WO2020012552A1 - 車両の制御装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
車両の制御装置は、カメラから取得した車両周辺画像を用いて、自車が駐車可能な駐車スペースの候補である駐車スペース候補を検出する駐車スペース候補検出部と、車両周辺画像を用いて、駐車スペース候補の周辺に位置する他車駐車スペースに駐車される他車が他車駐車スペースから出庫する際の出庫経路を検出する出庫経路検出部と、駐車スペース候補検出部によって検出された駐車スペース候補ごとに、出庫経路検出部によって検出された出庫経路と重複するか否かを判定することによって、駐車スペース候補を、出庫経路と重複する迷惑駐車スペースと、出庫経路との重複が回避される非迷惑駐車スペースとのいずれかに分類する迷惑駐車判定を行う迷惑駐車判定部と、を備えて構成される。
Description
本発明は、自車が駐車可能な駐車スペースの候補である駐車スペース候補ごとに迷惑駐車判定を行うように構成された車両の制御装置および制御方法に関する。
従来において、車両の駐車を支援する駐車支援装置として、以下のように構成される駐車支援装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1に記載の駐車支援装置は、障害物検出部、空きスペース判定部および駐車スペース判定部を備えて構成される。障害物検出部は、車両周辺において当該車両を駐車する際に障害となる複数種類の障害物を検出する。空きスペース判定部は、障害物検出部の検出結果に基づいて車両周辺の空きスペースを検出する。駐車スペース判定部は、空きスペース判定部によって検出された空きスペースに車両の駐車スペースがあるか否かを判定する。
ここで、上述の駐車支援装置は、自動車以外の種類の障害物を検出し、空きスペース内の、その障害物が存在しないスペースを自車の駐車スペースとして決定するように構成される。しかしながら、上述の駐車支援装置では、自車の駐車スペースが決定される際に、駐車スペースの周辺に既に駐車されている他車の駐車位置が考慮されていない。
したがって、上述の駐車支援装置によって決定された駐車スペースに自車が駐車された場合、この駐車スペースの周辺に位置する駐車スペースに既に駐車されている他車は、この自車が邪魔で駐車スペースから出庫できない可能性がある。
つまり、自車の駐車位置によっては、自車の駐車は、他車の迷惑になる駐車となる可能性がある。以下、他車の迷惑になる駐車を「迷惑駐車」と称す。そこで、自車の駐車スペースが迷惑駐車を生じさせる駐車スペースとなるか否かを特定することを可能にする技術が求められる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、自車の駐車スペースが迷惑駐車を生じさせる駐車スペースとなるか否かを確認することのできる車両の制御装置および制御方法を得ることを目的とする。
本発明における車両の制御装置は、カメラから取得した車両周辺画像を用いて、自車が駐車可能な駐車スペースの候補である駐車スペース候補を検出する駐車スペース候補検出部と、車両周辺画像を用いて、駐車スペース候補の周辺に位置する他車駐車スペースに駐車される他車が他車駐車スペースから出庫する際の出庫経路を検出する出庫経路検出部と、駐車スペース候補検出部によって検出された駐車スペース候補ごとに、出庫経路検出部によって検出された出庫経路と重複するか否かを判定することによって、駐車スペース候補を、出庫経路と重複する迷惑駐車スペースと、出庫経路との重複が回避される非迷惑駐車スペースとのいずれかに分類する迷惑駐車判定を行う迷惑駐車判定部と、を備えたものである。
本発明における車両の制御方法は、車両周辺画像を用いて、自車が駐車可能な駐車スペースの候補である駐車スペース候補を検出するステップと、車両周辺画像を用いて、駐車スペース候補の周辺に位置する他車駐車スペースに駐車される他車が他車駐車スペースから出庫する際の出庫経路を検出するステップと、検出された駐車スペース候補ごとに、検出された出庫経路と重複するか否かを判定することによって、駐車スペース候補を、出庫経路と重複する迷惑駐車スペースと、出庫経路との重複が回避される非迷惑駐車スペースとのいずれかに分類する迷惑駐車判定を行うステップと、を備えたものである。
本発明によれば、自車の駐車スペースが迷惑駐車を生じさせる駐車スペースとなるか否かを確認することのできる車両の制御装置および制御方法を得ることができる。
以下、本発明による車両の制御装置および制御方法を、好適な実施の形態にしたがって図面を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一部分または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における車両の制御装置2を備えた車両システムの構成を示すブロック図である。図1に示す車両システムは、カメラ1、車両の制御装置2および報知装置3を備える。
図1は、本発明の実施の形態1における車両の制御装置2を備えた車両システムの構成を示すブロック図である。図1に示す車両システムは、カメラ1、車両の制御装置2および報知装置3を備える。
カメラ1は、車両の周辺を撮像可能なように車両に搭載される。カメラ1は、車両の周辺を撮像し、その撮像結果を車両周辺画像として制御装置2に出力する。
制御装置2は、駐車スペース候補検出部21、出庫経路検出部22、迷惑駐車判定部23および車両制御部24を備える。
駐車スペース候補検出部21は、カメラ1から取得した車両周辺画像を用いて、自車が駐車可能な駐車スペースの候補である駐車スペース候補を検出する。
出庫経路検出部22は、カメラ1から取得した車両周辺画像を用いて、駐車スペース候補検出部21によって検出される駐車スペース候補の周辺に位置する他車駐車スペースに駐車される他車がその他車駐車スペースから出庫する際の出庫経路を検出する。
迷惑駐車判定部23は、駐車スペース候補検出部21によって検出される駐車スペース候補ごとに迷惑駐車判定を行う。すなわち、迷惑駐車判定部23は、迷惑駐車判定において、駐車スペース候補を、迷惑駐車を生じさせる駐車スペースと、迷惑駐車を生じさせない駐車スペースとのいずれかに分類する。以下、迷惑駐車を生じさせる駐車スペースを「迷惑駐車スペース」と称し、迷惑駐車を生じさせない駐車スペースを「非迷惑駐車スペース」と称す。
迷惑駐車判定部23は、迷惑駐車判定の結果として非迷惑駐車スペースに分類された駐車スペース候補を、自車を駐車させる自車駐車スペースとして特定する。迷惑駐車判定部23は、後述する報知装置3によって、迷惑駐車判定の結果を報知する。
車両制御部24は、迷惑駐車判定部23によって特定された自車駐車スペースに自車を駐車させる制御を行う。
報知装置3は、迷惑駐車判定部23による制御に従って、迷惑駐車判定の結果を視覚的あるいは聴覚的に報知する。報知装置3が報知する方法としては、例えば、音によるメッセージを発する方法、アラームによる警告を行う方法、カーナビゲーション等の画面に表示を行う方法などが挙げられる。
なお、カメラ1だけでなく、ソナー、ミリ波レーダ等のセンサも併せて用いられてもよい。このようなセンサが他車を検出することによって、周辺の空きスペース、他車のサイズ、他車が駐車する位置、他車の出庫方向などの情報を検出することが可能となる。
次に、制御装置2の動作について、図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態1における車両の制御装置2の動作を示すフローチャートである。
ステップS101において、駐車スペース候補検出部21は、カメラ1から取得した車両周辺画像に基づいて、駐車スペース候補を検出する。その後、処理がステップS102へと進む。
ここで、駐車スペース候補検出部21が駐車スペース候補を検出する方法の例について説明する。駐車スペース候補検出部21には、自車の車両サイズが予め記憶される。車両サイズは、車両の幅である車幅と、車両の長さである車長とを含む。
駐車スペース候補検出部21は、カメラ1から取得した車両周辺画像を用いて、自車の車両サイズ、すなわち自車の車幅および車長から規定される長方形のサイズよりも広い空きスペースを検出する。駐車スペース候補検出部21は、検出した空きスペース内において、自車の車両サイズから、自車が駐車可能な駐車スペースの候補を決定する。これにより、駐車スペース候補検出部21は、駐車スペース候補の検出が可能となる。
より具体的には、駐車スペース候補検出部21は、駐車スペースの枠線が存在する場合には、その枠線を検出し、その枠線で区画されるスペースに自車が駐車可能であれば、そのスペースを駐車スペース候補とする。一方、駐車スペース候補検出部21は、駐車スペースの枠線が存在しない場合には、駐車している車両間のスペースを検出し、そのスペースに自車が駐車可能であれば、そのスペースを駐車スペース候補とする。
ステップS102において、出庫経路検出部22は、カメラ1から取得した車両周辺画像に基づいて、他車の出庫経路を検出する。その後、処理がステップS103へと進む。
ここで、出庫経路検出部22が他車の出庫経路を検出する方法の例について説明する。出庫経路検出部22は、駐車スペース候補検出部21によって検出される駐車スペース候補の周辺、例えば駐車スペース候補から5mの範囲に既に駐車されている他車を、車両周辺画像を用いて検出する。
出庫経路検出部22は、検出した他車の車両情報も、車両周辺画像を用いて検出する。他車の車両情報は、他車が駐車する位置と、他車の車両サイズと、他車の出庫方向とを含む。他車の出庫方向は、他車が他車駐車スペースから出庫する際に移動する方向である。
より具体的には、一例として、出庫経路検出部22は、検出した他車の車両サイズを、予め記憶されるデータベースから取り出す。別例として、出庫経路検出部22は、検出した他車の画像から、その他車の車両サイズを算出する。また、出庫経路検出部22は、検出した他車の画像から、その他車が駐車する位置を特定する。さらに、出庫経路検出部22は、検出した他車の画像から、その他車が前向きに駐車しているか後向きに駐車しているかを判断することによって、その他車の出庫方向を特定する。
出庫経路検出部22は、他車の車両サイズから規定される長方形の長辺を、他車の出庫方向に延長させることによって得られる仮想延長線間の領域を、他車の出庫経路として検出する。これにより、出庫経路検出部22は、他車の出庫経路の検出が可能となる。
ステップS103において、迷惑駐車判定部23は、ステップS102で検出した他車の出庫経路を用いて、ステップS101で検出した駐車スペース候補ごとに迷惑駐車判定を行う。その後、処理がステップS104へと進む。
ここで、迷惑駐車判定部23が行う迷惑駐車判定について説明する。迷惑駐車判定部23は、駐車スペース候補検出部21によって検出される駐車スペース候補ごとに、出庫経路検出部22によって検出される出庫経路と重複するか否かを判定する。
他車の出庫経路と重複する駐車スペース候補に自車が駐車されれば、他車は、この自車が邪魔で他車駐車スペースから出庫できないと考えられる。一方、他車の出庫経路と重複しない駐車スペース候補に自車が駐車されれば、他車は、この自車に影響することなく、駐車スペースから出庫できると考えられる。
そこで、迷惑駐車判定部23は、上述の判定を参照して、出庫経路と重複する駐車スペース候補を迷惑駐車スペースに分類し、出庫経路と重複しない駐車スペース候補を非迷惑駐車スペースに分類する。
このように、迷惑駐車判定部23は、駐車スペース候補ごとに、出庫経路と重複するか否かを判定することによって、駐車スペース候補を、出庫経路と重複する迷惑駐車スペースと、出庫経路との重複が回避される非迷惑駐車スペースとのいずれかに分類する迷惑駐車判定を行う。
ステップS104において、迷惑駐車判定部23は、ステップS103で行われた迷惑駐車判定の結果、「非迷惑駐車スペース」に分類された駐車スペース候補が存在するか否かを判定する。
ステップS104において、「非迷惑駐車スペース」に分類された駐車スペース候補が存在すると判定された場合には、処理がステップS105へと進む。一方、ステップS104において、「非迷惑駐車スペース」に分類された駐車スペース候補が存在しないと判定された場合には、処理がステップS108へと進む。
ステップS105において、迷惑駐車判定部23は、「非迷惑駐車スペース」に分類された駐車スペース候補を、自車駐車スペースとして特定する。その後、処理がステップS106へと進む。
ステップS106において、迷惑駐車判定部23は、報知装置3を制御することで、迷惑駐車判定の結果を報知する。その後、処理がステップS107へと進む。
ステップS107において、車両制御部24は、ステップS105で特定した自車駐車スペースに自車を駐車させる制御を行う。その後、処理が終了となる。
ステップS108において、迷惑駐車判定部23は、報知装置3を制御することで、迷惑駐車判定の結果を報知する。つまり、全ての駐車スペース候補が迷惑駐車スペースであることが報知されることとなる。
この場合、駐車スペース候補検出部21は、自車が駐車可能な別の駐車スペース候補を検出するために、自車を現在地から別の場所に移動させる。その後、処理が終了となる。駐車スペース候補検出部21は、自車が現在地から別の場所に移動した後、駐車スペース候補を再度検出することとなる。
次に、制御装置2の具体的な動作例について、図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態1における車両の制御装置2の動作の一例を説明するための模式図である。なお、図3では、壁Wに対して真っ直ぐに後向きに駐車する他車Vbと、壁Wに対して斜めに前向きに駐車する他車Vcとが存在する状況が例示されている。
自車Vaには上述した車両システムが搭載される。自車Vaに搭載される制御装置2の駐車スペース候補検出部21は、カメラ1から取得した車両周辺画像を用いて、自車Vaの車両サイズから規定される長方形Va1のサイズよりも広い空きスペースを検出する。
より具体的には、駐車スペース候補検出部21は、カメラ1から取得した車両周辺画像を用いて、他車Vb、他車Vcおよび壁Wを検出する。また、駐車スペース候補検出部21は、検出した他車Vbの駐車位置および車両サイズと、検出した他車Vcの駐車位置および車両サイズとを、車両周辺画像を用いて検出する。
続いて、駐車スペース候補検出部21は、壁Wに対して真っ直ぐに駐車する他車Vbの車両サイズから規定される長方形Vb1の長辺の長さを用いて、駐車不可スペースを決定する。図3では、他車Vbの周囲の網掛けの部分が、この駐車不可スペースに相当する。より具体的には、駐車スペース候補検出部21は、他車Vbのドアが開いて他車Vbから乗員が出ることが可能な程度の幅から、網掛け部分の算出を行う。
駐車スペース候補検出部21は、壁Wに対して斜めに駐車する他車Vcの車両サイズから規定される長方形Vc1の長辺と壁Wとがなす角度θを算出する。駐車スペース候補検出部21は、算出した角度θと、長方形Vc1の長辺および短辺の各長さとを用いて、駐車不可スペースを決定する。図3では、他車Vcの周囲の網掛けの部分が、この駐車不可スペースに相当する。より具体的には、駐車スペース候補検出部21は、トップビュー画像を用いて角度θを算出し、その後、長方形Vc1の角から壁Wに向けて垂線を下す処理を行うことによっての網掛け部分の算出を行う。
駐車スペース候補検出部21は、上述した駐車不可スペースを除外して、長方形Va1のサイズよりも広い空きスペースを検出する。
駐車スペース候補検出部21は、検出した空きスペース内において、自車の車両サイズから、自車が駐車可能な駐車スペースの候補として、駐車スペース候補Sa、駐車スペース候補Sbおよび駐車スペース候補Scを決定する。つまり、図3に示す状況では、駐車スペース候補検出部21は、3つの駐車スペース候補Sa~Scを検出する。
出庫経路検出部22は、他車Vbの車両情報と、他車Vcの車両情報とを、車両周辺画像を用いて検出する。
出庫経路検出部22は、他車Vbの車両サイズから規定される長方形Vb1の長辺を、他車Vbの出庫方向に延長させることによって得られる仮想延長線間の領域を、他車Vbの出庫経路Vb2として検出する。図3では、後向きに駐車する他車Vbの前方の方向が、出庫方向である。より具体的には、他車Vbの後方でなく、他車Vbの前方がカメラ1によって撮影されるので、出庫経路検出部22は、後向きに駐車していると判断した他車Vbの前方の方向を、他車Vbの出庫方向として特定する。
同様に、出庫経路検出部22は、他車Vcの車両サイズから規定される長方形Vc1の長辺を、他車Vcの出庫方向に延長させることによって得られる仮想延長線間の領域を、他車Vcの出庫経路Vc2として検出する。図3では、前向きに駐車する他車Vcの後方の方向が、出庫方向である。より具体的には、他車Vcの前方でなく、他車Vcの後方がカメラ1によって撮影されるので、出庫経路検出部22は、前向きに駐車していると判断した他車Vcの後方の方向を、他車Vcの出庫方向として特定する。
迷惑駐車判定部23は、駐車スペース候補Sa~Scのそれぞれについて、出庫経路検出部22によって検出される出庫経路Vb2と重複するか否かを判定する。この場合、図3に示すように、駐車スペース候補Sa~Scのいずれも出庫経路Vb2と重複しないと判定される。
同様に、迷惑駐車判定部23は、駐車スペース候補Sa~Scのそれぞれについて、出庫経路検出部22によって検出される出庫経路Vc2と重複するか否かを判定する。この場合、図3に示すように、駐車スペース候補Saが出庫経路Vc2と重複しないと判定される一方、駐車スペース候補SbおよびScの両方が出庫経路Vc2と重複すると判定される。
したがって、図3に示す状況では、迷惑駐車判定部23は、上述の判定を参照して、他車の出庫経路と重複する駐車スペース候補SbおよびScを迷惑駐車スペースに分類する。つまり、図3から分かるように、駐車スペース候補SbおよびScへの自車Vaの駐車は、他車Vcに対して迷惑駐車になる。
また、迷惑駐車判定部23は、他車の出庫経路と重複しない駐車スペース候補Saを非迷惑駐車スペースに分類する。つまり、図3から分かるように、駐車スペース候補Saへの自車Vaの駐車は、他車Vbおよび他車Vcのいずれに対しても迷惑駐車にならない。
このように、自車Vaに搭載される制御装置2は、自車Vaが駐車可能な駐車スペース候補Sa~Scを検出した場合、検出した他車VbおよびVcのそれぞれの出庫経路Vb2およびVc2を用いて、駐車スペース候補Sa~Scごとに迷惑駐車判定を行う。
迷惑駐車判定部23は、非迷惑駐車スペースに分類された駐車スペース候補Saを、自車駐車スペースとして特定する。車両制御部24は、自車駐車スペースとして特定した駐車スペース候補Saに自車Vaを駐車させる制御を行う。また、迷惑駐車判定部23は、報知装置3を制御することによって迷惑駐車判定の結果を報知する。具体的には、例えば、迷惑駐車判定部23は、「駐車スペース候補SbおよびScへの自車の駐車が迷惑駐車になり、駐車スペース候補Saへの自車の駐車が迷惑駐車になりません」といった内容の音声メッセージを発生させる。
なお、上記の実施の形態1において、車両の制御装置2は、例えば、処理回路によって実現される。処理回路は、例えば、プロセッサとメモリとを備えて構成される。制御装置2を構成する図1に記載された各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、または、それらの組み合わせにより実現される。なお、ソフトウェアおよびファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリに格納される。プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置2の各部の機能を実現する。
以上、本実施の形態1によれば、車両の制御装置は、車両周辺画像を用いて、自車が駐車可能な駐車スペース候補を検出し、車両周辺画像を用いて、駐車スペース候補の周辺に位置する他車駐車スペースに駐車される他車が他車駐車スペースから出庫する際の出庫経路を検出するように構成される。また、車両の制御装置は、検出された駐車スペース候補ごとに、検出された出庫経路と重複するか否かを判定することによって、駐車スペース候補を、出庫経路と重複する迷惑駐車スペースと、出庫経路との重複が回避される非迷惑駐車スペースとのいずれかに分類する迷惑駐車判定を行うようにさらに構成される。
これにより、自車の駐車スペースが迷惑駐車を生じさせる駐車スペースとなるか否かを確認することができる。また、この特定結果の報知を行ったり、この特定結果に従って駐車スペースに自車を駐車させる制御を行ったりすることで、他車に対する迷惑駐車を抑制することができる。
1 カメラ、2 車両の制御装置、21 駐車スペース候補検出部、22 出庫経路検出部、23 迷惑駐車判定部、24 車両制御部、3 報知装置。
Claims (6)
- カメラから取得した車両周辺画像を用いて、自車が駐車可能な駐車スペースの候補である駐車スペース候補を検出する駐車スペース候補検出部と、
前記車両周辺画像を用いて、前記駐車スペース候補の周辺に位置する他車駐車スペースに駐車される他車が前記他車駐車スペースから出庫する際の出庫経路を検出する出庫経路検出部と、
前記駐車スペース候補検出部によって検出された前記駐車スペース候補ごとに、前記出庫経路検出部によって検出された前記出庫経路と重複するか否かを判定することによって、前記駐車スペース候補を、前記出庫経路と重複する迷惑駐車スペースと、前記出庫経路との重複が回避される非迷惑駐車スペースとのいずれかに分類する迷惑駐車判定を行う迷惑駐車判定部と、
を備えた車両の制御装置。 - 前記出庫経路検出部は、前記他車の車両サイズから規定される長方形の長辺を、前記他車の出庫方向に延長させることによって得られる仮想延長線間の領域を、前記出庫経路として検出する
請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記迷惑駐車判定部は、前記迷惑駐車判定の結果として前記非迷惑駐車スペースに分類された前記駐車スペース候補を、前記自車を駐車させる自車駐車スペースとして特定する
請求項1または2に記載の車両の制御装置。 - 前記迷惑駐車判定部によって特定された前記自車駐車スペースに前記自車を駐車させる制御を行う車両制御部をさらに備えた
請求項3に記載の車両の制御装置。 - 前記迷惑駐車判定部は、前記迷惑駐車判定の結果を報知する
請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。 - 車両周辺画像を用いて、自車が駐車可能な駐車スペースの候補である駐車スペース候補を検出するステップと、
前記車両周辺画像を用いて、前記駐車スペース候補の周辺に位置する他車駐車スペースに駐車される他車が前記他車駐車スペースから出庫する際の出庫経路を検出するステップと、
検出された前記駐車スペース候補ごとに、検出された前記出庫経路と重複するか否かを判定することによって、前記駐車スペース候補を、前記出庫経路と重複する迷惑駐車スペースと、前記出庫経路との重複が回避される非迷惑駐車スペースとのいずれかに分類する迷惑駐車判定を行うステップと、
を備えた車両の制御方法。
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