実施の形態2)を示す図である。 実施の形態1における主ダクトをループダクトとしたダクトシステム(実施の形態3)を示す図である。 実施の形態2における主ダクトをループダクトとしたダクトシステム(実施の形態3)を示す図である。 実施の形態1の構成に除湿制御を組み合わせた例を示す図(実施の形態7の一例)である。 実施の形態1および3における制御装置の要部の機能ブロック図である。 実施の形態2および4における制御装置の要部の機能ブロック図である。 実施の形態5における制御装置の要部の機能ブロック図である。 実施の形態6における制御装置の要部の機能ブロック図である。 従来のダクトビルマルチ空調の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1に本発明に係るダクトシステムの一実施の形態(実施の形態1)を示す。同図において、図10と同一符号は図10を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態1では、主ダクト2に供給された室内機1からの調和空気を分岐ダクト3−1〜3−8とは別の経路へ分流する分流ダクトとして、室内機1への空気の入口側と出口側とを連通させるバイパスダクト6を設けている。また、このバイパスダクト6にバイパスダンパ7を設け、このバイパスダンパ7の動作を制御装置8(8A)によって制御するようにしている。
制御装置8Aには、ダンパネットワークNWを介して、バイパスダクト6に設けられたバイパスダンパ7と、分岐ダクト3−1〜3−8に設けられたダンパ5−1〜5−8とが接続されている。ダンパ5−1〜5−8やバイパスダンパ7はモータダンパとされている。以下、分岐ダクト3に設けられたダンパ5を吹出ダンパと呼ぶ。
制御装置8Aは、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現され、本実施の形態特有の機能としてバイパスダンパ制御機能を有している。以下、制御装置8Aが有するバイパスダンパ制御機能について説明する。
制御装置8Aは、ダンパネットワークNWを介して吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8を監視し、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8の平均開度θaveが予め定められている最小開度θmin以下となったか否かを判断する。
制御装置8Aは、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8の平均開度θaveが最小開度θminを超えていれば、通常の状態であると判断して、バイパスダンパ7を閉じる。
制御対象エリアAR1〜AR8において、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームが発生していない場合、吹出口4−1〜4−8からの風量は大きく低減されることはない。このため、普通は、吹出ダンパ5−1〜5−8の平均開度θaveは最小開度θminを超えている。
制御装置8Aは、このような状態を通常の状態として、バイパスダンパ7を閉じる。この時、バイパスダンパ7を全閉とするものとすれば、室内機1から主ダクト1へ送られる調和空気は、その全量が分岐ダクト3−1〜3−8を介して制御対象エリアAR1〜AR8に送られる。
これに対して、例えば、複数の制御対象エリアARにおいて、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームが発生し、このクレームに対処するために複数の吹出口4からの風量が大きく低減され、平均開度θaveが最小開度θmin以下となったとする。
制御装置8Aは、吹出ダンパ5−1〜5−8の平均開度θaveが最小開度θmin以下となると、吹出ダンパ5の全体が絞り気味の状態になったと判断して、バイパスダンパ7を開く。これにより、室内機1から主ダクト1へ送られた調和空気が分流し、バイパスダクト6側へも流れるようになる。すなわち、室内機1からの調和空気がバイパスダクト6を通して室内機1の空気の入口側に戻され、再循環されるようになる。
これにより、保護回路が働くことがない、室内機1の必要十分な風量が確保されるものとなる。すなわち、室内機1の必要十分な風量を確保しつつ、吹出口4−1からの風量を絞り、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームに対処することが可能となる。
〔実施の形態2〕
図2に本発明に係るダクトシステムの他の実施の形態(実施の形態2)を示す。上述した実施の形態1では、分流ダクトしてバイパスダクト6を設けるようにしたが、実施の形態2では、分流ダクトとしてレリーフダクト9を設けるようにしている。
レリーフダクト9は、室内機1からの空気の出口側と天井裏チャンバ(図示せず)とを連通させるダクトである。天井裏チャンバは室内機1への空気の入口側につながる還気ダクト11と連通している。この実施の形態2では、レリーフダクト9にレリーフダンパ10を設け、このレリーフダンパ10の動作を制御装置8(8B)によって制御するようにしている。
制御装置8Bには、ダンパネットワークNWを介して、レリーフダクト9に設けられたレリーフダンパ10と、分岐ダクト3−1〜3−8に設けられた吹出ダンパ5−1〜5−8とが接続されている。吹出ダンパ5−1〜5−8やレリーフダンパ10はモータダンパとされている。
制御装置8Bは、ダンパネットワークNWを介して吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8を監視し、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8の平均開度θaveが予め定められている最小開度θmin以下となったか否かを判断する。
制御装置8Bは、吹出ダンパ5−1〜5−8の平均開度θaveが最小開度θminを超えていれば、通常の状態であるとして、レリーフダンパ10を閉じる。
制御対象エリアAR1〜AR8において、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームが発生していない場合、吹出口4−1〜4−8からの風量は大きく低減さることはない。このため、普通は、吹出ダンパ5−1〜5−8の平均開度θaveは最小開度θminを超えている。
制御装置8Bは、このような状態を通常の状態として、レリーフダンパ10を閉じる。この時、レリーフダンパ10を全閉とするものとすれば、室内機1から主ダクト1へ送られる調和空気は、その全量が分岐ダクト3−1〜3−8を介して制御対象エリアAR1〜AR8に送られる。
これに対して、例えば、複数の制御対象エリアARにおいて、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームが発生し、このクレームに対処するために複数の吹出口4からの風量が大きく絞られ、平均開度θaveが最小開度θmin以下となったとする。
制御装置8Bは、吹出ダンパ5−1〜5−8の平均開度θaveが最小開度θmin以下となると、吹出ダンパ5の全体が絞り気味の状態になったと判断して、レリーフダンパ10を開く。これにより、室内機1から主ダクト1へ送られた調和空気が分流し、レリーフダクト9側へも流れるようになる。すなわち、室内機1からの調和空気がレリーフダクト9を通して天井裏チャンバに放出され、この放出された調和空気が天井裏チャンバから還気ダクト11を通して室内機1の空気の入口側に戻され、再循環されるようになる。
これにより、保護回路が働くことがない、室内機1の必要十分な風量が確保されるものとなる。すなわち、室内機1の必要十分な風量を確保しつつ、吹出口4−1からの風量を絞り、気流クレームや過冷房・過暖房に関するクレームに対処することが可能となる。
〔実施の形態3〕
実施の形態1では、主ダクトを直線ダクトとしたが、実施の形態3では主ダクトをループダクトとする。図3にこの主ダクトをループダクトとしたダクトシステムを示す。主ダクトをループダクトとした以外の構成は実施の形態1と同じであるのでその説明は省略する。
この実施の形態3のダクトシステムでは、フレキシブルダクト12を環状に繋げてループダクトとし、このループダクトを主ダクト13とし、この主ダクト13に室内機1からの調和空気を供給するようにしている。
また、フレキシブルダクト12同士を分岐ユニット14で接続し、この分岐ユニット14に分岐ダクト15を接続し、この分岐ダクト15を通して室内機1からの調和空気を吹出口4に導くようにしている。なお、分岐ダクト15も主ダクト13と同様、フレキシブルダクトを用いている。
例えば、分岐ダクト15−1について言うと、フレキシブルダクト12−1と12−2とを分岐ユニット14−1で接続し、この分岐ユニット14に分岐ダクト15−1を接続し、この分岐ダクト15−1を通して室内機1からの調和空気を吹出口4−1に導くようにしている。他の分岐ダクト15−2〜15−8についても同様である。
この実施の形態3では、主ダクト13をループダクトとしているので、静圧差が少なく、吹出ダンパ5の開度と風量の特性がリニアに近づく。また、実施の形態1と同様、吹出ダンパ5−1〜5−8とバイパスダンパ7を開度連動させるが、その時の風量特性もよくなり、室内機1の通過風量が安定する。
〔実施の形態4〕
実施の形態2では、主ダクトを直線ダクトとしたが、実施の形態4では主ダクトをループダクトとする。図4にこの主ダクトをループダクトとしたダクトシステムを示す。主ダクトをループダクトとした以外の構成は実施の形態2と同じであり、またループダクトとした主ダクトの構成は実施の形態3と同じであるので、その説明は省略する。
この実施の形態4でも、実施の形態3と同様、主ダクト13をループダクトとしているので、静圧差が少なく、吹出ダンパ5の開度と風量の特性がリニアに近づく。また、実施の形態2と同様、吹出ダンパ5−1〜5−8とバイパスダンパ7を開度連動させるが、その時の風量特性もよくなり、室内機1の通過風量が安定する。
〔実施の形態5〕
実施の形態1,3において、制御装置8Aは、ダンパネットワークNWを介して吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8を監視し、吹出ダンパ5−1〜5−8の平均開度θaveが最小開度θmin以下となった場合にバイパスダンパ7を開くようにするが、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8に基づいて室内機1の通風風量Vを推定し、この推定された通風風量Vが予め定められた下限値Vmin以下となった場合にバイパスダンパ7を開くようにしてもよい。
その具体例として、実施の形態5では、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8およびバイパスダンパ7の開度θbypから室内機1の通風風量Vを推定し、推定された通風風量Vが下限値Vmin以下になった場合には、バイパスダンパ7を開いて室内機1の通過風量を増やすようにし、推定された通風風量Vが下限値Vminを十分に上回る場合には、バイパスダンパ7を閉じてバイパス風量を減らすようにする。
〔実施の形態6〕
実施の形態2,4においても、実施の形態5と同様にして、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8に基づいて室内機1の通風風量Vを推定し、この推定された通風風量Vが予め定められた下限値Vmin以下となった場合にレリーフダンパ10を開くようにしてもよい。
その具体例として、実施の形態6では、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8およびレリーフダンパ10の開度θrelから室内機1の通風風量Vを推定し、推定された通風風量Vが下限値Vmin以下になった場合には、レリーフダンパ10を開いて室内機1の通過風量を増やすようにし、推定された通風風量Vが下限値Vminを十分に上回る場合には、レリーフダンパ10を閉じてレリーフ風量を減らすようにする。
なお、この実施の形態5,6において、室内機1の通風風量Vの推定は、次の(1)〜(3)の何れかのロジックで行うようにする。
(1)ダンパ開度と風量が比例すると仮定する。
(2)ファン特性やダクト抵抗から、ベルヌーイの定理を用いて推定する。
(3)施工後に、開度と風量との関係を測定実験して、その実験式から推定する。
〔実施の形態7〕
実施の形態7では、実施の形態1〜6の構成に除湿制御を組み合わせるようにする。図5に、実施の形態7の一例として、実施の形態1の構成に除湿制御を組み合わせた例を示す。
図5に示したダクトシステムでは、制御対象エリアAR1〜AR8に湿度センサ16−1〜16−8を設け、この湿度センサ16−1〜16−8によって検出される制御対象エリアAR1〜AR8にける湿度hpv1〜hpv8を制御装置8(8C)で監視する。
制御装置8Cは、例えば、制御対象エリアAR1〜AR8において検出された湿度hpv1〜hpv8のうち1つでも予め定められた除湿制御開始湿度hth以上となった場合に、バイパスダクト6に設けられているバイパスダンパ7を開く一方、分岐ダクト3−1〜3−8に設けられている吹出ダンパ5−1〜5−8を閉じて行く。これにより、制御対象エリアAR1〜AR8への送風が低温となり、送風量が減る。送風が低温になると、室内機1での除湿量が増えて、湿度の上昇が抑えられる。
なお、この例では、制御対象エリアAR1〜AR8において検出される湿度hpv1〜hpv8を監視するようにしたが、例えば制御対象エリアAR1〜AR8におけるリモコンからの除湿要求を制御装置8へ送るようにし、除湿要求があった場合に上述と同様にして除湿制御を行うようにしてもよい。
図6に実施の形態1および3における制御装置8(8A)の要部の機能ブロック図を示す。この制御装置8Aは、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8や平均開度θaveを取得する吹出口ダンパ開度取得部8A1と、予め定められている吹出ダンパ5の最小開度θminを記憶する最小開度記憶部8A2と、バイパスダンパ7の動作を制御するバイパスダンパ制御部8A3とを備えている。
バイパスダンパ制御部8A3は、吹出口ダンパ開度取得部8A1が取得した吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8や平均θaveおよび最小開度記憶部8A2に記憶されている最小開度θminを入力とし、平均開度θaveが最小開度θminを超えていればバイパスダンパ7を閉じ、平均開度θaveが最小開度θmin以下となればバイパスダンパ7を開く。
図7に実施の形態2および4における制御装置8(8B)の要部の機能ブロック図を示す。この制御装置8Bは、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8や平均開度θaveを取得する吹出口ダンパ開度取得部8B1と、予め定められている吹出ダンパ5の最小開度θminを記憶する最小開度記憶部8B2と、レリーフダンパ10の動作を制御するレリーフダンパ制御部8B3とを備えている。
レリーフダンパ制御部8B3は、吹出口ダンパ開度取得部8B1が取得した吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8や平均開度θaveおよび最小開度記憶部8B2に記憶されている最小開度θminを入力とし、平均開度θaveが最小開度θminを超えていればレリーフダンパ10を閉じ、平均開度θaveが最小開度θmin以下となるとレリーフダンパ10を開く。
図8に実施の形態5における制御装置8(8D)の要部の機能ブロック図を示す。この制御装置8Dは、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8およびバイパスダンパ7の開度θbypを取得するダンパ開度取得部8D1と、室内機1の通過風量Vを推定する通過風量推定部8D2と、室内機1の通過風量Vの下限値Vminを記憶する下限値記憶部8D3と、バイパスダンパ7の動作を制御するバイパスダンパ制御部8D4とを備えている。
通過風量推定部8D2は、ダンパ開度取得部8D1が取得した吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8およびバイパスダンパ7の開度θbypを入力とし、この吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8およびバイパスダンパ7の開度θbypから室内機1の通風風量Vを推定する。バイパスダンパ制御部8D4は、通過風量推定部8D2が推定した室内機1の通風風量Vおよび下限値記憶部8D3に記憶されている室内機1の通風風量Vの下限値Vminを入力とし、推定された通風風量Vが下限値Vmin以下になった場合には、バイパスダンパ7を開いて室内機1の通過風量を増やすようにし、推定された通風風量Vが下限値Vminを十分に上回る場合には、バイパスダンパ7を閉じてバイパス風量を減らすようにする。
図9に実施の形態6における制御装置8(8E)の要部の機能ブロック図を示す。この制御装置8Eは、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8およびレリーフダンパ10の開度を取得するダンパ開度取得部8E1と、室内機1の通過風量Vを推定する通過風量推定部8E2と、室内機1通過風量Vの下限値Vminを記憶する下限値記憶部8E3と、レリーフダンパ10の動作を制御するレリーフダンパ制御部8E4とを備えている。
通過風量推定部8E2は、ダンパ開度取得部8E1が取得した吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8およびレリーフダンパ10の開度θrelを入力とし、この吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8およびレリーフダンパ10の開度θrelから室内機1の通風風量Vを推定する。レリーフダンパ制御部8E4は、通過風量推定部8E2が推定した室内機1の通風風量Vおよび下限値記憶部8E3に記憶されている室内機1の通風風量Vの下限値Vminを入力とし、推定された通風風量Vが下限値Vmin以下になった場合には、レリーフダンパ10を開いて室内機1の通過風量を増やすようにし、推定された通風風量Vが下限値Vminを十分に上回る場合には、レリーフダンパ10を閉じてレリーフ風量を減らすようにする。
なお、上述した実施の形態1や3では、平均開度θaveが最小開度θmin以下となった状態を吹出ダンパ5の全体が絞り気味の状態になった状態と判断してバイパスダンパ7を開くようにしたが、最小開度θmin以下となった吹出ダンパ5の数が所定数以上となったときにバイパスダンパ7を開くようにしたり、吹出ダンパ5−1〜5−8の開度θ1〜θ8の平均値が所定値以下となったときにバイパスダンパ7を開くようにしたりするなどしてもよい。
また、上述した実施の形態1〜7では、吹出口4に対して1つの吹出ダンパ5が設けられているものとして説明したが、複数の吹出口4に対して1つの吹出ダンパ5が設けられるような例もある。この場合、その複数の吹出口4が調和空気を吹き出すエリアが制御対象エリアとなる。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、各実施の形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…室内機、2…主ダクト、3(3−1〜3−8)…分岐ダクト、4(4−1〜4−8)…吹出口、5(5−1〜5−8)…ダンパ(吹出ダンパ)、6…バイパスダクト、7…バイパスダンパ、8(8A〜8E)…制御装置、9…レリーフダクト、10…レリーフダンパ、11…還気ダクト、12(12−1〜12−9)…フレキシブルダクト、13…主ダクト、14(14−1〜14−8)…分岐ユニット、15(15−1〜15−8)…分岐ダクト、16(16−1〜16−8)…湿度センサ、NW…ダンパネットワーク、AR(AR1〜AR8)…制御対象エリア。

Claims (6)

  1. 調和された空気を主ダクトに供給する室内機と、
    前記主ダクトに供給された前記室内機からの調和空気を分岐する分岐ダクトと、
    前記分岐ダクトによって分岐された調和空気を制御対象エリアに吹き出す吹出口と、
    前記制御対象エリアに吹き出される調和空気の風量を調整するダンパと、
    前記主ダクトに供給された前記室内機からの調和空気を前記分岐ダクトとは別の経路へ分流する分流ダクトと、
    前記制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて、前記分岐ダクトに送られる前記室内機からの調和空気の量と前記分流ダクトに送られる前記室内機からの調和空気の量とを制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするダクトシステム。
  2. 請求項1に記載されたダクトシステムにおいて、
    前記分流ダクトは、
    前記室内機への空気の入口側と出口側とを連通させるバイパスダクトであり、
    前記制御手段は、
    前記バイパスダクトに設けられたバイパスダンパの動作を制御する
    ことを特徴とするダクトシステム。
  3. 請求項1に記載されたダクトシステムにおいて、
    前記分流ダクトは、
    前記室内機からの空気の出口側と天井裏チャンバとを連通させるレリーフダクトであり、
    前記制御手段は、
    前記レリーフダクトに設けられたレリーフダンパの動作を制御する
    ことを特徴とするダクトシステム。
  4. 請求項1に記載されたダクトシステムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて、そのダンパ全体が絞り気味の状態になったか否かを判断し、絞り気味の状態になったと判断した場合に、前記分流ダクトに設けられているダンパを開く
    ことを特徴とするダクトシステム。
  5. 請求項1に記載されたダクトシステムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記制御対象エリア毎のダンパの開度に基づいて前記室内機の通風風量を推定し、この推定された室内機の通風風量が予め定められた下限値以下となった場合に、前記分流ダクトに設けられているダンパを開く
    ことを特徴とするダクトシステム。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載されたダクトシステムにおいて、
    前記主ダクトは、
    環状に繋げられたループダクトである
    ことを特徴とするダクトシステム。
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