WO2020090003A1 - 展望用エレベーター - Google Patents

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隆行 番場
松本 恵治
卓也 大沢
寛典 金田
靖大 比氣
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Abstract

本発明は、車椅子後方の様子を確認し易く、しかも乗りかご内からの視界性を確保し、意匠性の優れた展望用エレベーターを提供することを目的とする。そのために本発明は以下の構成を備えている。一部が透明なガラスで構成された昇降路102と、昇降路102内を移動し、ドア201と対向する側の背面側板103aが透明なガラスで構成された乗りかご103と、乗りかご103を移動させる巻上機106とを備えている。記乗りかご103には背面側板103a側からドア102側に向かって撮影するカメラ204と、カメラ204で撮影された映像を背面側板103aに投影する映像表示装置205と、背面側板103aに設けられ、映像表示装置205から投影された映像を表示する透過性フィルムスクリーン207を備えた。

Description

展望用エレベーター
 本発明は、展望用エレベーターに関する。
 展望用エレベーターは乗りかごの側板および昇降路の一部を透明なガラス板等で構成し、乗りかごの外の景色を眺められるようにしている。
 エレベーターには車椅子対応のものがあるが、車椅子対応のエレベーターにおいては、車椅子利用者がエレベーターの乗りかごから降りる際、後ろ向きで降りる必要があることから、後方を確認する手段としてドアと対向する側の背面板に鏡が設置されている。車椅子利用者は、この鏡で後方を確認し、後ろ向きにて乗りかごから降りるようにしている。
 展望用エレベーターは全面がガラス板等で構成されているため、展望用エレベーターの特徴である視界を遮ってしまうことに加え、意匠性が低下することから、車椅子対応として鏡の設置が困難であった。
 これを解決するために、例えば特許文献1に記載の技術が提案されている。特許文献1には、乗りかごの天井板にテレビカメラを設置し、このテレビカメラで車椅子の後方を撮影し、撮影した結果をテレビモニターに表示するようにしている。テレビモニターはドアと対向する側の側板に設置されている。
特開平8-157155号公報
 車椅子対応のエレベーターの乗りかごに設置される鏡は、車椅子全体を写すだけの大きさが必要である。特許文献1に記載の技術においては、テレビモニターは、車椅子対応のエレベーターとして、通常設置される鏡の大きさより小さく、車椅子利用者の目線の高さに合わせて設置されており、車椅子後方の様子が小さくて確認し難いものであった。また、設置されるテレビモニターを大きくしようとすると、テレビモニターがドアと対向する側の視界を遮ることに加え、意匠性を低下させるものであり、展望用エレベーターの利点を損なうものであった。
 本発明の目的は上記課題を解決し、車椅子後方の様子を確認し易く、しかも乗りかご内からの視界性を確保し、意匠性の優れた展望用エレベーターを提供することにある。
 上記目的を達成するために本発明は、一部が透明なガラスで構成された昇降路と、前記昇降路内を移動し、ドアと対向する側の背面側板が透明なガラスで構成された乗りかごと、前記乗りかごを移動させる巻上機とを備えた展望用エレベーターであって、前記乗りかごには前記背面側板側から前記ドア側に向かって撮影するカメラと、前記カメラで撮影された映像を投影する映像表示装置と、前記背面側板に設けられ、前記映像表示装置から投影された映像を表示する透過性フィルムスクリーンを備えたことを特徴とする。
 また、本発明は一部が透明なガラスで構成された昇降路と、前記昇降路内を移動し、ドアと対向する側の背面側板が透明なガラスで構成された乗りかごと、前記乗りかごを移動させる巻上機とを備えた展望用エレベーターであって、前記乗りかごには前記背面側板側から前記ドア側に向かって撮影するカメラと、前記カメラで撮影された映像を投影する映像表示装置とを備え、前記背面側板には前記背面側板より反射率の高い塗装を施してスクリーン層を形成し、前記スクリーン層に前記映像表示装置から投影された映像を表示することを特徴とする。
 本発明によれば、車椅子後方の様子を確認し易く、しかも乗りかご内からの視界性を確保し、意匠性の優れた展望用エレベーターを提供することができる。
本発明に実施例に係る展望用エレベーターの全体概略図である。 本発明の実施例に係る乗りかご103の構成図である。 本発明の実施例に係る映像表示を実行する制御ブロック図である。 本発明の実施例に係る映像表示制御装置209の処理内容を示すフローチャートである。
 以下、本発明に係る展望用エレベーターの実施例を図面に基づいて説明する。本発明は以下の実施例に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例もその範囲に含むものである。
 図1は本発明に実施例に係る展望用エレベーターの全体概略図である。図1において、展望用エレベーター100は、機械室101と、昇降路102とを備えている。
 昇降路102内には、昇降路102内を上下方向に移動する乗りかご103と、乗りかご103と相対的に昇降路102内を上下方向に移動する釣合い錘104と、乗りかご103と釣合い錘104を接続するワイヤーロープ105が備えられている。乗りかご103の右側板103b、左側板103c、及び背面側板103aは、ガラスで形成されており、後述する昇降路102に配置されたガラスを通して外部の景観を見ることができる。
 機械室101には、ワイヤーロープ105を巻き上げて乗りかご103を上下方向に移動させる巻上機106と、ワイヤーロープ105の方向を転換するシーブ107と、巻上機106を制御する制御装置108が備えている。制御装置108は、各階のエレベーターホール109a、109b、109cに設置された呼出ホタン、乗りかご103に設置された行き先ホタンの入力に応じて所定の階に移動するように巻上機106を制御する。
 また、昇降路102には、各階のエレベーターホール109a、109b、109cに対応し、乗りかご103へ乗降を行う出入口110a、110b、110cが設置されている。昇降路102は外部の景観を見ることができるように一部が透明なガラスで形成されている。そして、乗りかご103の乗車した乗客はガラス板で構成された背面側板103a、右側板103b、左側板103c、及び昇降路102に配置されたガラスを通して外部の景観を見ることができる。
 さらに昇降路102のうち、出入口110a、110b、110cと対向する部分には、後述するフィルム111a、111b、111cが設けられている。
 次に乗りかご103の構成について図2を用いて説明する。図2は本発明の実施例に係る乗りかご103の構成図である。
 図2において、乗りかご103には、出入口110a、110b、110cと連通するドア201と、ドア201の開閉を制御するかご制御装置210と、車椅子利用者206が操作し易い位置に設置された車椅子用操作盤202と、車椅子用操作盤202に設置された行先階ボタン203が設置されている。図示はしないが、乗りかご103のドア201の近傍には、車椅子用操作盤202とは別に、行先階ボタンが設置されている。さらに乗りかご103には、乗りかご103内及びドア201側を撮影するカメラ204と、カメラ204で撮影した映像を出力表示する映像表示装置205と、ガラス製の背面側板103a上に貼り付けられた透過性フィルムスクリーン207と、音声を発生するスピーカー208と、カメラ204及び映像表示装置205を制御する映像表示制御装置209を備えている。図示はしないが、本実施例の乗りかご103は、ドア201側から見た右側板103b、左側板103c(図2の手前側及び奥側)もガラス製となっている。透過性フィルムスクリーン207が貼られるガラス製の背面側板103aはドア201と対向する位置、すなわちドア201から見て奥側であるガラス製の背面側板103aとなっている。非展望用であって車椅子対応のエレベーターの場合、ガラス製の背面側板103aの位置には、通常、鏡が設置されている。本実施例では、鏡に代えて透過性フィルムスクリーン207を設けている。ガラス製の背面側板103aは乗りかご103の天井から床に渡って設置され、透過性フィルムスクリーン207もガラス製の背面側板103aに合わせ、乗りかご103の天井から床に渡って設置される。
 車椅子利用者206が乗りかご103に乗車した際、カメラ204は車椅子利用者206と共に、車椅子利用者206の後方の様子を撮影し、映像データを映像表示装置205に送信する。映像表示装置205はプロジェクタであり、カメラ204で撮影した映像を透過性フィルムスクリーン207に表示する。車椅子利用者206は、乗りかご103から降車する際、透過性フィルムスクリーン207に表示された映像で自身の後方を確認し、降車する。透過性フィルムスクリーン207に表示された映像は、車椅子利用者206の上方から撮影した映像となるので、ドア201の奥側に設置された鏡に映るものとは異なるが、鏡に映るものに比べ、車椅子利用者206の後方の死角が減るので、安全性を向上することができる。
 カメラ204はガラス製の背面側板103a側からドア201側に向かって撮影する。カメラ204の設置位置は透過性フィルムスクリーン207側、すなわち、ドア201から見て奥側に寄せて設置している。ドア201から奥側に向かって中心線C1の位置で二分割し、ドア201側(手前側)をF領域、透過性フィルムスクリーン207側(奥側)をB領域とした時、本実施例においては、カメラ204をB領域に設置している。カメラ204にて車椅子利用者206及び車椅子利用者206の後方の様子を撮影する場合には、カメラ204の設置位置は車椅子利用者206より離れた方が好ましく、そのため本実施例においては、カメラ204をB領域に設置している。車椅子利用者206の後方の様子のみを撮影する場合には、F領域に設置するようにしても良い。さらに、カメラ204の設置にあたっては、撮影する向きやレンズの画角を調整し、撮影する映像に透過性フィルムスクリーン207が映らないようにするのが好ましい。
 また、映像表示装置205は透過性フィルムスクリーン207全体に映像を写すために、透過性フィルムスクリーン207から距離を離したF領域に設置するのが好ましい。
 本実施例に用いている透過性フィルムスクリーン207について説明する。一般的に、透過性フィルムスクリーン207は前側から投影するもの(フロントプロジェクションスクリーン)と、後側から投影するもの(リアプロジェクションスクリーン)とがあるが、本実施例では前側から投影するものを用いている。
 本実施例の透過性フィルムスクリーン207は、光透過性と光拡散性を備えたものである。光拡散性を備えるために、本実施例では例えばポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル樹脂、ポリメチルメタタリレート等のアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂等の架橋樹脂ビーズ、ガラスビーズ、シリコン系ビーズ等からなる光拡散材を透過性フィルムスクリーン207に含有している。この光拡散材により、本実施例の透過性フィルムスクリーン207は、ガラス製の背面側板103aより反射率が高くなっている。そして、映像表示装置205から透過性フィルムスクリーン207に向けて投影した映像が反射し、車椅子利用者206が映像を視認することできる。
 本実施例ではガラス製の背面側板103aに透過性フィルムスクリーン207を貼り付けるようにしているが、例えば、ガラス製の背面側板103aに、ガラス製の背面側板103aの反射率より高い塗装を施してスクリーン層を形成するようにしても良い。スクリーン層の形成にあたっては、アクリル塗料に光拡散材を配合し、これをスプレーガンで吹き付けて形成する。本実施例によれば、ガラス製の背面側板103a(ガラス)が曲面で形成されていても、スクリーン層を容易に形成することができる。
 さらには、本実施例においては、透過性フィルムスクリーン207に代えて、フィルムに通電させ、通電の入切により、白濁化した状態と透明な状態を切換える機能性液晶フィルムを用いるようにしても良い。機能性液晶フィルムは、通電されると透明な状態に変化し、通電が遮断されると白濁化した状態となる。この原理を利用し、通電が遮断され白濁化した状態の時に、カメラ204で撮影した映像を映像表示装置205から投影するようにする。白濁化した状態のフィルムは、ガラス製の背面側板103aより透過率が低い状態にある。
 本実施例によれば、白濁化したフィルムに投影するようにしているので、投影された映像をより鮮明に視認することができる。また、通電時は透明性が確保されるので、乗りかご103からの視界性を確保することができる。
 展望用エレベーターでは、昇降路102の一部もガラスで構成されているため、外乱光が昇降路102のガラス部分を通して乗りかご103に侵入する。外乱光の影響により、透過性フィルムスクリーン207に向けて投影した映像が見え難くなる可能性がある。そこで、本実施例では昇降路102のガラス部分に、ガラスより反射率もしくは透過率が低いフィルム111a,111b,111cを設けている(貼り付けている)。このフィルムは、透過性フィルムスクリーン207と同じものでもよく、異なるものでも良い。透過性フィルムスクリーン207と同じもの用いる場合には、外乱光が外に向けて反射するようにして昇降路102のガラス部分に貼り付けるようにすると良い。また、外乱光を抑制する手段としては、フィルムを貼り付けることに代えて、アクリル塗料に光拡散材を配合し、これをスプレーガンで吹き付けて形成するようにしても良い。
 次に透過性フィルムスクリーン207に映像を写すための動作について図3及び図4を用いて説明する。図3は本発明の実施例に係る映像表示を実行する制御ブロック図であり、図4は本発明の実施例に係る映像表示制御装置209の処理内容を示すフローチャートである。
 各階のエレベーターホール109a、109b、109cから呼び出しを受け、乗りかご103は呼び出しを受けたエレベーターホールに移動する。到着後、乗りかご103はドア201を開け、乗客を乗車させる。乗りかご103は、ドア201近傍の行先階ボタン、もしくは車椅子用操作盤202に設置された行先階ボタン203からの入力に応じて指定された階へ移動する。この際、車椅子用操作盤202に設置された行先階ボタン203から行先階が入力された場合には、入力された行先階の情報がかご制御装置210より映像表示制御装置209へ送られ、映像表示制御装置209は入力された行先階の情報を記憶する。
 乗りかごの位置情報は制御装置108よりかご制御装置210へ送られ、かご制御装置210より映像表示制御装置209へと送られる。映像表示制御装置209は行先階に到着したことを検出する(ステップS401)と、車椅子用操作盤202の行先階ボタン203から入力された階か否か判断する(ステップS402)。ステップS402において、車椅子用操作盤202の行先階ボタン203から入力された階で無い場合(No)には、処理を終了する。
 ステップS402において、映像表示制御装置209は、車椅子用操作盤202の行先階ボタン203から入力された階である場合(Yes)、カメラ204を起動し、乗りかご103内の撮影を開始する(ステップS403)。
 次に映像表示制御装置209は、映像表示装置205を起動し、カメラ204で撮影した映像を透過性フィルムスクリーン207へ投影する(ステップS404)。カメラ204で撮影した映像を透過性フィルムスクリーン207へ投影する時とほぼ同時に、乗りかご103のドア201が開く。乗りかご103のドア201の開閉の指令は、かご制御装置210が行う。映像表示制御装置209は、車椅子用操作盤202からの入力された階に到着した時にカメラ204及び映像表示装置205を起動するようにしている。
 次に映像表示制御装置209は、スピーカー208等の報知手段を起動し、乗りかご103の同乗者に対して透過性フィルムスクリーン207が設置されているガラス製の背面側板103aの前に立たないよう音声による報知を行う(ステップS405)。報知手段としては、スピーカー208による音声以外にも、たとえば、乗りかご103のドア側に表示装置を設け、その表示装置に文字を表示し、報知するようにしても良い。
 次に映像表示制御装置209は、乗りかご103のドア201が閉まったか否か判断する(ステップS406)。ドア201が閉まっていない場合(No)、カメラ204の撮影、映像表示装置205による投影を継続する。ドア201が閉まった場合(Yes)、映像表示制御装置209はスピーカー208による音声での報知、表示装置による文字での報知を終了させる(ステップS407)。
 続いて、映像表示制御装置209は映像表示装置205による投影を終了させ(ステップS408)、さらにはカメラ204での撮影を終了させる(ステップS409)。映像表示制御装置209は、ドア201が閉じた時に、カメラ204及び映像表示装置205を停止するようにしている。
 上記のフローにおいて、機能性液晶フィルムを用いた場合には、ステップS403における乗りかご103内の撮影開始時に、機能性液晶フィルムへの通電を遮断し、透明の状態から白濁化した状態へと切り換えるようにすると良い。また、ステップS408における映像表示装置205による投影を終了時に、機能性液晶フィルムへ通電し、白濁化した状態から透明の状態に切り換えるようにすると良い。
 本実施例によれば、車椅子後方の様子を確認し易く、しかも乗りかご内からの視界性を確保し、意匠性の優れた展望用エレベーターを提供することができる。
 なお、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、例えば機械室無しエレベーター等、様々な変形例が含まれる。上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。
100…展望用エレベーター、101…機械室、102…昇降路、103…乗りかご、103a…背面側板、103b…右側板、103c…左側板、104…釣合い錘、105…ワイヤーロープ、106…巻上機、107…シーブ、108…制御装置、109a,109b,109c…エレベーターホール、110a,110b,110c…出入口、111a,111b,111c…フィルム、201…ドア、202…車椅子用操作盤、203…行先階ボタン、204…カメラ、205…映像表示装置、206…車椅子利用者、207…透過性フィルムスクリーン、208…スピーカー、209…映像表示制御装置、210…かご制御装置

Claims (9)

  1.  一部が透明なガラスで構成された昇降路と、前記昇降路内を移動し、ドアと対向する側の背面側板が透明なガラスで構成された乗りかごと、前記乗りかごを移動させる巻上機とを備えた展望用エレベーターであって、
     前記乗りかごには前記背面側板側から前記ドア側に向かって撮影するカメラと、前記カメラで撮影された映像を投影する映像表示装置と、前記背面側板に設けられ、前記映像表示装置から投影された映像を表示する透過性フィルムスクリーンを備えたことを特徴とする展望用エレベーター。
  2.  請求項1において、
    前記透過性フィルムスクリーンの反射率は、前記背面側板の反射率より高いことを特徴とする展望用エレベーター。
  3.  請求項1において、
     前記透過性フィルムスクリーンに代えて機能性液晶フィルムを備え、
    前記機能性液晶フィルムは、透明な状態と、白濁化した状態とを備え、
    前記白濁化した状態において前記映像表示装置から投影された映像を表示することを特徴とする展望用エレベーター。
  4.  請求項3において、
     前記機能性液晶フィルムは、前記機能性液晶フィルムへ通電された時に透明な状態となり、前記機能性液晶フィルムへの通電が遮断された時に白濁化された状態となることを特徴とする展望用エレベーター。
  5.  一部が透明なガラスで構成された昇降路と、前記昇降路内を移動し、ドアと対向する側の背面側板が透明なガラスで構成された乗りかごと、前記乗りかごを移動させる巻上機とを備えた展望用エレベーターであって、
     前記乗りかごには前記背面側板側から前記ドア側に向かって撮影するカメラと、前記カメラで撮影された映像を投影する映像表示装置とを備え、前記背面側板には前記背面側板より反射率の高い塗装を施してスクリーン層を形成し、前記スクリーン層に前記映像表示装置から投影された映像を表示することを特徴とする展望用エレベーター。
  6.  請求項5において、
     前記スクリーン層は、アクリル塗料に光拡散材を配合した塗料であることを特徴とする展望用エレベーター。
  7.  請求項1または5において、
    前記昇降路を構成するガラスには、前記昇降路を構成するガラスより透過率が低いフィルムを設けたことを特徴とする展望用エレベーター。
  8.  請求項1または5において、
    前記カメラと前記映像表示装置を制御する映像表示制御装置と、行先階を入力する車椅子用操作盤とを備え、
    前記映像表示制御装置は、前記車椅子用操作盤からの入力された階に到着した時に前記カメラ及び前記映像表示装置を起動するようにしたことを特徴とする展望用エレベーター。
  9.  請求項8において、
    前記映像表示制御装置は、前記ドアが閉じた時に、前記カメラ及び前記映像表示装置を停止するようにしたことを特徴とする展望用エレベーター。
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